JPH11104832A - 自動溶接機における開先検出方法 - Google Patents

自動溶接機における開先検出方法

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JPH11104832A
JPH11104832A JP26392297A JP26392297A JPH11104832A JP H11104832 A JPH11104832 A JP H11104832A JP 26392297 A JP26392297 A JP 26392297A JP 26392297 A JP26392297 A JP 26392297A JP H11104832 A JPH11104832 A JP H11104832A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】短時間で開先の3次元検出が行えるようにした
自動溶接機における開先検出方法を提供する。 【解決手段】ワークの溶接開始位置側で、レーザ変位計
をワークを構成する一方の母材に向け、レーザ変位計に
よる検出を行ないながら母材が検出されるまで移動さ
せ、レーザ変位計の出力が所定の値になったとき、レー
ザ変位計を所定の角度回転させて他方の母材に向け、レ
ーザ変位計による検出を行ないながら母材が検出される
まで移動させ、レーザ変位計の出力が所定の値になった
とき、空間3軸におけるその位置の座標を記憶するとと
もに、レーザ変位計をワークの溶接終了位置側へ所定の
距離移動させ、レーザ変位計を前記一方の母材に向けて
所定の角度回転させるとともに、レーザ変位計を前記他
方の母材に沿って移動させ、レーザ変位計の出力が所定
の値になったとき、空間3軸におけるその位置の座標を
記憶して、記憶された各座標位置から開先の3次元位置
を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接ロボッ
トを用い、予め定められた作業内容を再生動作するよう
にした自動溶接機における開先検出方法にかかり、特
に、溶接線の3次元位置を検出し、予め教示された溶接
線を補正するの好適な開先検出方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】予め定められた作業内容を再生動作する
ようにした自動溶接機における溶接作業において、良好
な溶接結果を得るためには、溶接トーチをワークの開先
位置に正確に位置決めして溶接を行うことが必要であ
る。しかし、溶接するワークの寸法のバラツキ、あるい
は自動溶接機に対するワークの取付け位置のバラツキな
どにより、開先位置は必ずしも一定にはならない。
【0003】そこで、特開平2−92458号公報に開
示された開先位置検出方法が提案されている。この開先
検出方法においては、比較的大きな間隔でステッキセン
シングを行って開先位置を検出した後、開先内で比較的
小さな間隔でステッキセンシングを行い開先線の交点を
検出するようにしている。
【0004】このような開先検出方法においては、多種
類の継ぎ手形式の開先の検出を行うことができ、しか
も、ワークの取付け状態にかかわらず開先内外の判断を
行うことができるので、開先の交点を正確に検出するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ステッキセン
シングでは溶接トーチを、比較的粗い間隔で、突き合わ
された母材と平行な方向への移動と、垂直な方向への移
動を行い開先の位置を検出した後、開先内を比較的細か
い間隔で母材と平行な方向への移動と、垂直な方向への
移動を行い溶接開始位置を検出するように、検出操作を
繰返し行うため時間がかかり、作業能率を低下させるこ
とがある。
【0006】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、より
短時間で開先の3次元位置の検出が行えるようにした自
動溶接機における開先検出方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、ワークと溶接トーチとの相対位
置および姿勢を空間3軸で制御して溶接を行なう自動溶
接機で、溶接トーチにレーザ変位計を付設して開先位置
を検出する開先検出方法であって、ワークの溶接開始位
置側で、ワークを構成する母材の表面もしくは開先交線
を前記空間3軸のうちの1軸に略直交させるように配置
し、レーザ変位計を前記ワークを構成する一方の母材に
向け、レーザ変位計による検出を行ないながら母材が検
出されるまで移動させ、レーザ変位計の出力が所定の値
になったとき、レーザ変位計を所定の角度回転させて母
材に対するレーザ変位計の姿勢を確認し、空間3軸にお
けるその位置の座標を記憶し、レーザ変位計を他方の母
材に向け、レーザ変位計による検出を行ないながら母材
が検出されるまで移動させ、レーザ変位計の出力が所定
の値になったとき、母材に対するレーザ変位計の姿勢を
確認し、空間3軸におけるその位置の座標を記憶すると
ともに、レーザ変位計と前記他方の母材との距離を維持
した状態で、レーザ変位計をワークの溶接終了位置側へ
所定の距離移動させた後、レーザ変位計を前記一方の母
材に向けて所定の角度回転させるとともに、レーザ変位
計を前記他方の母材に沿って移動させ、レーザ変位計の
出力が所定の値になったとき、空間3軸におけるその位
置の座標を記憶して、記憶された各座標位置から、溶接
線の3次元位置を算出するようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2は、本発明におけ
る開先検出方法を示すフローチャート。図3は、アーク
溶接ロボットを用いた自動溶接機の構成図。図4は、図
3における溶接トーチ部の拡大図。図5、図6は、開先
検出のためのレーザ変位計の移動状態を示す図。図7
は、レーザ変位計の出力特性図。図8は、ワークに対す
るレーザ変位計の傾きを示す図である。
【0009】図3において、4は多関節型のアーク溶接
ロボットで、その手首部5には、溶接ワイヤ3が供給さ
れる溶接トーチ6が取り付けられている。7はロボット
制御盤で、アーク溶接ロボット4を制御し、溶接トーチ
6の位置と姿勢を空間3軸で制御する。
【0010】8はティーチングボックスで、予め定めら
れた作業内容をアーク溶接ロボット4に教示する際に、
溶接トーチ6の移動経路、姿勢などを指示したり、ある
いは手動で移動される溶接トーチ6の移動経路、姿勢を
検出してロボット制御盤7の記憶装置に登録する。
【0011】10はコントローラで、溶接トーチ6の付
設された検出装置への電源供給や、検出装置からの検出
信号の増幅を行なう。11はコントロールユニットで、
検出装置の検出信号に基づいて、検出装置の位置、角度
などの設定、修正を行なう。
【0012】13はポジショナで、アーク溶接ロボット
4と対向するように配置され、ワーク12を、その表面
もしくは開先交線が空間3軸の内の1軸と略直交するよ
うに支持し固定する。
【0013】図4において、14は取付治具で、溶接ト
ーチ6に固定されている。15は駆動装置で、取付治具
14に固定されている。16は駆動軸で、駆動装置15
から突出している。9は検出装置としてのレーザ変位計
で、その測定軸が溶接トーチ6の溶接方向と平行になる
ように駆動軸16に固定されている。17はシャッタ
で、レーザ変位計9の前面を覆い、溶接作業時にレーザ
変位計9をスパッタから保護するように、前記駆動装置
15に回動可能に支持されている。
【0014】上記の構成において、ワーク12の開先を
検出する手順を、図1、図2および図4ないし図8に基
づいて説明する。まず、ポジショナ13にワーク12を
所定の姿勢で固定し、溶接開始位置から終了位置まで、
溶接線に沿って通常の教示をおこなう。
【0015】ついで、開先検出のために必要な諸データ
を教示する。
【0016】(a)図5に示すように、溶接開始位置P
fにおいて、ワーク12の予測されるずれを考慮して、
レーザ変位計9を、開先検出のための待機位置P0、検
出開始位置P1に移動させ、各位置の空間3軸における
座標x、y、zを設定する。
【0017】(b)検出開始位置P1から検出動作を行
う方向を設定する(ワーク12を構成する一方の母材A
に近接する方向と、他方の母材Bに近接する方向)。
【0018】(c)検出する継手の形状を設定する(レ
字形継手、V字形継手の場合には、その幅および深さも
設定する)。
【0019】(d)検出のためのトーチの移動距離lを
設定する。
【0020】なお、前記座標x、y、xは、図5に示す
ように、たとえば、x軸は直交する一方の母材Bと平行
な方向、y軸は他方の母材Aと平行な方向、z軸は開先
線と平行な方向として設定している。
【0021】ポジショナ13にワーク12を取り付けた
後、検出開始指令を与える。すると、アーク溶接ロボッ
ト4が作動して、図5に示すように、レーザ変位計を待
機位置P0へ位置決めする(ステップS1)。ついで、
レーザ変位計を、検出開始位置P1へ移動させた後、検
出開始位置P1から所定の速度で母材Aに向けて移動さ
せる(ステップ2)。レーザ変位計の移動開始ととも
に、レーザ変位計の検出動作を開始させる(ステップS
3)。
【0022】レーザ変位計が移動している間、レーザ変
位計が母材Aを検出可能な位置に到達したか否かを判定
する(ステップS4)。レーザ変位計が母材Aの検出可
能な距離l1に到達し、レーザ変位計の出力が図7のV
1からV2に変化したら、レーザ変位計を停止させる。
この時、レーザ変位計が比較的早い速度(Sh)で作動
している場合、ロボット制御盤内の信号処理の遅れ、ア
ーク溶接ロボットの慣性などにより、図5に示すよう
に、レーザ変位計が出力V2を検出した位置P2より母
材A側に行き過ぎて停止する。
【0023】この行き過ぎ量を、母材Aが検出可能で、
母材Aから最も離れた位置P2での出力(V2)と、レ
ーザ変位計が停止したときの出力とを比較することによ
り算出し(ステップS5)、算出された距離だけレーザ
変位計を母材Aから離れる側に戻す(ステップS6)。
【0024】レーザ変位計の検出動作している状態で、
レーザ変位計をワークを構成する母材Aと母材Bに直交
する面内で所定角度(たとえば、現在の位置を中心とし
て±90度)回動させる(ステップS7)。そして、レ
ーザ変位計の回動角度とともに、レーザ変位計の出力の
変化を検出し、位置P2でレーザ変位計の出力がV2に
なる点が2点あるか否かを判定する(ステップS8)。
【0025】もし、位置P2でレーザ変位計を回動させ
たとき、図8に示すように、レーザ変位計の出力がV2
になる点p2が2点あれば、母材Aの表面に対してレー
ザ変位計が傾斜した状態で検出していることを示すこと
になる。
【0026】レーザ変位計の出力がV2になる点p2が
2点ある場合には、アーク溶接ロボットにより、レーザ
変位計の角度を調整する(ステップS9)。そして、レ
ーザ変位計をスタートポイントに戻し前記ステップS2
から検出をやりなおす。
【0027】レーザ変位計の出力がV2になる点p2が
1点のみの場合、図6に破線で示すように、駆動装置に
よって、レーザ変位計9をトーチの軸心周りに90度に
回転させる(ステップS10)。レーザ変位計9を検出
状態にしたまま左右方向に±90度旋回させる。(ステ
ップS11)。そして、レーザ変位計9の回動角度とと
もに、レーザ変位計9の出力の変化を検出し、位置P2
でレーザ変位計の出力がV2になる点が2点あるか否か
を判定する(ステップS12)。
【0028】出力がV2になる点p2が2点ある場合に
は、アーク溶接ロボットにより、レーザ変位計の角度を
調整する(ステップS13)。レーザ変位計の出力V2
が一点になったとき、その位置P2(母材Aからの距離
l1)の座標x、y、zを検出、記憶する(ステップS
14)。
【0029】レーザ変位計9を母材B側に向けて回動さ
せる(ステップS15)。このとき、たとえば、母材A
と母材Bの突合せ角が180度以下の場合、(180−
母材A、Bの突合せ角)だけ回動させる。そして、母材
Aとの間隔と一定に保ちながら、母材Bに向けて移動さ
せる(ステップS16)。レーザ変位計が移動している
間、レーザ変位計が母材Bを検出可能な位置に到達した
か否かを判定する(ステップS17)。
【0030】レーザ変位計が母材Bの検出可能な距離に
到達し、レーザ変位計の出力が、図7のV1からV2に
変化したら、レーザ変位計を停止させる。この時、レー
ザ変位計が比較的早い速度で作動していた場合、ロボッ
ト制御盤内の信号処理の遅れ、アーク溶接ロボットの慣
性などにより、レーザ変位計が出力V2を検出した位置
P3より母材B側に行き過ぎて停止する。
【0031】この行き過ぎ量を、母材Bが検出可能で、
母材Bから最も離れた位置での出力(V2)と、レーザ
変位計が停止したときの出力とを比較することにより算
出する(ステップ18)。算出された距離だけ、レーザ
変位計を戻す(ステップS19)。
【0032】前記ステップ7と同様に、レーザ変位計の
検出動作している状態で、レーザ変位計をワークを構成
する母材Aと母材Bに直交する面内で所定角度(たとえ
ば、現在の位置を中心として±90度)回動させる(ス
テップS20)。そして、前記ステップ8と同様に、レ
ーザ変位計の回動角度とともに、レーザ変位計の出力の
変化を検出し、位置P3でレーザ変位計の出力がV2に
なる点が2点あるか否かを判定する(ステップS2
1)。
【0033】レーザ変位計の出力がV2になる点p3が
2点ある場合には、アーク溶接ロボットにより、レーザ
変位計の位置を調整する(ステップS22)。レーザ変
位計の出力V2が一点になったとき、その位置P3(母
材Aからの距離l2)の座標x、y、zを検出、記憶す
る(ステップS23)。レーザ変位計を初期状態に戻す
(ステップ24)。
【0034】上記の操作を、母材A、Bの溶接開始位置
Pf側および終了位置Pe側で行いそれぞれ位置P2、
P3の座標を記憶する。そして、このようにして記憶さ
れた位置P2、P3の座標から、溶接開始位置Pfおよ
び終了位置Peにおける開先の座標を算出し、予め教示
されている溶接経路を検出結果に基づいて補正して、母
材A、Bに体する溶接経路を設定する。
【0035】溶接トーチとレーザ変位計の位置関係に基
づいて、溶接トーチを開先位置Pfへ位置決めする(ス
テップS24)。
【0036】このようにして、溶接トーチ6をワーク1
2の開先の溶接開始位置に位置決めしたら、溶接トーチ
6の先端から溶接ワイヤ3を所定量突出させるととも
に、溶接電源を作動させ、ワーク12の溶接を開始す
る。
【0037】なお、上記の実施の形態においては、溶接
継ぎ手が下向きすみ肉の場合について説明したが、開先
形状がV型あるいはレ型であっても、同様に開先検出を
行なうことができる。
【0038】また、上記の実施の形態においては、アー
ク溶接ロボット4側を動かして開先を検出する場合につ
いて説明したが、ポジショナ13側を動かして開先を検
出する場合にも、同様に適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたごとく、本願の第1の発明に
よれば、ワークと溶接トーチとの相対位置および姿勢を
空間3軸で制御して溶接を行なう自動溶接機で、溶接ト
ーチにレーザ変位計を付設して開先位置を検出する開先
検出方法であって、ワークの溶接開始位置側で、ワーク
を構成する母材の表面もしくは開先交線を前記空間3軸
のうちの1軸に略直交させるように配置し、レーザ変位
計を前記ワークを構成する一方の母材に向け、レーザ変
位計による検出を行ないながら母材が検出されるまで移
動させ、レーザ変位計の出力が所定の値になったとき、
空間3軸におけるその位置の座標を記憶するとともに、
母材に対するレーザ変位計の姿勢を確認した後、レーザ
変位計を所定の角度回転させて他方の母材に向け、レー
ザ変位計による検出を行ないながら母材が検出されるま
で移動させ、レーザ変位計の出力が所定の値になったと
き、空間3軸におけるその位置の座標を記憶するととも
に、レーザ変位計と前記他方の母材との距離を維持した
状態で、レーザ変位計をワークの溶接終了位置側へ所定
の距離移動させた後、レーザ変位計を前記一方の母材に
向けて所定の角度回転させるとともに、レーザ変位計を
前記他方の母材に沿って移動させ、レーザ変位計の出力
が所定の値になったとき、空間3軸におけるその位置の
座標を記憶して、記憶された各座標位置から、予め教示
された溶接線の3次元位置を補正するようにしたので、
自動溶接機における開先位置のずれによる溶接の不具合
を無くすことができる。また、開先検出時間を短縮し、
作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による開先検出手順を示すフローチャー
ト。
【図2】本発明による開先検出手順を示すフローチャー
ト。
【図3】本発明を適用するアーク溶接ロボットを用いた
自動溶接機の構成図。
【図4】本発明を適用する自動溶接機における溶接トー
チとレーザ変位計の関係を示す平面図。
【図5】本発明を適用する自動溶接機における溶接トー
チとレーザ変位計の関係を示す正面図。
【図6】本発明における開先検出のためのと母材の相対
移動の状態を示す図。
【図7】本発明におけるレーザ変位計による母材の検出
状態を示す図。
【図8】本発明におけるレーザ変位計の出力特性図。
【図9】本発明におけるワークに対するレーザ変位計の
傾きを示す説明図。
【符号の説明】
4 アーク溶接ロボット 6 溶接トーチ 9 レーザ変位計 11 制御手段 12 ワーク A、B 母材 13 ポジショナ 15 駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークと溶接トーチとの相対位置および姿
    勢を空間3軸で制御して溶接を行なう自動溶接機で、溶
    接トーチにレーザ変位計を付設して開先位置を検出する
    開先検出方法であって、ワークの溶接開始位置側で、ワ
    ークを構成する母材の表面もしくは開先交線を前記空間
    3軸のうちの1軸に略直交させるように配置し、レーザ
    変位計を前記ワークを構成する一方の母材に向け、レー
    ザ変位計による検出を行ないながら母材が検出されるま
    で移動させ、レーザ変位計の出力が所定の値になったと
    き、レーザ変位計を所定の角度回転させて母材に対する
    レーザ変位計の姿勢を確認し、空間3軸におけるその位
    置の座標を記憶し、レーザ変位計を他方の母材に向け、
    レーザ変位計による検出を行ないながら母材が検出され
    るまで移動させ、レーザ変位計の出力が所定の値になっ
    たとき、母材に対するレーザ変位計の姿勢を確認し、空
    間3軸におけるその位置の座標を記憶するとともに、レ
    ーザ変位計と前記他方の母材との距離を維持した状態
    で、レーザ変位計をワークの溶接終了位置側へ所定の距
    離移動させた後、レーザ変位計を前記一方の母材に向け
    て所定の角度回転させるとともに、レーザ変位計を前記
    他方の母材に沿って移動させ、レーザ変位計の出力が所
    定の値になったとき、空間3軸におけるその位置の座標
    を記憶して、記憶された各座標位置から溶接線の3次元
    位置を算出することを特徴とする自動溶接機における開
    先検出方法。
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