JPH11104055A - 食器洗浄乾燥機 - Google Patents
食器洗浄乾燥機Info
- Publication number
- JPH11104055A JPH11104055A JP26700197A JP26700197A JPH11104055A JP H11104055 A JPH11104055 A JP H11104055A JP 26700197 A JP26700197 A JP 26700197A JP 26700197 A JP26700197 A JP 26700197A JP H11104055 A JPH11104055 A JP H11104055A
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- JP
- Japan
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- steam
- washing
- sink
- dishwasher
- drain pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 食器洗浄乾燥機の作動中に発生する蒸気を、
蒸気排気口からキッチン内に排出させないようにした食
器洗浄乾燥機を提供すること。 【解決手段】 内部に食器をセットし洗浄するための洗
浄槽と、該洗浄槽に水または温水を供給する給水手段
と、洗浄後の水を外部に排出するための排水管とを有す
るシンク下部またはシステムキッチンにビルトイン可能
な食器洗浄乾燥機において、前記洗浄槽の上部に一端が
開口し他端が前記シンク下部にてシンク排水管と接続す
る蒸気ダクトを設け、食器洗浄および乾燥中に発生する
蒸気を該シンク排水管に排出するようにした。
蒸気排気口からキッチン内に排出させないようにした食
器洗浄乾燥機を提供すること。 【解決手段】 内部に食器をセットし洗浄するための洗
浄槽と、該洗浄槽に水または温水を供給する給水手段
と、洗浄後の水を外部に排出するための排水管とを有す
るシンク下部またはシステムキッチンにビルトイン可能
な食器洗浄乾燥機において、前記洗浄槽の上部に一端が
開口し他端が前記シンク下部にてシンク排水管と接続す
る蒸気ダクトを設け、食器洗浄および乾燥中に発生する
蒸気を該シンク排水管に排出するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗浄乾燥機に関
し、特に台所のシンク下部やシステムキッチンにビルト
イン（組み込み）可能な食器洗浄乾燥機の蒸気処理機構
に関する。
し、特に台所のシンク下部やシステムキッチンにビルト
イン（組み込み）可能な食器洗浄乾燥機の蒸気処理機構
に関する。
【０００２】
【従来技術】最近、台所のシンク下部やシステムキッチ
ンにビルトイン（組み込み）可能な食器洗浄乾燥機が普
及してきている。食器洗浄乾燥機は、内部に設けられた
食器かごに汚れた皿やカップ等をセットしておけば、自
動的に洗浄、乾燥を行ってくれるので食器洗いの手間が
省けると共にシステムキッチン等にビルトイン可能であ
れば場所もとらず、今後も普及していくものと思われ
る。
ンにビルトイン（組み込み）可能な食器洗浄乾燥機が普
及してきている。食器洗浄乾燥機は、内部に設けられた
食器かごに汚れた皿やカップ等をセットしておけば、自
動的に洗浄、乾燥を行ってくれるので食器洗いの手間が
省けると共にシステムキッチン等にビルトイン可能であ
れば場所もとらず、今後も普及していくものと思われ
る。
【０００３】図３は食器洗浄乾燥機１をシステムキッチ
ンにビルトインした配置の一例を示しており、通常は配
管等の関係からシンク２（流し台）の近傍にビルトイン
される。
ンにビルトインした配置の一例を示しており、通常は配
管等の関係からシンク２（流し台）の近傍にビルトイン
される。
【０００４】図４は従来の食器洗浄乾燥機１の構成の一
例の概略を示す断面図である。以下、図４を用いて、こ
の食器洗浄乾燥機１の構成および動作の概略を説明す
る。食器洗浄乾燥機１は、食器洗浄乾燥機１に温水を供
給する給湯管１２と、内部に食器をセットし洗浄するた
めの洗浄槽２０と、洗浄後の水を食器洗浄乾燥機１の外
部に排出するための排水管１１と、食器の洗浄および乾
燥中に発生する蒸気を導くための蒸気ダクト１８と、食
器乾燥中に外部から空気を取り込むために作動させる吸
気ファン１９とを有している。食器を洗浄するときは、
食器をまず洗浄槽２０内の食器かご１６にセットし、洗
剤を所定の場所（図示せず）に入れる。次に給湯管１２
から温水の供給を開始し、洗浄層２０内に温水を上方か
ら供給する。また供給された温水を回転するスプレーア
ーム１５から上方に吹き上げさせて食器の洗浄を行う。
食器の洗浄では節水のため、洗浄層２０内にためた温水
を循環させて「ため洗い」や「ためすすぎ」を行うよう
にしているので、給湯管１２からの給湯、洗浄、排水ポ
ンプ１３を駆動させて行う排水管１１からの排水、を洗
浄終了まで所定の回数繰り返す。洗浄が終了すると、ヒ
ータ１４に通電するとともに、吸気ファン１９を作動さ
せて外部から空気を取り込みながら食器を乾燥させる。
例の概略を示す断面図である。以下、図４を用いて、こ
の食器洗浄乾燥機１の構成および動作の概略を説明す
る。食器洗浄乾燥機１は、食器洗浄乾燥機１に温水を供
給する給湯管１２と、内部に食器をセットし洗浄するた
めの洗浄槽２０と、洗浄後の水を食器洗浄乾燥機１の外
部に排出するための排水管１１と、食器の洗浄および乾
燥中に発生する蒸気を導くための蒸気ダクト１８と、食
器乾燥中に外部から空気を取り込むために作動させる吸
気ファン１９とを有している。食器を洗浄するときは、
食器をまず洗浄槽２０内の食器かご１６にセットし、洗
剤を所定の場所（図示せず）に入れる。次に給湯管１２
から温水の供給を開始し、洗浄層２０内に温水を上方か
ら供給する。また供給された温水を回転するスプレーア
ーム１５から上方に吹き上げさせて食器の洗浄を行う。
食器の洗浄では節水のため、洗浄層２０内にためた温水
を循環させて「ため洗い」や「ためすすぎ」を行うよう
にしているので、給湯管１２からの給湯、洗浄、排水ポ
ンプ１３を駆動させて行う排水管１１からの排水、を洗
浄終了まで所定の回数繰り返す。洗浄が終了すると、ヒ
ータ１４に通電するとともに、吸気ファン１９を作動さ
せて外部から空気を取り込みながら食器を乾燥させる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、食器洗浄乾
燥機１の洗浄および乾燥の作動中に洗浄槽２０内で発生
する蒸気は、自然排気または強制排気により、食器洗浄
乾燥機１の上部にある蒸気ダクト１８を介して、食器洗
浄乾燥機１の前面上部にある蒸気排気口１７から台所室
内に排出される（図３も参照）。このため、以下に述べ
るような問題が生じる。 （１）蒸気排気口１７が食器洗浄乾燥機１の前面に設け
られているため、蒸気排出時に蒸気排気口１７に手等が
触れると火傷するおそれがある。 （２）食器洗浄乾燥機１の使用中、突然蒸気が上記排気
口１７から排出され、食器洗浄乾燥機１の前にいた人が
驚く場合がある。 （３）食器洗浄乾燥機１から排出された蒸気により、室
内の湿気が多くなる。 （４）蒸気排気口１７から出た湯気が立ち昇るため、蒸
気がキッチンカウンターに結露して、見た目の印象が良
くない。
燥機１の洗浄および乾燥の作動中に洗浄槽２０内で発生
する蒸気は、自然排気または強制排気により、食器洗浄
乾燥機１の上部にある蒸気ダクト１８を介して、食器洗
浄乾燥機１の前面上部にある蒸気排気口１７から台所室
内に排出される（図３も参照）。このため、以下に述べ
るような問題が生じる。 （１）蒸気排気口１７が食器洗浄乾燥機１の前面に設け
られているため、蒸気排出時に蒸気排気口１７に手等が
触れると火傷するおそれがある。 （２）食器洗浄乾燥機１の使用中、突然蒸気が上記排気
口１７から排出され、食器洗浄乾燥機１の前にいた人が
驚く場合がある。 （３）食器洗浄乾燥機１から排出された蒸気により、室
内の湿気が多くなる。 （４）蒸気排気口１７から出た湯気が立ち昇るため、蒸
気がキッチンカウンターに結露して、見た目の印象が良
くない。
【０００６】本発明は上記した問題点にかんがみてなさ
れたものであり、その目的は、食器洗浄乾燥機の作動中
に発生する蒸気を、蒸気排気口からキッチン内に排出さ
せないようにした食器洗浄乾燥機を提供することにあ
る。
れたものであり、その目的は、食器洗浄乾燥機の作動中
に発生する蒸気を、蒸気排気口からキッチン内に排出さ
せないようにした食器洗浄乾燥機を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、内部に食器をセットし洗浄するた
めの洗浄槽と、該洗浄槽に水または温水を供給する給水
手段と、洗浄後の水を外部に排出するための排水管とを
有するシンク下部またはシステムキッチンにビルトイン
可能な食器洗浄乾燥機において、前記洗浄槽の上部に一
端が開口し他端が前記シンク下部にてシンク排水管と接
続する蒸気ダクトを設け、食器洗浄および乾燥中に発生
する蒸気を該シンク排水管に排出するようにした。
に、本発明によれば、内部に食器をセットし洗浄するた
めの洗浄槽と、該洗浄槽に水または温水を供給する給水
手段と、洗浄後の水を外部に排出するための排水管とを
有するシンク下部またはシステムキッチンにビルトイン
可能な食器洗浄乾燥機において、前記洗浄槽の上部に一
端が開口し他端が前記シンク下部にてシンク排水管と接
続する蒸気ダクトを設け、食器洗浄および乾燥中に発生
する蒸気を該シンク排水管に排出するようにした。
【０００８】また、他の態様として、上記の食器洗浄乾
燥機において、前記洗浄槽の上部に一端が開口し他端が
前記シンク下部にて前記排水管と接続する蒸気ダクトを
設け、食器洗浄および乾燥中に発生する蒸気を前記排水
管に排出するようにした。
燥機において、前記洗浄槽の上部に一端が開口し他端が
前記シンク下部にて前記排水管と接続する蒸気ダクトを
設け、食器洗浄および乾燥中に発生する蒸気を前記排水
管に排出するようにした。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図１は本発明による食
器洗浄乾燥機の第１の実施の形態の構成を示す断面図で
ある。
ついて図面を参照して説明する。図１は本発明による食
器洗浄乾燥機の第１の実施の形態の構成を示す断面図で
ある。
【００１０】図１に示すように、本実施の形態による食
器洗浄乾燥機１は、食器洗浄乾燥機１に温水を供給する
給湯管１２と、内部に食器をセットし洗浄するための洗
浄槽２０と、洗浄後の水を食器洗浄乾燥機１の外部に排
出するための排水管１１と、食器乾燥中に外部から空気
を取り込むために作動させる吸気ファン１９と、食器の
洗浄および乾燥中に発生する蒸気を外部へ導くための蒸
気ダクト２８とを有している。また、洗浄槽２０内に
は、食器をセットするための食器かご１６、供給された
温水を回転させながら食器かご１６の下方から吹き上げ
て食器洗浄を行うためのスプレーアーム１５、食器洗浄
後に食器を乾燥させるためのヒータ１４、が設けられて
いる。
器洗浄乾燥機１は、食器洗浄乾燥機１に温水を供給する
給湯管１２と、内部に食器をセットし洗浄するための洗
浄槽２０と、洗浄後の水を食器洗浄乾燥機１の外部に排
出するための排水管１１と、食器乾燥中に外部から空気
を取り込むために作動させる吸気ファン１９と、食器の
洗浄および乾燥中に発生する蒸気を外部へ導くための蒸
気ダクト２８とを有している。また、洗浄槽２０内に
は、食器をセットするための食器かご１６、供給された
温水を回転させながら食器かご１６の下方から吹き上げ
て食器洗浄を行うためのスプレーアーム１５、食器洗浄
後に食器を乾燥させるためのヒータ１４、が設けられて
いる。
【００１１】ここで、蒸気ダクト２８の一端は洗浄槽２
０の上部に開口し、蒸気ダクト２８の他端は、接続部材
２３を用いてシンク排水口２の下部にて、シンク２で使
用した水を排出するためのシンク排水管２２に接続され
ている。
０の上部に開口し、蒸気ダクト２８の他端は、接続部材
２３を用いてシンク排水口２の下部にて、シンク２で使
用した水を排出するためのシンク排水管２２に接続され
ている。
【００１２】次にこの食器洗浄乾燥機１の動作について
説明する。食器を洗浄するときは、食器をまず洗浄槽２
０内の食器かご１６にセットし、洗剤を所定の場所（図
示せず）に入れる。次に給湯管１２から温水の供給を開
始し、洗浄層２０内に温水を上方から供給する。また供
給された温水を回転するスプレーアーム１５から上方に
吹き上げさせて食器の洗浄を行う。食器の洗浄では節水
のため、洗浄層２０内にためた温水を循環させて「ため
洗い」や「ためすすぎ」を行うようにしているので、給
湯管１２からの給湯、洗浄、排水ポンプ１３を駆動させ
て行う排水管１１からの排水、を洗浄終了まで所定の回
数繰り返す。洗浄が終了すると、ヒータ１４を通電させ
るとともに吸気ファン１９を作動させ、外部から空気を
取り込みながら食器を乾燥させる。
説明する。食器を洗浄するときは、食器をまず洗浄槽２
０内の食器かご１６にセットし、洗剤を所定の場所（図
示せず）に入れる。次に給湯管１２から温水の供給を開
始し、洗浄層２０内に温水を上方から供給する。また供
給された温水を回転するスプレーアーム１５から上方に
吹き上げさせて食器の洗浄を行う。食器の洗浄では節水
のため、洗浄層２０内にためた温水を循環させて「ため
洗い」や「ためすすぎ」を行うようにしているので、給
湯管１２からの給湯、洗浄、排水ポンプ１３を駆動させ
て行う排水管１１からの排水、を洗浄終了まで所定の回
数繰り返す。洗浄が終了すると、ヒータ１４を通電させ
るとともに吸気ファン１９を作動させ、外部から空気を
取り込みながら食器を乾燥させる。
【００１３】蒸気ダクト２８の一端は洗浄槽２０の上部
に開口し、蒸気ダクト２８の他端は、接続部材２３を用
いてシンク排水口２の下部にて、シンク２で使用した水
を排出するためのシンク排水管２２に接続されているの
で、食器の洗浄および乾燥中に発生する蒸気は蒸気ダク
ト２８を介してシンク排水管２２に排出される。
に開口し、蒸気ダクト２８の他端は、接続部材２３を用
いてシンク排水口２の下部にて、シンク２で使用した水
を排出するためのシンク排水管２２に接続されているの
で、食器の洗浄および乾燥中に発生する蒸気は蒸気ダク
ト２８を介してシンク排水管２２に排出される。
【００１４】また、蒸気ダクト２８内部のシンク排水管
２２の取り付け口に向かう途中には蒸気フラッパー２７
が取りつけられている。蒸気フラッパー２７は一端が蒸
気ダクト２８内部に取りつけられたしなやかな逆止弁で
あり、シンク排水管２２の取り付け口方向にのみなびく
ようになっている。従って、この蒸気フラッパー２７を
蒸気ダクト２８内部に取りつけることにより、シンク排
水管２２から洗浄槽２０の方への排水の逆流や臭気の侵
入を防止することができる。
２２の取り付け口に向かう途中には蒸気フラッパー２７
が取りつけられている。蒸気フラッパー２７は一端が蒸
気ダクト２８内部に取りつけられたしなやかな逆止弁で
あり、シンク排水管２２の取り付け口方向にのみなびく
ようになっている。従って、この蒸気フラッパー２７を
蒸気ダクト２８内部に取りつけることにより、シンク排
水管２２から洗浄槽２０の方への排水の逆流や臭気の侵
入を防止することができる。
【００１５】図２は本発明による食器洗浄乾燥機の第２
の実施の形態の構成を示す断面図である。図２に示した
食器洗浄乾燥機の構成は、蒸気ダクト３８を除いて、図
１に示した食器洗浄乾燥機と同一であるので、図１で示
した参照番号と同一の参照番号を付した構成部分の説明
は省略する。
の実施の形態の構成を示す断面図である。図２に示した
食器洗浄乾燥機の構成は、蒸気ダクト３８を除いて、図
１に示した食器洗浄乾燥機と同一であるので、図１で示
した参照番号と同一の参照番号を付した構成部分の説明
は省略する。
【００１６】図２に示した食器洗浄乾燥機１では、蒸気
ダクト３８の一端は洗浄槽２０の上部に開口し、蒸気ダ
クト３８の他端は、食器洗浄後の水を排水するための排
水管１１に接続されている。そのため、食器の洗浄およ
び乾燥中に発生する蒸気は蒸気ダクト３８を介して排水
管１１に排出される。本実施の形態では、蒸気ダクト３
８を食器洗浄乾燥機１自身の排水管１１に接続するよう
にしているので、食器洗浄乾燥機１自体で発生蒸気処理
機構が完結している。したがって、第１の実施の形態に
比べて、食器洗浄乾燥機１をシンク下やシステムキッチ
ンに組み込む際の設置が簡単であるというメリットがあ
る。
ダクト３８の一端は洗浄槽２０の上部に開口し、蒸気ダ
クト３８の他端は、食器洗浄後の水を排水するための排
水管１１に接続されている。そのため、食器の洗浄およ
び乾燥中に発生する蒸気は蒸気ダクト３８を介して排水
管１１に排出される。本実施の形態では、蒸気ダクト３
８を食器洗浄乾燥機１自身の排水管１１に接続するよう
にしているので、食器洗浄乾燥機１自体で発生蒸気処理
機構が完結している。したがって、第１の実施の形態に
比べて、食器洗浄乾燥機１をシンク下やシステムキッチ
ンに組み込む際の設置が簡単であるというメリットがあ
る。
【００１７】なお、本発明は、従来の食器洗浄乾燥機に
はなかった、排水管に接続された蒸気ダクトを新たに設
けたことに特徴があり、食器洗浄乾燥機自体の構成は、
図１または図２に示した構成に限定されることはない。
例えば、図１等に示した食器洗浄乾燥機では、温水を洗
浄槽に供給するようにしているが、水を供給しヒータで
水を熱して食器洗浄を行うタイプの食器洗浄乾燥機でも
本発明を適用することができる。
はなかった、排水管に接続された蒸気ダクトを新たに設
けたことに特徴があり、食器洗浄乾燥機自体の構成は、
図１または図２に示した構成に限定されることはない。
例えば、図１等に示した食器洗浄乾燥機では、温水を洗
浄槽に供給するようにしているが、水を供給しヒータで
水を熱して食器洗浄を行うタイプの食器洗浄乾燥機でも
本発明を適用することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
食器洗浄乾燥機において一端が洗浄槽内に開口し他端が
排水管に接続された蒸気ダクトを設けたので、以下に述
べる効果を奏することができる。 （１）食器洗浄乾燥機の前面に蒸気排気口がないので、
蒸気排出時に蒸気排気口に手が触れる等して火傷をする
おそれがなくなる。 （２）食器洗浄乾燥機の前面に蒸気排気口がないので、
食器洗浄乾燥機を使用中であっても蒸気が前面から吹き
出ることがなく使用感が向上する。 （３）食器洗浄乾燥機から発生した蒸気が室内に排出さ
れないので、室内の湿気を増加させない。 （４）食器洗浄乾燥機の前面に蒸気排気口がないので、
キッチンカウンターの結露を防止することができる。
食器洗浄乾燥機において一端が洗浄槽内に開口し他端が
排水管に接続された蒸気ダクトを設けたので、以下に述
べる効果を奏することができる。 （１）食器洗浄乾燥機の前面に蒸気排気口がないので、
蒸気排出時に蒸気排気口に手が触れる等して火傷をする
おそれがなくなる。 （２）食器洗浄乾燥機の前面に蒸気排気口がないので、
食器洗浄乾燥機を使用中であっても蒸気が前面から吹き
出ることがなく使用感が向上する。 （３）食器洗浄乾燥機から発生した蒸気が室内に排出さ
れないので、室内の湿気を増加させない。 （４）食器洗浄乾燥機の前面に蒸気排気口がないので、
キッチンカウンターの結露を防止することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態による食器洗浄乾燥
機の断面図である。
機の断面図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態による食器洗浄乾燥
機の断面図である。
機の断面図である。
【図３】従来の食器洗浄乾燥機の断面図である。
【図４】食器洗浄乾燥機をシステムキッチンにビルトイ
ンした状態を示す図である。
ンした状態を示す図である。
１ 食器洗浄乾燥機 ２ シンク １１ 排水管 １２ 給湯管 １３ 排水ポンプ １４ ヒータ １５ スプレーアーム １６ 食器かご １８、２８、３８ 蒸気ダクト ２２ シンク排水管 ２７ 蒸気フラッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 陽子 千葉県千葉市花見川区幕張町１−7675−59 (72)発明者 中西 美穂 東京都中野区沼袋３−18−９ パル沼袋 204 (72)発明者 源田 純男 埼玉県浦和市山久保２−16−１−718
Claims (3)
- 【請求項１】 内部に食器をセットし洗浄するための洗
浄槽と、該洗浄槽に水または温水を供給する給水手段
と、洗浄後の水を外部に排出するための排水管とを有す
るシンク下部またはシステムキッチンにビルトイン可能
な食器洗浄乾燥機において、 前記洗浄槽の上部に一端が開口し他端が前記シンク下部
にてシンク排水管と接続する蒸気ダクトを設け、食器洗
浄および乾燥中に発生する蒸気を該シンク排水管に排出
するようにしたことを特徴とする食器洗浄乾燥機。 - 【請求項２】 内部に食器をセットし洗浄するための洗
浄槽と、該洗浄槽に水または温水を供給する給水手段
と、洗浄後の水を外部に排出するための排水管とを有す
るシンク下部またはシステムキッチンにビルトイン可能
な食器洗浄乾燥機において、 前記洗浄槽の上部に一端が開口し他端が前記シンク下部
にて前記排水管と接続する蒸気ダクトを設け、食器洗浄
および乾燥中に発生する蒸気を前記排水管に排出するよ
うにしたことを特徴とする食器洗浄乾燥機。 - 【請求項３】 前記蒸気ダクト内部に、前記シンク排水
管または前記排水管からの排水の逆流および臭気の侵入
を防止する蒸気フラッパーを設けた、請求項１または請
求項２に記載の食器洗浄乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26700197A JPH11104055A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 食器洗浄乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26700197A JPH11104055A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 食器洗浄乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11104055A true JPH11104055A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17438689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26700197A Withdrawn JPH11104055A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 食器洗浄乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11104055A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1084672A2 (en) * | 1999-09-03 | 2001-03-21 | Smeg S.p.A. | Dishwasher with device for drying by moist air discharge |
| WO2008113473A1 (de) | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Meiko Maschinenbau Gmbh & Co. Kg | Energieoptimierter reinigungsautomat |
| US7556050B2 (en) * | 2004-12-07 | 2009-07-07 | Lg Electronics Inc. | Self-drainage preventing structure of dish washer |
| CN106073668A (zh) * | 2016-08-02 | 2016-11-09 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种水槽式清洗装置 |
| CN106120984A (zh) * | 2016-08-02 | 2016-11-16 | 宁波方太厨具有限公司 | 一体式水槽清洗装置 |
| CN108272427A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-07-13 | 火星人厨具股份有限公司 | 一种水槽总成 |
| CN113017525A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-06-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种洗碗机 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26700197A patent/JPH11104055A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1084672A2 (en) * | 1999-09-03 | 2001-03-21 | Smeg S.p.A. | Dishwasher with device for drying by moist air discharge |
| EP1084672A3 (en) * | 1999-09-03 | 2002-04-17 | Smeg S.p.A. | Dishwasher with device for drying by moist air discharge |
| US7556050B2 (en) * | 2004-12-07 | 2009-07-07 | Lg Electronics Inc. | Self-drainage preventing structure of dish washer |
| WO2008113473A1 (de) | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Meiko Maschinenbau Gmbh & Co. Kg | Energieoptimierter reinigungsautomat |
| CN106073668A (zh) * | 2016-08-02 | 2016-11-09 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种水槽式清洗装置 |
| CN106120984A (zh) * | 2016-08-02 | 2016-11-16 | 宁波方太厨具有限公司 | 一体式水槽清洗装置 |
| CN108272427A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-07-13 | 火星人厨具股份有限公司 | 一种水槽总成 |
| CN108272427B (zh) * | 2018-04-12 | 2024-02-02 | 火星人厨具股份有限公司 | 一种水槽总成 |
| CN113017525A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-06-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种洗碗机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |