JPH11103902A - 自転車用靴 - Google Patents

自転車用靴

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JPH11103902A
JPH11103902A JP22311498A JP22311498A JPH11103902A JP H11103902 A JPH11103902 A JP H11103902A JP 22311498 A JP22311498 A JP 22311498A JP 22311498 A JP22311498 A JP 22311498A JP H11103902 A JPH11103902 A JP H11103902A
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bicycle
cleat
toe
sole
slot
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Yutaka Ueda
裕 上田
Yuji Nakajima
雄二 中島
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Shimano Inc
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/14Shoes for cyclists

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロープロファイルのクリップレスペダルに装
着可能な自転車用靴を提供する。 【解決手段】 自転車用靴10では、上表面部に靴底部
18が連結され、靴底部の内側面の上にクッション20
が重なっている。靴底部18のあゆみ底部38には、そ
れにロープロファイルのペダル14に装着可能なクリー
ト52を取り付けるための1つまたは複数の取付開口4
2が設けられている。特に、クリート52を靴底部18
に連結する締結具がペダル軸の前後に位置するように、
取付開口42が長手方向に配置されている。好ましく
は、取付開口42は、靴底部18の爪先部34及び踵部
36の中心点間に延在した中心線Cから離れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリップレスペダ
ル用の自転車用靴、特に、靴底にクリートを固定可能な
自転車用靴に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、娯楽、オフロード走行、ロー
ドレース等の特殊目的用の自転車ペダルが設計されてい
る。人気が高まっている自転車ペダルの1つの形式は、
靴の靴底に取り付けられたクリートと解放可能に係合す
る踏み込み式すなわちクリップレスペダルである。この
形式の自転車ペダルでは、自転車に乗った人がペダルを
踏みつけると、クランプ機構が靴の底に取り付けられた
クリートを自動的に把持する。靴クリートを踏み込み式
ペダルから解放するために必要な力を調節するために、
一般的にテンション機構がペダル内に設けられている。
【0003】すなわち、靴をクリートで踏み込み式ペダ
ルに取り付ける時、自転車に乗った人が靴をペダル本体
に対して斜め前方下向きに移動させることによって、ク
リートの前端部がペダル本体の前フックまたはクランプ
部材と係合する。クリートの前端部がペダル本体の前フ
ックと係合した後、クリートの後端部をペダル本体の後
フックまたはクランプ部材のガイド部と接触する位置へ
移動させる。この位置において、靴をペダルに下方へ押
し付けると、後フックまたはクランプ部材が最初にばね
の力に逆らって後方へ回動することによって、後フック
またはクランプ部材がクリート解放位置へ回動する。す
ると、クリートの後端部が後フックまたはクランプ部材
の背面と向き合う位置に入る。次に、後フックまたはク
ランプ部材が付勢部材すなわちばねの力を受けて戻るた
め、後フックまたはクランプ部材がクリートの後端部と
係合する。この係合により、靴がクリートを介してペダ
ルに固定される。
【0004】靴をペダルから解放する時は、一般的にク
リートの前端部をピボット点として利用して、靴をペダ
ルの踏み面に直交またはほぼ直交する軸線回りに回転さ
せる。この回動作用の結果、後フックまたはクランプ部
材がばねの力に逆らってクリート解放位置へ後向きに回
動することによって、靴が解放される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】踏み込み式ペダルをロ
ードバイクに使用するとき、ペダルには一般的に1つの
クランプ組立体が設けられているだけであるので、靴は
ペダルの両面の一方に連結できるだけである。オフロー
ドバイクすなわちマウンテンバイク用のペダルは一般的
に1対のクランプ組立体を備えているため、靴をペダル
の両面に固定することができる。いずれの場合も、ペダ
ルをできる限り小型・軽量化することが望ましい。さら
に、自転車に乗った人の足をペダル軸の長手方向中心軸
線にできる限り近づけるとともに、風の抵抗を小さくす
るためにペダルをできる限り薄く小さくするロープロフ
ァイル化することが望ましい。
【0006】以上の点から、ロープロファイルの自転車
ペダル及びクリート組立体と共に使用できる自転車用靴
が必要とされていることは明らかである。さらに、様々
な形式のクリートに適応できる自転車用靴が必要とされ
ている。本発明は、当該技術分野のこれらの要求、及び
本開示から当該技術分野の専門家に明らかになる他の要
求に対処するものである。
【0007】本発明の目的は、比較的小型の、ロープロ
ファイルの自転車ペダル及びクリート組立体と共に使用
できる自転車用靴を提供することにある。本発明の別の
目的は、自転車に乗った人の足とペダル軸の長手方向中
心軸線の間の距離を最小限に抑える、長手方向に離設さ
れた取付開口を有する自転車用靴を提供することであ
る。
【0008】本発明のさらなる目的は、様々な種類のク
リート組立体に適応できる自転車用靴を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的及び利
点は基本的に、自転車ペダルと共に使用するためにクリ
ートを固定可能な自転車用靴であって、人の足に面する
内側面と、ペダルに面する外側面と、爪先部と、爪先部
から長手方向に離反した踵部と、爪先部と踵部の間に配
置され爪先部と踵部の間にほぼ長手方向に互いにほぼ平
行に延びる細長い取付用の第1及び第2スロットが形成
されたあゆみ底部とを含む靴底部を備え、第1スロット
は第1長手方向長さを有し、第2スロットは、第1スロ
ットの第1長手方向長さより長い第2長手方向長さを有
しており、第1スロットはあゆみ底部内において第2ス
ロットの側方に配置されていると共に、第2スロットの
第1及び第2端部間に位置している自転車用靴を提供す
ることによって達成することができる。
【0010】本発明の上記目的及び利点は、自転車ペダ
ルと共に使用するためにクリートを固定可能な自転車用
靴であって、人の足に面する内側面と、ペダルに面する
外側面と、爪先部と、爪先部から長手方向に離反した踵
部と、爪先部と踵部の間に配置され爪先部と踵部の間に
ほぼ長手方向に互いにほぼ平行に延びる細長い取付用の
第1及び第2スロットが形成されたあゆみ底部とを含
み、第1スロットは第1長手方向長さを有し、第2スロ
ットは第1スロットの第1長手方向長さより長い第2長
手方向長さを有しており、第1スロットはあゆみ底部内
において第2スロットの側方に配置されていると共に、
第2スロットの第1及び第2端部間に位置している靴底
部と、クリートを靴底部の外側面に固定するために第2
スロットの上に重なる第1クリート固定部を有し靴底部
の内側面に重なるクリート取付部材とを備えた自転車用
靴を提供することによっても達成することができる。
【0011】本発明の上記目的及び利点は、自転車ペダ
ルと共に使用するためにクリートを固定可能な自転車用
靴であって、人の足に面する内側面と、ペダルに面する
外側面と、爪先部と、爪先部から長手方向に離反した踵
部と、爪先部と踵部の間に配置されあゆみ底部を含む靴
底部を備え、爪先部と踵部の間でほぼ長手方向にほぼ整
合した細長い取付用の第1及び第2の開口があゆみ底部
に形成されており、第1及び第2開口は、ほぼ同一の第
1及び第2長手方向長さと、長手方向において互いに約
33.5mm離れた第1及び第2中心点を有している自
転車用靴を提供することによっても達成できる。
【0012】本発明の上記目的及び利点は、自転車ペダ
ルと共に使用するためにクリートを固定することができ
る自転車用靴であって、人の足に面する内側面と、ペダ
ルに面する外側面と、爪先部と、爪先部から長手方向に
離反した踵部と、爪先部と踵部の間に配置されたあゆみ
底部とを含む靴底部を備えており、爪先部と踵部の間で
ほぼ長手方向にほぼ整合した細長い取付用の第1及び第
2開口があゆみ底部に形成されており、第1及び第2開
口は、ほぼ同一の第1及び第2長手方向長さと、長手方
向において互いに約33.5mm離れた第1及び第2中
心点を有しており、さらに、靴底部の内側面の上に重な
るクリート取付部材を備えており、クリート取付部材
は、クリートを靴底部の外側面に固定するために第1及
び第2スロットの上に重なるクリート固定部を有してい
る自転車用靴を提供することによっても達成することが
できる。
【0013】本発明の上記目的及び利点は基本的に、自
転車ペダルと共に使用するためにクリートを固定可能な
自転車用靴であって、人の足に面する内側面と、ペダル
に面した外側面と、爪先部と、爪先部から長手方向に離
れている踵部と、爪先部と踵部の間に配置されたあゆみ
底部とを含む靴底部を備えており、あゆみ底部は、爪先
部と踵部の間にほぼ長手方向に互いにほぼ平行に延在し
て1対の第1取付点を形成する第1及び第2細長取付ス
ロットを含み、第1スロットは第1長手方向を有し、第
2スロットは、第1スロットの第1長手方向長さより長
い第2長手方向長さを有しており、第1スロットはあゆ
み底部内において第2スロットの側方に配置されている
と共に、第2スロットの第1及び第2端部間に位置して
おり、あゆみ底部はさらに、頂点の1つが爪先部に向い
ている二等辺三角形を形成するように配置された3つの
補助取付点を含み、3つの補助取付点は補助取付開口で
形成されている自転車用靴を提供することによって達成
することができる。
【0014】本発明の上記目的及び利点はまた、自転車
ペダルと共に使用するためにクリートを固定可能な自転
車用靴であって、人の足に面する内側面と、ペダルに面
する外側面と、爪先部と、爪先部から長手方向に離反し
た踵部と、爪先部と踵部の間に配置されたあゆみ底部と
を含む靴底部を備えており、あゆみ底部は、爪先部と前
記踵部の間にほぼ長手方向にほぼ整合して1対の第1取
付点を形成する第1及び第2取付開口を含み、あゆみ底
部はさらに、頂点の1つが前記爪先部に向いている二等
辺三角形を形成するように配置された3つの補助取付点
を含み、3つの補助取付点は補助取付開口で形成されて
いる自転車用靴を提供することによっても達成すること
ができる。
【0015】本発明の上記目的及び利点はまた、自転車
ペダルと共に使用するためにクリートを固定可能な自転
車用靴であって、人の足に面する内側面と、ペダルに面
する外側面と、爪先部と、爪先部から長手方向に離反し
た踵部と、爪先部と踵部の間に配置されたあゆみ底部と
を含む靴底部を備えており、あゆみ底部は、爪先部と踵
部の間にほぼ長手方向に少なくとも約32.0mm延在
して1対の第1取付点を形成する第1取付開口を含み、
あゆみ底部はさらに、頂点の1つが爪先部に向いている
二等辺三角形を形成するように配置された3つの補助取
付点を含み、3つの補助取付点は補助取付開口で形成さ
れている自転車用靴を提供することによっても達成する
ことができる。
【0016】本発明の上記目的及び利点はまた、自転車
ペダルと共に使用するためにクリートを固定可能な自転
車用靴であって、人の足に面する内側面と、ペダルに面
する外側面と、爪先部と、爪先部から長手方向に離反し
た踵部と、爪先部と踵部の間に配置されたあゆみ底部と
を含む靴底部を備えており、あゆみ底部は、爪先部と踵
部の間にほぼ長手方向にほぼ整合して1対の第1取付点
を形成する取付用の第1及び第2穴を含み、第1及び第
2穴は、長手方向において互いに約32.0mm〜約3
4.0mm離れた第1及び第2中心軸線を有しており、
あゆみ底部はさらに、頂点の1つが前記爪先部に向いて
いる二等辺三角形を形成するように配置された3つの補
助取付点を含み、前記3つの補助取付点は補助取付開口
で形成されている自転車用靴を提供することによっても
達成することができる。
【0017】本発明の他の目的、利点及び特徴は、添付
の図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を開示す
る以下の詳細な説明を読めば、当該技術分野の専門家に
は明らかになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕まず図1〜図6を参照しながら説明す
ると、第1実施形態による自転車用靴10にクリート組
立体12が連結されている。基本的に、自転車用靴10
及びクリート組立体12は、図5及び図6に示されてい
るロープロファイルの自転車ペダル14等のクリップレ
スペダルに使用するように設計されている。図1〜図4
に示されている自転車用靴10は左側の自転車用靴であ
る。一方、右側の自転車用靴10の一部が図5〜図7に
示されている。もちろん、右側の自転車用靴は、図1〜
図4に示されている左側の自転車用靴と左右が逆になっ
ているだけでそれとほぼ同じである。従って、ここで使
用する自転車用靴10とは、左側自転車用靴でも右側自
転車用靴でもよく、以下の図面及び説明ではそれらを区
別しない。
【0019】基本的に、自転車用靴10は上表面部16
と、上表面部16に固定された靴底部18と、靴底部1
8の上に重ねられた中底すなわちクッション20を備え
ている。自転車用靴の基本的構造は古く、当該技術分野
では既知であるので、上表面16、靴底部18及び中底
20の正確な構造についてはここでは説明しない。ま
た、本発明は以下に説明する自転車用靴10の非請求部
分の正確な構造に限定されるものでないことは、当該技
術分野の専門家には明らかである。
【0020】クリート組立体12を連結した自転車用靴
10は、自転車ペダル14に取り外し可能に連結され
る。ペダル14は基本的に、自転車に乗っている人の足
を支えるペダル本体22と、ペダル本体22をクランク
アーム21に回転可能に連結するペダル軸23と、ペダ
ル本体22に固定された前クランプ部材24と、ペダル
本体22に回動可能に連結された後クランプ部材26と
を備えている。後クランプ部材26をクリート解放位置
からクリート係合位置へ付勢するために、ペダル本体2
2と後クランプ部材26との間に付勢部材としてのトー
ションばね28が連結されている。ペダル本体22に
は、クリートとペダル本体22とのギャップを調節する
機構を設けることができる。
【0021】上表面部16は、自転車に乗った人の足を
収容することができ、靴底部18に固定されている。上
表面部16は、好ましくは自転車技術分野で既知の従来
の材料で構成される。例えば、上表面部16の大部はレ
ザーやナイロン等の可撓性材料で構成することができ
る。図8〜図10にわかりやすく示されているように、
靴底部18は内側面30と、外側面32と、爪先部34
と、踵部36と、あゆみ底部(ball section)38とを備
えている。好ましくは、靴底部18は、自転車用靴の製
造に使用できることが知られているいずれの従来の靴底
材料で構成することもできる。第1実施形態では、自転
車用靴10はロードバイク用靴として示されている。こ
のため、この実施形態の靴底部18は、炭素繊維強化樹
脂コンポジット等の硬質な高剛性材料で構成されてい
る。もちろん、靴底部18をより可撓性の高い材料で構
成することもできることは本開示から当該技術分野の専
門家には明らかであろう。
【0022】靴底部18の内側面30は上向きで、自転
車に乗っている人の足に面するようになっており、1層
にも多層にもすることができる中底20が内側面30の
上に重なっている。靴底部18の外側面32は、クリー
ト組立体12を介してペダル14と係合するように下向
きになっている。靴底部18の内側面30及び外側面3
2は、自転車に乗る人の足の外形に基本的に一致した一
般的な外周靴底形状を有している。さらに、内側面30
から見た時、靴底部18は凹状になっており、それに沿
って長手方向にさらなる窪み49が設けられている。
【0023】靴底部18は、爪先部34の第1中心点か
ら踵部36の第2中心点まで長手方向に延びる中心線C
を有する。言い換えると、中心線Cは爪先部34の前カ
ーブをほぼ二等分すると共に、踵部36の後カーブをほ
ぼ二等分する。この第1実施形態では、図1、図2、図
4及び図5から図10に示されているようにクリート組
立体12を連結するために、靴底部18に長手方向に延
びる第1及び第2取付開口40,42が設けられてい
る。もちろん、第1及び第2取付開口40,42を結合
してほぼT字形またはほぼH字形の単一の取付開口にす
ることもできることは、本開示から当該技術分野の専門
家には明らかであろう。さらに、第1及び第2取付開口
40,42は、クリート組立体12を収容する複数の孔
で構成できることも、本開示から当該技術分野の専門家
には明らかであろう。
【0024】第1実施形態では、第1取付開口40は、
自転車用靴10の中心線C上に位置する長手方向に延び
たスロットである。第2取付開口42は、第1取付開口
40から側方へ離れた位置でそれにほぼ平行に延在して
いる。さらに詳しく言うと、第2取付開口42は、自転
車用靴10の外縁部側へ側方に離れており、第1取付開
口すなわち細長のスロット40に平行であるがそれより
長い細長スロットの形をしている。特に、第1取付開口
すなわちスロット40は第1長手方向長さを有する一
方、第2取付開口すなわちスロット42は、第1取付開
口すなわちスロット40の第1長手方向長さより長い第
2長手方向長さを有している。例えば、好適な実施形態
では、第1取付開口40の長手方向長さは約21.3m
mであり、第2取付開口42の長手方向長さは約56.
9mmである。
【0025】第1取付開口すなわちスロット40は、あ
ゆみ底部38内において第2取付開口すなわちスロット
42の側方に配置されていると共に、第2取付開口すな
わちスロット42の第1及び第2端部間に位置してい
る。好ましくは、両取付開口すなわちスロット40,4
2はほぼ同一の横幅を有しており、それらの長手方向軸
線は互いに約14.0mm離れている。好ましくは、両
取付開口すなわちスロット40,42の各々の各端部の
第1及び第2中心点すなわち軸線は、互いに長手方向に
約32.0mm〜約34.0mm(好ましくは約33.
5mm)離れている。また好ましくは、第2取付開口4
2の中心線は自転車用靴10の長手方向中心線Cから約
12.0mm離れている。
【0026】図7に示されているように、クリート組立
体12は基本的に、クリート取付プレートまたは部材5
0と、クリート52と、1対のワッシャ54と、1対の
ねじ付き締結具すなわちねじ56とを含む。クリート組
立体12は基本的に、クリート取付プレートまたは部材
50が靴底部18の内側面30と係合し、クリート52
が靴底部18の外側面32と係合するようにして、靴底
部18に固定される。クリート組立体12は、靴底部1
8のあゆみ底部38に沿って長手方向に調節可能であ
る。
【0027】図7、図12及び図13に示されているよ
うに、クリート取付部材50は外形がほぼT字形で、ベ
ース部60と、このベース部60に固定された4つのク
リートナット61〜64を備えている。ベース部60
は、クリートナット62〜64を形成した第1クリート
固定部と、クリートナット61を形成した第2クリート
固定部を備えている。ベース部60とクリートナット6
1〜64とを適当な剛性材料から一体部材として構成す
ることが好ましい。例えば、クリート取付部材50は、
従来技術で既知のクリートナットに一般的に使用されて
いるような硬質の高剛性材料で形成することができる。
【0028】図13にわかりやすく示されているよう
に、ベース部60は、好ましくは靴底部18の内側面3
0の曲率に一致するように湾曲している。好ましくは、
クリートナット61〜64は、選択的に締結具56を螺
着させることができる雌ねじ付きの管である。図12に
示されているように、クリートナット62〜64は長手
方向に整合して、それらの一部が靴底部18の第2取付
開口42にはめ込まれるのに対して、クリートナット6
1はクリートナット62〜64から側方に離れて、クリ
ートナット61が靴底部18の第1取付開口40に整合
して、クリートナット61の一部が靴底部18の第1取
付開口40にはめ込まれるようになっている。もちろ
ん、締結具をクリート52にねじ込むことができるよう
に、クリートナット61〜64をねじ無しの穴に代える
こともできる。
【0029】好ましくは、クリートナット61,63の
中心を約14.0mm離すことによって、クリートナッ
ト61,63をシマノ社が製造しているような従来のク
リート(図18を参照)を取り付けるために使用できる
ようにする。クリートナット62,64の中心は約3
2.0mmから約34.0mm(好ましくは約33.5
mm)離れているため、クリート52をそれらに締結具
56で取り付けた時、ペダル14のペダル軸23がクリ
ートナット62及び64間に位置する。好ましくは、ク
リートナット61及び64は、クリートナット61、6
2及び64の穴の中心軸線から測定した時に、クリート
ナット62から長手方向に約16.0mmから約16.
5mm離れている。
【0030】図5及び図6に示されているように、クリ
ート52は、自転車ペダル14に自転車用靴10の靴底
部18を取り外し可能に連結する構造になっている。す
なわち、クリート52を前方下向き運動でペダル14に
押し込むことによって、クリート52がペダル14と係
合する。これによってクリート52がペダル14に取り
外し可能にロックされる。靴10の踵部36をペダル1
4の外側へねじることによって、クリート52をペダル
14から外すことができる。
【0031】次に、図14〜図17を参照すると、クリ
ート52は、ペダル14の前クランプ部材24と係合す
る前取付部70と、後クランプ部材26と係合してそれ
を移動させる後取付部72と、前取付部70と後取付部
72との間に延在した中央の連結部74とを備えてい
る。好ましくは、前後の取付部70,72は中央部74
と共に、適当な高剛性材料から成る一体部材として一体
成形される。
【0032】前取付部70及び後取付部72の各々に
は、図7に示されているような比較的従来的な方法で自
転車用靴10の靴底部18にクリート52を連結するた
めに締結具56の1つを挿通するための孔すなわちスロ
ット76が設けられている。この靴底部18へのクリー
ト52の連結は当該技術分野では比較的よく知られてい
るため、この連結についてはここでは詳細に説明しな
い。
【0033】図14〜図17に示されているように、前
取付部70は、ペダル14の前クランプ部材24と係合
するノーズ部82を備えている。ノーズ部82は、前連
結表面84とその上に形成された湾曲ストップ表面86
を備えている。前連結表面84は好ましくは、前クラン
プ部材24の前クリート係合表面25と係合するように
設計されたほぼ平坦な平面である。湾曲ストップ表面8
6は、クリート54がペダル本体22に対して前方移動
するのを防止するために前クランプ部材24の切り欠き
部と係合するように設計されている。湾曲ストップ表面
86が前クランプ部材24と係合することによって、ク
リート52をペダル本体22から回動式に解放するため
のピボット点が形成される。
【0034】後取付部72は、後クランプ部材26によ
ってクリート52をペダル本体22に固定するために後
クランプ部材26の後クリート係合表面27と係合する
1対の後連結表面88を備えている。後連結表面88は
好ましくは、クリート52の前連結表面84にほぼ平行
であるほぼ平坦な平面である。後取付部72も、クリー
ト52をペダル本体22に連結している間、後クランプ
部材26と係合するように設計された湾曲状または角張
ったカム表面90を備えている。特に、カム表面90
は、クリート52がペダル本体22に対して下向き移動
する間に後クランプ部材26を通常のクリート係合位置
からクリート解放位置へ後方に回転させるように設計さ
れている。後取付部72には、クリート52をペダル本
体22に連結した時にクリート52がペダル本体22に
対して後方移動するのを防止するために後クランプ部材
26と係合する湾曲ストップ表面92も設けられてい
る。後取付部72にはさらに、クリート52を靴底部1
8に対して適切に位置決めするために靴底部18と係合
する1対の上向きの突起93が設けられている。
【0035】中央部74は、ペダル14のクリート支持
表面と係合するように設計されたほぼ平坦な底表面94
を備えている。中央部74の上表面96は前後取付部7
0及び72に対して窪んでおり、それに中央開口98が
設けられている。クリート52を自転車ペダル14に連
結するには、自転車に乗った人がペダル本体22を踏み
つけると、クランプ部材24及び26がクリート52を
自動的に把持して、ペダル14を自転車用靴10の靴底
部18に固定する。さらに詳しく言うと、自転車用靴1
0をクリート52で踏み込み式ペダル14に取り付ける
時、自転車に乗った人が靴10をペダル本体22に対し
て斜め前方下向きに移動させることによって、クリート
52の前端部すなわちノーズ部82がペダル本体22の
前クランプ部材24と係合する。
【0036】クリート52の前端部がペダル本体22の
前クランプ部材24と係合した後、クリート52の後端
部をペダル本体22の後クランプ部材26と接触する位
置へ移動させる。これによって、カム表面92が後クラ
ンプ部材26と係合する。この位置において、靴10を
ペダル14に下方へ押し付けると、後クランプ部材26
が最初にバイアスばね28の力に逆らって後方へ回動す
ることによって、後クランプ部材26がクリート解放位
置へ回動する。すると、クリート52の後端部が後クラ
ンプ部材26の背面と向き合う位置に入る。次に、後ク
ランプ部材26が付勢部材すなわちばね28の力を受け
て戻るため、後クランプ部材26がクリート52の後端
部と係合する。この係合により、靴10がクリート52
を介してペダル14に固定される。
【0037】靴をペダル14から解放する時は、一般的
にクリート52の前端部すなわちノーズ部82をピボッ
ト点として利用して、靴をペダル14の軸線に直交また
はほぼ直交する軸線回りに回転させる。この回動作用の
結果、後クランプ部材26がばね28の力に逆らってク
リート解放位置へ後向きに回動することによって、靴1
0がクリート52と共にペダル14から解放される。
【0038】図18に示されているように、靴底部18
を従来のクリート組立体12'と組み合わせて用いるこ
とができる。従来のクリート組立体12'は従来技術で
は既知であり、従ってここでは詳細に説明しない。基本
的に、クリート組立体12'はシマノ社がSPD(登録
商標)シリーズの靴及びペダル用に製造した形式のもの
である。すなわち、クリート組立体12'は、クリート
取り付けプレートまたは部材50'と、クリート52'
と、アダプタ54'と、1対のねじ付き締結具すなわち
ねじ56'を備えている。
【0039】クリート組立体12'は基本的に、取付プ
レート50'が靴底部18の内側面30と係合し、クリ
ート52'が靴底部18の外側面32と係合するように
して、靴底部18に固定されている。すなわち、クリー
ト取付プレート50'のクリートナット61'及び63'
がそれぞれ取付開口40及び42にはまって、クリート
取付プレート50'が靴底部18の長手方向軸線にほぼ
直交する方向に取り付けられる。
【0040】〔第2実施形態〕次に、図19〜図21を
参照すると、本発明による第2実施形態の靴底部18A
が示されている。靴底部18Aは、長手方向に並べて配
置された1対の取付開口42Aを有する点を除いて、上
記の靴底部18とほぼ同一である。言い換えると、第1
実施形態の靴底部18の第2取付開口42が2つの個別
の第2取付開口42Aに分割されていると共に、第1取
付開口40が取り除かれている。従って、靴底部18A
についてはここでは詳細に説明しない。
【0041】基本的に、靴底部18Aは、第1実施形態
の場合とほぼ同様にして上表面部16に連結される構造
であると共に、第1実施形態の場合とほぼ同様にしてク
リート組立体12と共に使用されるように構成されてい
る。靴底部18Aは、内側面30Aと、外側面32A
と、爪先部34Aと、踵部36Aと、あゆみ底部38A
とを備えている。好ましくは、靴底部18Aは、自転車
用靴の製造に使用できることが知られているいずれの従
来の靴底材料で構成することもできる。好ましくは、本
実施形態の靴底部18Aは、炭素繊維強化樹脂コンポジ
ット等の硬質の高剛性材料で構成される。もちろん、靴
底部18Aを可撓性の弾性材料で構成することもできる
ことは本開示から当該技術分野の専門家には明らかであ
ろう。
【0042】靴底部18Aの内側面30Aは上向きで、
自転車に乗っている人の足に面しており、1層にも多層
にもすることができる中底またはクッション20が内側
面30Aの上に重なっている。靴底部18Aの外側面3
2Aは、ペダル14と係合するように下向きになってい
る。靴底部18Aの内側面30A,外側面32Aは、自
転車に乗る人の足の外形に基本的に一致した一般的な外
周靴底形状を有している。さらに、内側面30Aから見
た時、靴底部18Aは凹状になっており、それに沿って
長手方向にさらなる窪み49Aが設けられている。
【0043】靴底部18Aは、爪先部34Aの第1中心
点から踵部36Aの第2中心点まで長手方向に延在する
中心線Cを備えている。言い換えると、中心線Cは爪先
部34Aの前カーブをほぼ二等分すると共に、踵部36
Aの後カーブをほぼ二等分する。第2取付開口42A
は、長手方向中心線Cから側方へ離れた位置でそれにほ
ぼ平行に延在している。さらに詳しく言うと、第2取付
開口42Aは、自転車用靴10の外縁部側へ側方に離れ
ており、細長スロットの形をしている。好ましくは、第
2取付開口42Aの中心線は長手方向中心線Cから約1
2.0mm離れている。好ましくは、第2取付開口42
Aの長手方向長さは約21.3mmである。好ましく
は、第2取付開口すなわちスロット42Aの中心点は、
長手方向において互いに約32.0mmから約34.0
mm(好ましくは約33.5mm)離れており、ほぼ同
一の横幅である。
【0044】前述したように、第1実施形態の靴底部1
8と第2実施形態の靴底部18Aとの基本的な違いは、
靴底部18Aが長手方向に整合した1対の第2取付開口
42Aだけを用いている点である。言い換えると、第1
実施形態の靴底部18の第2取付開口42が2つの個別
の取付開口42Aに分割されていると共に、第1取付開
口40が取り除かれている。従って、靴底部18Aは、
クリート52等のロープロファイルのクリート専用に使
用されるように構成されている。
【0045】第2実施形態では、クリート取付部材50
A(点線で示されている)が、第2取付開口42Aと整
合する1対のねじ付き穴またはクリートナット62A及
び64Aを備えた湾曲プレートすなわちクリート固定部
を有するだけである。好ましくは、クリートナット62
A及び64Aの一部が取付開口42A内へ延出する。も
ちろん、締結具をクリートにねじ込むことができるよう
に、クリートナット62A及び64Aをねじ無しの穴に
交換することもできる。クリートナットの中心は約3
2.0mmから約34.0mm(好ましくは約33.5
mm)離れており、クリート52をそれらに締結具56
で取り付けた時、ペダル14のペダル軸がクリートナッ
ト間に位置する。
【0046】〔第3実施形態〕次に図22〜図24を参
照すると、本発明の第3実施形態による左側の自転車用
靴10Bが示されている。基本的に、自転車用靴10B
は、特にマウンテンバイク用に設計された自転車用靴で
ある。すなわち、本実施形態では、靴底部18Bは、マ
ウンテンバイク用の自転車用靴に一般的に使用される可
撓性の弾性材料で形成されている。
【0047】自転車用靴10Bは上表面部16Bと、上
表面部16Bに固定された靴底部18Bと、靴底部18
Bの上に重ねられた中底またはクッション20Bを備え
ている。自転車用靴の基本的構造は、当該技術分野では
既知であるので、上表面16B、靴底部18B及び中底
20Bの正確な構造についてはここでは説明しない。ま
た、本発明は以下に説明する自転車用靴10Bの非請求
部分の正確な構造に限定されるものでないことは、当該
技術分野の専門家には明らかである。
【0048】靴底部18Bは1対の第2取付開口42B
を備えている。基本的に、靴底部18Bは、道路走行用
ではなくマウンテンバイクである点を除いて、上記の靴
底部18Aとほぼ同一である。靴底部18Bは、爪先部
34Bと、踵部36Bと、あゆみ底部38Bを備えてい
る。好ましくは、靴底部18Bは、自転車用靴の製造に
使用できることが知られているいずれの従来の靴底材料
で構成することもできる。本実施形態の靴底部18B
は、当該技術分野で使用されているような相当に可撓性
が高い弾性材料で形成される。
【0049】靴底部18Bは、爪先部34Bの第1中心
点から踵部36Bの第2中心点まで長手方向に延在する
中心線Cを備えている。言い換えると、中心線Cは爪先
部34Bの前カーブをほぼ二等分すると共に、踵部36
Bの後カーブをほぼ二等分する。第2取付開口42B
は、長手方向中心線Cから側方へ離れた位置でそれにほ
ぼ平行に延びている。さらに詳しく言うと、第2取付開
口42Bは、自転車用靴10Bの外縁部側へ側方に離れ
ており、細長スロットの形をしている。好ましくは、第
2取付開口42Bの中心線は長手方向中心線Cから約1
2.0mm離れている。好ましくは、取付開口42Bの
長手方向長さは約21.3mmである。
【0050】〔第4実施形態〕次に図25を参照する
と、本発明の第4実施形態による自転車用靴10Cの一
部と2つの部材からなるクリート取付部材とが示されて
いる。本実施形態のクリート取付部材は、1対の分離ク
リート固定部51C及び53Cで形成されている。クリ
ート固定部51C及び53Cは、上記の場合とほぼ同様
にしてクリート52を1対のねじ付き締結具で連結する
ための第1及び第2クリートナット62C及び64Cを
備えている。
【0051】靴底部18Cは、クリートナット62C及
び64Cをはめ込む細長い取付開口すなわちスロット4
2Cを備えている。スロット42Cは、長手方向におい
て靴底部18Cの爪先部と踵部の間に配置されており、
それの長手方向長さは少なくとも約32.0mmから約
34.0mm(好ましくは少なくとも約33.5mm)
であり、クリート52をそれに締結具で取り付けた時、
ペダル14のペダル軸23がクリートナット62C及び
64C間に位置する。スロット42Cは、クリートナッ
ト62C及び64Cと係合できる大きさの複数の向き合
った曲線部を有している。スロット42C内でのクリー
ト固定部51C及び53Cの長手方向移動を防止するた
め、スロット42Cの向き合った曲線部は、クリートナ
ット62C及び64Cと係合してそれらをスロット42
C内に保持できる大きさになっている。
【0052】〔第5実施形態〕次に図26を参照する
と、本発明の第5実施形態による自転車用靴10Dの一
部と2つの部材からなるクリート取付部材が示されてい
る。本実施形態のクリート取付部材は、1対の分離クリ
ート固定部51D及び53Dで形成されている。クリー
ト固定部51D及び53Dは、上記の場合とほぼ同様に
してクリート52を1対のねじ付き締結具で連結するた
めの第1及び第2クリートナット62D及び64Dを備
えている。
【0053】靴底部18Dは、クリートナット62D及
び64Dをはめ込む1対の細長い取付開口すなわちスロ
ット42Dを備えている。スロット42Dは、長手方向
において靴底部18Dの爪先部と踵部の間に配置されて
いる。スロット42Dは上記のスロット42Aとほぼ同
一であるため、クリート52をそれに締結具で取り付け
た時、ペダル14のペダル軸23がクリートナット62
D及び64D間に位置する。
【0054】〔第6実施形態〕次に図27〜図29を参
照すると、本発明の第6実施形態による変更形の靴底部
18Eを備えた左側の自転車用靴10Eの底部が示され
ている。本発明の目的のため、靴底部18Eは上記靴底
部18とほぼ同一であるが、靴底部18Eには3つの円
形の取付開口43E〜45Eが追加されている。開口4
3E〜45Eは、「ルック(Look)(登録商標)」
互換形クリートを連結するために図28に示されている
ようなクリート取付プレート50Eを収容することがで
きるように配置されている。さらに詳しく言うと、靴底
部18Eは、前述したような幾つかの形式のクリート組
立体を収容することができる汎用靴底である。例えば、
図7のクリート組立体12のクリート取付プレート50
を、図29に示されているように靴底部18Eに取り付
けることができる。さらに、クリート52または52'
のいずれかを連結するために、クリート取付プレート
(クリート固定部)50'、50A、51C、53C及
び50Eを靴底部18Eに取り付けることができる。靴
底部18及び18Eが類似していることから、靴底部1
8Eについてはここでは詳細に説明しない。
【0055】基本的に、靴底部18Eは、第1実施形態
の場合とほぼ同様にして上表面部16Eに連結される構
造であると共に、第1実施形態の場合とほぼ同様にして
クリート組立体12Eと共に使用されるように構成され
ている。基本的に、靴底部18Eは、爪先部34E、踵
部36E及びあゆみ底部38Eに分けることができる。
【0056】靴底部18Eは、爪先部34Eの第1中心
点から踵部36Eの第2中心点まで長手方向に延在する
中心線Cを備えている。言い換えると、中心線Cは爪先
部34Eの前カーブをほぼ二等分すると共に、踵部36
Eの後カーブをほぼ二等分する。好ましくは、靴底部1
8Eは、自転車用靴の製造に使用できることが知られて
いるいずれの従来の靴底材料で構成することもできる。
好ましくは、本実施形態の靴底部18Eは、炭素繊維強
化樹脂コンポジット等の相当に硬質の高剛性材料で構成
される。もちろん、靴底部18Eを可撓性の弾性材料で
構成することもできることは本開示から当該技術分野の
専門家には明らかであろう。
【0057】前述したように、第1実施形態の靴底部1
8と第6実施形態の靴底部18Eとの基本的な違いは、
靴底部18Eが3つの追加取付開口43E〜45Eを用
いていることにある。開口43E〜45Eは、図28に
示されているような「ルック(登録商標)」互換形クリ
ートのクリート取付プレート50Eを収容することがで
きるように配置されている。特に、「ルック(登録商
標)」互換形クリートを取り付けるためにボルトを使用
できるように、クリート取付プレート50Eの3つのね
じ穴63E〜65Eが靴底部18Eの開口43E〜45
Eと整合している。
【0058】「ルック(登録商標)」互換形クリート
は、3つの追加取付開口43E〜45Eが二等辺三角形
を描くように配置され、取付開口43E〜45Eの1つ
がその三角形の各頂点に位置することを必要とする。さ
らに、開口43E〜45Eで形成された三角形では、二
等辺三角形の等しい二辺の交点によって形成された頂点
が靴底部18Eの爪先部34Eに向かっている。さらに
詳しく言うと、最も前の開口43Eがスロット40E及
び42Eの中間に位置し、最も前の開口43Eがスロッ
ト42Eと交差している。残りの2つの後の開口43E
及び45Eは中心線Cにほぼ直交するように配置され、
その間にスロット40E及び42Eが位置している。言
い換えると、開口44E及び45Eを結んだ不等辺三角
形の不等辺は自転車用靴10Eの中心線Cに直交する。
一般的な「ルック(登録商標)」互換形クリートでは、
開口44E及び45Eの中心が互いに約37.0mm離
れており、開口43Eの中心は開口44E及び45E中
心から約34.0mm離れている。もちろん、必要及び
要望またはそのいずれかに応じて開口43E(〜45E
?)で形成される二等辺三角形を回転させることができ
ることは、当該技術分野の専門家には明らかであろう。
また、必要及び要望またはそのいずれかに応じて開口4
3Eを別の形状及び寸法にして他の形式のクリート構造
に合わせることもできることは、当該技術分野の専門家
には明らかであろう。例えば、開口43Eを六角形にす
ることもできる。
【0059】この第6実施形態では、靴底部18Eに、
図1、図2、図4及び図5〜図10に示されている第1
実施形態の靴底部18の開口40及び42とほぼ同一の
1対の長手方向に延びた取付開口40E及び42Eが設
けられている。第1取付開口40Eは、自転車用靴10
Eの中心線C上にほぼ位置する長手方向に延びたスロッ
トである。第2取付開口42Eは、第1取付開口40E
から側方へ離れた位置でそれにほぼ平行に延在してい
る。さらに詳しく言うと、第2取付開口42Eは、自転
車用靴10Eの外縁部側へ側方に離れており、第1取付
開口すなわち細長スロット40Eに平行であるがそれよ
り長い細長スロットの形をしている。特に、第1取付開
口すなわちスロット40Eは第1長手方向長さを有する
一方、第2取付開口すなわちスロット42Eは、第1取
付開口すなわちスロット40Eの第1長手方向長さより
長い第2長手方向長さを有している。例えば、第6実施
形態では、第1取付開口40Eの長手方向長さは約2
1.3mmであり、第2取付開口42Eの長手方向長さ
は約56.9mmである。
【0060】第1取付開口すなわちスロット40Eは、
あゆみ底部38E内において第2取付開口すなわちスロ
ット42Eの側方に配置されていると共に、第2取付開
口すなわちスロット42Eの第1及び第2端部間に位置
している。好ましくは、取付開口すなわちスロット40
E及び42Eはほぼ同一の横幅を有しており、それらの
長手方向軸線は互いに約14.0mm離れている。好ま
しくは、取付開口すなわちスロット40E及び42Eの
第1及び第2中心点は、互いに長手方向に約32.0m
m〜約34.0mm(好ましくは約33.5mm)離れ
ている。また好ましくは、第2取付開口42Eの中心線
は自転車用靴10Eの長手方向中心線Cから約12.0
mm離れている。
【0061】もちろん、第1及び第2取付開口40E及
び42Eを結合してほぼT字形すなわちほぼH字形の単
一取付開口にすることもできることは、本開示から当該
技術分野の専門家には明らかであろう。さらに、取付開
口40E及び42Eは、クリート組立体12Eを収容す
る複数の孔で構成できることも、本開示から当該技術分
野の専門家には明らかであろう。
【0062】〔変形例のクリート及びペダル〕次に図3
0〜図35を参照すると、変形例のペダル14Aに使用
できる本発明に従った変形例のクリート52Aが示され
ている。このクリート52Aを、締結具56を使用し
て、クリート52に関して説明したのとほぼ同様にして
靴底部18、18Aすなわち18Bのいずれかに取り付
けることができる。従って、クリート52A及びペダル
14Aについてはここでは詳細に説明しない。
【0063】基本的に、クリート52Aは、ペダル14
Aの前クランプ部材24Aと係合する前取付部70A
と、後クランプ部材26Aと係合してそれを移動させる
後取付部72Aと、前取付部70Aと後取付部72Aの
間に延在した中央の連結部74Aを備えている。好まし
くは、前後取付部70A及び72Aは中央部74Aと共
に、適当な高剛性材料で構成された一体部材として一体
成形される。
【0064】前取付部70A及び後取付部72Aの各々
には、比較的従来的な方法で自転車用靴10の靴底部1
8にクリート52Aを連結するために締結具56の1つ
を挿通するための穴すなわちスロット76Aが設けられ
ている。この靴底18へのクリート52Aの連結は当該
技術分野では比較的よく知られているため、この連結に
ついてはここでは詳細に説明しない。
【0065】前取付部70Aは、ペダル14Aの前クラ
ンプ部材24Aと係合するノーズ部82Aを備えてい
る。ノーズ部82Aは、前連結表面84Aとその上に形
成された湾曲ストップ表面86Aを備えている。前連結
表面84Aは好ましくは、前クランプ部材24Aの前ク
リート係合表面25Aと係合するように設計されたほぼ
平坦な平面である。湾曲ストップ表面86Aは、クリー
ト54Aがペダル本体22Aに対して前方移動するのを
防止するために前クランプ部材24Aの切り欠き部と係
合するように設計されている。湾曲ストップ表面86A
が前クランプ部材24Aと係合することによって、クリ
ート52Aをペダル本体22Aから回動式に解放するた
めのピボット点が形成される。
【0066】後取付部72Aは、後クランプ部材26A
によってクリート52Aをペダル本体22Aに固定する
ために後クランプ部材26Aの後クリート係合表面27
Aと係合する1対の後連結表面88Aを備えている。後
連結表面88Aは好ましくは、クリート52Aの前連結
表面84Aにほぼ平行であるほぼ平坦な平面である。後
取付部72Aも、クリート52Aをペダル本体22Aに
連結している間に後クランプ部材26Aと係合するよう
に設計された湾曲状または角張ったカム表面90Aを備
えている。特に、カム表面90Aは、クリート52Aが
ペダル本体22Aに対して下向き移動する間に後クラン
プ部材26Aを通常のクリート係合位置からクリート解
放位置へ後方に回転させるように設計されている。後取
付部72Aには、クリート52Aをペダル本体22Aに
連結した時にクリート52Aがペダル本体22Aに対し
て後方移動するのを防止するために後クランプ部材26
Aと係合する湾曲ストップ表面92Aも設けられてい
る。
【0067】中央部74Aは、ペダル14Aのクリート
支持表面と係合するように設計されたほぼ平坦な底表面
94Aを備えている。中央部74Aの上表面96Aは、
靴底部18の外側面32と係合するように設計されてい
る。以上に幾つかの実施形態を選択して本発明を説明し
てきたが、添付の請求項で定義されている本発明の範囲
から逸脱することなく様々な変更及び修正を加えること
ができることは、当該技術分野の専門家には理解される
であろう。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、あゆみ底部に長手方向
に長い1又は複数の第2開口を設けているので、ロープ
ロファイルのペダルに装着可能なクリート組立体を簡単
に装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に従った左側の自転車用
靴及びそれに連結されたクリートの内側の側面図であ
る。
【図2】図1に示されている左側の自転車用靴及びそれ
に連結されたクリートの背面図である。
【図3】図1及び図2に示されている左側の自転車用靴
の上面図である。
【図4】図1〜図3に示されている左側の自転車用靴の
底面図である。
【図5】ロープロファイル自転車ペダルと、本発明の第
1実施形態に従った右側の自転車用靴に連結されたクリ
ート組立体の外側の分解部側面図である。
【図6】図5に示されているクリート組立体をロープロ
ファイルの自転車ペダルにはめ付けた状態における自転
車用靴の外側の側面図である。
【図7】本発明の第1実施形態に従った右側の自転車用
靴の靴底部とクリート組立体の分解部斜視図である。
【図8】図1〜図7に示されている本発明の第1実施形
態に従った右側の自転車用靴の靴底部の内側の側面図で
ある。
【図9】図1〜図7に示されている本発明の第1実施形
態に従った右側の自転車用靴の靴底部の内側面の上面図
である。
【図10】図1〜図7に示されている本発明の第1実施
形態に従った右側の自転車用靴の靴底部の外側の側面図
である。
【図11】説明のためにクリート組立体を靴底部から取
り除いた状態にある、図1〜図7に示されている自転車
用靴の靴底部の底面図である。
【図12】クリートを取り付けるために3つのクリート
ナットを備えているクリート組立体用取付部材またはプ
レートの底面図である。
【図13】図12に示されている取付部材の、図12の
13−13線に沿った長手方向断面図である。
【図14】図5及び図6に示されているロープロファイ
ルの自転車ペダル及び図1〜図7に示されている靴底部
や、本明細書に記載されている本発明の他の実施形態と
組み合わせて使用されるクリートの上面図である。
【図15】図1〜図7に示されている自転車用靴及びペ
ダルや、本明細書に記載されている本発明の他の実施形
態に使用されるクリートの側面図である。
【図16】図14及び図15に示されているクリート
の、図14の16−16線に沿った長手方向断面図であ
る。
【図17】図1〜図7に示されている自転車用靴及びペ
ダルや、本明細書に記載されている本発明の他の実施形
態に使用される図14〜16に示されているクリートの
底面図である。
【図18】現在市販されている標準的なクリート組立体
を使用した、本発明の第1実施形態に従った自転車用靴
の靴底部の分解部斜視図である。
【図19】本発明の第2実施形態に従った右側の自転車
用靴の靴底部の内側の側面図である。
【図20】本発明の第2実施形態に従った図19に示さ
れている右側の自転車用靴の靴底部の内側面の上面図で
ある。
【図21】図19及び図20に示されている本発明の第
2実施形態に従った右側の自転車用靴の靴底部の外側の
側面図である。
【図22】本発明の第3実施形態に従った左側の自転車
用靴の外側の側面図である。
【図23】本発明の第3実施形態に従った図22に示さ
れている左側の自転車用靴の上面図である。
【図24】本発明の第3実施形態に従った図22及び図
23に示されている左側の自転車用靴の底面図である。
【図25】本発明の第4実施形態に従った右側の自転車
用靴の靴底部の内側面の部上面図である。
【図26】本発明の第5実施形態に従った右側の自転車
用靴の靴底部の内側面の部上面図である。
【図27】本発明の第6実施形態に従った汎用靴底取付
部を有する左側の自転車用靴底部の概略的底面図であっ
て、説明上、靴底部から詳細が取り除かれている。
【図28】図25に示されている靴底に連結された左側
の自転車用靴の底面図であって、クリートを取り付ける
ためのクリート取付プレートまたは部材が配置されてい
る。
【図29】図27及び図28に示されている左側の自転
車用靴の底面図であって、クリートを取り付けるための
クリート取付プレートまたは部材が配置されている。
【図30】本発明の第1、第2または第3実施形態に示
されている自転車用靴と組み合わせて使用できる変形例
のクリートの上面図である。
【図31】本発明の第1、第2または第3実施形態の自
転車用靴と共に使用できる図30に示されているクリー
トの側面図である。
【図32】本発明の第1、第2または第3実施形態の自
転車用靴と共に使用できる図30及び図31に示されて
いるクリートの底面図である。
【図33】本発明に従った右側の自転車用靴に連結され
た図30〜図32に示されているクリートと組み合わせ
て使用されたロープロファイルの自転車ペダルの外側の
部分解側面図である。
【図34】図30〜図32に示されているクリートを自
転車ペダルにはめ込んだ後の図33に示されているロー
プロファイルの自転車ペダルと自転車用靴のクリート組
立体との外側の側面図である。
【図35】図33及び図34に示されているロープロフ
ァイルの自転車ペダルとそれに連結されたクリートの上
面図である。
【符号の説明】
10,10B,10C,10D,10E 自転車用靴 12,12' クリート組立体 14 ペダル 18,18A,18B,18C,18D,18E 靴底
部 30,30A 内側面 32,32A 外側面 34,34A,34B 爪先部 36,36A,36B 踵部 38,38A,38B あゆみ底部 40,42,42A,42B スロット(取付開口) 43E〜45E 取付開口 50,50',50A,50E クリート取付部材(ク
リート取付プレート) 51C,53C,51D,53D クリート固定部 52,52',52A クリート 61〜64,61',63',62A.64A,62C,
64C,62D,64D クリートナット

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車ペダルと共に使用するためにクリー
    トを固定可能な自転車用靴であって、 足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪先部
    と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前記爪
    先部と踵部の間に配置されたあゆみ底部(ballsection)
    とを含み、前記あゆみ底部には、前記爪先部と前記踵部
    の間に実質的に長手方向に互いにほぼ平行に延びる細長
    い取付用の第1及び第2スロットが形成されており、前
    記第1スロットは第1長手方向長さを有し、前記第2ス
    ロットは前記第1スロットの前記第1長手方向長さより
    長い第2長手方向長さを有しており、前記第1スロット
    は前記あゆみ底部内において前記第2スロットの側方に
    配置されていると共に、前記第2スロットの第1及び第
    2端部間に位置している靴底部を備えた自転車用靴。
  2. 【請求項2】自転車ペダルと共に使用するためにクリー
    トを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間に配置されたあゆみ底部とを含み、
    前記あゆみ底部には、前記爪先部と前記踵部の間に実質
    的に長手方向に互いにほぼ平行に延びる細長い取付用の
    第1及び第2のスロットが形成されており、前記第1ス
    ロットは第1長手方向長さを有し、前記第2スロットは
    前記第1スロットの前記第1長手方向長さより長い第2
    長手方向長さを有し、前記第1スロットは前記あゆみ底
    部内において前記第2スロットの側方に配置されている
    と共に、前記第2スロットの第1及び第2端部間に位置
    している靴底部と、 前記クリートを前記靴底部の前記外側面に固定するため
    に前記第2スロットの上に重なる第1クリート固定部を
    有し、前記靴底部の前記内側面の上に重なるクリート取
    付部材と、を備えた自転車用靴。
  3. 【請求項3】前記第1クリート固定部は、前記第2スロ
    ットと整合した第1及び第2穴を有し、前記両穴に締結
    具を挿通できるようにした、請求項2記載の自転車用
    靴。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2穴はねじ付きである、請
    求項3記載の自転車用靴。
  5. 【請求項5】前記クリート取付部材は、クリートを前記
    靴底部の前記外側面に固定するために前記第1スロット
    の上に重なる第2クリート固定部をさらに有する、請求
    項2記載の自転車用靴。
  6. 【請求項6】前記第1クリート固定部は、前記第2スロ
    ットと整合した第3穴を有し、前記第3穴に締結具を挿
    通できるようになっており、 前記第2クリート固定部は、前記第1スロットと整合し
    た第4穴を有し、前記第4穴に締結具を挿通できるよう
    にした、請求項5記載の自転車用靴。
  7. 【請求項7】前記第1、第2、第3及び第4穴はねじ付
    きである、請求項6記載の自転車用靴。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2穴の中心軸線は互いに約
    33.5mm離れている、請求項6記載の自転車用靴。
  9. 【請求項9】前記第1及び第2穴の第1及び第2中心軸
    線は長手方向において互いに約32.0mmから約3
    4.0mm離れている請求項6記載の自転車用靴。
  10. 【請求項10】前記第3穴は前記第1及び第2穴の間に
    位置している、請求項6記載の自転車用靴。
  11. 【請求項11】前記第3及び第4穴の中心軸線は互いに
    約14.0mm離れている、請求項10記載の自転車用
    靴。
  12. 【請求項12】前記クリート取付部材は、前記靴底部の
    前記第2スロットに対して長手方向に調節可能である、
    請求項2記載の自転車用靴。
  13. 【請求項13】前記第1及び第2スロットはほぼ同一の
    横幅を有している、請求項1又は2記載の自転車用靴。
  14. 【請求項14】前記第1及び第2スロットの第1及び第
    2長手方向軸線は互いに約14.0mm離れている、請
    求項1又は2記載の自転車用靴。
  15. 【請求項15】前記靴底部は可撓性が高い弾性材料で構
    成されている、請求項1又は2記載の自転車用靴。
  16. 【請求項16】前記靴底部は硬質な高剛性材料で構成さ
    れている、請求項1又は2記載の自転車用靴。
  17. 【請求項17】前記靴底部の前記高剛性材料は炭素繊維
    強化樹脂製である、請求項16記載の自転車用靴。
  18. 【請求項18】自転車ペダルと共に使用するためにクリ
    ートを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間に配置され前記爪先部と前記踵部の
    間にほぼ長手方向にほぼ並べて配置された取付用の第1
    及び第2開口が形成されたあゆみ底部とを含む靴底部を
    備えた自転車用靴。
  19. 【請求項19】前記第1及び第2開口は、ほぼ同一の第
    1及び第2長手方向長さと、第1及び第2中心点を有し
    ている、請求項18記載の自転車用靴。
  20. 【請求項20】前記第1及び第2開口は、長手方向にお
    いて互いに約33.5mm離れている、請求項19記載
    の自転車用靴。
  21. 【請求項21】前記第1及び第2開口は、細長く長手方
    向に延びる第1及び第2スロットとして形成されてい
    る、請求項18記載の自転車用靴。
  22. 【請求項22】前記第1及び第2スロットはほぼ同一の
    横幅を有している、請求項21記載の自転車用靴。
  23. 【請求項23】前記靴底部は可撓性が高い弾性材料で構
    成されている、請求項18記載の自転車用靴。
  24. 【請求項24】前記靴底部は硬質な高剛性材料で構成さ
    れている、請求項18記載の自転車用靴。
  25. 【請求項25】前記靴底部の前記高剛性材料は炭素繊維
    強化樹脂製である、請求項24記載の自転車用靴。
  26. 【請求項26】自転車ペダルと共に使用するためにクリ
    ートを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間に配置され前記爪先部と前記踵部の
    間にほぼ長手方向にほぼ並べて配置された取付用の第1
    及び第2開口が形成されたあゆみ底部とを含み、前記第
    1及び第2開口は、ほぼ同一の第1及び第2長手方向長
    さと、長手方向において互いに約33.5mm離れてい
    る第1及び第2中心点とを有する靴底部と、 前記クリートを前記靴底部の前記外側面に固定するため
    に前記第1開口の上に重なる第1クリート固定部と、 前記クリートを前記靴底部の前記外側面に固定するため
    に前記第2開口の上に重なる第2クリート固定部とを備
    え、 前記両クリート固定部は、前記靴底部の前記内側面に重
    なっている自転車用靴。
  27. 【請求項27】前記第1及び第2開口は、細長く長手方
    向に延びる第1及び第2スロットとして形成されてい
    る、請求項26記載の自転車用靴。
  28. 【請求項28】締結具を挿通するために、前記第1クリ
    ート固定部は前記第1開口と整合した第1穴を有し、前
    記第2クリート固定部は前記第2開口と整合した第2穴
    を有している、請求項26記載の自転車用靴。
  29. 【請求項29】前記第1及び第2穴はねじ付きである、
    請求項28記載の自転車用靴。
  30. 【請求項30】前記第1及び第2穴の中心軸線は互いに
    約33.5mm離れている請求項28記載の自転車用
    靴。
  31. 【請求項31】前記第1及び第2穴の第1及び第2中心
    軸線は長手方向において互いに約32.0mmから約3
    4.0mm離れている、請求項28記載の自転車用靴。
  32. 【請求項32】前記第1及び第2開口はほぼ同一の横幅
    を有している、請求項26記載の自転車用靴。
  33. 【請求項33】前記クリート取付部材は、前記靴底部の
    前記第1及び第2開口に対して長手方向に調節可能であ
    る、請求項26記載の自転車用靴。
  34. 【請求項34】前記靴底部は可撓性が高い弾性材料で構
    成されている、請求項26記載の自転車用靴。
  35. 【請求項35】前記靴底部は硬質な高剛性材料で構成さ
    れている、請求項26記載の自転車用靴。
  36. 【請求項36】前記靴底部の前記高剛性材料は炭素繊維
    強化樹脂製である、請求項35記載の自転車用靴。
  37. 【請求項37】前記第1及び第2クリート固定部はベー
    ス部で連結されている、請求項26記載の自転車用靴。
  38. 【請求項38】前記ベース部は湾曲プレートである、請
    求項37記載の自転車用靴。
  39. 【請求項39】前記第1及び第2クリート固定部の各々
    は個別のベース部を備え、前記第1及び第2クリート固
    定部が互いに独立して移動できるようになっている、請
    求項26記載の自転車用靴。
  40. 【請求項40】自転車ペダルと共に使用するためにクリ
    ートを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間に配置され前記爪先部と前記踵部の
    間にほぼ長手方向に少なくとも約32.0mm延びる第
    1取付開口が形成されたあゆみ底部とを含む靴底部を備
    えた自転車用靴。
  41. 【請求項41】自転車ペダルと共に使用するためにクリ
    ートを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間に配置され前記爪先部と前記踵部の
    間にほぼ長手方向にほぼ整合した取付用の第1及び第2
    穴が形成されたあゆみ底部とを含む靴底部を備え、前記
    第1及び第2穴の第1及び第2中心軸線が長手方向にお
    いて互いに約32.0mmから約34.0mm離れてい
    るいる自転車用靴。
  42. 【請求項42】自転車ペダルと共に使用するためにクリ
    ートを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面した外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間にあるあゆみ底部とを含む靴底部を
    備え、 前記あゆみ底部は、前記爪先部と前記踵部の間にほぼ長
    手方向に互いにほぼ平行に延在して1対の第1取付点を
    形成する細長い取付用の第1及び第2スロットを含み、
    前記第1スロットは第1長手方向長さを有し、前記第2
    スロットは前記第1スロットの前記第1長手方向長さよ
    り長い第2長手方向長さを有し、前記第1スロットは前
    記あゆみ底部内において前記第2スロットの側方に配置
    されていると共に、前記第2スロットの第1及び第2端
    部間に位置しており、 前記あゆみ底部は、頂点の1つが前記爪先部に向いてい
    る二等辺三角形を形成するように配置された3つの補助
    取付点をさらに含み、前記3つの補助取付点は補助取付
    開口で形成されている自転車用靴。
  43. 【請求項43】前記爪先部に最も近い前記補助取付開口
    は、前記第1及び第2スロットの少なくとも一方と交差
    している、請求項42記載の自転車用靴。
  44. 【請求項44】前記爪先部に最も近い前記補助取付開口
    は、前記第2スロットと交差している、請求項43記載
    の自転車用靴。
  45. 【請求項45】前記補助取付開口の1つは、横方向にお
    いて前記第1及び第2スロットの間に位置している、請
    求項42記載の自転車用靴。
  46. 【請求項46】前記第1及び第2細長取付スロットは、
    前記補助取付開口の2つを結ぶ線にほぼ直交する方向に
    延在している、請求項45記載の自転車用靴。
  47. 【請求項47】第1及び第2スロットは、ほぼ同一の横
    幅を有する、請求項42記載の自転車用靴。
  48. 【請求項48】前記第1及び第2スロットは、互いに約
    14.0mm離れた第1及び第2長手方向軸線を有す
    る、請求項42記載の自転車用靴。
  49. 【請求項49】自転車ペダルと共に使用するためにクリ
    ートを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間に配置されたあゆみ底部とを含む靴
    底部を備え、 前記あゆみ底部は、前記爪先部と前記踵部の間にほぼ長
    手方向にほぼ整合して1対の第1取付点を形成する第1
    及び第2取付開口を含み、 前記あゆみ底部は、頂点の1つが前記爪先部に向いてい
    る二等辺三角形を形成するように配置された3つの補助
    取付点をさらに含み、前記3つの補助取付点は補助取付
    開口で形成されている自転車用靴。
  50. 【請求項50】前記第1及び第2開口は、ほぼ同一の第
    1及び第2長手方向長さと、第1及び第2中心点を有し
    ている、請求項49記載の自転車用靴。
  51. 【請求項51】前記第1及び第2開口は、長手方向にお
    いて互いに約33.5mm離れている、請求項50記載
    の自転車用靴。
  52. 【請求項52】前記第1及び第2開口は、細長く長手方
    向に延在する第1及び第2スロットとして形成されてい
    る、請求項49記載の自転車用靴。
  53. 【請求項53】前記第1及び第2スロットはほぼ同一の
    横幅を有している、請求項52記載の自転車用靴。
  54. 【請求項54】前記第1及び第2取付開口は、前記爪先
    部と前記踵部の間にほぼ長手方向に延在した連続取付ス
    ロットによって形成されている、請求項49記載の自転
    車用靴。
  55. 【請求項55】前記爪先部に最も近い前記補助取付開口
    は、前記連続取付スロットと交差している、請求項54
    記載の自転車用靴。
  56. 【請求項56】自転車ペダルと共に使用するためにクリ
    ートを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間にあるあゆみ底部とを含む靴底部を
    備え、 前記あゆみ底部は、前記爪先部と前記踵部の間にほぼ長
    手方向に少なくとも約32.0mm延在して1対の第1
    取付点を形成する第1取付開口を含み、 前記あゆみ底部は、頂点の1つが前記爪先部に向いてい
    る二等辺三角形を形成するように配置された3つの補助
    取付点をさらに含み、前記3つの補助取付点は補助取付
    開口で形成されている自転車用靴。
  57. 【請求項57】前記爪先部に最も近い前記補助取付開口
    は、前記第1取付スロットと交差している、請求項61
    記載の自転車用靴。
  58. 【請求項58】自転車ペダルと共に使用するためにクリ
    ートを固定可能な自転車用靴であって、 人の足に面する内側面と、ペダルに面する外側面と、爪
    先部と、前記爪先部から長手方向に離反した踵部と、前
    記爪先部と踵部の間に配置されたあゆみ底部とを含む靴
    底部を備え、 前記あゆみ底部は、前記爪先部と前記踵部の間にほぼ長
    手方向にほぼ整合して1対の第1取付点を形成する第1
    及び第2取付穴を含み、前記第1及び第2穴は、長手方
    向において互いに約32.0mm〜約34.0mm離れ
    た第1及び第2中心軸線を有しており、 前記あゆみ底部は、頂点の1つが前記爪先部に向いてい
    る二等辺三角形を形成するように配置された3つの補助
    取付点をさらに含み、前記3つの補助取付点は補助取付
    開口で形成されている自転車用靴。
  59. 【請求項59】前記第1及び第2取付穴は、前記爪先部
    と前記踵部の間にほぼ長手方向に延在した連続取付スロ
    ットによって形成されている、請求項58記載の自転車
    用靴。
  60. 【請求項60】前記爪先部に最も近い前記補助取付開口
    は、前記連続取付スロットと交差している、請求項59
    記載の自転車用靴。
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