JPH11103690A - 栽培装置 - Google Patents

栽培装置

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JPH11103690A
JPH11103690A JP29027797A JP29027797A JPH11103690A JP H11103690 A JPH11103690 A JP H11103690A JP 29027797 A JP29027797 A JP 29027797A JP 29027797 A JP29027797 A JP 29027797A JP H11103690 A JPH11103690 A JP H11103690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
cultivation apparatus
culture soil
pot
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP29027797A
Other languages
English (en)
Inventor
Ross Thomas
ロース トーマス
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TWISTRINGER RBM DRAENFILTER
Twistringer Rbm Draenfilter & Co KG GmbH
Original Assignee
TWISTRINGER RBM DRAENFILTER
Twistringer Rbm Draenfilter & Co KG GmbH
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 栽培期間を節約できると同時に、幹を高くす
る栽培方法を用いた場合と同様の視覚的効果が得られる
ような栽培装置を提供する。 【解決手段】 観賞植物及び樹木を栽培するための栽培
装置において、培養土12を収容するための鉢(10、
10a、10b)と、同様に培養土22が充填され上方
から鉢(10)の培養土(12)に差込可能でありこれ
によって支えられた硬い筒(14)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1による栽
培装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】観賞植物及び樹木を鉢で栽培する技術
は、公知である。合成樹脂素材、粘土等からなる大小の
鉢に適切な培養土を充填した後、苗木又は種もしくは球
根が植えられる。
【0003】多くの観賞植物、そして各種樹木も、幹を
高くする栽培方法に沿って栽培される。これには、成長
のエネルギーが主たる幹に導かれるように、常時枝の刈
り込みを行う必要性を伴う。この栽培方法は面倒であ
り、多くの手間がかかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、栽培
期間の節約と同時に幹を高くする栽培方法を用いた場合
と同様の視覚的効果が得られるような栽培装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1に
よる特徴によって達成される。
【0006】本発明による栽培装置によると、培養土を
充填した、任意の素材及び任意の形状において実施され
た従来技術による鉢が使用される。その大きさは、植物
の予想される根の発達度に比例する。本発明によると、
さらに、比較的硬い素材、例えば金属、合成樹脂又は木
製の筒が設けられ、その下方の端は底と一定の距離を保
ちながら鉢の培養土内に差し込まれる。この筒にも同様
に培養土を充填する。この筒は、上方及び下方の端が開
放されている。苗木が筒の上方の端において培養土内に
植えられる。形成される個々の根は、筒内で培養土層を
貫通し、筒の下方の端を超えた後植木鉢の中で広がり、
網状の絡み合いを形成する。この際、根が発達する速度
は非常に速い。よって、従来の幹を高くする栽培方法が
要する時間よりもかなり短期間で、幹の高い植物と同様
の茂り方が得られる。
【0007】筒は、特別の仕上げを要さず、竹筒であっ
てもよい。幹の高い植物に特徴的な外観を得るために、
筒は好適にまっすぐである。しかし、本発明の別の実施
例において、筒は、特別の視覚的効果が得られるべき場
合に、両端の間で任意の形態で曲げることもできる。
【0008】本発明の更なる実施例によると、筒の上方
の端には、好適にじょうご状の広がりを設けることもで
きる。これによって表面が拡大され、同時に複数の苗木
を植えることができる。
【0009】本発明の別の実施例によると、筒の両端の
間で、斜め上方向に突出する枝筒を設けることもでき
る。この枝筒にもまた、苗木を植えることができ、その
根は枝筒及び筒を通って下方に植木鉢の中へと伸びる。
【0010】本発明の別の実施例によると、筒は、ココ
ナッツ繊維等、繊維素材の層で包囲されている。繊維素
材によって筒の外観を改善することができ、かつさら
に、個々の根が過度の高温及び光の照明から保護される
という長所を有する。かかる繊維素材は、交差巻き等の
糸巻きによって固定することができる。また、これに代
わって、繊維素材は糊付けによって筒に固定することも
できる。
【0011】筒の製造は、非常に簡単である。大きめの
長さにおいて製造し、所望の長さに切断すればよい。繊
維素材による被覆が予定されている場合には、被覆加工
は筒の製造中において行われると有利である。その後に
個別の筒部分が連続形成体から切断される。
【0012】本発明の更なる実施例によると、筒の下方
の端において側面に穴が設けられることが予定されてい
る。この穴は、植木鉢の培養土の中に位置する部分に存
在する。これによって、個々の根は筒の外に横方向に鉢
の中へ伸びることができ、これはさらに早く行われ、鉢
の中での根のより早い発達が得られる。
【0013】本発明の更なる実施例によると、植木鉢の
内側に、ココナッツ繊維等の繊維素材の層を設けること
が予定されている。培養土を充填する前に、ココナッツ
繊維のマット状の層を植木鉢にはめ込むこともできる。
この措置を講じることによって、網状の根と繊維の層と
の間で結合が行われ、筒の安定度が高められるという長
所が得られる。
【0014】筒を横及び下方向において固定することな
く培養土内に設置することも考えられる。いずれにして
も、植木鉢の底との離間が確保されなければならない。
しかし、筒を適切な支持脚を介して鉢の底に対して支え
る方が好ましい。この支持脚は、根が植木鉢の培養土内
で網状に発達することができるよう、横に貫通孔を有す
ることを要する。本発明の更なる実施例によると、かか
る脚は、筒の下端から形成される軸平行のスリットから
形成されることが予定されている。これに代わって、本
発明の別の実施例において、竹馬のような脚が取り付け
られた輪等を、筒の端に結合することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を、以下において図面を参
照してより詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明による栽培装置の第一実施
例の部分断面図である。
【0017】図2は、本発明による栽培装置の第二実施
例を図示する。
【0018】図3は、本発明による栽培装置の第三実施
例を図示する。
【0019】図4は、本発明による栽培装置の第四実施
例を図示する。
【0020】図5は、本発明による栽培装置の第五実施
例を図示する。
【0021】図6は、図5に示された栽培装置の一部の
斜視図である。
【0022】図1においては、培養土12を充填した従
来の円錐形植木鉢10が断面によって示されている。
【0023】鉢10の中には、鉢10の底に対して離間
された差込筒14が上から差し込まれている。差込筒1
4は、例えば合成樹脂、金属、樹木等、比較的硬い素材
からなる筒部分16と、これを被覆する繊維素材18の
層から組み合わせられている。繊維素材18は、糊付け
するか、又は糸を用いて固定することもできる。このよ
うな固定方法は、交差巻き20を示す図1の右の図から
明らかである。
【0024】また、筒に上方の端まで培養土22が充填
されている。
【0025】カバー筒14の上方の端において苗木が培
養土22内に植えられる。個々の根24は培養土層22
を貫通し、差込筒14の下方の端を通って鉢の培養土内
に伸びる。鉢10における根の形成によって差込筒14
もまた網状の根によってより強く固定され、これによっ
て、形成される植物26もよりよく支えられる。
【0026】栄養分及び水分の供給には問題がない。鉢
10内の個々の根を通じて直接吸収が行われ、これによ
って植物26の直接的な栄養供給が行われる。
【0027】図2による実施例においては、その上方の
端が28でじょうご状に広がっている差込筒14aが、
鉢10aに差し込まれている。じょうご28は筒と一体
的に形成するか、又は別個の部品としてはめ込むことも
できる。広がり28によって、30で示されるように、
複数の苗木を植えることが可能となる。
【0028】図3による実施例においては、基本的には
図1及び2による差込筒14又は14aと同様の構造を
有するが、これに更に垂直線に対して約20°の角度で
斜め上方向に突出する、二つずつ分岐する枝筒32が設
けられている差込筒14bが、鉢10bに差し込まれて
いる。枝筒32には同様に培養土が充填され、図3で示
すように、植物の形成のために苗木を収容することがで
きる。
【0029】図4においては、植木筒14cがその下方
の端において植木鉢10cの培養土12に差し込まれて
おり、その際に、差し込まれた端には、これを介して根
が培養土12内に伸びることができる一連の横穴34が
設けられている。
【0030】植木鉢10cには、更に、その内側におい
て、例えばござのように、繊維素材からなる層36を有
し、これは、培養土12を充填する前に設置される。こ
れによって、根の端が層の中に伸び、根系の固定及びこ
れによる筒14cのよりよい支えが可能になる。
【0031】図5においては、鉢10dの培養土12の
中に差し込まれた植木筒14dに、支持脚38が設けら
れており、この支持脚は筒14dの下方の端の周りに設
けられ、軸方向に固定された輪40と、輪40の周囲方
向において例えば90度の間隔で設けられた複数の支柱
(竹馬脚)42から構成される。この支柱42を介し
て、筒14dは地面(鉢10dの底)に対して支えら
れ、これによって根系の発達が妨げられることなく植木
筒14dの安定した位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による栽培装置の第一実施例の部分断面
図である。
【図2】本発明による栽培装置の第二実施例を図示す
る。
【図3】本発明による栽培装置の第三実施例を図示す
る。
【図4】本発明による栽培装置の第四実施例を図示す
る。
【図5】本発明による栽培装置の第五実施例を図示す
る。
【図6】図5に示された栽培装置の一部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 鉢 12 培養土 14 筒 22 培養土

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観賞植物及び樹木を栽培するための栽培
    装置において、培養土を収容する鉢と、培養土が充填さ
    れ上方から鉢の培養土に差込まれ、これによって支えら
    れた硬い筒とを有する、栽培装置。
  2. 【請求項2】 筒の内径が50ないし100mmである
    ことを特徴とする、請求項1記載の栽培装置。
  3. 【請求項3】 筒の素材が合成樹脂、金属又は樹木であ
    ることを特徴とする、請求項1又は2記載の栽培装置。
  4. 【請求項4】 筒が竹筒であることを特徴とする、請求
    項1ないし3の一つに記載の栽培装置。
  5. 【請求項5】 筒がまっすぐであることを特徴とした、
    請求項1ないし4の一つに記載の栽培装置。
  6. 【請求項6】 筒がその両端の間で任意の形で曲げられ
    ていることを特徴とする、請求項1ないし4の一つに記
    載の栽培装置。
  7. 【請求項7】 筒の下方の端が鉢の中の培養土の下方の
    三分の一の高さまで差し込まれていることを特徴とす
    る、請求項1ないし6の一つに記載の栽培装置。
  8. 【請求項8】 筒の上方の端が、じょうご状である広が
    りを有することを特徴とする、請求項1ないし7の一つ
    に記載の栽培装置。
  9. 【請求項9】 前記広がりが、筒の上方の端にはめ込み
    可能である別個のじょうごであることを特徴とする、請
    求項8記載の栽培装置。
  10. 【請求項10】 筒の両端の間に、斜め上方に突出する
    枝筒が設けられたことを特徴とする、請求項1ないし9
    の一つに記載の栽培装置。
  11. 【請求項11】 筒が繊維素材からなる層で包囲された
    ことを特徴とする、請求項1ないし10の一つに記載の
    栽培装置。
  12. 【請求項12】 繊維素材がココナッツ繊維からなるこ
    とを特徴とする、請求項11記載の栽培装置。
  13. 【請求項13】 繊維素材が、交差巻きによる、周りに
    巻かれた糸によって固定されたことを特徴とする、請求
    項12記載の栽培装置。
  14. 【請求項14】 繊維素材が接着剤によって筒に固定さ
    れることを特徴とする、請求項12記載の栽培装置。
  15. 【請求項15】 筒の下方の端において複数の横穴が設
    けられていることを特徴とする、請求項1ないし14の
    一つに記載の栽培装置。
  16. 【請求項16】 植木鉢が、その内側において、ココナ
    ッツ繊維である繊維素材からなる層を有することを特徴
    とする、請求項1ないし15の一つに記載の栽培装置。
  17. 【請求項17】 筒が支持脚を介して植木鉢の底に対し
    て支えられており、支持脚に横方向の貫通孔が設けられ
    ていることを特徴とする、請求項1ないし16の一つに
    記載の栽培装置。
  18. 【請求項18】 支持脚が、筒の端に軸平行のスリット
    を形成することにより形成されたことを特徴とする、請
    求項17記載の栽培装置。
  19. 【請求項19】 筒の下方の端において、竹馬状の脚が
    設けられた輪が設けられたことを特徴とする、請求項1
    7記載の栽培装置。
JP29027797A 1997-10-06 1997-10-06 栽培装置 Pending JPH11103690A (ja)

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JP29027797A JPH11103690A (ja) 1997-10-06 1997-10-06 栽培装置

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JP29027797A JPH11103690A (ja) 1997-10-06 1997-10-06 栽培装置

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JPH11103690A true JPH11103690A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17754067

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29027797A Pending JPH11103690A (ja) 1997-10-06 1997-10-06 栽培装置

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JP (1) JPH11103690A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333438B1 (ko) * 1999-12-16 2002-04-25 허 태 학 대나무통을 이용한 근주이식공법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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