JPH11103667A - きのこ培養基の蒸気殺菌装置 - Google Patents

きのこ培養基の蒸気殺菌装置

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Publication number
JPH11103667A
JPH11103667A JP9286171A JP28617197A JPH11103667A JP H11103667 A JPH11103667 A JP H11103667A JP 9286171 A JP9286171 A JP 9286171A JP 28617197 A JP28617197 A JP 28617197A JP H11103667 A JPH11103667 A JP H11103667A
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JP
Japan
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steam
water
water tank
culture medium
mushroom culture
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Pending
Application number
JP9286171A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Ishiguro
彰良 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Seiki Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 きのこ培養基を蒸気で殺菌する装置で、装置
の運転時に水槽の水を補給する必要がなく、又燃費を大
幅に節減できるようにする。 【構成】 きのこ培養基を収容する殺菌室1の下部に透
孔3を開けた仕切り板4を設けて水槽2を形成する。水
槽2の下面に加熱器5を設けると共に、殺菌室1に蒸気
排出管8を設ける。殺菌室1の外部に蓄熱槽6を設け
て、蓄熱槽6の中へ蒸気排出管8を通す。蓄熱槽6と水
槽2間に連通管10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、きのこの培養基を
高温の蒸気で殺菌するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のきのこ培養基の蒸気殺菌装置は、
きのこ培養基を収容する殺菌室の下部に水槽を設け、加
熱することにより、高温の蒸気を仕切り板の透孔より殺
菌室へ供給し、殺菌室の上部の蒸気排出管より蒸気を外
部へ排出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、装置
の稼働中に発生する蒸気は全て蒸気排出管より外部へ放
出されるため、殺菌室の下部水槽内の湯の減少度が激し
く、途中で水を補給しなければならないのである。しか
し、水を補給すると水槽内の湯の温度が下がり、蒸気発
生にムラが生じ、殺菌効果に悪影響を及ぼすと共に効率
も悪く、その都度燃費もかかるのである。
【0004】上記点から本発明は、装置の稼働中に蒸気
発生部の水槽への水の補給を要せず又、燃費を大幅に低
減することのできる効率の良いきのこ培養基の蒸気殺菌
装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明装置は、きのこ培養基を収容する殺菌室の下部に
蒸気発生部を設け、殺菌室に蒸気排出管を設けた殺菌装
置に於いて、殺菌室の蒸気排出管を殺菌室の外部に設け
た蓄熱槽内を通過させ、蓄熱槽と蒸気発生部の水槽を連
通管で連結したことを特徴とするものである。
【0006】本発明装置の作用を説明すれば、蒸気発生
部の水槽内の水は加熱され、高温となった蒸気は仕切り
板の透孔より殺菌室内へ供給される。そして、蒸気は蒸
気排出管を通り外部へ放出されるのであるが、蒸気排出
管の途中は殺菌室の外部の蓄熱槽内を通過するため、蓄
熱槽内の水は蒸気排出管の放熱により熱せられ水温が上
昇する。又、それと同時に、蒸気排出管内の蒸気は液化
し水に戻り、蒸気排出管を逆流し、殺菌室より下部水槽
内に落下する。
【0007】そして、蓄熱槽内の水は高温となり、又下
部水槽内には蒸発した水分が少量ずつ戻るので、途中で
水を補給する必要がない。尚、蓄熱槽の湯は、次回の装
置稼働時に温水状態で連通管より水槽に入れ使用でき、
その分燃費が節減できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明装置の一実施の形態
を図面に基づき説明する。図1は本発明装置の一実施の
形態を示す縦断正面図である。而して、図中1は殺菌
室、2は殺菌室1の下部で、透孔3を設けた仕切り板4
により区画された水槽、5は水槽2の下面に設けた電
気、ガス等を熱源とする加熱器である。水槽2、仕切り
板4及び加熱器5より構成される蒸気発生部は、加熱器
5により水槽2内の水を加熱して蒸気とし、蒸気を仕切
り板4の透孔3より殺菌室1内に供給する。
【0009】6は殺菌室1上に設けた蓄熱槽で内部に水
が収容され、又蓄熱槽6の内壁は断熱板7が使用されて
いる。そして、蓄熱槽6内に殺菌室1の上部に設けた蒸
気排出管8が通され、蓄熱槽6の蒸気排出管8部には放
熱板9が設けられている。10は蓄熱槽6と下部の水槽
2を連結する連通管、11は連通管10に設けたバルブ
である。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、蒸気排出管を蓄熱槽内
に通してあるため、蒸気排出管の放熱により蓄熱槽内の
水は湯となり、次回の装置稼働時に温水状態で下部の水
槽に導入し使用できるため、50KW以下の深夜電力も
使用でき、燃費が大幅に低減される。又、蒸気排出管を
蓄熱槽内に通してあるため、蒸気排出管内の蒸気は液化
現象で水となり、蒸気排出管を逆流し、殺菌室の下部の
水槽内に落下するから、従来のように途中で水槽内の水
を補給する手間が省け、安定した状態で蒸気を供給で
き、良好な殺菌を行える。又、水の補給がないため途中
で温度が下がることがなく、余分な燃費を必要とせず、
非常に効率の良い有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施の形態を示す縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 殺菌室 2 水槽 3 透孔 4 仕切り板 5 加熱器 6 蓄熱槽 8 蒸気排出管 10 連通管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 きのこ培養基を収容する殺菌室の下部に
    蒸気発生部を設け、殺菌室に蒸気排出管を設けた殺菌装
    置に於いて、殺菌室の蒸気排出管を殺菌室の外部に設け
    た蓄熱槽内を通過させ、蓄熱槽と蒸気発生部の水槽を連
    通管で連結したことを特徴とするきのこ培養基の蒸気殺
    菌装置。
JP9286171A 1997-10-01 1997-10-01 きのこ培養基の蒸気殺菌装置 Pending JPH11103667A (ja)

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JP9286171A JPH11103667A (ja) 1997-10-01 1997-10-01 きのこ培養基の蒸気殺菌装置

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JPH11103667A true JPH11103667A (ja) 1999-04-20

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ID=17700868

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JP (1) JPH11103667A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303717A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Yoshikatsu Kominato 蒸気廃熱回収装置
JP2010065722A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Asahi Tec Environmental Solutions Corp 管路補修システム
CN102511314A (zh) * 2012-01-06 2012-06-27 杨志强 一种食用菌栽培料灭菌装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007303717A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Yoshikatsu Kominato 蒸気廃熱回収装置
JP2010065722A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Asahi Tec Environmental Solutions Corp 管路補修システム
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