JPH11102577A - 画像情報記録媒体、およびその記録媒体を生成する画像処理システム - Google Patents
画像情報記録媒体、およびその記録媒体を生成する画像処理システムInfo
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- JPH11102577A JPH11102577A JP10213985A JP21398598A JPH11102577A JP H11102577 A JPH11102577 A JP H11102577A JP 10213985 A JP10213985 A JP 10213985A JP 21398598 A JP21398598 A JP 21398598A JP H11102577 A JPH11102577 A JP H11102577A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/765—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
- H04N5/77—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
- H04N5/772—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera the recording apparatus and the television camera being placed in the same enclosure
Abstract
(57)【要約】
【課題】 APSフィルムのIX情報やデジタルカメラ
のExifタグ情報など撮影時に取得される画像付帯情
報を、画像データを一旦ファイルとして保存した後に再
生する場合に、効果的に、かつ容易に利用できるように
する。 【解決手段】 IX情報あるいはExifタグ情報など
の画像付帯情報を画像データとともに画像ソースから取
り込み、画像データと属性情報とを構成要素とする構造
化記憶ファイルの属性ストリーム(3g、3h)として
この画像付帯情報が記述されたファイルを自動生成し、
CD−Rなどのメディアに記録して顧客に提供する。
のExifタグ情報など撮影時に取得される画像付帯情
報を、画像データを一旦ファイルとして保存した後に再
生する場合に、効果的に、かつ容易に利用できるように
する。 【解決手段】 IX情報あるいはExifタグ情報など
の画像付帯情報を画像データとともに画像ソースから取
り込み、画像データと属性情報とを構成要素とする構造
化記憶ファイルの属性ストリーム(3g、3h)として
この画像付帯情報が記述されたファイルを自動生成し、
CD−Rなどのメディアに記録して顧客に提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムやデジタ
ルカメラから取り込んだ画像データをタイトル、撮影日
などの属性情報とともに記録するコンピュータ読み取り
可能な画像情報記録媒体と、その記録媒体を生成する画
像処理システムに関するものである。
ルカメラから取り込んだ画像データをタイトル、撮影日
などの属性情報とともに記録するコンピュータ読み取り
可能な画像情報記録媒体と、その記録媒体を生成する画
像処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、APSカメラにより撮影時に取得
された撮影日などの付帯情報を、写真プリントの裏にプ
リントするフォトフィニッシングシステムが知られてい
る。また、デジタルカメラで取得した画像のファイルフ
ォーマットであるExifでは、同じく撮影日などの付
帯情報を画像データのタグ情報として付与することが定
められており、この情報はデジタルカメラからパソコン
に画像データを取り込んだ際にパソコン用のソフトウェ
アにより利用されている。
された撮影日などの付帯情報を、写真プリントの裏にプ
リントするフォトフィニッシングシステムが知られてい
る。また、デジタルカメラで取得した画像のファイルフ
ォーマットであるExifでは、同じく撮影日などの付
帯情報を画像データのタグ情報として付与することが定
められており、この情報はデジタルカメラからパソコン
に画像データを取り込んだ際にパソコン用のソフトウェ
アにより利用されている。
【0003】一方、フィルムから読み取ったデジタル画
像をPhotoCDやMOなどに記録して顧客に提供す
るデジタル出力サービスが行われている。また、デジタ
ル出力サービスに適した画像ファイルのフォーマットと
して、イーストマンコダック社は、FlashPixフ
ァイルとよばれる構造化記憶ファイルフォーマットを提
唱している。
像をPhotoCDやMOなどに記録して顧客に提供す
るデジタル出力サービスが行われている。また、デジタ
ル出力サービスに適した画像ファイルのフォーマットと
して、イーストマンコダック社は、FlashPixフ
ァイルとよばれる構造化記憶ファイルフォーマットを提
唱している。
【0004】さらに、上述のようなデジタル出力サービ
スを実施するためのシステムとして、特願平8−309
322号で、1回のフィルム読み取りにより写真プリン
トの作成とメディアへの出力の両方を行うフォトフィニ
ッシングシステムが提案されている。このフォトフィニ
ッシングシステムは、フィルムスキャナと画像処理手段
とプリンタとメディアドライブとを備えたシステムであ
る。このシステムは、現像済の写真フィルムをフィルム
スキャナで自動送りしながら読み取り、これにより得た
画像データに対して画像処理手段によりプリント出力に
適した画像処理、あるいはメディア出力に適した画像処
理をそれぞれ施し、画像処理された画像データをプリン
タおよびメディアドライブにより同時に、または交互に
出力することを特徴とするものである。
スを実施するためのシステムとして、特願平8−309
322号で、1回のフィルム読み取りにより写真プリン
トの作成とメディアへの出力の両方を行うフォトフィニ
ッシングシステムが提案されている。このフォトフィニ
ッシングシステムは、フィルムスキャナと画像処理手段
とプリンタとメディアドライブとを備えたシステムであ
る。このシステムは、現像済の写真フィルムをフィルム
スキャナで自動送りしながら読み取り、これにより得た
画像データに対して画像処理手段によりプリント出力に
適した画像処理、あるいはメディア出力に適した画像処
理をそれぞれ施し、画像処理された画像データをプリン
タおよびメディアドライブにより同時に、または交互に
出力することを特徴とするものである。
【0005】また、このシステムにデジタルカメラから
の画像入力や、メディアからの画像入力の機能を追加し
たシステムなども提案されている(特願平9−1616
60号、同9−161661号)。図2はこのようなシ
ステムの概要を示す図であるが、デジタルカメラ9やフ
ィルム10から取り込まれた画像データは、画像取扱装置
7によって画像処理され、写真プリンタ8により写真プ
リント11として再生されるとともに、画像ファイルとし
てCD−R12などのメディアに記録される。
の画像入力や、メディアからの画像入力の機能を追加し
たシステムなども提案されている(特願平9−1616
60号、同9−161661号)。図2はこのようなシ
ステムの概要を示す図であるが、デジタルカメラ9やフ
ィルム10から取り込まれた画像データは、画像取扱装置
7によって画像処理され、写真プリンタ8により写真プ
リント11として再生されるとともに、画像ファイルとし
てCD−R12などのメディアに記録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記FlashPix
ファイルは、画像データに関する各種属性情報を、画像
データとともに1つのファイルとして記憶したものであ
る。属性データとしては、例えばファイルの作成日時、
画像ソースの区別(フィルムから読み取ったものかデジ
タルカメラから取り込んだものか)、同時プリントした
ときのプリントサイズなどがある。
ファイルは、画像データに関する各種属性情報を、画像
データとともに1つのファイルとして記憶したものであ
る。属性データとしては、例えばファイルの作成日時、
画像ソースの区別(フィルムから読み取ったものかデジ
タルカメラから取り込んだものか)、同時プリントした
ときのプリントサイズなどがある。
【0007】ここで、写真画像をファイルとして保管
し、後に再生する場合には、上記ラボにおいて発生した
情報のほかに、撮影日、アスペクト比、あるいは撮影時
のフラッシュの有無など、撮影時に取得された付帯情報
も保管しておき、画像を再生する際に効果的に利用でき
るようにすることが望ましい。また、ファイルを生成す
る際に、これらの情報をオペレータに入力させるのでは
なく、自動的にファイルに組み込むような機能をシステ
ムに備えることが望ましい。
し、後に再生する場合には、上記ラボにおいて発生した
情報のほかに、撮影日、アスペクト比、あるいは撮影時
のフラッシュの有無など、撮影時に取得された付帯情報
も保管しておき、画像を再生する際に効果的に利用でき
るようにすることが望ましい。また、ファイルを生成す
る際に、これらの情報をオペレータに入力させるのでは
なく、自動的にファイルに組み込むような機能をシステ
ムに備えることが望ましい。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みて、撮影時に取
得された付帯情報を、画像データとともに記憶するファ
イルフォーマットを提案するとともに、そのようなフォ
ーマットのファイルを自動生成してCD−Rなどのメデ
ィアに記録するフォトフィニッシングシステムなどの画
像処理システムを提供することを目的とするものであ
る。
得された付帯情報を、画像データとともに記憶するファ
イルフォーマットを提案するとともに、そのようなフォ
ーマットのファイルを自動生成してCD−Rなどのメデ
ィアに記録するフォトフィニッシングシステムなどの画
像処理システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像情報記録媒
体は、画像情報を構成要素とする構造化記憶ファイルが
記録されたコンピュータ読み取り可能な画像情報記録媒
体であって、前記構造化記憶ファイルが、前記構成要素
として、フィルムに記録された写真画像を読み取ること
により、あるいはデジタルカメラのメモリに記録された
画像データを取り込むことにより取得した画像データ
と、前記フィルムに記録された付帯情報あるいは前記デ
ジタルカメラが前記画像データに付与した付帯情報とを
含むことを特徴とするものである。
体は、画像情報を構成要素とする構造化記憶ファイルが
記録されたコンピュータ読み取り可能な画像情報記録媒
体であって、前記構造化記憶ファイルが、前記構成要素
として、フィルムに記録された写真画像を読み取ること
により、あるいはデジタルカメラのメモリに記録された
画像データを取り込むことにより取得した画像データ
と、前記フィルムに記録された付帯情報あるいは前記デ
ジタルカメラが前記画像データに付与した付帯情報とを
含むことを特徴とするものである。
【0010】ここで、構造化記憶ファイルとは、従来の
ファイルシステムのディレクトリ構造のような階層構造
を有し、性質の異なる複数種類のデータを階層を形成す
る各構成要素として記憶したファイルである。このファ
イル構造は、同じファイル内に含まれるデータをそれぞ
れ異なるアプリケーションで操作することができるとい
う利点を有する。また、従来の非階層構造のファイルの
ように、一部のデータのサイズが変更されたためにファ
イルの他の部分を参照するプログラムまで変更しなけれ
ばならないということもない。
ファイルシステムのディレクトリ構造のような階層構造
を有し、性質の異なる複数種類のデータを階層を形成す
る各構成要素として記憶したファイルである。このファ
イル構造は、同じファイル内に含まれるデータをそれぞ
れ異なるアプリケーションで操作することができるとい
う利点を有する。また、従来の非階層構造のファイルの
ように、一部のデータのサイズが変更されたためにファ
イルの他の部分を参照するプログラムまで変更しなけれ
ばならないということもない。
【0011】本発明では、前記画像データや付帯情報
は、構造化記憶ファイルの構成要素であるストリームと
して記憶され、さらに各ストリームは従来のディレクト
リの機能に相当するストレージに格納される。なお、構
造化記憶は、Microsoft社が提唱するCOM(コンポー
ネントオブジェクトモデル)において用いられている技
術として広く知られているため、詳細な説明は省略す
る。
は、構造化記憶ファイルの構成要素であるストリームと
して記憶され、さらに各ストリームは従来のディレクト
リの機能に相当するストレージに格納される。なお、構
造化記憶は、Microsoft社が提唱するCOM(コンポー
ネントオブジェクトモデル)において用いられている技
術として広く知られているため、詳細な説明は省略す
る。
【0012】なお、フィルムに磁気記録された付帯情報
とは、具体的にはAPSフィルムのIX情報などであ
る。またデジタルカメラが画像データに付与した付帯情
報とはExifファイルのタグ情報などを意味する。
とは、具体的にはAPSフィルムのIX情報などであ
る。またデジタルカメラが画像データに付与した付帯情
報とはExifファイルのタグ情報などを意味する。
【0013】また、本発明の画像処理システムは、上記
フォーマットの構造化記憶ファイルをメディア出力する
システムであり、以下の2種類がある。あるいは以下の
2種類の機能を兼ね備えたものであってもよい。
フォーマットの構造化記憶ファイルをメディア出力する
システムであり、以下の2種類がある。あるいは以下の
2種類の機能を兼ね備えたものであってもよい。
【0014】すなわち、本発明の第1の画像処理システ
ムは、フィルムを読み取ることにより画像データを取り
込むフィルム読取手段と、前記画像データを構成要素と
する構造化記憶ファイルを生成して記録メディアに記録
するメディア出力手段とを備えた画像処理システムであ
って、前記フィルムに記録された付帯情報を読み取る付
帯情報読取手段と、読み取った付帯情報を、前記構造化
記憶ファイルの構成要素のフォーマットとして予め定義
されたフォーマットに変換する付帯情報変換手段とをさ
らに備え、前記メディア出力手段が、前記画像データ、
および前記付帯情報変換手段による変換後の付帯情報を
構成要素とする構造化記憶ファイルを生成し、該構造化
記憶ファイルを前記記録メディアに記録するものである
ことを特徴とするものである。
ムは、フィルムを読み取ることにより画像データを取り
込むフィルム読取手段と、前記画像データを構成要素と
する構造化記憶ファイルを生成して記録メディアに記録
するメディア出力手段とを備えた画像処理システムであ
って、前記フィルムに記録された付帯情報を読み取る付
帯情報読取手段と、読み取った付帯情報を、前記構造化
記憶ファイルの構成要素のフォーマットとして予め定義
されたフォーマットに変換する付帯情報変換手段とをさ
らに備え、前記メディア出力手段が、前記画像データ、
および前記付帯情報変換手段による変換後の付帯情報を
構成要素とする構造化記憶ファイルを生成し、該構造化
記憶ファイルを前記記録メディアに記録するものである
ことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明の第2の画像処理システム
は、デジタルカメラのメモリに記憶された画像データを
取り込むデータ取込手段と、前記画像データを構成要素
とする構造化記憶ファイルを生成して記録メディアに記
録するメディア出力手段とを備えた画像処理システムで
あって、前記デジタルカメラが前記画像データに付与し
た付帯情報を取り込む付帯情報取込手段と、取り込んだ
付帯情報を、前記構造化記憶ファイルの構成要素のフォ
ーマットとして予め定義されたフォーマットに変換する
付帯情報変換手段とをさらに備え、前記メディア出力手
段が、前記画像データ、および前記付帯情報変換手段に
よる変換後の付帯情報を構成要素とする構造化記憶ファ
イルを生成し、該構造化記憶ファイルを前記記録メディ
アに記録するものであることを特徴とするものである。
は、デジタルカメラのメモリに記憶された画像データを
取り込むデータ取込手段と、前記画像データを構成要素
とする構造化記憶ファイルを生成して記録メディアに記
録するメディア出力手段とを備えた画像処理システムで
あって、前記デジタルカメラが前記画像データに付与し
た付帯情報を取り込む付帯情報取込手段と、取り込んだ
付帯情報を、前記構造化記憶ファイルの構成要素のフォ
ーマットとして予め定義されたフォーマットに変換する
付帯情報変換手段とをさらに備え、前記メディア出力手
段が、前記画像データ、および前記付帯情報変換手段に
よる変換後の付帯情報を構成要素とする構造化記憶ファ
イルを生成し、該構造化記憶ファイルを前記記録メディ
アに記録するものであることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明の他の画像処理システムは、
同時プリントなどの際にプリント作成処理と並行して、
上記フォーマットの構造化記憶ファイルをメディア出力
するシステムであり、以下の2種類がある。あるいは以
下の2種類の機能を兼ね備えたものであってもよい。
同時プリントなどの際にプリント作成処理と並行して、
上記フォーマットの構造化記憶ファイルをメディア出力
するシステムであり、以下の2種類がある。あるいは以
下の2種類の機能を兼ね備えたものであってもよい。
【0017】すなわち、本発明の第3の画像処理システ
ムは、フィルムを読み取ることにより画像データを取り
込むフィルム読取手段と、前記フィルム画像取込手段に
より取り込まれた画像データを写真プリントとして出力
するプリント出力手段と、前記画像データを構成要素と
する構造化記憶ファイルを生成して記録メディアに記録
するメディア出力手段とを備えた画像処理システムであ
って、前記フィルムに記録された付帯情報を読み取る付
帯情報読取手段と、読み取った付帯情報を、前記構造化
記憶ファイルの構成要素のフォーマットとして予め定義
されたフォーマットに変換する付帯情報変換手段とをさ
らに備え、前記メディア出力手段が、前記画像データ、
および前記付帯情報変換手段による変換後の付帯情報を
構成要素とする構造化記憶ファイルを生成し、該構造化
記憶ファイルを前記記録メディアに記録するものである
ことを特徴とするものである。
ムは、フィルムを読み取ることにより画像データを取り
込むフィルム読取手段と、前記フィルム画像取込手段に
より取り込まれた画像データを写真プリントとして出力
するプリント出力手段と、前記画像データを構成要素と
する構造化記憶ファイルを生成して記録メディアに記録
するメディア出力手段とを備えた画像処理システムであ
って、前記フィルムに記録された付帯情報を読み取る付
帯情報読取手段と、読み取った付帯情報を、前記構造化
記憶ファイルの構成要素のフォーマットとして予め定義
されたフォーマットに変換する付帯情報変換手段とをさ
らに備え、前記メディア出力手段が、前記画像データ、
および前記付帯情報変換手段による変換後の付帯情報を
構成要素とする構造化記憶ファイルを生成し、該構造化
記憶ファイルを前記記録メディアに記録するものである
ことを特徴とするものである。
【0018】また、本発明の第4の画像処理システム
は、デジタルカメラのメモリに記憶された画像データを
取り込むデータ取込手段と、前記データ取込手段により
取り込まれた画像データを写真プリントとして出力する
プリント出力手段と、前記画像データを構成要素とする
構造化記憶ファイルを生成して記録メディアに記録する
メディア出力手段とを備えた画像処理システムであっ
て、前記デジタルカメラが前記画像データに付与した付
帯情報を取り込む付帯情報取込手段と、取り込んだ付帯
情報を、前記構造化記憶ファイルの構成要素のフォーマ
ットとして予め定義されたフォーマットに変換する付帯
情報変換手段とをさらに備え、前記メディア出力手段
が、前記画像データ、および前記付帯情報変換手段によ
る変換後の付帯情報を構成要素とする構造化記憶ファイ
ルを生成し、該構造化記憶ファイルを前記記録メディア
に記録するものであることを特徴とするものである。
は、デジタルカメラのメモリに記憶された画像データを
取り込むデータ取込手段と、前記データ取込手段により
取り込まれた画像データを写真プリントとして出力する
プリント出力手段と、前記画像データを構成要素とする
構造化記憶ファイルを生成して記録メディアに記録する
メディア出力手段とを備えた画像処理システムであっ
て、前記デジタルカメラが前記画像データに付与した付
帯情報を取り込む付帯情報取込手段と、取り込んだ付帯
情報を、前記構造化記憶ファイルの構成要素のフォーマ
ットとして予め定義されたフォーマットに変換する付帯
情報変換手段とをさらに備え、前記メディア出力手段
が、前記画像データ、および前記付帯情報変換手段によ
る変換後の付帯情報を構成要素とする構造化記憶ファイ
ルを生成し、該構造化記憶ファイルを前記記録メディア
に記録するものであることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の効果】本発明の画像情報記録媒体に記録された
構造化記憶ファイルは、フィルムから読み取ったIX情
報など、あるいはデジタルカメラのExifファイルの
タグ情報などをストリーム中に含んでおり、画像再生時
にこれらの情報を利用した再生を行うことができる。具
体的には、例えばモニタ上に表示画像として再生する際
に、C、H、Pなどのアスペクト比情報に基づいて、そ
のアスペクト比にあわせた表示を行うことなどができ
る。
構造化記憶ファイルは、フィルムから読み取ったIX情
報など、あるいはデジタルカメラのExifファイルの
タグ情報などをストリーム中に含んでおり、画像再生時
にこれらの情報を利用した再生を行うことができる。具
体的には、例えばモニタ上に表示画像として再生する際
に、C、H、Pなどのアスペクト比情報に基づいて、そ
のアスペクト比にあわせた表示を行うことなどができ
る。
【0020】また、本発明の画像処理システムによれ
ば、上記IX情報やExifのタグ情報などは、同時プ
リントのときなどにフィルムやデジタルカメラから自動
的に取り込まれ、予め定義されたフォーマットに自動変
換された後に、構造化記憶ファイルのストリームとして
記述されるため、オペレータは付帯情報を入力したり、
構成しなおしたりする必要がない。
ば、上記IX情報やExifのタグ情報などは、同時プ
リントのときなどにフィルムやデジタルカメラから自動
的に取り込まれ、予め定義されたフォーマットに自動変
換された後に、構造化記憶ファイルのストリームとして
記述されるため、オペレータは付帯情報を入力したり、
構成しなおしたりする必要がない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明の画像情報
記録媒体に記録される構造化記憶ファイルの一例を示し
たものである。この構造化記憶ファイルは、ルートスト
レージ1(FlashPix Image view object root)の下位
に、画像データを格納する1つの画像データ用ストレー
ジ2(Source FlashPix image object)と、画像の各種
属性を記述する属性ストリーム3とを有する。画像デー
タ用ストレージ2は、画像の解像度ごとにResolution0
からResolution5までの6つの解像度別ストレージ4a
から4fを含み、各解像度別ストレージ4にはヘッダス
トリーム5(Subimage Header Stream)とデータストリ
ーム6(Subimage Data Stream)が記憶されている。ま
た、この他画像データに係る各種属性が、属性ストリー
ム3dから3hとして上記画像データ用ストレージ2に
格納されている。
いて図面を参照して説明する。図1は本発明の画像情報
記録媒体に記録される構造化記憶ファイルの一例を示し
たものである。この構造化記憶ファイルは、ルートスト
レージ1(FlashPix Image view object root)の下位
に、画像データを格納する1つの画像データ用ストレー
ジ2(Source FlashPix image object)と、画像の各種
属性を記述する属性ストリーム3とを有する。画像デー
タ用ストレージ2は、画像の解像度ごとにResolution0
からResolution5までの6つの解像度別ストレージ4a
から4fを含み、各解像度別ストレージ4にはヘッダス
トリーム5(Subimage Header Stream)とデータストリ
ーム6(Subimage Data Stream)が記憶されている。ま
た、この他画像データに係る各種属性が、属性ストリー
ム3dから3hとして上記画像データ用ストレージ2に
格納されている。
【0022】なお、以上のストレージおよびストリーム
はFlashPix規格に準拠するものとして、詳細な
説明は省略する。但し、本発明のファイルは必ずしもF
lashPix規格に準拠しなければならないというも
のではなく、他の規格にしたがう構造化記憶ファイルで
あってもよい。
はFlashPix規格に準拠するものとして、詳細な
説明は省略する。但し、本発明のファイルは必ずしもF
lashPix規格に準拠しなければならないというも
のではなく、他の規格にしたがう構造化記憶ファイルで
あってもよい。
【0023】本実施の形態では、APSフィルムに磁気
記録されたIX情報あるいはデジタルカメラのExif
タグ情報を、完全な状態で属性ストリーム3g(Extens
ionlist property set-1)および属性ストリーム3h
(Extension property set)に記述するとともに、IX
情報あるいはExifタグ情報の中の一部を、Flas
hPix規格に基づき他の属性ストリーム中にも記述し
ている。したがって、IX情報やExifタグ情報を利
用する従来のシステムあるいはソフトウェアなどは、属
性ストリーム3gおよび3hを参照することにより、比
較的少ない改造量で本発明のファイルとして記憶された
画像に対し、従来と同等の処理を施すことができる。
記録されたIX情報あるいはデジタルカメラのExif
タグ情報を、完全な状態で属性ストリーム3g(Extens
ionlist property set-1)および属性ストリーム3h
(Extension property set)に記述するとともに、IX
情報あるいはExifタグ情報の中の一部を、Flas
hPix規格に基づき他の属性ストリーム中にも記述し
ている。したがって、IX情報やExifタグ情報を利
用する従来のシステムあるいはソフトウェアなどは、属
性ストリーム3gおよび3hを参照することにより、比
較的少ない改造量で本発明のファイルとして記憶された
画像に対し、従来と同等の処理を施すことができる。
【0024】属性ストリーム3gおよび3hに記述する
AX情報は、撮影日やタイトルなど画像データを管理す
るための情報、フラッシュ発光やフラッシュ反射、光
量、光源種類、光線条件といった撮影環境、シャッター
スピード、カメラ測光モードなどの撮影時のカメラの設
定、カメラボディNo.カメラf値、レンズ最大f値な
どカメラの情報、日付や時刻の印字指定および形式など
のユーザ指定情報などの項目を含んでいる。またExi
fのタグ情報の場合には、上記AX情報のような項目
に、さらに、デジタルカメラのメモリにデータを記録す
る際の圧縮モードなどの項目が加わる。これらの項目は
いずれも、予め定義された型の値として、予め定義され
た順番で属性ストリーム3gおよび3hに記述される。
なお、上記構造化記憶ファイルの生成処理は、図2のシ
ステムの画像取扱装置7によって行われる。また、写真
プリンタ8を備えていないシステムにおいて構造化記憶
ファイルを生成してもよい。
AX情報は、撮影日やタイトルなど画像データを管理す
るための情報、フラッシュ発光やフラッシュ反射、光
量、光源種類、光線条件といった撮影環境、シャッター
スピード、カメラ測光モードなどの撮影時のカメラの設
定、カメラボディNo.カメラf値、レンズ最大f値な
どカメラの情報、日付や時刻の印字指定および形式など
のユーザ指定情報などの項目を含んでいる。またExi
fのタグ情報の場合には、上記AX情報のような項目
に、さらに、デジタルカメラのメモリにデータを記録す
る際の圧縮モードなどの項目が加わる。これらの項目は
いずれも、予め定義された型の値として、予め定義され
た順番で属性ストリーム3gおよび3hに記述される。
なお、上記構造化記憶ファイルの生成処理は、図2のシ
ステムの画像取扱装置7によって行われる。また、写真
プリンタ8を備えていないシステムにおいて構造化記憶
ファイルを生成してもよい。
【0025】上述のようにカメラ側で取得された各種情
報を自動的に画像ファイルに組み込むことにより、ファ
イルを生成、あるいは再生のために取り扱うラボのオペ
レータの負担は軽減され、また、パソコンなどでファイ
ルを利用するユーザにとっても、表示再生処理の幅が広
がり、より充実したデジタル出力サービスを実現するこ
とができる。
報を自動的に画像ファイルに組み込むことにより、ファ
イルを生成、あるいは再生のために取り扱うラボのオペ
レータの負担は軽減され、また、パソコンなどでファイ
ルを利用するユーザにとっても、表示再生処理の幅が広
がり、より充実したデジタル出力サービスを実現するこ
とができる。
【図1】本発明の画像情報記録媒体に記録される構造化
記憶ファイルの一例を示す図
記憶ファイルの一例を示す図
【図2】フォトフィニッシングシステムの一実施の形態
を示す図
を示す図
1 ルートストレージ 2 画像データ用ストレージ 3 属性ストリーム 4 解像度別ストレージ 5 ヘッダストリーム 6 データストリーム 7 画像取扱装置 8 写真プリンタ 9 デジタルカメラ 10 APSフィルム 11 写真プリント 12 CD−R
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/253 G06F 15/62 P 5/765 H04N 5/781 510F 5/781
Claims (5)
- 【請求項1】 画像情報を構成要素とする構造化記憶フ
ァイルが記録されたコンピュータ読み取り可能な画像情
報記録媒体において、 前記構造化記憶ファイルが、前記構成要素として、 フィルムに記録された写真画像を読み取ることにより、
あるいはデジタルカメラのメモリに記録された画像デー
タを取り込むことにより取得した画像データと、 前記フィルムに記録された付帯情報あるいは前記デジタ
ルカメラが前記画像データに付与した付帯情報とを含む
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な画像情報
記録媒体。 - 【請求項2】 フィルムを読み取ることにより画像デー
タを取り込むフィルム読取手段と、前記画像データを構
成要素とする構造化記憶ファイルを生成して記録メディ
アに記録するメディア出力手段とを備えた画像処理シス
テムであって、 前記フィルムに記録された付帯情報を読み取る付帯情報
読取手段と、 読み取った付帯情報を、前記構造化記憶ファイルの構成
要素のフォーマットとして予め定義されたフォーマット
に変換する付帯情報変換手段とをさらに備え、 前記メディア出力手段が、前記画像データ、および前記
付帯情報変換手段による変換後の付帯情報を構成要素と
する構造化記憶ファイルを生成し、該構造化記憶ファイ
ルを前記記録メディアに記録するものであることを特徴
とする画像処理システム。 - 【請求項3】 デジタルカメラのメモリに記憶された画
像データを取り込むデータ取込手段と、前記画像データ
を構成要素とする構造化記憶ファイルを生成して記録メ
ディアに記録するメディア出力手段とを備えた画像処理
システムであって、 前記デジタルカメラが前記画像データに付与した付帯情
報を取り込む付帯情報取込手段と、 取り込んだ付帯情報を、前記構造化記憶ファイルの構成
要素のフォーマットとして予め定義されたフォーマット
に変換する付帯情報変換手段とをさらに備え、 前記メディア出力手段が、前記画像データ、および前記
付帯情報変換手段による変換後の付帯情報を構成要素と
する構造化記憶ファイルを生成し、該構造化記憶ファイ
ルを前記記録メディアに記録するものであることを特徴
とする画像処理システム。 - 【請求項4】 フィルムを読み取ることにより画像デー
タを取り込むフィルム読取手段と、前記フィルム画像取
込手段により取り込まれた画像データを写真プリントと
して出力するプリント出力手段と、前記画像データを構
成要素とする構造化記憶ファイルを生成して記録メディ
アに記録するメディア出力手段とを備えた画像処理シス
テムであって、 前記フィルムに記録された付帯情報を読み取る付帯情報
読取手段と、 読み取った付帯情報を、前記構造化記憶ファイルの構成
要素のフォーマットとして予め定義されたフォーマット
に変換する付帯情報変換手段とをさらに備え、 前記メディア出力手段が、前記画像データ、および前記
付帯情報変換手段による変換後の付帯情報を構成要素と
する構造化記憶ファイルを生成し、該構造化記憶ファイ
ルを前記記録メディアに記録するものであることを特徴
とする画像処理システム。 - 【請求項5】 デジタルカメラのメモリに記憶された画
像データを取り込むデータ取込手段と、前記データ取込
手段により取り込まれた画像データを写真プリントとし
て出力するプリント出力手段と、前記画像データを構成
要素とする構造化記憶ファイルを生成して記録メディア
に記録するメディア出力手段とを備えた画像処理システ
ムであって、 前記デジタルカメラが前記画像データに付与した付帯情
報を取り込む付帯情報取込手段と、 取り込んだ付帯情報を、前記構造化記憶ファイルの構成
要素のフォーマットとして予め定義されたフォーマット
に変換する付帯情報変換手段とをさらに備え、 前記メディア出力手段が、前記画像データ、および前記
付帯情報変換手段による変換後の付帯情報を構成要素と
する構造化記憶ファイルを生成し、該構造化記憶ファイ
ルを前記記録メディアに記録するものであることを特徴
とする画像処理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10213985A JPH11102577A (ja) | 1997-08-01 | 1998-07-29 | 画像情報記録媒体、およびその記録媒体を生成する画像処理システム |
US09/126,740 US6128038A (en) | 1997-08-01 | 1998-07-31 | Image information recording medium and image processing system generating the recording medium |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-207881 | 1997-08-01 | ||
JP20788197 | 1997-08-01 | ||
JP10213985A JPH11102577A (ja) | 1997-08-01 | 1998-07-29 | 画像情報記録媒体、およびその記録媒体を生成する画像処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11102577A true JPH11102577A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=26516526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10213985A Pending JPH11102577A (ja) | 1997-08-01 | 1998-07-29 | 画像情報記録媒体、およびその記録媒体を生成する画像処理システム |
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Also Published As
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US6128038A (en) | 2000-10-03 |
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