JPH1110236A - 角度検出装置 - Google Patents

角度検出装置

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JPH1110236A
JPH1110236A JP16426697A JP16426697A JPH1110236A JP H1110236 A JPH1110236 A JP H1110236A JP 16426697 A JP16426697 A JP 16426697A JP 16426697 A JP16426697 A JP 16426697A JP H1110236 A JPH1110236 A JP H1110236A
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JP16426697A
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Inventor
Yutaka Takizawa
豊 滝沢
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AMUTETSUKU KK
Amada Metrecs Co Ltd
Amtech Corp
Original Assignee
AMUTETSUKU KK
Amada Metrecs Co Ltd
Amtech Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク表面の凹凸の影響を受けることなく、
ワークのたおれを生じない状態で検出することにより高
精度の角度検出を行うことのできる折曲げ角度検出装置
を提供する。 【解決手段】 検出ヘッド29に設けられている投光器
37から検出光LBを被測定物Wに照射させながら揺動
手段35により検出ヘッド29を被測定物Wの傾斜方向
へ揺動させ、被測定物Wからの反射光を投光器37から
の検出光の照射軸LBCと交差する方向に傾斜して検出
ヘッド29に設けられている受光器収納穴41に埋没し
た状態で設けられている第一受光器39Aおよび第二受
光器39Bにより受光する。このため、反射光を受光器
39の正面付近から受光することができると共に被測定
物Wからの乱反射光を受光するのを防止することができ
るので、受光信号のピークを明確に認識することがで
き、高精度の角度検出を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は角度検出装置に係
り、さらに詳しくは、折曲げ加工機において折り曲げら
れたワークの曲げ角度の検出等に好適な角度検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8を参照するに、折曲げ加工機により
折り曲げられたワークWの折曲げ角度を測定するものと
して従来より一般的な折曲げ角度検出装置101が示さ
れている。この折曲げ角度検出装置101では、折曲げ
加工機であるプレスブレーキ(図示省略)に備えたパン
チPとダイDとの協働で折曲げ加工された被測定物であ
るワークWの折曲げ角度2θを、検出子103を上昇さ
せて検出子103の先端を曲げられたワークWの下面に
当接させることにより曲げ角度θを求め、これを二倍し
て折曲げ角度2θを求めるものである。
【0003】すなわち、このような折曲げ角度検出装置
101では、ダイDを装着するダイベース105の上に
シリンダ等の昇降装置107を設け、この昇降装置10
7により検出子103を図8中上方向へ上昇させてワー
クWの下面に当接させる。このときの検出子103の上
昇位置を、例えば検出子103と一体で昇降するラック
109およびこのラック109に噛合するピニオン11
1と、このピニオン111に接続されたパルスコーダ1
13により測定して折曲げ角度2θを検出するものであ
る。
【0004】また、図10には、実公昭62−2226
1号公報に示されている折曲げ角度検出装置115が示
されている。この折曲げ角度検出装置115はプレスブ
レーキ117の前方(図10中左方向)に設けられてお
り、検出子119が斜めに昇降自在に設けられている。
この検出子119の下端部はシリンダ121により軽く
上向きに付勢されており、検出子119の前側にはラッ
ク123が一体的に設けられている。このラック123
の前側には、ラック123に噛合するピニオン125を
備えたロータリエンコーダのごとき位置測定器127が
設けられており、NC装置129に接続されている。
【0005】すなわち、ダイDの上昇に伴ってワークW
が折曲げ加工されると、ダイDの前側にあるワークWが
跳ね上がるので、シリンダ121の付勢力により跳ね上
がるワークWに追従して検出子119を上昇させる。位
置測定器127は折曲げ加工に伴って上昇する検出子1
19の位置を加工中常時測定してNC装置129に伝達
しており、NC装置129がこの検出子119の位置か
らワークWが所望の目標角度まで折曲げられたことを認
識すると、ダイDの上昇を停止して折曲げ加工を完了す
るものである。
【0006】しかしながら、このような折曲げ角度検出
装置115では、検出子119の先端がワークWに点接
触するものであり接触するワークWの表面の凹凸に大き
く左右されるため測定精度が悪くなるという問題があ
る。また、折曲げ角度が極めて大きな鈍角の場合には、
検出子119のストロークが極めて短くなり、特に曲げ
線の近傍に折曲げ角度検出装置115を設けた場合には
ストロークが極めて短くなるため、測定精度が低下する
という問題がある。
【0007】このような問題を解決するために、検出子
119の先端に回転自在な追従板を設けたり、検出子1
19の移動を増幅して折曲げ角度を測定することが行わ
れている。
【0008】また、非接触式の撮像手段により曲げられ
たワークの端面を撮像し、この撮像データを画像処理で
処理することによりワークの曲げ角度を検出することも
行われている。
【0009】さらに、光源および集光レンズを備えた筐
体を回動可能に設け、且つ上記集光レンズの焦点位置に
対応して円弧状に多数の受光素子を配置し、前記光源か
らワークへ照射された反射光を前記集光レンズによって
円弧状に配置した受光素子の位置へ集光し、受光量が最
大となる受光素子の位置を検出して、ワークの折曲げ角
度を検出するものもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
図8に示されているような従来の技術にあっては、ワー
クWに当接した検出子103の位置を測定することによ
り求められたワークWの位置と、ダイDの位置関係から
折曲げ角度を求めるため高精度の角度検出が困難である
という問題がある。
【0011】また、ワークWに検出子103を当接させ
て角度の検出を行うため、検出子103の接触の強さに
よっては曲げられたワークWに変形を生じさせて曲げ角
度に変化を生じさせるおそれがあるという問題がある。
【0012】また、検出子103をワークWに当接させ
て曲げ角度を測定するときに、図9に示されているよう
に、ワークWのたおれ(たおれ角;A)による精度が悪
化するという問題がある。
【0013】また、前述の図10に示されている折曲げ
角度検出装置115や、この折曲げ角度検出装置115
の検出子119の先端に板を設けたり、検出子119の
移動を増幅して折曲げ角度を測定するものであっても、
ワークWの曲げ線に対する一方の側の角度のみ測定して
いるため、ワークWがたおれを起こして高精度の折曲げ
角度測定ができないという問題がある。さらに、検出子
119が当接する側のワークWが極端に短い場合には、
検出子119がワークWから脱落して測定できなくなる
という問題がある。
【0014】また、画像処理装置を用いる場合には、非
接触式なので接触による変化を生じさせるおそれはない
ものの、装置が高価なものとなると共にワークの端面し
か計測できないという問題がある。
【0015】さらに、回転する集光レンズの焦点位置に
対応して多数の受光素子を円弧状に配置するものにおい
ては、受光素子が集光レンズの焦点位置からわずかでも
ずれると正確な測定が困難になるので、高精度を必要と
するという問題がある。
【0016】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、ワーク表面の凹凸の
影響を受けることなく、ワークのたおれを生じない状態
で検出することにより高精度の角度検出を行うことので
きる折曲げ角度検出装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の角度検出装置は、角度を測
定する被測定物の傾斜方向へ揺動自在の検出ヘッドと、
この検出ヘッドを揺動せしめる揺動手段とを有し、前記
検出ヘッドが、前記被測定物に対して検出光を照射する
投光器と、この投光器に対して揺動方向両側において検
出ヘッド前面に開口して設けられると共に前記投光器か
らの検出光の照射軸と交差する方向に傾斜して設けられ
た一対の受光器収納穴と、前記被測定物からの反射光を
受光すべく前記受光器収納穴に設けられている第一受光
器および第二受光器と、を備えてなることを特徴とする
ものである。
【0018】従って、検出ヘッドに設けられている投光
器から検出光を被測定物に照射させながら揺動手段によ
り検出ヘッドを被測定物の傾斜方向へ揺動させ、被測定
物からの反射光を投光器からの検出光の照射軸と交差す
る方向に傾斜して検出ヘッドに設けられている受光器収
納穴に各々収納されている第一受光器および第二受光器
により受光する。
【0019】請求項2による発明の角度検出装置は、角
度を測定する被測定物の傾斜方向へ揺動自在の検出ヘッ
ドと、この検出ヘッドを揺動せしめる揺動手段とを有
し、前記検出ヘッドが、前記被測定物に対して検出光を
照射する投光器と、この投光器に対して揺動方向両側に
おいて検出ヘッド前面に開口して設けられた一対の受光
器収納穴と、前記被測定物からの反射光を受光すべく前
記受光器収納穴の内部に埋没した状態で設けられている
第一受光器および第二受光器と、を備えてなることを特
徴とするものである。
【0020】従って、検出ヘッドに設けられている投光
器から検出光を被測定物に照射させながら揺動手段によ
り検出ヘッドを被測定物の傾斜方向へ揺動させ、被測定
物からの反射光を検出ヘッドの前面に開口して設けられ
ている受光器収納穴に各々埋没した状態で収納されてい
る第一受光器および第二受光器により受光する。
【0021】請求項3による発明の角度検出装置は、角
度を測定する被測定物の傾斜方向へ揺動自在の検出ヘッ
ドと、この検出ヘッドを揺動せしめる揺動手段とを有
し、前記検出ヘッドが、前記被測定物に対して検出光を
照射する投光器と、この投光器に対して揺動方向両側に
おいて検出ヘッド前面に開口して設けられると共に前記
投光器からの検出光の照射軸と交差する方向に傾斜して
設けられた一対の受光器収納穴と、前記被測定物からの
反射光を受光すべく前記受光器収納穴の内部に埋没した
状態で設けられている第一受光器および第二受光器と、
を備えてなることを特徴とするものである。
【0022】従って、検出ヘッドに設けられている投光
器から検出光を被測定物に照射させながら揺動手段によ
り検出ヘッドを被測定物の傾斜方向へ揺動させ、被測定
物からの反射光を投光器からの検出光の照射軸と交差す
る方向に傾斜して検出ヘッドに設けられている受光器収
納穴に埋没した状態で設けられている第一受光器および
第二受光器により受光する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、この発明に係る角
度検出装置を適用する折曲げ加工機としてのプレスブレ
ーキ等の加工機は通常使用されているものなので詳細な
説明は省略することとして、概略のみ説明する。
【0024】図5および図6には、折曲げ加工機として
のプレスブレーキ1の全体が示されている。このプレス
ブレーキ1では、C形フレーム3の下部前面には下部テ
ーブル5を有し、この下部テーブル5の上端にはダイD
が交換自在に装着されている。一方、C形フレーム3の
上部前面には上部テーブル7が設けられており、この上
部テーブル7の下端部にはパンチPが交換自在に装着さ
れている。また、このプレスブレーキ1の近傍には制御
装置であるNC装置9が設けられている。
【0025】従って、パンチPとダイDの間にセットさ
れたワークWに対して、NC装置9の制御により下部テ
ーブル5を図示省略の油圧シリンダ等で上昇させて、パ
ンチPとダイDとの協働でワークWに折曲げ加工を行う
ものである。
【0026】前記下部テーブル5の前面上部には、図6
中左右方向に沿ってガイドレール11が設けられてお
り、このガイドレール11は図6に示されているよう
に、プレスブレーキ1の右側(左側または両側でも良
い)にはみ出して設けられている。このはみ出した部分
に対応するダイDの延長上には、一辺の傾斜角度が正確
に一定(例えば45度)の精度チェックブロック13が
交換自在に設けられている。
【0027】図7を参照するに、前記精度チェックブロ
ック13は、ワークWが当接する傾斜角度αが既知(例
えば45度)の固定面15と、ワークWがずり落ちない
ように係止するための係止部17を有している。従っ
て、ワークWの曲げられた一方の面の角度φを測定する
ことにより、ワークWの曲げ角度2・θは、2・θ=φ
+αにより正確に求めることができる。
【0028】再び図5および図6に戻って、前記ガイド
レール11の上には、スライダ19が図6中左右方向へ
移動・位置決め自在に設けられており、このスライダ1
9には曲げ上げたワークWの一面の傾斜を測定する角度
検出装置21がブラケット23を介して設けられてい
る。
【0029】図2を参照するに、前記ブラケット23の
上には前後方向(図2中左右方向)にガイドレール25
が設けられており、このガイドレール25に沿って前後
方向へ移動可能のスライダ27設けられている。このス
ライダ27の上には前記角度検出装置21が設けられて
いる。この角度検出装置21は検出ヘッド29を有して
おり、この検出ヘッド29は検出ヘッド29の前面中央
に回転中心P0 を有する歯車31と一体的に回転するよ
うに支持されている。また、前記歯車31と噛合するウ
ォーム歯車33が回転自在に設けられており、このウォ
ーム歯車33は揺動手段であるモータ35により回転駆
動されるようになっている。
【0030】従って、モータ35がウォーム歯車33を
回転させると、このウォーム歯車33と噛合する歯車3
1が回転駆動されるので、検出ヘッド29は前面中央を
中心として所望の角度だけ上下方向(図2中上下方向)
に揺動される。
【0031】図1を参照するに、前記検出ヘッド29
は、中央部分に発光素子である投光器としてのレーザ投
光器37を有し、このレーザ投光器37の揺動方向上下
(図1中上下)には例えばフォトダイオードから成る第
一受光器39Aおよび第二受光器39Bを有している。
検出ヘッド29の内部には前記第一受光器39Aおよび
第二受光器39Bを収納するために一対の受光器収納穴
41が設けられており、この一対の受光器収納穴41は
ワークWの表面から反射してくるレーザ光LBを正面か
ら受け易くするために、受光側(図1中右側)の延長に
おいてレーザ投光器37の照射軸LBCと交差する方向
に傾いて設けられている。照射軸LBCに対する受光器
収納穴41の角度βは、検出ヘッド29とワークWとの
間隔にもよるが例えば10度程度が望ましい。そして、
前記第一受光器39Aおよび第二受光器39Bは、その
先端に設けられているレンズ部43がレーザ投光器37
の外部に露出しないように各受光器収納穴41の内部に
埋没した状態で設けられている。
【0032】次に、前述の検出ヘッド29を用いてワー
クWの曲げ角度2・θを検出する原理について説明す
る。
【0033】図3を参照するに、揺動する検出ヘッド2
9のレーザ投光器37から発せられるレーザ光LBは、
ワークWの表面で反射して第一受光器39Aまたは第二
受光器39Bにより受光され、信号に変換されてNC装
置9に伝達される。すなわち、検出ヘッド29の角度が
θ1となる位置まで回動したときに受光器収納穴41の
傾斜角度がワークWからの反射光の角度に近くなって受
光器収納穴41の内部に設けられている第一受光器39
Aに達して受光されるので、NC装置9は図4に示され
ているように、ワークWの表面からの乱反射光の影響を
受けることなく反射光量のピークを明確に認識すること
ができる。
【0034】図4には、検出ヘッド29の回動角度に対
する反射光の受光量の変化が示されている。すなわち、
一般的に検出ヘッド29の回動角度が基準角度θ(図4
に示されている例ではθ=0度の場合である)に対し
て、反時計回り方向へθ1 度だけ回転したときに第一受
光器39Aによる受光量が最大となり、また、検出ヘッ
ド29の回動角度が基準角度θに対して時計回り方向に
θ2 度だけ回転したときに第二受光器39Bによる受光
量が最大となることがわかる。
【0035】第一受光器39Aおよび第二受光器39B
は、レーザ投光器37から等距離に設けられているの
で、図4において第一受光器39Aの受光量が最大とな
るときの検出ヘッド29の角度θ1 と、第二受光器39
Bの受光量が最大となるときの検出ヘッド29の角度θ
2 との中間位置において、レーザ投光器37からのレー
ザ光LBが曲げられたワークWに垂直に投光されること
がわかる。これより、曲げられたワークWの角度2θ
は、2・θ=θ1 +θ2 より得られる。
【0036】次に、前述の角度検出装置21を用いて折
曲げ加工されたワークWの折り曲げ角度を測定する動作
について説明する。
【0037】図2を参照するに、プレスブレーキ1の前
面に設けられているガイドレール11に沿ってスライダ
19を移動させると共に、このスライド19に設けられ
ているブラケット23上のガイドレール25に沿って角
度検出装置21を曲げ角度が測定されるワークWに対向
する位置に移動させる。
【0038】モータ35によりウォーム歯車33を回転
させて検出ヘッド29を上下方向(図1中上下方向)に
揺動させながらレーザ投光器37からレーザ光LBをワ
ークWの下面に向けて照射し、ワークWからの反射光を
第一受光器39Aまたは第二受光器39Bにより受光す
る。この第一受光器39Aまたは第二受光器39Bは受
光した光量を電気信号に換えてNC装置9に伝達する。
NC装置9は、前述した図4に示されているような波形
からワークWの曲上げ角度を求め、ワークWの曲げ角度
を求める。
【0039】以上の結果から、ワークWで反射したレー
ザ光LBは受光器収納穴41の内部に収納されている第
一受光器39Aおよび第二受光器39Bにより受光され
るので、ワークW表面における乱反射の影響を受けにく
く、受光信号のピークが明確に検出される。これにより
高精度の曲げ角度検出が可能になる。例えば、図11の
ごとく亜鉛メッキ鋼板は従来実線で示したように、乱反
射成分が極めて多く、ピーク値が求めずらいが、本発明
は点線で示したように、乱反射成分が減少しヒーク値が
明確になる。
【0040】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。すなわち、
前述の実施の形態においては下部テーブル5を昇降させ
て折曲げ加工を行う折曲げ加工機について説明したが、
上部テーブル7を昇降させる折曲げ加工機についても全
く同様に適用できる。
【0041】また、前述の実施の形態においては角度検
出装置21を1個設けた場合について説明したが、角度
検出装置21を2個以上設けるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる角度検出装置では、検出ヘッドに設けられている投
光器から検出光を被測定物に照射させながら揺動手段に
より検出ヘッドを被測定物の傾斜方向へ揺動させ、被測
定物からの反射光を投光器からの検出光の照射軸と交差
する方向に傾斜して検出ヘッドに設けられている受光器
収納穴に各々収納されている第一受光器および第二受光
器により受光するので、反射光を受光器の正面付近から
受光することができる。このため、受光信号のピークを
明確に認識することができ、高精度の角度検出を行うこ
とができる。
【0043】請求項2の発明による角度検出装置では、
検出ヘッドに設けられている投光器から検出光を被測定
物に照射させながら揺動手段により検出ヘッドを被測定
物の傾斜方向へ揺動させ、被測定物からの反射光を検出
ヘッドの前面に開口して設けられている受光器収納穴に
各々埋没した状態で収納されている第一受光器および第
二受光器により受光するので、被測定物からの乱反射光
を受光することを防止して高精度の角度検出を行うこと
ができる。
【0044】請求項3の発明による角度検出装置では、
検出ヘッドに設けられている投光器から検出光を被測定
物に照射させながら揺動手段により検出ヘッドを被測定
物の傾斜方向へ揺動させ、被測定物からの反射光を投光
器からの検出光の照射軸と交差する方向に傾斜して検出
ヘッドに設けられている受光器収納穴に埋没した状態で
設けられている第一受光器および第二受光器により受光
する。このため、反射光を受光器の正面付近から受光す
ることができると共に被測定物からの乱反射光を受光す
るのを防止することができるので、受光信号のピークを
明確に認識することができ、高精度の角度検出を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る角度検出装置における検出ヘッ
ドの構成図である。
【図2】この発明に係る角度検出装置をプレスブレーキ
に取付けた状態を示す拡大図である。
【図3】検出ヘッドにより折曲げ角度を測定する原理を
示す説明図である。
【図4】検出ヘッドにより折曲げ角度を測定する原理を
示すグラフである。
【図5】この発明に係る角度検出装置を適用した折曲げ
加工機としてのプレスブレーキを示す側面図である。
【図6】この発明に係る角度検出装置を適用した折曲げ
加工機としてのプレスブレーキを示す正面図である。
【図7】精度チェックブロックを用いて折曲げ角度を測
定する状態を示す説明図である。
【図8】従来より一般的な折曲げ角度検出装置を示す側
面図である。
【図9】ワークの折曲げ角度を測定する際に生じたワー
クのずれを示す側面図である。
【図10】従来より一般的な別の角度検出装置を示す側
面図である。
【図11】従来と本発明における角度θとセンサ出力と
の関係を示した図である。
【符号の説明】
21 角度検出装置 29 検出ヘッド 35 モータ(揺動手段) 37 レーザ投光器(投光器) 39A 第一受光器 39B 第二受光器 41 受光器収納穴 W ワーク(被測定物) LB レーザ光(検出光) LBC 照射軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角度を測定する被測定物の傾斜方向へ揺
    動自在の検出ヘッドと、この検出ヘッドを揺動せしめる
    揺動手段とを有し、前記検出ヘッドが、前記被測定物に
    対して検出光を照射する投光器と、この投光器に対して
    揺動方向両側において検出ヘッド前面に開口して設けら
    れると共に前記投光器からの検出光の照射軸と交差する
    方向に傾斜して設けられた一対の受光器収納穴と、前記
    被測定物からの反射光を受光すべく前記受光器収納穴に
    設けられている第一受光器および第二受光器と、を備え
    てなることを特徴とする角度検出装置。
  2. 【請求項2】 角度を測定する被測定物の傾斜方向へ揺
    動自在の検出ヘッドと、この検出ヘッドを揺動せしめる
    揺動手段とを有し、前記検出ヘッドが、前記被測定物に
    対して検出光を照射する投光器と、この投光器に対して
    揺動方向両側において検出ヘッド前面に開口して設けら
    れた一対の受光器収納穴と、前記被測定物からの反射光
    を受光すべく前記受光器収納穴の内部に埋没した状態で
    設けられている第一受光器および第二受光器と、を備え
    てなることを特徴とする角度検出装置。
  3. 【請求項3】 角度を測定する被測定物の傾斜方向へ揺
    動自在の検出ヘッドと、この検出ヘッドを揺動せしめる
    揺動手段とを有し、前記検出ヘッドが、前記被測定物に
    対して検出光を照射する投光器と、この投光器に対して
    揺動方向両側において検出ヘッド前面に開口して設けら
    れると共に前記投光器からの検出光の照射軸と交差する
    方向に傾斜して設けられた一対の受光器収納穴と、前記
    被測定物からの反射光を受光すべく前記受光器収納穴の
    内部に埋没した状態で設けられている第一受光器および
    第二受光器と、を備えてなることを特徴とする角度検出
    装置。
JP16426697A 1997-06-20 1997-06-20 角度検出装置 Pending JPH1110236A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113751548A (zh) * 2021-09-24 2021-12-07 安徽东海机床制造有限公司 一种异形工件自动折弯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113751548A (zh) * 2021-09-24 2021-12-07 安徽东海机床制造有限公司 一种异形工件自动折弯装置
CN113751548B (zh) * 2021-09-24 2023-04-28 安徽东海机床制造有限公司 一种异形工件自动折弯装置

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