JPH11102240A - コンピュータ用電源のセキュリティ制御装置 - Google Patents

コンピュータ用電源のセキュリティ制御装置

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JPH11102240A
JPH11102240A JP10141510A JP14151098A JPH11102240A JP H11102240 A JPH11102240 A JP H11102240A JP 10141510 A JP10141510 A JP 10141510A JP 14151098 A JP14151098 A JP 14151098A JP H11102240 A JPH11102240 A JP H11102240A
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JP
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power supply
keyboard
computer
computer system
power
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JP10141510A
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Cheng-Chih Wang
政 治 王
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Winbond Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスワード入力の妥当性に基づいてコンピュ
ータ・システムへの主電力供給を開始するか否かを決定
するコンピュータ用電源のセキュリティ制御装置を得
る。 【解決手段】 コンピュータ・システムへの無許可アク
セスに対するシールディングを提供するために、コンピ
ュータ・システムのパワーオン・セキュリティ制御装置
が開示されている。従来装置のオペレーティング・シス
テム・レベルではなく、ファームウェア・レベルの保護
が提供される。コンピュータ・システムのパスワードの
試行入力プロセスでは避けられないパワーオン/オフ・
サイクルの繰り返しを全体として回避し、パスワードの
反復試行が試みられる間にコンピュータ中の精密なサブ
システムに損傷が与えられ得るという危険性を低減させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にコンピュータ
・システム用の電源制御、とりわけコンピュータ・シス
テムへの電力供給のセキュリティ制御に関する。さらに
詳細には、本発明は、システムへの無許可アクセスを制
限し、試行アクセスを繰り返すことでシステムが損傷す
る可能性をシステムをパワーアップすることによって回
避する、コンピュータ・システムへの電力供給の効果的
なセキュリティ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のマイクロプロセッサ・ベースのパ
ーソナル・コンピュータまたはワークステーション・シ
ステムでは、単純な機械オン/オフ接触スイッチを使用
して、初期設計のこうしたコンピュータ・システムの電
源ユニットへの電力の供給または遮断を実施していた。
コンピュータ・システムの電源ユニット中に設置された
機械接触スイッチがオフになると、開放回路状態のこの
スイッチは電源回路系(circuitry)への電力供給を打
ち切り、コンピュータ・システム全体がオフになる。他
方、この主スイッチがオンになると、閉回路状態のスイ
ッチは、家庭用の交流110Vなどの電力を電源回路系
に供給し、ここで交流電力はコンピュータ中の全てのサ
ブシステムへの供給に適した直流電力(正負の直流5お
よび12ボルトなど)に変換される。必要な全ての直流
電力が安定して供給されれば、コンピュータ・システム
はそのスタートアップ・シーケンスを開始することがで
き、その後で起動する。
【0003】こうした初期コンピュータ・システムで使
用される機械接触スイッチは、コンピュータ・システム
をオンまたはオフにするために人間の手動操作に依拠す
る。人間のオペレータが間に入らなければコンピュータ
はそれ自体をパワーオンまたはオフにすることができな
い。一方、主電源スイッチが切り替わり、オン状態で維
持されると、システムはオペレーションの開始シーケン
スを開始および実行することになる。システム・ファー
ムウェア(すなわちx86ベースのIBM互換コンピュ
ータの場合には基本入出力システム(BIOS))また
はオペレーティング・システム・レベルに有効なパスワ
ード制御体系が組み込まれない場合には、パワーアップ
された後で、システム全体およびその全てのデータが、
このシステムへのアクセス権を有する者に露出される。
【0004】米国カリフォルニア州Cupertino
のApple ComputerInc.製のMaci
ntoshシリーズ・モデルのパーソナル・コンピュー
タでは、キーボード上の指定キーを利用してパワーアッ
プおよびパワーダウンを制御する。ただしこれらは便利
ではあるが、初期のIBM互換機と同様に有効なセキュ
リティが欠如している。システムの電源コードがユーテ
ィリティ・ソケットに接続されると、コンピュータにア
クセスすることができる者なら誰でも、キーボード上の
パワーアップ・キーを押して簡単にシステムを立ち上げ
ることができる。こうした「ソフト・パワー制御」はシ
ステムのキーボードに触れることができる者なら誰に対
しても開かれている。x86について上述したものと類
似したファームウェアおよび/またはオペレーティング
・システム・レベルのプログラム・ルーチンを使用し
て、こうしたコンピュータ・システムに対するアクセス
制限を実現しなければならないことになる。
【0005】他方、米国カリフォルニア州Santa
ClaraのIntel Corporationは、
コンピュータ・システムの直接パワーアップ/ダウン制
御のために単純な機械接触スイッチに依拠しない電源サ
ブシステムを有する、ATX標準と呼ばれるコンピュー
タ・マザーボード仕様を提案した。その代わりに、AT
Xは、コンピュータ・システム自体に統合された回路系
の監視下でのソフト・パワー制御の形態をとる。主電源
スイッチ上での単純かつ手動のスイッチオン/オフを超
える機能性が、ATX標準のマザーボードに提供され、
コンピュータ・システムにわたる制御をさらに融通がき
くようにすることができる。
【0006】例えば、ATX仕様バージョン2.01の
場合には、待機電力5VSBは、最大で0.7アンペア
の電流を送る5ボルト直流電源である。これは、主電源
が遮断されているときにコンピュータ・システム中のこ
うした基本電力管理回路系に電力を供給する。これらの
電力管理回路系は、コンピュータ・システムの様々な便
利な機能を実施するようにプログラムすることができ
る。例えば、このシステムは、真夜中にオペレータのい
ない状態でそれ自体を自動的に開始し、その地域の電話
会社の割引料金時間中に国際ファクシミリ伝送を送信す
るようにプログラムすることができる。または、このコ
ンピュータ・システムは、遠隔モデム接続の着信要求に
よって夕方に覚醒させ、ファイル伝送を受信するように
することもできる。
【0007】しかし、ATXなどのこれらの最近の標準
によって実施されるこのようなソフト電力管理の概念で
は、上述の従来技術のコンピュータ・システムと同様
に、適当なセキュリティ措置による決定的なデータ保護
の備えが依然として欠如している。ATX標準を採用す
るコンピュータ・システムをユーザ(許可されているか
否かに関わらず)が主電源スイッチをオンにして開始す
ると、電源がオンになり、システムはオペレーションの
スタートアップ・シーケンスの実行を開始する。この時
点で、システム・ファームウェアまたはオペレーション
・システムがどちらもパスワード検査などの適当なセキ
ュリティプログラムを備えていなければ、システムに直
接アクセスできる者なら誰でもコンピュータに入ってい
るデータにアクセスすることができる。このようなシス
テムは、機械主電源スイッチを有する以前の世代のコン
ピュータと同様に無防備である。
【0008】ファームウェアまたはオペレーティング・
システム・レベルのセキュリティ・システムを備えたこ
のような従来のコンピュータ・システムが無許可アクセ
スを受けるときには、システムへの侵入を試みるものは
誰でも正しいパスワードを入力しなければならない。し
かし、ほとんどの従来のコンピュータ・システムでは簡
単なパスワード入力規則を利用している、つまり、ユー
ザは限られた回数だけパスワードの入力を試みることが
できる。指定回数だけ試みた後で、無許可ユーザが依然
として正しいパスワードを入力することができない場合
には、システムは単純にロックすることになる。コンピ
ュータ・システムのキーボードは新しい入力があっても
それ以上応答しなくなる。この場合には、無許可ユーザ
はコンピュータ・システムへの電力をオフにし、次いで
再度これをオンにしなければならない。これは無許可ユ
ーザが新しいパスワード入力ポイントに再度到達するこ
とを許す。無許可ユーザがシステムへの侵入を試み続け
ることを望む場合には、正しいパスワードを入力するま
で、このパワーオン/オフのプロセスを繰り返し実行し
なければならない。主電源のスイッチオン/オフを繰り
返すこのプロセスの間に、コンピュータ・システムは早
く故障する可能性が高くなる。これは、通常のコンピュ
ータ・システムが、このように動作するように設計され
ていないためである。
【0009】当業者には周知の通り、マイクロプロセッ
サ・ベースのコンピュータ・システムは、短い時間周期
の間のスイッチオン/オフの繰返しを見込まない、また
は少なくとも推奨しない電源サブシステム上で動作す
る。短い時間周期内の連続的なパワーオン/オフ動作は
異常動作と考えられるが、これは良好に設計された電源
ユニットでは基本的に許容される。こうした電源は、オ
フになっていた後で、例えば数秒の指定時間周期内にそ
れ自体がパワーオンすることを防止する保護回路系を備
える。コンピュータ・システム中の回路基板は、無許可
ユーザがシステムへの侵入を試みた時の連続的なパワー
オン/オフ・セッションで起こりうる損傷からこのよう
にして保護することができるが、ディスク・ドライブな
どのその他の構成部品は同様には保護されない。これ
は、現在のハードディスク・ドライブ用のスピンドル・
モータが、このような動作方式用に設計されていないた
めである。これらは、オンになり、長い時間周期の間パ
ワーオン状態で維持されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、パスワード入力の妥当性に基づいてコンピュー
タ・システムへの主電力供給を開始するか否かを決定す
る、コンピュータの電源サブシステム用のセキュリティ
制御を行うコンピュータ用電源のセキュリティ制御装置
を提供することである。
【0011】本発明の別の目的は、システムを立ち上げ
ようとする無許可試行によって引き起こされるコンピュ
ータ・システム中の構成部品への潜在的な物理的損傷を
防止する、コンピュータの電源サブシステム用のセキュ
リティ制御を行うコンピュータ用電源のセキュリティ制
御装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コンピュータ・システムがオフである時
にメインボード回路系のキーボード制御装置インタフェ
ースとキーボードとの間で通信するキーボード信号を代
行受信するキーボード代行受信ユニットを含む、コンピ
ュータの電源サブシステム用のセキュリティ制御を行う
コンピュータ用電源のセキュリティ制御装置を提供す
る。キーボード入力データ・デコーダは、キーボード代
行受信ユニットが代行受信したキーボード信号を受信
し、デコードする。キーボード入力データ・デコーダの
出力端子に接続された先入れ先出しバッファは、キーボ
ード信号のデコード済みデータを所定フォーマットで記
憶する。パスワード・メモリを使用して、コンピュータ
・システムの許可されたパワーアップを指定するように
プリセットされたパスワードを記憶する。比較ユニット
は、それぞれ先入れ先出しバッファおよびパスワード・
メモリのそれぞれの出力側に供給された2つの入力を有
し、キーボード信号およびプリセット・パスワードの突
合せを比較し、この比較の突合せ条件を示す信号を生成
する。電源制御ユニットは、比較ユニットが生成した突
合せ条件を受信し、突合せ条件の論理状態に基づいて制
御信号を生成し、突合せ条件の結果が正であればコンピ
ュータ・システムの電源を制御し、パワーアップする。
【0013】本発明のその他の目的、特徴、および利点
は、下記の好ましいが制限的でない実施形態のさらに詳
細な説明によって明らかになるであろう。この説明は、
添付の図面に関連して行う。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、この回路構成
は、x86ベースのIBM互換パーソナル・コンピュー
タなどの典型的な従来のコンピュータ・システムのキー
ボード・インタフェース・セクションが、コンピュータ
・システムのコア論理とその外部キーボード・ユニット
(KB)20との間のインタフェースをとるキーボード
制御装置インタフェース(KBCI)12であることを
示す。これは、現在のコンピュータ・システム・ユニッ
トのメインボードまたはマザーボード(MB)10が、
それから物理的に分離されたキーボード・ユニット20
とインタフェースをとるのに適した設計である。キーボ
ード・ユニット20は、その内部に設置されたマイクロ
制御装置(この図には図示せず)を有する。通常のキー
ボード・ユニットは人間のタイピングによる入力を処理
することしか必要とされないので、したがって、キーボ
ード・ユニット内に設置されたマイクロ制御装置の処理
電力を過大にする必要はない。
【0015】通常は、直列連絡を使用してシステム・ユ
ニットのメインボード10とコンピュータ・システム中
のキーボード・ユニット20との間の接続を確立する。
例えば、図1の例に示す従来技術の回路系の場合には、
1対の信号KBDATAおよびKBCLKを使用して、
キーボード・ユニット20とシステム・ユニット中のマ
ザーボード10のキーボード制御装置12との間の接続
を確立する。このような直列連絡は、人間のタイピング
による入力を処理する必要を十分に満たす。低電力マイ
クロ制御装置および直列連絡チャネルを使用すること
は、コンピュータ・システム全体のコスト削減に有益で
ある。
【0016】図1に示した従来のコンピュータ・システ
ムには、KBDATAおよびKBCLK信号に加えて電
力VDD経路および接地GND経路も備えられる。無線
周波数の干渉を回避するために、この電力供給の対は、
通常は適当な分離を介してキーボード20に供給され
る。図1の回路系の場合には、キーボード制御装置12
はこの電力を外部キーボード・ユニット20に供給す
る。
【0017】従来のコンピュータ・システムのシステム
論理回路系と比較すると、コンピュータの電源サブシス
テム用の本発明のセキュリティ制御装置は、図1の典型
的なコンピュータ・システムに追加することができる独
立回路系にすることができる。本発明の好ましい実施形
態では、このセキュリティ制御装置は、外部キーボード
・ユニット20とマザーボード10のキーボード制御装
置12との間に、この2つを接続する信号経路を分岐さ
せて挿入することができる。このような実施態様の実施
形態を示すブロック図を図2に見ることができる。図示
のように、本発明の実施形態に基づいて構築されたセキ
ュリティ制御装置40は、コンピュータ・システムの論
理回路系中に組み込むことができ、マザーボード10の
キーボード制御装置12、外部キーボード・ユニット2
0、および電源ユニット(PSU)30と対話する。図
2は、このような実施態様の構成を示す図である。
【0018】図面に示すように、本発明を具体化するセ
キュリティ制御装置40は、それ自体を、外部キーボー
ド・ユニット20とコンピュータのマザーボード10の
キーボード制御装置12との間で通信するキーボード信
号KBDATAおよびKBCLKを代行受信するために
使用することができる、独立した回路にすることができ
る。このセキュリティ制御装置40は、2つの機能ブロ
ック間で実施される信号通信を監視して、許可されてい
るか否かに関わらず任意のユーザが、有効なパスワード
に適合するキーストロークの文字列でキーボード20を
押したかどうかを調べることができる。
【0019】本発明の好ましい一実施形態では、コンピ
ュータがオフになったときに、セキュリティ制御装置4
0は電源ユニット30によって依然としてパワーオン状
態のまま維持され、その設計セキュリティ機能を実施す
るために必要な電源を有する。ATXマザーボードの場
合には、本発明のセキュリティ制御装置40は、システ
ムがパワーダウン状態にあるときに5VSB電源から電
力を供給されることができる。ATXの5VSB電源
は、システムがパワーダウン状態にあるときに装置40
が動作してキーボード20でのキーストロークを監視す
るのに十分な電流を供給することができる。一方、電源
ユニット30もまた、キーストローク走査回路系がキー
ボード・マイクロ制御装置の制御下で動作するのに十分
な電力を外部キーボード・ユニット20に供給する必要
がある。
【0020】正当な権利を有する、またはコンピュータ
・システムへの侵入を試みるユーザが外部キーボード2
0を介してキーストロークを押し、プリセット・パスワ
ードに適合する文字列をコンピュータ・システムに入力
しようとする際に、セキュリティ制御装置40は押され
たキーストロークを監視し、それらと事前に記憶したパ
スワードとを比較することができる。記憶したパスワー
ドと入力されたキーストロークの比較の結果が正であれ
ば、セキュリティ制御装置40はイネーブル信号を生成
し、電源ユニット30をオンにすることができ、次いで
これがコンピュータ・システム全体を開始し、立ち上げ
る。
【0021】電源ユニット30がオンになった後で、コ
ンピュータ・システムは通常のブートアップ・シーケン
スを続行することができ、コンピュータは通常通り機能
することができる。例えば、ATXの仕様の下では、セ
キュリティ制御装置40が入力されたキーストローク文
字列が有効なパスワードであると決定したときに、装置
40が生成したイネーブル信号をATX電源ユニット3
0中のPS−ON入力端子に結合することができる。A
TX電源30のPS−ON入力端子に送信される論理的
に正すなわち論理的に低レベルの信号は、電源ユニット
をオンにし、次いでこれがコンピュータ・システムをパ
ワーアップすることに、当業者なら気づくであろう。
【0022】他方、セキュリティ制御装置40が、押さ
れたパスワードのキーストロークが有効でないと決定し
た場合には、ATX電源30へのPS−ON入力は論理
的に負の状態で維持される。論理的に高レベルの信号は
ATX電源ユニット30をパワーオフ状態で維持する。
この場合には、外部キーボード・ユニット20およびセ
キュリティ制御装置40を除けば、CPU、ディスク・
サブシステム、およびマザーボード10中のキーボード
制御装置12も含めたコンピュータ・システム全体が全
てオフに維持される。換言すれば、侵入者がコンピュー
タ・システムの外部キーボード・ユニット20上で何を
何回試みるかに関わらず、正しいパスワードが与えられ
ない限り電源ユニット30はパワーダウン状態に保たれ
る。電源ユニット30がオフに維持されるので、コンピ
ュータ・システムの重要な構成部品、とりわけ精密で比
較的脆弱なディスク・サブシステムが、パスワード推測
セッションを繰り返すプロセス中に、急速にパワーアッ
プおよびパワーダウンを繰り返されることはなくなる。
急速なパワーオン/オフ・サイクルの結果としてコンピ
ュータ構成部品に損傷が与えられる可能性は、このよう
にしてほぼ回避することができる。
【0023】好ましい実施形態では、本発明のセキュリ
ティ制御装置40は、マザーボード10のキーボード制
御装置12に中継することができる別の制御信号SWの
生成をさらに含むことができる。コンピュータ・システ
ムがパワーダウン状態にあるときには、この信号によ
り、セキュリティ制御装置40はキーボード信号KBD
ATAおよびKBCLKを代行受信し続け、キーボード
20上で押された場合にパスワード入力の妥当性を監視
することができる。他方、コンピュータ・システムがう
まく(すなわち、有効なパスワードの正しい入力によっ
て)パワーオンになったときに、制御信号SWを使用し
て、キーボード信号KBDATAおよびKBCLKの通
常の流れを、従来のコンピュータ・システムでは通常で
ある、キーボード制御装置12および外部キーボード・
ユニット20に復帰させることができる。
【0024】しかし、コンピュータ・システムがオフで
ある間に、セキュリティ制御装置40がキーが押される
状態を外部キーボード・ユニット20にわたって絶えず
監視する際には、図2の場合と同様に、キーボード・ユ
ニット20への電力供給VKBはATX電源ユニット3
0の待機電力5VSBから供給される。これは、マスタ
・オフ状態中にATXの主5ボルト供給VDDが遮断さ
れるので必要である。しかし、待機5ボルト電力5VS
Bは、マスタ・オフ状態中に活動状態を維持し、指定さ
れた駆動能力を提供することができる。コンピュータ・
システムが通常通りパワーオンになった後で、外部キー
ボード・ユニットへの電力は待機電力5VSBからマス
タ電力VDDに切り替わることができる。ただし、コン
ピュータ・システムが通常通りブートアップした後で、
外部キーボード・ユニットが待機電力から電力を供給さ
れたままにすることも同様に可能である。
【0025】本発明のセキュリティ制御装置用の回路系
の好ましい実施形態について以下で考察する。図3は、
本発明の好ましい実施形態によるセキュリティ制御装置
の回路系構成を示すブロック図である。この図に示すよ
うに、この装置は一般に、キーボード入力データ・デコ
ーダ(KBDEC)41、先入れ先出し(FIFO)バ
ッファ42、パスワード・メモリ(PWM)43、比較
ユニット(CL)44、キーボード代行受信ユニット
(KBIL)45、および電源制御ユニット(PSC
L)46を含む。
【0026】最初に、キーボード代行受信ユニット45
が、コンピュータ・システムのパワーアップ/ダウン状
態に基づいてキーボード信号代行受信制御信号SWを生
成する。好ましい実施形態では、キーボード代行受信ユ
ニット45は、コンピュータ・システムのパワーオン/
オフ状態のそれぞれを表す逆の論理状態を有する論理信
号SWを単純に生成する論理回路にすることができる。
コンピュータ・システムがパワーオフ状態にあるときに
は、1つの論理状態を有するSW信号を使用して、キー
ボード信号KBDATAおよびKBCLKの代行受信を
制御して監視することができる。他方、コンピュータ・
システムがパワーオン状態にあるときには、逆の論理状
態を有するSW信号を使用して、図2のブロック図に示
す、外部キーボード・ユニット20とマザーボード10
のキーボード制御装置12との間の通常のキーボード信
号通信に復帰させることができる。
【0027】例えば、好ましい実施形態では、各キーボ
ード信号KBDATAおよびKBCLKごとに1つの3
状態バッファを使用して、外部キーボード・ユニット2
0とコンピュータ・システムのマザーボード10のキー
ボード制御装置12との間でこの対の信号制御を代行受
信するか否かの制御を容易にすることができる。図4
は、本発明の好ましい実施形態によるセキュリティ制御
装置の回路系構成の概略図である。本発明の装置はキー
ボード信号KBDATAおよびKBCLKを代行受信し
て、コンピュータ・システムを立ち上げるのに有効なパ
スワードをシステムが受信したか否かを決定する。図示
のように、キーボード制御装置インタフェース12は、
通常のIBM互換コンピュータではIntel 804
2/8048 8ビット・マイクロ制御装置またはその
同等物となる典型的なマイクロ制御装置120を含む。
IBM互換システムのキーボード制御装置インタフェー
ス12では、このインタフェースを制御するマイクロ制
御装置120は、オープン・コレクタ・バッファを介し
てキーボード信号KBDATAおよびKBCLKをそれ
ぞれ出力するP27およびP26ポートのそれぞれを有
する。本発明のセキュリティ制御装置を利用するコンピ
ュータ・システムでは、これら2つのオープン・コレク
タ・バッファを1対の3状態バッファ121および12
2とそれぞれ交換することができる。
【0028】図4に示すように、好ましい実施形態での
2つの3状態バッファ121および122は、外部キー
ボード・ユニット20に電力を供給する同一の電源VK
Bから電力を供給されることができる。これは、これら
2つのバッファが、外部キーボード・ユニット自体とと
もに活動状態のまま残らなければならないためである。
【0029】コンピュータ・システムがパワーダウンし
た時、セキュリティ制御装置40のキーボード代行受信
ユニット45は、論理的に低レベルの制御信号SWを生
成する。図4に示す好ましい実施形態で利用する3状態
バッファ121および122は論理的に正のイネーブル
入力制御を有するので、したがって、論理的に低レベル
の制御信号SWは両バッファを高インピーダンスのオフ
状態にする。このような状況下では、バッファの入力端
子の後ろにある回路系は、それぞれのキーボード信号線
KBDATAおよびKBCLKから実質的に遮断された
ものと考えることができる。他方、正しいパスワードが
入力された結果としてコンピュータ・システムがパワー
アップした時には、キーボード代行受信ユニット45は
その論理的高レベル状態で対応する制御信号SWを生成
する。このバージョンの制御信号SWは、マイクロ制御
装置120のP27およびP26ポートを外部キーボー
ド・ユニット20に効果的に接続する。この接続は、キ
ーボード信号KBDATAおよびKBCLKでそれぞれ
活動化される3状態バッファ121および122の対を
介して行われる。これにより、外部キーボード・ユニッ
ト20とコンピュータ・システムのマザーボード10と
の間の通常の電気信号接続が効果的に確立される。
【0030】このようにして、上記の好ましい実施形態
では、キーボード代行受信ユニット45を、単純に電源
ユニット30の主5ボルト電源VDDで交換することが
できる。換言すれば、キーボード・インタフェース用の
2つの3状態バッファ121および122の出力イネー
ブル制御入力は、直接、または適当に選択したプルアッ
プ・レジスタを介して、VDDに結合することができ
る。
【0031】次いで再度図3を参照すると、コンピュー
タ・システムがパワーダウン状態になっているので、キ
ーボード代行受信ユニット45はキーボード信号KBD
ATAおよびKBCLKを代行受信し、セキュリティ制
御装置40中に切り替えることができる。代行受信され
たキーボード信号は、このようにしてキーボード入力デ
ータ・デコーダ41に直接送信し、デコードすることが
できる。次いでデコーダ41は、キーボード信号として
表される受信した英数文字を、コンピュータ・システム
で使用される標準コードに順次変換することができる。
次いで、入力されたキーストロークを表すこれらの変換
されたコードは、先入れ先出しバッファ42に送られて
所定のデータ・ファーマットで記憶され、後続の処理を
待機する。
【0032】他方、適当な動作手続きを予め実行してお
くことにより、指定パスワードをパスワード・メモリ4
3に記憶することができる。本発明の好ましい実施形態
では、このパスワード・メモリ43は、電力がなくなっ
た後もその記憶情報を永久的に維持することができる不
揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)装置
にすることができる。あるいは、IBM互換コンピュー
タの場合には、パスワード・メモリ43は、コンピュー
タ・システムのハードウェア構成を記録する情報を維持
するために使用されるCMOSメモリ中の指定メモリ・
スペースにすることもできる。別の実施形態では、パス
ワード・メモリ43は、コンピュータ・システムがパワ
ーダウンした後でそのメモリ内容を維持するためにバッ
クアップ・バッテリを有する、単純な静的ランダム・ア
クセス・メモリ(SRAM)にすることもできる。
【0033】パスワード入力によってコンピュータ・シ
ステムの電源を活動化するプロセスでは、パスワード
は、例えばリターンキーを押すことによって確定するこ
とができる。換言すれば、パスワードに使用できないキ
ーであるリターンキーを使用して、パスワードの文字列
入力の終了を表明することができる。この表明キー信号
を受信すると、次いでコンピュータ・システムのファー
ムウェア・ルーチンを開始して、先入れ先出しバッファ
42およびパスワード・メモリ43のそれぞれから、入
力されたパスワード入力を比較ユニット44にロード
し、これを事前に記憶した有効パスワードと比較するこ
とができる。この比較の結果、比較ユニット44はパス
ワード突合せ信号PMを生成し、次いでこれが電源制御
ユニット46に中継される。
【0034】パスワード突合せ信号PMの論理状態に基
づいて、電源制御ユニット46は、コンピュータ・シス
テムの電源ユニットと直接インタフェースをとり、これ
を制御するために使用することができる電源制御信号を
生成する。例えば、ATX電源の場合には、この生成さ
れた電源制御信号は、ATX電源のPS−ON入力端子
に直接結合することができる、ATX仕様に従う論理的
に負のPS−ON信号にすることができる。ATX電源
の場合には、PS−ON入力端子における論理的に高レ
ベルの信号は、電源をオフ状態のまま保つ。他方、PS
−ON入力での論理的に低い信号は、電源を活動化さ
せ、コンピュータ・システムを無条件で立ち上げる。
【0035】好ましい実施形態では、コンピュータ・シ
ステムのその他の制御論理から得られるさらに別の制御
信号を、電源制御ユニット46に中継することができ
る。これらの追加制御信号は、電源制御信号、すなわち
ATX電源ユニット30を制御するために使用される図
3の例に示すPS−ON信号の生成プロセスの寄与要素
として使用することができる。例えば、コンピュータ・
システムが主電源スイッチを備える場合には、このスイ
ッチの論理的オン/オフ状態を示すために使用する信号
MSWを、この図に示すように電源制御ユニット46に
入力することができる。パスワード突合せPM信号およ
び主スイッチ状態MSW信号の両方について論理的に正
と取り決めた場合には、電源制御ユニット46で両信号
について論理NAND演算が実施され、論理的に負のP
S−ON出力が得られる。
【0036】例示を目的として、好ましい実施形態に関
連して本発明について説明したが、本発明は必ずしも開
示の実施形態に限定される必要はないことは理解される
であろう。例えば、通常のIBM互換コンピュータ・シ
ステムでは、単純な8ビット・マイクロ制御装置を利用
して、システム・マザーボード上のキーボード・インタ
フェース制御を実施している。したがって、これらのx
86ベースのコンピュータで使用される代表的な外部キ
ーボード・ユニットは、対応して互換性のある処理能力
を有するマイクロ制御装置を利用して、独立したキーボ
ード・ユニットの制御を実施することができる。キーボ
ード・インタフェースの両端子にあるマイクロ制御装置
は、互いに直列接続で通信する。ただし、本発明の実施
態様では、その他の形態のこの2つの間の通信も可能で
ある。
【0037】例えば、キーボード・インタフェース・マ
イクロ制御装置が常駐するXA/XD周辺バス上にはそ
の他の周辺機器も存在するので、IBM互換コンピュー
タの場合に使用する従来のIntel 8042/80
48デバイスを、さらに高性能のマイクロ制御装置と交
換することが必要になることもある。このような状況で
も、本発明のセキュリティ制御装置は依然として適用可
能である。
【0038】一方、現在のパーソナル・コンピュータは
ASIC(アプリケーション特定IC)デバイスを中心
に構築されるので、本発明のセキュリティ制御装置は、
こうしたASIC回路系でも実行可能であり、コンピュ
ータ・システムのコア論理チップセット中に含めること
ができる。したがって、本発明のセキュリティ制御装置
の論理回路系はコンピュータのコア論理と比較して比較
的単純であるので、本発明の装置をコンピュータのコア
論理ASICデバイスに組み込むことで、全体的なゲー
ト・カウントが顕著に追加されることはほとんどない。
換言すれば、ASICデバイスに本発明の装置を組み込
んでも、半導体製造の総コストはそれほど追加されな
い。他方、このセキュリティ制御装置は比較的単純な論
理回路系を有するので、消費される電力は少量である。
換言すれば、本発明のセキュリティ制御装置を組み込む
ことは、ATX仕様などの電源ユニット中の待機電源に
非常に適している。
【0039】さらに、ATX仕様の電源ユニットに加え
て、NLXやPS/2など、ソフト電力制御を実施する
イネーブル入力を特徴とするその他の標準も、全て同様
に適用可能である。
【0040】したがって、上記の説明部分は、添付の請
求の範囲の趣旨および範囲内に含まれる様々な修正形態
および類似配列をカバーするものとし、その範囲は最も
広範な解釈に一致し、このような修正形態および類似構
造を全て包含するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のコンピュータ・システム中の対応する
外部キーボード・ユニットとのインタフェースをとるキ
ーボード制御装置の回路構成を示す、簡略化したブロッ
ク図である。
【図2】 キーボード制御装置がコンピュータ・システ
ム中の対応する外部キーボード・ユニットとのインタフ
ェースをとるための、本発明の好ましい実施形態による
セキュリティ制御装置を利用する回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 本発明の好ましい実施形態によるセキュリテ
ィ制御装置の回路構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の好ましい実施形態によるセキュリテ
ィ制御装置の回路構成を示す概略図である。
【符号の説明】
40 セキュリティ制御装置、41 キーボード入力デ
ータ・デコーダ、42先入れ先出しバッファ、43 パ
スワード・メモリ、44 比較ユニット、45 キーボ
ード代行受信ユニット、46 電源制御ユニット。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインボード回路系、電源、およびキー
    ボードを有するコンピュータ・システム用のパワーアッ
    プ・セキュリティ制御を行うコンピュータ用電源のセキ
    ュリティ制御装置であって、 前記コンピュータ・システムがオフである時に、前記メ
    インボード回路系のキーボード制御装置インタフェース
    と前記キーボードとの間で通信するキーボード信号を代
    行受信するキーボード代行受信ユニットと、 前記キーボード代行受信ユニットが代行受信したキーボ
    ード信号を、受信してデコードするキーボード入力デー
    タ・デコーダと、 前記キーボード入力データ・デコーダの出力側に供給さ
    れたキーボード信号のデコード済みデータを、所定フォ
    ーマットで記憶する先入れ先出しバッファと、前記コン
    ピュータ・システムのパワーアップ許可を指定するよう
    にプリセットされたパスワードを記憶するパスワード・
    メモリと、 前記先入れ先出しバッファおよび前記パスワード・メモ
    リのそれぞれの出力端子に接続された2つの入力端子を
    有し、前記キーボード信号および前記プリセット・パス
    ワードの突合せを比較し、前記比較の突合せ条件を示す
    信号を生成する比較ユニットと、 前記比較ユニットが生成した突合せ条件を受信して、前
    記突合せ条件の論理状態に基づいて制御信号を生成し、
    前記突合せ条件の結果が正であれば前記コンピュータ・
    システムの電源をパワーアップするように制御する電源
    制御ユニットとを備えたコンピュータ用電源のセキュリ
    ティ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電源制御ユニットは、前記比較ユニ
    ットが比較の結果として正の突合せ条件を生成した時
    に、前記コンピュータ・システムに電力を供給する電源
    を開始し、前記比較ユニットが比較の結果として負の突
    合せ条件を生成した時に、前記電源をパワーオフ状態で
    維持する請求項1に記載のコンピュータ用電源のセキュ
    リティ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータ・システムの電源は、
    イネーブル入力端子を含み、前記電源制御ユニットが電
    源を開始して前記コンピュータ・システムをパワーアッ
    プするために前記電源のイネーブル入力端子にイネーブ
    ル信号を出力した時に、前記電源が開始される請求項1
    に記載のコンピュータ用電源のセキュリティ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電源制御ユニットは、論理回路系を
    さらに含み、前記突合せ条件の結果および前記コンピュ
    ータ・システムの主スイッチの論理状態に基づいて実行
    された論理演算の結果を出力する請求項2に記載のコン
    ピュータ用電源のセキュリティ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記電源は、ATX標準に従うものであ
    り、 前記電源制御ユニットは、前記突合せ条件および前記コ
    ンピュータ・システムの主スイッチの論理状態に基づい
    てNAND演算を実行する論理NAND回路を含み、A
    TX電源のPS−ON入力端子に接続された出力端子を
    有する請求項2に記載のコンピュータ用電源のセキュリ
    ティ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ンピュータ・システムがパワーオフ
    になると、前記コンピュータ用電源のセキュリティ制御
    装置および前記キーボードを除く全ての回路系サブシス
    テムは、パワーオフになる請求項2に記載のコンピュー
    タ用電源のセキュリティ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記コンピュータ・システムがパワーオ
    フになると、前記コンピュータ用電源のセキュリティ制
    御装置および前記キーボードを除く全ての回路系サブシ
    ステムは、パワーオフになり、 前記コンピュータ用電源のセキュリティ制御装置および
    前記キーボードは、ATX電源の5VSB待機電源から
    電力を供給される請求項5に記載のコンピュータ用電源
    のセキュリティ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記パスワード・メモリは、不揮発性ラ
    ンダム・アクセス・メモリ装置からなる請求項2に記載
    のコンピュータ用電源のセキュリティ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記パスワード・メモリは、前記コンピ
    ュータ・システムのCMOS構成メモリ中の指定メモリ
    ・スペースからなる請求項2に記載のコンピュータ用電
    源のセキュリティ制御装置。
  10. 【請求項10】 前記パスワード・メモリは、前記コン
    ピュータ・システムがオフであるときには、バックアッ
    プ・バッテリによってサポートされる静的ランダム・ア
    クセス・メモリからなる請求項2に記載のコンピュータ
    用電源のセキュリティ制御装置。
  11. 【請求項11】 メインボード回路系、電源、およびキ
    ーボードを有するコンピュータ・システム用のパワーア
    ップ・セキュリティ制御を行うコンピュータ用電源のセ
    キュリティ制御装置であって、 前記コンピュータ・システムがオフである時に、前記メ
    インボード回路系のキーボード制御装置インタフェース
    と前記キーボードとの間で通信するキーボード信号を代
    行受信するキーボード代行受信ユニットと、 前記キーボード代行受信ユニットが代行受信したキーボ
    ード信号を、受信してデコードするキーボード入力デー
    タ・デコーダと、 前記キーボード入力データ・デコーダの出力側に供給さ
    れたキーボード信号のデコード済みデータを、所定フォ
    ーマットで記憶する先入れ先出しバッファと、前記コン
    ピュータ・システムのパワーアップ許可を指定するよう
    にプリセットされたパスワードを記憶するパスワード・
    メモリと、 前記先入れ先出しバッファおよび前記パスワード・メモ
    リのそれぞれの出力端子に接続された2つの入力端子を
    有し、前記キーボード信号および前記プリセット・パス
    ワードの突合せを比較し、前記比較の突合せ条件を示す
    信号を生成する比較ユニットと、 論理回路系を含み、前記比較ユニットが生成した突合せ
    条件を受信して、前記突合せ条件と前記コンピュータ・
    システムの主電源スイッチ状態との両方に基づき前記論
    理回路系が実行した論理演算の結果に基づいて制御信号
    を生成し、前記突合せ条件の結果が正であれば前記コン
    ピュータ・システムの電源をパワーアップするように制
    御する電源制御ユニットと備えたコンピュータ用電源の
    セキュリティ制御装置。
  12. 【請求項12】 前記電源は、ATX標準に従うもので
    あり、 電源制御ユニットは、前記突合せ条件および前記コンピ
    ュータ・システムの主スイッチの論理状態に基づいてN
    AND演算を実行する論理NAND回路を含み、ATX
    電源のPS−ON入力端子に接続された出力端子を有す
    る請求項11に記載のコンピュータ用電源のセキュリテ
    ィ制御装置。
  13. 【請求項13】 前記パスワード・メモリは、不揮発性
    ランダム・アクセス・メモリ装置からなる請求項11に
    記載のコンピュータ用電源のセキュリティ制御装置。
  14. 【請求項14】 前記パスワード・メモリは、前記コン
    ピュータ・システムのCMOS構成メモリ中の指定メモ
    リ・スペースからなる請求項11に記載のコンピュータ
    用電源のセキュリティ制御装置。
  15. 【請求項15】 前記パスワード・メモリは、前記コン
    ピュータ・システムがオフであるときには、バックアッ
    プ・バッテリによってサポートされる静的ランダム・ア
    クセス・メモリからなる請求項11に記載のコンピュー
    タ用電源のセキュリティ制御装置。
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