JPH11101733A - 穀粒分析機の測定試料容器 - Google Patents

穀粒分析機の測定試料容器

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JPH11101733A
JPH11101733A JP26434897A JP26434897A JPH11101733A JP H11101733 A JPH11101733 A JP H11101733A JP 26434897 A JP26434897 A JP 26434897A JP 26434897 A JP26434897 A JP 26434897A JP H11101733 A JPH11101733 A JP H11101733A
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container
container body
filling chamber
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JP26434897A
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Sadakazu Fujioka
定和 藤岡
Taiichi Mori
泰一 森
Tsutomu Takahashi
努 高橋
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填室に充填した分析試料の充填密度が均一
性に欠け、又、この充填室内の密閉性不良により、この
試料の測定結果が安定しなかった。 【解決手段】 充填室6内へ充填した分析試料(イ)を
加圧する押圧板12を弾発体9で押圧すると共に、各接
合面にはシール材13,14を設け、該充填室6内の密
閉性の向上を図った構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、分析試料を充填
する充填室を有した収容体の一方側の投光窓から可視
光、又は近赤外光の光線を該分析試料に照射して分析す
るが、該分析試料を均一に加圧する押圧板は該充填室内
に設け、この押圧板を外側から収容体蓋に設けた弾性体
で押圧すると共に、該収容体とこれら投光窓及び収容体
蓋との間の各接合面には、各シール材を設けてなる測定
試料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】分析試料を充填する充填室を有した収容
体の一方側の投光窓は、例えば、接着剤等により接着
し、この投光窓から可視光、又は近赤外光の光線を分析
試料に照射して、この分析試料の性状を検出するが、こ
の分析試料を加圧する押圧板は、該充填室内に設け、こ
の押圧板の外周部にシール材を設けて、この充填室の内
壁に接触させ、この押圧板は、該収容体の螺挿入する収
容体蓋に設けた弾発体で該押圧板を押圧し、分析試料を
加圧させて、この分析試料の性状を検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】弾発体で押圧板の押圧
は、螺挿入ネジであり、このために一定にならず、又、
シール材の設置位置が、該押圧板の外周部に設けている
ことにより、不安定な位置であり、充填密度が均一性に
欠け、且つ密閉性が不良のために、測定結果が安定しな
かったが、この発明により、これらを解消しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、分析試料(イ)を充填する充填室6を有した収容体
5の一方側から該分析試料(イ)に可視光、又は近赤外
光の光線3を照射する投光窓8と、該充填室6内の該分
析試料(イ)を略均一に加圧する押圧板12と、該押圧
板12を外側から押圧する弾発体9を装着した収容体蓋
10と、該収容体5と該投光窓8との間及び該収容体5
と該収容体蓋10との間の各接合面には該充填室6内を
略密閉とすべく各シール材13,14とを設けたことを
特徴とする穀粒分析機の測定試料容器の構成とする。
【0005】
【発明の作用】分析試料(イ)を充填する充填室6を有
する収容体5と一方側の投光窓8との間の接合面にはシ
ール材13を設けて接合させて、又、この分析試料
(イ)を加圧する押圧板12は、該充填室6内に設け、
該押圧板12を外側から押す弾発体9を装着した収容体
蓋10とこの収容体5との間の接合面にはシール14を
設けて接合させて、該充填室6内を略密閉状態とし、こ
の弾発体9で該押圧板12を押圧し、分析試料(イ)を
均一に加圧し、該投光窓8から可視光、又は近赤外光の
光路3をこの分析試料(イ)へ照射して性状を検出す
る。
【0006】
【発明の効果】分析試料、例えば、小麦粉、及び米粒な
どの農産物、ケーキミックス、茶、及び砂糖などの食
品、更にプラスチックペレット、及び医薬品等を密閉性
を保持し、一定の充填密度で測定に用いることで、測定
結果の安定性が高い。特に穀粒分析機の保守、及び点検
に用いる校正用試料の簡便保存性向上となる。通常は密
閉袋に保存し、校正、及び点検のつど袋を開けて測定に
供するので放湿、及び吸湿することで、例えば、小麦粉
の水分検出のチェックなどに精度不良を生じたり、水分
含有量が変動することで、水分のみならず、他の品質特
性にも影響をきたしていたが、これにより、信頼性の高
い保守、及び点検が可能になった。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、分析試料(イ)である穀粒等を充填し
て貯留する測定試料容器2、及び可視光、又は近赤外光
の光線3を照射させて穀粒の性状を検出する照射装置4
等を箱体1aに内装してなる穀粒分析機1を示すもので
ある。
【0008】前記測定試料容器2は、図1で示す如く反
射形式で説明すると、この測定試料容器2は、箱体1a
内へ装着自在に設け、円筒形状、又は四角形状の収容体
5に、分析試料(イ)である小麦粉、及び米粒等の農産
物、ケーキミックス、茶、及び砂糖等の食品、更にプラ
スチックペレット、及び医薬品等を充填して貯留する充
填室6を形成すると共に、一方側の内外へ突出する内側
の内突出部5aには、窓口7を設け、この窓口7部で該
内突出部5a内側面には、透明材で、例えば、ガラス
材、又は樹脂材等よりなる投光窓8を設け、他方側の外
側へ突出する外突出部5bには、板材の弾性材よりなる
山形状で所定幅の弾発体9を装着した収容体蓋10をボ
ルト11等で装着した構成としている。なお、該弾発体
9はスポンジやウレタン等の樹脂材で形成されたもので
もよく、形状としても板状、角状のものでもよい前記収
容体5の充填室6内には、移動自在に押圧板12を設
け、この充填室6のこの押圧板12と、投光窓8との間
には、性状を検出する分析試料(イ)を充填して貯留す
る構成であり、この押圧板12は、収容体蓋10の弾性
体9で押圧する構成であり、該充填室6内へ充填して貯
留した分析試料(イ)は、該押圧板12によって、均一
に加圧する構成としている。
【0009】前記収容体5の内突出部5aの内側面と、
投光窓8外側面との間の接合面の所定位置、及び該収容
体5の外突出部5bの外側面と、収容体蓋10の内側面
との間の接合面の所定位置には、各シール材13,14
を設け、この各シール材13,14は、例えば、弾性材
よりなるOリングでもよく、この各シール材13,14
を設けて、該収容体5の充填室6内の密閉性の向上を図
った構成としている。この各シール材13,14は、弾
性部材であるゴム材、及び樹脂材等により、断面形状を
四角形状に形成してもよい。
【0010】測定試料容器15は、図5で示す如く透過
形式で説明すると、この測定試料容器15は、円形状、
又は四角形状の収容体16に、分析試料(イ)を充填し
て貯留する充填室6を形成すると共に、一方側の内外へ
突出する内突出部16aには、窓口7を設け、この窓口
7部で該内突出部16aには、透明材で、例えば、ガラ
ス材、又は樹脂材等よりなる投光窓8を設け、他方側の
外側へ突出する外突出部16bには、収容体蓋17をボ
ルト11等で装着する構成としている。
【0011】前記収容体蓋17には、取付部17a、及
び窓口18を設け、この窓口18部で充填室6内には、
透明材で、例えば、ガラス材、又は樹脂材等よりなる出
光窓19を設けた構成としている。前記収容体16の充
填室6内の投光窓8内側面と投光窓19内側面との間に
は、所定の内・外径のスペーサ20を設け、このスペー
サ20の両端面部と、該投光窓8、及び該出光窓19内
側面との間の接合面の所定位置には各シール材21a,
21bを設け、該投光窓8外側面と、該収容体16の内
突出部16aの内側面との間の接合面の所定位置には、
シール21cを設けて、該収容体16の充填室6内の密
閉性の向上を図っている。この各シール20a,20
b,20cは、例えば、弾性材よりなるOリングでもよ
い。収容体蓋17の段付部17aの内側面と、該出光窓
19外側面との間の接合面には、所定の内・外径で弾性
材よりなる弾性部材22を設けた構成としている。
【0012】これにより、収容体16の充填室6内の分
析試料(イ)は、均一に加圧されると共に、この充填室
6内の密閉性の向上を図り、分析試料(イ)の性状を透
過形式で検出できる。測定試料容器23は、図6、及び
図7で示す如く反射形式で複数箇所に分析試料(イ)を
充填して貯留する構成を説明すると、この測定試料容器
23は、長方形状の収容体24に、分析試料(イ)を充
填して貯留する四角形状の充填室6を複数室設け、この
実施例では3室で説明する。この収容体24の一方側の
壁板24a部の内側面部には、円形状の各窓口25を設
け、この各窓口25部には、透明材で、例えば、ガラス
材、又は樹脂材等よりなる四角形状の各投光窓26を設
けた構成としている。
【0013】前記収容体24の充填室6内には、移動自
在な四角形状の押圧板27を設け、この収容体24の他
方側の突出する突出部24bには、収容体蓋28をボル
ト11で装着する構成であり、この収容体蓋28内側面
と該押圧板27外側面との間には、弾発する弾発スプリ
ング29を設け、該充填室6内へ充填して貯留した分析
試料(イ)は、該押圧板27により、均一に加圧する構
成としている。
【0014】前収容体24の壁板24aの内側面と、投
光窓26内側面との間の接合面の所定位置、及び該収容
体24の突出部24bの外側面と、収容体蓋28内側面
との間の接合面の所定位置には、各シール材30a,3
0bを設け、このシール材30aは、例えば、弾性材よ
りなるOリングでもよい。又、このシール材30bは、
弾発するゴム材、及び樹脂材等よりなり、断面形状を円
形状、又は四角形状に形成している。
【0015】これにより、例は、高蛋白含量の分析試料
(イ)と低蛋白含量の分析試料(イ)とを連接して貯留
させて設け、検量線のバイアス、及び傾き等は、一回の
測定でチェックすることができるし、又、分析試料
(イ)を加圧すると共に、充填室6内の密閉性の向上を
図ることもできる。又、上記に変えて、図1の測定試料
容器2、及び図5の測定試料容器15を複数個用意し
て、図3で示す如く連接用ホーダ42を設け、ホルダモ
ータ43で回転駆動させ、この連接用ホーダ42に、こ
れらの容器2、及び15を複数個装着して分析試料
(イ)の性状を検出する構成とするもよい。
【0016】前記照射装置4は、図2で示す如く箱体1
a内に設け、この箱体1a内の測定試料容器2内の分析
試料(イ)に、可視光、又は近赤外光の光線3を照射さ
せて、分光分析する構成である。該照射装置4は、光源
31a、反射鏡31b、回析格子32、回析格子駆動モ
ータ33、レンズ34、フィルタ35を経て、測定試料
容器2の投光窓8から分光した該光線3が導入されて、
この測定試料容器2内の分析試料(イ)に照射され、反
射する反射光は、反射光検出器36を経て、該箱体1a
内に設けた制御装置37へ入力される構成であり、又、
測定試料容器15内の分析試料(イ)のときは、該測定
試料容器15の投光窓8から分光した該光線3が導入さ
れて、この測定試料容器15内の分析試料(イ)に照射
され、出光窓19から透過光検出器38を経て、該制御
装置37へ入力される構成としている。
【0017】前記反射光検出器36は、図3で示す如く
集光凹面鏡39、集光凸面鏡40、及び光電センサ41
等よりなる構成である。又、透過検出器38は、該反射
光検出器36と同じ構成部品で構成している。前記制御
装置37は、図4で示す如く反射光検出器36、及び透
過光検出器38の検出値が増幅器44a、A−D変換器
44b、及び入力回路44cを経て、比較演算、及び算
術論理演算等を行うCPU45へ入力され、このCPU
45からの各種指令を受けて出力する出力回路46を経
て回析格子駆動モータ33、及びホルダモータ43等を
始動、及び停止制御する構成としている。
【0018】測定試料容器47は、図8で示す如く円筒
形状、又は四角形状の収容体48に、分析試料(イ)を
充填して貯留する充填室48aを形成すると共に、一方
側の開口48b部には、外側へ突出する突出部48cを
設けた構成であり、この充填室48a内には、移動自在
な押圧板49を設け、この押圧板49の内側面部と該収
容体48の底壁部48dとの間には、例えば、板材で弾
発材等よりなり、山形状で所定幅の弾発体50を設けた
構成としている。
【0019】前記収容体48の開口48b側の突出部4
8cの取付面48d側には、窓口51aを設けた収容体
蓋51をボルト11等で装着した構成であり、この収容
体蓋51の内側面部には、透明材で、例えば、ガラス
材、又は樹脂材等よりなる投光窓8を設けた構成として
いる。前記収容体48の突出部48cの取付面48e
と、収容体蓋51の内側面部との間の接合面の所定位
置、及び投光窓8の外側面と、該収容体蓋51の内側面
部との間の接合面の所定位置には、各シール材52a,
52bを設けて、該収容体48の充填室48a内の密閉
性の向上を図っている。該シール材52a,52bは、
例えば、弾性材よりなるOリングでもよく、又、弾性部
材であるゴム材、及び樹脂材等により、断面形状を四角
形状に形成してもよい。
【0020】これにより、従来は、押圧板49のエッジ
部にシール材を設けていたことにより、この押圧板49
の取外しには、特殊工具が必要であり、又、エッジ部の
シール構成であることにより、シール性の効果が短期間
であったが、シール性の効果の向上、及び取外しに特殊
工具の必要がなくなり、又、密閉性を向上させることが
できた。
【0021】測定試料容器52は、図9で示す如く円筒
形状、又は四角形状の収容体53に、分析試料(イ)を
充填して貯留する充填室53aを形成すると共に、一方
側の内外へ突出する内側の内突出部53bには、窓口5
3cを設け、この窓口53c部で該内突出部53b内側
面には、透明材で、例えば、ガラス材、又は樹脂材等よ
りなる投光窓8を設け、他方側の外側へ突出する外突出
部53dには、中央部の所定径を内側へ向けて突出する
突出部54aを設け、この突出部54aを該充填室53
a部へ挿入する収容体蓋54をボルト11等で装着させ
た構成であり、この突出部54aで該充填室53aの分
析試料(イ)を均一に加圧する構成としている。
【0022】前記収容体53の内突出部53b内側面
と、投光窓8の外側面との間の接合面の所定位置、及び
該収容体53の外突出部53dの取付面と、収容体蓋5
4の取付面との間の接合面の所定位置には、各シール材
55a,55bを設けて、該収容体53の充填室53a
内の密閉性の向上を図っている。この各シール材55
a,55bは、例えば、弾性材よりなるOリングでもよ
く、又、弾性部材であるゴム材、及び樹脂材等により、
断面形状を四角形状に形成してもよい。
【0023】これにより、押圧板が不要となり安価であ
り、収容体蓋54の装着により、分析試料(イ)を均一
に加圧できると共に、密閉性を向上させることができ
た。測定試料容器56は、図10、及び図11で示す如
く円筒形状の収容体57に、分析試料(イ)を充填して
貯留する充填室57aを形成すると共に、一方側の内外
へ突出する内側の内突出部57bには、窓口57cを設
け、この窓口57c部で該内突出部57b内側面には、
透明材で、例えば、ガラス材、又は樹脂材等よりなる投
光窓8を設け、該充填室57a内には、分析試料(イ)
を均一に加圧する押圧板58を移動自在に設けた構成と
している。
【0024】板材で弾性材よりなり、山形状で所定幅の
弾性体59aを中央部に装着した収容体蓋59は、収容
体57の他方側の外側へ突出する外突出部57dの取付
面へ装着する構成であり、該収容体蓋59の下方へ向け
て折曲させた折曲部59b先端に設けた爪部59cを、
該収容体57の該外突出部57dの下側面へ係合させて
装着する構成としている。
【0025】前記収容体57の内突出部57bの内側面
と、投光窓8の外側面との間の接合面の所定位置、及び
該収容体57の外突出部57d取付面と、収容体蓋59
の下側面との間の接合面の所定位置には、各シール材6
0a,60bを設けて、該収容体57の充填室57a内
の密閉性の向上を図っている。この各シール材60a,
60bは、例えば、弾性材よりなるOリングでもよく、
又、弾性部材であるゴム材、及び樹脂材等により、断面
形状を四角形状に形成してもよい。
【0026】これにより、ワンタッチで収容体蓋59を
装着することができる。測定試料容器67は、図12、
及び図13で示す如く円筒形状の収容体61に、分析試
料(イ)を充填して貯留する充填室61aを形成すると
共に、一方側の内外へ突出する内側の内突出部61bに
は、窓口61cを設け、この窓口61c部で該内突出部
61b内側面には、透明材で、例えば、ガラス材、又は
樹脂材等よりなる投光窓8を設け、該充填室61a内に
は、分析試料(イ)を均一に加圧する押圧板62を移動
自在に設けた構成としている。
【0027】収容体蓋63は、収容体61の他方側の外
側へ突出する外突出部61dの取付面へボルト11等に
よって装着した構成としている。前記押圧板62の突出
部62aには、弾発スプリング62bを挿入し、この押
圧板62外側面と、収容体蓋63内側面との間に設けた
構成としている。前記収容体61の内突出部61bの内
側面と、投光窓8外側面との間の接合面の所定位置、該
収容体61の外突出部61d取付面と、収容体蓋63内
側面との間の接合面の所定位置、及び押圧板62の外周
面には、各シール材64a,64b,64cを設けて、
該収容体61の充填室61a内の密閉性の向上を図って
いる。この各シール材64a,64b,64cは、例え
ば、弾性材よりなるOリングでもよく、又、弾性部材で
あるゴム材、及び樹脂材等により、断面形状を四角形状
に形成してもよい。
【0028】前記充填室61a内で、押圧板62外側面
には、L字形状の装着部材62c,62cを所定間隔で
設け、この装着部材62c,62c間には、袋詰めした
脱O2 剤65を設けると共に、O2 を検出するO2 検出
装置66を設け、この充填室61a内のO2 を検出させ
て、外気が流入しているか否かを検出する構成としてい
る。
【0029】これにより、充填室61a内に脱O2 剤を
入れて、この充填室61a内の空気の内圧を低下させた
状態で保持させることで、収容体蓋63の密閉性を向上
させると共に、内部のO2 状態を見ることにより、内部
に外気が流入していないことをチェックできて、分析試
料(イ)が外気のO2 やH2 Oに影響されないで正確な
性状分析ができる。
【0030】測定試料容器68は、図14、及び図15
で示す如く円筒形状の収容体61に、分析試料(イ)を
充填して貯留する充填室61aを形成すると共に、一方
側の内外へ突出する内側の内突出部61bには、窓口6
1cを設け、この窓口61c部で該内突出部61b内側
面には、透明材で、例えば、ガラス材、又は樹脂材等よ
りなる投光窓8を設け、該充填室61a内には、分析試
料(イ)を均一に加圧する押圧板62を移動自在に設け
た構成としている。
【0031】収容体蓋63は、収容体61の他方側の外
側へ突出する外突出部61dの取付面へボルト11等に
よって装着した構成としている。前記押圧板62の突出
部62aには、弾発スプリング62bを挿入し、この押
圧板62外側面と、収容体蓋63内側面との間に設けた
構成としている。前記収容体61の内突出部61bの内
側面と、投光窓8外側面との間の接合面の所定位置、該
収容体61の外突出部61d取付面と、収容体蓋63内
側面との間の接合面の所定位置、及び押圧板62の外周
面には、各シール材64a,64b,64cを設けて、
該収容体61の充填室61a内の密閉性の向上を図って
いる。この各シール材64a,64b,64cは、例え
ば、弾性材よりなるOリングでもよく、又、弾性部材で
あるゴム材、及び樹脂材等により、断面形状を四角形状
に形成してもよい。
【0032】前記充填室61a内で、押圧板62外側面
には、L字形状の装着部材62c,62cを所定間隔で
設け、この装着部材62c,62c間には、袋詰めした
除湿剤69を設けると共に、H2 Oを検出するH2 O検
出装置70を設け、この充填室61a内のH2 Oを検出
させて、湿度上昇を検出させる構成としている。これに
より、除湿剤69を入れて、充填室61a内の水蒸気を
除去させて、長期にわたり、この充填室61a内を乾燥
状態に保って、分析試料(イ)の正確な性状分析ができ
る。
【0033】測定試料容器71は、図16で示す如く円
筒形状の収容体72に、分析試料(イ)を充填して貯留
する充填室72aを形成し、この充填室72a内には、
分析試料(イ)を加圧する押圧板73を移動自在に設
け、この押圧板73の外側面の中央部には、円形状で外
側へ向けて突出する突出部73aを設けた構成としてい
る。
【0034】前記収容体72の一方側には、ガラス材等
よりなる投光窓8を設け、他方側には、収容体蓋74を
ボルト11等で装着した構成としている。前記押圧板7
3の突出部73aには、板材の弾発材よりなる所定幅の
弾発体75の中央の孔部を挿入し、この押圧板73外側
面と、収容体蓋74内側面との間に設けた構成としてい
る。各接合面部にはシール材76a,76b等を設けた
構成としている。
【0035】これにより、収容体蓋74を取外しを行っ
たときでも、弾発体75は飛び出すことがなくなり、該
収容体蓋74の組付け、及び取外しが容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】測定試料容器の拡大側断面図
【図2】穀粒分析機の平断面図
【図3】反射検出器の拡大側面図
【図4】ブロック図
【図5】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大側
断面図
【図6】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大側
断面図
【図7】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大平
面図
【図8】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大側
断面図
【図9】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大側
断面図
【図10】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大
側断面図
【図11】他の実施例を示す図で、収容体蓋の拡大側面
斜視図
【図12】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大
側断面図
【図13】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大
平面図
【図14】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大
側断面図
【図15】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大
平面図
【図16】他の実施例を示す図で、測定試料容器の拡大
側断面図
【符号の説明】
3 光線 5 収容体 6 充填室 8 投光窓 9 弾発体 10 収容体蓋 12 押圧板 13 シール材 14 シール材 (イ) 分析試料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析試料(イ)を充填する充填室6を有
    した収容体5の一方側から該分析試料(イ)に可視光、
    又は近赤外光の光線3を照射する投光窓8と、該充填室
    6内の該分析試料(イ)を略均一に加圧する押圧板12
    と、該押圧板12を外側から押圧する弾発体9を装着し
    た収容体蓋10と、該収容体5と該投光窓8との間及び
    該収容体5と該収容体蓋10との間の各接合面には該充
    填室6内を略密閉とすべく各シール材13,14とを設
    けたことを特徴とする穀粒分析機の測定試料容器。
JP26434897A 1997-09-29 1997-09-29 穀粒分析機の測定試料容器 Pending JPH11101733A (ja)

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