JPH11101521A - ガス圧縮/膨張機 - Google Patents

ガス圧縮/膨張機

Info

Publication number
JPH11101521A
JPH11101521A JP26399097A JP26399097A JPH11101521A JP H11101521 A JPH11101521 A JP H11101521A JP 26399097 A JP26399097 A JP 26399097A JP 26399097 A JP26399097 A JP 26399097A JP H11101521 A JPH11101521 A JP H11101521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression
gas
expansion
cylinder
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26399097A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Hirose
達也 廣瀬
Kenji Taguchi
賢治 田口
Hiroshi Sekiya
弘志 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP26399097A priority Critical patent/JPH11101521A/ja
Publication of JPH11101521A publication Critical patent/JPH11101521A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体を軽量化したガス圧縮/膨張機を提
供する。 【解決手段】 作動ガスを圧縮又は膨張させるガス圧縮
/膨張機において、その筐体の少なくとも一部を1.5
重量%以上の炭素を含む鉄で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力の発生に用い
るスターリングエンジンや、低温の発生に用いるスター
リング冷凍機などのガス圧縮/膨張機に関し、特に、そ
の装置本体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バイオテクノロジーの分野や電子
デバイスの分野等の先端技術分野において、各種試料や
各種材料の低温の保存技術の開発が急務になっている。
特に、スターリング冷凍機などのガス圧縮膨張機は、上
記低温を実現する手段として注目され各種赤外線センサ
ー、超電導デバイス等の冷却用やバイオメディカル用の
フリーザ、冷凍庫等に広く利用されようとしている。
【0003】図4は、従来のガス圧縮/膨張機の概略構
成を示している。ガス圧縮/膨張機100は、圧縮ピス
トン151を備えた圧縮部150と、ディスプレーサ1
31を備えた膨張部130と、クランク機構121を備
えた駆動部120等を有し、圧縮部150と膨張部13
0とは、ガス流路160で連通されている。
【0004】また、圧縮部150は、圧縮ピストン15
1を収納する圧縮シリンダ152と、圧縮シリンダ15
2の頭部側(図4において左側)に設けられた圧縮空間
153と、圧縮シリンダ152の外側面に設けられて圧
縮により発生した作動ガスの熱を外部に放熱する放熱フ
ィン154と、圧縮シリンダ152の駆動部120側に
配設された隔壁155と、圧縮ピストン151と圧縮シ
リンダ152とにより形成されるバッファ空間156
と、隔壁155を挿通して圧縮ピストン151に駆動力
を伝達する圧縮ピストンロッド158等を有している。
【0005】膨張部130は、ディスプレーサ131を
収納する膨張シリンダ132と、膨張シリンダ132の
頭部側(図4において上側)に設けられた膨張空間13
4と、ディスプレーサ131に駆動力を伝達する膨張ピ
ストンロッド135と、ディスプレーサ131内に設け
られた蓄冷材133等を有して、膨張シリンダ132の
頭部にコールドヘッド112が取り付けられている。
【0006】駆動部120は、クランク機構121等を
潤滑するためのオイルを貯留する貯留槽122と、クラ
ンク機構121及び圧縮ピストンロッド158と連結さ
れたコネクティング123と、クランク機構121及び
ディスプレーサロッド135と連結されたコネクティン
グロッド124等を有している。
【0007】以上の構成で、クランク機構121が回動
することにより、回動力がコネクティングロッド12
3、124等を介して圧縮ピストン151及びディスプ
レーサ131に伝達される。
【0008】このとき、2つのコネクティングロッド1
23、124は、同一の作用点でクランク機構121か
ら駆動力を受けているので、圧縮ピストン151はディ
スプレーサ131より略90度位相がずれて往復運動す
るようになっている。
【0009】そして、圧縮ピストン151が右端死点か
ら左端死点に移動すると、圧縮空間153内の作動ガス
は等温圧縮される。この間、ディスプレーサ131は下
動し、下死点に達した後、上動するようになる。ディス
プレーサ131の上動に伴い圧縮された作動ガスは、ガ
ス流路160を介してディスプレーサ部130側に送ら
れ、ディスプレーサ131が下動すると作動ガスは蓄冷
材133を通過し蓄冷材133と熱交換して膨張空間1
34に送られる。
【0010】ディスプレーサ131が下死点に達するに
従い、圧縮ピストン151は左端死点から右端死点に移
動し、作動ガスは膨張して降温する。この時の膨張過程
は等温膨張過程であるため、膨張により降温しただけ外
部の熱を吸熱する。即ち、コールドヘッド112を介し
て冷凍負荷(図示せず)から熱を奪うようになる。
【0011】圧縮ピストン151が右端死点に近づくに
従い、ディスプレーサ131は上動を始め、作動ガスは
ディスプレーサ131を通過し、蓄冷材133から吸熱
して1サイクルが終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では作動ガスが封入されている圧縮部150、膨
張部130、駆動部120等の筐体をステンレス鋼等で
構成する場合が多く、そのため装置全体の重量が大きく
なり、その運搬作業や取り扱い作業が極めて困難であっ
た。
【0013】また、圧縮部150と、ディスプレーサ部
130と、駆動部120とがそれぞれ三角形の頂点位置
に配設され、且つ、圧縮ピストン151とディスプレー
サ131との位相が略90度ずれるようにするために当
該三角形は略直角三角形となっている。このため、圧縮
部150等を小型化してもガス圧縮/膨張機が占有する
空間が大きくなり、装置が大型化する問題があった。
【0014】さらに、圧縮された作動ガスの熱を外部に
放熱する放熱フィン154は、ガス流路160等に直接
設けられておらず、効率的な放熱が行えなかった。加え
て、別途外部に配管されているガス流路160に直接放
熱フィンを配設する場合には装置全体が占有する空間が
大きくなる問題があった。
【0015】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あって、装置全体を小型、軽量化すると共に、加えて、
効率的な放熱を行え、且つ、装置の占有空間を小さくし
たガス圧縮/膨張機を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決する為の手段】本発明は、作動ガスを圧縮
又は膨張させるガス圧縮/膨張機において、その筐体の
少なくとも一部を1.5重量%以上の炭素を含む鉄で構
成したこと特徴とする。この構成を用いることにより、
装置全体の軽量化を実現することができる。
【0017】そして、前記筐体を、シリコン、硫黄、マ
ンガン、リン及び銅のいずれか1種以上の成分を含む鉄
で構成しても良く、更には、1.5乃至7.0重量%の
炭素と、0.7乃至4.0重量%のシリコンと、0.2
重量%以下の硫黄と、0.1乃至1.5重量%のマンガ
ンと、1.5重量%以下のリンと、2重量%以下の銅と
を含む鉄で構成するのが好ましい。この構成を用いるこ
とにより、作動ガスを圧縮又は膨張させるガス圧縮/膨
張機の筐体として必要とされる性能を確実に維持しつ
つ、装置全体の軽量化を実現することができる。
【0018】また、前記作動ガスとしてヘリウムを用い
ても良い。この構成を用いることにより、作動ガスとし
てフロン冷媒を使用しないノンフロン冷凍機を実現する
ことができる。
【0019】更に、クランク軸の回転駆動によりピスト
ン又はディスプレーサをシリンダ内部で往復運動させ、
作動ガスを圧縮及び/又は膨張させるガス圧縮/膨張機
で構成しても良い。
【0020】そして、駆動部と、該駆動部から圧縮ピス
トンロッドを介して駆動力を受ける圧縮ピストンが、圧
縮シリンダ内に往復自在に配設されて、該圧縮シリンダ
内に形成された圧縮空間の作動ガスを圧縮する圧縮部
と、前記駆動部から膨張ピストンロッドを介して駆動力
を受ける膨張ピストン又はディスプレーサが、膨張シリ
ンダ内に往復自在に収納されて、作動ガスを膨張させる
膨張部とを備え、前記圧縮シリンダに前記膨張ピストン
ロッドが挿通する挿通孔を前記圧縮ロッドと並設して形
成し、前記圧縮部と前記膨張部とを同一方向に配設した
ガス圧縮/膨張機で構成しても良い。この構成を用いる
ことにより、圧縮部と膨張部とを同一方向に配設して装
置の占有空間の縮小化を図ることができる。
【0021】また、前記駆動部及び圧縮部の外装部分
を、1.5重量%以上の炭素を含む鉄で構成しても良
い。この構成を用いることにより、冷凍性能に影響を及
ぼす膨張部での熱勾配を維持しながら、装置全体の軽量
化を図ることができる。
【0022】さらに、前記挿通孔が内側に位置するよう
に前記圧縮部と膨張部とを連通する環状のガス流路を、
前記圧縮シリンダ外周部に形成しても良い。この構成を
用いることにより、別途外部に配管することなく、圧縮
シリンダ外周部を利用してガス流路を形成することがで
き、装置全体の占有空間を小さくすることができると共
に、ガス流路を通過する作動ガスの外部との接触面積を
増やすことができる。
【0023】更に加えて、前記圧縮部において圧縮され
た作動ガスの熱を外部に放熱すべく、前記圧縮シリンダ
に被さるように放熱フィンが配設されて、該放熱フィン
と前記圧縮シリンダとの間に形成される隙間が、前記ガ
ス流路を形成しても良い。この構成を用いることによ
り、ガス流路を通過する作動ガスの放熱フィンとの熱接
触面積を増やして外部への放熱効率を高めることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の再
生熱交換器の構成を説明する。図1は、本発明の一実施
の形態例を示すガス圧縮/膨張機の断面図を示し、図2
はその一部破断斜視図を示している。
【0025】ガス圧縮/膨張機は、クランク22a、2
2bからなるクランク機構22を備えた駆動部20、デ
ィスプレーサ31を備えたディスプレーサ部(膨張部)
30及び圧縮ピストン51を備えた圧縮部50等を有
し、その筐体内部にヘリウムガスが作動ガスとして封入
されている。
【0026】駆動部20は、クランク機構22に回転駆
動力を与えるロータ21、クランク機構22を潤滑する
ためのオイルを貯留するオイル槽23、クランク機構2
2a、22bに連結されたコネクティングロッド24
a,24b、コネクティングロッド24a、24bに連
結されたクロスガイド25a、25b等を有している。
【0027】なお、クランク22aとクランク22bと
は、シャフト24cに対して偏芯して連結され、且つ、
圧縮ピストン51の位相がディスプレーサ31の位相に
対して略90度遅れるようにクランク22a、22bの
取り付け角度が設定されている。
【0028】ディスプレーサ部30は、ディスプレーサ
31を収納する膨張シリンダ32と、膨張シリンダ32
の頭部側(図1において上側)設けられた膨張空間34
と、ディスプレーサ31に駆動力を伝達するディスプレ
ーサロッド35と、ディスプレーサ31内に設けられた
蓄冷材33等を有して、膨張シリンダ32の頭部にコー
ルドヘッド12が取り付けられ、外部の冷凍負荷(図示
せず)に冷熱を供給している。
【0029】また、圧縮部50は、圧縮ピストン51を
収納する圧縮シリンダ52と、圧縮シリンダ52の頭部
側(図1において上側)に設けられた圧縮空間53と、
圧縮シリンダ52の外側面に被さるように設けられて圧
縮により発生した作動ガスの熱を外部に放熱する放熱フ
ィン54と、圧縮シリンダ52の駆動部20側に配設さ
れた隔壁55と、隔壁55に形成された挿通孔59bを
挿通して圧縮ピストン51に駆動力を伝達する圧縮ピス
トンロッド58等を有している。
【0030】なお、圧縮シリンダ52及び隔壁55に
は、挿通孔59bと並設された挿通孔59aが形成さ
れ、挿通孔59aにディスプレーサロッド35が挿通し
ている。これにより、圧縮部50とディスプレーサ部3
0とを同一方向に配設することができ、ガス圧縮/膨張
機の占有空間を小さくすることができる。
【0031】また、圧縮ピストンロッド58が挿通する
挿通孔59bの両端部分には、シール部材71、72が
挿着され、ディスプレーサロッド35が挿通する挿通孔
59aの両端部分には、シール部材73、74が挿着さ
れて、オイルが圧縮部50やディスプレーサ部30に侵
入しないようになっている。
【0032】さらに、放熱フィン54は、上述したよう
に圧縮シリンダ52を覆うように配設されて、この放熱
フィン54と圧縮シリンダ52との間にガス流路G1が
形成されている。
【0033】図3は図1における矢視AA方向から見た
圧縮部50の断面図である。ガス流路G1は溝M1を介
して圧縮空間53と連通すると共に、溝M2を介してデ
ィスプレーサ部30と連通している。これにより作動ガ
スは圧縮部50の圧縮空間53、溝M1、ガス流路G
1、溝M2、ディスプレーサ部30を行き来するように
なっている。以上のような構成において、ガス圧縮/膨
張機本体の運搬作業や取り扱い作業を容易にするために
は、その装置本体の耐久性を維持しつつその重量を軽量
化することが必要になる。そこで、本発明では、作動ガ
スが封入されている圧縮部50及び駆動部20の外装部
分41、42及び隔壁55を、1.5重量%以上の炭素
を含む鉄で構成している。これにより、ガス圧縮/膨張
機全体を軽量化することができる。
【0034】更に、1.5重量%以上の炭素に加えて、
シリコン、硫黄、マンガン、リン及び銅のいずれか1種
以上の成分を含む鉄で構成しても良く、更に好ましく
は、1.5乃至7.0重量%の炭素と、0.7乃至4.
0重量%のシリコンと、0.2重量%以下の硫黄と、
0.1乃至1.5重量%のマンガンと、1.5重量%以
下のリンと、2重量%以下の銅とを含む鉄で構成するの
が良い。これにより、作動ガスを圧縮又は膨張させるガ
ス圧縮/膨張機の筐体として必要とされる性能を維持し
つつ、装置全体の軽量化を実現することができる。
【0035】尚、ディスプレーサ部30については、従
来構成と同様に、その外装部分を兼ねている膨張シリン
ダ32をステンレス鋼で構成している。これは、ディス
プレーサ31内に蓄冷材33を有しているため、膨張シ
リンダ32において熱勾配を発生させる必要があるため
である。また、本実施形態例では放熱フィン54を銅で
構成し、圧縮シリンダ52をステンレス鋼で構成してい
るが、上記外装部分41、42及び隔壁55と同様に、
上記成分を含む鉄で構成してもよい。
【0036】次に上記構成に基づき、ガス圧縮/膨張機
の動作を説明する。クランク機構22が回動することに
より、回動力がコネクティングロッド24a、24b等
を介して圧縮ピストン51及びディスプレーサ31に伝
達されて、圧縮ピストン51はディスプレーサ31に対
して位相が略90度遅れた往復運動をするようになる。
【0037】そして、圧縮ピストン51が下死点から上
死点に移動すると、圧縮空間53内の作動ガスは圧縮さ
れる。この間、ディスプレーサ31は上動して上死点に
達した後、下動するようになる。
【0038】圧縮ピストン51の上動に伴い圧縮された
作動ガスは、ガス流路G1を通過して放熱フィン54に
より放熱されてディスプレーサ部30側に送られる。デ
ィスプレーサ31が下動すると作動ガスは蓄冷材33を
通過し蓄冷材33と熱交換して膨張空間34に送られ
る。
【0039】ディスプレーサ31が下死点に達するに従
い、圧縮ピストン51は上死点から下死点に移動し、作
動ガスは膨張して降温する。この時の膨張過程は等温膨
張過程であるため、膨張により降温しただけ外部の熱を
吸熱する。即ち、コールドヘッド12を介して冷凍負荷
から熱を奪うことができる。
【0040】圧縮ピストン51が下死点に近づくに従
い、ディスプレーサ31は上動を始め、作動ガスはディ
スプレーサ31を通過し、蓄冷材33及びガス流路G1
から吸熱して圧縮空間53に戻り1サイクルが終了す
る。
【0041】このようなサイクルにおいて冷凍の成績係
数を高くするためには、圧縮部50で圧縮された作動ガ
スの熱を速やかに、且つ、効率的に外部に放熱すること
が必要となる。そこで、本発明では、放熱フィン54と
圧縮シリンダ52との間に隙間を形成し、隙間がガス流
路G1となるようにしている。
【0042】このように、圧縮シリンダ52の外周に沿
ってガス流路G1を形成することにより、最も有効に作
動ガスの熱接触面積を増やすことができ、放熱フィン5
4から外部に効率的に熱放出することができる。従っ
て、冷凍機の場合には成績係数を高くすることができ
る。
【0043】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
ある。
【0044】例えば、上記実施形態例では膨張部30内
にディスプレーサ31を収納する場合について説明した
が、これに限らず膨張ピストンで構成しても構わない。
【0045】
【発明の効果】以上述べたとおり本発明によれば、装置
全体を小型、軽量化すると共に、加えて、効率的な放熱
を行え、且つ、装置の占有空間を小さくしたガス圧縮/
膨張機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示すガス圧縮/膨張機
の断面図である。
【図2】図1のガス圧縮/膨張機の一部破断斜視図であ
る。
【図3】図1の矢視AA断面図である。
【図4】従来のガス圧縮/膨張機の断面図である。
【符号の説明】
20 駆動部 30 ディスプレーサ部(膨張部) 31 ディスプレーサ 35 ディスプレーサロッド 50 圧縮部 51 圧縮ピストン 52 圧縮シリンダ 53 圧縮空間 54 放熱フィン 55 隔壁 58 圧縮ピストンロッド M1,M2 溝 G1 ガス流路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動ガスを圧縮又は膨張させるガス圧縮
    /膨張機において、その筐体の少なくとも一部を1.5
    重量%以上の炭素を含む鉄で構成したこと特徴とするガ
    ス圧縮/膨張機。
  2. 【請求項2】 前記筐体の少なくとも一部は、シリコ
    ン、硫黄、マンガン、リン及び銅のいずれか1種以上の
    成分を含む鉄で構成したこと特徴とする請求項1記載の
    ガス圧縮/膨張機。
  3. 【請求項3】 前記筐体の少なくとも一部は、1.5乃
    至7.0重量%の炭素と、0.7乃至4.0重量%のシ
    リコンと、0.2重量%以下の硫黄と、0.1乃至1.
    5重量%のマンガンと、1.5重量%以下のリンと、2
    重量%以下の銅とを含む鉄で構成したことを特徴とする
    請求項2記載のガス圧縮/膨張機。
  4. 【請求項4】 前記作動ガスはヘリウムであることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のガス圧縮/
    膨張機。
  5. 【請求項5】 クランク軸の回転駆動によりピストン又
    はディスプレーサをシリンダ内部で往復運動させ、作動
    ガスを圧縮及び/又は膨張させることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載のガス圧縮/膨張機。
  6. 【請求項6】 駆動部と、該駆動部から圧縮ピストンロ
    ッドを介して駆動力を受ける圧縮ピストンが、圧縮シリ
    ンダ内に往復自在に配設されて、該圧縮シリンダ内に形
    成された圧縮空間の作動ガスを圧縮する圧縮部と、前記
    駆動部から膨張ピストンロッドを介して駆動力を受ける
    膨張ピストン又はディスプレーサが、膨張シリンダ内に
    往復自在に収納されて、作動ガスを膨張させる膨張部と
    を備え、前記圧縮シリンダに前記膨張ピストンロッドが
    挿通する挿通孔を前記圧縮ロッドと並設して形成し、前
    記圧縮部と前記膨張部とを同一方向に配設したことを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のガス圧縮/
    膨張機。
  7. 【請求項7】 前記駆動部及び圧縮部の外装部分を、
    1.5重量%以上の炭素を含む鉄で構成したこと特徴と
    する請求項6記載のガス圧縮/膨張機。
  8. 【請求項8】 前記挿通孔が内側に位置するように前記
    圧縮部と膨張部とを連通する環状のガス流路を、前記圧
    縮シリンダ外周部に形成してなることを特徴とする請求
    項6又は7に記載のガス圧縮/膨張機。
  9. 【請求項9】 前記圧縮部において圧縮された作動ガス
    の熱を外部に放熱すべく、前記圧縮シリンダに被さるよ
    うに放熱フィンが配設されて、該放熱フィンと前記圧縮
    シリンダとの間に形成される隙間が、前記ガス流路を形
    成してなることを特徴とする請求項8に記載のガス圧縮
    /膨張機。
JP26399097A 1997-09-29 1997-09-29 ガス圧縮/膨張機 Pending JPH11101521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26399097A JPH11101521A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 ガス圧縮/膨張機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26399097A JPH11101521A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 ガス圧縮/膨張機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11101521A true JPH11101521A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17397021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26399097A Pending JPH11101521A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 ガス圧縮/膨張機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11101521A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11101521A (ja) ガス圧縮/膨張機
JP2941558B2 (ja) スタ−リング冷凍装置
JP2000136753A (ja) V型配列スターリング機器
JP2000146336A (ja) V型2ピストンスターリング機器
US4877434A (en) Cryogenic refrigerator
JP2823534B2 (ja) ガス圧縮膨張機
JP3679564B2 (ja) ガス圧縮/膨張機
JP3208355B2 (ja) ガス圧縮膨張機
KR100304575B1 (ko) 맥동관 냉동기
JP2823537B2 (ja) ガス圧縮膨張機
JPH0710211Y2 (ja) 極低温装置
JP3363697B2 (ja) 冷凍装置
KR100283156B1 (ko) 무윤활 맥동관 냉동기의 예냉기 구조
JP3615408B2 (ja) ガス圧縮膨張機
JP2828937B2 (ja) ガス圧縮・膨張機の熱交換器及びその製造方法
JP3831543B2 (ja) ガス圧縮膨張機
JPH0996480A (ja) 低温貯蔵庫
JP2877733B2 (ja) ガス圧縮機
JPH11153365A (ja) ガス圧縮/膨張機
JP2823545B2 (ja) ガス圧縮膨張機
JP2000248993A (ja) ガス圧縮膨張機
JP2001099505A (ja) ガス圧縮/膨張機
JP2004163038A (ja) スターリング冷凍機
JP3883716B2 (ja) ガス圧縮膨張機
JPH085179A (ja) スターリング冷凍機