JPH11101374A - プラスチック管用管継手構造 - Google Patents

プラスチック管用管継手構造

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JPH11101374A
JPH11101374A JP26371597A JP26371597A JPH11101374A JP H11101374 A JPH11101374 A JP H11101374A JP 26371597 A JP26371597 A JP 26371597A JP 26371597 A JP26371597 A JP 26371597A JP H11101374 A JPH11101374 A JP H11101374A
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JP
Japan
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pipe
ring
lock ring
joint
plastic pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP26371597A
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English (en)
Inventor
Ichiro Shiomi
一郎 塩見
Yoshiki Okamoto
芳樹 岡本
Kosaku Umemoto
幸作 梅本
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Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な管離脱阻止力を具備し、かつ引抜力や
圧縮力を受けても、それを許容する伸縮機能をもつよう
にする。 【解決手段】 継手本体1にプラスチック管Pを挿し込
み、ゴム輪2を押輪40で押圧してシールする。押輪4
0は筒状体41で、その内面が凹部45となっている。
この凹部45内に管Pに食い込んだロックリング30が
圧接して嵌まっている。管Pに引抜力又は圧縮力が加わ
ると、ロックリング30が凹部45内を動いてその力を
吸収する。また、ロックリング30が凹部45の端面に
当接して離脱を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道、ガス、下
水道などの流体輸送に用いるプラスチック管(樹脂管)
の管継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック管を接続するには、一般
に、図10乃至図12に示すように、ロックリング3を
接続しようとする両プラスチック管P、Pに嵌めて食い
込ませ、そのロックリング3を介して接続する。例え
ば、図10に示す管継手構造は、筒状継手本体1にプラ
スチック管Pを挿し込み、その継手本体1端部内面とプ
ラスチック管外面の間にシール用ゴム輪2を介在すると
ともに、プラスチック管P外面にロックリング3及び押
輪4を嵌め込み、両管P、Pの押輪4をボルト・ナット
5でもって接続している。この接続を一般にメカニカル
継手という。
【0003】その締結時、ロックリング3は、周上一カ
所に分割部を有して内面がのこ歯状となっており(図3
参照)、締結に基づく押輪4の移動により縮径してプラ
スチック管Pに食い込み、この食い込んだロックリング
3を介して両管P、Pが一体となって接続される。ま
た、その移動により、ゴム輪2が継手本体1端部内面と
プラスチック管P外面の間に圧接されてシールがなされ
る。さらに、インナーコア6は、プラスチック管Pの内
径とほぼ等しい外径を有し、管Pよりも十分な剛性が高
い材質で作られており、プラスチック管Pに前もって嵌
入されて、前記締結に基づくゴム輪2及びロックリング
3の縮径力による管Pの縮径を防止する。
【0004】図11に示す管継手構造は、図10のもの
に対し、ロックリング3をなくしたものであり、一般
に、伸縮機能付メカニカル継手といわれる。
【0005】図12に示す管継手構造は、管継手本体1
に傾斜筒体1aを設け、この筒体1aに、ロックリング
3、膨潤ゴム環7及びシール用ゴム輪2を内装したもの
であり、筒体1aに管Pをロックリング3の圧縮力に抗
して挿し込んで接続する。この構造では、管Pの引抜き
に対し、ロックリング3ののこ歯状内面が食い込んで、
その引抜き力に抗する(実公平5−9582号公報参
照)。なお、膨潤ゴム環7は、継手からの漏水や外部か
らの進入水と反応して膨張し、それらの水の流れを阻止
する作用をなす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10乃至図12に示
す技術は、止水技術に関しては問題ないが、プラスチッ
ク管Pに引抜力や圧縮力が作用した場合はそれぞれ問題
が発生する恐れがある。
【0007】すなわち、プラスチック管Pのみならず、
全ての管路には水圧以外に引抜力や圧縮力等の外力が作
用する。特に地震が発生した場合は、衝撃を伴った非常
に大きな力が作用する。また、一般にプラスチック管P
は、金属管に比較して線膨張係数が大きいことから、管
Pの温度変化による伸縮が大きい。さらに弾性率が小さ
いため、水圧が作用したときにポアソン比の関係で管軸
方向に縮みやすい傾向にある。これらは引抜力あるいは
圧縮力として継手部に作用する。
【0008】このように、プラスチック管の管路におい
ては、引抜力や圧縮力に対して支障がないようにより考
査をする必要があり、図10の技術では、ロックリング
3の食い込みにより、プラスチック管Pの離脱阻止力は
十分に有するが、両ロックリング3、3間が不動のため
管Pが動き得ず、伸縮機能がない。このため、衝撃を伴
った引抜力が作用したときに、管Pにも衝撃が加わり破
壊しやすくなる。また、継手部が伸縮しないため、管P
が伸びることにより縮径し流量が減少することも考えら
れる。一方、圧縮力が加わった場合は、管Pが変位を吸
収しきれずに屈曲して、やはり流量が減少する懸念があ
る。
【0009】図11の技術では、同図鎖線のごとく管P
が継手本体1に対し動き得て、伸縮機能を有するが、離
脱阻止機能がないため、引抜力が作用してある一定以上
の変位を越えると、簡単に離脱してしまう。仮に、離脱
しないようにするとなると、管Pの継手本体1の飲み込
み代(挿し込み代)を十分深くする必要があり、継手本
体1が非常に長くなり、不経済なものになる。
【0010】図12の技術では、引抜力が作用すれば、
ロックリング3がさらに管Pの外面に食い込んで離脱阻
止力が働き、また、その食い込んでいく過程において、
若干の変位を吸収できるが、大きな変位は吸収できずに
破損する恐れがある。一方、圧縮力が作用すると、管P
の端面と継手本体内壁面との間隙S分はその圧縮力に基
づく変位を吸収し得るが、それ以上の圧縮変位を得よう
とすれば、継手本体1を長くせざるを得ない。また、そ
の圧縮力を吸収して管Pが動くと、その後は、引抜力に
対しては前記食い込み幅の吸収しかなされない。このた
め、引抜力、圧縮力が繰り返し作用する場合には対処で
きない。
【0011】そこで、この発明は、上述のような従来の
問題点を解決し、十分な離脱阻止力を具備し、かつ引抜
力や圧縮力を受けてもその伸縮量を随時許容する伸縮機
能をもつようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明は、押輪によりロックリングをプラスチッ
ク管に食い込ませた管継手構造において、そのロックリ
ングを、継手本体に対しその管軸方向に所要長さ移動可
能に押輪で支持するようにしたことにある。
【0013】ロックリングが継手本体に対し移動し得る
ことは、そのロックリングが食い込むプラスチック管も
継手本体に対し動き得ることである。このため、プラス
チック管に引抜力や圧縮力が働けば、そのロックリング
の移動幅だけ、プラスチック管が移動してそれらの力が
吸収される。なお、継手本体内において、対向するプラ
スチック管の両端面はその移動幅以上の間隔をもたせ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】上記ロックリングを継手本体に対
して移動可能とする態様としては、上記押輪が、筒状体
の一端縁を上記ゴム輪の圧接部、その筒状体の他端縁に
上記継手本体に一体化するボルト・ナットが締結される
フランジを設けたものとし、前記筒状体内面には凹部が
形成されて、この凹部は、その底面に上記ロックリング
が圧接して上記管軸方向に移動可能である構成を採用し
得る。
【0015】この構成であれば、凹部内におけるロック
リングの移動により引抜力又は圧縮力が吸収され、凹部
端面にロックリングが当接することにより、プラスチッ
ク管の継手本体からの離脱が防止される。なお、ロック
リングの押輪(凹部底面)への圧接力は、両者の摩擦力
が水圧試験の水圧によるスラスト力に打ち勝つ程度とす
るとよい。
【0016】この構成において、上記筒状体内面凹部に
は、上記管軸方向の中程に上記ロックリングが嵌まって
水圧試験程度では抜け出ない没部が形成されている構成
とするとよい。
【0017】例えば、水道管の場合、水圧によるスラス
ト力がロックリングの押輪への圧接力による摩擦力にう
ち勝つと、管が伸び代一杯まで抜け出していくため、通
常は配管終了後に土で埋め戻してから水圧試験を実施す
ることとなるが、埋設後、漏水していてもその場所が発
見しづらいし、補修するにも再度掘削する必要がある。
したがって、上記没部にロックリングを嵌めれば、埋設
前に水圧試験を行うことができ、埋設後、地震等で大き
な引抜力あるいは圧縮力が作用すると、ロックリングが
没部からはずれて凹部内を移動してその力を吸収する。
【0018】また、上記筒状体内面凹部の底面は、上記
管軸方向の中程から両端に向かい徐々に縮径しているも
のとし得る。
【0019】押輪内面の凹部底面をストレート、すなわ
ち管に対して平行にした場合は、ロックリングとの食い
込みが一定に保たれ、ロックリング外面と押輪内面との
接触圧も一定になる。このため、継手部に引抜力あるい
は圧縮力が作用して管が移動する場合、その移動中の拘
束力はほぼ一定になる。そうなると、衝撃的な引抜力あ
るいは圧縮力が作用した場合、管は一気に移動して継手
部に損傷を与える可能性が増加する。したがって、凹部
底面が両端に向かい徐々に縮径し、中央部の内径が最大
になるように湾曲させると、管が移動するに従い、ロッ
クリング外面と押輪内面との接触圧が上昇する。その結
果、衝撃的な引抜力あるいは圧縮力が作用したとして
も、管の移動は減衰しながら起こることになり、継手部
に衝撃が伝わりにくくなる。
【0020】
【実施例】一実施例を図1乃至図5に示し、この実施例
は基本的には、従来と同様に継手本体1、ゴム輪2、ロ
ックリング30、押輪40、ボルト・ナット5及びイン
ナーコア6とから成り、そのロックリング30及び押輪
40以外は従来と同じであり、押輪40は大きく異な
る。このため、ロックリング30及び押輪40以外の説
明は省略する。
【0021】まず、ロックリング30は図3に示すよう
に、断面形状が従来の台形と異なって長方形であり、そ
の内周面ののこ歯31はその歯形が断面二等辺三角形と
なっている。二等辺三角形であると、軸方向左右の移動
に対し、食い込みによる同等の抵抗力を発揮する。ま
た、周囲一個所に分割部(割り)32が形成されて、通
常、プラスチック管Pの外径より小さい内径になるよう
に設定されており、管Pに嵌めれば、締りかってで管P
に圧接する。これらの機能から、その材質には弾性・硬
度に着目する必要があり、例えば、銅合金、ステンレス
鋼等を採用する。但し、プラスチック管Pが比較的軟質
の材料であれば、ロックリング30は管Pよりも硬度が
十分に大きいプラスチック材であってもよい。
【0022】つぎに、押輪40は、図4、図5に示すよ
うに、筒状体41の一端縁をゴム輪2の圧接部42と
し、他端縁にボルト・ナット5用の孔43を有するフラ
ンジ44を設けたものである。その筒状体41の内面に
は凹部45が形成され、この凹部45にロックリング3
0が圧接して軸方向に移動する。その移動距離(凹部4
5の軸方向長さ)は管Pの伸縮度合いを考慮して実験等
により適宜に設定する。
【0023】また、この押輪40は軸平面で2分割され
た対の分割体40a、40bから成り、この分割体40
a、40bは、矢印のごとく重ねてその側面の係止突部
46、46をボルト47締めすることにより一体化され
る。筒状体41は図6に示すような長孔(スリット)4
1aを形成したもの、圧接部42とフランジ44を棒状
物で連結したもの等の、要はロックリング30を支持し
得る形状であればいずれでもよい。
【0024】なお、上記継手本体1、押輪40、ボルト
・ナット5及びインナーコア6等の各部材の材質として
は、強度、剛性、耐食性を併せ持ったものであればいず
れでもよく、例えば、金属材料では防食塗装を施した鋳
鉄や鋼、砲金等の銅合金、ステンレス鋼等が挙げられ、
プラスチック材料ではポリアミドやポリアセタール等の
エンジニアリングプラスチックが挙げられる。ゴム輪2
は合成ゴムの中から適当なものを選択すればよい。
【0025】インナーコア6は、従来と同様にプラスチ
ック管Pの内径とほぼ等しい外径を有し、その一端には
管端で止まるようにフランジ部を有し、他端はテーパ状
に縮径させ管に挿入しやすくしている。その長さは、少
なくとも管端よりロックリング30の取付部まで達する
ように設定する。
【0026】この実施例は以上の構成であり、プラスチ
ック管P、Pを接合するには、まず、プラスチック管P
内面にインナーコア6を挿入するとともに、管P外面に
ロックリングセット位置及びゴム輪セット位置にマーキ
ングする。そのマーキング位置にロックリング30をは
さみ治具にて拡径してセットする。ロックリング30か
ら治具を取り外すと、ロックリング30はそれ自体の弾
性により管P外面に張り付く。つづけて、ゴム輪2を所
定の位置にセットする。つぎに、管Pを継手本体1にゴ
ム輪2が継手本体1に接するまで挿入する。その後、分
割押輪40a、40bをロックリング30に覆い被さる
ように取り付け、組立用ボルト・ナット47を締め付け
る。この分割押輪40a、40bの締結によってロック
リング30がさらに縮径され、管P外面に十分に食い込
む。さらに、継手本体1と押輪40のフランジ44を接
合用ボルト・ナット5で締め付けることにより、接合が
完了する。
【0027】この接合完了後において、ロックリング3
0は管P外面に食い込んだまま押輪40内面の凹部45
内を自由に移動でき、伸縮代が見込まれる。そして、一
定以上伸縮した後は、ロックリング30が押輪40の凹
部45端面に接し、十分な離脱阻止力が働く。伸縮代
は、押輪40内面凹部45の長さを変えることにより、
自由に設定できる。例えば、図2において、押輪40の
凹部45の長さをL1 、ロックリング30の幅をL2
すれば、(L1 −L2 )がこの継手構造の伸縮代とな
る。このため、施工時、ロックリング30が押輪40の
凹部45の中央にくるように接合すると、伸び側、縮み
側それぞれ(L1 −L2 )/2の移動代が得られる。な
お、止水性に関しては、ボルト・ナット5の締付けによ
り押輪40でゴム輪2をプラスチック管P外面と継手本
体1端部内面の間に圧接することにより必要な面圧を得
ている。
【0028】この実施例においては、水圧試験における
水圧によるスラスト力には、ロックリング30と押輪4
0内面との摩擦力で抗することとなるため、そのような
摩擦力が得られるように、分割押輪40a、40bの締
付け力を適宜に決定する。この締付け力を設定しにくい
場合には、図7に示すように、押輪40内面凹部45中
央に、ロックリング30が嵌まって水圧試験のスラスト
力では抜け出せない程度の没部48を形成するとよい。
【0029】また、図8に示すように、押輪凹部45の
底面45aを管軸方向中程から両端に向かい縮径する形
状とすれば、引抜力又は圧縮力に基づくロックリング3
0の移動につれてその抗力が増すため、管Pの移動を減
衰し得る。この縮径形状は、図7の没部48を形成した
ものにおいては、同図鎖線のごとくその没部48の端か
ら縮径させることにより採用し得る。
【0030】上記各実施例では、押輪40と継手本体1
をボルト・ナット5により一体にしたが、図9に示すよ
うに、押輪40、40同士をボルト・ナット5により一
体化する構成も採用し得る。
【0031】なお、各実施例では、離脱防止機構と止水
機構が完全に分離しており、ロックリング30とゴム輪
2が接触しないので、ゴム輪2を保護するバックアップ
リングのようなものは必要ない。また、押輪40等の継
手構造物に防食塗装を施した金属材料を使用した場合に
おいて、ロックリング30が通水領域にないため、仮
に、継手が急激に伸縮→ロックリング30が押輪4
0の凹部端面に激突→塗装が剥離→腐食という過程
を経ても赤水が水道水に混入することがない。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、以上の説明から明ら
かなように、十分な管の離脱阻止力を具備して引抜力や
圧接力を円滑に吸収する管継手構造を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の一部切欠正面図
【図2】同実施例の要部拡大一部切断正面図
【図3】同実施例のロックリングを示し、(a)は正面
図、(b)は上部切断側面図
【図4】同実施例の押輪の斜視図
【図5】同押輪の上部切欠正面図
【図6】他の押輪の部分斜視図
【図7】他の実施例の要部拡大一部切断正面図
【図8】他の実施例の要部拡大一部切断正面図
【図9】他の実施例の一部切欠正面図
【図10】従来例の切断正面図
【図11】従来例の切断正面図
【図12】従来例の一部切欠正面図
【符号の説明】
P プラスチック管 1 継手本体 2 ゴム輪 3、30 ロックリング 4、40 押輪 5 ボルト・ナット 6 インナーコア 40a、40b 分割押輪 41 押輪の筒状体 42 ゴム輪圧接部 44 押輪フランジ 45 押輪内面凹部 45a 凹部底面 48 押輪内面没部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状継手本体1にプラスチック管Pが挿
    し込まれ、そのプラスチック管P外面にロックリング3
    0が嵌め込まれているとともに、継手本体1端部内面と
    プラスチック管P外面の間には、シール用ゴム輪2が介
    在されて、さらに、プラスチック管外面に押輪40が嵌
    められて、その押輪40により、前記ゴム輪2を継手本
    体1端部内面とプラスチック管P外面の間に圧接してい
    るとともに、前記ロックリング30をプラスチック管P
    に食い込ませており、かつ、その押輪40は、前記継手
    本体1にボルト・ナット5により一体化されて前記ロッ
    クリング30を介しプラスチック管Pの継手本体1から
    の離脱を阻止しているプラスチック管用管継手構造にお
    いて、 上記ロックリング30を、上記継手本体1に対しその管
    軸方向に所要長さ移動可能に押輪40で支持したことを
    特徴とするプラスチック管用管継手構造。
  2. 【請求項2】 上記押輪40は、筒状体41の一端縁を
    上記ゴム輪2の圧接部42とし、その筒状体41の他端
    縁に上記継手本体1に一体化するボルト・ナット5が締
    結されるフランジ44を設けたものであり、前記筒状体
    41内面に凹部45が形成されて、この凹部45は、そ
    の底面45aに上記ロックリング30が圧接して上記管
    軸方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記
    載のプラスチック管用管継手構造。
  3. 【請求項3】 上記筒状体内面凹部45には、上記管軸
    方向の中程に上記ロックリング30が嵌まって水圧試験
    程度では抜け出ない没部48が形成されていることを特
    徴とする請求項2に記載のプラスチック管用管継手構
    造。
  4. 【請求項4】 上記筒状体内面凹部45の底面45a
    は、上記管軸方向の中程から両端に向かい徐々に縮径し
    ていることを特徴とする請求項2又は3に記載のプラス
    チック管用管継手構造。
JP26371597A 1997-09-29 1997-09-29 プラスチック管用管継手構造 Pending JPH11101374A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292270A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Cosmo Koki Co Ltd 流体管の移動防止手段
JP2007292267A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Cosmo Koki Co Ltd 流体管の移動防止手段
JP2014081012A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Osaka City 流体配管系統の耐震化工法及びそれに用いられる離脱阻止装置

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