JPH11101362A - ガス切り替え弁及びこれを用いた真空装置のガスパージ機構 - Google Patents

ガス切り替え弁及びこれを用いた真空装置のガスパージ機構

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JPH11101362A
JPH11101362A JP28106897A JP28106897A JPH11101362A JP H11101362 A JPH11101362 A JP H11101362A JP 28106897 A JP28106897 A JP 28106897A JP 28106897 A JP28106897 A JP 28106897A JP H11101362 A JPH11101362 A JP H11101362A
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JP
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port
gas
plunger
valve
switching valve
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Kenji Hino
賢治 樋野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用する弁の数を減らし、電気配線が少なく、
動作が簡易で、パージガスの定量性が損なわれない真空
装置のガスパージ機構とこれに用いる新規のガス切り替
え弁とを提供する。 【解決手段】3個のポートを有するガス切り替え弁に於
いて、相互に連通させたいポートを切り替える行程中
で、3個のポートが同時に連通する瞬間を経ない構造に
し、この弁1個を用いて、真空装置に一定量のガスを供
給するパージ機構を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空装置用のガス
切り替え弁、及び、この弁を用いた真空装置のガスパー
ジ機構に関し、特に真空装置に一定量のガスをパージす
るための弁、及び、この弁を用いた真空装置のパージ機
構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】分析装置等に用いる真空装置が、何らか
のトラブルで自動停止してしまった場合とか、意識的に
長期間(例えば、半日以上)停止する場合、その真空装
置に配管接続している真空ポンプの潤滑、シール用オイ
ルが、真空装置内に逆流(オイルバック)して、汚染を
引き起こすおそれがある。このトラブルを防ぐ為、真空
装置内に気体を導入することにより、真空装置内の圧力
を高めておくことが従来から広く行われている。この気
体導入をガスパージと呼んでおり、導入気体としては、
一般的に、大気圧より、0.2〜0.3キログラム/平
方センチメートル位高い乾燥した窒素ガスが用いられ
る。
【0003】従来の、真空装置ガスパージ機構の一例と
して、真空装置にガスを定量導入しようとする場合、目
的とする量に相当する容積を持った容器の前後に2つの
二方向弁を設け、その2つの二方向弁を交互に開閉させ
ることにより、ガスの定量導入を行うことが行われた。
【0004】この例を図5を用いて説明するが、図5中
の6、7は二方向弁であり、その内部構造を図7を用い
て先ず説明しておく。
【0005】図7の二方向弁は、ポートD、A間の開閉
に用いられる。ポートD、A間の流路を閉じる場合は、
プランジャ11に取り付けられたシール12をバルブボ
ディ13の弁座にバネ14の力により押し付ける。ま
た、流路を開く場合は、電磁コイル15に電流を流し
て、発生した磁力によりプランジャ11を引き付け、シ
ール12をバルブボディ13の弁座から離している。つ
まり通電のオンオフで弁の開閉を行うことができる。
【0006】さて、図5で、窒素ガス等のパージガスが
貯えられたガス供給源5から出た配管は、図7で説明し
た構造を有する二方向弁6の入り口側に接続され、二方
向弁6の出口側は、別の二方向弁7の入り口側に接続さ
れている。二方向弁6と7とを結ぶ配管は、その中間点
Xで分岐され、気密、中空の定量容器4に接続されてい
る。又、二方向弁7の出口側は真空容器1に接続されて
いる。真空容器1は、この容器の中で真空を利用した各
種の処理を行うためのチャンバーである。
【0007】真空容器1には、真空引きするための真空
ポンプ2が接続されており、始めに二方向弁6、7を開
いておくことにより、真空容器1から配管を通して、二
方向弁6、7及び定量容器4内を真空引きする。この
後、二方向弁6、7を閉じ、真空容器内で種々の処理を
行う。ガスパージが必要になった時は、真空容器側の二
方向弁7を閉じたまま、ガス供給器側の二方向弁6を開
くことにより、ガス供給源5から供給されたガスを、定
量容器4に充填する。その後、二方向弁6を閉じ、二方
向弁7を開くことにより、定量容器4に充填されたガス
を、一定量だけ真空容器1に導入することができる。
【0008】又、他の従来例として、図5の構成におい
て、二方向弁6、7を設けず、分岐点Xに、図6に示す
三方向弁を、ポートA、B、C部を図5のA、B、C部
に夫々接続し、この三方向弁1つのコントロールで、定
量容器をガス供給源側と真空容器側に交互に切り替える
ことも行われていた。
【0009】この三方向弁では、プランジャ16の動作
により、ポートBと流路が繋がるポートをポートA又は
ポートCに切り換えることができる。すなわち電磁コイ
ル17に通電がされていない場合、バネ18によってバ
ルブボディ19に押さえ付けられたプランジャ16は、
シール20でポートBとポートC間の流路を閉じている
が、電磁コイル17に通電が行われると、プランジャ1
6が磁力により引き付けられ、バネ18に抗して、シー
ル21でポートAを閉じ、ポートBとポートAの間が遮
断される一方、バネ18によりシート20で閉じられて
いたポートBとポートC間の流路が開く。この様な三方
向弁を用いて、ガス供給源5から供給されたガスを、定
量容器4に一旦一定量充填した後、真空容器1に導入す
ることも行われた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すような従来の機構では、構成部品が多く、装置が大
きくなり、電気配線数が多く、又、弁の制御動作が複雑
であるなどの問題があった。
【0011】又、図6に示すような三方向弁を用いる場
合は、ガス通路の切り替えの途中で3つのポートA、
B、Cの全てが一瞬繋がるので、ガス供給源側から真空
装置に直接ガスが流れてしまい、パージガスの定量性が
損なわれるという不都合が生じた。
【0012】本発明の目的は、上記の問題を解決するこ
とにあり、弁の数を減らし、従来機構と比較して電気配
線が少なく、動作が簡易で、パージガスの定量性が損な
われない真空装置用のガス切り替え弁を提供し、かつこ
の弁を用いて構成される小さなガスパージ機構を提供す
る事にある。
【0013】
【課題を解決する為の手段および作用】本発明は上記の
目的を達成するため、次のように構成される。
【0014】第1の本発明(請求項1に対応)に係わる
ガス切り替え弁は、内部にプランジャ室が形成され、こ
のプランジャ室につながる3つの接続ポートを有し、前
記プランジャ室にはその軸方向に沿って移動可能で、か
つ付勢手段で一方向に付勢されたプランジャが配置さ
れ、励磁の際、前記プランジャを他の方向に移動させる
電磁コイルが外部に設けられたガス切り替え弁におい
て、前記3つの接続ポートは第1ポートと第3ポートと
第2ポートとからなり、前記第1ポートおよび前記第3
ポートの各々と前記プランジャ室との間には、他の付勢
手段で前記プランジャ室の側に付勢された2つの弁体と
この弁体を受ける夫々の弁座が設けられ、前記プランジ
ャによる押力を受けないとき、前記第1ポートおよび前
記第3ポートの各々と前記プランジャ室との間は、各々
の前記弁体によって閉じた状態となり、前記第2ポート
は前記プランジャ室に常時つながっており、前記電磁コ
イルが非励磁のとき、前記プランジャは前記第1ポート
側にあって前記第1ポートと前記第2ポートが接続さ
れ、前記電磁コイルが励磁されると、前記プランジャは
前記第3ポート側に移動して、前記供給元ポート側のガ
ス切り替え弁への押力を解放し、前記供給先ポート側の
ガス切り替え弁に押力を与え、前記第3ポートと前記第
2ポートを接続するが、この切り替え行程中に、前記2
つの弁体の内いずれか一方の弁体が前記プランジャによ
る押力を受けている時は他の弁体は押力を受けていない
ことを特徴とするガス切り替え弁である。
【0015】上記第1の発明では、弁切り替え時に、3
個のポートがつながる瞬間がないので、3つのポートに
つながる配管内のガスが、バルブを介して混入したり、
逆流してしまうことがない。
【0016】第2の本発明(請求項2に対応)は、第1
項のガス切り替え弁の第1ポートをパージガスを供給す
るガス供給源に接続し、第3ポートを排気装置を有し各
種の真空処理を行う真空容器に接続し、第2ポートはパ
ージガスを一定量計量する定量容器に接続した真空装置
のガスパージ機構であり、本発明の三方向弁を用いた真
空装置のガスパージ機構では、従来のガスパージ機構に
使われていた様な、2個の二方向弁を用いなくても、1個
の三方向弁を使って、なおかつ、切り換え時の瞬間的な
動作状態として3つのポート間の流路が同時に繋がる状
態を経ることもなくなり、ガスパージの定量性を確保で
きる。本発明のガスパージ機構ではガス切り替え弁で
は、ガスパージを行う短時間だけ、電磁コイルへの通電
を行えばよい。このため、コイルの長時間通電による加
熱を避けることが可能になる。
【0017】第3の本発明(請求項3に対応)は第1項
のガス切り替え弁の第3ポートをパージガスを供給する
ガス供給源に接続し、第1ポートを排気装置を有し各種
の真空処理を行う真空容器に接続し、第2ポートはパー
ジガスを一定量計量する定量容器に接続した真空装置の
ガスパージ機構である。従来のガスパージ機構に使われ
ていた様な、2個の二方向弁を用いなくても、1個の三方
向弁を使って、なおかつ、切り換え時の瞬間的な動作状
態として3つのポート間の流路が同時に繋がる状態を経
ることもなくなり、ガスパージの定量性を確保できる。
また本発明のガスパージ機構では、停電時に電磁コイル
に通電してガス切り替え弁を切り替え、パージガスを真
空容器に流す為のバッテリー等が不要になり、電気回路
が簡単になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の代表的な実施の
形態を添付図面に基づいて説明する。なお図において図
5〜図7で説明した要素とは実質的に同一の要素には同
一の符号を付している。
【0019】図1は、本発明の一実施形態の全体構成を
示す。1は真空容器であり、この中で真空状態を利用し
た各種の処理が行われる。真空容器1には、この中を真
空状態に排気するための真空ポンプ2が接続されてい
る。真空容器1には又、パージガスを供給するためのガ
ス供給源5が接続されている。ガス供給源5と真空容器
1の途中には、ガス切り替え弁3が設けてある。このガ
ス切り替え弁3は三方向弁であり、残るポートは、定量
容器4につながっている。
【0020】図2、図3、図4は本実施形態のガス切り
替え弁3の内部構造を示し、プランジャ35の位置につ
いて夫々異なる状態を示している。
【0021】バルブボディ31の中央部に設けられたプ
ランジャ室32の中に、その軸方向に摺動可能であり、
常時はバネ33で一方向に付勢されているが、電磁コイ
ル34により、逆方向に移動するプランジャ35を納
め、前記プランジャ室には三個のポート(第1ポート、
第2ポート、第3ポート)が通じている。この内、第2
ポートは常時前記プランジャ室に連通し、残る二個のポ
ート(すなわち、第1ポートと第3ポート )は、前記
プランジャを挟んで、前記プランジャ室の軸方向に設け
られ、前記プランジャ室と前記2個の第1ポート、第2
ポートとの接合部には、夫々弁室36、37が設けら
れ、該弁室内には、軸方向に移動することにより開閉可
能な弁体38、39が夫々設けてある。40、41は夫
々弁38、39を付勢するバネである。
【0022】本実施形態のガスパージ機構の第1例(請
求項2に対応)では、このような、三方向弁の第1ポー
トを、ガス供給源5に、第2ポートは定量容器4に、第
3ポートを真空容器1にそれぞれ接続している。プラン
ジャ室32は、常時第2ポートと連通している。電磁コ
イル34への通電、非通電の切り替えによって、プラン
ジャ35は相対する二方向に交互に動き、二つの弁体3
8、39を開閉し、第2ポートと流路が繋がるポートを
第1ポートと第3ポートに交互に切り替えることができ
る。
【0023】本実施形態のガス切り替え弁の動作状態を
図2、図3、図4を用いて説明する。図2は駆動用の電
磁コイルに通電していない場合を、図3は通電を開始し
た直後を、図4は通電時をそれぞれ示す。
【0024】コイル34に通電されていない場合には、
図2に示すように、プランジャ35は、バネ33によっ
て、バルブボディ31のプランジャ室32の中で下方に
押さえつけられ、バネ40により、弁座42方向に押さ
れている弁体38を押し戻し、第1ポートと第2ポート
との間の流路を開く。この時、弁体39はバネ41によ
り、弁座43に押し付けられ、第2ポート、第3ポート
間の流路を閉じている。
【0025】次に、電磁コイル34に通電が行われる
と、図4に示すように、前述と逆に、プランジャ35が
バネ33に抗して磁力により引き上げられ、プランジャ
35の拘束から開放された弁体38はバネ40により、
弁座42に押し付けられ、第1ポート、第2ポートの流
路が閉じる一方、バネ41により、弁座43に押し付け
られていた弁体39は、プランジャ35により押し戻さ
れ、第2ポート、第3ポート間の流路を開く。
【0026】本実施形態のシステムを利用する場合に
は、先ず、 第1ポート、第2ポートを連通、ガス供給
源5との間の配管内、及び定量容器4内に予め、パージ
ガスを充填しておく。次に、電磁コイル34に通電し
て、第2ポート、第3ポートを連通させ、真空容器1、
ガス切り替え弁3、定量容器4、及び配管内をポンプ2
で真空引きする。電磁コイル34の通電を止めると、弁
体39が閉じ、弁体38が開いて、ガス供給源5から定
量容器4へパージガスが流れ、定量容器4を充填する。
この状態で、真空容器内で各種の真空処理する。そし
て、もし、真空容器1のガスパージが必要になった時
は、電磁コイル34に通電すると、第2ポート、第3ポ
ートが連通し、定量容器4に貯えられたパージガスが一
定量だけ真空容器1側に流れる。電磁コイル34への通
電を止めると、第3ポートが閉じ、第1ポート、第2ポ
ートが連通し、定量容器4にパージガスが再度充填され
る。
【0027】上記のガス切り替え弁の特徴は、切り替え
時間の瞬間的な動作状態として、3つのポート間の流路
が同時に繋がることがないことである。すなわち、図3
に示すように、電磁コイル34へ通電開始直後には、ま
ず第1ポートに繋がる弁体38が閉じ、第2ポートに繋
がった定量容器4が第1ポート、第3ポートのどちらに
も繋がらない状態を必ず経た後に、図4に示す様な第2
ポート、第3ポートがつながった状態に移行する。この
ため、ガス供給源5から真空容器1へ直接ガスが流れ込
み、パージ量の定量性を損なうことがない。
【0028】又、上記のガスパージ機構では、殆どの時
間は第1ポート、第2ポートがつながった状態で運転さ
れ、真空容器へのガスパージ運転が行われる、すなわち
第2ポート、第3ポートが繋がるのは短時間だけであ
る。従って、本ガス切り替え弁では、ガスパージを行う
短時間だけ、電磁コイルへの通電を行えばよい。残りの
大部分の時間は非通電の状態で、バネ33の力だけでプ
ランジャ35を押し付けている。このため、コイルの長
時間通電による加熱を避けることが可能になる。
【0029】本実施形態のガスパージ機構の第2例(請
求項3に対応)では、本発明の三方向弁の第1ポートを
真空容器1に、第2ポートは定量容器4に、第3ポート
をガス供給源5に、それぞれ接続している。
【0030】本実施形態のシステムを利用する場合に
は、先ず、電磁コイル34に通電して、 第3ポート、
第2ポートを連通、ガス供給源5との間の配管内、及び
定量容器4内に予め、パージガスを充填しておく。次
に、電磁コイル34の通電を止めて、第2ポート、第1
ポートを連通させ、真空容器1、ガス切り替え弁3、定
量容器4、及び配管内をポンプ2で真空引きする。次に
再び電磁コイル34に通電して、弁体39を開き、弁体
38を閉じて、ガス供給源5から定量容器4へパージガ
スを流し、定量容器4を充填する。この状態で、真空容
器内で各種の真空処理する。そして、もし、真空容器1
のガスパージが必要になった時は、電磁コイル34の通
電を停止すると、第2ポート、第1ポートが連通し、定
量容器4に貯えられたパージガスが一定量だけ真空容器
1側に流れる。
【0031】上記のガスパージ機構では、停電時に、ガ
ス切り替え弁を切り替え、パージガスを真空容器に流す
為には、単に電磁コイルへの給電を止めればよいので、
バッテリー等の特別の設備は不要になり、電気回路が簡
単になる特徴がある。
【0032】
【発明の効果】本発明のガス切り替え弁は、弁切り替え
時に、3個のポートが一緒につながる瞬間がないので、
3つのポートにつながる配管内のガスが、バルブを介し
て混入したり、逆流してしまうことがない。又、本発明
のガス切り替え弁を用いれば、従来の真空装置用のガス
パージ機構と比較して、電気配線数が少なく、動作が簡
易で、パージガスの定量性が損なわれない小型のガスパ
ージ機構が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスパージ機構の一実施形態を示した
構成図である。
【図2】図1に示したガス切り替え弁の内部構造、並び
に、電磁コイル非通電時のガス切り替え弁の動作を模式
的に示した図である。
【図3】図2に示したガス切り替え弁において、電磁コ
イルに通電を開始した直後のガス切り替え弁の動作を模
式的に示した図である。
【図4】図2に示したガス切り替え弁において、電磁コ
イル通電時のガス切り替え弁の動作を模式的に示した図
である。
【図5】従来のガスパージ機構の全体構成を説明する図
である。
【図6】従来技術で使用している三方向弁の内部構造を
示す。
【図7】従来技術で使用している、二方向弁の内部構造
を示す。
【符号の説明】
1 真空容器(真空装置) 2 真空ポンプ 3 ガス切り替え弁 4 定量容器 5 ガス供給源 6 二方向弁 7 二方向弁 11 プランジャ 12 シール 13 バルブボディ14 バネ 15 電磁コイル 16 プランジャ 17 電磁コイル 18 バネ 19 バルブボディ 20 シール 21 シール 31 バルブボディ 32 プランジャ室 33 バネ 34 電磁コイル 35 プランジャ 36 弁室 37 弁室 38 弁体 39 弁体 40 バネ 41 バネ 42 弁座 43 弁座

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にプランジャ室が形成され、このプ
    ランジャ室につながる3つの接続ポートを有し、前記プ
    ランジャ室にはその軸方向に沿って移動可能で、かつ付
    勢手段で一方向に付勢されたプランジャが配置され、励
    磁の際、前記プランジャを他の方向に移動させる電磁コ
    イルが外部に設けられたガス切り替え弁において、前記
    3つの接続ポートは第1ポートと第3ポートと第2ポー
    トとからなり、前記第1ポートおよび前記第3ポートの
    各々と前記プランジャ室との間には、他の付勢手段で前
    記プランジャ室の側に付勢された2つの弁体とこの弁体
    を受ける夫々の弁座が設けられ、前記プランジャによる
    押力を受けないとき、前記第1ポートおよび前記第3ポ
    ートの各々と前記プランジャ室との間は、各々の前記弁
    体によって閉じた状態となり、前記第2ポートは前記プ
    ランジャ室に常時つながっており、前記電磁コイルが非
    励磁のとき、前記プランジャは前記第1ポート側にあっ
    て前記第1ポートと前記第2ポートが接続され、前記電
    磁コイルが励磁されると、前記プランジャは前記第3ポ
    ート側に移動して、前記供給元ポート側のガス切り替え
    弁への押力を解放し、前記供給先ポート側のガス切り替
    え弁に押力を与え、前記第3ポートと前記第2ポートを
    接続するが、この切り替え行程中に、前記2つの弁体の
    内いずれか一方の弁体が前記プランジャによる押力を受
    けている時は他の弁体は押力を受けていないことを特徴
    とするガス切り替え弁。
  2. 【請求項2】 第1項のガス切り替え弁の第1ポートを
    パージガスを供給するガス供給源に接続し、第3ポート
    を排気装置を有し各種の真空処理を行う真空容器に接続
    し、第2ポートはパージガスを一定量計量する定量容器
    に接続した真空装置のガスパージ機構。
  3. 【請求項3】 第1項のガス切り替え弁の第3ポートを
    パージガスを供給するガス供給源に接続し、第1ポート
    を排気装置を有し各種の真空処理を行う真空容器に接続
    し、第2ポートはパージガスを一定量計量する定量容器
    に接続した真空装置のガスパージ機構。
JP28106897A 1997-09-30 1997-09-30 ガス切り替え弁及びこれを用いた真空装置のガスパージ機構 Pending JPH11101362A (ja)

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