JPH1099605A - 濁水処理における薬品注入装置 - Google Patents

濁水処理における薬品注入装置

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JPH1099605A
JPH1099605A JP26050596A JP26050596A JPH1099605A JP H1099605 A JPH1099605 A JP H1099605A JP 26050596 A JP26050596 A JP 26050596A JP 26050596 A JP26050596 A JP 26050596A JP H1099605 A JPH1099605 A JP H1099605A
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JP
Japan
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water tank
tank
raw water
pump
chemical
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Pending
Application number
JP26050596A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Otsuga
進 大津賀
Toshiyuki Satou
藤 歳 幸 佐
Yasushi Fujisaka
坂 恭 史 藤
Hideo Tan
秀 男 丹
Yasuhiro Katano
野 泰 弘 交
Yoshimasa Nagai
井 欣 将 永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSO KAGAKU KK
Kajima Corp
Original Assignee
SANSO KAGAKU KK
Kajima Corp
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原水濃度の変化に対応してPACおよび高分
子凝縮剤が適量添加され、処理水の規制値がオーバーし
た場合に、原水槽に戻すことができるよう管理する濁水
処理における薬品注入装置を提供すること。 【解決手段】 原水槽(1)の濁度を常時監視して信号
をインバータ盤(30)に送り、その濁度によりPAC
と高分子凝固剤とを原水槽(1)および沈殿分離槽(1
0)にそれぞれ注入し、処理水槽の濁度が規制値をこえ
たら、処理水槽の処理水を原水槽に返送できるよう制御
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原水槽の濁水に薬
品を注入し、沈澱分離槽に導いて薬品を注入して処理す
る濁水処理における薬品注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】濁水処理の自動運転において、原水を導
入する原水槽に例えば、ポリ塩化アルミ(以下、PAC
という)、沈殿分離槽に高分子凝縮剤をそれぞれ注入す
る注入ポンプを原水ポンプと連動して運転し、薬品を供
給する装置は知られている。
【0003】そして、この場合、薬品量はジャーテスト
と称する薬品量を決める試験により予め決めておき、必
要量が添加されるが、処理水の状況により薬品量を調節
することが必要であり、従来は、人手による管理が行わ
れており、処理水の規制値を越えた場合にだけ原水槽に
戻す等の処置が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術においては、薬品量の増減が操作員の判断に頼って
おり、処理水を規制値内に収める管理が操作員の判断に
よっているので、操作員は充分な経験を要し、誰でも運
転管理ができるとはいえず、個人差がでるという問題も
ある。
【0005】また、経験者を充当するための人員管理の
問題等があり、従来は面倒で手間の掛かることであっ
た。
【0006】したがって、上記の問題点に鑑み、原水濃
度の変化に追従してPACおよび高分子凝縮剤が適量添
加され、処理水の規制値がオーバーした場合に緊急処理
として、原水槽に戻すよう管理する濁水処理における薬
品注入装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、原水槽
の濁水に薬品を注入し、その濁水を沈澱分離槽に導いて
薬品を注入して処理する濁水処理における薬品注入装置
において、原水槽に第1の濁度計を設け、原水槽に薬品
を注入する第1の薬品貯槽と原水槽とは第1の注入ポン
プを介して第1の薬品回路で接続され、原水槽と沈殿分
離槽とは原水槽に設けられた原水ポンプを介して原水回
路で接続され、沈殿分離槽に高分子凝集剤を注入する高
分子凝集剤自動溶解装置は第2の注入ポンプを介して沈
殿分離槽に連結され、処理水槽と沈殿分離槽とは処理水
回路で連結され、処理水槽と原水槽とは返送ポンプを介
して返送水路で連結されると共に、処理水槽にはPH計
と第2の濁度計を設け、前記第1の濁度計、第1の注入
ポンプ、第2の注入ポンプはそれぞれ電気回路でインバ
ータ盤に接続され、前記PH計、第2の濁度計および返
送ポンプは帳票パッケージを介して前記インバータ盤に
接続されている。
【0008】また、本発明によれば、前記第1の注入ポ
ンプの流量指示計と第2の注入ポンプの流量指示計とが
前記帳票パッケージに電気回路で接続されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0010】図1において、原水槽1には原水回路S1
から原水である濁水3が流入し、その原水槽1には濁水
3をサンプリングするサンプリングポンプ4とサンプリ
ング回路4aとが設けられ、サンプリング回路4aには
第1の濁度計6が設置されている。また、濁水を沈殿分
離槽10に送る原水ポンプ5は原水回路S4に連結され
ている。なお、符号2は撹拌機を示している。
【0011】薬品PACを貯蔵しているPAC貯槽20
は、第1の注入ポンプ21を介して薬品回路S2でPA
Cを原水槽1に注入するよう接続されると共に、その薬
品回路S2にはPAC流量指示計23が接続されてい
る。また、薬品である高分子凝結剤の自動溶解装置25
は、第2の注入ポンプ26を介して、薬品回路S3によ
り沈殿分離槽10に高分子凝結剤を注入するよう接続さ
れ、その薬品回路S3には高分子凝結剤の流量指示計2
8が設けられている。また、公知技術である沈殿分離槽
10は回流装置11が設けられ、その低部10aから泥
水回路S5によりスラリー引き抜きポンプ12を介して
貯泥槽15に泥水が送られるよう構成されている。ここ
で、符号13は沈殿分離槽の地下におりる階段、符号1
6は撹拌機をそれぞれ示している。
【0012】そして、沈殿分離槽10からオーバフロー
した処理水は処理水回路S6を介して処理水槽32に接
続され、その処理水槽32には、PH計35および第2
の濁度計36が取り付けられたサンプリング回路34a
とサンプリングポンプ34とが設けられている。
【0013】さらに、例えば処理水が規制値を越えた等
の異常時に処理水39を原水槽1に返送する返送ポンプ
と返送回路S7とが設置され、図示しない非常用炭酸ガ
スボンベから処理槽32内の噴出口38に炭酸ガスを供
給するバルブ37が設けられている。
【0014】また、第1の濁度計6は電気回路E1、第
1の注入ポンプ21は駆動部22を介して電気回路E
2、第2の注入ポンプ26は駆動部27を介して電気回
路E3によりそれぞれインバータ盤30に内蔵されてい
るCPUに接続され、第2の濁度計36、返送ポンプ3
3は電気回路E7により、PH計35、炭酸ガスバルブ
37は電気回路E6を介して帳票パッケージ40に接続
され、帳票パッケージ40は電気回路E8とE1とを介
してインバータ盤30に接続されている。
【0015】そして、PAC流量指示計23と高分子凝
縮剤流量指示計28とは電気回路E4およびE5で帳票
パッケージ40に接続されている。
【0016】以下、作用について説明する。
【0017】原水槽1の濁水濃度を濁度計で常時監視
し、信号をインバータ盤に内蔵されているCPUに送信
する。予め、設定した濁度範囲から原水槽の濃度がはず
れた場合は、インバータ盤に内蔵されたフログラムに従
って、PAC貯槽20の第1の注入ポンプ21を駆動す
る駆動部22に信号を送り予め設定されている通りPA
Cを原水槽1に注入する。
【0018】同時に高分子凝固剤の自動溶解装置25に
信号を送り、、駆動部27により第2の注入ポンプ26
を駆動して、規定量の高分子凝固剤を沈殿分離槽10に
注入する。この場合、同じインバータ盤のCPUが用い
られるので、PACと凝固剤との注入量に相関を持たせ
ることができ、最適値とすることができると共に、結果
的に薬品の使用量を節約することができる。
【0019】ついで、沈殿分離槽10から処理水槽32
に移行した処理水39は、第2の濁度計36により常時
監視され、その情報はインバータ盤のCPUに送られ
る。そして、処理水39の濁度が規定値を越えた場合、
直ちに返送ポンプ33を駆動し、返送水回路S7で原水
槽1に処理水39を返送することができる。
【0020】また、原水槽1から沈殿分離槽10への原
水の流量、原水の濁度、薬品PACの注入量、高分子凝
固剤の注入量、および処理水の濁度、PH値は常時帳票
パッケージ40ヘフィードバックされており、帳票処理
されデータとして保存できるよう構成されている。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
原水槽の濁度を常時監視して規制値を外れたら原水槽お
よび沈殿分離槽に注入する薬品を適量に修正注入し、同
時に処理水槽の濁度を常時監視して、規制値を越えた場
合、原水槽に処理水を戻す用制御している。また、必要
なデータは常時記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体構成図。
【符号の説明】
1・・・原水槽 2、16・・・撹拌機 3・・・原水 4、33・・・サンプリングポンプ 5・・・原水ポンプ 6・・・第1の濁度計 7・・・原水流量指示計 10・・・沈殿分離槽 12・・・スラリーポンプ 15・・・貯泥槽 32・・・処理水槽 33・・・返送ポンプ 36・・・第23の濁度計 E1〜E8・・・電気回路 S1〜S7・・・液体回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤 坂 恭 史 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 丹 秀 男 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 交 野 泰 弘 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 永 井 欣 将 東京都中央区八丁堀2丁目25番5号 山宗 化学株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水槽の濁水に薬品を注入し、その濁水
    を沈澱分離槽に導いて薬品を注入して処理する濁水処理
    における薬品注入装置において、原水槽に第1の濁度計
    を設け、原水槽に薬品を注入する第1の薬品貯槽と原水
    槽とは第1の注入ポンプを介して第1の薬品回路で接続
    され、原水槽と沈殿分離槽とは原水槽に設けられた原水
    ポンプを介して原水回路で接続され、沈殿分離槽に高分
    子凝集剤を注入する高分子凝集剤自動溶解装置は第2の
    注入ポンプを介して沈殿分離槽に連結され、処理水槽と
    沈殿分離槽とは処理水回路で連結され、処理水槽と原水
    槽とは返送ポンプを介して返送水路で連結されると共
    に、処理水槽にはPH計と第2の濁度計とを設け、前記
    第1の濁度計、第1の注入ポンプ、第2の注入ポンプは
    それぞれ電気回路でインバータ盤に接続され、前記PH
    計、第2の濁度計および返送ポンプは帳票パッケージを
    介して電気回路により前記インバータ盤に接続されたこ
    とを特徴とする濁水処理における薬品注入装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の注入ポンプの流量指示計と第
    2の注入ポンプの流量指示計とが前記帳票パッケージに
    電気回路で接続された請求項1に記載の濁水処理におけ
    る薬品注入装置。
JP26050596A 1996-10-01 1996-10-01 濁水処理における薬品注入装置 Pending JPH1099605A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222835A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Toyo Manufacturing Co Ltd 濁水処理装置
JP2007301550A (ja) * 2006-04-14 2007-11-22 Okumura Corp 濁水処理装置
JP2008229437A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Okumura Corp 濁水処理装置
JP2014050810A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Asahi Kasei Chemicals Corp 水処理装置、及び水処理装置の運転方法

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JP2008229437A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Okumura Corp 濁水処理装置
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