JP4908016B2 - 排水処理の制御システム及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、反応槽に導入した排水を汚泥中の嫌気性菌で嫌気的に処理するための処理条件を制御する排水処理の制御システム及び制御方法に関するものである。
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載の反応槽が知られている。この反応槽には、グラニュール汚泥が保有され、処理対象の排水が導入されている。この反応槽には撮像カメラが設けられており、この撮像カメラを反応槽内で昇降させながら、槽内の画像を撮影し画像処理することで汚泥界面の位置を検知している。そして、汚泥界面の位置から反応槽のグラニュール汚泥の保有量を算出し、この汚泥保有量に基づいて、反応槽における処理条件の管理を行うことが提案されている。
特開平11−72432号公報
しかしながら、排水の嫌気性処理の効率を左右する要因としては、汚泥保有量の他にも様々なものがある。従って、反応槽内を良好な処理条件に維持し効率のよい排水処理を行うためには、反応槽の汚泥保有量を検知して反映させるのみでは不十分である。よって、上記の反応槽においては、排水処理のための良好な条件の維持を十分に行うことが出来なかった。
そこで、本発明は、排水処理条件を良好に維持することができる排水処理の制御システム及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る排水処理の制御システムは、反応槽に導入した排水を汚泥により処理するための処理条件を制御する排水処理の制御システムにおいて、反応槽内の汚泥の状態を検出する汚泥状態検出手段と、反応槽内の汚泥の状態を改善する汚泥改善手段と、汚泥状態検出手段により検出された情報に基づき、汚泥改善手段を制御する制御手段と、を備え、汚泥状態検出手段は、反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出部と、反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出部と、を備え、活性検出部は、反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定器を備え、制御手段は、汚泥量検出部により検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、活性検出部のガス量測定器により検出されたメタンガスの流量が所定値よりも小さい場合に、汚泥改善手段を制御し、汚泥改善手段は、反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る排水処理の制御システムは、反応槽に導入した排水を汚泥により処理するための処理条件を制御する排水処理の制御システムにおいて、反応槽内の汚泥の状態を検出する汚泥状態検出手段と、反応槽内の汚泥の状態を改善する汚泥改善手段と、汚泥状態検出手段により検出された情報に基づき、汚泥改善手段を制御する制御手段と、を備え、汚泥状態検出手段は、反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出部と、反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出部と、を備え、活性検出部は、反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定器を備え、制御手段は、汚泥量検出部により検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、活性検出部のガス量測定器により検出されたメタンガスの流量の減少率が所定値よりも大きい場合に、汚泥改善手段を制御し、汚泥改善手段は、反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備えることを特徴とする。
この排水処理の制御システムでは、汚泥状態検出手段により反応槽内の汚泥の状態が検出され、その情報に基づいて汚泥改善手段が制御されることで、反応槽内の汚泥の状態が改善される。このように、汚泥の状態が良好に維持されるので、反応槽内の排水処理条件を良好に維持することができる。
また、汚泥状態検出手段は、反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出部と、反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出部と、を備える。
この排水処理の制御システムでは、反応槽内の汚泥の量と、汚泥の活性と、に基づいて汚泥改善手段が制御され、反応槽内の汚泥の状態が改善される。このように、汚泥の量ばかりではなく、汚泥の活性も反映させた制御によって、汚泥の状態が改善されるので、反応槽内の排水処理条件を良好に維持することができる。
また、活性検出部は、反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定器を備える。この活性検出部は、メタンガスの流量を検出することによって、汚泥の活性を検出することができる。
また、制御手段は、汚泥量検出部により検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、活性検出部のガス量測定器により検出されたメタンガスの流量が所定値よりも小さい場合に、汚泥改善手段を制御することとしてもよい。
このような排水処理においては、反応槽内の汚泥の量が十分であったとしても、汚泥の活性が十分でない場合には、メタンガスの流量が小さくなる。そこで、制御手段の上記の構成によれば、メタンガスの流量が所定値よりも小さい場合には、たとえ汚泥の量が所定値よりも大きい場合であっても、汚泥改善手段が制御されるので、反応槽内における汚泥の状態が向上され、槽内の排水処理条件が良好に維持される。
また、制御手段は、汚泥量検出部により検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、活性検出部のガス量測定器により検出されたメタンガスの流量の減少率が所定値よりも大きい場合に、汚泥改善手段を制御することとしてもよい。
このような排水処理においては、反応槽内の汚泥の量が十分であったとしても、汚泥の活性が十分でない場合には、メタンガスの流量の減少率が大きくなる。そこで、制御手段の上記の構成によれば、メタンガスの流量の減少率が所定値よりも小さい場合には、たとえ汚泥の量が所定値よりも大きい場合であっても、汚泥改善手段が制御されるので、反応槽内における汚泥の状態が向上され、槽内の排水処理条件が良好に維持される。
また、汚泥改善手段は、反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備える。このような構成によれば、反応槽内の温度及び栄養源の投入量の調整により汚泥の状態が改善される。
本発明に係る排水処理の制御方法は、反応槽に導入した排水を汚泥により処理するための処理条件を制御する排水処理の制御方法において、反応槽内の汚泥の状態を検出する汚泥状態検出ステップと、反応槽内の汚泥の状態を汚泥改善手段によって改善する汚泥改善ステップと、汚泥状態検出ステップにより検出された情報に基づき、汚泥改善手段を制御する制御ステップと、を備え、汚泥状態検出ステップは、反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出ステップと、反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出ステップと、を備え、活性検出ステップは、反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定ステップを備え、制御ステップでは、汚泥量検出ステップにより検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、活性検出ステップのガス量測定ステップにより検出されたメタンガスの流量が所定値よりも小さい場合に、汚泥改善手段を制御し、汚泥改善手段は、反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る排水処理の制御方法は、反応槽に導入した排水を汚泥により処理するための処理条件を制御する排水処理の制御方法において、反応槽内の汚泥の状態を検出する汚泥状態検出ステップと、反応槽内の汚泥の状態を汚泥改善手段によって改善する汚泥改善ステップと、汚泥状態検出ステップにより検出された情報に基づき、汚泥改善手段を制御する制御ステップと、を備え、汚泥状態検出ステップは、反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出ステップと、反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出ステップと、を備え、活性検出ステップは、反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定ステップを備え、制御ステップでは、汚泥量検出ステップにより検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、活性検出ステップのガス量測定ステップにより検出されたメタンガスの流量の減少率が所定値よりも大きい場合に、汚泥改善手段を制御し、汚泥改善手段は、反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備えることを特徴とする。
この排水処理の制御方法では、汚泥状態検出ステップにおいて反応槽内の汚泥の状態が検出され、その情報に基づいて汚泥改善手段が制御されることで、反応槽内の汚泥の状態が改善される。このように、汚泥の状態が良好に維持されるので、反応槽内の排水処理条件を良好に維持することができる。
また、汚泥状態検出ステップは、反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出ステップと、反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出ステップと、を備える。
この排水処理の制御方法では、反応槽内の汚泥の量と、汚泥の活性と、に基づいて汚泥改善手段が制御され、反応槽内の汚泥の状態が改善される。このように、汚泥の量ばかりではなく、汚泥の活性も反映させた制御によって、汚泥の状態が改善されるので、反応槽内の排水処理条件を良好に維持することができる。
また、活性検出ステップは、反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定ステップを備える。この活性検出ステップでは、メタンガスの流量を検出することによって、汚泥の活性を検出することができる。
また、制御ステップでは、汚泥量検出ステップにより検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、活性検出ステップのガス量測定ステップにより検出されたメタンガスの流量が所定値よりも小さい場合に、汚泥改善手段を制御することとしてもよい。
このような排水処理においては、反応槽内の汚泥の量が十分であったとしても、汚泥の活性が十分でない場合には、メタンガスの流量が小さくなる。そこで、制御ステップの上記の構成によれば、メタンガスの流量が所定値よりも小さい場合には、たとえ汚泥の量が所定値よりも大きい場合であっても、汚泥改善手段が制御されるので、反応槽内における汚泥の状態が向上され、槽内の排水処理条件が良好に維持される。
また、制御ステップでは、汚泥量検出ステップにより検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、活性検出ステップのガス量測定ステップにより検出されたメタンガスの流量の減少率が所定値よりも大きい場合に、汚泥改善手段を制御することとしてもよい。
このような排水処理においては、反応槽内の汚泥の量が十分であったとしても、汚泥の活性が十分でない場合には、メタンガスの流量の減少率が大きくなる。そこで、制御ステップの上記の構成によれば、メタンガスの流量の減少率が所定値よりも小さい場合には、たとえ汚泥の量が所定値よりも大きい場合であっても、活性改善ステップが制御されるので、反応槽内における汚泥の状態が向上され、槽内の排水処理条件が良好に維持される。
汚泥改善手段は、反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備える。このような構成によれば、反応槽内の温度及び栄養源の投入量の調整により汚泥の状態が改善される。
本発明の排水処理の制御システム及び制御方法によれば、排水処理条件を良好に維持することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る排水処理の制御システム及び制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、制御システム1は、排水処理装置100における排水処理の制御に用いられる。排水処理装置100は、反応槽3を備えており、この反応槽3には、酸生成槽(図示せず)で前処理済みの排水が、ラインL1を通じて導入される。反応槽3内には、嫌気性菌を含むグラニュール状の汚泥が格納されており、反応槽3の下部には、この汚泥が沈殿してなる汚泥床Sが形成されている。反応槽3の下部から導入された排水は、汚泥床Sにおいて汚泥と混合されながら反応槽3内で流動する。そして、排水に含まれる有機物が汚泥中の嫌気性菌により嫌気性処理されることで、排水中の有機物が低減される。そして、反応槽3上部の樋部5からオーバーフローした処理後の排水が、処理水としてラインL2から取り出される。この嫌気性処理においては、有機物の分解により反応槽3内でメタンガスが発生し、気泡として排水の液面まで上昇する。このメタンガスは、反応槽3の上部空間を経て、ラインL3を通じて排出される。
このような排水処理においては、反応槽3内の温度、pH及び反応槽3への栄養源の投入量、といった処理条件を適切に管理する必要がある。そこで、この装置100の制御システム1は、信号変換器やPLCを含んで構成される制御装置9(制御手段)と、ラインL1に設けられ制御装置9により制御される温度調整装置(温度調整部)11、pH調整装置13、及び栄養源投入装置(投入量調整部)15とを有している。これらの温度調整装置(温度調整部)11、pH調整装置13、及び栄養源投入装置(投入量調整部)15は、汚泥の状態を改善する汚泥改善手段として機能する。また、制御装置9には、ラインL3上に設けられた流量計(ガス量測定器)19、及び反応槽3に設けられた汚泥レベル測定装置(汚泥量検出部)21が接続されている。また、制御装置9は、作業者による操作を受け付けたり、各種の情報の表示を行ったりする操作部9aを有している。この操作部9aとしては、例えば、タッチパネルを用いた入出力装置を用いることができる。
上記汚泥レベル測定装置21は、汚泥床Sを検出するための光学センサ21aと、この光学センサ21aを昇降させる駆動部21bとを備えている。光学センサ21aは、受光部と投光部とを有しており、投光部からの光が汚泥に遮られ受光部に検出されないことをもって、汚泥床Sを検出する。そして、汚泥レベル測定装置21は、光学センサ21aを反応槽3内で昇降させながら汚泥床Sを検出することで、汚泥床Sの最上部(汚泥界面)の高さを検知することができる。汚泥レベル測定装置21は、汚泥界面の高さの情報を電気信号として制御装置9に送信し、制御装置9は、汚泥界面の高さに基づいて反応槽3内に格納された汚泥の量を認識することができる。このように、汚泥レベル測定装置21は、反応槽3内に格納された汚泥の量(以下、「汚泥保有量」とも称する)を得る汚泥量検出部として機能する。
また、流量計19は、反応槽3から排出されラインL3に流動するメタンガスの流量(以下、「メタン流量」とも称する)を計測し、その流量の情報を電気信号として制御装置9に送信する。また、制御装置9は、流量計19からの電気信号に基づいてメタンガスの流量の変化率を算出する変化率算出部9bを有している。この変化率算出部9bは、流量計19と協働して、上記メタンガスの流量の変化率(以下、「流量変化率」とも称する)を得る変化率取得手段として機能する。なお、ここで、反応槽3内の嫌気性菌の活性が低下すると排水中の有機物の分解反応が低下するので、発生するメタンガスが減少し、上記メタン流量も低下する。このように、メタン流量及び流量変化率は、嫌気性菌の活性と関連しており、嫌気性菌の活性の指標として用いることができる。
上記の温度調整装置11は、ラインL1の排水を加熱又は冷却する機能を有しており、この温度調整装置11によりラインL1の排水温度が調整されることで、反応槽3内の排水の温度が調整される。この温度調整装置11は、例えば、ラインL1に設けられる温度センサ(図示せず)を有し、ラインL1の排水の温度をフィードバック制御してもよい。なお、反応槽3内の排水の温度が上昇すると、汚泥中の嫌気性菌の活性が向上する。また、pH調整装置13は、ラインL1の排水に酸性剤又はアルカリ剤を添加する機能を有しており、このpH調整装置13によりラインL1の排水のpHが調整され、反応槽3内の排水のpHが調整される。このpH調整装置13は、例えば、ラインL1に設けられるpHセンサ(図示せず)を有し、ラインL1の排水のpHをフィードバック制御してもよい。
また、栄養源投入装置15は、嫌気性菌の栄養源(例えば、アミノ酸)を、ラインL1の排水に定期的に所定量投入する機能を有している。これにより、汚泥中の嫌気性菌に対する栄養源がラインL1を通じて反応槽3内に投入される。また、この栄養源投入装置15が1回当たりに投入する栄養源の量は、制御装置9の制御により増減される。なお、反応槽3への栄養源の投入量が増加すると、汚泥中の嫌気性菌の活性が向上する。
このような構成に基づき、制御装置9による反応槽3内の排水処理条件の管理は以下のように行われる。まず、制御装置9は、上述のように流量計9からメタン流量を取得し、変化率算出部9aにおいて流量変化率を取得し、汚泥レベル測定装置21から汚泥保有量を取得する。そして、制御装置9は、予め記憶されたプログラムに従い、取得した上記3つのパラメータ(メタン流量、流量変化率、及び汚泥保有量)に基づいて、多入力多出力系のファジー理論に基づく演算を行う。そして、その演算の結果として、反応槽3内を適切な排水処理条件にするために必要な、反応槽3内の温度、反応槽3内のpH、及び反応槽3への栄養源の投入量の各操作量を算出する。この場合、上記演算に用いられるメンバーシップ関数等は、種々の実験により予め定められ、制御装置9に記憶されている。
そして制御装置9は、算出した上記3つの操作量に応じた電気信号を送信することで、温度調整装置11、pH調整装置13及び栄養源投入装置15を動作させる。この動作によって、温度調整装置11によりラインL1の排水の温度が調整され、pH調整装置13がラインL1に酸性剤又はアルカリ剤を投入することで、ラインL1の排水のpHが調整される。更に、栄養源投入装置15から1回当たりにラインL1に投入される栄養源の量が増減される。以上の結果として、反応槽3内の温度、反応槽3内のpH、及び反応槽3への栄養源の投入量が、それぞれ適切な値になるように間接的に操作され、反応槽3内における嫌気性菌の活性が改善される。このように、排水処理条件に関連する上記3つの値が、メタン流量、流量変化率、及び汚泥保有量に基づいてファジー制御され、反応槽3内は適切な処理条件に維持される。
なお、このとき、取得したメタン流量、流量変化率、及び汚泥保有量の関係が異常なものである場合には、反応槽3内の状態が異常であるとみなし、制御装置9は、操作部9aに警報を表示させることで作業者に異常を通報する。
以上のような制御によれば、反応槽3内の汚泥保有量が正常範囲の下限値(所定値)よりも大きい場合であっても、メタン流量が正常範囲の下限値(所定値)よりも小さい場合には、上述したような処理条件の調整が行われる。すなわち、たとえ汚泥保有量が正常であっても、汚泥中の嫌気性菌の活性が異常に低いと判断できるときには、反応槽3内の温度、反応槽3内のpH、及び反応槽3への栄養源の投入量のうち少なくとも1つが操作されて、嫌気性菌の活性を高めるように処理条件が調整される。
また、反応槽3内の汚泥保有量が正常範囲の下限値(所定値)よりも大きい場合であっても、メタン流量の減少率が正常範囲の上限値(所定値)よりも大きい場合には、上述したような処理条件の調整が行われる。すなわち、たとえ汚泥保有量が正常であっても、汚泥中の嫌気性菌の活性の低下率が異常に大きいと判断できるときには、反応槽3内の温度、反応槽3内のpH、及び反応槽3への栄養源の投入量のうち少なくとも1つが操作されて、嫌気性菌の活性を高めるように処理条件が調整される。
このように、この制御システム1によれば、反応槽3内の汚泥保有量だけでなく、その汚泥中の嫌気性菌の活性も反映されながら反応槽3内における嫌気性菌の状態が改善されながら、排水処理条件が調整されるので、排水処理条件が良好に維持され、処理効率を向上することができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、温度調整装置11、pH調整装置13、及び栄養源投入装置15は、ラインL1上に設けられることで反応槽3内の各条件を調整しているが、これらの装置は、反応槽3に直接設けられてもよく、ラインL1よりも上流の槽(図示せず)に設けられてもよい。
本発明に係る制御システムが用いられる排水処理装置の一実施形態を示す図である。
符号の説明
1…制御システム、3…反応槽、9…制御装置、11…温度調整装置(温度調整部、汚泥改善手段)、13…pH調整装置(汚泥改善手段)、15…栄養源投入装置(投入量調整部、汚泥改善手段)、19…流量計(ガス量測定器、汚泥状態検出手段)、21…汚泥レベル測定装置(汚泥量検出部、汚泥状態検出手段)、S…汚泥床。

Claims (4)

  1. 反応槽に導入した排水を汚泥により処理するための処理条件を制御する排水処理の制御システムにおいて、
    前記反応槽内の汚泥の状態を検出する汚泥状態検出手段と、
    前記反応槽内の汚泥の状態を改善する汚泥改善手段と、
    前記汚泥状態検出手段により検出された情報に基づき、前記汚泥改善手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記汚泥状態検出手段は、
    前記反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出部と、前記反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出部と、を備え、
    前記活性検出部は、
    前記反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定器を備え、
    前記制御手段は、
    前記汚泥量検出部により検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、前記活性検出部のガス量測定器により検出されたメタンガスの流量が所定値よりも小さい場合に、前記汚泥改善手段を制御し、
    前記汚泥改善手段は、
    前記反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備えることを特徴とする排水処理の制御システム。
  2. 反応槽に導入した排水を汚泥により処理するための処理条件を制御する排水処理の制御システムにおいて、
    前記反応槽内の汚泥の状態を検出する汚泥状態検出手段と、
    前記反応槽内の汚泥の状態を改善する汚泥改善手段と、
    前記汚泥状態検出手段により検出された情報に基づき、前記汚泥改善手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記汚泥状態検出手段は、
    前記反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出部と、前記反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出部と、を備え、
    前記活性検出部は、
    前記反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定器を備え、
    前記制御手段は、
    前記汚泥量検出部により検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、前記活性検出部のガス量測定器により検出されたメタンガスの流量の減少率が所定値よりも大きい場合に、前記汚泥改善手段を制御し、
    前記汚泥改善手段は、
    前記反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備えることを特徴とする排水処理の制御システム。
  3. 反応槽に導入した排水を汚泥により処理するための処理条件を制御する排水処理の制御方法において、
    前記反応槽内の汚泥の状態を検出する汚泥状態検出ステップと、
    前記反応槽内の汚泥の状態を汚泥改善手段によって改善する汚泥改善ステップと、
    前記汚泥状態検出ステップにより検出された情報に基づき、前記汚泥改善手段を制御する制御ステップと、を備え、
    前記汚泥状態検出ステップは、
    前記反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出ステップと、前記反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出ステップと、を備え、
    前記活性検出ステップは、
    前記反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定ステップを備え、
    前記制御ステップでは、
    前記汚泥量検出ステップにより検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、前記活性検出ステップのガス量測定ステップにより検出されたメタンガスの流量が所定値よりも小さい場合に、前記汚泥改善手段を制御し、
    前記汚泥改善手段は、
    前記反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備えることを特徴とする排水処理の制御方法。
  4. 反応槽に導入した排水を汚泥により処理するための処理条件を制御する排水処理の制御方法において、
    前記反応槽内の汚泥の状態を検出する汚泥状態検出ステップと、
    前記反応槽内の汚泥の状態を汚泥改善手段によって改善する汚泥改善ステップと、
    前記汚泥状態検出ステップにより検出された情報に基づき、前記汚泥改善手段を制御する制御ステップと、を備え、
    前記汚泥状態検出ステップは、
    前記反応槽内の汚泥の量を検出する汚泥量検出ステップと、前記反応槽内の汚泥の活性を検出する活性検出ステップと、を備え、
    前記活性検出ステップは、
    前記反応槽から排出されるメタンガスの流量を検出するガス量測定ステップを備え、
    前記制御ステップでは、
    前記汚泥量検出ステップにより検出された汚泥の量が所定値よりも大きく、前記活性検出ステップのガス量測定ステップにより検出されたメタンガスの流量の減少率が所定値よりも大きい場合に、前記汚泥改善手段を制御し、
    前記汚泥改善手段は、
    前記反応槽内の温度を調整する温度調整部と、反応槽内に投入される汚泥の栄養源の投入量を調整する投入量調整部と、のうち少なくとも1つを備えることを特徴とする排水処理の制御方法。
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