JPH1099507A - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機Info
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- JPH1099507A JPH1099507A JP8254767A JP25476796A JPH1099507A JP H1099507 A JPH1099507 A JP H1099507A JP 8254767 A JP8254767 A JP 8254767A JP 25476796 A JP25476796 A JP 25476796A JP H1099507 A JPH1099507 A JP H1099507A
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- Pinball Game Machines (AREA)
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Abstract
単にでき、組付け状態において透視窓を前枠に対し全開
状態に横開きし得るパチンコ遊技機を提供する。 【解決手段】 前枠Bにおけるセット面域20の左側縁
の上部には支持具57が取付けられ、下部には支持部1
11が設けられている。ガラス窓Dは開閉扉44と支持
枠65からなり、開閉扉44の左上隅部及び左下隅部に
設けた支軸61を前記支持具57の軸孔59a及び支持
部111の軸受けスリーブ112に嵌挿することによ
り、開閉扉44は外枠Aに対する前枠Bの開閉連結支点
と同一縦中心線上に整一されて横開き可能に組付けられ
る。又、開閉扉44の裏側には支持枠65が開閉着脱用
の支持手段73を介して傾動開放可能に組付けられ、こ
の支持枠65を受け具74の支軸75を支点として横開
き傾動させることにより、支持枠65内には板ガラス7
1が挿入セットされる。
Description
できる機内の遊技盤面内にパチンコ球を打込んでゲーム
を行うことができるパチンコ遊技機に関するものであ
る。
れるこの種の遊技機では、外枠の開口前面に、遊技領域
を構成した遊技盤、ガラス窓、上下の球受け皿、打球発
射装置、裏側の機構セット盤等の多くの遊技用構成部材
を設置した前枠が開閉及び着脱可能に組付けられて1台
単位とされている。そしてゲームホール内での実施にあ
たっては、一般に「島」と呼ばれている設置枠台に起立
状態で固定保持された外枠に対して、遊技盤を収容セッ
トした前枠全体が組付けられて遊技に供されている。こ
のような遊技機にあって、遊技盤の透視保護窓とされる
ガラス窓については、最も一般的な形態のものとして、
前枠の窓枠口内周囲に合せてビス止めセットされる金属
製縦長方形の窓枠(金枠ともいう)の内側に、金属製正
方形の扉枠が、その一側縁の縦支軸を連結して横開き形
態で組付けられており、この扉枠内に前後2枚のガラス
が挿入されて構成されている。なお、各メーカーの遊技
機に実施されるガラス窓は、サイズ等に多少の差異があ
っても基本的には同様に構成されており、窓枠は、扉枠
と上の球受け皿を取着セットした金属製横長方形のセッ
ト板とを開閉及び着脱可能に組付け得るサイズに成形さ
れて、パチンコ遊技機の組立て製造工程で前枠に取着さ
れ、一方ガラスはパチンコ遊技機の設置後に扉枠に挿入
される。
来の遊技機において、前枠に設置されるガラス窓につい
ては、外郭フレーム用の窓枠とガラス挿入用の扉枠とに
よる内外二重の金属製複合枠形態であるために、枠部材
の全体が重くなって複雑化する一方、扉枠のガラスが呈
する透視面が好適に広くできない面があった。しかも双
方の枠部材では、薄肉金属材を利用した高い剛性を奏す
る反面、常に露呈される金属表面(メッキ加工面)に
は、印刷やシール貼付等による装飾加工が施し難い。こ
のため現になされている前枠表面の装飾面と枠部材の金
属表面との双方において、色彩や図柄を含む装飾的な調
和が取れない面があり、遊技機全体のグレードアップを
図ることが難しい。また遊技機の製造工程におけるガラ
ス窓の設置にあたっては、組立てライン外の専用機(ビ
ス締め機)において、1台毎の前枠の窓枠口内周面に扉
枠付きの窓枠を正確に位置決めセットした後、同機の運
転により多数本のビス締めを行う工程が必要となり、そ
の作業にかなりの手間と熟練を要し、生産性の向上が図
り難い上、ビス締め不良による組付け不具を生じ易い問
題があった。
て、製造、取扱いの面からみた場合、枠部材である窓枠
と扉枠との個々の加工成形及び両枠部材の組付けに係る
作業にかなりの複雑な手間がかかり、コスト高となって
生産性の溢路ともなっていた。その上、窓枠及び扉枠は
互いに組み付けられた状態で一つの枠部材製品とされる
が、何分にも互いのサイズが異なる2重複合枠であるこ
とから、全体的に嵩張り、多くの枠部材製品を高く安全
に上積み(重ね積み)することができず、また好適に箱
詰め(梱包)することもできない。このため現実には、
枠部材製品を定数個単位で縛ったままの状態で取扱って
おり、保管にあたってはかなり広いスペースが必要とな
り、一方、移送(運送)にあたっては一度に多くを好適
に移送、積み降しすることができず、その取扱いに煩わ
しさがあった。このような状況にあって、近年に至って
は、装飾加工、前枠への組付け、取扱い及び保管等が容
易とされるフレームレス(窓枠なし)形態のガラス扉
(透視窓)が新たに希求されつつある。
べく提案されたものであって、前枠内部の遊技盤(ゲー
ム領域)を透視保護するための透視窓を簡素化すると共
に、前枠への組付け、取扱い、保管及び移送(運送)等
を簡易にし、さらには任意の装飾加工を容易に可能にし
て、前枠や球受け皿等に対する色彩的な調和ひいては遊
技機全体のグレードアップを図り得るようにしたパチン
コ遊技機を提供することを目的とするものである
所期の目的を達成するため、本願請求項1の発明に係る
パチンコ遊技機は、外枠の開口前面側に開閉及び着脱可
能に組付けられて正面内部に遊技盤をセットした前枠
と、この前枠の前面側に開閉可能に組付けられて遊技盤
を透視保護する透視窓とを有し、前記前枠では、外枠の
開口前面に適合する方形枠サイズに合成樹脂成形され
て、その正面内側に遊技盤より適宜広い方形の窓枠口を
成形すると共に、この窓枠口の開口前面の周囲に広くし
た透視窓用のセット面域を成形する一方、窓枠口の裏側
に合成樹脂成形された遊技盤セット用の保持枠を設置
し、前記透視窓では、前枠のセット面域に合せた方形サ
イズに合成樹脂成形されて窓口を開口した開閉扉と、窓
口より適宜広い外郭枠サイズに合成樹脂成形されて方形
状の透明板を挿入保持し得る支持枠とを備え、開閉扉の
裏側に支持枠を、透明板の挿入に必要な角度の傾動開放
を可能にした条件で組付けセットして構成し、前記前枠
と透視窓の開閉扉とを、セット面域の側縁上下部に配設
された適宜支持手段で連結して、前枠に対して透視窓を
横開き可能に組付け支持すると共に、セット面域に整合
収容状態で閉鎖セットし得るようにしたことを特徴とし
ている。
透明板を挿入保持し得る支持枠と、この支持枠を傾動開
放可能に組付けセットし得る開閉扉とから透視窓が構成
されると共に、この開閉扉については前枠における窓枠
口の周囲に広く成形されたセット面域に整合する大型サ
イズとされ、この開閉扉に対して遊技盤透視用の窓口が
開口形成される。また合成樹脂成形された開閉扉の表面
に対しては印刷やシール貼付等による装飾加工が可能と
なる。一方、透視窓の設置に際しては、ビス締め機など
特別な工具を用いなくても、セット面域の側縁上下部に
配設された適宜支持手段により前記開閉扉が前枠に対し
て連結される。また前枠におけるセット面域の前面側に
前記支持手段を介して透視窓の開閉連結支点が形成さ
れ、同支点を中心として透視窓は横開き可能に組付け支
持される。そして前記開閉扉を横開きに開放したもとで
開閉扉裏側の支持枠を傾動開放すれば、支持枠に対して
透明板が挿入可能とされ、透明板の挿入後に開閉扉をセ
ット面域に閉鎖セットすれば、透視窓の設置作業は完了
する。即ち、透明板は前枠に対する透視窓の設置の前後
を問わず何れの場合も可能とされ、設置前において未だ
支持枠に透明板が挿入されていない透視窓については、
前枠と別扱いの移送・保管が可能とされ、また上積み状
態や起立並列状態の何れでも無理なく保管等でき、一度
に多数枚を好適に梱包して移送、積み降しを楽に行い得
る。
の発明において、前記透視窓では、前記開閉扉の裏側に
組付けセットされる前記支持枠について、一方の側辺部
を開閉着脱用の適宜支持手段で連結支持する一方、反対
側の他辺部を適宜傾動規制手段で連結規制して必要角度
の後向き傾動開放を可能にし、この他辺部側に形成した
挿入部から支持枠内部の挿入溝に、透明板である板ガラ
ス又は2層ガラスを選択して挿入保持し得るように構成
したことを特徴としている。
前記請求項1の発明の作用に加え、透明板を挿入する際
に支持枠を傾動させると、その支持枠は適宜傾動規制手
段により挿入に必要な所定角度の傾動開放状態に保持さ
れる。そのため、支持枠内部の挿入溝に対して透明板を
より手早く確実に挿入し得る。
機につき、好適な実施形態を挙げて添付図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。尚、本実施形態では、前枠の
正面内部にパチンコ球用の遊技盤がセットされた一般的
なパチンコ機を主に示す。
成の概要として、図1及び図2に略示するように、機体
の外郭をなす縦長方形の外枠Aの開口前面側に、各種の
遊技用構成部材をセットする縦長方形の前枠Bが連結支
持手段及び施錠手段を利用して開閉及び着脱可能に組付
けられている。そしてこの前枠Bの前面側に、遊技盤C
の透視保護窓である後述のガラス窓Dと、上の球受け皿
Eとが個々の連結支持手段等を利用して共に横開き形態
で開閉可能に組み付け整合される一方、前枠Bの下部に
下の球受け皿F及び打球発射装置G等が装着セットさ
れ、また前枠Bの裏側に各種の球経路及び球処理・払出
部等を備えた機構セット盤Hがセットされている。なお
外枠Aは、合成樹脂成形された4本の枠部材の内、上枠
杆1及び左枠杆2を共通使用し、サイズの変更された右
枠杆3同士及び下枠杆4同士を交換使用して枠組み連結
することにより、一般に「関東枠」「関西枠」と呼称区
分されている2種の規格的サイズの縦長方形枠に構成変
更し得る形態のものを例示する。
前記前枠Bは、保持枠11を合せた全体が合成樹脂成形
されたもので、基本的には図1〜図3に示すように、外
枠Aの開口前面域に適合する外形サイズに成形されて内
側に正面縦長方形の窓枠口6を開口した枠体5と、この
枠体5の裏側に一体成形されて窓枠口6の正面内部に臨
むセット口12を開口した遊技盤用の保持枠11とが前
後に連設された内外二重枠形態とされている。そして枠
体5においては、窓枠口6の下部に下の球受け皿Fや打
球発射装置Gの打球部G2等を設置するための設置盤7
が成形されて、その中央部に賞球用の給出口8が開口さ
れ、また窓枠口6の上縁部及び右縁部に亘り電光装飾部
9を設置するための設置部10が成形されている(図3
参照)。一方、保持枠11においては、図2,3に示す
ごとく、窓枠口6の下部内側に位置する遊技補助盤13
が一体成形されており、この補助盤13の上端縁を基準
にして遊技盤用のセット口12が開口されている。そし
て遊技補助盤13には、アウト路14の他に、賞球用の
給出口15及び球回収路16等が成形されると共に、ス
ピーカ18を内蔵した球受けケース17及び発射レール
19がセットされている。
面側から出入れ(着脱)される遊技盤Cのセット面域及
び出入れ口ともされ、その下部開口面域内で上の球受け
皿Eを組付けセットし得るようになっている。そして図
2,3に示すように、窓枠口6の開口前面の3周縁(上
縁及び左右の側縁)を凹設して、後述のガラス窓Dを整
合収容し得るセット面域20が成形されている。一方、
前記保持枠11のセット口12の内周4箇所の隅部に成
形された遊技盤用の係合部21には、図示しないが回動
式の施錠具がセットされている(特願平3−15787
5号参照)。なお前枠Bの細部に至るその余の構造は、
図示程度に止めてその説明は省略する。
ついては、正面左側縁の上、下部に配設された開閉着脱
用の支持手段22,28と、右側縁に装着された施錠装
置36を利用して、左右方向の開閉及び上下方向の着脱
が可能に組付けられている。すなわち、図4,5に略示
するように、上の支持手段22では、外枠Aの左上隅角
部(上枠杆1と左枠杆2の連結部)に連結固定された支
持具23の座片24上の支軸25と、前枠Bの枠体5の
左上隅角部の前面に膨出成形された軸受ボス部26の支
孔27が嵌挿連結される。また下の支持手段28では、
外枠Aの下枠杆4の左上隅角部の前面に膨出成形された
支持ボス部29上の支軸30と、前枠Bの枠体5の左下
隅角部の前面に膨出成形された軸受ボス部31内の軸受
スリーブ32が嵌挿連結される。なお上下の支持手段2
2,28における連結支点中心は、パチンコ機の左側縁
前面を通る同一縦中心線上に整合されており、このもと
で前記軸受スリーブ32のフランジ部分33が、両枠
A,Bのスペーサ用の位置決め座とされて、下枠杆4上
面の受け座34と枠体5下面の支持座35の上下重合分
に整一されている(図1参照)。
この種遊技機に一般的に使用されている「ダブル錠型
式」と同等のものが例として前枠Bの枠体5の右側縁内
側に設置されており、基本的には図8,9に略示するよ
うに、共通の合鍵(図示せず)で解錠操作される錠機構
部37と、外枠Aに対する前枠Bの第1施錠機構部38
と、前枠Bに対するガラス窓Dの第2施錠機構部41と
を備えて、夫々の機構部38,41には錠機構部37の
時計方向、反時計方向への回動操作により解錠される昇
降施錠杆39,42が組付けられている。そして、外枠
Aに対する前枠Bの閉鎖整合状態において、第1施錠機
構部38の昇降施錠杆39の上下の掛止片40と、外枠
Aの右枠杆3の上下に配設された受け片43が係合する
ようになっている。
窓Dは、従来の金属製窓枠を省略した合成樹脂製の横開
き形態のものであって、形式としては、ガラス横入れ形
式のガラス窓(以下、「第1のガラス窓」という。)D
と、ガラス縦入れ形式のガラス窓(以下、「第2のガラ
ス窓」という。)Dが提案されると共に、双方が必要に
応じて交換(選択)使用可能とされている。そして何れ
の形式のガラス窓Dについても、その基本的な構成とし
て図10に示すように、前記セット面域20に整合する
方形状に構成されて中央部に窓口48を有する開閉扉4
4と、この開閉扉44の内側(窓口48の裏側)に着脱
及び傾動開放可能に組付けセットされる支持枠65とが
主体とされ、この支持枠65に方形の透明板である板ガ
ラス(2層ガラス形態を含む)71を挿入して、全体が
1つのフレームレス透視保護窓に構成されると共に、1
つの窓部材として容易に取扱い、保管、移送ができるよ
うになっている。そして、第1及び第2の各ガラス窓D
は、共に同様な支持・施錠技術を利用して、開閉及び着
脱が可能に組付けセットされるようになっている。
場合における具体的な構成を図5〜図16を参照して説
明する。まず開閉扉44では、外郭方形箱蓋状に成形さ
れた扉枠45の裏側に裏板46がビス等で結合されて、
適正な強度を有する軽量な2重枠に構成されている。そ
して扉枠45の前表面の装飾については、所要の色彩や
図柄等を印刷した樹脂製フィルム状の装飾膜47が、熱
転写加工又はインモールド加工に基づいてきれいに貼付
されている。また扉枠45の中央部に開口された窓口4
8については、前記遊技盤Cのゲーム領域に適する広さ
のほぼ円形状とされ、その内周囲の奥行方向に斜状(テ
ーパー状)のリブ49を成形してゲーム領域全体を好適
に見通し得るようになっている。その余の構成として、
窓口48の周囲に複数個のランプレンズ51が一体に膨
出成形されて、その裏側にランプ(例えば、LEDラン
プや豆球ランプ)52aを配置接続した基盤52がビス
着されて、ゲーム用の照明部50が構成されている(図
11参照)。また窓口48の水平部下方の前面に複数個
の係止突条53が配設されて、ゲームサービス用の案内
プレート54が着脱可能に差込み保持し得るようになっ
ている(図1,6,13参照)。なお、窓口48の水平
部両側には左右一対の確認窓48aが形成され、この確
認窓48aを通して遊技盤Cの前面下部に貼着された証
紙をガラス窓Dの表外側から目視できるようになってい
る(図1,10参照)。
好適とされる。このもとで、前述の装飾施工(装飾膜4
7の貼付)について、熱転写加工例では扉枠45の成形
後に、またインモールド加工例では扉枠45の成形時に
それぞれ行われるもので、窓口48のリブ49の表面及
び各ランプレンズ51の表面に亘って施してもよい。な
お、照明部50のランプレンズ51については、図12
に例示するように別成形された所要形状のランプレンズ
51Aを嵌着した形態としてもよい。ちなみにランプ5
2aの基盤52に接続される配線(図示しない)は、図
11に略示するように前枠B側の保持枠11の所要位置
に開口された口11aを通して遊技盤C裏側の基盤(図
示しない)に接続し得るようになっている。そして前記
案内プレート54は、透明な薄肉帯状の樹脂板の表面
に、当該パチンコ機のゲーム内容や遊技ホール内での営
業サービス内容を文字や記号等で表記したものを対象例
として、必要時に各係止突条53を利用して扉枠45の
下部前面にセットされる。また扉枠45の右側縁の中央
部に摘み55が形成されており(図8,9参照)、これ
を利用して解錠されたガラス窓(開閉扉44)Dを開放
し易くなっている。
については、正面左側縁の上下部に配設された開閉着脱
用の支持手段56,56と、右側縁に装設された施錠部
が利用される。すなわち、図4,5,7,14に例示す
るように、上の支持手段56では、枠体5の左上端部
(前記上の軸受ボス部26の直下方)の前面に固定され
た支持具57の下片58aの軸孔59aと、扉枠45の
左上隅部内に成形された軸筒部60の支軸61とが嵌挿
連結され、また下の支持手段56では、枠体5左中段部
に位置する支持部111の軸受スリーブ112と、扉枠
45の左下隅部内に成形された軸筒部60の支軸61と
が嵌挿連結されて、開閉扉44が左右への回動及び着脱
が可能に支持されている。また、施錠部では、図8,
9,10に例示するように、前記施錠装置36における
第2施錠機構部41の昇降施錠杆42に対して、扉枠4
5の右縁裏側の上下に固定された掛止片64を係脱可能
に係合して、開閉扉44が閉鎖状態で施錠されるように
なっている。
て、前記上、下の軸筒部60に挿通支持された夫々の支
軸61は、摘み62を利用して昇降変位し得ると共に、
扉枠45の裏側に形成された位置決め部63を利用し
て、連結支持位置と分離解放位置とに保持できる形態を
例示する(図7参照)。また前記支持具57は、コの字
形のものを例としてその上片58bの軸孔59bを、前
枠Bの上の軸受ボス部26の支孔27下面に整合して、
外枠Aの支持具23の支軸25を嵌挿し得る形態を例示
する(図5,7,21参照)。ちなみに図5中におい
て、支持具23の座片24下面と上の支軸61上端との
間隔hは、支持具23の支軸25と上の軸受ボス部26
の支孔27との嵌挿量より適宜大きく設定されている。
そして前記左中段の支持部111は、後述する下の球受
け皿Fの外郭体108の左上端に成形された例を示す。
される前記支持枠65では、図8,9に例示するガラス
横入れ形態にあって、前後2列の挿入溝67を有するレ
ール枠状に成形された上下及び左の枠杆66,66を直
角に枠組み連結すると共に、上下の枠杆66の右端部間
に補強用の支杆69を着脱可能に連結して、2列の挿入
溝67の右端を開放して挿入部67aを有する方形枠に
構成されており、挿入部67aから板ガラス71を挿入
セットし得るようになっている。各枠杆66,66及び
支杆69がなす開口面(ガラスの透視面)は、前記開閉
扉44の窓口48より適宜広く形成されており、支杆6
9は、上下の枠杆66,66に成形された支片部68に
対してビスで連結される例を示し、その両側の所要部分
にガラス抜止め用の爪部70が形成されている(図9,
16参照)。なお、このような支持枠65では、支杆6
9を一旦組外したもとで図9に例示するような2層ガラ
ス(外周の封入保持枠72aに2枚の板ガラス72bを
予め封入セットしたタイプ)72を挿入部67aから挿
入溝67に横入れし得るように構成してもよい。
組付けについては、左側の上下部に配設された開閉着脱
用の支持手段73と、右側下部に設置された傾動規制手
段78と、各位置に配置された施錠具84が利用され
る。すなわち夫々の支持手段73では、図7,8,9,
15に例示するように、扉枠45の左裏側に固定された
受け具74の支軸75と、支持枠65の左端に固定され
た支持具76の軸孔77とが嵌挿連結されて、支持枠6
5が前後への横開き傾動及び上下への着脱が可能に支持
されている。また傾動規制手段78では、支持枠65の
傾動案内及び開放規制を許容する形態として、図8,
9,16に例示するように、扉枠45の右裏側下部に固
定された支持具79の水平片80に、支持枠65の右下
端(下枠杆66の右端)に固定された掛け具82を載置
すると共に、支持具79の長孔81に掛け具82の係合
子83を嵌挿している。そして施錠具84では、図6,
10,15に例示するように、扉枠45の裏側各部に回
動可能に取着されて、その施錠片85を支持枠65の各
杆66,69に弾性的に係合し得るようになっている。
て、上、下の支持手段73は、板ガラス71又は2層ガ
ラス72を含む支持枠65全体の重量に充分耐えうる連
結支持構造とされている。また傾動規制手段78では、
支持枠65全体を安定した姿勢でガラスの横入れに必要
な角度を開放し得るように支持しており、支持具79の
長孔81を、支持手段73の支点からの半径に基づいて
形成している。そして各々の施錠具84は、図15に示
すような回動レバー形式のものにあって、角軸状の操作
具89に対する角孔86を有するタイプ又は操作用の摘
み87を有するタイプのものが例とされ、係合片85を
各杆66,69に形成した係合口88に突入係合し得る
ものであってもよい。
では、その開閉支点つまり外郭開閉体である開閉扉44
に係る上、下の支持手段56の支軸61が、ともにセッ
ト面域20の左側縁の外側に位置して前記外枠Aに対す
る前枠Bの開閉連結支点と同一縦中心線上に整一され
て、前枠Bと同様な横開き可能に組付けられている(図
5,7参照)。このもとで前枠Bのセット面域20内に
整合収容された状態で閉鎖施錠保持される一方、前枠B
に対して90度以上に開放して、窓枠口6を幅方向に全
開して正面内部の保持枠11並びに遊技盤Cを全面的に
露呈し得るようになっている。そしてこのガラス窓Dの
着脱については、開閉扉44の適宜開放位置状態(図7
参照)にあって、上、下の支軸61を、分離解錠、連結
支持の各位置に保持するだけの単純な操作により、手早
く楽に行い得る。また板ガラス71の挿入については、
適宜開放された開閉扉44に対する支持枠65の傾動開
放状態(図9参照)にあって、挿入部67aから2列の
挿入溝67に手早く楽に横入れし得る。
ついて説明する。このタイプのガラス窓Dでは、ガラス
の縦入れ形態であるものの、基本的には前述した第1の
ガラス窓Dの場合と同様に、前枠Bのセット面域20に
合せて組付けられる開閉扉44に支持枠65を組付けて
構成されている。そこで第2のガラス窓Dについては、
第1のガラス窓Dの開閉扉44の基本構成をそのまま共
通使用する前提にあって、開閉扉44の説明を援用し、
縦入れ用の支持枠65及び関連部分の具体的な構成を図
17〜20を参照して説明する。すなわち開閉扉44の
窓口48裏側に合せて組付けセットされる支持枠65で
は、2列の挿入溝67を有する左右及び下の枠杆66,
66を直角に枠組連結すると共に、左右の枠杆66の上
端部間に支杆69を着脱可能に横連結して、挿入部67
aを有する方形枠に構成されており、この挿入部67a
から板ガラス71又は2層ガラス72を挿入溝67にセ
ットし得るようになっている。なお、支杆69は、左右
の枠杆66の支片部68にビスにて連結される例を示
す。
組付けについては、両者44,65の左右下端に配設さ
れた開閉着脱用の支持手段91と、左右上部に配設され
た傾動規制手段95等が利用される。すなわち夫々の支
持手段91では、図17,18,19に例示するよう
に、扉枠45の裏側下部に固定された受け具92の軸受
部93と、支持枠65の下端(下枠杆66の各端)に突
出固定された支点軸94とを嵌合して、支持枠65が前
後への傾動及び上下への着脱が可能に支持されている。
また夫々の傾動規制手段95では、支持枠65の傾動
(開放)規制を図る形態として、図17,18,19に
例示するように、扉枠45の裏側中央部に固定された止
め具96の係合アーム97における係合口98と、支持
枠65の各側上部(左右の枠杆66の上部)に突出固定
された係合ピン100とを係脱可能に係合するようにな
っている。そして扉枠45の裏側各部に配置した施錠具
84の係合片85を、支持枠65の各杆66,69に弾
性的に係合して固定化保持し得るようになっている(図
17参照)。
て、左右の支持手段91は、板ガラス71又は2層ガラ
ス72を含む支持枠65全体の重量に充分耐えうる支持
構造とされている。また左右の傾動規制手段95は、支
持枠65全体を安定した姿勢でガラスの縦入れに必要な
開放角度に支持し得、係合アーム97を摘み99で回動
(傾動)し得るようになっている。そしてこの規制手段
95については、別例として図20に示すように、扉枠
45の裏側に固定された止め具96の係合ピン100
と、支持枠65の左右の枠杆66にピンで支持されたL
形状の係合アーム97の第1、第2係合口98a,98
bを夫々係合可能にして、支持枠65を正姿セット位置
と傾動開放位置とに規制し得るようにした形態例でもよ
い。なお支持枠65の支杆69は、図20に例示するよ
うに、左右の枠杆66の上端間に合せてビス連結される
タイプでもよく、これに対して施錠具84は、前例と同
様に係合片85を支杆69の係合口88に突入係合する
ものであってもよい。
ラス窓Dにおいても、前例の第1のガラス窓Dと同様な
開閉支点で組付けられて、保持枠11並びに遊技盤Cを
全面的に露呈し得、そして上、下の支持手段56の各支
軸61を各位置に保持するだけで、手早く楽に着脱し得
る。またガラスの挿入については、開放された開閉扉4
4に対する支持枠65の傾倒開放状態(図17参照)に
あって、2列の挿入溝67の開口上端の挿入部67aか
ら手早く楽に縦入れし得る。なお第1及び第2双方のガ
ラス窓Dにあっては、互いの交換使用を可能とすべく、
開閉扉44同士を共通の構成サイズとした前提におい
て、2枚の板ガラス71(2層ガラス72の場合を含
む)を正方形とする場合には、互いの支持枠65を同一
コ字外郭サイズの基本枠に構成することにより、横入れ
用横向きコの字枠と、縦入れ用縦向きコの字枠とに使用
変更可能となり、支持枠65を含めてガラス窓の構成の
共通化を図ることができる。
示すように、ガラス窓Dを組付けた前枠Bの窓枠口6の
下方面域に開閉及び着脱が可能に組み付けられている。
この球受け皿Eは、それ自体が合成樹脂成形された複数
の構成部材を組付けてユニット化されて、その裏側に薄
肉金属製で横長方形のセット板102が取着されてお
り、そして皿本体101の左側部が横開き用の連結支持
手段により回動及び着脱可能に支持され、またセット板
102の右側裏面に取着された掛け具(図示しない)
が、窓枠口6の右下内側に設置された施錠具103に係
脱可能に係合できるようになっている。なお球受け皿E
の連結手段については、図1及び図3に示すように、枠
体5の設置盤7の左前面に固定された支持具104の支
軸105と、開閉板である前記セット板102の左前面
に固定された掛止筒具106とが嵌挿連結された形態例
を示す。
が横長矩形を、平面が両端斜状の台形を呈する外郭形状
のものとされており、そして同皿Eには、前記賞球用の
給出口15や球回収路16に対する連絡部107の他
に、球受け部、球送り部、球抜き部等が成形され、また
セット板102は、その上端縁が前記ガラス窓Dの下端
縁、つまり開閉扉44の扉枠45の下縁内側と噛合状態
で水平に整合して、外部から内部への異物(針金等)の
侵入を防止し得るようになっている(図6参照)。ちな
みに球受け皿Eは、前記支持具104の支軸105を基
点として前枠Bに対して約90度位で全開状態とされて
いる。
Bの枠体5の設置盤7前面に合せて設置されている。こ
の球受け皿Fは、前述した上の球受け皿Eの載置台を兼
用するタイプとして図1,2に示すように、上、下面を
水平状にして枠体5と同幅にした平面台形状の外郭体1
08に、複数の構成部材を組付けてユニット化されてお
り、外郭体108の下面を枠体5の下端縁より少し高く
し、外郭体108の上面を窓枠口6の下縁より適宜高く
した位置に合せて固定されている。そして外郭体108
の内側に賞球用の受け部109及び前記機構セット盤H
の賞球排出路側に連通される給出口110等が成形され
ており、また外郭体108の左側上端に前記ガラス窓D
に係る支持部111が一体に成形されている。なお外郭
体108の右側斜部に前記打球発射装置Gの操作ハンド
ル部G1がセットされ、また外郭体108の左部上面に
前記上球受け皿Eに係る支持具104の支軸105が垂
立に突出されている。
用について説明する。さて、前述のように構成されたパ
チンコ機では外枠Aに対する前枠Bに、前述したガラス
窓D、上下の球受け皿E,F、打球発射装置G、遊技盤
C、機構セット盤Hおよび各種の付属部品等の遊技用構
成部材がセットされて1台単位に構成される。そしてゲ
ームホール内の設置枠台に所定の傾き起立姿勢で配置さ
れた外枠Aに、前述の前枠B全体が組付けられることに
より、在来のパチンコ機と同様な縦型弾球遊技機として
遊技に供し得る。このもとで通常の打球発射操作を行う
ことにより、上の球受け皿E内の遊技球を1球ずつ発射
レール19に送り込むと共に、打球杆59で打出して遊
技盤C内でパチンコゲームを展開することができる。
枠Bに対するガラス窓Dの組付け並びに実施状況につい
て、以下に説明する。先ず、第1のガラス窓D(ガラス
横入れ形式のもの)を採用した場合について説明する。
このガラス窓Dにおいては、開閉扉44を図2,7に示
すような前枠Bに対する開放状態の向きにして、その左
上隅部及び左下隅部を前枠Bにおける枠体5の左上端部
に固定された支持具57及び左中段部に位置する支持部
111にそれぞれ整合させる。そして図7に示すよう
に、扉枠45における左上隅部の支軸61を下方の分解
開放位置から上方の連結支持位置に上昇変位させて支持
具57における下片58aの軸孔59aへ嵌挿する一
方、左下隅部の支軸61を上方の分解開放位置から下方
の連結支持位置に下降変位させて支持部111の軸受ス
リーブ112に嵌挿する。これにより、図5に示すよう
に、開閉扉44はその開閉連結支点がセット面域20よ
りも前方域において外枠Aに対する前枠Bの開閉連結支
点と同一縦中心線上に整一されて横開き可能に組付けさ
れる。
前枠Bに対し開放状態としたもとで、支持枠65におけ
る上下の支持具76を扉枠45裏側の上下の受け具74
に上方側からそれぞれ整合させる。そして、図7に示す
ように、前記各受け具74の支軸75に各支持具76の
軸孔77を嵌挿することにより、支持枠65は開閉扉4
4の裏側において前後への横開き傾動可能に組付けされ
る。その後、前記支持枠65を図9に示すように、開閉
扉44の裏側において支軸75を支点として後方側へ傾
動開放し、掛け具82の係合子83を支持具79におけ
る長孔81の後端縁に係合させることにより、支持枠6
5は扉枠45に対してガラス挿入に必要な適宜の傾動開
放角度をもって横開き状態に保持される。
aから2層ガラス72(板ガラス71でもよい。)を挿
入溝67に挿入セットし、その後、図9及び図16に示
すように、ガラス抜止め用の爪部70が形成された支杆
69を上下の枠杆66,66の支片部68にビスで連結
する。そして前記支持枠65を扉枠45に重合するよう
に復帰回動させて扉枠45の各施錠具84を回動操作す
ると、施錠具84における各施錠片85が支持枠65の
各杆66,69に弾性係合して支持枠65は開閉扉44
の裏側に閉鎖セットされる。その後、開閉扉44を後方
側へ復帰回動させると、ガラス窓Dは前枠Bのセット面
域20に整合収容され、第2施錠機構部41の昇降施錠
杆42に扉枠45の掛止片64を係合することにより、
ガラス窓Dは前枠Bのセット面域20に整合収容状態で
閉鎖セットされる。なお、支持枠65の挿入溝67に対
する2層ガラス72(板ガラス71でもよい。)の挿入
セット作業は、支持枠65を開閉扉44に組付けセット
する前に行ってもよい。
式のもの)を採用した場合について説明すると、このガ
ラス窓Dにおいても、開閉扉44は、前記第1のガラス
窓Dの場合と同様に横開き可能に組付けされる。そし
て、この第2のガラス窓Dにおいては、その組付けた開
閉扉44を前枠Bに対する開放状態としたもとで、扉枠
45裏側下部の受け具92に支持枠65の左右両下端か
ら突出する支点軸94を上方側から整合させる。そし
て、図17に示すように、前記受け具92の軸受部93
に前記支点軸94を嵌合することにより、支持枠65は
開閉扉44の裏側において前後への縦開き傾動可能に組
付けされる。
示すように、開閉扉44の裏側において支点軸94を支
点として後方側へ傾動開放し、止め具96の係合アーム
97における係合口98を支持枠65から突出する係合
ピン100に係合することにより、支持枠65は扉枠4
5に対してガラス挿入に必要な適宜の傾動開放角度をも
って縦開き状態に保持される。そして、このもとで、前
記第1のガラス窓Dの場合と同様に、板ガラス71又は
2層ガラス72を支持枠65の挿入溝67に挿入セット
し、その後、前記支持枠65を扉枠45に重合するよう
に復帰回動させて扉枠45の各施錠具84を回動操作す
ることにより、支持枠65は開閉扉44の裏側に閉鎖セ
ットされる。そして、以後は第1のガラス窓Dの場合と
同様に、閉扉44を後方側へ復帰回動させて施錠操作を
すると、ガラス窓Dは前枠Bのセット面域20に整合収
容状態で閉鎖セットされる。
ラス窓Dにおいては、開閉扉44と支持枠65とを予め
組付けたもとで取扱い得ると共に前枠B側に設置でき
る。また夫々のガラス窓Dの取外しにあたっては、前枠
Bに対する開放状態の位置において、前枠Bにおける支
持具57の軸孔59a及び支持部111の軸受スリーブ
112に対してそれぞれ嵌挿された扉枠45の各支軸6
1を、それぞれの連結支持位置から分解開放位置へ昇降
変位させる。これにより、前枠Bに対する開閉扉44の
連結が解除されてガラス窓Dは簡単に取外しが可能とさ
れる。
おいては、ガラス窓Dを構成する開閉扉44と支持枠6
5とが共に合成樹脂成形されているので、ガラス窓D全
体の軽量化を図ることができると共に、フレームレス
(窓枠なし)形態の前提にあって透明樹脂からなる開閉
扉44が前枠Bのセット面域20に整合する大型サイズ
に成形されているので、遊技盤C透視用の窓口48を大
きく確保することができる。また合成樹脂からなる開閉
扉44の扉枠45表面には装飾膜47の貼付等により簡
単に装飾加工を施すことができるので、前枠Bや遊技盤
Cとの色彩や図柄を含む装飾的な調和を取って遊技機全
体のグレードアップを図ることができる。
ついては、開閉着脱用の支持手段56,56を利用し
て、前枠B側の支持具57及び支持部111に開閉扉4
4側の支軸61をそれぞれ所定の位置、条件で連結する
だけで組付け得るので、パチンコ機の製造ライン部以外
の別部所においても、ビス締め機など特別な道具を必要
とせずに手早く簡単に組付け、組外すことができる。さ
らに開閉扉44に対する支持枠65の組付けについても
支持手段73,91を利用して組付け、組外しを簡単に
行うことができると共に、支持枠65における支杆69
の位置を、開閉扉44の裏面側から見て左側に設定して
組付ければ、ガラス横入れ形式の第1のガラス窓Dに構
成し得る一方、同支杆69の位置を上側に設定して組付
ければ、ガラス縦入れ形式の第2のガラス窓Dに構成す
ることができ、単一規格の支持枠65を2種類の形態に
選択使用することができる。
又は2層ガラス72の挿入セットに際しては、開閉扉4
4を横開き開放状態にしたもとで支持枠65を後向きに
傾動開放することにより挿入部67aをガラス挿入作業
をし易い位置に変位させられるので、挿入溝67に対す
る板ガラス71等の挿入作業を簡単に行うことができ
る。しかも、傾動規制手段78,95により支持枠65
全体がガラス挿入に適した傾動開放角度に安定保持され
るので、ガラス挿入セット作業をより確実に手早く行う
ことができる。
は、開閉扉44及びガラス挿入前の支持枠65につい
て、互いに組付けることにより1つの窓部材として容易
に取扱い、保管、移送ができると共に、両者44,65
の組付け前には、それぞれの製品毎に嵩張りなく揃えて
積み重ねできるため、好適に箱詰め(梱包)して一度に
多くを容易に移送、積み降しでき、保管に際しても小さ
なスペースで済み、取扱い及び保管等を簡便に行うこと
ができる。
対する横開き可能な組付け状態にあって、その開閉連結
支点がセット面域20よりも前方域において外枠Aに対
する前枠Bの開閉連結支点と同一縦中心線上に整一され
ているので、ガラス窓Dを前枠Bに対して90度以上に
開放することができる。従って、ガラス窓Dを前枠Bに
おける窓枠口6の幅方向に全開して正面内部の保持枠1
1並びに遊技盤Cを全面的に露呈させることにより、遊
技機の点検、修理作業を手早く楽に行うことができる。
施することも可能である。すなわち、本発明の対象とす
るパチンコ遊技機は、パチンコ機の他に、アレンジボー
ル機(パチンコ球使用式の図柄組合せ遊技機)も含み、
前枠Bに組付けられるガラス窓Dは、前述した第1及び
第2の何れのガラス窓Dについても好適に実施し得、ま
た交換使用できる。そして夫々のガラス窓Dの支持手段
56については、前述した形式以外も推奨される。例え
ば、図21に略示するように、外枠Aの支持具23の支
軸25を中空軸とした場合には、外枠Aに対する前枠B
の組付け(連結)後において、上の支軸61の上端を、
支持具57の軸孔59aから支軸25の軸孔25aに挿
入できるようにしてもよい(同図中2点鎖線参照)。ま
た上、下の支持手段56の形態については、図22に例
示するようなバネ付き支軸形態、つまり軸筒部121の
孔121a内に嵌挿される大径部122aと小径の支点
部122b及び支杆部122cを有する支軸122をバ
ネ123で付勢し、支点部122bをL字状の支点具1
24の軸孔124aに嵌挿する一方、支杆部122c外
端に連結した摘み122dを軸筒部121に係止する形
態でもよい。勿論、ねじ式交換形態を利用してもよい。
そして施錠部及び支持枠65の支持連結部分について
は、図示以外の形態も好適に使用し得る。
レス形態の透視窓を合成樹脂成形により構成できるので
透視窓全体の軽量化を図り得ると共に、透明板が呈する
透視面を広く確保でき、さらには開閉扉の表面に装飾加
工を施して前枠表面等の装飾との調和を取って遊技機全
体のグレードアップを図ることができる。また前枠に対
する透視窓の組付け、組外し、並びに開閉扉に対する支
持枠の組付け、組外しを特別な道具を不要にして簡単に
行い得ると共に、開閉扉に対して支持枠を傾動開放する
ことにより透明板の挿入セット作業を手早く簡単に楽に
行うことができる。しかも、透視窓の取扱いについては
透明板の挿入セット前において嵩張りなく積み重ねでき
るため、好適に箱詰め(梱包)して移送、保管等を容易
に行うことができる。さらに、前枠に対する組付け状態
において透視窓を全開状態に横開きすることもできるの
で、遊技盤の点検修理等のメンテナンスを容易に行うこ
とができる。
求項1の発明の効果に加え、支持枠を開閉扉に対して傾
動規制手段によりガラス挿入に適した傾動開放角度に安
定保持し得るので、透明板の挿入セット作業をより手早
く確実に行うことができる。
する正面図。
略示する斜視図。
分を示す斜視図。
す正面図。
図。
連結支持部等を示す一部省略側断面図。
面図。
連結支持部等を示す一部省略平断面図。
面図。
す平断面図。
る連結支持部を分解して例示する斜視図。
施錠部を分解して例示する斜視図。
部及び傾動規制部を分解して例示する斜視図。
態を示す側断面図。
を分解して例示する斜視図。
側面図。
別例を一部破断して分解状態で例示する正面図。
例を一部破断して例示する正面図。
44…開閉扉、48…窓口、 56…支持手段、 6
5…支持枠、 67…挿入溝、67a…挿入部、
71,72…透明板としての板ガラス,2層ガラス、7
3,91…支持手段、 78,95…傾動規制手段、A
…外枠、 B…前枠、 C…遊技盤、 D…透視窓とし
てのガラス窓。
Claims (2)
- 【請求項1】 外枠(A)の開口前面側に開閉及び着脱
可能に組付けられて正面内部に遊技盤(C)をセットし
た前枠(B)と、この前枠(B)の前面側に開閉可能に
組付けられて遊技盤(C)を透視保護する透視窓(D)
とを有し、 前記前枠(B)では、外枠(A)の開口前面に適合する
方形枠サイズに合成樹脂成形されて、その正面内側に遊
技盤(C)より適宜広い方形の窓枠口(6)を成形する
と共に、この窓枠口(6)の開口前面の周囲に広くした
透視窓用のセット面域(20)を成形する一方、窓枠口
(6)の裏側に合成樹脂成形された遊技盤セット用の保
持枠(11)を設置し、 前記透視窓(D)では、前枠(B)のセット面域(2
0)に合せた方形サイズに合成樹脂成形されて窓口(4
8)を開口した開閉扉(44)と、窓口(48)より適
宜広い外郭枠サイズに合成樹脂成形されて方形状の透明
板(71,72)を挿入保持し得る支持枠(65)とを
備え、開閉扉(44)の裏側に支持枠(65)を、透明
板(71,72)の挿入に必要な角度の傾動開放を可能
にした条件で組付けセットして構成し、 前記前枠(B)と透視窓(D)の開閉扉(44)とを、
セット面域(20)の側縁上下部に配設された適宜支持
手段(56)で連結して、前枠(B)に対して透視窓
(D)を横開き可能に組付け支持すると共に、セット面
域(20)に整合収容状態で閉鎖セットし得るようにし
たことを特徴とするパチンコ遊技機。 - 【請求項2】 前記透視窓(D)では、前記開閉扉(4
4)の裏側に組付けセットされる前記支持枠(65)に
ついて、一方の側辺部を開閉着脱用の適宜支持手段(7
3,91)で連結支持する一方、反対側の他辺部を適宜
傾動規制手段(78,95)で連結規制して必要角度の
後向き傾動開放を可能にし、この他辺部側に形成した挿
入部(67a)から支持枠(65)内部の挿入溝(6
7)に、透明板である板ガラス(71)又は2層ガラス
(72)を選択して挿入保持し得るように構成した請求
項1に記載のパチンコ遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25476796A JP3729574B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25476796A JP3729574B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | パチンコ遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000330499A Division JP3635023B2 (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | パチンコ遊技機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1099507A true JPH1099507A (ja) | 1998-04-21 |
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Family
ID=17269606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25476796A Expired - Lifetime JP3729574B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | パチンコ遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3729574B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002035348A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-05 | Newgin Corp | パチンコ遊技機 |
JP2002035344A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-05 | Newgin Corp | パチンコ遊技機 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP25476796A patent/JP3729574B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002035348A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-05 | Newgin Corp | パチンコ遊技機 |
JP2002035344A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-05 | Newgin Corp | パチンコ遊技機 |
JP4610701B2 (ja) * | 2000-07-21 | 2011-01-12 | 株式会社ニューギン | パチンコ遊技機 |
JP4641335B2 (ja) * | 2000-07-21 | 2011-03-02 | 株式会社ニューギン | パチンコ遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3729574B2 (ja) | 2005-12-21 |
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