JPH1098476A - インターネットワーク装置 - Google Patents
インターネットワーク装置Info
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- JPH1098476A JPH1098476A JP25270096A JP25270096A JPH1098476A JP H1098476 A JPH1098476 A JP H1098476A JP 25270096 A JP25270096 A JP 25270096A JP 25270096 A JP25270096 A JP 25270096A JP H1098476 A JPH1098476 A JP H1098476A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】帯域共用型のＡＴＭ ＰＶＣサービスを提供す
る網を利用してセンタ局と複数の支局間に設置されたＡ
ＴＭルータをセンタ局で集線したネットワーク構成にお
いて、時間帯毎に決めた優先度の高いＰＶＣについて、
網のセル廃棄を回避して、十分な帯域を確保する。 【解決手段】帯域共用型のＡＴＭ ＰＶＣサービスを提
供する網を利用してセンタ局と複数の支局間に設置され
たＡＴＭルータをセンタ局で集線したネットワーク構成
において、時間帯毎に各ＰＶＣの優先度を与えておき、
優先度の高いＰＶＣについての帯域確保とセル廃棄防止
を優先して行うこと及び支局からの優先度変更にも対応
可能とする。
る網を利用してセンタ局と複数の支局間に設置されたＡ
ＴＭルータをセンタ局で集線したネットワーク構成にお
いて、時間帯毎に決めた優先度の高いＰＶＣについて、
網のセル廃棄を回避して、十分な帯域を確保する。 【解決手段】帯域共用型のＡＴＭ ＰＶＣサービスを提
供する網を利用してセンタ局と複数の支局間に設置され
たＡＴＭルータをセンタ局で集線したネットワーク構成
において、時間帯毎に各ＰＶＣの優先度を与えておき、
優先度の高いＰＶＣについての帯域確保とセル廃棄防止
を優先して行うこと及び支局からの優先度変更にも対応
可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯域共用型のＡＴ
Ｍ ＰＶＣサービスを提供する網を利用して通信を行う
ＡＴＭルータ等のインターネットワーク装置の帯域確保
方式に関する。
Ｍ ＰＶＣサービスを提供する網を利用して通信を行う
ＡＴＭルータ等のインターネットワーク装置の帯域確保
方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の帯域確保方式は、特開平７−１５
４４３０号公報に記載のように送信データ量に応じた適
正な帯域でデータ通信を行えるように網に対してトラフ
ィック特性を申告することにより実現するが、これを、
帯域共用型のＡＴＭ ＰＶＣサービスを提供する網を利
用してセンタ局と複数の支局間に設置されたＡＴＭルー
タをセンタ局で集線したネットワーク構成において利用
する場合においては、帯域割り当てが固定のため網に対
してトラフィック特性をダイナミックに申告する代わり
に、ＡＴＭルータ側で送信データ量に応じた帯域確保の
ための優先制御テーブルを作成して制御に利用すること
ができる。しかしながら、複数のＰＶＣで同等の送信デ
ータ量が発生する場合は、複数のＰＶＣが平等のため、
特定のＰＶＣの帯域確保とセル廃棄防止を優先すること
ができない。また、特定の運用に対して優先度を上げる
ことができない。
４４３０号公報に記載のように送信データ量に応じた適
正な帯域でデータ通信を行えるように網に対してトラフ
ィック特性を申告することにより実現するが、これを、
帯域共用型のＡＴＭ ＰＶＣサービスを提供する網を利
用してセンタ局と複数の支局間に設置されたＡＴＭルー
タをセンタ局で集線したネットワーク構成において利用
する場合においては、帯域割り当てが固定のため網に対
してトラフィック特性をダイナミックに申告する代わり
に、ＡＴＭルータ側で送信データ量に応じた帯域確保の
ための優先制御テーブルを作成して制御に利用すること
ができる。しかしながら、複数のＰＶＣで同等の送信デ
ータ量が発生する場合は、複数のＰＶＣが平等のため、
特定のＰＶＣの帯域確保とセル廃棄防止を優先すること
ができない。また、特定の運用に対して優先度を上げる
ことができない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式において
は、送信データ量に着目するため、特定のＰＶＣの帯域
確保とセル廃棄防止を優先することができない。
は、送信データ量に着目するため、特定のＰＶＣの帯域
確保とセル廃棄防止を優先することができない。
【０００４】本発明の目的は、帯域共用型のＡＴＭ Ｐ
ＶＣサービスを提供する網を利用してセンタ局と複数の
支局間に設置されたＡＴＭルータをセンタ局で集線した
ネットワーク構成において、時間帯毎に決めた各ＰＶＣ
の優先度に従って、優先度の高いＰＶＣについての帯域
確保とセル廃棄防止を優先することである。
ＶＣサービスを提供する網を利用してセンタ局と複数の
支局間に設置されたＡＴＭルータをセンタ局で集線した
ネットワーク構成において、時間帯毎に決めた各ＰＶＣ
の優先度に従って、優先度の高いＰＶＣについての帯域
確保とセル廃棄防止を優先することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、センタ局側ＡＴＭルータに優先的に帯域確保するＰ
ＶＣを決定するための優先制御テーブルを設け、全支局
宛ＰＶＣについて時間帯毎に優先順位付けをした優先度
情報テーブルを構成定義情報として作成しておき、時計
機能によって当該時間帯に対応する優先度情報テーブル
を参照して優先制御テーブルを更新する手段と、管理し
ている優先制御テーブルの更新時に支局側ＡＴＭルータ
に対し当該ＰＶＣの優先度情報を通知する手段と支局側
ＡＴＭルータからの優先度情報の問い合わせに応答する
手段と、センタ局から支局方向あるいは支局からセンタ
局方向のＰＶＣ毎のセル廃棄ないし網輻輳の有無を検出
する手段とＰＶＣ毎のセル廃棄ないし網輻輳障害検出時
に優先制御テーブルにおいて当該ＰＶＣより低優先度の
ＰＶＣの送信レート情報を優先的に下げてから当該ＰＶ
Ｃの送信レート情報を下げ、障害回復時には当該ＰＶＣ
より高優先度のＰＶＣの送信レート情報を優先的に回復
してから当該ＰＶＣの送信レート情報を回復する手段及
びそれを支局側ＡＴＭルータに通知する手段と、支局側
ＡＴＭルータにセンタ局側ＡＴＭルータの管理する当該
ＰＶＣの優先度情報を入手する手段を設け、センタ局及
び支局のＡＴＭルータには優先制御テーブルないし入手
した優先度情報に基づいて送信レート情報を設定及び再
設定する手段を設ける。
め、センタ局側ＡＴＭルータに優先的に帯域確保するＰ
ＶＣを決定するための優先制御テーブルを設け、全支局
宛ＰＶＣについて時間帯毎に優先順位付けをした優先度
情報テーブルを構成定義情報として作成しておき、時計
機能によって当該時間帯に対応する優先度情報テーブル
を参照して優先制御テーブルを更新する手段と、管理し
ている優先制御テーブルの更新時に支局側ＡＴＭルータ
に対し当該ＰＶＣの優先度情報を通知する手段と支局側
ＡＴＭルータからの優先度情報の問い合わせに応答する
手段と、センタ局から支局方向あるいは支局からセンタ
局方向のＰＶＣ毎のセル廃棄ないし網輻輳の有無を検出
する手段とＰＶＣ毎のセル廃棄ないし網輻輳障害検出時
に優先制御テーブルにおいて当該ＰＶＣより低優先度の
ＰＶＣの送信レート情報を優先的に下げてから当該ＰＶ
Ｃの送信レート情報を下げ、障害回復時には当該ＰＶＣ
より高優先度のＰＶＣの送信レート情報を優先的に回復
してから当該ＰＶＣの送信レート情報を回復する手段及
びそれを支局側ＡＴＭルータに通知する手段と、支局側
ＡＴＭルータにセンタ局側ＡＴＭルータの管理する当該
ＰＶＣの優先度情報を入手する手段を設け、センタ局及
び支局のＡＴＭルータには優先制御テーブルないし入手
した優先度情報に基づいて送信レート情報を設定及び再
設定する手段を設ける。
【０００６】上記手段に加え、さらにセンタ局側ＡＴＭ
ルータの優先制御テーブルに関して、支局側ＡＴＭルー
タからの優先度変更要求に対する受け入れ可否条件を構
成定義情報で与え、優先度変更要求を受け入れる場合、
優先制御テーブルを一時的に変更し、支局側ＡＴＭルー
タに対し優先度変更要求許可を応答し、かつ、その状態
を一定期間維持する手段を設け、支局側ＡＴＭルータに
は優先度変更要求送信条件を構成定義情報で与え、与え
られた条件を契機として優先度変更要求を送信する手段
とセンタ局からの優先度変更要求許可応答などにより当
該ＰＶＣの優先度変更に応じた送信レートの再設定する
手段を設ける。
ルータの優先制御テーブルに関して、支局側ＡＴＭルー
タからの優先度変更要求に対する受け入れ可否条件を構
成定義情報で与え、優先度変更要求を受け入れる場合、
優先制御テーブルを一時的に変更し、支局側ＡＴＭルー
タに対し優先度変更要求許可を応答し、かつ、その状態
を一定期間維持する手段を設け、支局側ＡＴＭルータに
は優先度変更要求送信条件を構成定義情報で与え、与え
られた条件を契機として優先度変更要求を送信する手段
とセンタ局からの優先度変更要求許可応答などにより当
該ＰＶＣの優先度変更に応じた送信レートの再設定する
手段を設ける。
【０００７】また、センタ局側ＡＴＭルータの管理する
優先制御テーブルに基づいてセンタ局側ＡＴＭルータか
ら支局側ＡＴＭルータ方向のセルのＣＬＰビットを優先
度の高いＰＶＣでは０に、優先度の低いＰＶＣでは１に
設定することで、センタ局側ＡＴＭルータから支局側Ａ
ＴＭルータへ当該ＰＶＣの優先度情報を通知する手段と
し、支局側ＡＴＭルータは、受領した優先度情報、すな
わち、ＣＬＰビットを支局側からセンタ局側へ送信する
セルに設定する手段を設ける。
優先制御テーブルに基づいてセンタ局側ＡＴＭルータか
ら支局側ＡＴＭルータ方向のセルのＣＬＰビットを優先
度の高いＰＶＣでは０に、優先度の低いＰＶＣでは１に
設定することで、センタ局側ＡＴＭルータから支局側Ａ
ＴＭルータへ当該ＰＶＣの優先度情報を通知する手段と
し、支局側ＡＴＭルータは、受領した優先度情報、すな
わち、ＣＬＰビットを支局側からセンタ局側へ送信する
セルに設定する手段を設ける。
【０００８】これにより、網輻輳時に網がＣＬＰビット
＝１のセルを優先的に廃棄することを期待することがで
きる。
＝１のセルを優先的に廃棄することを期待することがで
きる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【００１０】図１に本発明を適用するＡＴＭネットワー
ク構成の一例を示す。このＡＴＭネットワークは、１個
のＡＴＭ網１０４を中心として、ＡＴＭインタフェース
を持つ３個のＡＴＭルータ１０１、ＡＴＭルータ１０
２、ＡＴＭルータ１０３を相互接続した例である。１１
１、１１２、１１３はそれぞれ各ＡＴＭルータからＡＴ
Ｍ網１０４への物理的接続を示す。ＰＶＣ１２１、ＰＶ
Ｃ１２２はＡＴＭルータ１０１、ＡＴＭルータ１０２、
ＡＴＭルータ１０３間に設定するヴァーチャルコネクシ
ョンを示す。
ク構成の一例を示す。このＡＴＭネットワークは、１個
のＡＴＭ網１０４を中心として、ＡＴＭインタフェース
を持つ３個のＡＴＭルータ１０１、ＡＴＭルータ１０
２、ＡＴＭルータ１０３を相互接続した例である。１１
１、１１２、１１３はそれぞれ各ＡＴＭルータからＡＴ
Ｍ網１０４への物理的接続を示す。ＰＶＣ１２１、ＰＶ
Ｃ１２２はＡＴＭルータ１０１、ＡＴＭルータ１０２、
ＡＴＭルータ１０３間に設定するヴァーチャルコネクシ
ョンを示す。
【００１１】図２に本発明を適用する装置の一例とし
て、ＡＴＭ接続アダプタ（以下、ＡＴＭＡと略記する）
２０２を示す。ＡＴＭＡ２０２は請求項１で説明したＡ
ＴＭルータ１０１に内蔵され、そのＣＰＵ２０１とＣＰ
Ｕ−ＡＴＭアダプタ接続バス２０３を介して接続する。
また、ＡＴＭＡ２０２はＡＴＭ網１０４と接続し、同じ
くＡＴＭ網１０４に接続する他のＡＴＭルータと通信す
る。さらに、ＡＴＭＡ２０２はＬＡＮ接続アダプタ２０
４でＬＡＮ２０５と接続し、同じくＬＡＮ２０５に接続
するホストコンピュータ、サーバ、端末、ルーティング
及びブリッジング機能を持つネットワーク中継装置と通
信する。
て、ＡＴＭ接続アダプタ（以下、ＡＴＭＡと略記する）
２０２を示す。ＡＴＭＡ２０２は請求項１で説明したＡ
ＴＭルータ１０１に内蔵され、そのＣＰＵ２０１とＣＰ
Ｕ−ＡＴＭアダプタ接続バス２０３を介して接続する。
また、ＡＴＭＡ２０２はＡＴＭ網１０４と接続し、同じ
くＡＴＭ網１０４に接続する他のＡＴＭルータと通信す
る。さらに、ＡＴＭＡ２０２はＬＡＮ接続アダプタ２０
４でＬＡＮ２０５と接続し、同じくＬＡＮ２０５に接続
するホストコンピュータ、サーバ、端末、ルーティング
及びブリッジング機能を持つネットワーク中継装置と通
信する。
【００１２】ＡＴＭＡ２０２を構成する各機能を説明す
る。ＡＴＭＡ２０２はバスインタフェースコントローラ
（以下、ＢＣＴＬと略記する）２１１、ＡＴＭインタフ
ェースコントローラ（以下、ＡＣＴＬと略記する）２１
５、ＡＴＭアダプタ制御プロセッサ（以下、ＡＤＰと略
記する）２１３、共有メモリ２１４、タイマ２１２から
構成される。ＢＣＴＬ２１１は、ＣＰＵ２０１からの制
御パケット及びデータパケットを共有メモリ２１４に格
納し、ＡＤＰ２１３に報告する。また、ＡＤＰ２１３か
ら指示されたデータパケット及び制御パケットを共有メ
モリ２１４内から読み出し、ＣＰＵ２０１に対して転送
する。ＡＣＴＬ２１５は、ＡＴＭ網１０４から受信した
セルをＡＡＬ−ＰＤＵに組立て、共有メモリ２１４に格
納し、ＡＤＰ２１３に報告する。また、ＡＤＰ２１３か
ら送信を指示されたＡＡＬ−ＰＤＵを共有メモリ２１４
から読み出し、セルに分解した後、ＡＴＭ網１０４に送
信する。ＢＣＴＬ２１１から報告されたパケットが制御
パケットの場合、ＡＴＭＡ２０２に対し指示された制御
を行うとともに応答パケットを共有メモリ２１４内に作
成し、ＢＣＴＬ２１１にパケットをＣＰＵ２０１に転送
するよう指示する。またＡＤＰ２１３は、ＡＣＴＬ２１
５から報告された共有メモリ２１４内の受信ＡＡＬ−Ｐ
ＤＵをＣＰＵ２０１に報告するデータパケットに変換
し、ＢＣＴＬ２１１にパケットをＣＰＵ２０１に転送す
るよう指示する。共有メモリ２１４は、ＢＣＴＬ２１
１、ＡＣＴＬ２１５、ＡＤＰ２１３からアクセス可能で
あり、使用するＶＣの定義をはじめ、優先制御情報を含
む構成定義情報２２１、データパケット、制御パケッ
ト、ＡＡＬ−ＰＤＵを格納するパケットバッファを必要
面数確保するデータバッファエリア２２２、ＡＤＰの制
御用テーブルを格納する制御テーブルエリア２２３を含
む。タイマ２１２は時計機能を持つ。センタ局のＡＤＰ
２１３はタイマ２１２より現在時刻を獲得し、該当する
優先制御時間帯、及びＶＣの優先度を決定する。
る。ＡＴＭＡ２０２はバスインタフェースコントローラ
（以下、ＢＣＴＬと略記する）２１１、ＡＴＭインタフ
ェースコントローラ（以下、ＡＣＴＬと略記する）２１
５、ＡＴＭアダプタ制御プロセッサ（以下、ＡＤＰと略
記する）２１３、共有メモリ２１４、タイマ２１２から
構成される。ＢＣＴＬ２１１は、ＣＰＵ２０１からの制
御パケット及びデータパケットを共有メモリ２１４に格
納し、ＡＤＰ２１３に報告する。また、ＡＤＰ２１３か
ら指示されたデータパケット及び制御パケットを共有メ
モリ２１４内から読み出し、ＣＰＵ２０１に対して転送
する。ＡＣＴＬ２１５は、ＡＴＭ網１０４から受信した
セルをＡＡＬ−ＰＤＵに組立て、共有メモリ２１４に格
納し、ＡＤＰ２１３に報告する。また、ＡＤＰ２１３か
ら送信を指示されたＡＡＬ−ＰＤＵを共有メモリ２１４
から読み出し、セルに分解した後、ＡＴＭ網１０４に送
信する。ＢＣＴＬ２１１から報告されたパケットが制御
パケットの場合、ＡＴＭＡ２０２に対し指示された制御
を行うとともに応答パケットを共有メモリ２１４内に作
成し、ＢＣＴＬ２１１にパケットをＣＰＵ２０１に転送
するよう指示する。またＡＤＰ２１３は、ＡＣＴＬ２１
５から報告された共有メモリ２１４内の受信ＡＡＬ−Ｐ
ＤＵをＣＰＵ２０１に報告するデータパケットに変換
し、ＢＣＴＬ２１１にパケットをＣＰＵ２０１に転送す
るよう指示する。共有メモリ２１４は、ＢＣＴＬ２１
１、ＡＣＴＬ２１５、ＡＤＰ２１３からアクセス可能で
あり、使用するＶＣの定義をはじめ、優先制御情報を含
む構成定義情報２２１、データパケット、制御パケッ
ト、ＡＡＬ−ＰＤＵを格納するパケットバッファを必要
面数確保するデータバッファエリア２２２、ＡＤＰの制
御用テーブルを格納する制御テーブルエリア２２３を含
む。タイマ２１２は時計機能を持つ。センタ局のＡＤＰ
２１３はタイマ２１２より現在時刻を獲得し、該当する
優先制御時間帯、及びＶＣの優先度を決定する。
【００１３】図８を用いて、優先制御情報を格納する優
先制御テーブルの構成のうち、本発明に関連する部分を
示す。優先制御テーブルの主な構成要素は、ＶＰＩ８２
２、ＶＣＩ８２３、及び割当て帯域である。これらは優
先度、及び時間帯毎に分けられ、優先度グループテーブ
ル８１５として、優先度グループテーブル管理テーブル
８１１により管理される。優先制御テーブルからは、優
先度グループテーブルのアドレスでアクセスできる。
先制御テーブルの構成のうち、本発明に関連する部分を
示す。優先制御テーブルの主な構成要素は、ＶＰＩ８２
２、ＶＣＩ８２３、及び割当て帯域である。これらは優
先度、及び時間帯毎に分けられ、優先度グループテーブ
ル８１５として、優先度グループテーブル管理テーブル
８１１により管理される。優先制御テーブルからは、優
先度グループテーブルのアドレスでアクセスできる。
【００１４】図９に図８に適用する優先度付与例を示
す。本例では、ＰＶＣ１２１には時間帯ＴＺ１８１に優
先度Ｐ１９２を、時間帯ＴＺ１８２に優先度Ｐ１９１を
付与する。ＰＶＣ１２２には時間帯ＴＺ１８１に優先度
Ｐ１９１を、時間帯ＴＺ１８２に優先度Ｐ１９２を付与
する。
す。本例では、ＰＶＣ１２１には時間帯ＴＺ１８１に優
先度Ｐ１９２を、時間帯ＴＺ１８２に優先度Ｐ１９１を
付与する。ＰＶＣ１２２には時間帯ＴＺ１８１に優先度
Ｐ１９１を、時間帯ＴＺ１８２に優先度Ｐ１９２を付与
する。
【００１５】図３にＡＴＭ接続アダプタの立ち上げから
セル送信直前までのシーケンスを示す。特に、立ち上げ
時、ＡＴＭアダプタが優先制御情報を構成定義情報を元
に作成する場合について示す。本実施例においては、Ａ
ＴＭ接続アダプタ立ち上げの際、ＣＰＵからＡＴＭ接続
アダプタの構成定義情報３１０を共有メモリ内にロード
する。その後ＣＰＵはＡＴＭ接続アダプタに対し初期化
指示３２０を制御パケットを用いて通知する。初期化指
示３２０を受領したＡＴＭ接続アダプタは、共有メモリ
内の制御テーブルとして構成定義情報を元に優先制御テ
ーブル３３０を作成する。更に、全支局に対し優先制御
情報３３１を送信し、ＣＰＵに対し初期設定終了報告３
４０を制御パケットを用いて通知する。ＣＰＵは初期化
終了報告３４０を受領後、ＡＴＭ接続アダプタにセル送
信を指示することができる。
セル送信直前までのシーケンスを示す。特に、立ち上げ
時、ＡＴＭアダプタが優先制御情報を構成定義情報を元
に作成する場合について示す。本実施例においては、Ａ
ＴＭ接続アダプタ立ち上げの際、ＣＰＵからＡＴＭ接続
アダプタの構成定義情報３１０を共有メモリ内にロード
する。その後ＣＰＵはＡＴＭ接続アダプタに対し初期化
指示３２０を制御パケットを用いて通知する。初期化指
示３２０を受領したＡＴＭ接続アダプタは、共有メモリ
内の制御テーブルとして構成定義情報を元に優先制御テ
ーブル３３０を作成する。更に、全支局に対し優先制御
情報３３１を送信し、ＣＰＵに対し初期設定終了報告３
４０を制御パケットを用いて通知する。ＣＰＵは初期化
終了報告３４０を受領後、ＡＴＭ接続アダプタにセル送
信を指示することができる。
【００１６】図４は、ＡＴＭ接続アダプタが立ち上げ終
了後に優先制御情報問合せを行う場合で、特にセンタ局
動作について示す。優先度は最高優先度から順に１、０
である。ＡＴＭアダプタは優先制御時間帯設定タイマが
終了４１０すると該当優先制御時間帯テーブル４２０を
選択し、同タイマを再び開始４３０する。優先度「１」
グループ４４０内全ＶＣに対し、優先度等の優先制御情
報設定、そして優先制御情報送信を行う。優先度「０」
グループ４５０に対しても同様の処理を行う。支局から
優先制御情報問合せ４６０を受信すると、ＡＴＭ接続ア
ダプタは該当ＶＣの優先制御情報を優先制御情報問合せ
応答４７０として送信する。
了後に優先制御情報問合せを行う場合で、特にセンタ局
動作について示す。優先度は最高優先度から順に１、０
である。ＡＴＭアダプタは優先制御時間帯設定タイマが
終了４１０すると該当優先制御時間帯テーブル４２０を
選択し、同タイマを再び開始４３０する。優先度「１」
グループ４４０内全ＶＣに対し、優先度等の優先制御情
報設定、そして優先制御情報送信を行う。優先度「０」
グループ４５０に対しても同様の処理を行う。支局から
優先制御情報問合せ４６０を受信すると、ＡＴＭ接続ア
ダプタは該当ＶＣの優先制御情報を優先制御情報問合せ
応答４７０として送信する。
【００１７】図５は、ＡＴＭ接続アダプタが立ち上げ後
に優先制御情報を送受信する場合で、特に支局動作につ
いて示す。支局は、優先制御情報問合せタイマが終了５
１０すると、これを再び開始５２０し、優先制御情報問
合せ５３０をセンタ局に送信する。優先制御情報問合せ
応答５４０を受信すると、優先度等の優先制御情報５５
０を設定する。設定は更新されている情報のみ設定すれ
ばよい。更に、優先制御情報のから割当て帯域を設定
し、ＡＴＭインタフェースコントローラを再設定５６０
する。
に優先制御情報を送受信する場合で、特に支局動作につ
いて示す。支局は、優先制御情報問合せタイマが終了５
１０すると、これを再び開始５２０し、優先制御情報問
合せ５３０をセンタ局に送信する。優先制御情報問合せ
応答５４０を受信すると、優先度等の優先制御情報５５
０を設定する。設定は更新されている情報のみ設定すれ
ばよい。更に、優先制御情報のから割当て帯域を設定
し、ＡＴＭインタフェースコントローラを再設定５６０
する。
【００１８】図６は、ＡＴＭ接続アダプタが立ち上げ終
了後に送信キュー割当てによる優先制御を行うシーケン
スを示す。特にセンタ局が優先制御を行う場合について
示す。ＣＰＵから送信要求６１０を受領すると、ＡＴＭ
接続アダプタは該当ＶＣの優先度によりセルの送信キュ
ー割当６２０を行う。優先度「１」の場合、セルを優先
送信キューにアタッチする。優先度「０」の場合、セル
を非優先送信キューにアタッチする。ＡＴＭ接続アダプ
タは、送信キューにセルがアタッチされた場合、優先送
信キュー上のセルを始めに送信６３０する。優先送信キ
ューが空になると、非優先送信キュー上のセルを送信６
４０する。
了後に送信キュー割当てによる優先制御を行うシーケン
スを示す。特にセンタ局が優先制御を行う場合について
示す。ＣＰＵから送信要求６１０を受領すると、ＡＴＭ
接続アダプタは該当ＶＣの優先度によりセルの送信キュ
ー割当６２０を行う。優先度「１」の場合、セルを優先
送信キューにアタッチする。優先度「０」の場合、セル
を非優先送信キューにアタッチする。ＡＴＭ接続アダプ
タは、送信キューにセルがアタッチされた場合、優先送
信キュー上のセルを始めに送信６３０する。優先送信キ
ューが空になると、非優先送信キュー上のセルを送信６
４０する。
【００１９】図７は、ＡＴＭ接続アダプタが立ち上げ終
了後に送信レート調節による優先制御を行う場合で、特
に支局がセル紛失検出を行う場合について示す。ＡＴＭ
接続アダプタはセル紛失監視タイマが終了７１０する
と、これを再び開始７２０する。現在の優先制御時間帯
から優先度「１」グループ７３０を選択し、グループ内
全ＶＣ（支局）に対して性能管理セルを送信する。応答
の性能管理セル７４０を受信すると、受信セルの「送信
ユーザセル数」と該当ＶＣの受信ユーザセル数を比較７
５０し、セル紛失を確認する。比較結果が「異なる」場
合７６０、即ちセル紛失有りの場合、優先度「０」グル
ープ内全ＶＣに対し、使用帯域を減少させ、優先制御情
報を通知する。比較結果が「等しい」場合７７０、即ち
セル紛失無しの場合、優先度「０」グループ内全ＶＣに
対し、使用帯域を増加させ、優先制御情報を通知する。
支局ＡＴＭ接続アダプタは、優先制御情報を受信する
と、図５と同様の処理を行う。センタ局ＡＴＭアダプタ
は、該当ＶＣの受信ユーザセル数「０」を設定７８０
し、再び受信ユーザセル数の計測を開始する。
了後に送信レート調節による優先制御を行う場合で、特
に支局がセル紛失検出を行う場合について示す。ＡＴＭ
接続アダプタはセル紛失監視タイマが終了７１０する
と、これを再び開始７２０する。現在の優先制御時間帯
から優先度「１」グループ７３０を選択し、グループ内
全ＶＣ（支局）に対して性能管理セルを送信する。応答
の性能管理セル７４０を受信すると、受信セルの「送信
ユーザセル数」と該当ＶＣの受信ユーザセル数を比較７
５０し、セル紛失を確認する。比較結果が「異なる」場
合７６０、即ちセル紛失有りの場合、優先度「０」グル
ープ内全ＶＣに対し、使用帯域を減少させ、優先制御情
報を通知する。比較結果が「等しい」場合７７０、即ち
セル紛失無しの場合、優先度「０」グループ内全ＶＣに
対し、使用帯域を増加させ、優先制御情報を通知する。
支局ＡＴＭ接続アダプタは、優先制御情報を受信する
と、図５と同様の処理を行う。センタ局ＡＴＭアダプタ
は、該当ＶＣの受信ユーザセル数「０」を設定７８０
し、再び受信ユーザセル数の計測を開始する。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、帯域共用型のＡＴＭ
ＰＶＣサービスを提供する網を利用してセンタ局と複数
の支局間に設置されたＡＴＭルータをセンタ局で集線し
たネットワーク構成において、時間帯毎に決めた各ＰＶ
Ｃの優先度に従って、優先度の高いＰＶＣについての帯
域確保とセル廃棄防止を優先して行うことが可能とな
る。
ＰＶＣサービスを提供する網を利用してセンタ局と複数
の支局間に設置されたＡＴＭルータをセンタ局で集線し
たネットワーク構成において、時間帯毎に決めた各ＰＶ
Ｃの優先度に従って、優先度の高いＰＶＣについての帯
域確保とセル廃棄防止を優先して行うことが可能とな
る。
【図１】ＡＴＭネットワーク構成の一例を示した図であ
る。
る。
【図２】ＡＴＭ接続アダプタの構成を示した図である。
【図３】ＡＴＭ接続アダプタ立ち上げからセル送信直前
までのシーケンス図である。
までのシーケンス図である。
【図４】ＡＴＭ接続アダプタ立ち上げ後、優先制御情報
問合せのシーケンス図である。
問合せのシーケンス図である。
【図５】ＡＴＭ接続アダプタ立ち上げ後、優先制御情報
問合せのシーケンス図である。
問合せのシーケンス図である。
【図６】ＡＴＭ接続アダプタ立ち上げ後、優先制御のシ
ーケンス図である。
ーケンス図である。
【図７】ＡＴＭ接続アダプタ立ち上げ後、優先制御のシ
ーケンス図である。
ーケンス図である。
【図８】優先制御時間帯テーブルのテーブル関連図であ
る。
る。
【図９】優先度付与の一例を示した表である。
１０１、１０２、１０３…ＡＴＭルータ、１０４…ＡＴ
Ｍ網、１１１、１１２、１１３…物理的接続、１２１、
１２２…ＰＶＣ、１８１、１８２…時間帯、１９１、１
９２…優先度、２０１…ＣＰＵ、２０２…ＡＴＭ接続ア
ダプタ、２０３…ＣＰＵ−ＡＴＭアダプタ接続バス、２
０４…ＬＡＮ接続アダプタ、２０５…ＬＡＮ、２１１…
バスインタフェースコントローラ、２１２…タイマ、２
１３…ＡＴＭアダプタ制御プロセッサ、２１４…共有メ
モリ、２１５…ＡＴＭインタフェースコントローラ、２
２１…構成定義情報エリア、２２２…データバッファエ
リア、２２３…制御テーブルエリア。
Ｍ網、１１１、１１２、１１３…物理的接続、１２１、
１２２…ＰＶＣ、１８１、１８２…時間帯、１９１、１
９２…優先度、２０１…ＣＰＵ、２０２…ＡＴＭ接続ア
ダプタ、２０３…ＣＰＵ−ＡＴＭアダプタ接続バス、２
０４…ＬＡＮ接続アダプタ、２０５…ＬＡＮ、２１１…
バスインタフェースコントローラ、２１２…タイマ、２
１３…ＡＴＭアダプタ制御プロセッサ、２１４…共有メ
モリ、２１５…ＡＴＭインタフェースコントローラ、２
２１…構成定義情報エリア、２２２…データバッファエ
リア、２２３…制御テーブルエリア。
Claims (3)
- 【請求項１】高速データ通信向けに品質を確率的に保証
するサービス提供するＡＴＭ網に加入するセンタ局と複
数の支局に設置された、ＶＣ毎の送信レート情報とセル
損失優先表示ビット（ＣＬＰビット）の設定及び再設定
機能とＶＣ毎のトラフィックシェーピング機能を有する
インターネットワーク装置であって、センタ局側インタ
ーネットワーク装置と複数の支局側インターネットワー
ク装置をＡＴＭ網の提供する双方向ポイント−ツー−ポ
イント相手固定接続コネクション（ＰＶＣ）でセンタ局
で集線し、センタ局側インターネットワーク装置の複数
ＰＶＣに対し、加入するＡＴＭ網が使用量パラメータ制
御（ＵＰＣ）を行う場合において、センタ局側インター
ネットワーク装置には優先的に帯域確保するＰＶＣを決
定するための優先制御テーブルを設け、全支局宛ＰＶＣ
について時間帯毎に優先順位付けをした優先度情報テー
ブルを構成定義情報として作成しておき、時計機能によ
って当該時間帯に対応する優先度情報テーブルを参照し
て優先制御テーブルを更新する手段と、管理している優
先制御テーブルの更新時に支局側インターネットワーク
装置に対し当該ＰＶＣの優先度情報を通知する手段と支
局側インターネットワーク装置からの優先度情報の問い
合わせに応答する手段と、センタ局から支局方向あるい
は支局からセンタ局方向のＰＶＣ毎のセル廃棄ないし網
輻輳の有無を検出する手段とＰＶＣ毎のセル廃棄ないし
網輻輳障害検出時に優先制御テーブルにおいて当該ＰＶ
Ｃより低優先度のＰＶＣの送信レート情報を優先的に下
げてから当該ＰＶＣの送信レート情報を下げ、障害回復
時には当該ＰＶＣより高優先度のＰＶＣの送信レート情
報を優先的に回復してから当該ＰＶＣの送信レート情報
を回復する手段及びそれを支局側インターネットワーク
装置に通知する手段と、支局側インターネットワーク装
置にはセンタ局側インターネットワーク装置の管理する
当該ＰＶＣの優先度情報を入手する手段と、センタ局及
び支局のインターネットワーク装置には優先制御テーブ
ルないし入手した優先度情報に基づいて送信レート情報
を設定及び再設定する手段を設けることによって、時間
帯毎に決めた高優先度のＰＶＣについての帯域確保とセ
ル廃棄防止を優先することを特徴とするインターネット
ワーク装置。 - 【請求項２】センタ局側インターネットワーク装置には
優先制御テーブルに関して、支局側インターネットワー
ク装置からの優先度変更要求に対する受け入れ可否条件
を構成定義情報で与え、優先度変更要求を受け入れる場
合は、優先制御テーブルを一時的に変更し、支局側イン
ターネットワーク装置に対し優先度変更要求許可を応答
し、かつ、その状態を一定期間維持する手段を設け、支
局側インターネットワーク装置には優先度変更要求送信
条件を構成定義情報で与え、与えられた条件を契機とし
て優先度変更要求を送信する手段とセンタ局からの優先
度変更要求許可応答などにより当該ＰＶＣの優先度変更
に応じた送信レートの再設定を行うことにより、支局側
インターネットワーク装置からの優先度変更要求にも適
応可能な高優先度のＰＶＣについての帯域確保とセル廃
棄防止を優先することを特徴とする請求項１記載のイン
ターネットワーク装置。 - 【請求項３】優先制御テーブルに基づいてセンタ局側イ
ンターネットワーク装置から支局側インターネットワー
ク装置方向のセルのＣＬＰビットを優先度の高いＰＶＣ
では０に、優先度の低いＰＶＣでは１に設定すること
で、センタ局側インターネットワーク装置から支局側イ
ンターネットワーク装置へ当該ＰＶＣの優先度情報を通
知し、支局側インターネットワーク装置は、受領した優
先度情報、すなわち、ＣＬＰビットを支局側からセンタ
局側へ送信するセルに設定することで、送信レートの再
設定制御を用いることなく、時間帯毎に決めた優先制御
テーブルに基づく優先度の低いＰＶＣのセルを優先的に
損失可能とすることで、優先度の高いＰＶＣの帯域確保
を優先することを特徴とする請求項１記載のインターネ
ットワーク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25270096A JPH1098476A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | インターネットワーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25270096A JPH1098476A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | インターネットワーク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1098476A true JPH1098476A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17241042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25270096A Pending JPH1098476A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | インターネットワーク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1098476A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002527999A (ja) * | 1998-10-15 | 2002-08-27 | ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー | サービス品質を与えるコンピュータ通信 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25270096A patent/JPH1098476A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002527999A (ja) * | 1998-10-15 | 2002-08-27 | ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー | サービス品質を与えるコンピュータ通信 |
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