JPH1097617A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JPH1097617A
JPH1097617A JP8273027A JP27302796A JPH1097617A JP H1097617 A JPH1097617 A JP H1097617A JP 8273027 A JP8273027 A JP 8273027A JP 27302796 A JP27302796 A JP 27302796A JP H1097617 A JPH1097617 A JP H1097617A
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Japan
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JP8273027A
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Mikio Shimokawa
幹男 下川
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SECURITY JAPAN KK
SECURITY- JAPAN KK
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SECURITY JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は広画角レンズなどを使用したカメラ
装置から出力される映像信号の輝度レベルを画像処理対
象物の各部位毎に、精度良くシェーディング補正し、こ
れによって画像処理を行なう画像処理装置側の処理を簡
素化する。 【解決手段】 画像処理対象物の撮影動作に先だって、
白基準板5を撮影して得られた白基準映像信号をレベル
アップ補正して得られる白基準映像信号と、黒基準板6
を撮影して得られた黒基準映像信号をレベルダウン補正
して得られる黒基準映像信号とに基づき、シェーディン
グ補正データを生成し、画像処理対象物となっている鋼
板7などを撮影しながら、前記シェーディング補正デー
タに基づき、前記鋼板7の映像信号をシェーディング補
正処理した後、予め設定されている画像処理を行ない、
前記鋼板7の良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラインセンサ、T
DIセンサなどを使用したカメラ装置のうち、広画角レ
ンズを使用したカメラ装置を使用して、画像処理対象物
の画像を取り込んで、指定された画像処理を行なう画像
処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、速い速度で移動する画像処理対象
物、例えば圧延システムにより圧延される鋼板、表面処
理システムで処理される鋼板などの画像処理対象物を高
感度で、撮影することができるカメラ装置として、図6
に示す如く焦点距離が“20mm”程度の広画角レンズ
101を使用して、TDIセンサ102で鋼板103を
撮影するカメラ装置104が検討されている。このカメ
ラ装置104は、画像処理対象となる鋼板103の上面
(または、下面)近くに設置することができることか
ら、装置全体を小型化することができるとともに、鋼板
103が高速度で搬送されているときにも、鮮明な鋼板
画像を得ることができることから、早期の実用化が期待
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな広画角レンズ102を使用したカメラ装置104で
は、広画角レンズ102の光学的な特性上、図7に示す
如く鋼板103の中央部分を撮影して得れた映像信号の
輝度レベルが大きくなり、前記鋼板103の両端部分を
撮影して得られた映像信号の輝度レベルが小さくなる。
このため、このカメラ装置104から出力される映像信
号をそのまま、二値化処理したりすることができず、画
像処理装置側の回路やプログラムなどを簡素化すること
ができないという問題があった。本発明は上記の事情に
鑑み、広画角レンズなどを使用したカメラ装置から出力
される映像信号の輝度レベルを画像処理対象物の各部位
毎に、精度良くシェーディング補正することができ、こ
れによって画像処理を行なう画像処理装置側の処理を簡
素化することができる画像処理システムを提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、広画角レンズを使用した
撮像装置によって画像処理対象物の映像を取り込んで、
予め設定されている画像処理を行なう画像処理システム
において、前記画像処理対象物の撮影動作に先だって、
白基準板を撮影して得られた白基準映像信号をレベルア
ップ補正して得られる白基準映像信号と、黒基準板を撮
影して得られた黒基準映像信号をレベルダウン補正して
得られる黒基準映像信号とに基づいてシェーディング補
正データを生成し、前記画像処理対象物を撮影したと
き、前記シェーディング補正データに基づき、前記画像
処理対象物の映像信号をシェーディング補正処理するこ
とを特徴としている。また、請求項2では、請求項1に
記載の画像処理システムにおいて、前記シェーディング
補正処理は、次式に示す演算によって、シェーディング
補正係数を計算し、 KN =(LWIN・MAX −LBLN・MAX )/(LWTN −LBLN ) …(5) 但し、KN :第1番目画素のシェーディング補正係数 LWTN :レベルアップ処理済みの白基準映像データを構
成する第N番目画素の輝度レベル値 LBLN :レベルダウン処理済みの黒基準映像データを構
成する第N番目画素の輝度レベル値 LWIN・MAX :レベルアップ処理済みの白基準映像データ
を構成する各画素のうち、最大輝度レベル値となった画
素の輝度レベル値 LBLN・MAX:レベルダウン処理
済みの黒基準映像データを構成する各画素のうち、前記
白基準映像データの最大輝度レベルとなった画素と対応
する画素の輝度レベル値(黒基準映像データの最大輝度
レベル値を示す画素の輝度レベル値) 次式に示す演算によって、前記画像処理対象物の映像信
号を補正する、 LNC=KN *(LN −LBLN )+LBLN・MAX …(6) 但し、LNC:シェーディング補正された第N番目画素の
輝度レベル値 KN :第N番目画素のシェーディング補正値 LN :実際の鋼板7の映像データを構成する第N番目画
素の輝度レベル値 LBLN :黒基準映像データを構成する第N番目画素の輝
度レベル値 LBLN・MAX :レベルダウン処理済みの黒基準映像データ
を構成する各画素のうち、前記白基準映像データの最大
輝度レベルとなった画素と対応する画素の輝度レベル値
(黒基準映像データの最大輝度レベル値を示す画素の輝
度レベル値)ことを特徴としている。
【0005】上記の構成により、請求項1では、広画角
レンズを使用した撮像装置によって画像処理対象物の映
像を取り込んで、予め設定されている画像処理を行なう
画像処理システムにおいて、前記画像処理対象物の撮影
動作に先だって、白基準板を撮影して得られた白基準映
像信号をレベルアップ補正して得られる白基準映像信号
と、黒基準板を撮影して得られた黒基準映像信号をレベ
ルダウン補正して得られる黒基準映像信号とに基づいて
シェーディング補正データを生成し、前記画像処理対象
物を撮影したとき、前記シェーディング補正データに基
づき、前記画像処理対象物の映像信号をシェーディング
補正処理することにより、広画角レンズなどを使用した
カメラ装置から出力される映像信号の輝度レベルを画像
処理対象物の各部位毎に、精度良くシェーディング補正
し、これによって画像処理を行なう画像処理装置側の処
理を簡素化する。また、請求項2では、請求項1に記載
の画像処理システムにおいて、前記シェーディング補正
処理は、前記(5)式に示す演算によって、シェーディ
ング補正係数を計算し、前記(6)式に示す演算によっ
て、前記画像処理対象物の映像信号を補正することによ
り、広画角レンズなどを使用したカメラ装置から出力さ
れる映像信号の輝度レベルを画像処理対象物の各部位毎
に、精度良くシェーディング補正し、これによって画像
処理を行なう画像処理装置側の処理を簡素化する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による画像
処理システムの一形態例を示すブロック図である。この
図に示す画像処理システム1は、FCパソコン装置2
と、TDIセンサ3と、信号処理ボード4とを備えてお
り、画像処理対象物の撮影動作に先だって、白基準板5
(図2参照)を撮影して得られた白基準映像信号をレベ
ルアップ補正して得られる白基準映像信号と、黒基準板
6(図2参照)を撮影して得られた黒基準映像信号をレ
ベルダウン補正して得られる黒基準映像信号とに基づい
てシェーディング補正データを生成し、画像処理対象物
となっている鋼板7(図2参照)などを撮影しながら、
前記シェーディング補正データに基づき、前記鋼板7の
映像信号をシェーディング補正処理し、シェーディング
補正済みの映像信号に対して、予め設定されている画像
処理を行ない、前記鋼板7の良否を判定する。この場
合、FCパソコン装置2は、予め登録されるプログラム
に基づき、前記信号処理ボード4を制御して、表面処理
システム8で表面処理される鋼板7の良否判断などを行
なわせるとともに、この良否判断結果などを取り込ん
で、不良箇所を指摘するデータ、表面処理システム8に
対するフィードバックデータなどを生成する。
【0007】また、TDIセンサ3は、撮影レンズとし
て、焦点距離が“20mm”の広画角レンズ9が装着さ
れた状態で、表面処理システム8で処理される鋼板7の
搬送経路上部側(または、搬送路下部側)に設置された
カメラ装置であり、前記信号処理ボード4から出力され
る電源電圧、クロック信号、外部スピード信号などに基
づき、鋼板7の撮影を行なう前の初期設定段階で、図2
(a)、(b)に示す如く白色の基準となる白基準板5
と、黒色の基準となる黒基準板6とを順次、撮影し、こ
れによって得られた白基準映像信号と、黒基準映像信号
とを前記信号処理ボード4に供給する。そして、この処
理設定段階が終了し、前記表面処理システム8に実際の
鋼板7がセットて搬送が開始されたとき、図2(c)に
示す如く前記鋼板7の上面側(または、下面側)を撮影
し、これによって得られた映像信号を前記信号処理ボー
ド4に供給する。
【0008】信号処理ボード4は、前記FCパソコン装
置2からの指示に基づき、前記TDIセンサ3に対し
て、電源電圧、クロック信号などの制御信号などを供給
する処理、前記TDIセンサ3から出力される映像信号
を取り込んで、A/D変換処理、シェーディング補正処
理、二値化処理、不良部分の判定処理などを行なうボー
ドであり、前記FCパソコン装置2からの指示に基づ
き、初期設定段階では、前記TDIセンサ3を駆動して
前記白色基準板5と、黒色基準板6とを順次、撮影させ
るとともに、これによって得られた白基準映像信号と、
黒基準映像信号とに基づき、シェーディング補正データ
を生成して、これを記憶する。そして、この初期設定段
階の設定が終了して、前記表面処理システム8で鋼板7
の処理が開始されたとき、前記TDIセンサ3を駆動し
て鋼板7を撮影させ、これによって得られた映像信号に
対し、A/D変換処理、シェーディング補正処理、二値
化処理、不良部分の判定処理などの処理を行なって、前
記鋼板7の良否を判定し、この判定結果を前記FCパソ
コン装置2に供給する。
【0009】この場合、この信号処理ボード4では、次
に述べる手順で、シェーディング補正データの生成処
理、鋼板7の映像信号に対するシェーディング補正処理
を行なう。まず、図3に示す如くTDIセンサ3に白基
準板5を撮影させて得られた白基準映像信号をA/D変
換して白基準映像データを生成した後、この白基準映像
データで示される各画素の輝度レベル値が左右にある画
素の輝度レベルと大きく異なっているかどうかをチェッ
クし、このような画素があれば、次式に示す演算を行な
って、左右にある画素の輝度レベル値に基づき、この画
素(注目画素)の輝度レベル値を補正する。 LWN=(LW(N-1)+LW(N+1))/2 …(1) 但し、LWN:第N番目画素(注目画素)の輝度レベル値 LW(N-1):注目画素の左側にある画素の輝度レベル値 LW(N+1):注目画素の右側にある画素の輝度レベル値 次いで、この補正処理が終了したとき、次式に示す演算
を行なって、白基準映像データを全体的にレベルアップ
処理し、鋼板7を撮影して得られた映像データの輝度レ
ベル値より、白基準映像データの輝度レベル値が低くな
らないようにした後、これを記憶する。 LWTN =LWN+α …(2) 但し、α:レベルアップ幅を示す定数 LWN:A/D変換処理で得られた白基準映像データを構
成する各画素のうち、第N番目画素の輝度レベル値 LWTN :レベルアップ処理された白基準映像データを構
成する第N番目画素の輝度レベル値 次いで、TDIセンサ3に黒基準板6を撮影させて得ら
れた黒基準映像信号をA/D変換して黒基準映像データ
を生成した後、この黒基準映像データで示される各画素
の輝度レベル値が左右にある画素の輝度レベル値と大き
く異なっているかどうかをチェックし、このような画素
があれば、次式に示す演算を行なって、左右にある画素
の輝度レベル値に基づき、この画素(注目画素)の輝度
レベル値を補正する。 LBN=(LB(N-1)+LB(N+1))/2 …(3) 但し、LBN:第N番目画素(注目画素)の輝度レベル値 LB(N-1):注目画素の左側にある画素の輝度レベル値 LB(N+1):注目画素の右側にある画素の輝度レベル値 次いで、この補正処理が終了したとき、次式に示す演算
を行なって、黒基準映像データを全体的にレベルダウン
処理し、鋼板7を撮影して得られた映像データの輝度レ
ベル値より、黒基準映像データの輝度レベル値が高くな
らないようにした後、これを記憶する。 LBLN =LBN−β …(4) 但し、α:レベルダウン幅を示す定数 LBN:A/D変換処理で得られた黒基準映像データを構
成する各画素のうち、第N番目画素の輝度レベル値 LBLN :レベルダウン処理された黒基準映像データを構
成する第N番目画素の輝度レベル値 そして、これらの補正処理が終了したとき、各画素毎に
次式に示すシェーディング補正係数KN を計算し、これ
を記憶する。 KN =(LWIN・MAX −LBLN・MAX )/(LWTN −LBLN ) …(5) 但し、KN :第1番目画素のシェーディング補正係数 LWTN :レベルアップ処理済みの白基準映像データを構
成する第N番目画素の輝度レベル値 LBLN :レベルダウン処理済みの黒基準映像データを構
成する第N番目画素の輝度レベル値 LWIN・MAX :レベルアップ処理済みの白基準映像データ
を構成する各画素のうち、最大輝度レベル値となった画
素の輝度レベル値 LBLN・MAX:レベルダウン処理
済みの黒基準映像データを構成する各画素のうち、前記
白基準映像データの最大輝度レベルとなった画素と対応
する画素の輝度レベル値(黒基準映像データの最大輝度
レベル値を示す画素の輝度レベル値) そして、このシェーディング補正係数の計算処理が終了
して、TDIセンサ3から実際の鋼板7の映像信号が出
力されたとき、これをA/D変換して映像データにした
後、次式に示す演算を行なって、前記映像データで示さ
れる各画素の輝度レベル値をシェーディング補正する。 LNC=KN *(LN −LBLN )+LBLN・MAX …(6) 但し、LNC:シェーディング補正された第N番目画素の
輝度レベル値 KN :第N番目画素のシェーディング補正値 LN :実際の鋼板7の映像データを構成する第N番目画
素の輝度レベル値 LBLN :黒基準映像データを構成する第N番目画素の輝
度レベル値 LBLN・MAX :レベルダウン処理済みの黒基準映像データ
を構成する各画素のうち、前記白基準映像データの最大
輝度レベルとなった画素と対応する画素の輝度レベル値
(黒基準映像データの最大輝度レベル値を示す画素の輝
度レベル値) この後、このシェーディング補正処理で得られた各画素
の輝度レベル値のうち、鋼板7の両端側にある画素の輝
度レベル値を低く抑える処理を行なって、両端部分にあ
る画素の輝度レベル値が大きくなるのを防止し、これを
二値化処理、不良部分の判定処理する。これによって、
TDIセンサ3によって、横方向に白色、黒色が並べら
れたバーコードを撮影したとき、図4に示す如く両端側
で映像データの輝度レベル値が低くなっていても、これ
をシェーディング補正して、正しい輝度レベル値まで、
戻すことができる。同様に、TDIセンサ3から鋼板7
の映像信号が出力されて、図5に示す如く両端側で映像
データの輝度レベル値が低くなっていても、これをシェ
ーディング補正して、正しい輝度レベル値まで、戻すこ
とができる。
【0010】このように、この形態例では、画像処理対
象物の撮影動作に先だって、白基準板5を撮影して得ら
れた白基準映像信号をレベルアップ補正して得られる白
基準映像信号と、黒基準板6を撮影して得られた黒基準
映像信号をレベルダウン補正して得られる黒基準映像信
号とに基づいてシェーディング補正データを生成し、画
像処理対象物となっている鋼板7などを撮影しながら、
前記シェーディング補正データに基づき、前記鋼板7の
映像信号をシェーディング補正処理し、シェーディング
補正済みの映像信号に対して、予め設定されている画像
処理を行ない、前記鋼板7の良否を判定するようにして
いるので、広画角レンズ9などを使用したカメラ装置か
ら出力される映像信号の輝度レベルを画像処理対象物の
各部位毎に、精度良くシェーディング補正することがで
き、これによって画像処理を行なう画像処理装置側の処
理を簡素化することができる。また、上述した形態例に
おいては、TDIセンサ3によって鋼板7を撮影して得
られる映像信号を例にとって、本発明による画像処理シ
ステム1を説明しているが、このようなTDIセンサ3
以外のセンサ、例えば一般的に使用されているラインセ
ンサを使用して、他の画像処理対象物、例えば製造ライ
ン上を流れる製品を撮影して得られる映像信号を処理す
るシステムなどに適用するようにしても良い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1、2において、広画角レンズなどを使用したカメ
ラ装置から出力される映像信号の輝度レベルを画像処理
対象物の各部位毎に、精度良くシェーディング補正する
ことができ、これによって画像処理を行なう画像処理装
置側の処理を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理システムの一形態例を示
すブロック図である。
【図2】(a)(b)及び(c)は図1に示す画像処理
システムで白基準板、黒基準板、鋼板を撮影するときの
動作例を示す模式図である。
【図3】図1に示す画像処理システムで行われるシェー
ディング補正処理例を示す模式図である。
【図4】図1に示す画像処理システムでバーコードを撮
影して得られたシェーディング補正する前の映像データ
と、シェーディング補正後の映像データとを示す実測図
である。
【図5】図1に示す画像処理システムで鋼板を撮影して
得られたシェーディング補正する前の映像データと、シ
ェーディング補正後の映像データとを示す実測図であ
る。
【図6】広画角レンズを使用した画像処理システムの一
例を示すブロック図である。
【図7】図6に示すTDIセンサから出力される映像信
号の波形例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…画像処理システム、2…FCパソコン装置、3…F
DIセンサ(撮影装置)、4…画像処理ボード、5…白
基準板、6…黒基準板、7…鋼板、8…表面処理システ
ム、9…広画角レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広画角レンズを使用した撮像装置によっ
    て画像処理対象物の映像を取り込んで、予め設定されて
    いる画像処理を行なう画像処理システムにおいて、 前記画像処理対象物の撮影動作に先だって、白基準板を
    撮影して得られた白基準映像信号をレベルアップ補正し
    て得られる白基準映像信号と、黒基準板を撮影して得ら
    れた黒基準映像信号をレベルダウン補正して得られる黒
    基準映像信号とに基づいてシェーディング補正データを
    生成し、 前記画像処理対象物を撮影したとき、前記シェーディン
    グ補正データに基づき、前記画像処理対象物の映像信号
    をシェーディング補正処理する、 ことを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理システムにお
    いて、 前記シェーディング補正処理は、次式に示す演算によっ
    て、シェーディング補正係数を計算し、 KN =(LWIN・MAX −LBLN・MAX )/(LWTN −LBLN ) …(5) 但し、KN :第1番目画素のシェーディング補正係数 LWTN :レベルアップ処理済みの白基準映像データを構
    成する第N番目画素の輝度レベル値 LBLN :レベルダウン処理済みの黒基準映像データを構
    成する第N番目画素の輝度レベル値 LWIN・MAX :レベルアップ処理済みの白基準映像データ
    を構成する各画素のうち、最大輝度レベル値となった画
    素の輝度レベル値 LBLN・MAX:レベルダウン処理
    済みの黒基準映像データを構成する各画素のうち、前記
    白基準映像データの最大輝度レベルとなった画素と対応
    する画素の輝度レベル値(黒基準映像データの最大輝度
    レベル値を示す画素の輝度レベル値) 次式に示す演算によって、前記画像処理対象物の映像信
    号を補正する、 LNC=KN *(LN −LBLN )+LBLN・MAX …(6) 但し、LNC:シェーディング補正された第N番目画素の
    輝度レベル値 KN :第N番目画素のシェーディング補正値 LN :実際の鋼板の映像データを構成する第N番目画素
    の輝度レベル値 LBLN :黒基準映像データを構成する第N番目画素の輝
    度レベル値 LBLN・MAX :レベルダウン処理済みの黒基準映像データ
    を構成する各画素のうち、前記白基準映像データの最大
    輝度レベルとなった画素と対応する画素の輝度レベル値
    (黒基準映像データの最大輝度レベル値を示す画素の輝
    度レベル値)ことを特徴とする画像処理システム。
JP8273027A 1996-09-24 1996-09-24 画像処理システム Pending JPH1097617A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023806A1 (fr) 2006-08-25 2008-02-28 Kyocera Corporation Procédé de correction de sensibilité et dispositif imageur

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WO2008023806A1 (fr) 2006-08-25 2008-02-28 Kyocera Corporation Procédé de correction de sensibilité et dispositif imageur
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