JPH1097585A - 画像階調化装置 - Google Patents
画像階調化装置Info
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- JPH1097585A JPH1097585A JP8252702A JP25270296A JPH1097585A JP H1097585 A JPH1097585 A JP H1097585A JP 8252702 A JP8252702 A JP 8252702A JP 25270296 A JP25270296 A JP 25270296A JP H1097585 A JPH1097585 A JP H1097585A
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Abstract
ド復号装置では、ラインバッファの容量が大きく、回路
規模が大きくなった。 【解決手段】 CCDセンサ2の出力は8ビットであ
る。第一階調化回路20はこれを予め4ビットに再階調
化する。このため、ラインバッファ22、24、26の
容量が従来の1/2で済む。第二階調化回路30によ
り、目的の最終階調化数が実現される。メモリ容量の半
減による画像処理精度の劣化はさして大きくない。
Description
特に、すでにi階調に階調化されている入力画像を所定
のライン方向に単位領域ごとにk階調(i>k)に階調
化する装置に関する。
常に頻繁に行われている。図1はそうした画像階調化回
路のうち、バーコード復号装置の一部として利用可能な
画像二値化回路の構成図である。この構成は、バーコー
ドを含む画像(以下、単にバーコード画像ともいう)を
ラインごとに走査して取り込み、バーコードをもとの文
字や数字などの記号に復号すべく、バーコード画像を二
値化するものである。
ド画像を走査して画像を取り込み、A/D変換後出力す
る。デジタル化された画像はラインごとに順次3本のラ
インバッファ4、6、8に格納される。新たなラインは
上段のラインバッファ4に格納され、それまで上段のラ
インバッファ4に格納されていた画像データは中段のラ
インバッファ6に移り、中断のそれは下段に移る。こう
した用途に用いられるCCDセンサ2のA/D変換時の
量子化レベルは、例えば8ビット、256階調がひとつ
の標準である。すなわち、ライン上の画素ひとつが8ビ
ットのデータで表現される。
ァの対応画素ごとに画像データを平均化する。例えばバ
ーコードの背景画像が複雑で、かつ色の変化が大きい場
合など、バーコードの各エレメントが明確に判定しにく
いことがある。また、バーコード自体の印刷むらなどに
よっても同様の事態が生じうる。こうした状況において
もバーコードを正しく判定できるよう、理論上は1ライ
ンで二値化することの可能なバーコード画像を複数ライ
ンに亘って平均化し、バーコードの認識率を高めようと
いうものである。
の画素に関する8ビットデータが3本のラインバッファ
4、6、8から読み出され、これらの平均値が平均化回
路10で計算される。この後、この平均値に対して所定
のしきい値を考慮し、二値化回路12で画素ごとにエレ
メントの状態(通常は「白」「黒」)を判定する。図示
しないが、この後、各エレメントの幅の広狭を別の回路
で判定し、エレメントの列びを特定したうえで、バーコ
ードから対応する記号が復号される。
ン分のデータを考慮することにより、1ラインだけで判
定していた従来の方法に比べ、バーコードの識別率を改
善することができる。しかしながら、当然このために回
路規模が大きくなる。例えば1ラインあたり1000の
画素が存在すれば、各ラインバッファは1000×8ビ
ットで、約1キロバイトの容量を要する。しかも、これ
らのラインバッファは新たなラインデータが読み込まれ
るたびにデータをシフトさせる構造でなければならず、
単なるDRAMではなく、さらに回路規模の大きなシフ
トレジスタ等を採用しなければならない。
回路規模も大きくなる。平均化回路10が各ラインバッ
ファから特定画素のデータを読み出すために、1000
通りのアドレッシングが必要となる。このため、平均化
回路10から3本のラインバッファに対して10本のア
ドレスバスが接続される。これに加え、各ラインバッフ
ァからの8ビットのデータバスが平均化回路10につな
がる。
る。図1の構成では、3箇所から出力される8ビットデ
ータを平均化しなければならず、相当の時間が必要とな
る。この結果、ライン走査およびバーコードの復号全体
の動作速度が満足できるものではなかった。
のであり、その目的は、ラインバッファを設けて画像処
理に求められる精度を高く保ちながら、そのラインバッ
ファの容量を低減することにより、回路規模の縮小と動
作速度の向上が可能な画像階調化装置を提供することに
ある。具体例として、本発明は上述のバーコードの認識
率を高く保ちつつラインバッファ容量の低減が可能なバ
ーコード画像二値化回路を提供する。別の具体例とし
て、本発明はある画素のデータを周辺の画素データに対
する重み付けで求めるようなフィルタリング処理の後に
画像を階調化する回路を提供する。
ている入力画像を所定のライン方向に単位領域ごとにk
階調(i>k)に階調化する装置であって、入力画像を
k階調に階調化する階調化手段と、k階調に階調化され
た画像をNライン分記憶するN本のラインバッファと、
これらN本のラインバッファに記憶された画像のうち、
互いに関連しあう単位領域の画像間で所定の画像処理を
行う処理手段とを含む。ここで、「単位領域」とは画像
処理の単位となる画像領域をいい、例えば画素や、複数
画素の集合によるブロックなどが考えられる。
り、入力画像が最終目的階調数であるk階調に階調化さ
れる。つづいて、k階調のデータがラインごとに各ライ
ンバッファに格納される。処理手段は、N本のラインバ
ッファに記憶された画像から互いに関連しあう単位領域
の画像間で所定の画像処理を行う。
の入力画像の各画素は8ビットで表されるが、階調化手
段を経たときこれが4ビットになる。これをラインバッ
ファに格納するため、ラインバッファの容量が1/2で
済む。当然、ラインバッファ周辺のアドレスバス、デー
タバス、ラインバッファのリード/ライト制御回路の規
模を全体的に低減することができる。なお、このように
データ量を1/2にしても最終的な画像処理精度はさし
て落ちない。これは後述する。
手段をふたつに分け、第一、第二階調化手段をそれぞれ
前記処理手段の前後に配置する。この態様では、i階調
の入力画像をいきなり最終目的のk階調に階調化するの
ではなく、まず第一階調化手段でi階調からj階調に落
とす(i>j>k)。このデータはラインバッファに記
憶され、つづいて処理手段による画像処理が行われる。
しかる後、第二階調化手段で最終目的であるk階調に落
とす。
場合、入力画像は8ビット、ラインバッファに記憶され
る画像は6ビットである。従って、ラインバッファの容
量を6/8に低減することができる。この場合も(1)
同様の効果が得られる他、トレードオフ要件である回路
規模と画像処理精度について、いずれをどの程度重視す
るか等、所望の設定が容易となる。
段が平均化手段であってもよい。すなわちこの処理手段
は、N本のラインバッファに記憶された画像のうち、対
応しあう位置にある単位領域の画像を読み出して平均化
する。
段はフィルタ回路であってもよい。すなわちこの処理手
段は、N本のラインバッファに記憶された画像のうち、
近接しあう単位領域の画像を読み出して所定のフィルタ
リング処理を実行する。
面を参照しながら説明する。
階調化装置の構成図である。同図において図1同様の部
材に同じ符号を与え、適宜説明を省略する。同図に示す
ごとく、この装置はCCDセンサ2の出力であるi階調
(i=256)の画像データを受け、これをj階調(j
=16)に階調しなおす第一階調化回路20と、ひとつ
の画素について4ビットが割り当てられたN本(N=
3)のラインバッファ22、24、26と、これら3本
のラインバッファから4ビットデータを受けて画素ごと
にデータを平均化する平均化回路28と、その処理の
後、画像データを最終的にk階調(k=2)に階調化、
すなわち二値化する第二階調化回路30を有する。
走査された画像が256階調にA/D変換され、これが
第一階調化回路20に与えられる。ここでは画像データ
が16階調(4ビット)に階調化されるため、ラインバ
ッファの容量が従来の1/2になる。当然、ラインバッ
ファ以外の回路規模も小さくなり、処理動作も高速化さ
れる。
ンバッファにおける対応画素どうしの画像データが画素
毎に平均化され、出力される。出力された4ビットの画
像データは最終的に第二階調化回路30で二値化され、
後段の任意の回路に送られる。
られるビット数と、低下する処理精度の関係を示す図で
ある。処理精度の低下は、第一階調化回路20における
解像度の低さに起因する誤差に集約される。同図では、
各画素に対してもともとの8ビットを割り当てる場合の
合計メモリ容量を「1」とし、処理精度についてはフル
スケール256階調のうち、第一階調化回路20で生じ
る誤差を階調数換算で表している。同図の右上がりの曲
線はメモリ容量、他方の曲線は誤差を示す。
8から次第に減るに従い、メモリの合計容量はリニアに
減少していく。一方、誤差は徐々に増加する。本実施形
態の場合、割当ビット数が「4」であるから、メモリ容
量は1/2になる一方、誤差は20階調分に留まる。こ
の結果、多少の精度を犠牲にすることにより、回路規模
を半分にすることができる。また、当然ながら処理に要
する時間も短縮される。
態については以下のような変形も考えられる。
を二値化した。しかし、例えば最終目的が16階調化で
あれば、第二階調化回路30は不要であり、削除するこ
とができる。
ある程度にとどめるかわりに、処理精度をより高く維持
したい要望もありうる。そうした場合、例えば第一階調
化回路20で64階調に落とし、第二階調化回路30で
これを16階調に落としてもよい。
を3としたが、これは当然任意の数であってよい。
おける階調化に、例えば階調化のしきい値を画像によっ
て適応的に変化させる適応しきい値調整方法などを用い
もよい。その場合、同じメモリ容量で図3に示す処理精
度よりも好ましい結果を得ることができる。
した階調化装置を説明した。しかし、同じバーコード復
号という用途を考えても、複数ライン間の平均の他に、
複数ラインを用いたフィルタリング処理もある。その用
途に利用する場合、図2の構成のうち平均化回路28を
フィルタ回路に置き換えればよい。
素を用いてフィルタリングを行う様子を示す図である。
同図ではライン1の画素を左からP11、P12、P1
3のように示している。一般にフィルタリングは、中央
の画素P22に関して行われる。すなわち、中央の画素
P22の周囲の8個の画素にそれぞれ対応する重みを掛
けてそれらを合計し、これをP22に与える。本実施形
態でも第一階調化回路20で画像を16階調に落とし込
むとすれば、各画素が4ビットで表されるため、メモリ
容量は従来の1/2となる他、フィルタ回路内の計算の
負荷が小さくなる。
態ではフィルタリング回路を説明したが、本発明はそれ
以外にもラインバッファを用いる階調化回路を用いた任
意の画像処理に適用可能である。
号装置の一部として利用可能な画像二値化回路の構成図
である。
ある。
素に割り当てられるビット数と、低下する処理精度の関
係を示す図である。
する3×3画素を用いてフィルタリングを行う様子を示
す図である。
インバッファ、10,28 平均化回路、12 二値化
回路、20 第一階調化回路、30 第二階調化回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 i階調に階調化されている入力画像を所
定のライン方向に単位領域ごとにk階調(i>k)に階
調化する装置であって、 入力画像をk階調に階調化する階調化手段と、 k階調に階調化された画像をNライン分記憶するN本の
ラインバッファと、 これらN本のラインバッファに記憶された画像のうち、
互いに関連しあう単位領域の画像間で所定の画像処理を
行う処理手段と、 を含むことを特徴とする画像階調化装置。 - 【請求項2】 i階調に階調化されている入力画像を所
定のライン方向に単位領域ごとにk階調(i>k)に階
調化する装置であって、 入力画像をj階調に階調化する第一階調化手段(i>j
>k)と、 j階調に階調化された画像をNライン分記憶するN本の
ラインバッファと、 これらN本のラインバッファに記憶された画像のうち、
互いに関連しあう単位領域の画像間で所定の画像処理を
行う処理手段と、 前記画像処理の後、画像を単位領域ごとにk階調に階調
化する第二階調化手段と、 を含むことを特徴とする画像階調化装置。 - 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
おいて、 前記処理手段は、N本のラインバッファに記憶された画
像のうち、対応しあう位置にある単位領域の画像を読み
出して平均化することを特徴とする画像階調化装置。 - 【請求項4】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
おいて、 前記処理手段は、N本のラインバッファに記憶された画
像のうち、近接しあう単位領域の画像を読み出して所定
のフィルタリング処理を実行することを特徴とする画像
階調化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8252702A JPH1097585A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 画像階調化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8252702A JPH1097585A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 画像階調化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1097585A true JPH1097585A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17241070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8252702A Pending JPH1097585A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 画像階調化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1097585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015015535A1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | グローリー株式会社 | 紙幣処理システム、紙幣処理装置及び紙幣処理方法 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP8252702A patent/JPH1097585A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015015535A1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | グローリー株式会社 | 紙幣処理システム、紙幣処理装置及び紙幣処理方法 |
CN105393287A (zh) * | 2013-07-31 | 2016-03-09 | 光荣株式会社 | 纸币处理系统、纸币处理装置及纸币处理方法 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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