JPH1097426A - 通信制御装置におけるシステムファイルの更新方法 - Google Patents
通信制御装置におけるシステムファイルの更新方法Info
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- JPH1097426A JPH1097426A JP8247803A JP24780396A JPH1097426A JP H1097426 A JPH1097426 A JP H1097426A JP 8247803 A JP8247803 A JP 8247803A JP 24780396 A JP24780396 A JP 24780396A JP H1097426 A JPH1097426 A JP H1097426A
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- updating
- communication control
- memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 システムファイルの更新途中でのネットワー
ク障害等によって更新処理が失敗した場合であっても通
信制御装置を更新前のシステムファイルに基づいて正常
に立ち上げ、システムファイルを更新可能にすること。 【解決手段】 通信制御装置の不揮発性メモリに記憶さ
れたシステムファイルをネットワークに接続された端末
から更新する際に、外部記憶媒体装着スロットにメモリ
カード等の外部記憶媒体を装着しておき、この外部記憶
媒体に更新前のシステムファイルをバックアップした
後、前記端末から更新後のシステムファイルをネットワ
ーク経由で転送してシステムファイルを更新し、その更
新処理が失敗した場合は、前記外部記憶媒体にバックア
ップした更新前のシステムファイルを主メモリにロード
して通信制御装置を立ち上げ、その状態で前記不揮発性
メモリ内のシステムファイルを更新する。
ク障害等によって更新処理が失敗した場合であっても通
信制御装置を更新前のシステムファイルに基づいて正常
に立ち上げ、システムファイルを更新可能にすること。 【解決手段】 通信制御装置の不揮発性メモリに記憶さ
れたシステムファイルをネットワークに接続された端末
から更新する際に、外部記憶媒体装着スロットにメモリ
カード等の外部記憶媒体を装着しておき、この外部記憶
媒体に更新前のシステムファイルをバックアップした
後、前記端末から更新後のシステムファイルをネットワ
ーク経由で転送してシステムファイルを更新し、その更
新処理が失敗した場合は、前記外部記憶媒体にバックア
ップした更新前のシステムファイルを主メモリにロード
して通信制御装置を立ち上げ、その状態で前記不揮発性
メモリ内のシステムファイルを更新する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク間の
中継を行う通信制御装置(ルータ)におけるシステムフ
ァイルの更新方法に係り、特に、ネットワークに接続さ
れた端末から複数の通信制御装置のシステムファイルを
更新する場合の更新方法に関するものである。
中継を行う通信制御装置(ルータ)におけるシステムフ
ァイルの更新方法に係り、特に、ネットワークに接続さ
れた端末から複数の通信制御装置のシステムファイルを
更新する場合の更新方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク間の中継を行う通信制御装
置(ルータ)においては、内部の不揮発性メモリに記憶
されたシステムファイルを主メモリにロードして立ち上
げるようになっているが、機能の追加や内部処理の誤り
があった場合、システムファイルの内容(システムプロ
グラム)を更新する必要がある。
置(ルータ)においては、内部の不揮発性メモリに記憶
されたシステムファイルを主メモリにロードして立ち上
げるようになっているが、機能の追加や内部処理の誤り
があった場合、システムファイルの内容(システムプロ
グラム)を更新する必要がある。
【0003】そこで、ネットワーク運用中にネットワー
クに接続された通信制御装置の不揮発性メモリ内のシス
テムファイルを更新する方法として、通信制御装置の不
揮発性メモリの容量を大きくし、システムファイルを稼
働面と非稼働面の2面持たせておき、非稼働面に更新後
のシステムファイルをネットワークに接続された端末か
ら転送した後、稼働面と非稼働面を切り替える方法があ
る。この方法によれば、システムファイル転送中に障害
が発生した場合には、不揮発性メモリの稼働面の更新前
のシステムファイルを使用して通信制御装置を立ち上げ
ることが可能であるため、その立ち上げ後にシステムフ
ァイルを再度転送し直すことにより、システムファイル
の更新が可能となる。
クに接続された通信制御装置の不揮発性メモリ内のシス
テムファイルを更新する方法として、通信制御装置の不
揮発性メモリの容量を大きくし、システムファイルを稼
働面と非稼働面の2面持たせておき、非稼働面に更新後
のシステムファイルをネットワークに接続された端末か
ら転送した後、稼働面と非稼働面を切り替える方法があ
る。この方法によれば、システムファイル転送中に障害
が発生した場合には、不揮発性メモリの稼働面の更新前
のシステムファイルを使用して通信制御装置を立ち上げ
ることが可能であるため、その立ち上げ後にシステムフ
ァイルを再度転送し直すことにより、システムファイル
の更新が可能となる。
【0004】また、特開平8−55068号公報に開示
されているように、主プログラムを更新する際には、ま
ず、主プログラムをRAM(ランダムアクセスメモリ)
に取り込み、主メモリ(フラッシュメモリ)内で主プロ
グラム用領域とバックアップ用の副プログラム領域に分
け、RAMに取り込んだ主プログラムをフラッシュメモ
リのバックアップ用の副プログラム領域に書き込み、そ
の後に主プログラム用領域に書き込むという方法があ
る。
されているように、主プログラムを更新する際には、ま
ず、主プログラムをRAM(ランダムアクセスメモリ)
に取り込み、主メモリ(フラッシュメモリ)内で主プロ
グラム用領域とバックアップ用の副プログラム領域に分
け、RAMに取り込んだ主プログラムをフラッシュメモ
リのバックアップ用の副プログラム領域に書き込み、そ
の後に主プログラム用領域に書き込むという方法があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術にあっては、通信制御装置の不揮発性メモリの容
量を大きくし、システムファイルを2面化することによ
り、システムファイル転送中に障害が発生した場合であ
っても不揮発性メモリの稼働面の更新前のシステムファ
イルを使用して通信制御装置を立ち上げることが可能で
あるが、システムファイルを2面化するのに充分な不揮
発性メモリの容量を確保することができない小型で安価
な通信制御装置の場合には、システムファイルの更新時
に障害が発生し、通信制御装置の不揮発性メモリ内のシ
ステムファイルを破壊してしまうと、システムファイル
を再度書き込み直さなくては通信制御装置の立ち上げが
不可能になるという問題がある。
来技術にあっては、通信制御装置の不揮発性メモリの容
量を大きくし、システムファイルを2面化することによ
り、システムファイル転送中に障害が発生した場合であ
っても不揮発性メモリの稼働面の更新前のシステムファ
イルを使用して通信制御装置を立ち上げることが可能で
あるが、システムファイルを2面化するのに充分な不揮
発性メモリの容量を確保することができない小型で安価
な通信制御装置の場合には、システムファイルの更新時
に障害が発生し、通信制御装置の不揮発性メモリ内のシ
ステムファイルを破壊してしまうと、システムファイル
を再度書き込み直さなくては通信制御装置の立ち上げが
不可能になるという問題がある。
【0006】また、特開平8−55068号公報に示さ
れている方法にあっては、RAM(ランダムアクセスメ
モリ)上に主プログラムを書き込んだ後、RAM上の主
プログラムをプログラム領域とバックアップ領域の2面
に分けたフラッシュメモリ内のバックアップ領域に書き
込み、最後にバックアップ領域からプログラム領域に書
き込むようにしているため、フラッシュメモリ及びRA
Mの容量の小さい通信制御装置では実現できないという
問題がある。
れている方法にあっては、RAM(ランダムアクセスメ
モリ)上に主プログラムを書き込んだ後、RAM上の主
プログラムをプログラム領域とバックアップ領域の2面
に分けたフラッシュメモリ内のバックアップ領域に書き
込み、最後にバックアップ領域からプログラム領域に書
き込むようにしているため、フラッシュメモリ及びRA
Mの容量の小さい通信制御装置では実現できないという
問題がある。
【0007】本発明の目的は、高価で大容量のメモリを
装備しておくことなく、システムファイルの更新をネッ
トワークに接続された端末から更新でき、かつ更新途中
でのネットワーク障害等によって更新処理が失敗した場
合であっても通信制御装置を更新前のシステムファイル
に基づいて正常に立ち上げることができる通信制御装置
におけるシステムファイルの更新方法を提供することに
ある。
装備しておくことなく、システムファイルの更新をネッ
トワークに接続された端末から更新でき、かつ更新途中
でのネットワーク障害等によって更新処理が失敗した場
合であっても通信制御装置を更新前のシステムファイル
に基づいて正常に立ち上げることができる通信制御装置
におけるシステムファイルの更新方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の通信制御装置におけるシステムファイルの
更新方法は、不揮発性メモリに記憶されたシステムファ
イルをネットワークに接続された端末から更新する際
に、外部記憶媒体装着スロットに外部記憶媒体を装着し
ておき、この外部記憶媒体に更新前のシステムファイル
をバックアップした後、前記端末から更新後のシステム
ファイルをネットワーク経由で転送して前記不揮発性メ
モリに記憶されたシステムファイルを更新し、その更新
処理が成功した場合には不揮発性メモリに記憶された更
新後のシステムファイルを主メモリにロードして通信制
御装置を立ち上げ、更新処理が失敗した場合は、前記外
部記憶媒体にバックアップした更新前のシステムファイ
ルを主メモリにロードして通信制御装置を立ち上げ、そ
の状態で前記不揮発性メモリ内のシステムファイルを更
新することを主要な特徴とする。
に、本発明の通信制御装置におけるシステムファイルの
更新方法は、不揮発性メモリに記憶されたシステムファ
イルをネットワークに接続された端末から更新する際
に、外部記憶媒体装着スロットに外部記憶媒体を装着し
ておき、この外部記憶媒体に更新前のシステムファイル
をバックアップした後、前記端末から更新後のシステム
ファイルをネットワーク経由で転送して前記不揮発性メ
モリに記憶されたシステムファイルを更新し、その更新
処理が成功した場合には不揮発性メモリに記憶された更
新後のシステムファイルを主メモリにロードして通信制
御装置を立ち上げ、更新処理が失敗した場合は、前記外
部記憶媒体にバックアップした更新前のシステムファイ
ルを主メモリにロードして通信制御装置を立ち上げ、そ
の状態で前記不揮発性メモリ内のシステムファイルを更
新することを主要な特徴とする。
【0009】ここで、外部記憶媒体は、例えばメモリカ
ードで構成される。そして、複数の通信制御装置に共通
して使用する1枚のメモリカードで構成される。
ードで構成される。そして、複数の通信制御装置に共通
して使用する1枚のメモリカードで構成される。
【0010】また、システムファイルの更新処理が成功
した場合には、外部記憶媒体はその装着スロットから取
り外される。
した場合には、外部記憶媒体はその装着スロットから取
り外される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態を参照して詳細に説明する。
態を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明を適用する通信制御装置
(ルータ)を配備したネットワーク構成図であり、WA
N(ワイドエリアネットワーク)101と複数のLAN
(ローカルエリアネットワーク)102,103,10
4とを接続する複数の通信制御装置A105,B10
6,C107を備え、各LAN102〜104には各種
のデータを送受信するコンピュータ等の通信機器201
〜203が接続されている。
(ルータ)を配備したネットワーク構成図であり、WA
N(ワイドエリアネットワーク)101と複数のLAN
(ローカルエリアネットワーク)102,103,10
4とを接続する複数の通信制御装置A105,B10
6,C107を備え、各LAN102〜104には各種
のデータを送受信するコンピュータ等の通信機器201
〜203が接続されている。
【0013】このうち、通信制御装置A105には、端
末301が接続され、この端末301から更新後のシス
テムファイルを各複数の通信制御装置A105,B10
6,C107に個別に送信することにより、これらの通
信制御装置A105〜C107内の不揮発性メモリ内の
システムファイルを更新するように構成されている。
末301が接続され、この端末301から更新後のシス
テムファイルを各複数の通信制御装置A105,B10
6,C107に個別に送信することにより、これらの通
信制御装置A105〜C107内の不揮発性メモリ内の
システムファイルを更新するように構成されている。
【0014】図2は、通信制御装置A105〜C107
の内部構成を示すブロック構成図であり、装置全体を制
御するCPU10、システムファイルを記憶するフラッ
シュメモリ(不揮発性メモリ)11、主メモリを構成す
るRAM12、通信回線14を介して各種のデータを送
受する回線制御部13、メモリカード(外部記憶媒体)
17を装着するメモリカードスロット15、これらの各
構成要素を接続するバス16が設けられている。
の内部構成を示すブロック構成図であり、装置全体を制
御するCPU10、システムファイルを記憶するフラッ
シュメモリ(不揮発性メモリ)11、主メモリを構成す
るRAM12、通信回線14を介して各種のデータを送
受する回線制御部13、メモリカード(外部記憶媒体)
17を装着するメモリカードスロット15、これらの各
構成要素を接続するバス16が設けられている。
【0015】CPU10は、装置の立ち上げ時には、フ
ラッシュメモリ(不揮発性メモリ)11に記憶されたシ
ステムファイルをRAM12にロードして動作可能な状
態に移行するようになっているが、通信制御装置の機能
のバージョンアップや入れ替えが必要な場合、フラッシ
ュメモリ11内のシステムファイルを更新する必要があ
る。
ラッシュメモリ(不揮発性メモリ)11に記憶されたシ
ステムファイルをRAM12にロードして動作可能な状
態に移行するようになっているが、通信制御装置の機能
のバージョンアップや入れ替えが必要な場合、フラッシ
ュメモリ11内のシステムファイルを更新する必要があ
る。
【0016】本実施形態においては、システムファイル
の更新はネットワークに接続された端末301から更新
後(バージョンアップ後)のシステムファイルを転送す
ることによって実現される。
の更新はネットワークに接続された端末301から更新
後(バージョンアップ後)のシステムファイルを転送す
ることによって実現される。
【0017】システムファイル更新処理の概要は、次の
通りである。まず初めに、ネットワークに接続された端
末301から転送されてきた更新後(バージョンアップ
後)のシステムファイルは、通信回線14から回線制御
部13およびバス16を経由してフラッシュメモリ11
に書き込まれる。
通りである。まず初めに、ネットワークに接続された端
末301から転送されてきた更新後(バージョンアップ
後)のシステムファイルは、通信回線14から回線制御
部13およびバス16を経由してフラッシュメモリ11
に書き込まれる。
【0018】フラッシュメモリ11への書き込みが正常
に終了し、更新処理が成功した場合にはフラッシュメモ
リ11に記憶された更新後のシステムファイルをRAM
12にロードして通信制御装置を再度立ち上げることに
より、通信制御装置の機能は更新後のシステムファイル
の内容に対応したものに更新される。
に終了し、更新処理が成功した場合にはフラッシュメモ
リ11に記憶された更新後のシステムファイルをRAM
12にロードして通信制御装置を再度立ち上げることに
より、通信制御装置の機能は更新後のシステムファイル
の内容に対応したものに更新される。
【0019】しかし、フラッシュメモリ11への書き込
み途中で通信回線14または通信制御装置の電源瞬断等
が発生し、更新処理が失敗した場合は、フラッシュメモ
リ11内のシステムファイルが破壊され、通信制御装置
の再立ち上げが不可能となる。
み途中で通信回線14または通信制御装置の電源瞬断等
が発生し、更新処理が失敗した場合は、フラッシュメモ
リ11内のシステムファイルが破壊され、通信制御装置
の再立ち上げが不可能となる。
【0020】そこで、このような事態に対処すべく、フ
ラッシュメモリ11内のシステムファイルの書き換え前
に、メモリカードスロット15にメモリカード17を装
着し、フラッシュメモリ11内の更新前(バージョンア
ップ前)のシステムファイルをバックアップしておく。
ラッシュメモリ11内のシステムファイルの書き換え前
に、メモリカードスロット15にメモリカード17を装
着し、フラッシュメモリ11内の更新前(バージョンア
ップ前)のシステムファイルをバックアップしておく。
【0021】電源瞬断等によって更新処理が失敗した場
合は、メモリカードスロット15に装着されたメモリカ
ード17内にバックアップしておいたシステムファイル
(更新前)をRAM11にロードして再立ち上げを実施
する。
合は、メモリカードスロット15に装着されたメモリカ
ード17内にバックアップしておいたシステムファイル
(更新前)をRAM11にロードして再立ち上げを実施
する。
【0022】そして、その再立ち上げ状態で、今度はメ
モリカード17を外し、再度、更新後のシステムファイ
ルを端末301から転送し、フラッシュメモリ11内の
システムファイルの更新を行う。この再度の更新処理が
成功したならば、フラッシュメモリ11内のシステムフ
ァイルによって再立ち上げを行なう。これによって、通
信制御装置は機能更新後の動作が可能となる。
モリカード17を外し、再度、更新後のシステムファイ
ルを端末301から転送し、フラッシュメモリ11内の
システムファイルの更新を行う。この再度の更新処理が
成功したならば、フラッシュメモリ11内のシステムフ
ァイルによって再立ち上げを行なう。これによって、通
信制御装置は機能更新後の動作が可能となる。
【0023】図3は、システムファイル更新処理におけ
る通常動作時のフローチャートであり、図4は障害発生
時のフローチャートである。
る通常動作時のフローチャートであり、図4は障害発生
時のフローチャートである。
【0024】まず、システムファイルを更新する場合の
処理を図3の通常動作時のフローチャートに従い説明す
る。
処理を図3の通常動作時のフローチャートに従い説明す
る。
【0025】ネットワーク運用中に、更新した(バージ
ョンアップした)システムファイルをネットワークに接
続された端末301に準備する(ステップ310)。ま
た、更新対象の通信制御装置(例えばA105)にはメ
モリカード17を装着しておく(ステップ311)。こ
の場合、メモリカード17は前もって通信制御装置A、
B、C共通で最低1枚配備しておく。
ョンアップした)システムファイルをネットワークに接
続された端末301に準備する(ステップ310)。ま
た、更新対象の通信制御装置(例えばA105)にはメ
モリカード17を装着しておく(ステップ311)。こ
の場合、メモリカード17は前もって通信制御装置A、
B、C共通で最低1枚配備しておく。
【0026】メモリカード17を装着したならば、フラ
ッシュメモリ11内のシステムファイルをメモリカード
17にバックアップする(ステップ312)。
ッシュメモリ11内のシステムファイルをメモリカード
17にバックアップする(ステップ312)。
【0027】この状態で、ネットワークに接続された端
末301から通信制御装置A105に更新後のシステム
ファイルの転送を実施する(ステップ313)。
末301から通信制御装置A105に更新後のシステム
ファイルの転送を実施する(ステップ313)。
【0028】システムファイル更新時は、通信制御装置
A105のフラッシュメモリ11内のシステムファイル
を書き替え(ステップ314)、ファイル転送が正常に
終了する(ステップ315)。
A105のフラッシュメモリ11内のシステムファイル
を書き替え(ステップ314)、ファイル転送が正常に
終了する(ステップ315)。
【0029】次に、通信制御装置A105のメモリカー
ド17を外し(ステップ316)、フラッシュメモリ1
1から更新後のシステムファイルをRAM12にロード
して再立ち上げを実施する(ステップ317,31
8)。これにより、通信制御装置A105のシステムフ
ァイルの更新が終了し(ステップ319)、通信制御装
置A105の機能はバージョンアップしたものになる。
ド17を外し(ステップ316)、フラッシュメモリ1
1から更新後のシステムファイルをRAM12にロード
して再立ち上げを実施する(ステップ317,31
8)。これにより、通信制御装置A105のシステムフ
ァイルの更新が終了し(ステップ319)、通信制御装
置A105の機能はバージョンアップしたものになる。
【0030】なお、メモリカード17を外さないで再立
ち上げ操作を行った場合、メモリカード17内の更新前
のシステムファイルがRAM12にロードされるため、
システムファイルの更新処理に成功した場合であって
も、通信制御装置A105の機能はバージョンアップし
たものにならない。
ち上げ操作を行った場合、メモリカード17内の更新前
のシステムファイルがRAM12にロードされるため、
システムファイルの更新処理に成功した場合であって
も、通信制御装置A105の機能はバージョンアップし
たものにならない。
【0031】次に、システムファイルの更新途中で障害
が発生した時の処理を図4のフローチャートに従い説明
する。
が発生した時の処理を図4のフローチャートに従い説明
する。
【0032】ネットワーク運用中に、更新した(バージ
ョンアップした)システムファイルをネットワークに接
続された端末301に準備する(ステップ310)。ま
た、更新対象の通信制御装置(例えばA105)にはメ
モリカード17を装着しておく(ステップ311)。こ
の場合、メモリカード17は前もって通信制御装置A、
B、C共通で最低1枚配備しておく。
ョンアップした)システムファイルをネットワークに接
続された端末301に準備する(ステップ310)。ま
た、更新対象の通信制御装置(例えばA105)にはメ
モリカード17を装着しておく(ステップ311)。こ
の場合、メモリカード17は前もって通信制御装置A、
B、C共通で最低1枚配備しておく。
【0033】メモリカード17を装着したならば、フラ
ッシュメモリ11内のシステムファイルをメモリカード
17にバックアップする(ステップ312)。
ッシュメモリ11内のシステムファイルをメモリカード
17にバックアップする(ステップ312)。
【0034】この状態で、ネットワークに接続された端
末301から通信制御装置A105に更新後のシステム
ファイルの転送を実施する(ステップ313)。
末301から通信制御装置A105に更新後のシステム
ファイルの転送を実施する(ステップ313)。
【0035】システムファイル更新時は、通信制御装置
A105のフラッシュメモリ11内のシステムファイル
を書き替える(ステップ314)。
A105のフラッシュメモリ11内のシステムファイル
を書き替える(ステップ314)。
【0036】フラッシュメモリ11の更新中にワイドエ
リアネットワーク101や更新動作中の通信制御装置A
105に障害が発生した場合(ステップ320)、通信
制御装置A105のフラッシュメモリ11のシステムフ
ァイルが破壊される(ステップ321)。
リアネットワーク101や更新動作中の通信制御装置A
105に障害が発生した場合(ステップ320)、通信
制御装置A105のフラッシュメモリ11のシステムフ
ァイルが破壊される(ステップ321)。
【0037】ネットワークや通信制御装置A105の障
害発生によりシステムファイルの転送が失敗した場合、
端末301はファイル転送が異常終了と判断する(ステ
ップ322)。ここで、再度ファイル転送を実施するこ
とも可能だが、転送先の通信制御装置A105での瞬停
等で何らかの再立ち上げ要因が発生した場合(ステップ
323)、通信制御装置置A105はメモリカード17
が装着状態になっているため(ステップ324)、今度
はメモリカード17にバックアップされている更新前の
システムファイルをロードして再立ち上げを行なう(ス
テップ325)。
害発生によりシステムファイルの転送が失敗した場合、
端末301はファイル転送が異常終了と判断する(ステ
ップ322)。ここで、再度ファイル転送を実施するこ
とも可能だが、転送先の通信制御装置A105での瞬停
等で何らかの再立ち上げ要因が発生した場合(ステップ
323)、通信制御装置置A105はメモリカード17
が装着状態になっているため(ステップ324)、今度
はメモリカード17にバックアップされている更新前の
システムファイルをロードして再立ち上げを行なう(ス
テップ325)。
【0038】これにより、フラッシュメモリ11内の破
壊されたシステムファイルをロードして立ち上げるよう
にした場合の立ち上げ不可を防止できる。
壊されたシステムファイルをロードして立ち上げるよう
にした場合の立ち上げ不可を防止できる。
【0039】再立ち上げ後、ネットワークに接続された
端末301は、再度、更新後のシステムファイルの転送
を行ない(ステップ325)、通信制御装置A105の
フラッシュメモリ11のシステムファイルの更新を行な
う(ステップ327)。
端末301は、再度、更新後のシステムファイルの転送
を行ない(ステップ325)、通信制御装置A105の
フラッシュメモリ11のシステムファイルの更新を行な
う(ステップ327)。
【0040】更新終了後、メモリカード17を外して再
立ち上げ操作を行なう(ステップ328)。すると、こ
の状態ではメモリカード11は未装着であるため、今度
はフラッシュメモリ11内のシステムファイルがRAM
12にロードされ、更新後のシステムファイルによる立
ち上げ状態になり、更新処理が終了する(ステップ32
9,330)。
立ち上げ操作を行なう(ステップ328)。すると、こ
の状態ではメモリカード11は未装着であるため、今度
はフラッシュメモリ11内のシステムファイルがRAM
12にロードされ、更新後のシステムファイルによる立
ち上げ状態になり、更新処理が終了する(ステップ32
9,330)。
【0041】障害発生時は、この一連のバックアップ用
の操作を行なうことによって、通信制御装置A105の
システムファイルの更新を実施する。
の操作を行なうことによって、通信制御装置A105の
システムファイルの更新を実施する。
【0042】他の通信制御装置B106,C107にお
けるシステムファイルの更新処理についても同様に実施
する。この場合、メモリカード17は全ての通信制御装
置に共通した1枚を使用する。
けるシステムファイルの更新処理についても同様に実施
する。この場合、メモリカード17は全ての通信制御装
置に共通した1枚を使用する。
【0043】なお、メモリカード17は、システムファ
イルの更新対象の通信制御装置の設置場所に郵送で送る
か、保守要員が持参することによってシステム全体で共
用する。このようにすることによって、システムファイ
ルの更新をさらに安価に実施することが可能になる。
イルの更新対象の通信制御装置の設置場所に郵送で送る
か、保守要員が持参することによってシステム全体で共
用する。このようにすることによって、システムファイ
ルの更新をさらに安価に実施することが可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信制御装置の不揮発性メモリに記憶されたシステムフ
ァイルをネットワークに接続された端末から更新する際
に、外部記憶媒体装着スロットにメモリカード等の外部
記憶媒体を装着しておき、この外部記憶媒体に更新前の
システムファイルをバックアップした後、前記端末から
更新後のシステムファイルをネットワーク経由で転送し
てシステムファイルを更新し、その更新処理が失敗した
場合は、前記外部記憶媒体にバックアップした更新前の
システムファイルを主メモリにロードして通信制御装置
を立ち上げ、その状態で前記不揮発性メモリ内のシステ
ムファイルを更新するようにしたため、高価で大容量の
メモリを装備しておくことなく、システムファイルの更
新をネットワークに接続された端末から更新でき、かつ
更新途中でのネットワーク障害等によって更新処理が失
敗した場合であっても通信制御装置を更新前のシステム
ファイルに基づいて正常に立ち上げ、システムファイル
を更新することができる。
通信制御装置の不揮発性メモリに記憶されたシステムフ
ァイルをネットワークに接続された端末から更新する際
に、外部記憶媒体装着スロットにメモリカード等の外部
記憶媒体を装着しておき、この外部記憶媒体に更新前の
システムファイルをバックアップした後、前記端末から
更新後のシステムファイルをネットワーク経由で転送し
てシステムファイルを更新し、その更新処理が失敗した
場合は、前記外部記憶媒体にバックアップした更新前の
システムファイルを主メモリにロードして通信制御装置
を立ち上げ、その状態で前記不揮発性メモリ内のシステ
ムファイルを更新するようにしたため、高価で大容量の
メモリを装備しておくことなく、システムファイルの更
新をネットワークに接続された端末から更新でき、かつ
更新途中でのネットワーク障害等によって更新処理が失
敗した場合であっても通信制御装置を更新前のシステム
ファイルに基づいて正常に立ち上げ、システムファイル
を更新することができる。
【0045】従って、大容量のメモリを装備できない小
型で安価の通信制御装置であっても、外部記憶媒体のみ
によってバックアップした状態でシステムファイルの更
新を行うことができる。
型で安価の通信制御装置であっても、外部記憶媒体のみ
によってバックアップした状態でシステムファイルの更
新を行うことができる。
【図1】本発明を適用する通信制御装置を配備したシス
テムの実施形態を示すネットワーク構成図である。
テムの実施形態を示すネットワーク構成図である。
【図2】各通信制御装置内の構成を示すブロック構成図
である。
である。
【図3】ファイル更新処理時における通常動作時のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】ファイル更新処理時における障害発生時のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
10…CPU、11…フラッシュメモリ、12…RA
M、17…メモリカード、13…回線制御部、14…通
信回線、15…メモリカードスロット、101…WA
N、102〜104…LAN、105…通信制御装置
A、106…通信制御装置B、107…通信制御装置
C、301…端末。
M、17…メモリカード、13…回線制御部、14…通
信回線、15…メモリカードスロット、101…WA
N、102〜104…LAN、105…通信制御装置
A、106…通信制御装置B、107…通信制御装置
C、301…端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 徹 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 左古 義人 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】 不揮発性メモリとメモリカード等の外部
記憶媒体装着スロットを有し、前記不揮発性メモリに記
憶されたシステムファイルを主メモリにロードして立ち
上げる通信制御装置におけるシステムファイルの更新方
法であって、 前記不揮発性メモリに記憶されたシステムファイルをネ
ットワークに接続された端末から更新する際に、外部記
憶媒体装着スロットに外部記憶媒体を装着しておき、こ
の外部記憶媒体に更新前のシステムファイルをバックア
ップした後、前記端末から更新後のシステムファイルを
ネットワーク経由で転送して前記不揮発性メモリに記憶
されたシステムファイルを更新し、その更新処理が成功
した場合には不揮発性メモリに記憶された更新後のシス
テムファイルを主メモリにロードして通信制御装置を立
ち上げ、更新処理が失敗した場合は、前記外部記憶媒体
にバックアップした更新前のシステムファイルを主メモ
リにロードして通信制御装置を立ち上げ、その状態で前
記不揮発性メモリ内のシステムファイルを更新すること
を特徴とする通信制御装置におけるシステムファイルの
更新方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8247803A JPH1097426A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 通信制御装置におけるシステムファイルの更新方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8247803A JPH1097426A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 通信制御装置におけるシステムファイルの更新方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1097426A true JPH1097426A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17168896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8247803A Pending JPH1097426A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 通信制御装置におけるシステムファイルの更新方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1097426A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1075114A2 (en) * | 1999-07-29 | 2001-02-07 | Nec Corporation | Method and apparatus of automatically restoring set information |
WO2013104154A1 (zh) * | 2012-01-10 | 2013-07-18 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种软件下载方法及终端 |
WO2022249846A1 (ja) * | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 株式会社デンソー | 車両用電子制御装置及び更新プログラム |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP8247803A patent/JPH1097426A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1075114A2 (en) * | 1999-07-29 | 2001-02-07 | Nec Corporation | Method and apparatus of automatically restoring set information |
EP1075114A3 (en) * | 1999-07-29 | 2001-02-21 | Nec Corporation | Method and apparatus of automatically restoring set information |
WO2013104154A1 (zh) * | 2012-01-10 | 2013-07-18 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种软件下载方法及终端 |
WO2022249846A1 (ja) * | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 株式会社デンソー | 車両用電子制御装置及び更新プログラム |
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