JPH1096266A - アンダーカットアンカー - Google Patents

アンダーカットアンカー

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JPH1096266A
JPH1096266A JP9146605A JP14660597A JPH1096266A JP H1096266 A JPH1096266 A JP H1096266A JP 9146605 A JP9146605 A JP 9146605A JP 14660597 A JP14660597 A JP 14660597A JP H1096266 A JPH1096266 A JP H1096266A
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undercut
cutting
axis
sleeve
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JP9146605A
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Reinhard Lins
リンス ラインハルト
Erich Wisser
ヴィッセル エーリッヒ
Helmut Gassener
ガスネル ヘルムート
Susanne Kossian
コシアン スザンヌ
Rainer Kussmaul
クスマウル ライネル
Hermann Beck
ベック ヘルマン
Markus Hartmann
ハートマン マルクス
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Hilti AG
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Hilti AG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/002Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose self-cutting
    • F16B13/004Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose self-cutting with a drilling sleeve driven against a tapered or spherical plug
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
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    • F16B13/06Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎に対してできるだけ均等に荷重が伝達さ
れかつ高いレベルの荷重を支持できる自動切削アンダー
カットアンカーを得る。 【解決手段】 軸部12を有しかつこの軸部の前方端部
には遊端の方向に向かって拡大するテーパを有する円錐
状部3を設けたアンカーボルト2と、及びアンカーボル
ト2上で長手方向に移動自在でありかつ前方端部8に刃
を設けた切り刃片5を設けたスリーブ4とを具え、これ
らの切り刃片5は互いに中間空間で分離しスリーブ4の
円錐状部3への押し開きによってこれらの切り刃片5の
半径方向の拡開を生ずるようにしたアンダーカットアン
カーにおいて、円錐状部3とは背反する側に、切り刃片
5の前方の遊端から可塑性のヒンジ部11の方向に延び
る部分に、少なくとも切り込み作用領域をほぼ円環状の
面として構成した外面6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸部を有しかつこ
の軸部の前方端部には遊端の方向に向かって拡大するテ
ーパを有する円錐状部を設けたアンカーボルトと、及び
前記アンカーボルト上で長手方向に移動自在のスリーブ
とを具え、このスリーブには、前方端部に刃を設けた切
り刃片を設け、これらの切り刃片は互いに中間空間で分
離しかつ可塑性のヒンジ部から前記円錐状部の方向に延
び、スリーブの円錐状部への押し開きによってこれらの
切り刃片の半径方向の拡開を生ずるようにしたアンダー
カットアンカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】固定技術において、必須の十分な拡開圧
力がない状態で固定を行わなければならないことがよく
ある。特に、周縁方向及び軸線方向の距離が僅かしかと
れない場合、従来の拡開アンカーによるアンカー設置は
基礎に亀裂や剥離を発生する危険性がある。このため、
特別な固定素子を収容孔に対して形状ロックを生ずるよ
う固定するアンカー装置が知られている。このため、規
定の深さの円筒形収容孔にアンダーカットを設ける。準
備した収容孔内に挿入できる固定素子は、円錐状部を一
体に形成したアンカーボルトを有し、このアンカーボル
トをスリーブの軸線方向の貫通孔内に挿入する。スリー
ブには拡開可能なセグメントを設け、これらのセグメン
トがスリーブとアンカーボルトとの相対移動によりアン
ダーカット内に拡開する。
【0003】たいていの場合、アンダーカットを形成す
るためには、特別な装置が必須であり、収容孔内で偏心
して回転する研磨性の刃を設け、孔の壁にアンダーカッ
トを切削加工する。据え付け作業によって自動的にアン
ダーカットを形成するアンダーカットアンカーは既知で
ある。このような自動切削アンダーカットアンカーは例
えば、米国特許第4,702,654号に記載されてい
るのもがあり、据え付け側の前方端部に切り刃片を設け
たスリーブを有し、この切り刃片はヒンジ部からアンカ
ーボルトの前方端部の円錐状部の方向に延在する。切り
刃片はスリーブの円錐状部上への押し開きによって半径
方向に拡開する。スリーブを回転するとき、孔の壁に切
り刃が押し付けられた切り刃片が孔の壁にアンダーカッ
トを形成する。スリーブを円錐状部に軸線方向に押し付
けかつ回転している限りは、切り刃片は完全に拡開し、
所要のアンダーカット深さでのアンダーカットを形成す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような既知の自動
切削アンダーカットアンカーの欠点は、切り刃片の軸線
方向に投影した外側輪郭が拡開工程中に描く曲線である
切り刃片の引きずり曲線が、アンダーカットの軸線方向
に投影した曲線である切り込み曲線に一致しない点であ
る。最終状態では切り刃片の外面並びに外側端縁は軸線
方向のアンダーカット面に接触する。これによっては、
荷重は極めて不均一に基礎に伝達され、従って、高い荷
重レベルが加わると基礎に破壊を生ずる恐れがある。ほ
ぼ全面的な接触は、アンダーカットアンカーの設置後
に、基礎に過剰の圧力を加えて切り刃片を変形する必要
がある。これによっても、依然として基礎には相応の負
荷が課せられ、実現可能な保持能力を得る上で不利であ
る。収容孔はアンダーカットアンカーに対して、挿入を
妨げないようにアンダーカットアンカーよりも僅かに大
きな内径を有する。円筒形の収容孔の壁から軸線方向の
アンダーカット面への移行領域の稜部はスリーブの外面
から距離をとり、この距離はスリーブと収容孔の壁との
間の環状空間の幅に対応する。アンダーカットアンカー
の引張荷重はこのような稜部に剪断力を加える。従っ
て、このアンダーカットアンカーは移動してしまい、確
実な固定が保証されないことになる。
【0005】従って、本発明の目的は、従来のアンダー
カットアンカーの欠点を解決するアンダーカットアンカ
ーを得るにある。更に、基礎に対してできるだけ均等に
荷重が伝達される自動切削アンダーカットアンカーを得
るにある。アンダーカットアンカーはアンダーカットを
形成する領域において基礎を破壊することなく高い荷重
レベルを許容するアンダーカットアンカーを得るにあ
る。更に、円筒形収容孔の壁と軸線方向のアンダーカッ
ト面との移行領域の稜部における剪断をできるだけ軽減
することができるアンダーカットアンカーを得るにあ
る。アンダーカットアンカーの構造的設計は、軸線方向
の距離及び周縁方向のへ距離を小さくでき、亀裂のある
基礎においても、亀裂の開口内での移動を少なくするこ
とができるアンダーカットアンカーを得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は軸部を有しかつこの軸部の前方端部には遊
端の方向に向かって拡大するテーパを有する円錐状部を
設けたアンカーボルトと、及び前記アンカーボルト上で
長手方向に移動自在のスリーブとを具え、このスリーブ
には、前方端部に刃を設けた切り刃片を設け、これらの
切り刃片は互いに中間空間で分離しかつ可塑性のヒンジ
部から前記円錐状部の方向に延び、スリーブの円錐状部
への押し開きによってこれらの切り刃片の半径方向の拡
開を生ずるようにしたアンダーカットアンカーにおい
て、前記円錐状部とは背反する側に、前記切り刃片の前
方の遊端から可塑性のヒンジ部の方向に延びる部分に、
少なくとも切り込み作用領域をほぼ円環状の面として構
成した外面を設けたことを特徴とする。
【0007】切り刃片の外面の切り込み作用領域を円環
状面として構成することにより、引きずり曲線と切り込
み曲線は広範囲にわたり一致するようになる。切り刃片
は切り込み工程においてアンダーカットの最終位置をと
り、外面は引きずり曲線と切り込み曲線との広範囲の一
致のために、軸線方向のアンダーカット面に面接触す
る。これにより、荷重が基礎に対して極めて均等に伝達
され、設置領域での基礎を破壊することなく高いレベル
の荷重を支持することができる。基礎に対して均等に荷
重伝達されることはアンダーカットの保持能力を向上す
る。本発明による形状の切り刃片によれば、アンダーカ
ット面が円筒形の収容孔の壁に対して、一般的には30
°であるがこれより大きな角度をなすアンダーカットを
形成することができる。従って、アンダーカットアンカ
ーの固定によって僅かに許容される固定点の軸線方向及
び周縁方向の移動距離を一層減少することができる。ア
ンダーカット面の大きな傾斜角度は、亀裂の入った基礎
においても、亀裂開口内にアンダーカットアンカーが移
動することを少なくする。
【0008】引きずり曲線及び切り込み曲線の良好な一
致及び良好な荷重伝達を得るためには、前記円環状の外
面の曲率中心点を、前記切り刃片の外面のアンダーカッ
トした状態にある部分の対称軸線と、前記軸部から円錐
状部への移行部の角度の対称軸線との交点によって与え
られるようにし、曲率半径を R=[X2 +(t/2sinα)21/2 で与えられるようにし、ただし、Rは円環状の外面の半
径、xは曲率中心点から円環状の外面のアンダーカット
状態にある部分の長さ方向範囲との交点までの長さ、t
は軸線に直交する方向に測ったアンダーカット深さ、α
は外面のアンダーカット状態にある部分の軸線に対する
中間角度とすると好適である。切り刃片の円環状面のア
ンダーカット状態部分は同時に荷重伝達面をなす。
【0009】切り刃片の遊端面は、焼き入れした突出
部、鋸歯状部、刃インサート等により構成する。この切
り刃片の遊端面は初期状態では軸部の軸線に対してほぼ
直交する方向に指向させる。これにより、切り刃片の初
期状態では切り刃はスリーブの周囲の範囲よりも突出す
ることがないようにすることができる。切り刃を端面に
設けることにより切り込み曲線を引きずり曲線に広範囲
に一致させるのが容易になる。
【0010】本発明の好適な実施例においては、前記円
錐状部の外面に掛合して連携動作する前記切り刃片の後
面を、広範囲にわたり、切り刃片の外面のの円環状面と
して構成した部分に近似させ、前記スリーブの内面の軸
線に平行な部分から、前記円環状の外面の曲率中心に一
致する点を中心とした曲率円5近似した形状に移行させ
る。後面の形状を選択することによって、理想的な円環
状の形状に十分近似させることができ、切り刃片の占有
面積を小さくすることができる。切り刃片の厚さは、特
に、切り込み作用領域においてはほぼ一定に維持する。
【0011】後面を安価に円環状面の形状に近似させる
ためには、前記後面を長さ方向に部分的に円錐形面及び
円筒形面により構成し、この構成は、前記切り刃片が拡
開した状態で、前記後面が前記円錐状部に少なくとも部
分的に面接触する構成とする。円錐状部が拡開した切り
刃片を支持し、また荷重によって切り刃片に作用する力
を円錐状部に伝達することができる。
【0012】本発明の好適な実施例においては、各切り
刃片の円環状の外面に隣接する肩部を設け、この肩部を
円筒形面として構成しかつ前記スリーブの周囲の方向に
延び、また円筒形表面としてやはり構成した連結部分を
介して前記可撓性のヒンジ部に連結し、前記肩部は初期
状態では軸部の軸線に対して傾斜させ、前記連結部分
は、拡開した状態で前記肩部が前記スリーブの周囲より
も少なくとも一部の領域が突出する長さを有するものと
して構成する。少なくとも部分的にスリーブの周囲の範
囲から突出する肩部はアンダーカットアンカーの収容孔
に対する心決めを行うことができる。これにより、すべ
ての方向に深さが一定の均等なアンダーカットを形成す
ることができる。スリーブの周囲の範囲から少なくとも
部分的に突出する肩部はスリーブと収容孔の壁との間の
空間をブリッジする。孔の壁に設置し、特に、壁からア
ンダーカット面への移行領域の周囲の稜部の剪断力が加
わる領域で基礎を支持する。
【0013】前記肩部及び前記連結部分は互いに90°
の角度をなすようにすると好適である。この構成によれ
ば、支持肩部に作用する力をよく受け止めることができ
る。更に、好適な実施例においては、前記肩部は、拡開
した状態では軸線方向に平行に指向するような角度を初
期状態において円環状の外面に対してなすようにする。
連結部分の長さは、切り刃片の拡開した状態で収容孔の
壁に面接触することがのできる寸法とする。この好適な
切り刃片の形状によれば、切り刃片の心決め及び支持作
用を容易にする。肩部は拡開した切り刃片によって収容
孔の壁に面接触し、環状に支持する。連結部分は肩部及
び軸線に対して直交し、肩部に作用する力を極めてよく
受け止めることができる。同時に、肩部は、スリーブか
ら可塑性のヒンジ部への切り刃片の移行部を支持し、切
り刃片の剪断を防止刷る。
【0014】更に、初期状態では前記肩部の前記軸部の
軸線から遠い方の領域が前記軸線に対して角度をなして
傾斜し、この角度を前記軸線に対する前記円錐状部の傾
斜角度にほぼ等しくすると、有利は配置関係が得られ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面につき本発明の好適な
実施例を説明する。
【0016】本発明による自動的に収容孔の下方で収容
孔の壁に食い込むアンダーカットアンカー1の好適な実
施例を図1に示す。図面は基礎Gに構造部分Eを固定す
るため収容孔B内に挿入した状態を示す。アンダーカッ
トアンカー1は軸部12を有するアンカーボルト2を具
え、この軸部12の差し込み方向側の前方端部に円錐状
部3を設け、この円錐状部3は遊端に向かって拡大す
る。スリーブ4をアンカーボルト2に装着し、軸部12
に沿って移動自在にする。このスリーブ4の前方端部に
複数個の切り刃片5を設け、この切り刃片5は中間空間
によって互いに分断し、また可塑性のヒンジ部11から
円錐状部3の方向に延在させる。切り刃片5の遊端面8
には切り刃を設け、例えば、この切り刃は焼き入れした
突出部又は硬質金属の刃を埋め込んだものとすることが
できる。焼き入れした突出部を溶接によって遊端面8に
取り付けることができる。更に、ばねスチールを遊端面
8に溶接することもでき、この場合、この溶接作業によ
って焼き入れが行われる。遊端面8は焼き入れした鋸歯
状の刻み目により構成することもできる。
【0017】スリーブ4に隣接して推進スリーブ15を
アンカーボルト2に装着し、この推進スリーブには周囲
を包囲する環状フランジ16を設け、この環状フランジ
16は図示のように皿ばね状に湾曲させることができ
る。ナット17をアンカーボルト2に設けた雄ねじの後
方部分にねじ込み、推進スリーブ15及び切り刃片を設
けたスリーブ4の不慮の緩みを阻止する。ナット17を
アンカーボルト2にねじ込むことにより、皿ばね状の環
状フランジ16は下方に押し下げられる。これによっ
て、推進スリーブ15は挿入ほこの前方に移動し、切り
刃片5を有するスリーブ4はアンカーボルト2の前方端
部の円錐状部3上を移動し、切り刃片5は半径方向に拡
開する。ナット17のアンカーボルト2に対するねじ込
みは動力で行うこともできる。このため、アンカーボル
ト2の後方端部に差し込み端部18を設け、この差し込
み端部を例えば、本件出願人による回転ドリル装置の工
具収容部に回転駆動連結することができる。スリーブ4
及びアンカーボルト2は回転可能に連結する。このた
め、円錐状部3に駆動スタッド14を設け、この駆動ス
タッド14を切り刃片5間の中間空間内に嵌合させ、ア
ンカーボルト2の回転がスリーブ4に伝達されるように
する。スリーブ4が円錐状部3上に押し開かれることに
よって切り刃片5が同時に拡開しつつ、スリーブ4と一
緒にアンカーボルト2が回転することによって、旋盤加
工のように所要の収容孔の下方でのアンダーカットを形
成する。
【0018】切り刃片5には円錐状部3とは背反する側
の外面6を設け、この外面6は切り刃片5の遊端から可
塑性ヒンジ部11の方向に延在させる。本発明によれ
ば、基礎Gへのアンダーカットを生ずる切り込み作用部
分を外面6に設け、この切り込み作用部分は円環状面と
して構成する。図2及び図3には、本発明によるアンダ
ーカットアンカー1の自動アンダーカット部分を線図的
に拡大スケールで示す。図2はアンダーカットアンカー
1の固定を生じていない初期状態を示し、図3にはアン
ダーカットアンカー1のアンダーカットを形成した後の
最終状態を示す。切り刃片5の外面6の切り込み作用部
分の長さを「l」で示す。円環状面は曲率中心Mを有
し、この曲率中心Mは、拡開した切り刃片5の外面6の
切り込み作用部分及びアンダーカット状態にある部分の
長さ範囲lに対する対称軸線と、円錐状部3とアンカー
ボルト2の軸部との移行部における角度対称軸線との交
点によって決まる。外面6のアンダーカット状態にある
部分の長さの範囲を示す直線lから対称軸線上の曲率中
心Mまでの距離をxで示す。アンダーカットアンカーの
軸線Aと直線lがなす角度をαで示す。曲率半径Rは以
下の等式で与えられる。即ち、 R=[X2 +(t/2sinα)21/2 ただし、tは生じたアンダーカット深さである。
【0019】図3に示すように、円錐状部3に対向する
側の切り刃片5の後面7は、広範囲にわたり外面6の形
状に適合する。後面7の推移形状に近似する曲線kは、
円環状の外面6の曲率中心Mに一致する中心を有する。
後面7の推移形状は、円筒形表面及び円錐形表面によっ
て外面6に近似する形状をとり、可塑性ヒンジ部11か
らスリーブ4の軸線方向に平行な内面に移行する。円筒
形表面及び円錐形表面の配置は、拡開した切り刃片5が
円錐状部3に広範囲に面接触し、切り刃片5が荷重をで
きるだけ良好に支持するよう選択する。
【0020】図4及び図5において、図4は従来のアン
ダーカットアンカーの切り刃片5の食い込み曲線C及び
引きずり曲線Dの推移を示し、また図5は本発明による
アンダーカットアンカーの食い込み曲線C及び引きずり
曲線Dの推移を示す。食い込み曲線Cは拡開工程中の切
り刃片5の外面6の外側遊端の推移を示す。引きずり曲
線Dは、外面6の互いに対向する端部領域の推移を示
す。従来技術のアンダーカットアンカーの切り刃片5で
は切り込み曲線C及び引きずり曲線Dは互いに相違し、
本発明による外面6を有する切り刃片5を設けたアンダ
ーカットアンカーでは、両者は少なくとも円環状面とし
て構成した切り込み作用部分ではほぼ一致する。
【0021】図2及び図3の詳細図から明らかなよう
に、円環状の外面6はこぶ状の突出部に移行する。この
こぶ状の突出部は、肩部9と連結部分10とにより構成
し、この連結部分10によって肩部9は可塑性のヒンジ
部11に連結される。肩部9は円環状の外面6からスリ
ーブ4の周囲の方向に延び、円筒形表面を構成する。初
期状態では、肩部9と好適には円筒形表面として構成し
た連結部分10との間の移行稜部はスリーブ4の周囲の
範囲の内側に配置し、又は最大でスリーブの周囲の範囲
に一致させる。このように移行稜部はスリーブの周囲の
範囲を越えることはなく、アンダーカットアンカーの収
容孔Bへの挿入を妨げることはない。肩部9の傾斜角度
は、拡開した切り刃片5によってスリーブ4の周囲と収
容孔Bとの間に生ずる環状空間Sを肩部9がブリッジ
し、収容孔Bの壁に対して少なくとも一部の領域が面接
触するように選択する。図示の実施例では、肩部9及び
連結部分10は移行稜部で90°の角度をなし、肩部9
の傾斜角度は、切り刃片5が拡開した状態で肩部9が軸
線Aにほぼ平行となる向きに指向するよう選択する。好
適には、軸部12に対して肩部9と円錐状部3とが互い
に同一の角度をなすようにする。連結部分10は軸線A
に対して直交する方向に延びる。連結部分10の長さ
は、移行稜部が切り刃片5の拡開を阻止しないものとす
る。肩部9はアンダーカットを生ずることによってアン
ダーカットアンカーの心決めを行い、このことにより、
収容孔の全周にわたり同一のアンダーカット深さを生ず
ることができる。肩部9は収容孔Bの壁に密に面接触
し、アンダーカット位置よりも高い位置で収容孔の壁を
支持する。これにより、基礎の剪断を阻止することがで
きる。
【0022】切り込み作用領域を円環状面として構成し
た切り刃片の外面において、切り刃片の引きずり曲線及
び切り込み曲線は広範囲にわたって一致する。アンダー
カット形成工程中切り刃片はアンダーカットの最終位置
をとり、切り刃片の外面は、引きずり曲線と切り込み曲
線との広範囲の一致のため、アンダーカット面が軸線方
向に面接触する。これによって、荷重は基礎に対して均
等に伝達されかつ高い荷重レベルを支持することがで
き、従って、据え付け領域における基礎の破壊をなくす
ことができる。基礎への均等な荷重伝達はアンダーカッ
トアンカーの保持力の向上をもたらす。
【0023】本発明による切り刃片の形状によって、切
り刃片はアンダーカットを生ずることができ、アンダー
カット面は円筒形の収容孔に対してより大きい角度例え
ば、40°〜70°、特に、約60°の角度をなして食
い込むことができる。これによって、アンダーカットア
ンカーの固定によって許容される固定点の軸線方向距離
及び周縁距離を一層減少することができる。アンダーカ
ット面のより大きい傾斜角度によって、割れ目がある基
礎においてアンダーカットアンカーが割れ目の開口内へ
移動するのを少なくする。基礎におけるアンダーカット
領域への力の伝達は、アンカーボルトの軸部の軸線に対
する円錐状部の傾斜角度で決まるアンダーカット角度を
約30°〜45°、特に、約40°となるよう選択する
と、自己支持丸天井作用を生じて良好に行われる。アン
ダーカット深さは、M4〜M30のゲージの寸法のアン
カーボルトに対して約2.0mm〜13.3mmの深さ
を選択し、アンダーカット深さはアンダーカットアンカ
ーの寸法が大きくなるにつれて増大させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンダーカットアンカーの部分縦
断面図である。
【図2】本発明によるアンダーカットアンカーの初期状
態における部分拡大縦断面図である。
【図3】本発明によるアンダーカットアンカーの切り刃
片が拡開した状態の部分拡大縦断面図である。
【図4】従来のアンダーカットアンカーの切り刃片の移
動経過を示す説明図である。
【図5】図1のアンダーカットアンカーの切り刃片の移
動経過を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アンダーカットアンカー 2 アンカーボルト 3 円錐状部 4 スリーブ 5 切り刃片 6 外面 7 後面 8 遊端面 9 肩部 10 連結部分 11 ヒンジ部 12 軸部 14 駆動スタッド 15 推進スリーブ 16 環状フランジ 17 ナット 18 差し込み端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ガスネル リヒテンシュタイン国 9497 トリーセン ベルク リュッテルティ 537 (72)発明者 スザンヌ コシアン オーストリア国 6800 フェルドキルヒ ローレンツ−ゲーマンシュトラーセ 4 (72)発明者 ライネル クスマウル オーストリア国 6712 チューリンゲン ラフンシュトラーセ 159 (72)発明者 ヘルマン ベック オーストリア国 6807 フエルドキルヒ− ティシス レッツェシュトラーセ 60アー (72)発明者 マルクス ハートマン オーストリア国 6800 フェルドキルヒ リヒテンシュタイネルシュトラーセ 1

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部(12)を有しかつこの軸部(1
    2)の前方端部には遊端の方向に向かって拡大するテー
    パを有する円錐状部(3)を設けたアンカーボルト
    (2)と、及び前記アンカーボルト(2)上で長手方向
    に移動自在のスリーブ(4)とを具え、このスリーブ
    (4)には、前方端部(8)に刃を設けた切り刃片
    (5)を設け、これらの切り刃片(5)は互いに中間空
    間で分離しかつ可塑性のヒンジ部(11)から前記円錐
    状部(3)の方向に延び、スリーブ(4)の円錐状部
    (3)への押し開きによってこれらの切り刃片(5)の
    半径方向の拡開を生ずるようにしたアンダーカットアン
    カーにおいて、前記円錐状部(3)とは背反する側に、
    前記切り刃片(5)の前方の遊端から可塑性のヒンジ部
    (11)の方向に延びる部分に、少なくとも切り込み作
    用領域をほぼ円環状の面として構成した外面(6)を設
    けたことを特徴とするアンダーカットアンカー。
  2. 【請求項2】 前記円環状の外面(6)の曲率中心点
    (M)を、前記切り刃片の外面(6)のアンダーカット
    した状態にある部分(l)の対称軸線と、前記軸部(1
    2)から円錐状部(3)への移行部の角度の対称軸線と
    の交点によって与えられるようにし、曲率半径を R=[X2 +(t/2sinα)21/2 で与えられるようにし、ただし、Rは円環状の外面
    (6)の半径、xは曲率中心点(M)から円環状の外面
    (6)のアンダーカット状態にある部分の長さ方向範囲
    (l)との交点までの長さ、tは軸線(A)に直交する
    方向に測ったアンダーカット深さ、αは外面(6)のア
    ンダーカット状態にある部分の軸線(A)に対する中間
    角度とした請求項1記載のアンダーカットアンカー。
  3. 【請求項3】 切り刃片(5)の遊端面(8)に刃を設
    け、この刃を初期状態では軸部(12)の軸線(A)に
    対して直交するように指向させた請求項1又は2記載の
    アンダーカットアンカー。
  4. 【請求項4】 前記円錐状部(3)の外面に掛合して連
    携動作する前記切り刃片(5)の後面(7)を、広範囲
    にわたり、切り刃片(5)の外面の(6)の円環状面と
    して構成した部分に近似させ、前記スリーブ(4)の内
    面(13)の軸線に平行な部分から、前記円環状の外面
    (6)の曲率中心(M)に一致する点を中心とした曲率
    円(k)に近似した形状に移行させた請求項3記載のア
    ンダーカットアンカー。
  5. 【請求項5】 前記後面(7)を長さ方向に部分的に円
    錐形面及び円筒形面により構成し、この構成は、前記切
    り刃片(5)が拡開した状態で、前記後面(7)が前記
    円錐状部(3)に少なくとも部分的に面接触する構成と
    した請求項4記載のアンダーカットアンカー。
  6. 【請求項6】 各切り刃片(5)の円環状の外面(6)
    に隣接する肩部(9)を設け、この肩部(9)を円筒形
    面として構成しかつ前記スリーブ(4)の周囲の方向に
    延び、また円筒形表面としてやはり構成した連結部分
    (10)を介して前記可撓性のヒンジ部(11)に連結
    し、前記肩部(9)は初期状態では軸部(12)の軸線
    (A)に対して傾斜させ、前記連結部分(10)は、拡
    開した状態で前記肩部(9)が前記スリーブ(4)の周
    囲よりも少なくとも一部の領域が突出する長さを有する
    ものとして構成した請求項1乃至5のうちのいずれか一
    項に記載のアンダーカットアンカー。
  7. 【請求項7】 前記肩部(9)及び前記連結部分(1
    0)は互いに90°の角度をなすようにした請求項6記
    載のアンダーカットアンカー。
  8. 【請求項8】 前記肩部(9)は、拡開した状態では軸
    線方向に平行に指向するような角度を初期状態において
    円環状の外面(6)に対してなすようにした請求項7記
    載のアンダーカットアンカー。
  9. 【請求項9】 初期状態では前記肩部(9)の前記軸部
    (12)の軸線(A)から遠い方の領域が前記軸線に対
    して角度(α)をなして傾斜し、この角度(α)を前記
    軸線(A)に対する前記円錐状部(3)の傾斜角度にほ
    ぼ等しくした請求項8記載のアンダーカットアンカー。
JP9146605A 1996-06-05 1997-06-04 アンダーカットアンカー Pending JPH1096266A (ja)

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DE19626308:5 1996-07-01
DE1996126308 DE19626308A1 (de) 1996-07-01 1996-07-01 Hinterschnittanker
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