JPH109609A - 天井埋込形空調機の天井パネル - Google Patents

天井埋込形空調機の天井パネル

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Publication number
JPH109609A
JPH109609A JP8162135A JP16213596A JPH109609A JP H109609 A JPH109609 A JP H109609A JP 8162135 A JP8162135 A JP 8162135A JP 16213596 A JP16213596 A JP 16213596A JP H109609 A JPH109609 A JP H109609A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceiling panel
ceiling
oil
air conditioner
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8162135A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenao Kawai
秀直 川合
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH109609A publication Critical patent/JPH109609A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレアー接手121、122への据付け時の
油塗布作業による油の飛散、あるいは、フレアー接手1
21、122の締付け不良による空調機からの油漏れな
どによる天井パネル108素材の油汚染防止。 【解決手段】 天井埋込形空調機の本体側面部から突出
して配設された冷媒配管およびフレアー接手部の下方部
分となる天井パネルの上面部に、耐油性のある樹脂材に
て成形された防油保護シートを装着する。天井パネル素
材としてABS樹脂材を、また、防油保護シートにはポ
リエチレン樹脂材又はポリプロピレン樹脂材を使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】天井内に埋込むことによって
設置される天井埋込形空気調和機の天井パネル素材の油
汚染防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込形空調機の一例が図5及
び図6に示されている。図6に示される如く、本体10
2は、方形の四隅を切った略8角形の平面形状として構
成されており、天井開口部110の上方天井1内に埋設
され、本体2の内部には、熱交換器107及び送風機1
06、該送風機の電動機105が配置されている。ま
た、この本体102の下部開口部はほぼ正方形の天井パ
ネル108によって覆われている。そして、この天井パ
ネル108の中央部には、ほぼ正方形の吸込口103が
形成され、この吸込口103の外側には、天井パネル1
08の各辺縁に沿う長方形の吹出口104が形成されて
いる。上記空調機は、本体102の内部に配設されたモ
ータ105によって送風機106を駆動すると、室9内
の室内空気が図5に実線矢印で示すように吸込口103
から吸込グリル111を通って本体102に吸込まれ、
熱交換器107を通過する過程で冷却又は加熱されるこ
とにより、調和空気となって、吹出口104から吹出ル
ーバ112に案内されて室109内に吹出される。な
お、図5において、116はドレンパンを兼ねる支持
枠、117は天井パネル108に一体成形された支持
枠、118は導風板である。
【0003】図6は、図5のB矢視図であり、本空調機
の本体102の隅部側面部には、本空調機の熱交換器1
07と図示していない室外機からの冷媒配管とを接続す
るための冷媒配管119及び120が突設して配設さ
れ、本冷媒配管119及び120の先端部には、それぞ
れ、フレアー接手121及び122が装備されている。
従って、本冷媒配管119,120及びフレアー接手1
21,122は、天井パネル108隅部の上方に位置す
ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、従来の天
井埋込形空調機の天井パネル108においては、空調機
の室外機からの冷媒配管を接続するための冷媒配管11
9、120及びフレアー接手121、122が該天井パ
ネル108の上方に配設されているので、冷媒配管11
9、120のフレアー接手121、122部への空調機
据付け時の油塗布作業による油の飛散、あるいは、フレ
アー接手121、122の締付け不良による空調機から
の油漏れなどにより、フレアー接手121、122の下
方を覆う位置に当る天井パネル部分108の上面部分に
は、油が付着する。
【0005】また、天井パネル108は、樹脂成形加工
品で、成形性、加工性が良く、見栄え、寸法精度が確保
し易く、かつコスト上もバランスがとれている等の理由
で、ABS樹脂材が採用されているが、該ABS樹脂材
は、耐油性が良好でないため、上記のように油が付着す
ると、短期間に亀裂が発生し、破損に至るなどの問題が
あった。
【0006】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたもので、その目的とすると
ころは、天井パネル素材への油の付着を防止し、天井パ
ネルの長寿命化を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、天井内に埋設される本体
の下部開口部を覆う天井パネルに、室内空気の吸込口と
前記本体内部で、冷却又は加熱された調和空気を室内に
吹き出す吹出口を形成してなる天井埋込形空調機の前記
天井パネルにおいて、前記空調機の室外機からの冷媒配
管を接続するため、本体側面部から突出して配設された
冷媒配管およびフレアー接手部の下方部分となる天井パ
ネルの上面部に耐油性のある樹脂材にて成形された防油
保護シートを装着したものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、前記天
井パネルがABS樹脂材よりなり、前記防油保護シート
がポリエチレン樹脂材又はポリプロピレン樹脂材よりな
るものである。
【0009】従って、上記の様に構成された天井埋込形
変調機の天井パネルにおいては、室外機からの冷媒配管
を接続するためのフレアー接手部の下方部分の天井パネ
ル上面に、耐油性のある樹脂材にて成形した防油保護シ
ートを装着してあるので、前記空調機据付け時、前記冷
媒配管フレアー接手部への油塗布作業による油の飛散、
あるいは、前記フレアー接手部締付け不良による空調機
油漏れなどにより天井パネル上面に油が滴下する場合、
前記耐油性のある樹脂材にて成形した防油保護シートが
油を受けることになり、天井パネル素材面への油の付着
を防止することができる。
【0010】特に、請求項2に記載の天井パネルでは、
防油保護シート及び天井パネル材にそれぞれ最適の材料
を使用しているので、油の滴下による天井パネルの亀
裂、破損等が確実に防止され、天井パネルも見栄え、寸
法精度の優れたものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図4
に示す。図1及び図2は本発明による天井パネルを装着
した天井埋込形空調機の全体構成図、図3は本空調機の
外観平面図、図4はその側面図である。図3に示される
如く、本体2は、方形の四隅を切り取った略8角形の平
面形状の箱体として構成されており、天井開口部10の
上方天井1内に埋設され、該本体2の内部には、熱交換
器7及び送風機6が配置されている。また、該本体2の
下部開口部は、ほぼ正方形の天井パネル8によって覆わ
れている。そして、天井パネル8の中央部には、ほぼ正
方形の吸込口3が形成され、この吸込口3の外側には、
天井パネル8の各辺縁に沿う長方形の吹出口4が形成さ
れている。
【0012】上記空調機は、本体2の内部に配設された
モータ5によって送風機6を駆動すると室9内の室内空
気が、図2に実線矢印で示すように、吸込口3から吸込
ブリル11を通って、本体2に吸込まれ、熱交換器7を
通過する過程で、冷却又は加熱されることにより、調和
空気となって、吹出口4から吹出ルーバ12に案内さ
れ、室9内に吹出される。尚、図1において、16はド
レンパンを兼ねる支持枠、17は天井パネル8に一体成
形された支持枠、18は導風板である。
【0013】図3および図4に示す如く、本空調機の本
体2の四隅の切り取られた角側面部には、熱交換器7の
入口冷媒配管19及び熱交換器7の出口冷媒配管20が
突設して配設されており、これら各冷媒配管19,20
の先端部には、図示してない室外機からの冷媒配管と接
続するため、それぞれフレアー接手21及び22が装備
されている。そして、天井パネル8は、本体2の下部開
口部を覆うとともに、本体2の前記角側面部から突出し
て配設された上記冷媒配管19,20及びフレアー接手
21,22の部分の下方部を覆っている。そして、この
天井パネル8の上面のうち、上記フレアー接手21,2
2の下方に当る隅部には、図3及び図4に示す如く、耐
油性を有する樹脂材、例えば、ポリエチレン樹脂材、ポ
リプロピレン樹脂材等にて成形された防油保護シート2
3が装着、固定されている。
【0014】本実施の形態の天井埋込形空調機は上記の
如く構成されているので、空調機据付け時、冷媒配管フ
レアー接手21,22への油塗布作業により飛散する油
や、フレアー接手21,22の締付け不良により漏れて
くる油が、防油保護シート23により受け止められ、天
井パネル8素材が汚されない。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1記載の発明
によれば、天井内に埋設される本体の下部開口部を覆う
天井パネルにおいて、室外機からの冷媒配管を接続する
ため、本体側面部から突出して配設されている冷媒配管
及びフレアー接手部の下方部分となる天井パネルの上面
部に、耐油性を有する樹脂材にて成形された防油保護シ
ートを装着しているので、本空調機据付け時、上記冷媒
配管フレアー接手部への油の塗布作業による油の飛散、
あるいは本フレアー接手部の締付け不良による空調機の
油漏れによる上記フレアー接手部からの油の滴下があっ
ても、油は、天井パネル素材表面に直接付着することが
なく、油付着による樹脂成形天井パネルの亀裂、破損等
が防止される。
【0016】また、請求項2記載の発明によれば、前記
防油保護シートをポリエチレン樹脂材又はポリプロピレ
ン樹脂材とし、更に天井パネルをABS樹脂材としたの
で、それぞれの目的に対し最適の素材が選択され、天井
パネルの長寿命化、外観及び寸法精度の良好化並びにコ
ストバランスが十分に図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態に係る天井埋込形空調機の縦
断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明実施の形態に係る天井埋込形空調機の平
面図である。
【図4】本発明実施の形態に係る天井埋込形空調機の側
面図である。
【図5】従来の天井埋込形空調機の縦断面図である。
【図6】図5のB矢視図である。
【符号の説明】
1 天井 2 本体 3 吸込口 4 吹出口 8 天井パネル 10 天井開口部 19,20 冷媒配管 21,22 フレアー接手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井内に埋設される本体の下部開口部を
    覆う天井パネルに、室内空気の吸込口と前記本体内部で
    冷却又は加熱された調和空気を室内に吹き出す吹出口を
    形成してなる天井埋込形空調機の前記天井パネルにおい
    て、前記空調機の室外機からの冷媒配管を接続するた
    め、前記本体側面部から突出して配設された冷媒配管お
    よびフレアー接手部の下方部分となる天井パネルの上面
    部に、耐油性のある樹脂材にて成形された防油保護シー
    トを装着したことを特徴とする天井埋込形空調機の天井
    パネル。
  2. 【請求項2】 前記天井パネルがABS樹脂材よりな
    り、前記防油保護シートがポリエチレン樹脂材又はポリ
    プロピレン樹脂材よりなることを特徴とする請求項1記
    載の天井埋込形空調機の天井パネル。
JP8162135A 1996-06-21 1996-06-21 天井埋込形空調機の天井パネル Withdrawn JPH109609A (ja)

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JP8162135A JPH109609A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 天井埋込形空調機の天井パネル

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JP8162135A JPH109609A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 天井埋込形空調機の天井パネル

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JPH109609A true JPH109609A (ja) 1998-01-16

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ID=15748713

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JP8162135A Withdrawn JPH109609A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 天井埋込形空調機の天井パネル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006035747A1 (ja) * 2004-09-28 2008-05-15 アドバンスト空調開発センター株式会社 天井埋込み形空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006035747A1 (ja) * 2004-09-28 2008-05-15 アドバンスト空調開発センター株式会社 天井埋込み形空気調和機

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902