JPH109593A - ガス給湯暖房機における凍結防止方法及び凍結防止装置 - Google Patents
ガス給湯暖房機における凍結防止方法及び凍結防止装置Info
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Abstract
が間欠休止している間に給湯温水生成手段を作動させた
場合に、これに連動して作動する暖房側吸気ファンによ
って暖房温水生成手段内の吸熱パイプ部が凍結するのを
防止する。 【解決手段】 暖房温水生成手段3の間欠休止中に、給
湯温水生成手段2及び給湯側吸気ファン2bを作動させ
る場合、暖房側吸気ファン3bを作動させるとともに循
環ポンプ18を作動させてガス給湯暖房機内部における
暖房回路の水を循環させる。
Description
おける凍結防止方法及び凍結防止装置に関する。詳しく
は、暖房温水生成手段を間欠的に作動させることにより
端末暖房機の凍結防止を行うとともに、この凍結防止運
転モードにおいて、暖房温水生成手段の間欠休止中に、
給湯温水生成手段を作動させた場合の不都合を解消でき
るガス給湯暖房機における凍結防止方法及び凍結防止装
置に関する。
供給するための給湯温水生成手段と、端末暖房機に温水
を循環供給する暖房温水生成手段を備えて構成される。
上記暖房温水生成手段によって生成された温水は、循環
ポンプによって上記端末暖房機に循環供給される。
り入れるための吸気ファンがそれぞれ設けられており、
各温水生成手段が作動するのに連動して、これら吸気フ
ァンも作動させられ、ガスの燃焼に必要な空気を各温水
生成手段の燃焼装置に導入する。端末暖房機に到る暖房
回路は外気に晒されることも多く、冬季には凍結を防止
する必要がある。このため、所定の凍結危険温度以下に
なったことを検出して、凍結防止運転モードに入り、上
記暖房温水生成手段を作動させて凍結防止運転が行われ
る。
段を、間欠的に、かつ低温で作動させることにより、凍
結防止に必要な温水を各端末暖房機に間欠的に循環させ
ることにより行われる。
に付属する給湯側吸気ファン及び暖房温水生成手段に付
属する暖房側吸気ファンは、各温水生成手段に連動して
作動するように制御されるとともに、一方の温水生成手
段が作動する場合にも他方の吸気ファンが作動するよう
に制御される。
れに付属する吸気ファンのみが作動すると、この温水生
成手段の作動によって発生した排気が他方の排気口を介
して作動中の燃焼装置内に吸引されて、ガスが不完全燃
焼する恐れがあるためである。一方、従来のガス給湯暖
房機においては、上記循環ポンプは上記暖房温水生成手
段に連動して作動するように制御されている。したがっ
て、上記循環ポンプは、暖房温水生成手段が休止してい
るときには、これに連動して休止させられる。
上記暖房温水生成手段の間欠休止中に上記給湯温水生成
手段を作動させる場合に、両温水生成手段に付属する吸
気ファンが共に作動し、問題を引き起こす。すなわち、
給湯温水生成手段の作動によって暖房側吸気ファンが作
動すると、暖房温水生成手段が作動していないにもかか
わらず、低い温度の外気が暖房温水生成手段の燃焼装置
内に導入されてしまう。
段の出力を抑えて低温で作動させるように制御されるの
で、凍結防止運転時に生成され、温水生成手段近傍の配
管内に滞留する水の水温も、通常運転の場合より低い。
このため、上記暖房側吸気ファンの作動によって暖房温
水生成手段内の吸熱パイプ部の温度が大きく低下し、凍
結する危険が高くなる。さらに、吸熱パイプ部が凍結し
た状態で、通常の暖房運転が行われると、急激な温度変
化によって暖房温水生成手段が破損してしまうといった
事態も考えられる。
房回路の凍結防止運転モードにおいて、暖房温水生成手
段が間欠休止している間に、給湯温水生成手段を作動さ
せた場合にも、暖房温水生成手段内の吸熱パイプ部が凍
結するのを防止することをその課題とする。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。本願
の請求項1に記載した発明は、ガスバーナを用いて温水
を生成する給湯温水生成手段及び暖房温水生成手段と、
上記各温水生成手段にそれぞれ付属してこれら温水生成
手段に燃焼空気を導入する給湯側吸気ファン及び暖房側
吸気ファンと、上記暖房温水生成手段によって生成され
た温水を端末暖房機に循環供給する循環ポンプとを備え
るガス給湯暖房機における凍結防止方法であって、凍結
危険温度以下であることを検出して凍結防止運転モード
に入り、上記暖房温水生成手段、暖房側吸気ファン及び
循環ポンプを間欠的に作動させることにより、端末暖房
機を含む暖房回路の凍結防止運転を行うとともに、この
凍結防止運転モードにおいて、上記暖房温水生成手段の
間欠休止中に上記給湯温水生成手段及び給湯側吸気ファ
ンを作動させる場合、暖房側吸気ファンを作動させると
ともに上記循環ポンプを作動させてガス給湯暖房機内部
における暖房回路の水を循環させることにより、ガス給
湯暖房機内部における暖房回路の凍結を防止することを
特徴とする。
結し始める温度をいい、大気温度、水温等を基準とする
ことができる。給湯暖房機の設置場所、各回路の配置場
所、水質等によって実際の凍結温度は異なるが、一般
に、水は摂氏0度以下になると凍結するため、摂氏0度
より若干高い温度を凍結危険温度に設定して制御を行う
ことが望ましい。また、凍結危険温度を検出する場所は
特に限定されることはなく、ガス給湯暖房機本体内、端
末暖房機等において検出することができる。
及び循環ポンプを間欠作動させる間隔、すなわち、作動
時間及び休止時間は、凍結を防止する配管回路の長さ、
配管内の水の温度勾配等によって決定される。また、凍
結防止運転は、通常の暖房運転時に生成される温水より
低温の温水を生成して循環させ、凍結防止運転を行うこ
とができる。
ーナを用いて温水を生成する給湯温水生成手段及び暖房
温水生成手段と、上記各温水生成手段にそれぞれ付属し
てこれら温水生成手段に燃焼空気を導入する給湯側吸気
ファン及び暖房側吸気ファンと、上記暖房温水生成手段
によって生成された温水を暖房回路を介して端末暖房機
に循環供給する循環ポンプと、上記暖房回路における端
末暖房機の上流側と下流側とを本体内で連通接続したバ
イパス回路と、凍結危険温度以下になったことを検出す
る凍結危険温度検出手段とを備えるガス給湯暖房機にお
ける凍結防止装置であって、上記凍結危険温度検出手段
が凍結危険温度以下であることを検出して凍結防止運転
モードに入り、上記暖房温水生成手段、暖房側吸気ファ
ン及び循環ポンプを間欠的に作動させることにより、端
末暖房機を含む暖房回路の凍結防止運転を行うととも
に、上記凍結防止運転モードにおいて、上記暖房温水生
成手段の間欠休止中に上記給湯温水生成手段及び給湯側
吸気ファンを作動させる場合、上記暖房側吸気ファンを
作動させるとともに上記循環ポンプを作動させてガス給
湯暖房機内部における暖房回路の水を上記バイパス回路
を介して循環させることにより、ガス給湯暖房機内部に
おける暖房回路の凍結を防止する制御手段を設けたこと
を特徴とする。
内部において水を循環させることができればよく、暖房
温水生成手段の始動時に沸騰を防止するために設けられ
るバイパス回路を利用することもできる。また、凍結防
止運転専用のバイパス回路を別途設けてもよい。さら
に、風呂追焚き用回路を備える給湯暖房機においては、
この風呂追焚き用のバイパス回路を利用して、ガス給湯
暖房機内部で水を循環させることもできる。
ス給湯暖房機が、端末暖房機との間で情報を交換して給
湯制御を行うように構成されたガス給湯暖房機であっ
て、上記ガス給湯暖房機内部における凍結防止運転を行
う場合に、上記端末暖房機に温水を循環させないように
制御することを特徴とする。従来は、端末暖房機は、給
湯暖房機本体と無関係に作動するように構成されてお
り、給湯暖房機本体及び端末暖房機の双方が凍結防止モ
ードに入らなければ暖房回路の凍結防止運転が行われな
かった。このため、給湯暖房機本体と端末暖房機とで条
件が異なると、凍結防止の必要があるにもかかわらず凍
結防止運転が行われず、暖房回路が凍結をおこす恐れが
あった。この問題を解決するため、給湯暖房機本体と端
末暖房機とで情報交換できるように構成して、一方に凍
結防止の必要が生じた場合に、凍結防止運転を行うよう
に制御するように構成された給湯暖房機に本願発明を適
用したものである。
おける凍結を防止すればよく、給湯暖房機本体内部にお
いて水が循環すれば足りる。したがって、本請求項に記
載した発明は、端末暖房機にいたる暖房回路において水
が循環しないように制御するものである。
ドに入った状態で、暖房温水生成手段の間欠休止中に給
湯温水生成手段を作動させた場合には、両温水生成手段
に付属する吸気ファンが作動するとともに、循環ポンプ
が作動してガス給湯暖房機内部の暖房回路に水が循環さ
せられる。
により、暖房側吸気ファンによって暖房温水生成手段に
冷気が吸入されても、吸熱部の温度が局部的に低下する
ことを防止でき、吸熱部における凍結を有効に防止でき
る。また、ガス給湯暖房機内部には、給湯温水生成手段
や風呂用ヒータ等の熱源がある。このため、暖房側吸気
ファンが停止していれば、循環ポンプを停止させた後に
回路が凍結する恐れはない。したがって、暖房温水生成
手段が作動していない状態で暖房側吸気ファンが作動し
ているときにのみ水を循環させれば、凍結を有効に防止
できる。
を循環させるだけであるため、端末暖房機にいたる暖房
回路の温度勾配に影響を与えることはない。したがっ
て、制御が複雑になることもなく、ガス給湯暖房機内部
の凍結防止を効果的に行うことができる。さらに、請求
項3に記載した発明のように、給湯暖房器本体と端末暖
房器との間で情報を交換できるガス給湯暖房機におい
て、端末暖房機への水の循環供給を積極的に阻止するこ
とにより、端末暖房機に到る暖房回路中の水温に影響を
与えることもなくなる。このため、配管内の水温が変化
して通常の凍結防止運転の効果を低下させる恐れもなく
なる。
に基づいて具体的に説明する。図1に、本願発明が適用
されるガス給湯暖房機の概略構成を示す。図1に示すガ
ス給湯暖房機1は、給湯温水生成手段2と、暖房温水生
成手段3とを備える。上記給湯温水生成手段2と暖房温
水生成手段3は、ガス供給管4からガスが供給されて燃
焼するバーナ2a、3aによって、これら温水生成手段
2,3内に配置された給湯加熱回路5、暖房水加熱回路
6を流れる水がそれぞれ加熱されるように構成されてい
る。上記各温水生成手段2,3には、吸気ファン2b,
3bが接続されており、上記バーナ2a,3aの燃焼に
必要な空気を導入するとともに、燃焼ガスを例えばガス
給湯暖房機1の本体前面に両開口が並設されている排気
口2c,3cから外部に強制排出するように構成されて
いる。
成手段3によって生成される温水によって風呂水を追い
焚きするように構成されており、液−液熱交換を行う追
い焚き用熱交換器7が、風呂追い焚き回路8中に設けら
れている。上記給湯温水生成手段2の給湯加熱回路5か
ら分岐して、上記風呂追焚き回路8を介して浴槽Bへの
給湯を行うための湯張り回路9が設けられるとともに、
この湯張り回路9の途中に給湯電磁弁10が設けられて
いる。上記風呂追焚き回路8には、浴槽Bの湯を循環さ
せるための風呂ポンプ11が設けられている。
13b,13cを設けた高温側端末暖房回路14と、床
暖房装置等の低温端末暖房機15a,15b,15cを
設けた低温側端末暖房回路16と、上記高温側端末暖房
機の上流側と下流側を連通接続して設けられ、上記風呂
追焚き用熱交換器7に温水を循環供給して液−液熱交換
を行う風呂用バイパス回路12とが、上記暖房水加熱回
路6から分岐形成されている。なお、図1に示す実施の
形態においては、上記暖房水加熱回路6、上記高温側端
末暖房回路14及び上記低温側端末暖房回路16が暖房
回路を構成している。
a、13b,13c,15a,15b,15cには、各
循環系統回路14a,14b,14c,16a,16
b,16cへの水の循環を制御するための熱動弁27
a,27b,27c,27d,27e,27fと、各端
末暖房機の設置されている室温を検出する室温センサ2
8a,28b,28c,28d,28e,28fと、端
末側制御装置29a,29b,29c,29d,29
e,29fと、操作部30a,30b,30c,30
d,30e,30fとがそれぞれ設けられている。そし
て、各端末暖房機に温水を循環させる場合には各熱動弁
27a〜27fを開弁する一方、温水を循環させない場
合には閉弁するように構成されている。
に回収されるとともに、循環ポンプ18によって、各回
路に循環供給されるように構成されている。上記暖房水
加熱回路6において、暖房温水生成手段3の出湯側には
高温側水温検出手段19が、低温側端末暖房回路16の
上流側には低温側水温度検出手段20が設けられてい
る。実施の形態においては、これら水温度検出手段とし
て、サーミスタが採用されている。
暖房機1の各回路の所定部位には、上記温度検出手段1
9,20の他に温度センサー21、水量センサー22等
が設けられており、後述する制御装置によって水量、加
熱量等を調節して、所望温度で所望量の給湯ができるよ
うに構成されている。本実施の形態においては、凍結危
険温度検出手段として低温感知サーミスタ23が採用さ
れている。上記低温感知サーミスタ23は、給湯暖房機
1の燃焼空気吸気口近傍に設けられており、上記吸気口
に流入する外気の温度を検知して凍結危険温度以下にな
ったか否かを検出するように構成されている。
温側端末暖房機に到る暖房回路14の上流側と下流側と
を連通接続したバイパス回路26が設けられている。こ
のバイパス回路26は、暖房温水生成手段が始動した際
に回路内の水が沸騰するのを防止する目的で設けられ
る。このバイパス回路26には暖房運転中に高温の温水
が流れるため、管路を細く設定してエネルギの損失を防
ぐように構成されている。
上記風呂追焚き用熱交換器7の上流側には、回路開閉手
段として熱動弁24が設けられている。本実施の形態に
係る給湯暖房機1の制御は、図2に示すように、マイク
ロコンピュータを組み込んだ中央制御装置25によって
行われる。また、上記中央制御装置25は、ガス給湯暖
房機1の本体内において、給湯温水生成手段2、暖房温
水生成手段3、水温検出手段19,20等と接続されて
給湯温度、給湯量を制御する他、各端末暖房機13a,
13b,13c,15a,15b,15cに設けた各端
末側制御装置29a〜29fと接続されている。そし
て、上記各端末側制御装置29a〜29fと中央制御装
置25との間で情報を交換し合って、各端末暖房機の熱
動弁等の開閉制御を行うことができるように構成されて
いる。
aにより暖房開始を指示すると、端末側制御装置29a
を介して、端末暖房機の熱動弁27aが開弁されるとと
もに中央制御装置25に暖房開始情報が入力される。そ
して、この端末暖房機13aからの情報に基づいて暖房
温水生成手段等が作動させられる。また、後述する凍結
防止運転モードに入ると、中央制御装置25から端末側
制御装置29aを介して熱動弁27aを開く。
れる室温情報を、上記端末側制御装置29aを介して中
央制御装置25に送るとともに上記熱動弁27aを制御
し、また、凍結防止運転の開始等を中央制御装置25に
指示するように構成されている。図3に、本実施の形態
に係る制御装置によって行われる凍結防止運転のフロー
チャートを示す。
100)、低温感知サーミスタ23によって検出される
ガス給湯暖房機内の気温が、3℃以下になると(S10
1)、凍結防止運転モードに入る。凍結防止運転モード
に入ると、循環ポンプ18がONするとともに全端末暖
房機の熱動弁が開弁される(S102)。3分間循環ポ
ンプを運転することにより暖房回路内の暖房水を混合し
て、その温度を均一にし(S103)、高温側水温検出
手段19よって検出される水温が20℃より上昇しない
場合に(S104)、凍結防止運転が必要であると判断
して、暖房側吸気ファン3bを作動させるとともにバー
ナ3aを燃焼させて暖房温水生成手段3を作動させる
(S105)。
水の水温が60℃以上になった場合あるいは、3分が経
過した後(S106)、バーナ3aの燃焼を停止して暖
房温水生成手段3を停止させるとともに暖房側吸気ファ
ン3bを停止させる(S107)。その後、循環ポンプ
18をOFFするとともに全端末熱動弁27a〜27f
を閉弁する(S108)。
バルタイマーをスタートさせるとともに、暖房温水生成
手段3及び循環ポンプ18が、あらかじめ設定された間
欠休止時間にに入る(S109)。間欠休止時間は、暖
房配管内の温度変化、暖房配管の長さ、端末暖房機の数
等によってあらかじめ設定される。本願発明は、凍結防
止運転モードにおける暖房温水生成手段3の間欠休止中
に給湯温水生成手段2を作動させた場合に生じる不都合
を解消することを目的としており、本実施の形態におい
ては以下の制御を行うように構成している。
び給湯側吸気ファン2bが作動すると(S110)、ポ
ンプ18及び暖房温水生成手段3に付属した暖房側吸気
ファン3bも作動するように制御される。(S11
2)。給湯温水生成手段2の作動によって暖房側吸気フ
ァン3bを作動させるのは、給湯温水生成手段2の燃焼
装置の排気口2cから排出された排気ガスが暖房温水生
成装置3の排気口3cから再吸入され、給湯温水生成手
段2のバーナが不完全燃焼をおこす恐れがあるためであ
る。
房側吸気ファン3bが作動すると、暖房温水生成手段3
のバーナ3aが作動しないにも係わらず、外気が暖房温
水生成手段3の燃焼室内に導入される。これによって、
暖房温水生成手段側の加熱回路6の吸熱部が局部的に冷
却され、凍結する危険が高まる。本実施の形態において
は、給湯温水生成手段2及び給湯側吸気ファン2bの作
動に連動させて、暖房側吸気ファン3b及び循環ポンプ
18を作動させる(S112)。循環ポンプ18を作動
させると、ガス給湯暖房機本体内において、端末暖房機
への出湯側と戻り側との間に設けられたバイパス回路2
6を介して水が循環する。なお、本実施の形態において
は、上記循環ポンプ18を作動させるとともに、熱動弁
24を開弁して、風呂用バイパス回路12を介して水を
循環させるようにも構成している。
房側吸気ファン3bによって採り入れられた外気の影響
を受ける加熱回路6のみであるため、回路内の水を循環
させるだけで、上述した局部的な凍結を有効に防止する
ことができる。このとき、各端末暖房機13a,13
b,13c,15a,15b,15cの熱動弁は、中央
制御装置25及び端末側制御装置29を介して閉弁され
た状態に保持されるように制御を行う。端末暖房機に到
る暖房回路全体に水を循環させると、暖房温水生成手段
3の凍結防止運転によって生成供給された外部配管内の
温水までが循環してその温度が低下し、凍結防止運転の
効果が低減されるからである。
間欠休止時間が終了した場合には(S113)、再び全
端末の熱動弁を開弁して暖房水を循環させ(S10
2)、必要があれば、暖房温水生成手段3を作動させて
低温燃焼させ(S105)、再び端末暖房機の凍結防止
運転に入る。一方、間欠休止時間が終了する前に給湯温
水生成手段2及び給湯側吸気ファン2bが停した場合に
は(S114)、暖房側吸気ファン3bを停止させると
ともに循環ポンプを停止させ(S115)、休止時間の
終了を待つ。
18を停止させた後に、低温感知サーミスタ23によっ
てガス給湯暖房機本体内の気温を測定して7℃以上であ
る場合には(S116)、凍結防止運転の必要がないと
判断して、凍結防止運転モードが解かれる。そして、ふ
たたび低温感知サーミスタ23で気温を検出して、凍結
防止運転モードに入るか否かを判断するように構成して
いる。
合においても、上記と同様に低温感知サーミスタ23に
よって、凍結防止運転が必要かどうかを判断して、凍結
防止運転モードを解くように構成している(S11
7)。これにより、必要な場合にのみ凍結防止運転を行
うことが可能となり、エネルギの浪費を避けることかで
きる。
ることはない。実施の形態においては、暖房温水生成手
段3の凍結防止運転モードにおける間欠休止中に給湯温
水生成手段2が作動した場合に、バイパス回路26のみ
ならず、風呂用バイパス回路12の水を循環させるよう
に構成したが、上記バイパス回路26のみを介して暖房
水を循環させることもできる。
回路26を利用して凍結防止運転を行ったが、ガス給湯
暖房器内部における暖房回路での水の循環を行うための
専用のバイパス回路を上記バイパス回路26と別途に設
けることもできる。
る。
すブロック図である。
ーチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ガスバーナを用いて温水を生成する給湯
温水生成手段及び暖房温水生成手段と、上記各温水生成
手段にそれぞれ付属してこれら温水生成手段に燃焼空気
を導入する給湯側吸気ファン及び暖房側吸気ファンと、
上記暖房温水生成手段によって生成された温水を端末暖
房機に循環供給する循環ポンプとを備えるガス給湯暖房
機における凍結防止方法であって、 凍結危険温度以下であることを検出して凍結防止運転モ
ードに入り、上記暖房温水生成手段、暖房側吸気ファン
及び循環ポンプを間欠的に作動させることにより、端末
暖房機を含む暖房回路の凍結防止運転を行うとともに、 この凍結防止運転モードにおいて、上記暖房温水生成手
段の間欠休止中に上記給湯温水生成手段及び給湯側吸気
ファンを作動させる場合、暖房側吸気ファンを作動させ
るとともに上記循環ポンプを作動させてガス給湯暖房機
内部における暖房回路の水を循環させることにより、ガ
ス給湯暖房機内部における暖房回路の凍結を防止するこ
とを特徴とする、ガス給湯暖房機における凍結防止方
法。 - 【請求項2】 ガスバーナを用いて温水を生成する給湯
温水生成手段及び暖房温水生成手段と、上記各温水生成
手段にそれぞれ付属してこれら温水生成手段に燃焼空気
を導入する給湯側吸気ファン及び暖房側吸気ファンと、
上記暖房温水生成手段によって生成された温水を暖房回
路を介して端末暖房機に循環供給する循環ポンプと、上
記暖房回路における端末暖房機の上流側と下流側とを本
体内で連通接続したバイパス回路と、凍結危険温度以下
になったことを検出する凍結危険温度検出手段とを備え
るガス給湯暖房機における凍結防止装置であって、 上記凍結危険温度検出手段が凍結危険温度以下であるこ
とを検出して凍結防止運転モードに入り、上記暖房温水
生成手段、暖房側吸気ファン及び循環ポンプを間欠的に
作動させることにより、端末暖房機を含む暖房回路の凍
結防止運転を行うとともに、 上記凍結防止運転モードにおいて、上記暖房温水生成手
段の間欠休止中に上記給湯温水生成手段及び給湯側吸気
ファンを作動させる場合、上記暖房側吸気ファンを作動
させるとともに上記循環ポンプを作動させてガス給湯暖
房機内部における暖房回路の水を上記バイパス回路を介
して循環させることにより、ガス給湯暖房機内部におけ
る暖房回路の凍結を防止する制御手段を設けたことを特
徴とする、凍結防止装置。 - 【請求項3】 上記ガス給湯暖房機が、端末暖房機との
間で情報を交換して給湯制御を行うように構成されたガ
ス給湯暖房機であって、 上記ガス給湯暖房機内部における凍結防止運転を行う場
合に、上記端末暖房機に温水を循環させないように制御
することを特徴とする、請求項2に記載の凍結防止装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16582596A JP3266510B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | ガス給湯暖房機における凍結防止方法及び凍結防止装置 |
KR1019970027598A KR100230128B1 (ko) | 1996-06-26 | 1997-06-26 | 가스급탕난방기에 있어서의 동결방지방법 및 동결방지장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16582596A JP3266510B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | ガス給湯暖房機における凍結防止方法及び凍結防止装置 |
Publications (2)
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---|---|
JPH109593A true JPH109593A (ja) | 1998-01-16 |
JP3266510B2 JP3266510B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=15819724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16582596A Expired - Lifetime JP3266510B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | ガス給湯暖房機における凍結防止方法及び凍結防止装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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KR (1) | KR100230128B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014139496A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Noritz Corp | 熱源機及び凍結防止制御方法 |
JP2019007650A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | リンナイ株式会社 | 熱源装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743016A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | Toyotomi Co Ltd | 1缶2水路給湯機の凍結防止構造 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16582596A patent/JP3266510B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-06-26 KR KR1019970027598A patent/KR100230128B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014139496A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Noritz Corp | 熱源機及び凍結防止制御方法 |
JP2019007650A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | リンナイ株式会社 | 熱源装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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JP3266510B2 (ja) | 2002-03-18 |
KR100230128B1 (ko) | 1999-11-15 |
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