JPH1095379A - 自動二輪車の排気管支持装置 - Google Patents

自動二輪車の排気管支持装置

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JPH1095379A
JPH1095379A JP27331997A JP27331997A JPH1095379A JP H1095379 A JPH1095379 A JP H1095379A JP 27331997 A JP27331997 A JP 27331997A JP 27331997 A JP27331997 A JP 27331997A JP H1095379 A JPH1095379 A JP H1095379A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2気筒のエンジンを搭載し、上クロスメンバ
とリヤアームとの間に緩衝器が配設された自動二輪車に
おいて、排気管がライダーの脚部の近くを通過すること
なく、かつ排気管を高速走行に十分耐えるように堅固に
支持することを課題とする。 【解決手段】自動二輪車の排気管支持装置において、2
気筒のエンジン18が搭載され、上クロスメンバ7とリヤ
アームとの間に緩衝器が配設され、排気管26の後端にサ
イレンサ26aが連結され、サイレンサ26aの上面が第1
ブラケットを介してシートレール8に支持されている。
上クロスメンバ7とシートレール8の前後中途部との間
にバックステー9が配設され、前フレーム39及び後フレ
ーム40からなるV字状の補強材38の上端がシートレール
に固定されている。エンジン18のシリンダ21の後面に排
気管26の前端が接続され、左右2本の排気管26が2本の
シートレール8に沿って後方へ延ばされている。排気管
26の前後中途部の外側へ曲がっている部分の上面が、第
2ブラケット板を介してシートレール8に支持され、排
気管26の後部が補強材38の下端部に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2気筒のエンジ
ンを搭載した自動二輪車の排気管支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−23785号公報や特開昭
62−283084号公報に記載されているように、緩
衝器を上部のクロスパイプとリヤアームとの間に配設
し、2気筒のエンジンを搭載した自動二輪車では、排気
管と緩衝器との干渉をさけるため、排気管をエンジンの
下側を通すことが普通であった。この場合、排気管がエ
ンジンの前方から下方を通って後輪の両側面を通過する
ため、排気管が必要以上に長くなるという欠点があり、
またライダーにとって足元の配管は邪魔な存在であっ
た。
【0003】こうした欠点を解消するため、緩衝器を車
体フレームの下方部とリヤアームとの間に配設し、シー
トレールやリヤステーの下側に排気管を通すことが考え
られた(特開昭59−220473号公報参照)。しか
し、この自動二輪車では、排気管がエンジンの側部を通
過し、排気管がライダーの脚部の近くを通過するので、
排気管から排出される熱に対する配慮が必要である。ま
た、排気管の支持装置が不十分で、排気管が高速走行に
対して安全とはいえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、2気筒の
エンジンを搭載し、上クロスメンバとリヤアームとの間
に緩衝器が配設された自動二輪車において、排気管がラ
イダーの脚部の近くを通過することなく、かつ排気管を
高速走行に十分耐えるように堅固に支持することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、2気筒のエン
ジンが搭載され、上クロスメンバとリヤアームとの間に
緩衝器が配設され、排気管の後端にサイレンサが連結さ
れ、サイレンサの上面が第1ブラケットを介してシート
レールに支持された自動二輪車の排気管支持装置におい
て、上クロスメンバとシートレールの前後中途部との間
にバックステーが配設され、前フレーム及び後フレーム
からなるV字状の補強材の上端がシートレールに固定さ
れ、エンジンのシリンダの後面に排気管の前端が接続さ
れ、左右2本の排気管が2本のシートレールに沿って後
方へ延ばされ、排気管の前後中途部の外側へ曲がってい
る部分の上面が、第2ブラケット板を介してシートレー
ルとバックステーを連結する連結片に支持され、排気管
の後部が補強材の下端部で車体内方向への揺動を規制す
ることを構成とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面により説明
する。図1〜図3において、1は自動二輪車、2はその
車体フレームである。この車体フレーム2はその前部に
ヘッドパイプ3を有し、このヘッドパイプ3から後下方
に向って左右一対の主フレーム4,4が延び、この各主
フレーム4の後端からそれぞれ下方に向ってリヤアーム
ブラケット6が一体的に延びている。また、これら左右
リヤアームブラケット6,6同士は中空角柱状の上、下
クロスメンバ7,7の溶接等により互いに強固に連結さ
れている。
【0007】更に、上記一対の主フレーム4、4の上後
端にシートレール8、8の前端がボルトにより連結さ
れ、左右一対のシートレール8、8が後上方に向かって
延びている。この左右シートレール8,8を溶接により
互いに強固に連結する断面略コ字型の前クロスメンバ8
a、管状の中間クロスメンバ8b及び後管状のクロスメ
ンバ8cが設けられ、更に、このシートレール8,8を
補強するバックステー9が設けられる。このバックステ
ー9はその前端が上クロスメンバ7に溶接された2枚の
プレートにボルト9aによりねじ止めされ、中間部から
左右に分岐して左,右ステー9b,9bを有する二又状
(Y字状)に形成され、これら左、右ステー9b,9b
の各後端は左右シートレール8、8の前後中途部に溶接
されている。そして、上記シートレール8が前後に並ぶ
シート10とタンデムシート10aとを支持している。
【0008】上記ヘッドパイプ3にはフロントフォーク
11が操向自在に支承される。このフロントフォーク11の
下端には前輪12が支承され、同上フロントフォーク11の
上端にはハンドル13が取り付けられている。一方、上記
左右リヤアームブラケット6,6には枢支軸14によりリ
ヤアーム15が上下揺動自在に枢支され、このリヤアーム
15の揺動端に後輪16が支承されている。また、前記上ク
ロスメンバ7とリヤアーム15との間には緩衝器17が配設
されている。
【0009】18は、後輪16を駆動させるための2サイク
ル並列2気筒のエンジンで、このエンジン18は前記主フ
レーム4や上、下クロスメンバ7,7にボルト19により
締結されている。このエンジン18のクランクケース20か
ら、前上方に向って左右一対のシリンダ21,21が突設さ
れている。そして、この各シリンダ21の前面側にはそれ
ぞれ気化器22が取り付けられている。また、これら両気
化器22にはサージタンク23aが取り付けられると共に、
このサージタンク23aから上方に向って吸気管23が延
び、この吸気管23の上端にエアクリーナ24が取り付けら
れている。この場合、このエアクリーナ24は左右主フレ
ーム4,4を連結する補強板25上に支持され、この補強
板25はほぼ水平方向に延びている。
【0010】一方、同上各シリンダ21の後面側から後上
方に向ってそれぞれ排気管26が突設される。この排気管
26は前記シート10及びシートレール8、8の下方でクラ
ンクケース20の上方を後方に向って延び、その際、前記
左右リヤアームブラケット6,6の間を通過し、かつ、
前記バックステー9を左右から挟むように延びている。
そして、一対の排気管26は、バックステー9b、9bの二又
状に分岐した箇所から外側へ曲げられている。また、こ
の各排気管26はその後端にそれぞれサイレンサ26aを連
結している。上記気化器22に燃料を供給する燃料タンク
27が設けられる。この燃料タンク27はヘッドパイプ3、
主フレーム4,4、およびシートレール8の前部上に緩
衝材28を介して支持されている。この燃料タンク27の前
部下面には凹所29が形成され、この凹所29内に前記エア
クリーナ24が収納されている。
【0011】31はエンジン18冷却用のラジエータ、32は
樹脂製のカウリングで、このカウリング32は車体の前面
を覆う前部カウル32aと、この前部カウル32aの左右両
側から後方に向って延びる左右側部カウル32b,32bと
で構成され、このカウリング32は車体フレーム2側にボ
ルト(図示せず)により着脱自在に取り付けられてい
る。そして、上記各側部カウル32bは主フレーム4、エ
ンジン18、吸気管23、エアクリーナ24等をそれぞれ外側
方から覆っている。前記左右排気管26,26の車幅方向各
外側面をそれぞれ覆う樹脂製のサイドカバー34が設けら
れる。また、上記サイドカバー34の後部にはリヤフェン
ダ35が連設されている。
【0012】図1〜図6において、前記各シートレール
8を補強する側面視でほぼV字状の補強材38がそれぞれ
設けられている。即ち、この補強材38は板金製で、それ
ぞれ断面箱形に形成された前、後フレーム39,40を有
し、そのうち前フレーム39の上端は横長のプレートに溶
接され、横長のプレートはシートレール8の前後中途部
に2本のボルト41により着脱自在にねじ止めされ、下端
は後下方に向って延びている。一方、後フレーム40はそ
の上端が同上シートレール8の前後中途部にボルト42に
より着脱自在にねじ止めされ、下端は前下方に向って延
び、上記前フレーム39の下端に強固に溶接されている。
そして、この補強材38によってシートレール8が補強さ
れ、つまり、シート10やタンデムシート10aの支持が強
固に行われている。また、この場合、前フレーム39は各
排気管26の外側面に沿って円弧状に延び、各排気管26を
保護している。更に、後フレーム40の下端にはブラケッ
ト43が溶接され、このブラケット43にタンデムシート10
a上の乗員用のフートレスト44が取り付けられている。
【0013】次に、各排気管26を取り付けるための構成
につき説明する。まず、図1、図3、図7及び図8にお
いて、排気管26の前端には板金製のフランジ46が嵌め付
けられ、このフランジ46が左右一対のスタッドボルト4
7,47によりエンジン18のシリンダ21にねじ止めされて
いる。また、この場合、排気管26の前端とシリンダ21と
の間にはガスケット48が介在してこの部分がシールされ
ている。
【0014】図1、図3、図9及び図10において、各排
気管26の後端はシートレール8の後端に支持されてい
る。即ち、シートレール8の後端には側面視で楕円形の
環状体50が溶接により取り付けられ、この環状体50にゴ
ム製で弾性の緩衝材51が抜け落ちないように嵌入され、
この緩衝材51には車幅方向に貫通する貫通孔51aが形成
されている。一方、サイレンサ26aの上面にはブラケッ
ト板(第1ブラケット)52が溶着され突設されている。
そして、上記貫通孔51aを貫通するボルト53により緩衝
材51がこのブラケット板52にねじ付けられ、これによっ
て排気管26の後端側がシートレール8に支持されてい
る。54はカラーで、このカラー54はボルト53に外嵌し、
かつ、緩衝材51の弾性力に抗して上記貫通孔51aに嵌入
されている。
【0015】図1、図3及び図11〜図13において、排気
管26の前後中途部はシートレール8の前後中途部とバッ
クステー9とに支持されている。即ち、シートレール8
とこれに対応するステー9bとを強固に連結する連結片
56が設けられている。そして、この連結片56の嵌着孔に
ゴム製で弾性があり略円筒状の緩衝体57が抜け落ちない
ように嵌着され、この緩衝体57には上下方向に貫通する
貫通孔57aが形成されている。一方、排気管26の前後中
途部の外側へ曲がっている部分の上面にはブラケット板
(第2ブラケット)58が溶接により突設されている。そ
して、緩衝体57の下面にブラケット板58の平面部が当接
され、上記貫通孔57aを貫通するボルト59がブラケット
板の挿通孔に挿入されて、緩衝体57がこのブラケット板
58にねじ付けられ、これによって排気管26の前後中途部
がシートレール8とバックステー9とに支持されてい
る。60はカラーで、このカラー60はボルト59に外嵌し、
かつ、緩衝体57の弾性力に抗して貫通孔57aに嵌入され
ている。
【0016】また、上記各貫通孔51a(図9),57a
(図12)の内周面の後面にはそれぞれ円弧凹状の切り欠
き51b,57bが形成され、この各切り欠き51b,57bの
上下寸法はこれに対応する貫通孔51a,57aの直径より
もそれぞれ小さく形成されている。そして、排気管26が
排気熱により熱膨張したとき、緩衝材51,57の弾性力に
抗してボルト53,59がカラー54,60と共に対応する切り
欠き51b,57bに嵌り込むようになっており、つまり、
排気管26の熱膨張を吸収しつつ、この排気管26を強固に
支持できるようになっている。
【0017】図1及び図4〜図6において、前記後フレ
ーム40の側面には板材を折り曲げた突片62が溶接されて
いる。一方、排気管26の後部の下面に溶接されたブラケ
ット63の嵌着孔にゴム製で弾性の緩衝体64が嵌着され、
この緩衝体64が上記突片62の外側面に圧接して、各排気
管26が車幅方向内方に揺動することが防止(規制)され
ている。つまり、各排気管26を後輪16にできるだけ近づ
けて車幅方向の車体寸法を小さくした場合でも、各排気
管26が走行中の振動で揺動してこれが後輪16に接触する
という不都合が生じないようになされている。また、排
気管26が熱膨張するときには、緩衝体64が突片62の外側
面を前後に摺動してこの熱膨張を吸収するようになって
いる。
【0018】図14及び図15において、サイレンサ26aの
後端には後上方に向ってテールパイプ66が突出し、この
テールパイプ66の内孔が排気口67となっている。このテ
ールパイプ66にはカバーパイプ68が外嵌しており、この
カバーパイプ68の前端に溶接された外フランジ69がボル
ト70によりサイレンサ26aの後端面にねじ止めされ、こ
れによって、カバーパイプ68がサイレンサ26aに支持さ
れている。そして、このカバーパイプ68は排気の熱によ
り高温になったテールパイプ66に対しライダー等が直接
触れることを防止する。また、この場合、外フランジ69
とサイレンサ26aとの間、および同上外フランジ69とボ
ルト70との間にはそれぞれ断熱材71が介在しており、こ
のため、排気の熱がカバーパイプ68に伝わることが防止
され、つまり、カバーパイプ68の高温化が防止されてい
る。
【0019】上記各テールパイプ66の内壁に付着してい
る未燃油が排気(図14中矢印A)により排気口67に向っ
て押し出されると、この排気口67から排出される油の一
部はテールパイプ66の外面を通って流下し、これはテー
ルパイプ66とカバーパイプ68との間の隙間に流れ込むこ
ととなる(図中矢印B)。そこで、この油を所定位置に
導いて排出させる油導出装置74が設けられる。
【0020】図1、図3〜図6、図14及び図15により、
上記油導出装置74につき説明する。図14と図15とで示す
ように上記各カバーパイプ68の前端下面にはそれぞれ排
出孔75が形成されている。このため、上記油はこの排出
孔75を通って排出される(図14と図15中矢印C)。そし
て、この油を収集する収集部76が設けられる。この収集
部76は上記外フランジ69の下部と、この下部に接合する
板金材77とで構成され、排出孔75に向って開く容器とさ
れている。
【0021】また、図1、図3、図14及び図15で示すよ
うに上記各収集部76の底部左端から前下方に向ってそれ
ぞれ第1導出管78が延び、左右第1導出管78,78のうち
右側のものはその前端が左側に向って折れ曲がり、この
折れ曲がり端と左側の第1導出管78の前端とがジョイン
ト金具79により互いに連結されている。そして、更に、
図1と図3〜図6で示すようにこのジョイント金具79か
ら前下方に向って第2導出管80が延び、この第2導出管
80の前端は前記左右後フレーム40,40のうち左側の後フ
レーム40に形成された貫通孔81を通ってこの後フレーム
40内に挿入されている。また、この後フレーム40の下端
内部を外部に連通させる排出孔82が形成されている。し
かして、収集部76に収集された油は各第1導出管78と第
2導出管80とを通って左側の後フレーム40下端内に導か
れ、ここから排出孔82を通って排出される(図5中矢印
D)。
【0022】ところで、図2で示すように左側リヤアー
ムブラケット6の下端にはサイドスタンド83が上下回動
自在に枢支されている。そして、このサイドスタンド83
を下方回動させて、このサイドスタンド83の回動端を接
地させれば、図16で示すように自動二輪車1をわずかに
左に傾けた状態でこの自動二輪車1を自立させることが
できるようになっている。そして、この際、前記したよ
うに各第1導出管78は各収集部76の底部左端から前下方
に延び、しかも、第2導出管80は車体の左側に位置して
いることから、上記のようにサイドスタンド83により自
動二輪車1を自立させたときには、収集部76内の油はこ
こに残ることなく、各導出管78,80を通って円滑に排出
される。つまり、自動二輪車1の停車中においては、油
の排出が合理的に行われる。
【0023】上記の場合、各導出管78,80はいずれも耐
熱性、可撓性のゴムホースで形成されている。ただし、
この各導出管78,80は金属製であってもよい。一方、サ
イレンサ26aの前端内部を外部に連通させて上記と同じ
ように各サイレンサ26a内に溜った油をそれぞれ排出さ
せる他の導出管84が設けられる。この両導出管84もゴム
ホース製で、それぞれ一旦後方に延びた後、左側サイレ
ンサ26aの左方で両者互いに合流し、更に、その後、リ
ヤフェンダ35内を通ってこのリヤフェンダ35の下端にま
で導かれ、油はここから排出される(図1中矢印E)。
【0024】
【発明の効果】本発明は、2気筒のエンジンが搭載さ
れ、上クロスメンバとリヤアームとの間に緩衝器が配設
され、排気管の後端にサイレンサが連結され、サイレン
サの上面が第1ブラケットを介してシートレールに支持
された自動二輪車の排気管支持装置において、上クロス
メンバとシートレールの前後中途部との間にバックステ
ーが配設され、前フレーム及び後フレームからなるV字
状の補強材の上端がシートレールに固定され、エンジン
のシリンダの後面に排気管の前端が接続され、左右2本
の排気管が2本のシートレールに沿って後方へ延ばさ
れ、排気管の前後中途部の外側へ曲がっている部分の上
面が、第2ブラケット板を介してシートレールとバック
ステーを連結する連結片に支持され、排気管の後部が補
強材の下端部で車体内方向への揺動を規制することを特
徴とする。従って、本発明は、2気筒のエンジンを搭載
し、上クロスメンバとリヤアームとの間に緩衝器が配設
された自動二輪車において、排気管がライダーの脚部の
近くを通過することなく、かつ排気管を高速走行に十分
耐えるように堅固に支持している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は図2の部分拡大図である。
【図2】本発明の実施の形態を適用した自動二輪車の全
体側面図である。
【図3】図3は図2の部分平面図である。
【図4】図4は図1の部分拡大図である。
【図5】図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】図4のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】図3のVII −VII 線矢視断面図である。
【図8】図3のVIII-VIII 線矢視断面図である。
【図9】図1の部分拡大断面図である。
【図10】図9のX−X線矢視断面図である。
【図11】図1の部分拡大断面図である。
【図12】図11のXII−XII線矢視断面図である。
【図13】図12のXIII −XIII 線矢視断面図である。
【図14】図1の右端部の部分拡大断面図である。
【図15】図14図のXV−XV線矢視断面図である。
【図16】図16は本発明の実施の形態を適用した自動二
輪車を自立させたときの背面図である。
【符号の説明】
7 上クロスメンバ 8 シートレール 9 バックステー 15 リヤアーム 17 緩衝器 18 エンジン 21 シリンダ 26 排気管 26a サイレンサ 38 補強材 39 前フレーム 40 後フレーム 52 第1ブラケット 56 連結片 58 第2ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2気筒のエンジンが搭載され、上クロス
    メンバとリヤアームとの間に緩衝器が配設され、排気管
    の後端にサイレンサが連結され、サイレンサの上面が第
    1ブラケットを介してシートレールに支持された自動二
    輪車の排気管支持装置において、上クロスメンバとシー
    トレールの前後中途部との間にバックステーが配設さ
    れ、前フレーム及び後フレームからなるV字状の補強材
    の上端がシートレールに固定され、エンジンのシリンダ
    の後面に排気管の前端が接続され、左右2本の排気管が
    2本のシートレールに沿って後方へ延ばされ、排気管の
    前後中途部の外側へ曲がっている部分の上面が、第2ブ
    ラケット板を介してシートレールとバックステーを連結
    する連結片に支持され、排気管の後部が補強材の下端部
    で車体内方向の揺動を規制することを特徴とする自動二
    輪車の排気管支持装置。
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