JPH109483A - 真空断熱二重管 - Google Patents
真空断熱二重管Info
- Publication number
- JPH109483A JPH109483A JP8186574A JP18657496A JPH109483A JP H109483 A JPH109483 A JP H109483A JP 8186574 A JP8186574 A JP 8186574A JP 18657496 A JP18657496 A JP 18657496A JP H109483 A JPH109483 A JP H109483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- bellows
- double pipe
- vacuum
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Thermal Insulation (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現場での接続作業が容易な真空断熱管を提供
する。 【構成】 長尺の金属管１に一定長さの蛇腹部２と長さ
の短い直管部３を交互に形成すると共に、蛇腹部２の外
周に同じく蛇腹状の外管４を、それぞれ端部Ａを溶着す
ることにより被着して二重管部Ｂとなし、各二重管部Ｂ
に空気吸引口５を設けて内外管壁間を真空にした。 【効果】 途中に接続加工を要することなく、両端の接
続作業のみで配管工事を行うことができるので、接続個
所を少なくして接続部での水漏れの可能性を低減できる
上に、現場作業を簡略化することができ、しかも従来の
ように複数種類の定尺配管を準備する必要がない。
する。 【構成】 長尺の金属管１に一定長さの蛇腹部２と長さ
の短い直管部３を交互に形成すると共に、蛇腹部２の外
周に同じく蛇腹状の外管４を、それぞれ端部Ａを溶着す
ることにより被着して二重管部Ｂとなし、各二重管部Ｂ
に空気吸引口５を設けて内外管壁間を真空にした。 【効果】 途中に接続加工を要することなく、両端の接
続作業のみで配管工事を行うことができるので、接続個
所を少なくして接続部での水漏れの可能性を低減できる
上に、現場作業を簡略化することができ、しかも従来の
ように複数種類の定尺配管を準備する必要がない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱性の高い給湯
用配管に関するものである。
用配管に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は従来のこの種の真空断熱二重管を
示したもので、蛇腹状の金属管１の外周に同じく蛇腹状
の外管４を、それぞれ端部Ａを溶接することにより被着
して二重管部Ｂを形成すると共に、二重管部Ｂに空気吸
引口５を設けて内部を真空にしたものであり、端部は袋
ナット１２を用いて接続される。この構成によれば、真
空構造により断熱性がきわめて良好であるために、例え
ば室外の給湯器から台所や浴室への配管に使用すること
によって、配管途中での放熱ロスを低減すると共に、温
水を断熱的に使用する際に給湯休止中の湯温の低下を防
止することができる。
示したもので、蛇腹状の金属管１の外周に同じく蛇腹状
の外管４を、それぞれ端部Ａを溶接することにより被着
して二重管部Ｂを形成すると共に、二重管部Ｂに空気吸
引口５を設けて内部を真空にしたものであり、端部は袋
ナット１２を用いて接続される。この構成によれば、真
空構造により断熱性がきわめて良好であるために、例え
ば室外の給湯器から台所や浴室への配管に使用すること
によって、配管途中での放熱ロスを低減すると共に、温
水を断熱的に使用する際に給湯休止中の湯温の低下を防
止することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の真
空断熱二重管は、管の長さを現場で任意の寸法に裁断す
るというわけに行かないので、複数種類の定尺配管を予
め用意しておいて、これらを現地で組み合わせて連結す
る必要があり、そのために現場の工数が増える上に、接
続箇所が多くなるために、それだけ水漏れの可能性も増
加するという問題があった。本発明はかかる問題点を解
消し、１種類の配管を用意するだけで、現場で容易に所
要の寸法に加工することができる真空断熱二重管を提供
することを目的とするものである。
空断熱二重管は、管の長さを現場で任意の寸法に裁断す
るというわけに行かないので、複数種類の定尺配管を予
め用意しておいて、これらを現地で組み合わせて連結す
る必要があり、そのために現場の工数が増える上に、接
続箇所が多くなるために、それだけ水漏れの可能性も増
加するという問題があった。本発明はかかる問題点を解
消し、１種類の配管を用意するだけで、現場で容易に所
要の寸法に加工することができる真空断熱二重管を提供
することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による真空断熱二
重管は、図２に示すように、長尺の金属管１に一定長さ
の蛇腹部２と長さの短い直管部３を交互に形成すると共
に、蛇腹部２の外周に同じく蛇腹状の外管４を、それぞ
れ端部Ａを溶着することにより被着して二重管部Ｂとな
し、各二重管部Ｂに空気吸引口５を設けて内外管壁間を
真空にしたものであり、使用時にはいずれかの直管部３
で適宜の長さに切断することによって、ほぼ所望の長さ
の配管が得られる点に特徴を有するものである。
重管は、図２に示すように、長尺の金属管１に一定長さ
の蛇腹部２と長さの短い直管部３を交互に形成すると共
に、蛇腹部２の外周に同じく蛇腹状の外管４を、それぞ
れ端部Ａを溶着することにより被着して二重管部Ｂとな
し、各二重管部Ｂに空気吸引口５を設けて内外管壁間を
真空にしたものであり、使用時にはいずれかの直管部３
で適宜の長さに切断することによって、ほぼ所望の長さ
の配管が得られる点に特徴を有するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】図２は本発明の一実施例を示した
もので、ステンレス製の真空断熱二重管は太径の真空二
重管部Ｂと細径の直管部２とが交互に連設されて形成さ
れており、内管１の蛇管部２及び外管４の蛇腹部の両端
部には厚肉の筒体６及び７がそれぞれ溶接され、更に外
側筒体７の端部が鏡板８によって密封されて、内部に密
閉空間が形成されている。また外側の筒体７はＡ，Ｂの
２種類があり、Ａの側壁には細い真空吸引用パイプ９が
貫設され、その周囲にパイプ９と同心状にパイプ９を保
護するための短管１０が溶接されている。内側の筒体６
は両端に上記蛇腹部２が溶接されて、その中央部が直管
部３となっている。この直管部３には、円周の１箇所が
切断された形状の軟質発砲樹脂よりなる断熱材１１が着
脱自在に被着されている。
もので、ステンレス製の真空断熱二重管は太径の真空二
重管部Ｂと細径の直管部２とが交互に連設されて形成さ
れており、内管１の蛇管部２及び外管４の蛇腹部の両端
部には厚肉の筒体６及び７がそれぞれ溶接され、更に外
側筒体７の端部が鏡板８によって密封されて、内部に密
閉空間が形成されている。また外側の筒体７はＡ，Ｂの
２種類があり、Ａの側壁には細い真空吸引用パイプ９が
貫設され、その周囲にパイプ９と同心状にパイプ９を保
護するための短管１０が溶接されている。内側の筒体６
は両端に上記蛇腹部２が溶接されて、その中央部が直管
部３となっている。この直管部３には、円周の１箇所が
切断された形状の軟質発砲樹脂よりなる断熱材１１が着
脱自在に被着されている。
【０００６】
【実施例】内径１３ｍｍの給湯用断熱管の一例を示すと
次の通りである。 全長 １５ ｍ 材質 ステンレス 二重管部 ５００ ｍｍ 同外径 ３０．５ ｍｍ 蛇腹部 ４３０ ｍｍ 外管筒体Ａ ５０ ｍｍ 外管筒体Ｂ ２０ ｍｍ 内管パイプ １２０ ｍｍ 直管部 ５０ ｍｍ 吸引用パイプ材質 無酸素銅 保護用短管 ２５ｍｍφ×２３ｍｍ 真空度 １０-5 Ｔｏｒｒ なお挟圧ハンダ付けにより吸引用パイプを密閉後、短管
内にシリコンシーラントを充填する。またＣ形断熱材は
工場出荷時に取り付ける。接続時には、適宜箇所のＣ形
断熱材１１を取り外し、直管部３の中央をパイプカッタ
ーで切断したのち、その先端部を拡開し袋ナット１２で
締め付ける。
次の通りである。 全長 １５ ｍ 材質 ステンレス 二重管部 ５００ ｍｍ 同外径 ３０．５ ｍｍ 蛇腹部 ４３０ ｍｍ 外管筒体Ａ ５０ ｍｍ 外管筒体Ｂ ２０ ｍｍ 内管パイプ １２０ ｍｍ 直管部 ５０ ｍｍ 吸引用パイプ材質 無酸素銅 保護用短管 ２５ｍｍφ×２３ｍｍ 真空度 １０-5 Ｔｏｒｒ なお挟圧ハンダ付けにより吸引用パイプを密閉後、短管
内にシリコンシーラントを充填する。またＣ形断熱材は
工場出荷時に取り付ける。接続時には、適宜箇所のＣ形
断熱材１１を取り外し、直管部３の中央をパイプカッタ
ーで切断したのち、その先端部を拡開し袋ナット１２で
締め付ける。
【０００７】
【発明の効果】本発明による真空断熱二重管は上述のよ
うに、断熱性の高い真空二重管部Ｂを直管部３を介して
複数連設したものであり、工事現場で適宜箇所の直管部
３を切断して接続するものであるから、所要の寸法の配
管を途中に接続加工を要することなく１本の断熱管で行
うことができるので、接続部での水漏れの可能性を低減
できる上に、現場作業を簡略化することができ、しかも
従来のように複数種類の定尺配管を準備する必要がない
という利点がある。
うに、断熱性の高い真空二重管部Ｂを直管部３を介して
複数連設したものであり、工事現場で適宜箇所の直管部
３を切断して接続するものであるから、所要の寸法の配
管を途中に接続加工を要することなく１本の断熱管で行
うことができるので、接続部での水漏れの可能性を低減
できる上に、現場作業を簡略化することができ、しかも
従来のように複数種類の定尺配管を準備する必要がない
という利点がある。
【図１】 従来の真空二重管の縦断面図。
【図２】 本発明による真空二重管の縦断面図。
１ 金属管 ２ 蛇腹部 ３ 直管部 ４ 外管 ５ 吸引口 ６ 内管の筒体 ７ 外管の筒体Ａ及びＢ ８ 鏡板 ９ 吸引用パイプ １０ 保護用短管 １１ Ｃ形断熱材 １２ 袋ナット
Claims (2)
- 【請求項１】 長尺の金属管に一定長さの蛇腹部と長さ
の短い直管部を交互に形成すると共に、蛇腹部の外周に
同じく蛇腹状の外管を、それぞれ端部を溶着することに
より被着して二重管部となし、各二重管部に空気吸引口
を設けて内外管壁間を真空にして成る真空断熱二重管。 - 【請求項２】 上記直管部に軟質発泡樹脂よりなるＣ形
断熱材を被着して成る請求項１記載の真空断熱二重管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8186574A JPH109483A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 真空断熱二重管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8186574A JPH109483A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 真空断熱二重管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109483A true JPH109483A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16190929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8186574A Withdrawn JPH109483A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 真空断熱二重管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH109483A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004003650A (ja) * | 2002-05-15 | 2004-01-08 | Nexans | 低温冷却された媒体を輸送するための導管 |
| WO2007094593A3 (en) * | 2006-02-13 | 2007-10-04 | Sukyoon Kim | Insulating pipe fixing system |
| JP5653534B2 (ja) * | 2011-10-26 | 2015-01-14 | 三菱電機株式会社 | 電動車両の制御装置 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8186574A patent/JPH109483A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004003650A (ja) * | 2002-05-15 | 2004-01-08 | Nexans | 低温冷却された媒体を輸送するための導管 |
| JP4605993B2 (ja) * | 2002-05-15 | 2011-01-05 | ネクサン | 低温冷却された媒体を輸送するための導管 |
| WO2007094593A3 (en) * | 2006-02-13 | 2007-10-04 | Sukyoon Kim | Insulating pipe fixing system |
| JP5653534B2 (ja) * | 2011-10-26 | 2015-01-14 | 三菱電機株式会社 | 電動車両の制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |