JPH1094792A - 水中曝気装置 - Google Patents

水中曝気装置

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JPH1094792A
JPH1094792A JP8252614A JP25261496A JPH1094792A JP H1094792 A JPH1094792 A JP H1094792A JP 8252614 A JP8252614 A JP 8252614A JP 25261496 A JP25261496 A JP 25261496A JP H1094792 A JPH1094792 A JP H1094792A
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air suction
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富美代 川合
Sunao Shiraishi
直 白石
Hideo Nawata
秀夫 縄田
Hiroshi Kawane
浩 川根
Tadashi Sekiguchi
忠志 関口
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  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多くの空気を巻き込むことができる構成
の水・空気吸い込み部を有する水中曝気装置を提供し、
またゴミ詰まりによる水路の閉塞を防止することができ
る構成の水・空気吸い込み部を有する水中曝気装置を提
供する。 【解決手段】 空気吸い込み管群15の出口端を凸状に
して、内側の空気吸い込み管が水の流速が速くなってい
る水吸い込み管3の下方まで差し込まれるようにし、何
れの空気吸い込み管の出口端にも均一に大きな負圧がか
かるようにする。また、水吸い込み管の入口端周辺に複
数のフローガイドを羽根車状に配設することにより、水
吸い込み管に吸い込まれる水を強制的に旋回させて水吸
い込み管入口部の流速を従来よりも速くし、空気吸い込
み管群の出口端に従来よりも大きな負圧がかかるように
する。また、水吸い込み管の入口端周辺に羽根車状に配
設した複数のフローガイドと、水吸い込み管の下方に設
けられた乱流部材とを備えて、空気吸い込み管群を用い
ることなく空気泡を含んだ水流が得られるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダム湖等の貯水池の
水質を浄化するための水中曝気装置に関し、特に無動力
で水と空気とを分離する水流空気分離槽を備えた水中曝
気装置に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の水中曝気装置の全体構成
図である。同図に示すように、ダム湖2の底部には無動
力の水流空気分離槽1が設置されており、この水流空気
分離槽1には給水管4の下端が接続されている。そし
て、給水管4の上方には水吸い込み管3と、空気吸い込
み管群5とが設けられている。
【0003】水吸い込み管3は、下端が給水管4の上端
に接続され、ダム湖2の水面2aから一定の水深に位置
している。空気吸い込み管群5は、複数の空気吸い込み
管からなり、入口端(上端)が水面2a上に突出すると
共に、出口端(下端)が水吸い込み管3の入口内に位置
している。なお、水吸い込み管と空気吸い込み管群の詳
細は後述する。
【0004】また、水流空気分離槽1には、支持部材1
0に支持され先端に散気管9が接続された送気管8と、
湖底に設けられ先端がダム堤体7の下流側に位置する放
流管6とが接続されている。
【0005】従って、上記構成の水中曝気装置によれ
ば、ダム湖2内の水が水吸い込み管2の入口から吸い込
まれて鉛直下向きに落下すると同時に、水吸い込み管2
の入口(即ち空気吸い込み管群5の出口端)が負圧にな
ることによって空気吸い込み管群5から空気が吸い込ま
れ、空気泡を含んだ水流となる。この空気泡を含んだ水
は水流空気分離槽1内に流入し、この水流空気分離槽1
内で空気と水とに分離される(図5参照、詳細後述)。
この水流空気分離槽1内で分離された空気は、ダム湖2
の水面2aと水流空気分離槽1との位置(高さ)の差分
だけ圧縮された空気となる。そして、この圧縮された空
気が送気管8を経て散気管9に送られ、やがて曝気とな
る。なお、空気泡の抜けた水流空気分離槽1内の水は、
放流管6を経てダム堤体7の下流側に放流される。
【0006】ここで、図10及び図11に基づき、水・
空気吸い込み部の構成例について詳述する。なお、図1
0(a)は水・空気吸い込み部の構成例を示す平面図、
図10(b)は図10(a)のE−E線矢視断面図、図
11(a)は水・空気吸い込み部の他の構成例を示す平
面図、図11(b)は図11(a)のF−F線矢視断面
図である。
【0007】図10に示すように、水吸い込み管3の入
口部3aは水の流入抵抗を少なくするためにベルマウス
となっている。空気吸い込み管群5は、図示しない支持
部によって支持され、前述のように入口端が水面2aか
ら突出すると共に、出口端が水吸い込み管3の入口部3
a内に位置している。この空気吸い込み管群5は、空気
を泡として取り込むために水吸い込み管3に比べて管径
の小さい複数の空気吸い込み管からなる、即ち、水吸い
込み管3の中心に配設された1本の空気吸い込み管5a
と、この空気吸い込み管群5aの周囲に五角形状に配設
された6本の空気吸い込み管5bと、これらの空気吸い
込み管5bの周囲に五角形状に配設された12本の空気
吸い込み管5cと、これらの空気吸い込み管5cの周囲
に離散的に配設された9本の空気吸い込み管5dとから
なる。そして、これらの空気吸い込み管5a,5b,5
c、5dの出口端(下端)は、何れも高さが揃ってお
り、図示例では水吸い込み管3の入口端(上端)から1
05mmの位置にある。即ち、空気吸い込み管群5の出
口端は平坦になっている。
【0008】図11に示す水吸い込み管3´は、図10
に示す水吸い込み管3に比べてその長さが長い点が異な
っているが、入口部3a´の構成は水吸い込み管3と同
様である。また、図11に示す空気吸い込み管群5´
は、この空気吸い込み管群5´を構成する複数の空気吸
い込み管5a´が図11(b)に示すように水吸い込み
管3´の入口部3a´内全体に分布するように配設され
ている点が異なっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】水流空気分離槽1に蓄
えられる空気により無動力で効率よく曝気を行うために
は、ダム湖等の貯水池の限られた落水高さにおいて、水
・空気吸い込み部での空気巻き込み量を少しでも多くす
る必要がある。このため、より多くの空気を巻き込むこ
とのできる手段が望まれていた。
【0010】また、図10、図11の何れの水・空気吸
い込み部の構造においても、水吸い込み管3,3´の入
口部3a,3a´内に空気吸い込み管群5,5´の出口
端が挿入されていることから、入口部3a,3a´内の
構造が複雑である上、水の流路が狭いため、ゴミが詰ま
り易く、水路が閉塞されてしまうという問題点があっ
た。
【0011】従って本発明は上記従来技術に鑑み、より
多くの空気を巻き込むことができる構成の水・空気吸い
込み部を有する水中曝気装置を提供することを課題と
し、またゴミ詰まりによる水路の閉塞を防止することが
できる構成の水・空気吸い込み部を有する水中曝気装置
を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明の水中曝気装置は、水吸い込み管と、出口端が前
記水吸い込み管の入口内に位置する複数の空気吸い込み
管からなる空気吸い込み管群と、前記水吸い込み管から
供給される空気泡を含んだ水を空気と水とに分離する水
流空気分離槽と、この水流空気分離槽によって分離され
た空気を水中に放散する放散手段とを備えてなる水中曝
気装置において、前記空気吸い込み管群の出口端が凸状
となるように前記複数の空気吸い込み管を配設したこと
を特徴とする。
【0013】また、第2の発明の水中曝気装置は、水吸
い込み管と、出口端が前記水吸い込み管の入口内に位置
する複数の空気吸い込み管からなる空気吸い込み管群
と、前記水吸い込み管から供給される空気泡を含んだ水
を空気と水とに分離する水流空気分離槽と、この水流空
気分離槽によって分離された空気を水中に放散する放散
手段とを備えてなる水中曝気装置において、前記水吸い
込み管の入口端周辺に羽根車状に配設した複数のフロー
ガイドを備えたことを特徴とする。
【0014】また、第3の発明の水中曝気装置は、水吸
い込み管と、この水吸い込み管の入口端周辺に羽根車状
に配設した複数のフローガイドと、前記水吸い込み管の
下方に設けられ、前記水吸い込み管に吸い込まれた水が
通過する際にこの水の流れを乱す乱流手段と、この乱流
手段を介して供給される空気泡を含んだ水を空気と水と
に分離する水流空気分離槽と、この水流空気分離槽によ
って分離された空気を水中に放散する放散手段とを備え
たことを特徴とする。
【0015】従って上記第1の発明の水中曝気装置によ
れば、空気吸い込み管群の出口端が凸状となるように複
数の空気吸い込み管を配設したことにより、内側の空気
吸い込み管の出口端も水流の速くなっているところに位
置するため、何れの空気吸い込み管の出口端にも均一に
大きな負圧がかかり、内側の空気吸い込み管も外側の空
気吸い込み管と同程度に空気を巻き込むことができる。
このため、従来よりも多くの空気を巻き込むこができ
る。
【0016】また、上記第2の発明の水中曝気装置によ
れば、水吸い込み管の入口端周辺に羽根車状に配設した
フローガイドを備えたことにより、水吸い込み管に吸い
込まれる水を強制的に旋回させて水吸い込み管入口部の
流速(即ち空気吸い込み管群の出口端部の流速)を従来
よりも速くすることができる。このため、空気吸い込み
管群の出口端に従来よりも大きな負圧がかかり、従来よ
りも多くの空気を巻き込むことができる。
【0017】また、上記第3の発明の水中曝気装置によ
れば、水吸い込み管の入口端周辺に羽根車状に配設した
複数のフローガイドと、水吸い込み管の下方に設けられ
た乱流手段とを備えたことにより、水吸い込み管に吸い
込まれる水を強制的に旋回させて流速を速め、これによ
って強い空気吸い込み渦を形成し、この空気吸い込み渦
が空気を巻き込み、渦中心に生じる筒状の空気塊を含ん
だ水流となると共に、この水流が乱流手段を通過する際
に流れが乱されて、筒状の空気塊が空気泡に変えられ、
この空気泡を含んだ水流が水流空気分離槽に流入する。
このように、空気吸い込み管群を用いることなく空気泡
を含んだ水流を得ることができ、そして、空気吸い込み
管群がないため水吸い込み管内にゴミが詰まって水路が
閉塞される虞がない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。なお、本発明は水中曝気装置
の水・空気吸い込み部の構成に工夫を施したものであ
り、水中曝気装置の他の構成については従来と同様であ
る。従って、ここでは水・空気吸い込み部の構成につい
て詳述し、その他の構成の詳細な説明は省略する。ま
た、従来と同様の部分には同一の符号を付し、この部分
の詳細な説明も省略する。
【0019】<実施の形態1>図1(a)は本発明の実
施の形態1に係る水中曝気装置の水・空気吸い込み部の
構成を示す平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線
矢視断面図である。
【0020】これらの図に示すように、空気吸い込み管
群15は、図示しない支持部よって支持され、入口端
(上端)がダム湖2の水面2aから突出すると共に、出
口端(下端)が水吸い込み管3の入口部3a内に位置し
ている。
【0021】この空気吸い込み管群15は、空気を泡と
して取り込むために水吸い込み管3に比べて管径の小さ
い複数の空気吸い込み管からなり、これらの空気吸い込
み管の水平方向の配置は図1(a)に示すように従来の
空気吸い込み管群5の空気吸い込み管5a,5b,5
c,5dと同様に配置されている(図10参照)。即
ち、水吸い込み管3の中心に1本の空気吸い込み管15
aが配設され、この空気吸い込み管群15aの周囲に6
本の空気吸い込み管15bが五角形状に配設され、これ
らの空気吸い込み管15bの周囲に12本の空気吸い込
み管15cが五角形状に配設され、これらの空気吸い込
み管15cの周囲に9本の空気吸い込み管5dが離散的
に配設されている。
【0022】一方、空気吸い込み管群15の出口端(下
端)は、従来の空気吸い込み管群5の出口端が平坦であ
ったのに対して、凸状になっている。即ち、最も外側の
空気吸い込み管15dの出口端よりもその内側の空気吸
い込み管15cの出口端の方が下方(図示例では30m
m下方)に位置し、これらの空気吸い込み管15cの出
口端よりもその内側の空気吸い込み管15bの出口端の
方が更に下方(図示例では30mm下方)に位置し、こ
れらの空気吸い込み管15bの出口端よりもその内側の
空気吸い込み管15aの出口端の方が更に下方(図示例
では30mm下方)に位置しており、このように配設す
ることによって空気吸い込み管群15のの出口端が上記
の如く凸状となっている。
【0023】従って、上記構成の水・空気吸い込み部を
有する水中曝気装置によれば、次のような作用効果を奏
する。
【0024】水吸い込み管3の入口部3aにおける空気
の吸い込みは、前述の如くダム湖2内の水が水吸い込み
管3を鉛直下向きに落下する際に入口部3aが負圧にな
ることによって起こる。そして、一般的に入口部3aに
おける水の流速が速いほど負圧は大きくなる。一方、図
2に示すように、水吸い込み管3の入口部3a内に空気
吸い込み管群5の出口端を挿入した場合には、水吸い込
み管3の入口部3aにおける水の流速は、図2中に矢印
で水の流動を示すように、水吸い込み管3の中心付近で
は遅く、水吸い込み管3の内周面付近では速くなる。従
って、従来の空気吸い込み管群5のように出口端が平坦
である場合には、外側(水吸い込み管3の内周面付近)
の空気吸い込み管からの空気吸い込み量は多い反面、内
側(水吸い込み管3の中心付近)の空気吸い込み管から
の空気吸い込み量は少ない。
【0025】これに対して、図1に示す空気吸い込み管
群15では、出口端を凸状にすることにより、内側の空
気吸い込み管が水の流速が速くなっている水吸い込み管
3の下方まで差し込まれているため、何れの空気吸い込
み管の出口端にも均一に大きな負圧がかかり、内側の空
気吸い込み管も外側の空気吸い込み管と同程度の空気を
巻き込むことができる。このため、従来よりも多くの空
気を巻き込むことができる。
【0026】<実施の形態2>図3(a)は本発明の実
施の形態2に係る水中曝気装置の水・空気吸い込み部の
構成を示す平面図、図3(b)は図3(a)のB方向矢
視図、図3(c)は図3(a)のC−C線矢視断面図で
ある。
【0027】これらの図に示すように、水吸い込み管3
の入口端周辺には、複数の板状のフローガイド11が羽
根車状に配設されている。即ち、フローガイド11は、
何れも、水吸い込み管3の径方向に対して一方向に傾い
た状態で、水吸い込み管3の入口部3aの外周面に固定
された支持板13上に固定されおり、これによって上記
の如く羽根車状となっている。なお、本実施の形態2で
はフローガイド11の状態を安定させるためにフローガ
イド11の外側と内側とにリング状の支持部材13a,
13bを設けている。
【0028】従って、上記構成の水・空気吸い込み部を
有する水中曝気装置によれば、水吸い込み管3の入口端
周辺に羽根車状に配設したフローガイド11を備えたこ
とにより、水吸い込み管3に吸い込まれる水を強制的に
旋回させて水吸い込み管3の入口部3aの流速(即ち空
気吸い込み管群の出口端部の流速)を従来よりも高める
ことができる(この原理の詳細については後述する)。
このため、空気吸い込み管群5の出口端に従来よりも大
きな負圧がかかり、従来よりも多くの空気を巻き込むこ
とができる。
【0029】ここで上記実施の形態1及び2の効果を確
認するために実施した実験の結果について説明する。
【0030】図4は実験装置の全体構成図、図5は水流
空気分離槽の内部状態を示す説明図、図6は実験結果を
示すグラフである。
【0031】図4に示すように、実験装置では水・空気
吸い込み部を再現するため上部タンク12とダム湖の底
部に設置する水流空気分離槽1とを200Aの落水管2
3でつなぎ、落差は約11mと実ダム設置レベルとし
た。上部タンク12へは送水ポンプ25により送水管2
6を介して水槽24内の水が供給される。図5に示すよ
うに、落水管23を落下してきた空気泡を含んだ水は水
流空気分離槽1内の仕切板1aの下を通って図中左側に
入り、この中で空気泡が浮上して水流空気分離槽1内の
上部に溜まる。かくして空気泡を含んだ水は空気36と
水37とに分離される。そして、空気36は送気管35
を通って曝気槽29内に放散され、水37は放流管28
を通って水槽1内に放流される。なお、図4中の27は
オーバフロー管、30は天井歩廊、31は昇降階段、3
2は足場ブロック、33は中2階フロア、34は水槽フ
ロアである。
【0032】かかる実験装置において、水・空気吸い込
み部の構成を上記実施の形態1のようにした場合と、上
記実施の形態2のようにした場合、即ち、空気吸い込み
管群の出口端を凸状にした場合と、水吸い込み管の入口
端周辺にフローガイドを設置した場合とについて実験を
行った。なお、何れの場合も空気吸い込み管の管径はφ
20mm、長さは約250mm、本数は28本とした。
【0033】実験の結果、図6に示すように、何れの場
合とも、従来の構成(図10参照)に比べて、何れの有
効落差においてもよい流量比(空気流量/水流量)が得
られた。
【0034】<実施の形態3>図7は本発明の実施の形
態3に係る水中曝気装置の水・空気吸い込み部の構成を
示す断面図、図8は図7のD方向矢視図である。
【0035】図7に示すように、水吸い込み管31の入
口端には水平に支持板部31aが形成されており、この
支持板部31上には板状のフローガイド32が設けられ
ている。
【0036】図8に示すように、フローガイド32は、
上記のフローガイド11と同様に、何れも水吸い込み管
31の径方向に対して一方向に傾いた状態で支持板部3
1a上に固定されおり、これによって羽根車状となって
いる。
【0037】また、図7に示すように、水吸い込み管3
1の下方には乱流部材34が設けられている。この乱流
部材34は、2本のパイプ材34a,34bを十字状に
したものであり、水吸い込み管31の内周面に固定され
ている。なお、本実施の形態3では水吸い込み管31は
屈曲した給水管36を介して水流空気分離槽1に接続さ
れている。
【0038】従って、上記構成の水・空気吸い込み部を
有する水中曝気装置によれば、水吸い込み管31の入口
端周辺に羽根車状に配設した複数のフローガイド32
と、水吸い込み管の下方に設けられた乱流部材34とを
備えたことにより、水吸い込み管31に吸い込まれる水
を強制的に旋回させて流速を速め、これによって自由渦
と同一方向(フローガイドで流れに角運動量を与えるの
で必然的に同一方向になる)の強い空気吸い込み渦37
を形成し(即ち自由渦を強力にし)、この空気吸い込み
渦37が空気を巻き込み、渦中心に生じる筒状の空気塊
33を含んだ水流となると共に、この水流が乱流部材3
4を通過する際に流れが乱されて、筒状空気塊33が空
気泡35に変えられ、この空気泡35を含んだ水流が給
水管36を介して水流空気分離槽1に流入する。
【0039】このように、空気吸い込み管群を用いるこ
となく空気泡を含んだ水流を得ることができ、そして、
空気吸い込み管群がないため水吸い込み管31内にゴミ
が詰まって水路が閉塞される虞がない。なお、乱流部材
34は単に2本のパイプ材34a,34bを十字状にし
たものであるため、この乱流部材34においても充分な
流路が確保されておりゴミが詰まる虞はない。
【0040】ここで、図8に基づき、水吸い込み管31
への水の流入速度について詳述する。
【0041】フローガイド31の入口37からフローガ
イド31に案内されて速度vで斜めに流入する水のフロ
ーガイド入口37での接線方向速度をvi 、水吸い込み
管入口での接線方向速度をvo 、フローガイド入口半径
をri 、水吸い込み管半径をro (図示のように、ro
は流体中の座標であるため必ずしも水吸い込み管の内周
面には一致しない)とすると、次式のような関係があ
る。
【0042】
【数1】
【0043】上式から明らかなように、水吸い込み管入
口での流速はフローガイド入口での流速よりも速くな
る。そして、ri をより大きくし、ro をより小さくす
ることにより、水吸い込み管入口での流速を更に上げる
ことができ、より強い空気吸い込み渦をつくることがで
きる。この原理は上記実施の形態2におけるフローガイ
ド11においても同様である。
【0044】なお、上記では水流に乱れを生じさせる乱
流手段としてパイプ材34a,34bを十字状にした乱
流部材34を用いているが、これに限定するものではな
く、水流に乱れを生じさせることができ且つ適度な流路
を有する構造のものであればよい。例えば、円盤状の板
に適度な大きさの穴をあけたようなものでもよい。
【0045】
【発明の効果】以上発明の実施の形態と共に具体的に説
明したように、本発明の水中曝気装置によれば、空気吸
い込み管群の出口端が凸状をなすように複数の空気吸い
込み管を配設したことにより、内側の空気吸い込み管も
外側の空気吸い込み管と同程度に空気を巻き込むことが
でき、このため従来よりも多くの空気を巻き込むこがで
きる。
【0046】また、水吸い込み管の入口端周辺に羽根車
状に配設したフローガイドを備えたことにより、水吸い
込み管への水の流入速度(即ち空気吸い込み管群の出口
端部の流速)を従来よりも高めることができ、このこと
によって従来よりも多くの空気を巻き込むことができ
る。
【0047】また、水吸い込み管の入口端周辺に羽根車
状に配設した複数のフローガイドと、水吸い込み管の下
方に設けた乱流手段とを備えたことにより、空気吸い込
み管群を用いることなく空気泡を含んだ水流を得ること
ができ、そして、空気吸い込み管群がないため水吸い込
み管内にゴミが詰まって水路が閉塞される虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態1に係る水中曝気
装置の水・空気吸い込み部の構成を示す平面図、(b)
は(a)のA−A線矢視断面図である。
【図2】図10と同一の図を基に水吸い込み管に流入す
る水の流動を示す説明図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態2に係る水中曝気
装置の水・空気吸い込み部の構成を示す平面図、(b)
は(a)のB方向矢視図、(c)は(a)のC−C線矢
視断面図である。
【図4】実験装置の全体構成図である。
【図5】水流空気分離槽の内部状態を示す説明図であ
る。
【図6】実験結果を示すグラフである。
【図7】本発明の実施の形態3に係る水中曝気装置の水
・空気吸い込み部の構成を示す断面図である。
【図8】図7のD方向矢視図である。
【図9】従来の水中曝気装置の全体構成図である。
【図10】(a)は水・空気吸い込み部の構成例を示す
平面図、(b)は(a)のE−E線矢視断面図である。
【図11】(a)は水・空気吸い込み部の他の構成例を
示す平面図、(b)は(a)のF−F線矢視断面図であ
る。
【符号の説明】
1 水流空気分離槽 3,31 水吸い込み管 4,36 給水管 8 送気管 9 散気管 11,32 フローガイド 5,15 空気吸い込み管群 5a,5b,5c,5d,15a,15b,15c,1
5d 空気吸い込み管 34 乱流部材 34a,34b パイプ材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】従って、上記構成の水中曝気装置によれ
ば、ダム湖2内の水が水吸い込み管の入口から吸い込
まれて鉛直下向きに落下すると同時に、水吸い込み管
の入口(即ち空気吸い込み管群5の出口端)が負圧にな
ることによって空気吸い込み管群5から空気が吸い込ま
れ、空気泡を含んだ水流となる。この空気泡を含んだ水
は水流空気分離槽1内に流入し、この水流空気分離槽1
内で空気と水とに分離される(図5参照、詳細後述)。
この水流空気分離槽1内で分離された空気は、放流管6
に設置された弁6aで発生する圧力損失に相当する圧力
だけ圧縮された空気となる。そして、この圧縮された
空気が送気管8を経て散気管9に送られ、やがて曝気と
なる。なお、空気泡の抜けた水流空気分離槽1内の水
は、放流管6を経てダム堤体7の下流側に放流される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図4に示すように、実験装置では水・空気
吸い込み部を再現するため上部タンク22とダム湖の底
部に設置する水流空気分離槽1とを200Aの落水管2
(水吸い込み管と同意語)でつなぎ、落差は約11m
と実ダム設置レベルとした。上部タンク22へは送水ポ
ンプ25により送水管26を介して水槽24内の水が供
給される。図5に示すように、落水管23を落下してき
た空気泡を含んだ水は水流空気分離槽1内の仕切板1a
の下を通って図中左側に入り、この中で空気泡が浮上し
て水流空気分離槽1内の上部に溜まる。かくして空気泡
を含んだ水は空気36と水37とに分離される。そし
て、空気36は送気管35を通って曝気槽29内に放散
され、水37は放流管28を通って水槽1内に放流され
る。なお、図4中の27はオーバフロー管、30は天井
歩廊、31は昇降階段、32は足場ブロック、33は中
2階フロア、34は水槽フロアである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川根 浩 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 関口 忠志 広島県広島市西区横川新町9−12 中外テ クノス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水吸い込み管と、出口端が前記水吸い込
    み管の入口内に位置する複数の空気吸い込み管からなる
    空気吸い込み管群と、前記水吸い込み管から供給される
    空気泡を含んだ水を空気と水とに分離する水流空気分離
    槽と、この水流空気分離槽によって分離された空気を水
    中に放散する放散手段とを備えてなる水中曝気装置にお
    いて、 前記空気吸い込み管群の出口端が凸状となるように前記
    複数の空気吸い込み管を配設したことを特徴とする水中
    曝気装置。
  2. 【請求項2】 水吸い込み管と、出口端が前記水吸い込
    み管の入口内に位置する複数の空気吸い込み管からなる
    空気吸い込み管群と、前記水吸い込み管から供給される
    空気泡を含んだ水を空気と水とに分離する水流空気分離
    槽と、この水流空気分離槽によって分離された空気を水
    中に放散する放散手段とを備えてなる水中曝気装置にお
    いて、 前記水吸い込み管の入口端周辺に羽根車状に配設した複
    数のフローガイドを備えたことを特徴とする水中曝気装
    置。
  3. 【請求項3】 水吸い込み管と、 この水吸い込み管の入口端周辺に羽根車状に配設した複
    数のフローガイドと、 前記水吸い込み管の下方に設けられ、前記水吸い込み管
    に吸い込まれた水が通過する際にこの水の流れを乱す乱
    流手段と、 この乱流手段を介して供給される空気泡を含んだ水を空
    気と水とに分離する水流空気分離槽と、 この水流空気分離槽によって分離された空気を水中に放
    散する放散手段とを備えたことを特徴とする水中曝気装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020043A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Tokyo Denki Univ 曝気方法および落水管
JP2015083302A (ja) * 2008-05-28 2015-04-30 ブイダブリュエス・ウエストガース・リミテッド 排出ノズル装置およびその製造方法、並びに、該排出ノズル装置を用いた流体の分配方法および処理方法
JP6379346B1 (ja) * 2018-03-28 2018-08-29 Npo法人エコロジカル・ファーストエイド 気液混合装置

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