JP2002200415A - 空気を水に溶解する装置 - Google Patents

空気を水に溶解する装置

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JP2002200415A
JP2002200415A JP2000401344A JP2000401344A JP2002200415A JP 2002200415 A JP2002200415 A JP 2002200415A JP 2000401344 A JP2000401344 A JP 2000401344A JP 2000401344 A JP2000401344 A JP 2000401344A JP 2002200415 A JP2002200415 A JP 2002200415A
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Hiromi Yamamoto
博美 山本
Kenji Taguchi
研治 田口
Hiroshi Nakamura
弘志 中村
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Riken Corp
Fukuoka Prefecture
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AIMU DENKI KOGYO KK
Riken Corp
Fukuoka Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中ポンプと気水混合機とを一体化し、養殖
池の水、特に残餌や排泄物等の有機物が堆積する底土付
近の水中溶存酸素量を効率よく高めるのに使用可能な空
気を水に溶解する装置を提供する。 【解決手段】 モータ11及びこれに駆動されるポンプ
部12を有する水中ポンプ13と、水中ポンプ13から
の高圧水に外部から導入された空気を微細粒状態で混合
する気水混合機15と、水中ポンプ13と気水混合機1
5とをコンパクトに収納し、少なくとも水中ポンプ回り
の下部位置には、多数の通水小孔が形成され、気水混合
機15の下部位置に対応する部分に気水放出部27が形
成され、上部には吊り金具28、29が設けられたケー
シング16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中に細かい粒状
の空気を混入する装置に係り、養殖池の水、特に残餌や
排泄物等の有機物が堆積する底土付近の水中溶存酸素量
を効率よく高める装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、養殖池では飼育効率を高めるため
に狭い空間に多量の魚介類を飼育しており、その過密度
は増加傾向にある。そのため、溶存酸素濃度(水中の酸
素濃度)は低下すると共に発育速度も遅くなっている。
また、残餌や排泄物が底土に有機物として堆積し、堆積
物中で発生するビブリオ菌、PAVウィルス等の病原菌
感染により多量死が発生して生産効率が急激に落ち込む
現象が起こっている。特に餌として与えられる魚粉等の
配合飼料(国内で年間40万トン生産)は、僅か20%
しか魚介類に消費されず、残り80%は底土に堆積する
ことになる。また、病原菌対策として餌中に抗生物質等
の化学農薬が使用されているが、その有効性は、飼育す
る魚介類に十分な抵抗(免疫)力が備わっている場合の
みであり、酸素不足の状況では抵抗力は弱く効果が上が
っていない。このため、堆積物を分解浄化するには好気
性水中微生物による浄化作用が必要となり、微生物の活
動についても十分な酸素が不可欠となっている。最近、
病理学的な立場で生物農薬と呼ばれるウィルス性細菌剤
の研究開発が進められているが、一方で、養殖業界から
は水中酸素濃度を高める観点で堆積物処理技術の確立も
急務であると要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
養殖池など酸素が必要となる場所で酸素を供給する手法
である、水車方式、散気管(多孔質の板や筒に高圧空気
を注入する)方式、ジェット水流方式等では、どの方式
においても、酸素溶解効率が20%以上のものはなく、
気泡の発生よりも池全体の水循環作用を重要視した設計
になっている。これでは、池底の溶存酸素量を高めるこ
とはできなく、そのため堆積有機物を分解浄化する微生
物の活動は活性化されず、病害による多量死が発生す
る。その結果、養殖池の水は、一度に入れ換えざるを得
なくなる。なお、このように養殖池の水を一度に入れ換
えることで、堆積物を含んだ酸素不足の水を河川や海へ
流出するため、環境汚染の発生についても懸念されてい
る。以上の理由から、新規装置の開発の要請が多くなっ
てきている。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、水中ポンプと気水混合機とを一体化し、養殖池の
水、特に残餌や排泄物等の有機物が堆積する底土付近の
水中溶存酸素量を効率よく高めるのに使用可能な空気を
水に溶解する装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る空気を水に溶解する装置は、モータ及びこれに
駆動されるポンプ部を有する水中ポンプと、前記水中ポ
ンプからの高圧水に外部から導入された空気を微細粒状
態で混合する気水混合機と、前記水中ポンプと前記気水
混合機とをコンパクトに収納し、少なくとも前記水中ポ
ンプ回りの下部位置には、多数の通水小孔が形成され、
前記気水混合機の下部位置に対応する部分に気水放出部
が形成され、上部には吊り金具が設けられたケーシング
とを有する。
【0005】また、第2の発明に係る空気を水に溶解す
る装置は、第1の発明に係る空気を水に溶解する装置に
おいて、前記気水混合機は、高圧水受水口から導入され
た前記高圧水を吐出口から放出する導水部、該導水部に
空気導入口が設けられてエジェクター作用によって前記
高圧水に空気を混入する空気配管、及び前記導水部に基
側が一体的に連結され、先側に向けて拡径し、前記吐出
口から放出される高圧水流によって積極的にキャビテー
ションを発生させる拡径ノズル部を有するノズル本体
と、前記ノズル本体の更に先側に隙間を有して配置さ
れ、前記拡径ノズル部から放出される微泡混じりの水を
周囲に放散する衝突部材とを有している。ここで、第2
の発明に係る空気を水に溶解する装置において、前記拡
径ノズル部の拡径した先側は円滑に丸くなっているのが
好ましい。この場合の曲率半径は、例えば10〜50m
mとすることができる。これにより、拡径ノズル部の内
部空間に存在する微細化された空気の気泡が、空気を水
に溶解する装置の周囲に、スムーズに移動できる。
【0006】そして、第3の発明に係る空気を水に溶解
する装置は、第2の発明に係る空気を水に溶解する装置
において、前記拡径ノズル部は、円錐台状となって、そ
の開き角が40〜90度の範囲にある。また、第1〜第
3の発明に係る空気を水に溶解する装置において、前記
衝突部材は、中心から半径方向に向けて下り傾斜になっ
ているのが好ましいが、平面部材によって構成してもよ
い。更に、第1〜第3の発明に係る空気を水に溶解する
装置において、前記導水部には下流側に絞り部が設けら
れ、該絞り部に前記空気導入口を設けることも可能であ
る。これにより、ノズル本体の導水部を通過し、絞り部
の先端に形成される吐出口から放出される高圧水の中央
部とその周囲の速度分布を一様にすることができ、ま
た、水への空気の混入割合が多い高圧水を放出すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1は本発明の一実施の形態に係る
空気を水に溶解する装置の説明図、図2は同装置に使用
する気水混合機の原理図、図3(A)、(B)はそれぞ
れ同装置の平面図及び側面図である。
【0008】図1〜図3に示すように、本発明の一実施
の形態に係る空気を水に溶解する装置10は、モータ1
1とポンプ部12が一体となった水中ポンプ13と、水
中ポンプ13からの高圧水が連結管14を介して導かれ
る気水混合機15と、これらを収納するケーシング16
とを有している。以下、これらについて詳しく説明す
る。
【0009】前記水中ポンプ13は市販のものが使用さ
れ、底部には多数の小孔17(直径が5〜12mm)が
その周囲に設けられた吸い込み部18を有し、この吸い
込み部18がケーシング16の底板部材19にねじによ
って固定されている。前記ケーシング16は、図3
(A)、(B)に示すように、中央の直線部(実質的に
直方体)20とその両側に一体として設けられている円
弧部21、22とを有している。直線部20及び円弧部
21、22の側面を形成する側板23及び天井板24は
鋼板又はステンレス板からなって、水中ポンプ13が形
成された側の円弧部21及びこれに連通する直線部20
の側板23の上部及び下部にはそれぞれ多数の通水小孔
(直径が5〜12mm程度)からなる吸い込み口25、
26が形成されている。
【0010】円弧部22の下部は開放となって、気水混
合機15から排出される気泡混じりの水が矢印Fのよう
に放出される気水放出部27が形成されている。ケーシ
ング16の天井板24の両側には吊り金具の一例である
アイボルト28、29が取付けられ、適当なワイヤロー
プ30を用いて、クレーン等によってこの空気を水に溶
解する装置10を吊り上げ搬送できる構造となってい
る。なお、この実施の形態においては、ケーシング16
の側板23及び天井板24を構成する部材は十分な厚み
を有する板材を使用し、内部に骨組は備えていないが、
荷重がかかる部分には適当に吊り金具の一例であるアン
グルやチャンネル等の補強部材で補強することもでき
る。また、ケーシング16の側板23の下部と底板部材
19とはねじによって固定され、必要な場合には側板2
3及び天井板24からなるカバーを外して、水中ポンプ
13及び気水混合機15の保守点検が可能となってい
る。そして、ケーシング16の底板部材19の底面に
は、複数の短脚19aがバランス良く設けられて、全体
の座りを良くしている。更に、ケーシング16の天井板
24には、水中ポンプ13のモータ11へ電力を供給す
る電線ケーブル31の取り出し口32と、気水混合機1
5へ外部から空気を供給する空気配管の一例であるホー
ス33が挿通するホース口34が設けられている。
【0011】気水混合機15は、円弧部22に配置さ
れ、底部が底板部材19にねじ固定されている。なお、
気水混合機15の底部周囲には気水混合水の放水部35
が設けられているが、この放水部35から排出された気
泡混じりの水が、再度ケーシング16内に入り込まない
ように、気水混合機15の下部周囲には水平仕切り板3
6と、これに接して配置される垂直仕切り板37が設け
られている。垂直仕切り板37は十分な高さを有し、水
中ポンプ13によって発生する負圧によって、気水混合
機15から発生する水が水中ポンプ13に引き込まれな
いようになっている。
【0012】続いて、前記気水混合機15について、図
1及び図2を参照しながら詳細に説明する。気水混合機
15は、図2に示すように、ノズル本体39と、ノズル
本体39の先側に隙間を有して配置された、衝突部材の
一例である衝突板40とを有している。ノズル本体39
は、水中ポンプ13を介して送水される20〜50m/
secに加速された高圧水を、連結管14を介して高圧
水受水口41から導入して吐出口43aから放出する導
水部43を有している。更に、この導水部43の下流側
に設けられた絞り部44の一側部には空気導入口42が
設けられている。この空気導入口42には、前記したホ
ース33の下端部が連結されて、導水部43を通過する
高圧水に空気を混入している。すなわち、高圧水が絞り
部44で急激に流速上昇することに伴い負圧現象が生
じ、ホース33から高圧水の放出方向に自然に吸引(エ
ジェクター作用)された空気は、高圧水と混合される。
【0013】導水部43には、先側に向けて拡径(開き
角度が40〜90度)している円錐台状の拡径ノズル部
45の基側が一体的に連結されている。ノズル本体39
の絞り部44の先部の吐出口43aから放出された空気
を混入した高圧水流は、この拡径ノズル部45の内部空
間で積極的にキャビテーションを発生する。すなわち、
高圧水流(ジェット)の流速が増すと逆に水の静圧が減
り、その水が飽和蒸気圧より下がる(負圧領域)こと
で、キャビテーションが生じるのである。拡径ノズル部
45の内部空間は末広がり形状であるので、従来のジェ
ットのせん断作用に加え、更に強いせん断力(空気を引
きちぎる力)が生じる。また、負圧領域で生じたキャビ
テーションが、正圧領域(拡径ノズル部45の壁面側の
澱み流れで水の圧力が正圧に回復する領域)で崩壊する
際に局所衝撃圧が加わって気泡を更に細かくすることに
なる。このように、拡径ノズル部45の内部空間には常
にキャビテーションが定在し、このキャビテーションの
生成と崩壊とが繰り返えされ、効率よく局所的に強いせ
ん断力と衝撃力が働く。これによって空気を微細化し、
水に接する空気の表面積を拡大し、より大量の空気(酸
素)を、水に溶かすことができる。
【0014】衝突板40は、中心から半径方向に向けて
徐々に緩い下り傾斜になっている。この傾斜により、拡
径ノズル部45の内部空間で生成した微泡混じりの水
を、効果的に放水部35から外側に放散することが可能
となり、環状斜め下方向に噴出した微泡混じりの水は底
土の酸素濃度を高める。なお、衝突板40は平面板であ
ってもよい。衝突板40の上端とノズル本体39の下端
との隙間によって形成される放水部35の上下方向の高
さは、3〜15mm程度となっているが、調整可能なよ
うに構成することもできる。
【0015】また、拡径ノズル部45は、その開き角度
を40〜90度の範囲としたが、これは、開き角度が4
0度未満では、ノズル本体39の絞り部44から放出さ
れた高圧水流に、拡径ノズル部45内の最も流速が速い
中央部と、最も遅い壁部とで、顕著な速度の分布がなく
なり、流体のせん断力が顕著に発生しなくなるため、空
気の気泡を微細化することができないからである。一
方、開き角度が90度を超えると、放水部35の周囲か
ら、拡径ノズル部45の内部への水の巻き込みが発生
し、拡径ノズル部45内の中央部と壁部との間で、良好
なせん断力を発生することができず、キャビテーション
を微細化することができなくなるためである。以上のこ
とにより、拡径ノズル部45の開き角度は、更には50
〜70度、より好ましくは60度にするとよい。
【0016】また、拡径ノズル部45の拡径した先側部
47の断面は、その曲率半径を10〜50mmにするこ
とで円滑に丸くしている。これにより、拡径ノズル部4
5の内部空間に存在する微細化された空気の気泡を、放
水部35の周囲に、拡径ノズル部45に沿って均一に、
かつスムーズに放散できる。なお、この拡径ノズル部の
拡径した先側は丸くしてもよい。また、拡径ノズル部の
拡径した先側を角張った形状としてもよい。
【0017】従って、この空気を水に溶解する装置10
においては、水中ポンプ13を駆動すると、高速の水流
が気水混合機15の高圧水受水口41に加わり、導水部
43、特に絞り部44を通過することによって、空気導
入口42から空気を巻き込み、拡径ノズル部45で発生
するキャビテーションによって、混入した空気が微細な
粒状の泡となって、水に混ざり込み、下部の放水部35
を通り、気水放出部27から周囲に放出される。水中ポ
ンプ13への水は、下部の吸い込み口26を通じてケー
シング16内に侵入するが、吸い込み口26がゴミ等で
詰まった場合には、上部の吸い込み口25から周囲の水
を吸い込み運転を継続する。搬送にあっては、アイボル
ト28、29を利用して搬送し、使用にあっては、ケー
シング16が浸かる程度の水深のある場所で使用するこ
とになる。
【0018】
【発明の効果】請求項1〜3記載の空気を水に溶解する
装置は、モータ及びこれに駆動されるポンプ部を有する
水中ポンプと、水中ポンプからの高圧水に外部から導入
された空気を微細粒状態で混合する気水混合機と、水中
ポンプと気水混合機とをコンパクトに収納し、少なくと
も水中ポンプ回りの下部位置には、多数の通水小孔が形
成され、気水混合機の下部位置に対応する部分に気水放
出部が形成され、上部には吊り金具が設けられたケーシ
ングとを有して、これらが一体となっているので、水中
に漬けて運転することによって、水中に多数の細かい気
泡を含ませることができ、これによって溶酸を増加させ
ることができる。特に、請求項2記載の空気を水に溶解
する装置において、気水混合機は、高圧水受水口から導
入された高圧水を吐出口から放出する導水部、該導水部
に空気導入口が設けられてエジェクター作用によって高
圧水に空気を混入する空気配管、及び導水部に基側が一
体的に連結され、先側に向けて拡径し、吐出口から放出
される高圧水流によって積極的にキャビテーションを発
生させる拡径ノズル部を有するノズル本体と、ノズル本
体の更に先側に隙間を有して配置され、拡径ノズル部か
ら放出される微泡混じりの水を周囲に放散する衝突部材
とを有している。これにより、流体のせん断力、及びキ
ャビテーションが壊れる際に発生する局所衝撃圧が加わ
って、気泡を微細化できるため、水中への供給空気量に
対する空気の溶解量の割合を高めることができ、養殖池
等、例えばエビやうなぎ等の養殖池のように、狭い空間
での飼育効率を高める装置として有望であり、その効果
も多大なものになる。そして、請求項3記載の空気を水
に溶解する装置においては、拡径ノズル部は、円錐台状
となって、その開き角を40〜90度の範囲にしている
ので、キャビテーションは、拡径ノズル部の内部空間か
ら外へ出ることなく、拡径ノズル部の内部に常に定在さ
せることができるため、キャビテーションが壊れる際に
発生する局所衝撃圧が他の気泡に加わって、気泡を微細
化し、水中への供給空気量に対する空気の溶解量の割合
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る空気を水に溶解す
る装置の説明図である。
【図2】同装置に使用する気水混合機の原理図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ同装置の平面図及び
側面図である。
【符号の説明】
10:空気を水に溶解する装置、11:モータ、12:
ポンプ部、13:水中ポンプ、14:連結管、15:気
水混合機、16:ケーシング、17:小孔、18:吸い
込み部、19:底板部材、19a:短脚、20:直線
部、21、22:円弧部、23:側板、24:天井板、
25、26:吸い込み口、27:気水放出部、28、2
9:アイボルト、30:ワイヤロープ、31:電線ケー
ブル、32:取り出し口、33:ホース、34:ホース
口、35:放水部、36:水平仕切り板、37:垂直仕
切り板、39:ノズル本体、40:衝突板、41:高圧
水受水口、42:空気導入口、43:導水部、43a:
吐出口、44:絞り部、45:拡径ノズル部、47:先
側部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 博美 福岡県北九州市八幡西区則松3丁目6−1 福岡県工業技術センター 機械電子研究 所内 (72)発明者 田口 研治 福岡県北九州市八幡東区神山町2番10号 株式会社理研内 (72)発明者 中村 弘志 福岡県遠賀郡水巻町猪熊10丁目2番16号 アイム電機工業株式会社内 Fターム(参考) 2B104 CA01 EB01 EB05 EB20 4F033 QB02Y QB03X QB12Y QB15X QD04 QD16 QE14 QF08X 4G035 AA02 AB20 AC22 AE13 AE19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ及びこれに駆動されるポンプ部を
    有する水中ポンプと、前記水中ポンプからの高圧水に外
    部から導入された空気を微細粒状態で混合する気水混合
    機と、前記水中ポンプと前記気水混合機とをコンパクト
    に収納し、少なくとも前記水中ポンプ回りの下部位置に
    は、多数の通水小孔が形成され、前記気水混合機の下部
    位置に対応する部分に気水放出部が形成され、上部には
    吊り金具が設けられたケーシングとを有することを特徴
    とする空気を水に溶解する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気を水に溶解する装置
    において、前記気水混合機は、高圧水受水口から導入さ
    れた前記高圧水を吐出口から放出する導水部、該導水部
    に空気導入口が設けられてエジェクター作用によって前
    記高圧水に空気を混入する空気配管、及び前記導水部に
    基側が一体的に連結され、先側に向けて拡径し、前記吐
    出口から放出される高圧水流によって積極的にキャビテ
    ーションを発生させる拡径ノズル部を有するノズル本体
    と、前記ノズル本体の更に先側に隙間を有して配置さ
    れ、前記拡径ノズル部から放出される微泡混じりの水を
    周囲に放散する衝突部材とを有していることを特徴とす
    る空気を水に溶解する装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の空気を水に溶解する装置
    において、前記拡径ノズル部は、円錐台状となって、そ
    の開き角が40〜90度の範囲にあることを特徴とする
    空気を水に溶解する装置。
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