JPH1094679A - 舞台吊物装置 - Google Patents
舞台吊物装置Info
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- JPH1094679A JPH1094679A JP27166596A JP27166596A JPH1094679A JP H1094679 A JPH1094679 A JP H1094679A JP 27166596 A JP27166596 A JP 27166596A JP 27166596 A JP27166596 A JP 27166596A JP H1094679 A JPH1094679 A JP H1094679A
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Abstract
とによるの舞台の上方における占有スペースを小さく抑
え、バトンの増設およびこれに伴う演出効果の多様化を
可能にする。 【解決手段】 舞台の上方に昇降可能に吊持される音響
反射板1と、該音響反射板1に昇降可能に取り付けられ
たライトブリッジ12と、を有し、音響反射板1が最下
降されるときにライトブリッジ12が上昇状態に維持さ
れ、音響反射板1が上昇されるときにライトブリッジ1
2が下降するように設定される。
Description
の舞台の上方に昇降可能に吊持されて各種の音響設備や
照明設備等を保持する舞台吊物装置の改良に関する。
等の舞台の上方には、演出効果を出すための各種の舞台
付属物を吊持するバトンのほかに、各種複数の照明を取
り付けるライトブリッジや音響効果を上げるための音響
反射板等が舞台吊物装置として設備されている。
イトブリッジ、さらには、音響反射板が舞台の上方で適
宜の手段によって昇降されるとしている。
においては、バトンはもちろんのことであるが、ライト
ブリッジや音響反射板は、その占有する容積が大きいに
もかかわらず、これ等が個々に昇降可能に設定されてい
た。
よっては、ライトブリッジと音響反射板を用意すると、
必要数のバトンを装備できない不具合を招来したり、ま
た、ライトブリッジや音響反射板が容積的に嵩む上に重
量も大きいために、その昇降用の駆動装置が個々に設け
られる等の不具合を招来する傾向にあった。
れたものであって、バトンはもちろんのこと、音響反射
板やライトブリッジを設けても、舞台の上方のスペース
の有効利用を可能にして、演出効果の多様化を可能にす
る舞台吊物装置を提供することを目的とする。
ために、この発明による舞台吊物装置の構成を、舞台の
上方に昇降可能に吊持される音響反射板と、該音響反射
板に昇降可能に取り付けられたライトブリッジとを有
し、音響反射板が最下降されるときにライトブリッジが
上昇状態に維持されると共に、音響反射板が上昇される
ときにライトブリッジが下降するように設定されてなる
とする。
のウインチドラムに巻装のワイヤによって昇降可能に吊
持されると共に、ライトブリッジが一のウインチドラム
に対し同軸一体に設けられ小径に設定された他のウイン
チドラムに巻装のワイヤによって昇降可能に吊持されて
なるとする。
図に基づいて説明するが、図1は、この発明の舞台吊物
装置を示す一部を破断した側面断面図であり、同図にお
いて、1は、舞台吊物装置を構成する音響反射板であっ
て、これが天井より吊下げられて舞台の床面P上に設置
される。
正面板1aの両側にヒンジ部材(図示しない)を介して
開閉自在につまり水平回動可能に取り付けられた小幅の
側面板1bと、正面板1aの上部にヒンジ部材(図示し
ない)を介して開閉自在に取り付けられた小幅の上面板
1cと、からなる。
背面に一体に取り付けられた吊りフレームであり、この
吊りフレーム2の上部背面に固定されたプーリ取付板3
に水平軸(図示しない)を中心に回転するプーリ4が取
り付けられている。
面に取り付けられたプーリ5と、プーリ取付板3の中央
部付近に取り付けられた小プーリ7にはワイヤ6が掛け
られて、このワイヤ6の一端はプーリ取付板3の下端部
付近(図示しないが、吊りフレーム2でもよい)に固着
され、そのワイヤ6の他端は吊りフレーム2の背面に固
定された電動シリンダ8に固着されている。
イヤ6を引張りまたは弛緩することにより、上面板1c
を正面板1aに対して開閉作動可能にして、音響反射効
果の調整を任意に行えるようにしてある。
に突設されたウインチ支持板であって、ウインチ支持板
9の下面にはウインチ10aおよびプーリ10bが並設
されており、ウインチ10aによって巻取りおよび巻戻
しされるワイヤ11の一端はプーリ10bを介してライ
トブリッジ12の一部に止着され、そのワイヤ11の他
端は直接ライトブリッジ12の他の一部に止着されてい
る。
や発光色を持つ複数種類,サイズの照明用のライト13
を装架するように用いられ、主に、これらのライト13
は、図に示すようにライトブリッジ12本体の下部に突
出するように装架される。
1a背面に一体のガイド板14に沿って昇降可能に支持
されている。
材16を介して回転自在に取付られたプーリであって、
17は、ウインチ支持板9の上端面に取り付けられたプ
ーリであり、これらのプーリ15,17は、それぞれ別
々のワイヤ18,19に支承されている。
天井支持面20の一部にそれぞれ止着固定され、他端部
は、各プーリ15,17を介して天井支持面20に取り
付けられたプーリ21,22と、それぞれ共通に使用さ
れる押えプーリ23およびウインチ24を介して一つの
カウンタウエイト25に止着されている。
支持面20における止着固定部とこれらのワイヤ18,
19をガイドするプーリ21,22の位置が重なるよう
に示してあるが、正面板1aを正面から見た場合には、
これらの位置は左右にずれており、このため、各ワイヤ
18,19の往部および復部が互いに干渉することはな
い。
ワイヤ18,19は、等量ずつ移動して、音響反射板1
の昇降を安定した姿勢にて行えることとなる。
ンチ24の駆動により各ワイヤ18,19を巻き上げる
ことで、音響反射板1およびライトブリッジ12を舞台
の上方の所定の高さに持ち上げたり、音響反射板1の下
端面が舞台の床面Pに接触するまで、引き降ろすことが
できる。
床面Pに接触するまで降ろす場合には、灯具である各ラ
イト13の床着きおよびこれによる破損を防止するため
に、専用のウインチ10aを駆動させ、ワイヤ11によ
ってそのライトブリッジ12のみを、ガイド板14に沿
って上昇させる。
場合には、音響反射板1を上昇させて舞台の上方に位置
させ、ライトブリッジ12の少なくとも一部が音響反射
板1の下端よりも下方に位置するようにウインチ10a
を駆動させる。
ジ12とはそれぞれ独自の機能を有するが、これらが一
体化され、ライトブリッジ12が独自に昇降作動するよ
うに構成されているため、ライトの床着きがなく、これ
らの舞台の上方における占有空間を十分に抑えることが
可能となり、その分より多くのバトンの設置が可能とな
る。
上面板1cをそれぞれ任意かつ必要な角度に開閉するこ
とによって、これによって反射される音響の指向性を設
定したり、音質改善を図ったりすることができる。
びカウンタウエイト25は、必要に応じ天井の簀の子内
へ設置することができる。
もので、これが、図1の例に示したものと異なるところ
は、上記のようなライトブリッジ12に専用のウインチ
10aの設置を省き、天井支持面20に取り付けられ、
かつ各一のプーリ31,32を介して降された各一のワ
イヤ33,34の一端に、上記吊りフレーム2およびラ
イトブリッジ12を別々に吊持させた点である。
他端は、押えロール35,36および共通の支軸37に
固定されるも、外径寸法が異なる各一、すなわち、一の
ウインチドラム38および他のウインチドラム39をそ
れぞれ介して別々の各カウンタウエイト40,41に止
着されている。
1は、他のウインチドラム39の外径D2に対して、D
1>D2の関係にあり、予め計算された差がでるように
設定されている。
37を回転させるようにウインチドラム38,39を回
転させると、音響反射板1の昇降ストロークがライトブ
リッジ12の昇降ストロークに対して大きくなる。
1をライトブリッジ12より少し上方に位置させること
が可能になり、一方、下降端付近(舞台の床面付近)で
はライトブリッジ12を音響反射板1の下端より少し上
方に位置させることが可能になり、その結果、音響反射
板1の下降端でライトブリッジ12に取り付けたライト
13が舞台の床面Pに衝突しなくなる。
27の駆動でライト13の下降時の損傷を未然に回避で
き、図1に示すように、専用のウインチ10aを設ける
ことによる構成の複雑化とハイコスト化を有効に避ける
ことが可能となり、さらに、駆動部の占有空間を小さく
抑えることができ、省スペース化による空間の有効利用
を可能にする。
ば、舞台の上方に昇降可能に吊持される音響反射板と、
該音響反射板に昇降可能に取り付けられたライトブリッ
ジと、を有し、音響反射板が最下降されるときにライト
ブリッジが上昇状態に維持されると共に、音響反射板が
上昇されるときにライトブリッジが下降するように設定
されてなるとするから、音響反射板およびライトブリッ
ジの舞台の上方における占有スペースを小さく抑え、も
ってバトンの増設およびこれに伴う演出効果の多様化を
図ることが可能になる利点がある。
板が一のウインチドラムに巻装のワイヤによって昇降可
能に吊持されると共に、ライトブリッジが一のウインチ
ドラムに対し同軸一体に設けられ小径に設定された他の
ウインチドラムに巻装のワイヤによって昇降可能に吊持
されてなるとするから、音響反射板の昇降ストロークを
ライトブリッジの昇降ストロークよりも大きくすること
が可能になり、これによって、音響反射板の舞台の床面
付近に至ったとき、ライトブリッジをその床面から離れ
た一定の高さまで上昇させることができ、ライトブリッ
ジに設けたライトの床着きによる事故発生を未然に回避
できるという効果が得られる。
独自に昇降させるウインチを吊りフレーム側に設ける必
要がなくなるため、システムの重量軽減と更なるローコ
スト化を実現できるという効果が得られる。
示す側面断面図である。
を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 舞台の上方に昇降可能に吊持される音響
反射板と、該音響反射板に昇降可能に取り付けられたラ
イトブリッジとを有し、音響反射板が最下降されるとき
にライトブリッジが上昇状態に維持されると共に、音響
反射板が上昇されるときにライトブリッジが下降するよ
うに設定されてなることを特徴とする舞台吊物装置。 - 【請求項2】 音響反射板が一のウインチドラムに巻装
のワイヤによって昇降可能に吊持されると共に、ライト
ブリッジが一のウインチドラムに対し同軸一体に設けら
れ小径に設定された他のウインチドラムに巻装のワイヤ
によって昇降可能に吊持されてなる請求項1の舞台吊物
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27166596A JP3758764B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 舞台吊物装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27166596A JP3758764B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 舞台吊物装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1094679A true JPH1094679A (ja) | 1998-04-14 |
JP3758764B2 JP3758764B2 (ja) | 2006-03-22 |
Family
ID=17503188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27166596A Expired - Fee Related JP3758764B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 舞台吊物装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3758764B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101290695B1 (ko) * | 2010-12-23 | 2013-07-29 | (주)시공사 | 조명수단이 구비된 음향반사장치 |
JP2018143556A (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-20 | カヤバ システム マシナリー株式会社 | 吊物の位置決め装置 |
CN110124334A (zh) * | 2019-05-16 | 2019-08-16 | 浙江佳合文化科技股份有限公司 | 空中飞鱼演艺装置 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP27166596A patent/JP3758764B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101290695B1 (ko) * | 2010-12-23 | 2013-07-29 | (주)시공사 | 조명수단이 구비된 음향반사장치 |
JP2018143556A (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-20 | カヤバ システム マシナリー株式会社 | 吊物の位置決め装置 |
CN110124334A (zh) * | 2019-05-16 | 2019-08-16 | 浙江佳合文化科技股份有限公司 | 空中飞鱼演艺装置 |
CN110124334B (zh) * | 2019-05-16 | 2024-05-31 | 浙江佳合文化科技股份有限公司 | 空中飞鱼演艺装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3758764B2 (ja) | 2006-03-22 |
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