JPH1094111A - 鉄道車両用台車 - Google Patents

鉄道車両用台車

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Publication number
JPH1094111A
JPH1094111A JP24592196A JP24592196A JPH1094111A JP H1094111 A JPH1094111 A JP H1094111A JP 24592196 A JP24592196 A JP 24592196A JP 24592196 A JP24592196 A JP 24592196A JP H1094111 A JPH1094111 A JP H1094111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
ring
axle
grounding
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP24592196A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimichi Muramoto
晃道 村本
Motosane Hiraishi
元実 平石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24592196A priority Critical patent/JPH1094111A/ja
Publication of JPH1094111A publication Critical patent/JPH1094111A/ja
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本出願の課題は、ダイレクトドライブ方式の駆
動装置を備えた鉄道車両用台車において、接地回路を簡
単な構造で構成することにある。 【解決手段】駆動用電動機の回転子が固定されている車
輪7に、接地リング11を導電可能に固定しており、前
記接地リング11に対向してブラシ14をばねによって
押し付ける構成となっている。前記ブラシ14は固定軸
となっている車軸8に固定され、かつ、接地用電気回路
が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両用台車に
係り、駆動用電動機が直接車輪を駆動するダイレクトド
ライブ駆動方式の鉄道車両用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】架線或いは第三軌条から電力が供給され
る鉄道車両においては、軌道に対して車輪を介して設置
されている。従来の鉄道車両においては、車輪に圧入さ
れた車軸に対して、電極であるブラシを押し当てて、車
輪を介して電流を流していた。
【0003】一方、車軸を固定軸として台車枠を弾性支
持しており、該車軸に車輪を軸受を介して回転可能に設
置しており、前記車軸に駆動用電動機の固定子を設置す
るとともに前記車輪に駆動用電動機の固定子を設置した
ダイレクトドライブ駆動方式の台車が実用化されつつあ
る。この種の鉄道車両用台車としては、例えば特開平6
ー40335号公報が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイレクトドラ
イブ駆動方式でない台車の接地装置は、車軸が車輪と一
体に構成されているため、軸端部、軸中間部、また駆動
装置のボス部分等に電流を流す摺動部分を設置すること
が可能であった。ところが、ダイレクトドライブ駆動方
式の鉄道車両用台車においては、車軸を固定軸として構
成し、軸受を介して車輪を回転可能に設置していること
から、従来台車のように車軸に接地手段を接続したので
は、前記軸受に電蝕が発生してしまうため、車軸へ接地
回路を構成することは不可能であった。
【0005】本発明は、ダイレクトドライブ駆動方式を
備えた鉄道車両用台車において、軌道側への接地回路を
簡単な構造で構成できる鉄道車両用台車を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車軸に車輪を
軸受を介して回転可能に設置しており、前記車軸の両端
部に台車枠を弾性支持しており、前記車軸の軸方向中間
部に駆動用電動機の固定子を設置しており、前記固定子
とによって駆動用電動機を構成する回転子を前記車輪に
設置してなる鉄道車両用台車において、前記車輪に軸芯
を一致させてリング状の導電体を設置しており、前記導
電体は前記車輪を介して設置されており、前記導電体に
導電可能に接触している接触子を前記車軸に設置したこ
と特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、全体を導電性金属によっ
て構成した車輪に、導電性金属よりなる接地リングを該
車輪と同心位置に導電可能に設置しており、前記車輪を
回転可能に支える車軸に前記接地リングに対向させて接
触手段を設置しており、前記接触手段は接触子を前記接
地リングに導電可能に押し当てる支持手段を備えいるこ
と特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明による鉄道車両用台車
の実施例を図1ないし図3、図4によって説明する。図
3は本発明に関するダイレクトドライブ方式の台車の正
面図を示す。車体1は空気ばね2を介し台車枠3により
支持される。台車枠3は軸ばね4を介しダイレクトドラ
イブモータすなわち駆動用電動機が組み込まれた輪軸5
に支持される。図4はダイレクトドライブ方式の台車の
平面図を示す。ダイレクトドライブ方式の輪軸5は駆動
用電動機の回転子6と車輪7および軸箱9に固定支持さ
れる車軸8からなる。この方式の特徴として減速機を廃
止しことにより、電動機の占める領域を大きく取ること
ができる。本実施例の接地手段は図1に示す様に、駆動
用電動機を構成する回転子6の両端がそれぞれ車輪7に
固定され、前記一方の車輪7の軸箱9側の側面に接地手
段を構成する接地リング11が取り付けられ、該接地リ
ング11に対向して設置された接触子すなわちブラシ1
4から構成されている。前記ブラシ14は、固定軸とな
っている車軸8からばね13によって前記設置リング1
1に対して押し付けられている。前記ブラシ14には、
外部に引き出された電気回路15が接続されている。前
記接地リング11においては、ブラシ14との接触面が
該接触リング11の下部において上方を向いているた
め、該摺動面に異物が付着し導通が妨げられる恐れがあ
る。したがって、前記接地リング11の摺動面への塵埃
等の異物付着を防止するため、防塵カバー16が設置さ
れている。
【0009】本実施例では、簡単化の為上下方向にブラ
シを押し付けた例を示しているが、車軸周りのどの方向
にもブラシの押し付け方向が設定可能である。例えば、
水平方向に取り付ければ、車輪の上下方向の振動加速度
の影響を受けにくい構成とすることができる。
【0010】図2は図1の実施例とは異なる実施例を示
している。この例は車輪7の側面に、円盤状に改正され
た接地ディスク17を設け、該接地ディスク17にブラ
シ14を押し付けることにより回路を構成する。この様
に接地回路を構成すると、ブラシ14を軸方向に押し付
けることになるため、軌道からの上下方向の加振力の影
響を受けにくく、安定した導電状態を保つことができる
電気回路を提供できる。
【0011】接地回路の摺動面をダイレクトドライブモ
ータにより駆動される車輪の側面に設けることによっ
て、車軸を固定して運用するダイレクトドライブ式駆動
装置においても、軌道への接地回路を簡単な構造によっ
て構成することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明により、従来の接地装置では構成
できなかったダイレクトドライブ方式の駆動装置おける
接地回路を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による鉄道車両用台車の一実施例を示す
輪軸部分の断面図である。
【図2】本発明による鉄道車両用台車の他の実施例を示
す輪軸部の断面図である。
【図3】本発明による鉄道車両用台車の一実施例を示す
側面図である。
【図4】図3に示した鉄道車両用台車の平面図である。
【符号の説明】
7…車輪、8…車軸、11…接地リング、13…ばね、
14…ブラシ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の車軸にそれぞれ一対の車輪を軸受を
    介して回転可能に設置しており、前記各車軸の両端部に
    台車枠を弾性支持しており、前記各車軸の軸方向中間部
    に駆動用電動機の固定子を設置しており、前記固定子と
    同心位置で前記車輪に設置され該固定子とで駆動用電動
    機を構成する回転子を有する鉄道車両用台車において、 前記車輪に軸芯を一致させてリング状の導電体を設置し
    ており、前記導電体は前記車輪を介して接地されてお
    り、前記導電体に導電可能に接触している接触子を前記
    車軸に設置したことを特徴とする鉄道車両用台車。
  2. 【請求項2】全体を導電性金属によって構成した車輪
    に、導電性金属よりなる接地リングを該車輪と同心位置
    に導電可能に設置しており、前記車輪を回転可能に支え
    る車軸に前記接地リングに対向させて接触手段を設置し
    ており、前記接触手段は接触子を前記接地リングに導電
    可能に押し当てる支持手段を備えいることを特徴とする
    鉄道車両用台車。
JP24592196A 1996-09-18 1996-09-18 鉄道車両用台車 Pending JPH1094111A (ja)

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JP24592196A JPH1094111A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 鉄道車両用台車

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JP24592196A JPH1094111A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 鉄道車両用台車

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JPH1094111A true JPH1094111A (ja) 1998-04-10

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ID=17140832

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JP24592196A Pending JPH1094111A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 鉄道車両用台車

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JP (1) JPH1094111A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020036157A (ko) * 2000-11-08 2002-05-16 김민박,라이문트하이넨 차량용 모터의 브러시 장착구조
JP2006271029A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Toshiba Corp 電気車駆動装置

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KR20020036157A (ko) * 2000-11-08 2002-05-16 김민박,라이문트하이넨 차량용 모터의 브러시 장착구조
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