JPH1093856A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH1093856A JPH1093856A JP8225918A JP22591896A JPH1093856A JP H1093856 A JPH1093856 A JP H1093856A JP 8225918 A JP8225918 A JP 8225918A JP 22591896 A JP22591896 A JP 22591896A JP H1093856 A JPH1093856 A JP H1093856A
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- charge
- sensitivity
- solid
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/222—Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
- H04N5/262—Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/70—Circuitry for compensating brightness variation in the scene
- H04N23/74—Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the scene brightness using illuminating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータ等による複雑な画像処理を必要
せずに、撮影者が望む被写体のみを画像化し、また当該
被写体を強調して画像化し、さらには所望の色相のみを
強調して画像化することができる固体撮像装置を提供す
る。また、逆光等がある場合においてもその影響を解消
ないし低減して、被写体を適切に画像化する。 【解決手段】 光電変換部(フォトダイオード311)
と、電荷蓄積部312とを有する電荷蓄積型感光回路3
1がアレイ状に配置され、光電変換部が受光に応じて生
成した電荷を電荷蓄積部に蓄積し、これらの蓄積電荷を
画像データ検出手段により検出することで被写体の画像
を得る固体撮像装置であって、所定周波数の変調光を生
成して、この変調光を被写体に向けて照射するための光
源6を含み、電荷蓄積型感光回路の感度の正負極性が、
変調光に同期して反転することを特徴とする。
せずに、撮影者が望む被写体のみを画像化し、また当該
被写体を強調して画像化し、さらには所望の色相のみを
強調して画像化することができる固体撮像装置を提供す
る。また、逆光等がある場合においてもその影響を解消
ないし低減して、被写体を適切に画像化する。 【解決手段】 光電変換部(フォトダイオード311)
と、電荷蓄積部312とを有する電荷蓄積型感光回路3
1がアレイ状に配置され、光電変換部が受光に応じて生
成した電荷を電荷蓄積部に蓄積し、これらの蓄積電荷を
画像データ検出手段により検出することで被写体の画像
を得る固体撮像装置であって、所定周波数の変調光を生
成して、この変調光を被写体に向けて照射するための光
源6を含み、電荷蓄積型感光回路の感度の正負極性が、
変調光に同期して反転することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高品質の被写体画
像、特に被写体のみを画像化することができる、または
被写体を強調して画像化することができる固体撮像装置
に関する。
像、特に被写体のみを画像化することができる、または
被写体を強調して画像化することができる固体撮像装置
に関する。
【0002】
【技術背景】近年、固体撮像装置は、モノクロやフルカ
ラーのビデオカメラとして、銀鉛フィルムを感光体とす
るカメラ(以下、「機械式カメラ」と言う)に代えて使
用されるようになっている。固体撮像装置では、通常、
光電変換部と電荷蓄積部とを有する電荷蓄積型感光回路
(例えば、キャパシタを有するMOSトランジスタ等の
回路、以下単に「感光回路」と言う)がアレイ状に配置
される。光電変換部は、受光量に応じて電荷を生成す
る。この電荷は、電荷蓄積部に蓄積された後、電荷移送
手段を用いて画像データ検出手段に出力される。画像デ
ータ検出手段から出力される画像データは、適宜の画像
処理が施されてメモリ等に記録される。
ラーのビデオカメラとして、銀鉛フィルムを感光体とす
るカメラ(以下、「機械式カメラ」と言う)に代えて使
用されるようになっている。固体撮像装置では、通常、
光電変換部と電荷蓄積部とを有する電荷蓄積型感光回路
(例えば、キャパシタを有するMOSトランジスタ等の
回路、以下単に「感光回路」と言う)がアレイ状に配置
される。光電変換部は、受光量に応じて電荷を生成す
る。この電荷は、電荷蓄積部に蓄積された後、電荷移送
手段を用いて画像データ検出手段に出力される。画像デ
ータ検出手段から出力される画像データは、適宜の画像
処理が施されてメモリ等に記録される。
【0003】電荷移送手段として、CCDが代表的であ
る。CCDはモノクロやフルカラーのムービービデオカ
メラに使用されるようになっており、また性能の優れた
ものを用いることで、スチルビデオカメラへの応用も期
待されている。
る。CCDはモノクロやフルカラーのムービービデオカ
メラに使用されるようになっており、また性能の優れた
ものを用いることで、スチルビデオカメラへの応用も期
待されている。
【0004】ところで、CCDカメラ等の固体撮像装置
おける露光は、機械式カメラと基本的に同じである。す
なわち、光電変換部が露光時間中に受光した光(自然の
光、室内灯の光、および被写体に反射したこれらの光、
あるいはカメラに付属する補助光源光(ハロゲンランプ
等)の反射光等)の全てを用いて画像の再生を行う。
おける露光は、機械式カメラと基本的に同じである。す
なわち、光電変換部が露光時間中に受光した光(自然の
光、室内灯の光、および被写体に反射したこれらの光、
あるいはカメラに付属する補助光源光(ハロゲンランプ
等)の反射光等)の全てを用いて画像の再生を行う。
【0005】このため、従来の固体撮像装置により得ら
れる画像は、機械式カメラにより得られるものと同じで
あり、例えば、背景を除去して被写体のみを画像化した
い場合には、撮像画像をディジタルデータの形でコンピ
ュータに取り込み、グラフィックス用のソフトウェアを
用いて、被写体と共に画一的に画像化された背景を除去
するといった処理が必要となる。特に、リアルタイムで
被写体のみを画像化しディスプレイに表示させる場合
に、上記のコンピュータ等による処理を行うことも可能
ではあるが、高速の画像処理用LSIを必要とするた
め、従来の固体撮像装置では、構成が複雑となり、かつ
製造コストも高騰する。
れる画像は、機械式カメラにより得られるものと同じで
あり、例えば、背景を除去して被写体のみを画像化した
い場合には、撮像画像をディジタルデータの形でコンピ
ュータに取り込み、グラフィックス用のソフトウェアを
用いて、被写体と共に画一的に画像化された背景を除去
するといった処理が必要となる。特に、リアルタイムで
被写体のみを画像化しディスプレイに表示させる場合
に、上記のコンピュータ等による処理を行うことも可能
ではあるが、高速の画像処理用LSIを必要とするた
め、従来の固体撮像装置では、構成が複雑となり、かつ
製造コストも高騰する。
【0006】また、上記従来の固体撮像装置では、夜間
等暗所において被写体側に強い光を発する光源が存在す
る場合や、昼間に太陽等の逆光がある場合等において
は、過露光になり被写体を適切に画像化することができ
ない場合が生じる。
等暗所において被写体側に強い光を発する光源が存在す
る場合や、昼間に太陽等の逆光がある場合等において
は、過露光になり被写体を適切に画像化することができ
ない場合が生じる。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、コンピュータ等による
複雑な画像処理を必要せずに、撮影者が望む被写体のみ
を画像化し、また当該被写体を強調して画像化し、さら
には所望の色相のみを強調して画像化することができる
固体撮像装置を提供することである。
複雑な画像処理を必要せずに、撮影者が望む被写体のみ
を画像化し、また当該被写体を強調して画像化し、さら
には所望の色相のみを強調して画像化することができる
固体撮像装置を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、逆光等がある場合に
おいてもその影響を解消ないし低減して、被写体を適切
に画像化することができる固体撮像装置を提供すること
である。
おいてもその影響を解消ないし低減して、被写体を適切
に画像化することができる固体撮像装置を提供すること
である。
【0009】なお、固体撮像装置では、通常、暗電流等
により生じる画像雑音を低減ないし除去するために、特
別な回路が設けられる。このため、従来の固体撮像装置
では、画像処理回路が複雑となる傾向は否めず、構成が
複雑となり、かつ製造コストも高騰する。本発明の目的
は、このような暗電流等に起因する画像雑音を低減ない
し除去した固体撮像装置を提供することにもある。
により生じる画像雑音を低減ないし除去するために、特
別な回路が設けられる。このため、従来の固体撮像装置
では、画像処理回路が複雑となる傾向は否めず、構成が
複雑となり、かつ製造コストも高騰する。本発明の目的
は、このような暗電流等に起因する画像雑音を低減ない
し除去した固体撮像装置を提供することにもある。
【0010】
【発明の概要】本発明者は、固体撮像装置に周波数変調
が可能な光源を設け、明るい場所や暗い場所にかかわら
ず、これらの光源から変調光を被写体に照射し、その反
射光(以下、「反射変調光」と言う)のみを画像化に有
効な光として検出し、あるいは、状況に応じてこの反射
変調光以外の入射光をも画像化に有効な光として検出す
れば、被写体のみを画像化でき、あるいは被写体を強調
して(すなわち、背景等をも含めて)画像化できる、と
の知見を得て本発明をなすに至った。
が可能な光源を設け、明るい場所や暗い場所にかかわら
ず、これらの光源から変調光を被写体に照射し、その反
射光(以下、「反射変調光」と言う)のみを画像化に有
効な光として検出し、あるいは、状況に応じてこの反射
変調光以外の入射光をも画像化に有効な光として検出す
れば、被写体のみを画像化でき、あるいは被写体を強調
して(すなわち、背景等をも含めて)画像化できる、と
の知見を得て本発明をなすに至った。
【0011】本発明は、光電変換部と、この光電変換部
が生成する電荷を蓄積する電荷蓄積部とを有するアレイ
状に配置されてなる固体撮像装置であって、前記光電変
換部が受光に応じて生成した電荷を前記電荷蓄積部に蓄
積し、この蓄積電荷を画像データ検出手段により検出す
ることで被写体の画像を得る固体撮像装置に応用され
る。
が生成する電荷を蓄積する電荷蓄積部とを有するアレイ
状に配置されてなる固体撮像装置であって、前記光電変
換部が受光に応じて生成した電荷を前記電荷蓄積部に蓄
積し、この蓄積電荷を画像データ検出手段により検出す
ることで被写体の画像を得る固体撮像装置に応用され
る。
【0012】本発明の固体撮像装置は、所定周波数の変
調光を生成して、この変調光を被写体に向けて照射する
ための光源を含み、また、感光回路の感度の正負極性
(すなわち、非反転・反転極性)が前記変調光に同期し
て反転する(換言すると、感光回路が、前記変調光に同
期して、極性符号が非反転となる受信と、極性符号が反
転するる受信を交互に行う)ことを特徴とする。本明細
書においては、感光回路の「感度」とは、ある照射条件
における電荷蓄積部への電荷の蓄積の程度を言う。感光
回路の感度の「正負極性」とは、感光回路が、ある照射
条件で電荷蓄積部に電荷が蓄積されるように動作する
か、同一の照射条件で電荷蓄積部から電荷が放出される
ように動作するかの特性を言う。光電変換部に光が照射
されたときに電荷蓄積部に特定極性の電荷が蓄積される
場合を、感光回路の感度が正極性であると定義でき、ま
た光電変換部に光が照射されたときに電荷蓄積部から前
記特定極性の電荷が放出される場合を、感光回路の感度
が負極性であると定義することができる。「正負極性が
反転する」とは、感光回路の感度が、正極性から負極性
に、更に負極性から正極性に変化することを言う。な
お、感光回路の感度の正負極性を、「感度極性」とも言
う。感光回路の感度極性を、前記変調光の周波数と同一
の周波数で反転させ、かつこの反転を前記変調光に同期
させることは、既存の電子回路技術(タイム・アジャス
トメント回路技術等)により容易である。
調光を生成して、この変調光を被写体に向けて照射する
ための光源を含み、また、感光回路の感度の正負極性
(すなわち、非反転・反転極性)が前記変調光に同期し
て反転する(換言すると、感光回路が、前記変調光に同
期して、極性符号が非反転となる受信と、極性符号が反
転するる受信を交互に行う)ことを特徴とする。本明細
書においては、感光回路の「感度」とは、ある照射条件
における電荷蓄積部への電荷の蓄積の程度を言う。感光
回路の感度の「正負極性」とは、感光回路が、ある照射
条件で電荷蓄積部に電荷が蓄積されるように動作する
か、同一の照射条件で電荷蓄積部から電荷が放出される
ように動作するかの特性を言う。光電変換部に光が照射
されたときに電荷蓄積部に特定極性の電荷が蓄積される
場合を、感光回路の感度が正極性であると定義でき、ま
た光電変換部に光が照射されたときに電荷蓄積部から前
記特定極性の電荷が放出される場合を、感光回路の感度
が負極性であると定義することができる。「正負極性が
反転する」とは、感光回路の感度が、正極性から負極性
に、更に負極性から正極性に変化することを言う。な
お、感光回路の感度の正負極性を、「感度極性」とも言
う。感光回路の感度極性を、前記変調光の周波数と同一
の周波数で反転させ、かつこの反転を前記変調光に同期
させることは、既存の電子回路技術(タイム・アジャス
トメント回路技術等)により容易である。
【0013】前記光源として、LED(発光ダイオー
ド)やLD(レーザダイオード)を使用することがで
き、変調光(波形は矩形であるとは限らない)の前記所
定周波数は、DC〜数十GHzの範囲で適宜選択するこ
とができる。なお、LEDやLDは、発光効率がハロゲ
ンランプと同等かそれ以上であるものも提供されるよう
になっている。
ド)やLD(レーザダイオード)を使用することがで
き、変調光(波形は矩形であるとは限らない)の前記所
定周波数は、DC〜数十GHzの範囲で適宜選択するこ
とができる。なお、LEDやLDは、発光効率がハロゲ
ンランプと同等かそれ以上であるものも提供されるよう
になっている。
【0014】光電変換部として、フォトダイオード等の
光電変換素子が用いられる。また、電荷蓄積部は典型的
にはコンデンサであり、このコンデンサとして、N−M
OSのゲート−基板間容量、CCDのMOSキャパシタ
と同様のキャパシタ等が用いられる。なお、光電変換部
と電荷蓄積部とは、別体に構成されていてもよいし、一
体に構成されていてもよい。
光電変換素子が用いられる。また、電荷蓄積部は典型的
にはコンデンサであり、このコンデンサとして、N−M
OSのゲート−基板間容量、CCDのMOSキャパシタ
と同様のキャパシタ等が用いられる。なお、光電変換部
と電荷蓄積部とは、別体に構成されていてもよいし、一
体に構成されていてもよい。
【0015】本発明の固体撮像装置では、所定の露光時
間内に少なくとも1回、好ましくは多数回、感光回路の
感度極性の反転が行われる。画像データ検出手段が、電
荷蓄積部に蓄積された電荷を検出するために、例えば、
CCD型、CSD型、XYアドレス型等の電荷移送手段
の他、種々の公知の電荷検出技術を用いることができ
る。
間内に少なくとも1回、好ましくは多数回、感光回路の
感度極性の反転が行われる。画像データ検出手段が、電
荷蓄積部に蓄積された電荷を検出するために、例えば、
CCD型、CSD型、XYアドレス型等の電荷移送手段
の他、種々の公知の電荷検出技術を用いることができ
る。
【0016】いま、感光回路の、正極性における感度と
負極性における感度との間には対称性(以下、単に「対
称性」と言う)があるものとする。通常、電荷蓄積部に
蓄積された電荷の、充電の際の単位時間あたりの充電電
荷と、放電の際の単位時間あたりの放電電荷とが等しい
場合に、上記対称性があるとされる。このような場合に
は、感度の正のデューティを1/2とすることで、反射
変調光以外の入射光に基づく、電荷蓄積部に蓄積される
電荷を1周期あたりゼロとすることができる。ここで、
1周期とは、引き続く非反転信号受信期間と反転信号受
信期間の和を言い、1周期に対する非反転信号の比率
が、感度の正のデューティとなる。なお、感光回路の感
度に対称性がない場合には、感度の正のデューティを調
整することで、反射変調光以外の入射光に基づく、電荷
蓄積部に蓄積される電荷を1周期あたりゼロとすること
ができる。
負極性における感度との間には対称性(以下、単に「対
称性」と言う)があるものとする。通常、電荷蓄積部に
蓄積された電荷の、充電の際の単位時間あたりの充電電
荷と、放電の際の単位時間あたりの放電電荷とが等しい
場合に、上記対称性があるとされる。このような場合に
は、感度の正のデューティを1/2とすることで、反射
変調光以外の入射光に基づく、電荷蓄積部に蓄積される
電荷を1周期あたりゼロとすることができる。ここで、
1周期とは、引き続く非反転信号受信期間と反転信号受
信期間の和を言い、1周期に対する非反転信号の比率
が、感度の正のデューティとなる。なお、感光回路の感
度に対称性がない場合には、感度の正のデューティを調
整することで、反射変調光以外の入射光に基づく、電荷
蓄積部に蓄積される電荷を1周期あたりゼロとすること
ができる。
【0017】感光回路の感度極性の反転は、変調光に同
期して行われる。この場合、感度極性が正から負に反転
した後、元に戻る(すなわち、負から正に反転する)ま
での期間、光源は変調光を発生しない。したがって、こ
の期間中において、電荷蓄積部が反射変調光を受光する
ことはない。
期して行われる。この場合、感度極性が正から負に反転
した後、元に戻る(すなわち、負から正に反転する)ま
での期間、光源は変調光を発生しない。したがって、こ
の期間中において、電荷蓄積部が反射変調光を受光する
ことはない。
【0018】このようにして、本発明では、反射変調光
のみを画像化に有効な光として検出する。これにより、
撮影者が望む被写体のみを画像化することができる。ま
た、被写体の画像化に際し、逆光がある場合においても
その影響を解消して、被写体を適切に画像化することが
できるし、次に述べるように被写体の背景等をも画像化
することもできる。
のみを画像化に有効な光として検出する。これにより、
撮影者が望む被写体のみを画像化することができる。ま
た、被写体の画像化に際し、逆光がある場合においても
その影響を解消して、被写体を適切に画像化することが
できるし、次に述べるように被写体の背景等をも画像化
することもできる。
【0019】本発明の固体撮像装置では、反射変調光以
外の被写体側からの光に基づく、電荷蓄積部に蓄積され
る電荷を、1周期あたりゼロとはならないようにするこ
ともできる。すなわち、感光回路の感度に対称性がある
場合において、前記の感度の正のデューティを1/2よ
り大きく、あるいは小さくすることができる。例えば、
前記変調光のオン期間のデューティおよび前記電荷蓄積
型感光回路の感度の正のデューティを、共に1/2より
大きい同一の値とする場合には、反射変調光以外の被写
体側からの光をも画像化に有効な光として検出すること
ができ、したがって、被写体の背景等をも画像化するこ
とができる。なお、この場合変調光のオン期間のデュー
ティを1/2とし、感度の正のデューティを1/2より
大きい値とする場合にも、被写体の背景等を画像化する
ことができる。また、背景の明るさに応じて、自動的に
上記ディユーティを変更するようにすることもできる。
外の被写体側からの光に基づく、電荷蓄積部に蓄積され
る電荷を、1周期あたりゼロとはならないようにするこ
ともできる。すなわち、感光回路の感度に対称性がある
場合において、前記の感度の正のデューティを1/2よ
り大きく、あるいは小さくすることができる。例えば、
前記変調光のオン期間のデューティおよび前記電荷蓄積
型感光回路の感度の正のデューティを、共に1/2より
大きい同一の値とする場合には、反射変調光以外の被写
体側からの光をも画像化に有効な光として検出すること
ができ、したがって、被写体の背景等をも画像化するこ
とができる。なお、この場合変調光のオン期間のデュー
ティを1/2とし、感度の正のデューティを1/2より
大きい値とする場合にも、被写体の背景等を画像化する
ことができる。また、背景の明るさに応じて、自動的に
上記ディユーティを変更するようにすることもできる。
【0020】なお、以上述べた例では、感光回路の感度
に対称性があるとしたが、例えば、感度の正のデューテ
ィを変化させることなく、正極性における感度と負極性
における感度とを異ならせる(すなわち、感光回路の感
度を非対称とする)ことで、該デューティを変化させた
場合と同様の作用・効果を奏させることもできる。
に対称性があるとしたが、例えば、感度の正のデューテ
ィを変化させることなく、正極性における感度と負極性
における感度とを異ならせる(すなわち、感光回路の感
度を非対称とする)ことで、該デューティを変化させた
場合と同様の作用・効果を奏させることもできる。
【0021】本発明の固体撮像装置は、通常のムービー
ビデオカメラやスチルビデオカメラとして使用できるこ
とはもちろん、例えば、自動車のバックミラーとして使
用することもできる。この場合、カラー画像を必要とし
ないときには、例えばテールランプ等の車体後部に設け
たLEDを光源として用いることができる。また、本発
明の固体撮像装置は、赤外線用のLEDを光源に用いる
ことで夜間撮影用カメラとして使用することもできる。
ビデオカメラやスチルビデオカメラとして使用できるこ
とはもちろん、例えば、自動車のバックミラーとして使
用することもできる。この場合、カラー画像を必要とし
ないときには、例えばテールランプ等の車体後部に設け
たLEDを光源として用いることができる。また、本発
明の固体撮像装置は、赤外線用のLEDを光源に用いる
ことで夜間撮影用カメラとして使用することもできる。
【0022】
【実施例】図1〜図8は、電荷移送手段としてCCDを
用いた場合での、本発明の固体撮像装置の実施例を示す
説明図である。
用いた場合での、本発明の固体撮像装置の実施例を示す
説明図である。
【0023】図1において、カメラ1は、レンズ系2、
イメージセンサ部3、制御回路4、画像データ処理手段
5、光源6を有している。また、図1ではカメラ1の前
方には被写体9が図示されている。レンズ系2は、図1
では1つのレンズのみを示しているが、焦点合わせ用の
可動レンズ等を含む複数のレンズから構成されている。
イメージセンサ部3は、後述するように、アレイ状に配
置された感光回路(光電変換部と電荷蓄積部とを含む)
と、電荷移送手段と、画像データ検出手段とから構成さ
れている。なお、図示はしないが、上記の光電変換部に
は順次赤色光フィルタ,緑色光フィルタ,青色光フィル
タが形成されている。制御回路4は、感光回路および光
源6を動作させるための駆動信号PA,PBを生成する
回路を含んで構成されている。画像データ処理手段5
は、イメージセンサ部3の画像データ検出手段(図2参
照)から信号を取り込み、図示しない画像記録部等に出
力する。光源6は、赤色LED61,緑色LED62,
青色LED63の3色のLEDにより構成されている。
イメージセンサ部3、制御回路4、画像データ処理手段
5、光源6を有している。また、図1ではカメラ1の前
方には被写体9が図示されている。レンズ系2は、図1
では1つのレンズのみを示しているが、焦点合わせ用の
可動レンズ等を含む複数のレンズから構成されている。
イメージセンサ部3は、後述するように、アレイ状に配
置された感光回路(光電変換部と電荷蓄積部とを含む)
と、電荷移送手段と、画像データ検出手段とから構成さ
れている。なお、図示はしないが、上記の光電変換部に
は順次赤色光フィルタ,緑色光フィルタ,青色光フィル
タが形成されている。制御回路4は、感光回路および光
源6を動作させるための駆動信号PA,PBを生成する
回路を含んで構成されている。画像データ処理手段5
は、イメージセンサ部3の画像データ検出手段(図2参
照)から信号を取り込み、図示しない画像記録部等に出
力する。光源6は、赤色LED61,緑色LED62,
青色LED63の3色のLEDにより構成されている。
【0024】図2はイメージセンサ部3を示す図であ
る。図2に示すように、イメージセンサ部3は、アレイ
状に配置された感光回路31と、電荷移送手段32と、
画像データ検出手段33とから構成されている。電荷移
送手段32は、垂直シフトレジスタ321と、水平シフ
トレジスタ322とからなる。各感光回路31からの電
荷は、垂直シフトレジスタ321を介して水平シフトレ
ジスタ322に送られ、さらに画像データ検出手段33
に送られる。図3は各感光回路31の概略を示す回路図
である。図3に示すように、感光回路31は、光電変換
部(フォトダイオード311)、電荷蓄積部312、感
度極性を反転させるためのMOSスイッチ回路313
(スイッチSW1〜SW4からなる)、電荷移送用スイ
ッチ314、およびリセットスイッチ315,316と
を有している。なお、本実施例では、電荷蓄積部312
として、N−MOSゲート−基板間容量が用いられてい
る。
る。図2に示すように、イメージセンサ部3は、アレイ
状に配置された感光回路31と、電荷移送手段32と、
画像データ検出手段33とから構成されている。電荷移
送手段32は、垂直シフトレジスタ321と、水平シフ
トレジスタ322とからなる。各感光回路31からの電
荷は、垂直シフトレジスタ321を介して水平シフトレ
ジスタ322に送られ、さらに画像データ検出手段33
に送られる。図3は各感光回路31の概略を示す回路図
である。図3に示すように、感光回路31は、光電変換
部(フォトダイオード311)、電荷蓄積部312、感
度極性を反転させるためのMOSスイッチ回路313
(スイッチSW1〜SW4からなる)、電荷移送用スイ
ッチ314、およびリセットスイッチ315,316と
を有している。なお、本実施例では、電荷蓄積部312
として、N−MOSゲート−基板間容量が用いられてい
る。
【0025】SW1とSW2の各一方の端子の接続点P
1と、SW3とSW4の各一方の端子の接続点P2との
間に、光電変換部であるフォトダイオード311が、ア
ノード(A)がP1に、カソード(K)がP2に向くよ
うに接続されている。このフォトダイオード311の両
端子(AおよびK)は、リセットスイッチ315,31
6を介して接地されている。また、SW1とSW3の各
他方の端子の接続点P3には、電荷蓄積部312が接続
され(電荷蓄積部312のP3側端子をaで示す)、S
W2とSW4の各他方の端子の接続点P4は接地されて
いる。電荷蓄積部312の上記端子aには、電荷移送用
スイッチ314を介して垂直シフトレジスタ321に接
続され、電荷蓄積部312の端子aとは異なる端子bは
接地されている。SW1,SW4の各制御信号端子、お
よびSW2,SW3の各制御信号端子には、感光回路3
1の感度極性を反転させるための、位相差が180°の
制御信号PA1,PA2(図1のPAに相当する)が入
力されている。
1と、SW3とSW4の各一方の端子の接続点P2との
間に、光電変換部であるフォトダイオード311が、ア
ノード(A)がP1に、カソード(K)がP2に向くよ
うに接続されている。このフォトダイオード311の両
端子(AおよびK)は、リセットスイッチ315,31
6を介して接地されている。また、SW1とSW3の各
他方の端子の接続点P3には、電荷蓄積部312が接続
され(電荷蓄積部312のP3側端子をaで示す)、S
W2とSW4の各他方の端子の接続点P4は接地されて
いる。電荷蓄積部312の上記端子aには、電荷移送用
スイッチ314を介して垂直シフトレジスタ321に接
続され、電荷蓄積部312の端子aとは異なる端子bは
接地されている。SW1,SW4の各制御信号端子、お
よびSW2,SW3の各制御信号端子には、感光回路3
1の感度極性を反転させるための、位相差が180°の
制御信号PA1,PA2(図1のPAに相当する)が入
力されている。
【0026】以下、図3に示した感光回路の動作を説明
する。リセットスイッチ315,316は、リセット信
号RST(図4(A)参照)により一定の周期Taで、
短期間オン状態となる。これにより、フォトダイオード
311に僅かに蓄積されている電荷が放電される。ま
た、感光回路31には、PA1およびPA2(図4
(B),(C)参照)が入力される。このPA1および
PA2は、リセットスイッチ315,316がオフした
後、次にオンとなる前に、一定周期Taで所定回(ここ
では、n回)、感光回路31の感度S(図4(D)参
照)の極性を反転させる。図1に示したように、制御信
号PBが、光源6に出力されている。PBと、PA1ま
たはPA2とは同期しており、したがって光源6が生成
する変調光とPA1またはPA2とは同期している。電
荷蓄積部312には、後述するように、反射変調光等に
基づく電荷が蓄積される。
する。リセットスイッチ315,316は、リセット信
号RST(図4(A)参照)により一定の周期Taで、
短期間オン状態となる。これにより、フォトダイオード
311に僅かに蓄積されている電荷が放電される。ま
た、感光回路31には、PA1およびPA2(図4
(B),(C)参照)が入力される。このPA1および
PA2は、リセットスイッチ315,316がオフした
後、次にオンとなる前に、一定周期Taで所定回(ここ
では、n回)、感光回路31の感度S(図4(D)参
照)の極性を反転させる。図1に示したように、制御信
号PBが、光源6に出力されている。PBと、PA1ま
たはPA2とは同期しており、したがって光源6が生成
する変調光とPA1またはPA2とは同期している。電
荷蓄積部312には、後述するように、反射変調光等に
基づく電荷が蓄積される。
【0027】電荷移送用スイッチ314には、制御信号
TC(図4(E)参照)が入力され、上記n回の感度極
性の反転が行われた後、所定期間オン・オフし、電荷蓄
積部312に蓄積された電荷Q0を垂直シフトレジスタ
321および水平シフトレジスタ322を介して、画像
データ検出手段33に移送する。画像データ検出手段3
3(図2参照)は移送された電荷を画像信号として図1
に示した画像データ処理手段5に送出する。なお、周期
Taの期間に、電荷蓄積部312に蓄積された電荷Q0
(すなわち、垂直シフトレジスタ321に移送される電
荷)の量が、1画素あたりの検出光量に相当する。
TC(図4(E)参照)が入力され、上記n回の感度極
性の反転が行われた後、所定期間オン・オフし、電荷蓄
積部312に蓄積された電荷Q0を垂直シフトレジスタ
321および水平シフトレジスタ322を介して、画像
データ検出手段33に移送する。画像データ検出手段3
3(図2参照)は移送された電荷を画像信号として図1
に示した画像データ処理手段5に送出する。なお、周期
Taの期間に、電荷蓄積部312に蓄積された電荷Q0
(すなわち、垂直シフトレジスタ321に移送される電
荷)の量が、1画素あたりの検出光量に相当する。
【0028】以下、さらに詳細に、上記構成の固体撮像
装置(カメラ1)の動作を説明する。まず、LED61
〜63が出力する変調光LR,LG,LBのオン期間の
デューティ、および感光回路31の感度の正のデューテ
ィがそれぞれ1/2である場合について説明する。
装置(カメラ1)の動作を説明する。まず、LED61
〜63が出力する変調光LR,LG,LBのオン期間の
デューティ、および感光回路31の感度の正のデューテ
ィがそれぞれ1/2である場合について説明する。
【0029】図1に示したように、制御回路4が、所定
周波数(周期をTとする)の制御信号PBをLED61
〜63に出力すると、LED61〜63は変調光LR,
LG,LBを発生する。これらの変調光LR,LG,L
Bは被写体に照射される。通常、被写体9には、LED
61〜63以外からの光も照射されている。
周波数(周期をTとする)の制御信号PBをLED61
〜63に出力すると、LED61〜63は変調光LR,
LG,LBを発生する。これらの変調光LR,LG,L
Bは被写体に照射される。通常、被写体9には、LED
61〜63以外からの光も照射されている。
【0030】本実施例では、LED61〜63が出力す
る変調光LR,LG,LBの位相と、感光回路31の感
度Sの位相とが一致しているものとする。なお、本実施
例では、変調光の周期および感度Sの周期は共に0.1
〜1μsec(周波数が1〜10MHz)の範囲内にお
いて適宜選択される。
る変調光LR,LG,LBの位相と、感光回路31の感
度Sの位相とが一致しているものとする。なお、本実施
例では、変調光の周期および感度Sの周期は共に0.1
〜1μsec(周波数が1〜10MHz)の範囲内にお
いて適宜選択される。
【0031】以下、フォトダイオード311に赤色光フ
ィルタが形成された感光回路に限定して、図1〜図4を
参照しつつ説明を進める。フォトダイオード311は、
反射変調光LR′およびこれ以外の種々の光(L1)の
赤色光成分L1(R)を受光する。L1として、例え
ば、被写体からの反射変調光以外の反射光、被写体の背
景からの光、前記他の光源からの光、被写体が光源を持
つ場合には該光源からの光が挙げられる。図5(A)に
示すように、周期Tの前半の期間T1においては、LE
D61が変調光LRを生成する。このときには、感光回
路31の感度Sは正となっている(図5(B))。した
がって、この期間においては、フォトダイオード311
が生成する電荷のうち反射変調光LR′に基づく電荷q
0、および赤色光成分L1(R)に基づく電荷q1が、
図3に示した電荷蓄積部312に流れ込む。
ィルタが形成された感光回路に限定して、図1〜図4を
参照しつつ説明を進める。フォトダイオード311は、
反射変調光LR′およびこれ以外の種々の光(L1)の
赤色光成分L1(R)を受光する。L1として、例え
ば、被写体からの反射変調光以外の反射光、被写体の背
景からの光、前記他の光源からの光、被写体が光源を持
つ場合には該光源からの光が挙げられる。図5(A)に
示すように、周期Tの前半の期間T1においては、LE
D61が変調光LRを生成する。このときには、感光回
路31の感度Sは正となっている(図5(B))。した
がって、この期間においては、フォトダイオード311
が生成する電荷のうち反射変調光LR′に基づく電荷q
0、および赤色光成分L1(R)に基づく電荷q1が、
図3に示した電荷蓄積部312に流れ込む。
【0032】周期Tの後半の期間T2においては、図1
に示したLED61は光を発していないので、フォトダ
イオード311は反射変調光LR′を受光しない。ま
た、この期間T2においては、赤色光成分L1(R)に
基づく電荷q2が、電荷蓄積部312に流れ込む。図3
の感光回路31の感度極性は負となっており、かつ感光
回路31の感度には対称性があるのでq2=−q1とな
る。したがって、q1とq2とはキャンセルされ、周期
Tの間に電荷蓄積部312に実質上蓄積される電荷はq
0のみとなる。図5(C)に赤色光成分L1(R)を、
図5(D)に反射変調光LR′をそれぞれ例示する。ま
た、図5(E)に蓄積された充電電荷をQとして例示す
る。
に示したLED61は光を発していないので、フォトダ
イオード311は反射変調光LR′を受光しない。ま
た、この期間T2においては、赤色光成分L1(R)に
基づく電荷q2が、電荷蓄積部312に流れ込む。図3
の感光回路31の感度極性は負となっており、かつ感光
回路31の感度には対称性があるのでq2=−q1とな
る。したがって、q1とq2とはキャンセルされ、周期
Tの間に電荷蓄積部312に実質上蓄積される電荷はq
0のみとなる。図5(C)に赤色光成分L1(R)を、
図5(D)に反射変調光LR′をそれぞれ例示する。ま
た、図5(E)に蓄積された充電電荷をQとして例示す
る。
【0033】本実施例では、前述したように図3に示し
た電荷蓄積部312への変調光LR′に基づく電荷の蓄
積はn回行われる。このn回分の電荷の蓄積による充電
電荷Q0は、前述したように制御信号TCが電荷移送用
スイッチ314をオンとすることにより、図2に示した
垂直レジスタ321および水平レジスタ322を介して
画像データ検出手段33に移送され、画像データ検出手
段33はQ0に基づく画像信号を画像データ処理手段5
に出力する。このようにして、被写体のみが画像化され
る。
た電荷蓄積部312への変調光LR′に基づく電荷の蓄
積はn回行われる。このn回分の電荷の蓄積による充電
電荷Q0は、前述したように制御信号TCが電荷移送用
スイッチ314をオンとすることにより、図2に示した
垂直レジスタ321および水平レジスタ322を介して
画像データ検出手段33に移送され、画像データ検出手
段33はQ0に基づく画像信号を画像データ処理手段5
に出力する。このようにして、被写体のみが画像化され
る。
【0034】なお、図2に示したフォトダイオード31
1に露光飽和が生じると、感度極性が正のときに電荷蓄
積部312に流れ込む電荷(q0+q1)と、感度極性
が負のときに電荷蓄積部312に流れ込む電荷q2とが
キャンセルされ(すなわち、q2=−(q0+
q1))、その結果電荷蓄積部312に流れ込む電荷
は、1周期Tの期間においては常にゼロとなることがあ
る。この場合には、画像データ移送手段33は、フォト
ダイオード311が生成する反射変調光LR′による電
荷q0を検出できなくなる。しかし、太陽光のような強
い光の下においても、周期が0.1μsec程度(すな
わち、LED61の変調周波数が10MHz程度)の期
間では上記露光飽和が生じない。したがって、カメラ1
では、例えば太陽、街路灯等の光源からの光を、フォト
ダイオード311が受光しても被写体9の画像が不鮮明
になることはない。また、この場合には、LED61が
発する変調光が届かない背景は画像として表れることは
ない。
1に露光飽和が生じると、感度極性が正のときに電荷蓄
積部312に流れ込む電荷(q0+q1)と、感度極性
が負のときに電荷蓄積部312に流れ込む電荷q2とが
キャンセルされ(すなわち、q2=−(q0+
q1))、その結果電荷蓄積部312に流れ込む電荷
は、1周期Tの期間においては常にゼロとなることがあ
る。この場合には、画像データ移送手段33は、フォト
ダイオード311が生成する反射変調光LR′による電
荷q0を検出できなくなる。しかし、太陽光のような強
い光の下においても、周期が0.1μsec程度(すな
わち、LED61の変調周波数が10MHz程度)の期
間では上記露光飽和が生じない。したがって、カメラ1
では、例えば太陽、街路灯等の光源からの光を、フォト
ダイオード311が受光しても被写体9の画像が不鮮明
になることはない。また、この場合には、LED61が
発する変調光が届かない背景は画像として表れることは
ない。
【0035】次に、感光回路31の感度の正のデューテ
ィを1/2より大きくすることで、変調光LRが届かな
い背景をも画像化する場合を、図6を参照しつつ説明す
る。なお、図6(A)は変調光LRを、図6(B)は感
度Sを、図6(C)は赤色光成分L1(R)を、図6
(D)は反射変調光LR′をそれぞれ例示しており、図
6(E)は図2に示した電荷蓄積部312に蓄積された
充電電荷Qを例示している。LED61が出力する変調
光のオン期間のデューティを、感光回路31の感度の正
のデューティと同様に、1/2より大きくすることもで
きるが、ここでは1/2のままとしてある。また、LE
D61が出力する変調光LRの位相と、感光回路31の
感度Sの位相とが一致しているものとする。
ィを1/2より大きくすることで、変調光LRが届かな
い背景をも画像化する場合を、図6を参照しつつ説明す
る。なお、図6(A)は変調光LRを、図6(B)は感
度Sを、図6(C)は赤色光成分L1(R)を、図6
(D)は反射変調光LR′をそれぞれ例示しており、図
6(E)は図2に示した電荷蓄積部312に蓄積された
充電電荷Qを例示している。LED61が出力する変調
光のオン期間のデューティを、感光回路31の感度の正
のデューティと同様に、1/2より大きくすることもで
きるが、ここでは1/2のままとしてある。また、LE
D61が出力する変調光LRの位相と、感光回路31の
感度Sの位相とが一致しているものとする。
【0036】この場合、フォトダイオード311が生成
する電荷のうち反射変調光LR′に基づく電荷q0が周
期Tの前半の期間T1においてのみ、図3に示した電荷
蓄積部312に流れ込む。また、電荷蓄積部312に
は、感度Sが正極性である期間(T1′)において、赤
色光成分L1(R)に基づく電荷q1が流れ込み、感度
Sが負極性である期間(T2′)間において、赤色光成
分L1(R)に基づく電荷q2が流れ込む。この場合に
は、感光回路31の感度の正のデューティは1/2より
大きいので、|q1|>|q2|となる。すなわち、電
荷蓄積部312には、1周期Tの間に、赤色光成分L1
(R)に基づく電荷(q1+q2)が蓄積される。
する電荷のうち反射変調光LR′に基づく電荷q0が周
期Tの前半の期間T1においてのみ、図3に示した電荷
蓄積部312に流れ込む。また、電荷蓄積部312に
は、感度Sが正極性である期間(T1′)において、赤
色光成分L1(R)に基づく電荷q1が流れ込み、感度
Sが負極性である期間(T2′)間において、赤色光成
分L1(R)に基づく電荷q2が流れ込む。この場合に
は、感光回路31の感度の正のデューティは1/2より
大きいので、|q1|>|q2|となる。すなわち、電
荷蓄積部312には、1周期Tの間に、赤色光成分L1
(R)に基づく電荷(q1+q2)が蓄積される。
【0037】このようにして、感光回路31の感度の正
のデューティを1/2より大きくすることで、電荷蓄積
部312に、反射変調光LR′に基づく電荷の他、赤色
光成分L1(R)に基づく電荷をも蓄積させることがで
き、したがって、LED61の照射光が届かない背景等
に存在する物体をも画像化することができるのである。
のデューティを1/2より大きくすることで、電荷蓄積
部312に、反射変調光LR′に基づく電荷の他、赤色
光成分L1(R)に基づく電荷をも蓄積させることがで
き、したがって、LED61の照射光が届かない背景等
に存在する物体をも画像化することができるのである。
【0038】上記実施例では、フォトダイオード311
に赤色光フィルタが形成された感光回路について説明し
たが、フォトダイオード311に青色光フィルタや緑色
光フィルタが形成された感光回路も上記同様に動作す
る。
に赤色光フィルタが形成された感光回路について説明し
たが、フォトダイオード311に青色光フィルタや緑色
光フィルタが形成された感光回路も上記同様に動作す
る。
【0039】図3の感光回路31では、光電変換部とし
てフォトダイオード311を用いたが、図7に示すよう
に、これに代えてフォトコンダクタ311′を用いるこ
ともできる。ここでは、フォトコンダクタ311′の一
方の端子は、リセットスイッチ315′を介して接地さ
れる。これと共に、図3のMOSスイッチ回路313と
同一構成のMOSスイッチ回路313′のSW1とSW
2の各一方の端子の接続点P1に接続され、フォトコン
ダクタ311′の他方の端子には駆動電圧VDが加えら
れている。
てフォトダイオード311を用いたが、図7に示すよう
に、これに代えてフォトコンダクタ311′を用いるこ
ともできる。ここでは、フォトコンダクタ311′の一
方の端子は、リセットスイッチ315′を介して接地さ
れる。これと共に、図3のMOSスイッチ回路313と
同一構成のMOSスイッチ回路313′のSW1とSW
2の各一方の端子の接続点P1に接続され、フォトコン
ダクタ311′の他方の端子には駆動電圧VDが加えら
れている。
【0040】また、MOSスイッチ回路313′のSW
3とSW4の各一方の端子の接続点P2は接地されてい
る。SW1とSW3の各他方の端子の接続点P3とSW
2とSW2の各他方の端子の接続点P4との間には、電
荷蓄積部312′が接続されている。この電荷蓄積部3
12′の接続点P3側の端子aは、電荷移送用スイッチ
314′を介して垂直シフトレジスタ321(図2参
照)に接続されている。また、電荷蓄積部312′の接
続点P4側の端子bは、電荷蓄積部接地用スイッチ31
7を介して接地されている。なお、この電荷蓄積部接地
用スイッチ317と、電荷移送用スイッチ314′は、
同一の制御信号TCにより同時にオン・オフし、電荷蓄
積部312′に蓄積された電荷(Q0)を垂直シフトレ
ジスタ321に移送する。
3とSW4の各一方の端子の接続点P2は接地されてい
る。SW1とSW3の各他方の端子の接続点P3とSW
2とSW2の各他方の端子の接続点P4との間には、電
荷蓄積部312′が接続されている。この電荷蓄積部3
12′の接続点P3側の端子aは、電荷移送用スイッチ
314′を介して垂直シフトレジスタ321(図2参
照)に接続されている。また、電荷蓄積部312′の接
続点P4側の端子bは、電荷蓄積部接地用スイッチ31
7を介して接地されている。なお、この電荷蓄積部接地
用スイッチ317と、電荷移送用スイッチ314′は、
同一の制御信号TCにより同時にオン・オフし、電荷蓄
積部312′に蓄積された電荷(Q0)を垂直シフトレ
ジスタ321に移送する。
【0041】図7の感光回路31′は、図2に示した感
光回路31′と同様の動作(図4,図5,図6参照)を
するので、その動作の説明は省略する。
光回路31′と同様の動作(図4,図5,図6参照)を
するので、その動作の説明は省略する。
【0042】さらに、図3示した感光回路31や図7の
感光回路31′に代えて、図8に示した感光回路31″
を用いることもできる。この感光回路31″を構成する
回路では、光電変換部としてフォトコンダクタ311″
が用いられている。同図ではフォトコンダクタ311″
と、制御信号SDでオン・オフするシャッタ用スイッチ
318と、電荷蓄積部312″とが直列に接続されてい
る。フォトコンダクタ311″のシャッタ用スイッチ3
18が接続されていない側の端子には、正負極性が一定
周期で反転する制御電圧VAが入力されている。また、
シャッタ用スイッチ318と電荷蓄積部312″との接
続点aは、電荷移送用スイッチ314″を介して垂直シ
フトレジスタ321(図2参照)に接続されている。電
荷蓄積部312″の、シャッタ用スイッチ318が接続
されていない側の端子bは接地されている。図8の感光
回路31″は、図3や図7の感光回路31や31′とは
異なり、フォトコンダクタ311″自体の正負極性を制
御電圧VAが変化させることで、感光回路31″の感度
極性を反転させている。そして、電荷蓄積部312″に
電荷を蓄積し(充電電荷をQで示す)、制御信号TCに
より電荷移送用スイッチ314″をオンとすることで、
電荷蓄積部312″に蓄積された電荷(Q0)を垂直シ
フトレジスタ321に送っている。
感光回路31′に代えて、図8に示した感光回路31″
を用いることもできる。この感光回路31″を構成する
回路では、光電変換部としてフォトコンダクタ311″
が用いられている。同図ではフォトコンダクタ311″
と、制御信号SDでオン・オフするシャッタ用スイッチ
318と、電荷蓄積部312″とが直列に接続されてい
る。フォトコンダクタ311″のシャッタ用スイッチ3
18が接続されていない側の端子には、正負極性が一定
周期で反転する制御電圧VAが入力されている。また、
シャッタ用スイッチ318と電荷蓄積部312″との接
続点aは、電荷移送用スイッチ314″を介して垂直シ
フトレジスタ321(図2参照)に接続されている。電
荷蓄積部312″の、シャッタ用スイッチ318が接続
されていない側の端子bは接地されている。図8の感光
回路31″は、図3や図7の感光回路31や31′とは
異なり、フォトコンダクタ311″自体の正負極性を制
御電圧VAが変化させることで、感光回路31″の感度
極性を反転させている。そして、電荷蓄積部312″に
電荷を蓄積し(充電電荷をQで示す)、制御信号TCに
より電荷移送用スイッチ314″をオンとすることで、
電荷蓄積部312″に蓄積された電荷(Q0)を垂直シ
フトレジスタ321に送っている。
【0043】
【発明の効果】本発明の固体撮像装置は、コンピュータ
等による複雑な画像処理を必要せずに、撮影者が望む被
写体のみを画像化し、また当該被写体を強調し、さらに
は所望の色相のみを強調して画像化することができる。
また、逆光がある場合においてもその影響を解消ないし
低減して、被写体を適切に画像化できる。さらに、併せ
て暗電流等に起因する画像雑音を低減ないし除去するこ
とができる。
等による複雑な画像処理を必要せずに、撮影者が望む被
写体のみを画像化し、また当該被写体を強調し、さらに
は所望の色相のみを強調して画像化することができる。
また、逆光がある場合においてもその影響を解消ないし
低減して、被写体を適切に画像化できる。さらに、併せ
て暗電流等に起因する画像雑音を低減ないし除去するこ
とができる。
【図1】本発明の固体撮像装置の一実施例を示す概略図
である。
である。
【図2】図1のイメージセンサ部の説明図である。
【図3】図2の感光回路の詳細を示す図である。
【図4】図3の感光回路の基本的な動作を示すタイミン
グ図である。
グ図である。
【図5】図3の感光回路の具体的な動作を示すタイミン
グ図である。
グ図である。
【図6】図3の感光回路の他の具体的な動作を示すタイ
ミング図である。
ミング図である。
【図7】本発明の固体撮像装置における感光回路の回路
構成の他の例を示す図である。
構成の他の例を示す図である。
【図8】本発明の固体撮像装置における感光回路の回路
構成のさらに他の例を示す図である。
構成のさらに他の例を示す図である。
1 カメラ 2 レンズ系 3 イメージセンサ部 31,31′,31″ 感光回路 311 フォトダイオード 311′,311″ フォトコンダクタ 312,312′,312″ 電荷蓄積部 313 MOSスイッチ回路 314,314′,314″ 電荷移送用スイッチ 315,315′,316 リセットスイッチ 317 電荷蓄積部接地用スイッチ 318 シャッタ用スイッチ 321 垂直シフトレジスタ 322 水平シフトレジスタ 33 画像データ検出手段 4 制御回路 5 画像データ処理手段 6 光源 61〜63 LED 9 被写体
Claims (7)
- 【請求項1】 光電変換部と、電荷蓄積部とを有する電
荷蓄積型感光回路がアレイ状に配置され、 前記光電変換部が受光に応じて生成した電荷を前記電荷
蓄積部に蓄積し、これらの蓄積電荷を画像データ検出手
段により検出することで被写体の画像を得る固体撮像装
置であって、 所定周波数の変調光を生成して、この変調光を被写体に
向けて照射するための光源を含み、 前記電荷蓄積型感光回路の感度の正負極性が、前記変調
光に同期して反転することを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項2】 前記光源が、発光ダイオードまたはレー
ザダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の
固体撮像装置。 - 【請求項3】 前記変調光の周波数が1〜10MHzで
あることを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮
像装置。 - 【請求項4】 前記画像データ検出手段が、前記電荷蓄
積部に蓄積された電荷の検出を、CCDによる電荷移送
手段を介して行うことを特徴とする請求項1〜3に記載
の固体撮像装置。 - 【請求項5】 前記変調光のオン期間のデューティおよ
び前記電荷蓄積型感光回路の感度の正のデューティが、
共に1/2であることを特徴とする請求項1〜4に記載
の固体撮像装置。 - 【請求項6】 前記変調光のオン期間のデューティが1
/2であり、前記電荷蓄積型感光回路の感度の正のデュ
ーティが1/2より大きい値であることを特徴とする請
求項1〜4に記載の固体撮像装置。 - 【請求項7】 前記変調光のオン期間のデューティおよ
び前記電荷蓄積型感光回路の感度の正のデューティが、
共に1/2より大きい同一の値であることを特徴とする
請求項1〜4に記載の固体撮像装置。
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