JPH1092314A - フラット・パネル・ディスプレイ内にスペーサを付着する方法 - Google Patents

フラット・パネル・ディスプレイ内にスペーサを付着する方法

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JPH1092314A
JPH1092314A JP24945197A JP24945197A JPH1092314A JP H1092314 A JPH1092314 A JP H1092314A JP 24945197 A JP24945197 A JP 24945197A JP 24945197 A JP24945197 A JP 24945197A JP H1092314 A JPH1092314 A JP H1092314A
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JP24945197A
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Craig Amrine
クレイグ・アムリン
Kenneth Dean
ケニス・ディーン
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/241Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases the vessel being for a flat panel display
    • H01J9/242Spacers between faceplate and backplate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2329/00Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
    • H01J2329/86Vessels
    • H01J2329/8625Spacing members

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラット・パネル・ディスプレイ内に複数の
スペーサを付着する方法が提供される。 【解決手段】 フラット・パネル・ディスプレイ700
内に複数のスペーサ240を付着する方法は、(i)フ
ラット・パネル・ディスプレイ700の表示プレート1
10の内部表面上に合材130をパターン形成する段
階、(ii)スペーサ・ジグ210内にスペーサ・バン
ドル245,246を形成する段階、(iii)スペー
サ・バンドル245,246の接触平面を結合材130
と接触させる段階、(iv)スペーサ240の一部分
を、結合材130の接合領域140と選択的に接合させ
る段階,および(v)その後表示プレート110からス
ペーサ・バンドル245,246を除去して、選択的に
接合されたスペーサ240が、スペーサ・バンドル24
5,246から除去されて、表示プレート110と付着
された状態で残される段階を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型フラット・パネル・
ディスプレイ内にスペーサを付着する方法に関し、さら
に詳しくは電界放出(field emission)ディスプレイ内
にスペーサを付着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電界放出ディスプレイなどフラット・パ
ネル・ディスプレイ用のスペーサは、技術上周知であ
る。電界放出ディスプレイは、2つの表示プレートの間
に排気された隙間領域を有するエンベロープ(evelope
)構造物を含む。電子は、Spindtチップなどの電子ー
エミッタ構造がその上に作られる陰極板(陰極または背
面電極とも言う)から、発光材料または「蛍光体」の堆
積物を含む陽極板(陽極,陰極ルミネセンス面,または
面板とも言う)へと、隙間領域に渡って移動する。通
常、陰極板と陽極板との間の排気された隙間領域内の圧
力は、10-6トル以下である。
【0003】陰極板と陽極板は、ディスプレイの重量を
軽くするために薄くなっている。1インチのダイアゴナ
ル・ディスプレイなど、表示面積が小さくて、プレート
に、厚さ約0.04インチの通常のガラス板が利用され
る場合には、ディスプレイは余り破壊したり、湾曲した
りしない。しかしながら、表示面積が増加するに伴い、
薄いプレートでは、差圧に耐えて、隙間領域の薄い気圧
部分に対する破壊または湾曲を防ぐには不十分である。
例えば、30インチの対角線を有する画面は、その上に
数トンの大気圧の力がかかる。このように大きな圧力が
かかる結果、大型で軽量のディスプレイではスペーサが
必要不可欠な役割を果たす。スペーサは、スタンドオフ
(standoff)を設けるために陽極板と陰極板との間に組
み込まれる構造物である。スペーサは、薄い軽量のプレ
ートと一緒になって、大気圧を支え、プレートの厚さを
ほとんど増さなくても表示面積を大きくすることができ
る。
【0004】スペーサを設けるには複数の方式が提案さ
れている。これらの方式のいくつかは、pick-andーplace
方式により、表示プレートの1つにガラスの棒または支
柱を付着する段階を含み、この方式では、各スペーサ構
造は、表示プレートの1つの内部表面に付着される一方
で、個別に扱われて適切な方向に配置される。この方式
は、気密公差が必要であること、極めて時間がかかるこ
と、スペーサと表示プレートの内部表面とが一貫して直
角を成すようにできないことなど、いくつかの欠陥があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、フラット・
パネル・ディスプレイ内にスペーサを付着する方法で、
スペーサと、それが結合される表示プレートの内部表面
とが直角を成し、その結果高い処理量が得られる方法に
対する必要性が存在する。さらに、pick-andーplace方式
に典型的な気密公差条件を回避する形で、フラット・パ
ネル・ディスプレイにスペーサを付着する方法に対する
必要性が存在する。
【0006】
【実施例】図1を参照して、本発明によるフラット・パ
ネル・ディスプレイ内にスペーサを付着する方法の1実
施例の各種段階を実施して実現される構造物100の等
角投影図が示される。構造物100は、フラット・パネ
ル・ディスプレイの表示プレート110を含む。この具
体的実施例では、表示プレート110は、電界放出ディ
スプレイ内で使用するのに適する陽極板または陰極板の
いずれかを含むが、陽極板を含むのが望ましい。表示プ
レート110は、複数の画素120が上に配置される主
表面115を含む。画素120は、陽極板内において、
電子の励起によって光を放出する陰極ルミネセンス材料
の堆積物を含む。構造物100は更に、パターン形成さ
れた結合材130を含み、これは画素120の間に設け
られる領域の一部の上に配置される。画素120の間に
設けられる領域は、約50から250マイクロメートル
の範囲内の幅を有する。結合材130は、表示プレート
110の主表面115でスペーサを付着したい部分の上
に存在しなければならない。好適な実施例では、結合材
130は、ガラス・フリットを含み、これは低温ソルダ
ー・ガラスである。各種の堆積技術の1つを使用して、
ガラス・フリットを表示プレート110の上に堆積させ
る。これらの堆積技術は、以下の例を含むがこれらに限
定されず、それぞれ、極めて微細な線幅を有するフリッ
ト・パターンを形成するのに適しており、そのパターン
が画素120の間の領域に収まるようにできる。第1
に、フリットは、極めて微量の接着剤を基板上に注入す
ることができる微量分配装置を使用して堆積させること
ができる。適切な線幅を達成するには、適切な粒径分布
と粘度を使用する。フォトリソグラフィー技術も使用で
き、この場合、フォトレジストをガラス・フリットに付
加してフリット・レジストを設ける。フリット・レジス
トの層は、主表面115の上に堆積されて、その後、フ
ォトマスクの下で露光されて、表示プレート110上に
予め定められたパターンを形成する。フリット堆積に適
する第3の方法は、電気泳動法による堆積を含む。この
方法では、アルミニウムなどの導電性金属が最初に表示
プレート110の上に堆積される。ついでこの金属は、
結合材130に対して予め決められたパターンを有する
ようにパターン形成される。その後、表示プレート11
0が電界フリット支持体内に配置される。ついでこの金
属に電位がかけられて、フリット粒子が引き寄せられ
て、その金属に粘着されるようにし、パターン形成され
た金属の上にフリット粒子を堆積させる。パターン形成
されたフリットを堆積させるのに適したもう1つの技術
は、例えば、微細な縁のスタンプを使用することによ
り、フリットを主表面115の上に物理的にスタンプす
る段階を含む。このスタンプは、結合材130の予め決
められたパターンと同一の形状を有する極めて微細な複
数の線を含むことができる。この特定の堆積方法では、
微細な線は、微粒径を有するフリットで、予め決められ
たフリット・パターンに対応する領域に渡ってぴんと伸
ばされたフリットによって被覆され、ついで、表示プレ
ート110の主表面115と物理的に接触され、表示プ
レート110上にフリットの極めて微細な線を残す。上
記の技術は、標準的なフリット堆積粒子とは異なる。標
準的な粒子は通常、結合材130に対して必要とされる
ものよりも格段に大きなパターンを堆積する。表示プレ
ート110が電界放出ディスプレイの陽極板を含む場合
には、通常、陽極板にしっかりと保持されていない蛍光
体材料の乱れを逓減するので、上記堆積方法には利点が
ある。フリットをスクリーン印刷する標準的な方法では
恐らく、緩く保持された蛍光体堆積物を破壊しよう。し
かしながら、蛍光体の堆積物が、陽極板の主表面の中に
形成される穴の中に配置される場合には、スクリーン印
刷技術において微細な目のスクリーンを利用すれば、陽
極板上にフリット・パターンを形成するのは容易であ
る。前記穴の中で保護されているので、蛍光体はスクリ
ーン印刷方法によって位置がずれることはない。スクリ
ーンの微細な目は、パターンの予め決められた線幅を提
供する。電界放出ディスプレイ内にスペーサを付着する
ために、フリットとの接合には酸化環境を必要とするの
で、この具体的実施例では、表示プレート110は電界
放出ディスプレイの陽極板を含む必要がある。陽極板は
酸化環境の影響を受けないが、一方、陰極板は、モリブ
デン電子放出構造物など、酸化によって悪影響を受ける
要素を含む。本発明の他の実施例では(その1つを図1
2を参照して以下に説明する)、酸化環境は必要ない。
電界放出ディスプレイ内にスペーサを付着するこれらの
具体的実施例では、表示プレート110は電界放出ディ
スプレイの陰極板を含むことができる。本発明の好適な
実施例では、結合材130は、スペーサよりも薄い線幅
を有する。結合材130の予め決められたパターンは、
図1の好適な実施例で示したように、複数の平行で規則
的に間隔を置いた細片を含む。通常の陽極の場合、厚さ
1.1mmのガラスの基板を含んでおり、最終的な真空
ディスプレイ上に大気により加えられる圧力に耐えるた
めには、耐荷目的上、約15mmのスペーサ間の間隔で
十分と考えられる。そのため、図8を参照して詳細に説
明するが、スペーサの長手方向が細片の長手方向と平行
になるように付着される場合には、結合材130の細片
間に適する間隔も約15mmとなる。結合材130に対
しては、他の適切なパターンも考えられ、表示プレート
110の厚さや、結合材130に対するスペーサの相対
的位置などのパラメータによって異なる。
【0007】図2および図3を参照して、本発明による
フラット・パネル・ディスプレイ内にスペーサを付着す
る方法の1実施例の各種段階を実施して実現される構造
物200の側面図および上面図がそれぞれ示される。構
造物200は、複数のスペーサ240を含み、これらは
ジグ210の主表面上に積層されて、1対のスペーサ・
バンドル245,246を形成する。この具体的実施例
では、スペーサ・バンドル246はスペーサ・バンドル
245と同一のものであり、スペーサ・バンドル245
に対して平行で、スペーサ・バンドル245とはセンタ
ー・デバイダ260によって分離される。本発明による
他のバンドル/ジグ構造物では、1つまたは複数(2つ
以上)のスペーサ・バンドルが採用される。ジグ210
はベース・プレート220を含んでおり、主表面,主表
面に対してスライド可能な形で配置されるジグ支持部材
230および可動アーム250を含み、可動アームは、
ベース・プレート220の主表面の横方向に沿ってジグ
支持部材230を移動させるのに使用できる。スペーサ
240は、ガラスなどの誘電材料から作られる。好適な
実施例では、スペーサ240はそれぞれ、高い縦横比
と、スペーサ240が組み込まれるディスプレイの内部
表面間の距離に等しい高さとを有するガラス板を含む。
画素120間に設けられる領域にフィットさせるため、
スペーサ240のそれぞれの幅は10から250マイク
ロメートルの範囲内にあり、すべてのスペーサ240を
通じて均一である。表示プレート間の必要な間隔を設け
るため、各スペーサ240の高さは200から2000
マイクロメートルの範囲内にあり、すべてのスペーサ2
40を通じて均一である。スペーサ240は互いに平行
であり、互いに突き合わせ結合される形で積層されて、
ジグ支持部材230と共に、スペーサ240はジグ21
0内で直立位置に維持される。支持部材230をジグ2
10の主表面に沿って横方向に位置づけることは調節で
き、可動アーム250によって位置変更されて、支持部
材230が、バンドル245内の最も外側のスペーサ2
40と突き合わせ結合されて、隣接するスペーサ240
間に隙間ができないようにする。スペーサ240は、対
向する第1と第2の端部を有する。各スペーサ240の
第1の対向する端部は、1つの接触面内にあり、第2の
対向する端部は、ジグ210の主表面上にある。センタ
ー・デバイダ260は、長さの調節を行う手段を含む。
例えば、センター・デバイダ260は、(1)2つの中
空の細長い部材であって、その1つが他方に収納でき
て、両方が互いにスライドできるようになっているも
の、および(2)長さの調節を容易にするために、セン
ター・デバイダ260の中空部分の中に配置されるバネ
を含むことができる。長さが調節できるメリットは、図
6に関して考察する際により明らかになろう。スペーサ
・バンドル245,246それぞれの長さは、図5を参
照して詳述されるように、表示プレート110の寸法、
またはスペーサ240の一部分を付着したい表示プレー
ト110の部分の寸法に依存する。
【0008】次に図4を参照して、図3と似通った構造
物200’の上面図が示される。構造物200’は、円
形の断面を有する複数のスペーサ240’を含む。スペ
ーサ240’には、図2を参照して説明したのと同様
に、支持部材230’を有するジグ内に垂直に配置さ
れ、突き合わせ結合される形で保持される複数のロッド
またはファイバーが含まれる。表示プレート上の画素の
具体的な構成は、円形の断面を有するスペーサ240’
を利用するのが望ましい。このような用途では、構造物
200’の使用が望ましい。
【0009】図5から図8を参照して、本発明によるフ
ラット・パネル・ディスプレイ内にスペーサを付着する
方法の1実施例の各種段階を実施して実現される構造物
の側面図(図5および図6),断面図(図7)および下
面図(図8)が示される。図5は、構造物300を示
し、これは図1および図2のそれぞれ構造物100,2
00を含む。図5の断面図を線7ー 7に沿って切ったも
のを図7に示す。この図を含めるのは、結合材130に
対するスペーサ・バンドル245,246の位置合わせ
を理解しやすいようにするためである。構造物300
は、構造物200を構造物100と整合して、スペーサ
240の一部分が結合材130の部分と選択的に接合で
きるようにすることによって実現され、結合材130は
複数の接合領域140によって構成される。1つの整合
可能な構造物200の中で、スペーサ・バンドル24
5,246を採用すると、極めて正確度の高い1つの整
合段階しか必要ないのに対して、pick-andーplace技術で
は、各スペーサ個別の整合が必要となる。この方法の他
の実施例では、表示プレート110は、2から3の領域
に仕切ることができ、これらの領域に対してここに記載
される接合手順が適用される。整合段階の数を大幅に削
減することにより、ディスプレイの歩留まりも向上す
る。また、バンドル245,246および構造物200
の取り扱いも、寸法の極めて小さい個々のスペーサを取
り扱うよりもずっと容易である。スペーサ240間の平
行関係を維持するジグ210の機能と合わせてスペーサ
240の均一性によって、スペーサ・バンドル245,
246の接触面を、表示プレート110の主表面115
の平面内に配置できる。これらの要素も、スペーサ24
0が表示プレート110の主表面に対して垂直となるよ
うに確保する。こうして、スペーサ240の一部の第1
の対向する端部は、結合材130の接合領域140と突
き合わせ結合される。ジグ支持部材230が表示プレー
ト110の主表面115と向かい合う位置に来る場合に
は、ジグ支持部材230の高さは、スペーサ240の高
さより低くしなければならず、スペーサ240よりジグ
支持部材230の方が高いために表示プレート110と
物理的に接触しないようにしなければならない。この方
法の各段階において、バンドル245,246の幅が常
に表示プレート110の幅より大きい場合には、ジグ支
持部材230の高さは、スペーサ240の高さよりも大
きくすることができる。この具体的な実施例では、図7
および図8に示すように、表示プレート110に結合さ
れる各スペーサ240は、結合材130の細片の一部
分、すなわち接合領域までの長さ全体に渡って接合され
る。整合誤差の余地を設けるために、結合材130は、
各スペーサ240の幅よりも小さい幅を有する細片内に
堆積され、各細片の幅は、各スペーサ240の幅の10
から90%の範囲内とする。このことも、複数のスペー
サが1つの接合領域に部分的に接合されるの防ぐ。部分
的に接合されると、部分的に接合されたスペーサが画素
120の部分にオーバーラップして、これにより画素の
働きを阻害したり、または結合の弱いスペーサが導入さ
れて、後でこれが外れてディスプレイの能動領域に入り
込む可能性がある。スペーサ240の幅が均一であるこ
とによって、以下に詳細に説明するように、複数のディ
スプレイ内にスペーサを付着するのに構造物200を繰
り返し使用できる利点が生じる。結合材130の隣接す
る細片間の間隔は、各接合領域140においてスペーサ
に対し適正な整合が行われるのに適している。この具体
的実施例では、この間隔は、1つのスペーサの幅の整数
倍に等しく、各接合領域140におけるスペーサとの適
正な整合を確保している。構造物200が表示プレート
100と整合されると、ついで結合材130は、結合材
130および接合領域140とが突き合わせ結合されて
いるスペーサ240の各部分間で接合を形成するのに適
するように活動化される。この具体的実施例では、結合
材130の適切な活動化は、フリットを加熱する段階を
含む。これを達成するには、オーブン内に構造物300
を配置して、これを、採用されている特定のガラス・フ
リットのフリット・シール温度まで加熱すればできる。
加熱段階中の材料の膨張率の差を最小限にするため、ベ
ース・プレート220の材料は、スペーサ240の材料
と同一にするのが望ましい。膨張率の違いによって、ベ
ース・プレート220が、スペーサ240に対してスラ
イドしたり、移動したりする可能性がある。膨張率を等
しくすることによって、スペーサ240の垂直性と予め
決められた整合とが接合/加熱段階中も維持されるよう
に確保する。構造物300は、十分な時間加熱されて、
フリット接合を形成する。ついで、表示プレート110
は、図6の反対方向の矢印で示されるように、ジグ21
0から離れる。同時に、支持部材230は、可動アーム
250の働きにより、スペーサ240から1つの方向に
移動でき、これによりスペーサ240にかかる圧縮力を
緩和することができる。これによって、除去段階におい
て、スペーサ240と表示プレート110との間に形成
される接合が弱くなったり、または壊れたりする機会が
減少する。構造物100と、その上に付着されるスペー
サ240の部分とを含む構造物400が実現され、図6
に示される。構造物400の下面図を図8に示す。構造
物400が除去された後、可動アーム250の働きを利
用して、支持部材230に対する圧縮力を残りのスペー
サ240に与えて隙間を縮めると同時に、センター・デ
バイダ260を圧縮することができる。図1から図8を
参照して説明した接合段階は、別の表示プレートについ
ても繰り返すことができる。これが可能なのはスペーサ
240の幅が均一なためであり、従って、圧縮されたバ
ンドルは、結合材130のパターンが構造物100と同
一である表示プレートと後に整合する目的のために、構
造物100と同一のスペーサ構成を提供する。表示プレ
ート110の長さを超える長さを有するスペーサ・バン
ドル245,246を設ければ、バンドル/ジグ構造物
は、所望の長さが得られなくなるまで、繰り返し再使用
できる。
【0010】ここで図9を参照して、本発明によるフラ
ット・パネル・ディスプレイ内にスペーサ240を付着
する方法についての別の実施例の各種段階を実施するの
に適切な装置350の側面図が示される。装置350
は、赤外線の指向性ビームを生じる赤外線レーザ・ヘッ
ド280を含む。赤外線レーザ・ヘッド280は、整合
目的のために、xー yテーブル290に対して可動な形
で接合される。装置350はさらに、赤外線レーザ・ヘ
ッド280に対して動作可能な形で配置される構造物3
00(図5および図7)を含む。この具体的実施例で
は、ジグ210のベース・プレート220は、赤外線に
対して透過な材料から作られる。スペーサ240の材料
も同様に赤外線透過性である。装置350は、結合材1
30を構成するフリットを局所的に加熱して、加熱と接
合が、スペーサ240を表示プレート110に選択的に
付着したい接合領域140のみで生じるようにするのに
役立つ。装置300は、スペーサ/基板境界面における
ストレスを最小限にする温度まで加熱する必要がある。
しかしながら、図5を参照して説明したように、フリッ
ト・シール(sealing )を設けるために構造物300を
均一に加熱するのに必要なほどは加熱しない。装置35
0を使用するに際して、xー yテーブル290は最初に
構造物300と整合される。ついで、赤外線レーザ・ヘ
ッド280が、接合領域140のそれぞれと整合され
る。赤外線レーザ・ヘッド280が接合領域と整合され
た後、これにより、ベース・プレート220、および任
意の接合領域に対し位置合わせされるスペーサを通じ
て、赤外線の指向性ビームが放射される。レーザは、ガ
ラス・フリットの適切なシール温度を実現するのに十分
な期間に渡ってオンにされる。接合される各スペーサ2
40も同様に付着される。このレーザ接合方法は、低温
接合技術を可能にするなど複数のメリットを与える。ま
た、フリットを一定の部分のみで溶融させることによっ
て、要素が互いにスライドしたり、移動したりする可能
性が低くなり、これにより気密公差を確保する。
【0011】図10および図11を参照して、本発明に
よるフラット・パネル・ディスプレイ内にスペーサ24
0を付着する方法についての別の実施例の各種段階を実
施するのに適切な装置375(図10)と構造物500
(図11)の側面図および等角投影図が示される。装置
375のすべての要素は、装置350(図9)の要素と
同じである。しかしながら、表示プレート110の方向
は、表示プレート110の平面内にあって、図9に示す
方向に対し90度回転されている。フリットを均一に加
熱することは、この具体的実施例では適切ではない。そ
のために、スペーサが、結合材130の接合領域140
以外の部分に付着されるからである。図9を参照して上
述したように、赤外線レーザ・ヘッド280の局所的な
加熱動作は、結合材130の長手方向に沿って選択的な
接合を提供する。スペーサ240は、図9を参照して説
明した方法により、表示プレート110の上に選択的に
付着される。フリット接合が形成された後、表示プレー
ト110は、図6を参照して説明した方法でスペーサ・
バンドルから離れ、構造物500が実現される。構造物
500の等角投影図は図11に示される。
【0012】上記の説明から、スペーサ240を表示プ
レート110と選択的に接合して、接合されたスペーサ
の予め決められた間隔を設けることは、表示プレート1
10上に結合材130の適切なパターンを提供すること
によって達成されるか、および/または選択されたスペ
ーサと、表示プレート110の主表面115との間に接
合を生じるのに利用される特定の方法により達成され
る。
【0013】図12を参照して、本発明によるフラット
・パネル・ディスプレイ内にスペーサ240を付着する
方法についての別の実施例の各種段階を実施するのに適
する装置600の側面図および概略図が示される。装置
600は構造物300(図5)を含み、構造物300で
は結合材130は、フリットより寧ろアルミニウムなど
の陽極接合金属から作られ、ベース・プレート220
は、例えば、ステンレス・スティールから作られる導電
プレートを含む。アルミニウムは、当業者には周知のい
くつかの標準的な金属膜堆積技術の内の1つを用いて堆
積される。陽極接合金属の厚さは0.005から2マイ
クロメートルの範囲内にある。陽極接合金属は、表示プ
レート110の内部表面上の位置で、フラット・パネル
・ディスプレイ内に十分なスタンドオフを設けるために
予め決められた構成で付着されるような位置に少なくと
も堆積される。この方法の具体的な実施例では、スペー
サ240の一部分を結合材130の接合領域140と接
合する段階は、スペーサ240の端部の表面と、金属結
合材130の物理的接触部分との間に陽極接合を形成す
る段階を含む。このような陽極接合を形成するため、装
置600はさらに、表示プレート110を保持する取付
具610を含む。取付具610は、電気的接地と接続さ
れる。ベース・プレート220は、電圧源630と電気
的に結合される。スペーサ240は、図5を参照して説
明された方法で、表示プレート構造物100と整合さ
れ、結合材130と物理的に接触するようにされる。5
00から2000ボルトの範囲内(1000ボルトが望
ましい)の電位差が、装置300上に加えられて、これ
によりスペーサ240と結合材130とが接触する表面
の上に電位差が生じる。スペーサ240に対して金属結
合材130にプラスのバイアスをかけるために、電圧が
印加される。電位差を加える段階と同時に、オーブン内
で構造物600が、摂氏300から500度の範囲内
(約摂氏400度が望ましい)の温度まで加熱される。
1000ボルト、摂氏約400度における接合段階の持
続時間は約15分間である。適切な接合時間は、電位差
の値と、接触表面が加熱される温度によって決定され、
これは陽極接合を形成するのに十分な時間である。適切
な接合時間が経過した後、加えられた電位差が除去さ
れ、構造物600が冷却される。表示プレート110
は、ジグ210から上方へと持ち上げられる。この具体
的実施例では、結合材130の表面は、スペーサ240
の接触端部の表面と実質的に合致していなければならな
い。スペーサ240を表示プレート110に恒久的に付
着して、選択的に接合されたスペーサ240を表示プレ
ート110の内部表面に対して垂直方向に維持するの
に、接合領域140における後の接合範囲が十分な場合
には、この表面は実質的に合致する。この実質的な合致
は、物理的接触が不良なために、各スペーサの端部のご
く一部分しか接合しないのを防止する。この具体的実施
例では、結合材130の接触表面は、スペーサ240の
第1端部と合致する。これは、堆積されたアルミニウム
の露出面が平らであり、スペーサ240の第1端部も平
らだからである。このため、後続の接合段階において、
スペーサ240の第1端部の表面全体に渡って接合が生
じる。選択的に接合されたスペーサ240を均一に垂直
にすることは、接合されたスペーサ240が、後にフラ
ット・パネル・ディスプレイにおいて表示プレートと対
向する表示プレートの内部表面と、対向する第2端部で
物理的に接触して、これにより、大気圧による負荷に耐
えられるように確保するために重要である。ジグ21
0、およびスペーサ240の高さの均一性がこの垂直性
を提供する。この具体的実施例では、接合が非酸化環境
で実施できるので、電界放出ディスプレイを形成するの
に、表示プレート110は、電界放出ディスプレイの陽
極板または陰極板を含むことができる。これは、通常、
モリブデンなどの被酸化性金属から作られる電界エミッ
タ(field emitter )などの陰極表示プレートの要素が
有害な酸化を受けるのを防ぐ。表示プレート110が電
界放出ディスプレイの陰極板を含む場合には、接合段階
(加熱段階と、電位差を加える段階とを含む)は、酸素
を含まないアルゴン大気や窒素大気などの不活性雰囲気
内で実施する必要がある。また、接合段階中、陰極表示
プレートのすべての構成要素は、電気的に結合されて、
陰極表示プレート全体に渡って均一の電圧に維持するの
が望ましい。これは、陰極表示プレートの誘電層内にイ
オン移動を起こす可能性のある電位差が、陰極表示プレ
ート内において形成されるのを防止する。このイオン移
動は、誘電層の誘電特性にダメージを与える可能性があ
る。
【0014】図13を参照して、本発明による電界放出
ディスプレイを製造する方法の各種段階を実施して実現
される電界放出ディスプレイ(FED)の概略図の断面
図が示される。FED700は、構造物400(図8)
を含み、ここで表示プレート110は、電界放出ディス
プレイの陽極表示プレートを含む。表示プレート110
は、陰極ルミネセンス材料から作られる画素120を含
む。スペーサ240は、本発明によるフラット・パネル
・ディスプレイ内にスペーサ240を付着する方法の複
数の実施例の内の1つにおける諸段階を実施して、表示
プレート110に付着される。これらの実施例のいくつ
かは上述の図1から図12を参照して説明する。スペー
サ240がこれにより付着された後、陰極表示プレート
710と側壁720は、表示プレート110に付着さ
れ、気密封止されてエンベロープ730を確定する。エ
ンベロープ730は排気されて、1×10-6トル未満の
圧力になる。陰極表示プレート710は複数の電界エミ
ッタ740を含み、これらは図13ではとがった△印で
概略的に示される。電界エミッタ740は、陰極表示プ
レート710の内部表面の上に形成される。陰極表示プ
レート710の内部表面は、スペーサ240の第2の非
接合端部と突き合わせ結合される。接合された各スペー
サの第1端部は、結合材130の接合領域と接合され
る。対向する第2端部は、電界エミッタ740の間にあ
る領域内で、陰極表示プレート710の内部表面の一部
分と突き合わせ結合される。陰極表示プレート710と
表示プレート110も、適切な導電要素を含み、当業者
には周知の方法で、適切な電子装置と動作可能な形で結
合されて、電界エミッタ740の選択的アドレス指定を
行い、陰極表示プレート710から放出される電子を、
陽極表示プレート110へと適切に導く。スペーサ24
0は、陰極表示プレート710から陽極表示プレート1
10まで伸びており、それらの間の予め決められた間隔
を維持する。この予め決められた間隔は通常、200か
ら2000マイクロメートルの範囲内にある。スペーサ
240はエンベロープ730内に配置される。またスペ
ーサ240は、10から250マイクロメートルの範囲
内の幅と、200から2000マイクロメートルの範囲
内の高さを有するのが望ましい。この具体的実施例で
は、スペーサ240は、ソーダ石灰ケイ酸塩ガラスから
作られ、表示プレート110の基板および陰極表示プレ
ート710もソーダ石灰ケイ酸塩ガラスで作られる。こ
れらはすべて同一材料から作られるので、スペーサ24
0,陽極表示プレート110および陰極表示プレート7
10は同じ熱膨張係数を持ち、FED700の熱処理
中、同じ率で膨張・収縮し、このため、膨張/収縮率の
違いによって亀裂や破損が生じるのを防止する。他の実
施例では、スペーサ240および表示プレート110,
710には異なる材料が使用される。しかしながら、こ
れらの材料は、FED700の製造における熱サイクル
中、破損および亀裂を防止するために、ほぼ同一の熱膨
張係数を有する必要がある。また、本発明の他の実施例
では、スペーサは、ロッド,支柱またはファイバーなど
薄い板以外の構造物を含む。陽極表示プレート110お
よび陰極表示プレート710はそれぞれ約1ミリメート
ルの厚さを有する。エンベロープ730内のスペーサ2
40の必要な形状および総数は、これらの厚さによって
異なる。約1ミリメートルの厚さに対して、隣接するス
ペーサ間の距離は約15ミリメートルが適切と考えられ
る。
【0015】本発明の具体的実施例を示して説明してき
たが、当業者にはさらなる変形および改良が生じよう。
したがって本発明は、ここに示される実施例に限定され
ないことを理解されたい。また、添付請求の範囲では、
本発明の意図および範囲から逸脱しないすべての変形を
カバーすることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフラット・パネル・ディスプレイ
内にスペーサを付着する方法の1実施例の各種段階を実
施して実現される構造物の等角投影図である。
【図2】本発明によるフラット・パネル・ディスプレイ
内にスペーサを付着する方法の1実施例の各種段階を実
施して実現される構造物の側面図である。
【図3】図2に示される構造物の上面図である。
【図4】本発明によるフラット・パネル・ディスプレイ
内にスペーサを付着する方法の別の実施例の各種段階を
実施して実現される構造物の上面図である。
【図5】図1および図2に示される構造物を含み、本発
明によるフラット・パネル・ディスプレイ内にスペーサ
を付着する方法の1実施例の各種段階を実施して実現さ
れる構造物の側面図である。
【図6】図5と同様な図であり、表示プレート110が
離れた状態を示す。
【図7】線7ー 7の断面に沿って切った図5の断面図で
ある。
【図8】図6に示される構造物の下面図である。
【図9】本発明によるフラット・パネル・ディスプレイ
内にスペーサを付着する方法の別の実施例の各種段階を
実施して実現される構造物の側面図である。
【図10】図9と同様な図である。
【図11】本発明による図10の構造物に対して、ある
方法の処置を付加的に実施して実現される構造物の等角
投影図である。
【図12】本発明によるフラット・パネル・ディスプレ
イ内にスペーサを付着する方法の別の実施例の各種段階
を実施して実現される構造物の側面図および概略図であ
る。
【図13】本発明による電界放出ディスプレイを製造す
る方法の各種段階を実施して実現される電界放出ディス
プレイの概略図の断面図である。
【符号の説明】
100 構造物 110 表示プレート 115 主表面 120 画素 130 結合材 140 接合領域 200 構造物 210 ジグ 220 ベース・プレート 230,230’ 支持部材 240,240’ スペーサ 245,246 スペーサ・バンドル 250 可動アーム 260 センター・デバイダ 280 赤外線レーザ・ヘッド 290 xー yテーブル 300,400,500 構造物 350,375,600 装置 610 取付具 630 電圧源 700 FED(電界放出ディスプレイ) 710 陰極表示プレート 720 側壁 730 エンベロープ 740 電界エミッタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラット・パネル・ディスプレイ(70
    0)内にスペーサ(240,240’)を付着する方法
    であって:第1および第2の対向する端部を有する複数
    のスペーサ(240,240’)を設ける段階;前記フ
    ラット・パネル・ディスプレイ(700)の表示プレー
    ト(110)を設ける段階であって、前記表示プレート
    (110)は主表面を有する段階;前記表示プレート
    (110)の前記主表面上に結合材(130)をパター
    ン形成して、複数の接合領域(140)を設ける段階;
    スペーサ・ジグ(210)を設ける段階;接触面内にそ
    の第1の対向端部を有する前記複数のスペーサ(24
    0,240’)によって構成されるスペーサ・バンドル
    (245,246)を、前記スペーサ・ジグ(210)
    内に形成する段階であって、前記スペーサ・ジグ(21
    0)は、直立位置で互いに平行する形で前記複数のスペ
    ーサ(240,240’)を維持する段階;前記表示プ
    レート(110)の前記主表面の前記平面内に、前記ス
    ペーサ・バンドル(245,246)の前記接触面を配
    置する段階であって、前記複数の接合領域(140)
    は、前記複数のスペーサ(240,240’)の一部の
    前記第1対向端部と突き合わせ結合される段階;前記複
    数のスペーサ(240,240’)の前記部分を前記接
    合領域(140)と接合して、複数の付着されたスペー
    サ(240,240’)を設ける段階;および、 ついで、前記表示プレート(110)から前記スペーサ
    ・バンドル(245,246)を除去して、前記複数の
    付着されたスペーサ(240,240’)が、前記スペ
    ーサ・バンドル(245,246)から除去されて、前
    記表示プレート(110)と接合された状態で残される
    段階;によって構成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 フラット・パネル・ディスプレイ(70
    0)を製造する方法であって:前記フラット・パネル・
    ディスプレイ(700)の第1および第2表示プレート
    (110,710)を設ける段階であって、各表示プレ
    ート(110,710)は主表面と周囲を有する段階;
    第1および第2対向端部を有する複数のスペーサ(24
    0,240’)を設ける段階;前記第1表示プレート
    (110)の前記主表面上で結合材(130)をパター
    ン形成して、複数の接合領域(140)を設ける段階;
    スペーサ・ジグ(210)を設ける段階;接触面内にそ
    の第1の対向端部を有する前記複数のスペーサ(240
    240’)によって構成されるスペーサ・バンドル
    (245,246)を、スペーサ・ジグ(210)内に
    形成する段階であって、前記スペーサ・ジグ(210)
    は、直立位置で互いに平行する形で前記複数のスペーサ
    (240,240’)を維持する段階;前記第1表示プ
    レート(110)の前記主表面の平面内に、前記スペー
    サ・バンドル(245,246)の前記接触面を配置す
    る段階であって、前記複数の接合領域(140)は、前
    記複数のスペーサ(240,240’)の一部の前記第
    1対向端部と突き合わせ結合される段階;前記複数のス
    ペーサ(240,240’)の前記部分を前記接合領域
    (140)と接合して、複数の付着されたスペーサ(2
    40,240’)を前記第1表示プレート(110)の
    上に設ける段階;ついで、前記第1表示プレート(11
    0)から前記スペーサ・バンドル(245,246)を
    除去して、前記複数の付着されたスペーサ(240,2
    40’)が、前記スペーサ・バンドル(245,24
    6)から除去されて、前記第1表示プレート(110)
    と接合された状態で残される段階;前記第1表示プレー
    ト(110)と平行に間隔を置いて前記第2表示プレー
    ト(710)を配置する段階であって、前記第2表示プ
    レート(710)の前記主表面は、前記第1表示プレー
    ト(110)の前記主表面と対向し、前記複数の付着さ
    れたスペーサ(240,240’)の前記第2の対向す
    る端部は、前記第2表示プレート(710)の主表面と
    突き合わせ結合される段階;および、複数の側壁(72
    0)を、前記第1と第2の表示プレート(110,71
    0)との間であってそれら表示プレートの外辺部に設け
    て、エンベロープ(730)を設ける段階であって、前
    記複数の付着されたスペーサ(240,240’)は、
    前記エンベロープ(730)内に配置される段階;によ
    って構成されることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 電界放出ディスプレイ(700)を製造
    する方法であって:前記電界放出ディスプレイ(70
    0)の陽極表示プレート(110)と陰極表示プレート
    (710)を設ける段階であって、各表示プレート(1
    10,710)は、主表面と外辺部を有する段階;第1
    および第2の対向する端部を有する複数のスペーサ(2
    40,240’)を設ける段階;前記表示プレート(1
    10,710)の1つの前記主表面の上に結合材(13
    0)をパターン形成して、複数の接合領域(140)を
    有する接合表示プレート(110)および非接合表示プ
    レート(710)を設ける段階;スペーサ・ジグ(21
    0)を設ける段階;接触面内にその第1の対向端部を有
    する前記複数のスペーサ(240,240’)によって
    構成されるスペーサ・バンドル(245,246)を、
    前記スペーサ・ジグ(210)内に形成する段階であっ
    て、前記スペーサ・ジグ(210)は、前記複数のスペ
    ーサ(240,240’)を、直立位置で互いに平行す
    る形で維持する段階;前記接合表示プレート(110)
    の前記主表面の前記平面内に、前記スペーサ・バンドル
    (245,246)の前記接触面を配置する段階であっ
    て、前記複数の接合領域(140)は、前記複数のスペ
    ーサ(240,240’)の一部の前記第1対向端部と
    突き合わせ結合される段階;前記複数のスペーサ(24
    0,240’)の前記部分を前記接合領域(140)と
    接合して、前記接合表示プレート(110)上に複数の
    付着されたスペーサ(240,240’)を設ける段
    階;ついで、前記接合表示プレート(110)から前記
    スペーサ・バンドル(245,246)を除去して、前
    記複数の付着されたスペーサ(240,240’)が、
    前記スペーサ・バンドル(245,246)から除去さ
    れて、前記接合表示プレート(110)と接合された状
    態で残される段階;前記非接合表示プレート(710)
    を、前記接合表示プレート(110)に対して平行に間
    隔を置く関係で配置する段階であって、前記非接合表示
    プレート(710)の前記主表面は、前記接合表示プレ
    ート(110)の前記主表面に対向し、前記複数の付着
    されたスペーサ(240,240’)の前記第2対向端
    部は、前記非接合表示プレート(710)の主表面と突
    き合わせ結合される段階;複数の側壁(720)を、前
    記接合と非接合表示プレート(110,710)との間
    であってそれら表示プレートの外辺部に設けて、エンベ
    ロープ(730)を設ける段階であって、前記複数の付
    着されたスペーサ(240,240’)は前記エンベロ
    ープ(730)内に配置される段階;および、 前記エンベロープ(730)を排気して、1×10-6
    満の圧力にする段階;によって構成されることを特徴と
    する方法。
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