JPH1091347A - 六角キーボードを表示するようにプログラムされたモービル・クライアント・コンピュータ - Google Patents

六角キーボードを表示するようにプログラムされたモービル・クライアント・コンピュータ

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JPH1091347A
JPH1091347A JP21322797A JP21322797A JPH1091347A JP H1091347 A JPH1091347 A JP H1091347A JP 21322797 A JP21322797 A JP 21322797A JP 21322797 A JP21322797 A JP 21322797A JP H1091347 A JPH1091347 A JP H1091347A
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ランダル・リー・ベルトラム
Frederick Champion David
デヴィット・フレデリック・チャンピオン
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
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    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • G06F3/04886Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures by partitioning the display area of the touch-screen or the surface of the digitising tablet into independently controllable areas, e.g. virtual keyboards or menus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】六角キーボードを表示するようにプログラムさ
れた表示システム、コンピュータ、およびモービル・ク
ライアント・コンピュータの提供。 【解決手段】コンピュータは、ディスプレイ上に設けら
れた領域やタッチスクリーン等からのデータの入力を、
六角形状のセルとして構成されたキーを持つ"ソフト・
キーボード"を表示する。この六角形状のセルによって
データ入力が容易となる。六角形状のセルを用いること
で、コンピュータのユーザが指または他の入力用ポイン
タによってセルを触れる際の領域が従来のものに比べて
大きくとることができる。なお、ユーザは六角形および
矩形状のセルを選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ入力を容易
にする六角キーボードを表示するようにプログラムされ
たモービル・クライアント・コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】現代社会の数多くの分野に対してコンピ
ュータの力を提供するために、一般にパーソナル・コン
ピュータ、特にIBMパーソナル・コンピュータが幅広
く用いられるようになった。通常、パーソナル・コンピ
ュータをデスクトップ型、床置き型、またはポータブル
型のマイクロコンピュータとして定義することができ
る。このようなパーソナル・コンピュータは、単一のシ
ステム・プロセッサと関連の揮発性および不揮発性メモ
リ、ディスプレイ・モニタ、キーボード、1以上のディ
スケット・ドライブ、固定記憶装置、および任意のプリ
ンタからなる。このようなシステムの特徴の一つとし
て、構成部品相互間を電気的に接続するマザーボードま
たはプレイナー・ボードを使用することが挙げられる。
そのようなパーソナル・コンピュータの一例として、I
BMによって提供され、パーソナル・コンピュータA
T、パーソナル・システム/2、PS/1、アプティバ
等の名称で呼ばれるパーソナル・コンピュータが挙げら
れる。コンピュータ分野の当業者ならば、これらのシス
テムに精通することであろう。
【0003】これらのシステムは、大まかに2通りのフ
ァミリーに分類される・第1のファミリーは、一般にフ
ァミリーIモデルと呼ばれるもので、IBMパーソナル
・コンピュータATおよび他の"IBM互換"機によって
例示されるバス・アーキテクチャを使用する。第2のフ
ァミリーは、ファミリーIIと呼ばれるもので、IBM
のパーソナル・システム/2のモデル50ないし95に
よって例示されるIBMのマイクロ・チャンネル・バス
・アーキテクチャを使用する。ファミリーIモデルは、
システム・プロセッサとして一般的なインテル8088
または8086マイクロプロセッサを当初使用してい
た。これらのプロセッサは、1メガバイトのメモリをア
ドレスすることができる。ファミリーIIモデルは、高
速なINTEL80286、80386、および804
86マイクロプロセッサを通常用いるもので、これらの
プロセッサは低速なインテル8086マイクロプロセッ
サをエミュレートするためにリアル・モードで動作する
か、もしくはいくつかのモデル用に1メガバイトから4
ギガバイトへアドレス指定の範囲を広げるプロテクト・
モードで動作する。本質的に、80206、8038
6、および80486プロセッサのリアル・モード機能
によって、8086および8088マイクロプロセッサ
に対して記述されたソフトウエアとのハードウエア互換
性が与えられる。最先端技術の進歩に応じて、さらに高
性能のプロセッサ・ユニットをめざしてファミリーIシ
ステムの開発が行われた。このようなシステムとして
は、PENTIUMブランドのマイクロプロセッサおよ
びその競合品、IBMおよびモトローラのパワーPCプ
ロセッサ等の縮小命令セットコンピューティング(RI
SC)マイクロプロセッサ、さらにVESAおよびPC
Iバス設計等の高性能バス設計が挙げられる。
【0004】そのような開発は、業務および家庭環境下
でのコンピューティングの行われ方に対して非常に大き
な衝撃を及ぼしてきた。パーソナル・コンピュータ・シ
ステムが開発されるまでは、コンピュータの使用はほと
んどの場合が業務上の目的に沿ったものであり、またデ
ータ処理はコンピュータ・システム内に収納された"温
室"で行われた。コンピュータ技術者がデータ処理を行
うには、情報管理責任者を通じてシステムに対する問い
合わせを行わなければならなかった。パーソナル・コン
ピュータ・システムの普及により、企業全体にわたるコ
ンピュータ・システムに一度保持されたデータへのアク
セスは管理職および究極的にはラインで働く従業員に至
るまで重要なものとなってきた。パーソナル・コンピュ
ータ・システムのネットワークが発達し、それに伴って
企業のコンピュータ・システムあるいは企業のデータが
格納されているメイン・フレームに対してネットワーク
・サーバを経由した階層アクセスも発達した。
【0005】情報処理の普及は、情報処理に従事する人
の数の増大をもたらし、さらに企業内でよりいっそう普
及した従業員グループの仕事に対して影響を及ぼす。そ
のため、そのような従業員の機動力の必要性が高まって
きた。特にルート・セールスマン、運送ドライバ、ある
いはビジネス・コンサルタントのような"外回り"の仕事
では、企業のシステム上に常に保持され、コンピュータ
・システムのネットワークを介してアクセスされる企業
データに対し、企業所在地から遠隔の地であってもアク
セスすることが重要となってきた。そのようなアクセス
は、ノート・ブック型またはラップトップ型コンピュー
タ・システム等のパーソナル・コンピュータ・システム
に接続された回線を通じて、ある程度行われる。概し
て、そのようなシステムはモデムおよび通信ソフトを備
えたものであってもよく、公衆交換電話網(PSTN)
に接続した際、サポートされているサーバまたはメイン
フレームにシステムを接続させ、ユーザは所望のデータ
へアクセスすることができる。
【0006】セルラー電話ネットワークによって例示さ
れるような無線通信の発達により、パーソナル・コンピ
ュータ・システムと支援サーバとの間の回線接続を取り
払う可能性が生じた。そのようなシステム、特に小売業
および卸売り業で用いられるシステムについての開発が
なされてきた。このようなシステムによって、携帯用無
線通話機のサービスが及ぶ地域内でユーザが自由に移動
することが可能となる。しかし、その一方で、企業活動
を支えるサーバまたはメイン・フレームとデータのやり
取りを媒介するデータ・チャンネルとの接続が時々途切
れたままの状態となったり、あるいは連続的に接続され
たままの状態になったりする。以下、説明を容易にする
ために、ユーザの手中にあるそのようなシステムを"モ
ービル・クライアント・システム"と呼ぶことにする。
モービル・クライアント・システムは、回線接続による
移動の制限によって拘束されることのないユーザの機動
力によって特徴づけられれる。また、モービル・クライ
アント・システムは、該システムによってアクセスされ
た企業データをモービル・クライアントが通信するサー
バまたはメインフレーム・コンピュータ・システムに保
持するという点で、このシステムのクライアントの性格
によっても特徴づけられる。そのようなモービル・クラ
イアント・システムは、しばしば携帯通信端末(PC
A)または携帯情報端末(PDA)とも呼ばれる。な
お、モービル・クライアント・システムについてさらに
詳しい背景技術は、文献:Ira Brodsky "Wireless: The
Revolution in Personal Telecommunications"(Artec
h House, Boston, 1995)を参照せよ。
【0007】しばしば、コンピュータはユーザに対し
て"ソフト・キーボート"を提供する。このソフト・キー
ボードは、一般にアルファベットの文字のキーと他の制
御用のキーとを備えた実際のキーボードをスクリーン上
に表示したものである。以下のソフト・キーボードはす
べて"キー"として矩形状の領域を使用する。
【0008】デスクトップ型コンピュータは、ユーザが
マウスによって操作するソフト・キーボードをモニタに
表示する。これは、テン・キー・パッドのような小さな
キーボードの場合、もっとも有用である。
【0009】タブレット型コンピュータは、ユーザがス
タイラスで操作するソフト・キーボードを表示する。こ
のタブレット型コンピュータは実際のキーボードを備え
ないで、もっぱらソフト・キーボードに頼るものであっ
てもよい。
【0010】モービル・クライアント・コンピュータ・
システムは、従来のキーボードと同様にユーザが触るこ
とによって操作するソフト・キーボードを表示する。
【0011】あるシステムでは、タッチ・パッドから入
力を受ける。この場合、タッチ・パッドはディスプレイ
に被せられたものではない。"キー"はタッチ・パッド上
に描かれた変えようのない模様からなる。したがって、
機械的なキーがないことから、これはソフト・キーボー
ドである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
例では、矩形状のキーがソフト・キーボードのスペース
を無駄にするという問題点を有する。上記システムでは
矩形部分の角ではなく、中央の部分のみを使用する。ユ
ーザの指、マウス、またはスタイラスによって確率的に
選択される点は中央から放射状に分布したものとなる。
矩形状の"キー領域"とともに、確率的に選択される点
は、実質的に円形状のものでも中央から放射状に分布す
る。
【0013】スペースに無駄があるということは、ソフ
ト・キーボード上で、特にモービル・クライアント・シ
ステムに設けられるような小型スクリーン上で、さらに
特にキーの数が多い場合(例えば、英数字のキーボー
ド)では深刻な問題となる。したがって、ソフト・キー
ボードのキーの形状を矩形以外の形状にする必要があ
る。新たな形状は以下のような特徴を持つものでなけれ
ばならない。
【0014】新しい形状は、可能な限り円形または楕円
に近いものとすべきである。また、スペースの無駄とな
る矩形状のような90度の角部を避ける。
【0015】新しい形状は、キーとキーとの間のスペー
スを無駄にしないように、組み合うものとすべきであ
る。
【0016】新しい形状は、点の包含を試験するために
単純なアルゴリズムを持つものとすべきである。言い換
えると、ユーザがキーの一つを押したときには、システ
ムは不当なオーバーヘッドなしに、どのキーが押された
かを決定しなければならない。
【0017】新しい形状は、組み合う多角形を持つべき
であり、組み合った場合に該多角形は交互に配置され
て、より一層正確に表現されるQWERTYキーボードを可能
とする。
【0018】矩形は他のいかなる形状よりも良好に上記
した3番目の条件に合致する。なぜなら、コンピュータ
のディスプレイおよびセンサ・グリッドはカルテシアン
(cartesian)特性を持つからである。点が矩形の上端
部の下、下端部の上、または側端部と側端部との間に存
在するかどうを決定することはアルゴリズムにとって簡
単である。他の形状はいずれも該形状が完全な多角形
(等しい辺と角とを有する)でない限り、領域の境界の
確認を必要とする。完全な多角形のグリッドでは、アル
ゴリズムはどの多角形の中心が最も近いかを見つけるこ
とによって、どの形状が与えられた点を含むかを決定す
ることができる。例えば、四角形のグリッドにおいて、
任意の点は、その中心点が最も近い四角形の中に必ず含
まれる。
【0019】したがって、完全な多角形が好ましい。四
角形は上記第1の基準によって除外される。同様に、正
三角形は第2および第3の基準を満たすが、第1の基準
は満たさない。
【0020】五角形および八角形はともに第2の基準を
満たさない(これらは組み合わない)。六角形は上記4
つの基準のすべてを満たす。
【0021】
【課題を解決するための手段】以上を背景として、本発
明は、六角形状のセルとして配置されたキーを有するキ
ーボードが備えられたディスプレイ、タッチスクリーン
等の上の領域からデータを入力するコンピュータについ
て検討する。以下詳細に説明するように、六角形状セル
は、本発明のシステムのユーザによって使用される指ま
たは他の入力用ポインタに対して、より一層大きな領域
を与えることを可能とする。
【0022】本発明にもとづくシステムの実施形態は、
上記したいずれのシステムの型であってもよい。しか
し、六角形状ソフト・キー・キーボードは、特に後述す
るタイプのモービル・クライアント・システムに有用で
ある。
【0023】以上、本発明の目的のいくつかを述べた。
他の目的は本発明の詳細を図面を参照しながら説明して
いく過程で明らかとなろう。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
例を示す図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
当業者はここに記載される発明に変更を加える一方で本
発明の好ましい結果に到達するかもしれないことはここ
に記載される説明の冒頭で理解できよう。したがって、
以下の説明は当該技術分野の当業者に向けて幅広く、教
示する開示内容として、さらに本発明を限定するもので
はないということについて理解されよう。
【0025】図面を参照しながら詳細に説明する。図1
および図2は本発明にもとづくモービル・クライアント
・パーソナル・コンピュータ・システム(以下、単にモ
ービル・クライアントとも言う)の一実施形態例を示す
もので、該システムを参照符号10で示す。以下の説明
でよりいっそう明らかなように、モービル・クライアン
トは種々の特徴を有する一方で本発明の目的の範囲内に
ある。それらの特徴の中心をなすものは、システムは少
なくともデータ、場合によってはデータおよび音声等の
オーディオの両方を、モービル・クライアント・システ
ムと支援サーバおよびメインフレームとの間で通信する
機能を有することである。図示した実施形態例では、そ
のような機能は、3つの構成要素に分離可能なシステム
を提供することによって与えられる。3つの構成要素と
は、すなわちシステム・タブレット11、ホルスタ(ho
lster)12、および無線トランシーバ13である。図
に示した形態では、無線トランシーバ13はホルスタ1
2に装着される携帯電話機である。また、ホルスタ12
は、該ホルスタ12に設けられた差込み口にタブレット
を滑り込ませることによってタブレットと結合するもの
であってもよい。これら3つの構成要素からなるシステ
ムを図示し、ここで説明するが、以下に記載するような
本発明の特徴の多くがモービル・クライアント・システ
ム10の一体化によって実現可能となることは理解でき
よう。すなわち、無線トランシーバ13がシステム・タ
ブレット11で一体化され、ホルスタのいかなる使用と
も別に、それらの間の結合が、システム用の単一のカバ
ーによって達成される。トランシーバ/ホルスタ/タブ
レットの構成は、いくつかの状況下である種の利点を与
える。しかし、当業者はこの特定の構成から離れて本発
明の実施が可能であることを理解するであろう。
【0026】3つの構成要素に分かれた構成によって実
現可能な利点は、一つの無線トランシーバを他のものと
容易に置換することができるということである。特に、
デジタル・データとアナログ・オーディオとはセルラ電
話無線のインタフェースを介して、セルラー・デジタル
・パケット・データ(CDPD)のプロトコルを使用す
るデータによって交換され得る一方で、他の可能性もあ
る。主なものとして、デジタル無線技術、例えば周波数
分割多元接続(FDMA)および時分割多元接続(TD
MA)方式;スペクトラム拡散技術、例えば直接拡散ス
ペクトラム拡散(DS−SS)および符号分割多元接続
(CDMA)方式;周波数ホッピング拡散スペクトラム
(FH−SS)方式;さらにこれらの技術の一つ以上を
北米携帯/自動車電話の標準方式である高性能移動電話
方式(AMPS)あるいは全米的な無線データ通信サー
ビスである高性能無線データ情報サービス(ARDI
S)またはRAMモービル・データとして知られている
ものとの組み合わせが挙げられる。これらの技術が発展
し、広く受け入られるほどに、3つの構成要素は既存の
タブレット11が新しい無線トランシーバ13に適応す
るのを容易にし、それによってシステムに対するユーザ
の投資を守る。しかし、温度および湿度の劣悪な環境条
件、あるいは落下による衝撃にさらされる等のある種の
環境に対しては、無線トランシーバおよびタブレットを
備える一体化システムと回路とが一つのカバーの中にあ
るものが好ましい選択となろう。
【0027】つぎに、図3について説明する。この図
は、本発明にもとづくシステム10と支援サーバおよび
周辺機器との関係を模式的に示すものである。特に、タ
ブレット11(詳細は後述する)は一般にバックライト
付き液晶ディスプレイに組み入れられたタッチスクリー
ン15を介したユーザの入力に適応する一方で、システ
ム10は従来のキーボード16に対応することができ
る。このキーボードは、図示したように、使用の際にシ
ステム10に接続導体18でつながれ得る。このつなが
った接続導体18はシステム10に到達するデータ入力
のための一つの経路を提供するものであってもよい。あ
るいは、データの伝送を行うためにキーボードを当業者
が既知の他の手段、例えば既知のプロトコルを用いる赤
外線リンクに接続してもよい。図面では、システムは赤
外線によってデータの伝送を行うためにIrDAリンク
によってプリンタ19に接続されているのがわかる。
【0028】上記したように、無線トランシーバは符号
20で示したサーバに無線周波数リンクを与えるもの
で、サーバ20はこれによって支援メインフレーム・デ
ータ記憶装置21とケーブルを介して通信することがで
きよう。企業全体の業務に関連したデータは支援メイン
フレーム上に保持され、本発明および上記関連発明にも
とづいてモービル・クライアント10に利用され得るよ
うになる。
【0029】本発明にもとづいてデータの処理を行う回
路素子について述べる。図4はそのような素子の一形態
を図示する。この図では、図示されたモービル・クライ
アント・システム10はコア部分に縮小命令セットコン
ピュータ(RISC)特性を使用するマイクロプロセッ
サ30を有する。また、このプロセッサ30は、液晶デ
ィスプレイ用コントローラ31、PCCカードまたはP
CMCIAカードとして知られているタイプの周辺機器
用コントローラ32、命令/データ・キャッシュ33,
メモリおよび外部バス34に対するインタフェース、お
よびリアルタイム・クロック35等の素子を有する。さ
らに、マイクロプロセッサ30は割込み制御器36とさ
まざまなサービス37に対応した所定のインタフェース
37とを備える。これらの特徴を有する単一のプロセッ
サ・チップとしてここでは開示されているけれども、従
来のコンピュータ・システムの製造および使用から理解
されるように、演算能力およびインタフェース機能は他
の手段、例えば適当な支援ロジックまたはチップによっ
て囲まれたインテルX86系プロセッサによって達成す
ることも可能である。したがって、図4に示す実施形態
例は本発明のシステムの一例として示したものである
が、そのようなモービル・クライアント・システムのコ
ア部分の機能を別のかたちで構成することも可能であ
る。
【0030】図4に示すように、コア部分のマイクロプ
ロセッサ30は周辺装置によってサポートされる。もっ
とも重要なことは、システムの動作に必要な電力はバッ
テリ40から供給されるということである。好ましく
は、バッテリは"スマート"バッテリとして知られている
タイプのもので、充電状態および再充電の進行状態をセ
ルフ・モニタリングする機能を有する。そのようなバッ
テリは既知のものであり、またユーザに対してバッテリ
の充電状態、充電後の再利用の準備が整った状態等を知
らせるのに用いることができるモービル・クライアント
・システム・プロセッサ30に信号を送る。また、モー
ビル・クライアント・システムは、好ましくはケーブル
によって接続した場合に使用する従来型のモデル41と
電話連係接点42(RJ−11コネクタとして示す)を
備える。システムのメモリは、フラッシュ・メモリ・ア
クセサリ・カード44によって、ダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ(DRAM)45によって、およ
びコア・フラッシュ・メモリ46によって提供される。
好ましくは、符号48および49で示すタイプIIのP
CMIAスロット一対を設けて他の機能が追加できるよ
うにする。
【0031】モービル・クライアント・システムによっ
て実行されるデータ処理操作の結果を表示するために、
システムは既に述べたLCD15を有する。また、この
LCD15上は、適切なタッチスクリーン50で覆わ
れ、タッチ・スクリーン50は、ユーザによる入力の認
識を行うデジタイザとして機能する。この機能の詳細は
後述することにする。タッチスクリーンからの入力は、
バッテリおよび温度センサからの入力と同様に、アナロ
グ/デジタル変換器51を通ってプロセッサ30の入出
力ポート(I/O)ポートへ伝送される。プロセッサ3
0の他のI/Oポートは、既に述べたキーボート、Ir
DA52、オーディオCODEC54と関連のスピーカ
55およびマイクロフォン56、さらに無線トランシー
バ13のインタフェース・コネクタ58との接続に用い
られる。
【0032】すでに指摘したように、図4を参照して説
明した機能からなる特定の構成はサポートされる機能、
プロセッサ・コア、および支援論理を設計者がどうよう
に選択するかによって変更することが可能である。
【0033】上記したように、モービル・クライアント
・システム10は電力の供給をバッテリから受ける。移
動性という点では好ましいそのような機能を有する一方
で、交流電源のかたちで、より一般的な電源に接続する
ことによってシステム10がサポートされる機能も備え
る。そのような電源は、図5において符号60で示され
るものであり、それについて、以下の電源管理関連の記
載において言及する。理解されるであろうように、モー
ビル・クライアント・システムによる電源使用の管理
は、該システムの使用上で重要である。
【0034】図5は、電源からプロセッサ30まわりの
周辺装置の構成と電力の消費を示す。電源管理のトポロ
ジは、主バッテリ40からタブレット11内のプロセッ
サ30に電力が流れるようになっており、一方で分離し
た電力の流れと制御は、ホルスタ12、該ホルスタ12
に設置された任意の無線トランシーバ13,さらに該シ
ステムに用いられるPCカード付属品に対して影響を与
える。電力の流れの分割は本実施形態例のモービル・ク
ライアント・システムにとって重要である。特に、分離
型のバッテリ61はホルスタ12内に設けられる。ホル
スタに設けられるバッテリ61は好ましくは"スマート"
バッテリであり、さらに該バッテリに対応して、バッテ
リ・コントローラ62、ホルスタ周辺装置コントローラ
63、およびプロセッサ30へ入る、あるいは出るデー
タの流れを無線トランシーバ13と整合させる効果を持
つ関連回路64をホルスタ12内に備える。したがっ
て、ホルスタ12および無線トランシーバ13内の回路
がプロセッサ30の制御下にあるとすると(詳細は後述
する)、電源は少なくともタブレット11とは無関係な
ものとなる。このことは有意義な分割である。タブレッ
トがホルスタに結合している場合、2つの構成部品の回
路は全体を管理する上で協同する。無線トランシーバ1
3(通常の携帯電話である場合、それ自身の電源および
電源管理技術を持つものであってもよい)がホルスタ1
2に位置した場合、この無線トランシーバ13は3つの
構成要素からなるシステムの電源管理に関係する連係し
た役割を担う。
【0035】タブレット11についてさらに説明する
と、システムはバッテリ40および電源68の制御回路
66を持ち、それによってバッテリ40がタブレット1
1を動作させる電力を供給する。本システムでは、マイ
クロコントローラ69を分離する機能を有する。それに
よって、コア・プロセッサ30からある種の要求を軽減
させるように電源を制御する。マイクロコントローラは
プロセッサ30からの入力およびコンバータ70からの
入力を受ける。最小限の機能に関して、プロセッサ30
およびコンバータ70は実時間クロック35に対するバ
ッテリ71のサポートを受ける。RTCバッテリ71
は、後述するようにして呼び出された場合にタブレット
・システムが立ち上がるのを保証する。
【0036】ハードウエア・トポロジからモービル・ク
ライアント・システム10の電源モードおよび立ち上が
りについて説明する。図6はそのような様式の一例を示
すものである。以下の記載の目的のために、ここで言及
しておくべきことはモービル・クライアント・システム
のユーザに対して該システムのアクティビティ状態の度
合いを示すインディケータが設けられていることであ
る。一般に、そのようなインディケータまたはアナンシ
エータ(annunciators)は、入手が容易であること、安
価であること、さらに技術的な装置を扱うほとんどのユ
ーザに既知であることを理由として、発光ダイオード
(LED)の形態をとる。3つの構成要素からなるシス
テムはタブレット11用インディケータ、ホルスタ12
用インディケータ、さらに携帯無線通話機13用インデ
ィケータを備えるものであってもよい。図6では、タブ
レット11とホルスタ12とのアクティビティの度合い
の違いを反映するアクティビティ状態間の区分がなされ
ており、さらに図示されたシステムがタブレットおよび
接続されたホルスタを有する3つの構成要素からなるシ
ステムを想定している。
【0037】このような背景を念頭において、システム
が完全なアクティブ状態にある場合は、対応するLED
およびバックライト付きLCD15の点灯によって示さ
れるようにタブレット11およびホルスタ12の両方が
完全なアクティブ状態にある。その状態を符号75で示
す。一方、これとは反対の状態では符号76で示すよう
に、すべての構成要素の電源がオフとなり(あたかもす
べてのバッテリが取り外されたようになる)、すべての
LEDおよびバックライト付きLCD15が消える。完
全にアクティブとなっている状態から、ホルスタ12の
電源を切ってもよい。電源の切断は、ユーザがそのスイ
ッチを切ることによって、あるいはタブレットをホルス
タから抜き取ったり、ホルスタから無線トランシーバを
抜き取ることで必要な相互接続の切断というかたちで行
われる。そのような場合、タブレットのLEDおよびL
CDは点灯したままの状態(なぜなら、タブレットはア
クティブな状態のままである)とし、一方でホルスタの
LEDは消えるようにしてもよい(符号78に示す)。
モービル・クライアントは、支援サーバ20およびデー
タ記憶装置21との接続が切断(断続的または一時的
に)されてもメモリに格納されたデータを用いたデータ
処理する。モービル・クライアント・システムで実行さ
れるソフトウエアによって決定される出現と同時に、シ
ステムはサスペンドとして知られる状態に入ることがで
きる。サスペンドした状態では、符号79に示すよう
に、タブレットのLEDおよびLCDとホルスタのLE
Dとが暗くなる。3つの構成要素からなるシステムの残
りの構成要素がサスペンド状態のままであることは、使
用される無線トランシーバにとって好ましい。つづい
て、システムではホルスタのLEDが点灯し、無線トラ
ンシーバが動作可能な状態となる。同様に、モービル・
クライアント・システム上で実行されるソフトウエアに
よってもう一度決定される出現と同時に、システムは符
号81に示すスダンドバイとして知られる状態に入る。
スタンドバイの状態では、タブレットのLCDは省電力
のため暗くなり、一方でタブレットのLEDは点灯した
ままとなり、システムが容易に"起きる"ことができるこ
とを示す。ホルスタは電源が切られるか(LEDが暗く
なる)、あるいはアクティブのままであってもよい。シ
ステム10がスタンドバイ状態にある所定の時間が経過
した後、システムがサスペンド・モードに移るタイマ機
能が設けられている。
【0038】オン−オフ・スイッチを使うことによっ
て、システムのオフ状態76とアクティブ状態78また
は75とを切り替えることができる。また、オン−オフ
・スイッチまたはバッテリの取り外しによってシステム
をサスペンドまたはスタンドバイのいずれかの状態に切
り替えることができる。ユーザからのサスペンド/レジ
ューム入力、ホルスタに接続された無線トランシーバか
らの入電指示、時間間隔の時間切れ、あるいはスマート
・バッテリ・コントローラからのバッテリ充電状態の低
下指示に応答して、システムはサスペンド状態79また
は80からアクティブ状態78または75に移ることが
できる。また、タッチスクリーンまたはキーボードによ
る入力等のユーザの行いによってシステムはスタンドバ
イ状態からアクティブ状態78または75に移ることが
できる。
【0039】図7に、電力モードおよび移行イベントの
他の例を示す。この図では、システム状態はオン状態8
1、アイドル状態82、スタバイ状態84、サスペンド
状態85、およびオフ状態86として表される。オン状
態81では、システムのLEDおよびLCDは点灯して
おり、プロセッサ30は通常の高機能モードで作動し、
アプリケーション・プログラムはアクティブであり、さ
らに他の周辺装置は必要に応じて電源管理されている。
アクティブではない状態の時間が経過するとシステムは
アイドル状態に入る。このアイドル状態ではプロセッサ
によるアプリケーション・プログラムの実行が終了し、
プロセッサは電源管理の"仮眠ハイ"モードに入り、LC
Dが点灯し、さらに他の周辺装置は必要に応じて電源管
理される。ユーザが行うイベントのいずれもシステムを
オン状態に戻す。時間の経過によってシステムがスタン
バイ状態に入ると、アプリケーション・プログラムは静
止した状態となり、プロセッサは電源管理の"仮眠ロー"
モードに入り、LCDは消灯し、さらに他の周辺装置は
必要に応じて電源管理される。時間の経過によってシス
テムがサスペンド状態85に入ると、アプリケーション
・プログラムは静止状態となり、再開のためのチェック
ポイントを実行し、プロセッサは電源管理の"スリープ"
モードに入り、LCDは消灯し、さらに他の周辺装置は
オフ状態となる。したがって、システムが完全なアクテ
ィブ状態81へ戻る時間間隔は、アイドル状態82から
はもっとも早く回復し、スタンドバイ状態84からはや
や早く回復し、サスペンド状態85からはそれらの状態
よりも遅く回復し、さらにオフ状態からはもっとも遅く
回復する。
【0040】今や、本発明のモービル・クライアント・
システムについて熟考されたデータの表示および通信を
手短に扱うことが有益であると信ずる。図8は、このシ
ステム10上で実行されたアプリケーション・プログラ
ムがディスプレイ・スクリーン上に表示された場合の一
例を示すものである。好ましくは、システム10はハイ
パー・テキスト転送プロトコル(HTTP)による接続
およびハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ
(HTML)形式のファイルに利用されるブラウザ・プ
ログラムのかたちでアプリケーション・プログラムを実
行する。HTTPおよびHTTMLはインターネットあ
るいはワールド・ワイド・ウエブとして知られている環
境で幅広く使われるようになった。これらの技術は、ク
ライアントの最小限の資源で、支援サーバおよびメイン
フレーム・データ記憶装置を介して手に入れることがで
きる資源を最大限利用することで、モービル・クライア
ント・システムの動作を促進する。
【0041】特に、モービル・クライアント・システム
のプロセッサ30は、システムのフラッシュ・メモリ4
6に格納されたオペレーティング・システム・プログラ
ムおよびブラウザ・プログラムを実行する。これらのプ
ログラムの実行中、無線トランシーバ13およびインタ
フェース58あるいはケーブルで接続されている場合は
モデムによって設けられた無線リンクをデータが伝送さ
れることによって、システムは支援サーバとデータの交
換を行う。そのようにして交換されるデータを、オペレ
ーティング・システムおよびブラウザによってシステム
のDRAMメモリ45に格納して手を加えることができ
るようにしてもよい。ブラウザは、支援サーバから得た
データとともにLCD15上にスクリーンを表示する。
スクリーンは、例えば図8に示すようなものであっても
よい。図示したスクリーンには、表示領域の上端に沿っ
てタイトル・バー90を有し、また識別用の数字や名称
等のデータのための所定のフィールドを持つフォームを
その表示領域内に有する。図中に具体的に示されたフォ
ームの一例では、センタの番号、病院の番号、生年月
日、特定患者の入院日等のフィールドが設けられてい
る。タイトル・バー90に隣接して動物の図柄が表示さ
れている。すなわち、符号91で示すカンガルーが描か
れている。本発明の一実施形態例にもとづいて、システ
ムが一つのデータ・アクセスから他のデータ・アクセス
へ"ジャンプ"していることを示す表示であり、ユーザ
は"ジャンプ"が終了するまで待たなければならない。ま
た、タイトル・バー90の真下に、機能"ボタン"の表示
が設けられている。機能"ボタン"には、メイン(または
イニシャル)・スクリーンへの復帰、一つ前のスクリー
ンへの戻り、無線リンクによるデータの交換、バッテリ
充電状態、および呈示されたスクリーンについてのナビ
ゲーションに関するものがある。ある種のフィールド、
例えばICU入院日およびクラス・フィールドは、ユー
ザによって注釈が加えられるようにしてもよく、またそ
れらのフィールドに隣接して"ノートブック"アイコンを
配置することによってそれを示してもよい。ノートブッ
クを閉じたかたち(入院日のフィールドに隣接したもの
のように)にして、現在のところ注釈がないことを示唆
するようにしたり、あるいはノートブックを開いたかた
ち(クラス・フィールドに隣接したもののように)にし
て、現在のところ注釈が含まれていることを示唆するよ
うにしてもよい。
【0042】モービル・クライアント・システム10は
LCD15を覆うタッチスクリーン50を有するので、
該システムへの入力はスタイラス、ポインタ、または指
をタッチスクリーンのフィールドに当てることで行うこ
とができる。したがって、図8に示すように、ユーザが
特定の患者の性別を識別する情報を入力したい場合、ユ
ーザは"男性"または"女性"のボタンをさわり(スタイラ
ス、ポインタ、または指によって)、そのデータを入力
することができる。同様に、ユーザが注釈を入れたい場
合、ユーザはノートブックのアイコンで範囲が定められ
たフィールドをさわり、ノードブックが閉じられた状態
から開かれた状態に変える。それによって、適当な数字
や文字データを入力するためのフィールドが開かれる。
そのようなフィールドの表示は、モービル・クライアン
ト・システムのプロセッサによって制御プログラムを実
行することによってなされる。
【0043】制御プログラムおよびアプリケーション・
プログラムとスクリーン・ディスプレイの別の、あるい
はさらに進んだ機能は、以下の記載によって明らかとな
ろう。
【0044】当業者が理解するように、本実施形態例で
述べられたタイプのモービル・クライアント・システム
のスクリーン表示に使用される領域は限定される。その
ような限定は、表示させるのに使われ、表示領域を覆う
タッチスクリーンを用いるデータの入力を限定するとい
う点で、スクリーン技術分野に対して過酷な制約を課
す。本発明は、アクセス可能なかたちでモービル・クラ
イアント・システムのプロセッサに格納された制御プロ
グラムは、プロセッサ上で実行される場合、制限された
表示領域を該システムのユーザの必要性に応じて対応さ
せるという点で他の構成要素と協同する。
【0045】特に、本発明は図9に示すようなタッチス
クリーン上に表示された六角形のソフト・キーボードで
あり、小さなタッチスクリーン領域からのデータ入力を
容易にすることを目的とする。図9に示すキー配列は単
に図示することだけを目的としたものであり、種々のキ
ー配列が可能である。ソフト・キーボードは、該キーボ
ートが対話する特定のアプリケーション・プログラムに
応じて、英数字データの入力を必要とする場合にディス
プレイの残りの部分上に設けられたウィンドウを占める
もの、いつでもディスプレイの一部としてその場に残る
ウィンドウを占めるもの、あるいは使用中に表示可能な
領域の全体を占めるものであってもよい。
【0046】ほとんどのキーは完全な六角形をなす。例
外として、最上段および最下段の例に位置するキーは矩
形に適合するように端部が切り取られたかたちとする。
また、いくつかのキー、例えば"スペース"キーは"伸長
した"六角形となっている(このタイプのキーは、それ
自身不整なものであり、またその上側および下側に位置
したキーの端部を切り取ったかたちで設けられる)。さ
らに、右側および左側に位置したキーの列は長方形をな
す。この実施例では、キーボード機能は右側にあり、ま
た"スマート・リスト"として識別される機能フィールド
は左側にある(スマート・リストは現行のフィールドに
事前に入力された値からなるリストである。図では、ユ
ーザは町の名前を入力し、"C"とタイプした。上記した
関連出願および以下の記載を参照せよ)。
【0047】このキーボードは、同等のキーボートと比
較して省スペース化がなされており、使用しない角部の
スペースを無駄にすることはない。省スペース化によっ
て、キーボードをよりいっそう小さくすることができ、
またキー上の文字を大きくすることができる。
【0048】つぎに、いままで用いられてきたような矩
形状のキー素子の中心点と入力の際の目標ゾーンとにつ
いて簡単に説明する。矩形の角から該角に対向する別の
角に延びる細線を一組描き、この一組の細線、すなわ
ち"交差した細線"の交点を、キー素子の中心点とする。
また、このようにして定めた矩形状のキー素子の中心点
を中心とした一定の径を有する円形状の範囲を、入力目
標ゾーンとする。この目標ゾーンは、キー素子を用いて
入力を行おうとする際に目標とされる見込みのある位置
を示す。ここで注目すべきことは、矩形の角は一般に避
けられるということである。交差した細線が描かれた六
角形のキー素子と、該キー素子に並んだ円形状の予測目
標ゾーンで注目すべきことは、キーボード領域の利用が
顕著に高められていることである。すなわち、キー素子
内において、使われないスペースはわずかしかない。キ
ー素子および目標ゾーンの中心は各々の交差した細線の
組によって示される。所定のキー素子と目標ゾーンとの
オフセットの計算は関連出願の主題であることから、こ
こでは説明しない。
【0049】六角形状のキーからなるキーボードは、い
くつかの利点を有する。"H"のキーが"L"キーと"M"キ
ーとの間にあるように、キーは互い違いに配列されてい
る。このことは、互い違いに配列したキーを用いる従来
のQWERTYキーボードを模倣する場合の利点とな
る。六角形は上側および下側に縁が置かれるかわりに頂
点がくるようにして配置される。このことによって、上
側に延びた部分を持つ文字や下側に延びた部分を持つ文
字に対して垂直方向に十分なスペースを与える。
【0050】矩形に対する六角形の一般的な利点は、各
頂点がたった3つのキーで囲まれ、各キーが互いに隣接
するキーと縁全体で接続するということである。矩形の
場合、各頂点は4つのキーによって囲まれ、また各キー
は縁よりも頂点によって対角線状に接続する。このこと
はキーとキーとの間を行き来するのに応じて誤りを招
く。
【0051】六角形の最後に残った特性の優れた点によ
って、極座標系ポインティング・デバイス(例えば、ウ
ィグル・スティック、マウス、またはトラックボール)
は六角形状のキーからなるキーボードを操作することが
できる。制御プログラムは、キー間にポインタを置き、
任意の位置から6つの隣接するキーにアクセスすること
ができる。このことは4つの隣接するキーにしかアクセ
スできない矩形状のものよりも好都合である。
【0052】図9の六角キーボードを2つの"平面"とし
て実現する。一つは矩形平面であり、矩形の座標を持つ
配列である。キーボードにはいくつかの矩形がある。 a. 左右の側にある列にある複数の矩形。 b. 拡張キーにある複数の矩形。図9の"スペース"キ
ーでは、2つの隣接する六角形の上側頂点および下側頂
点によって限定された矩形がある。この矩形を打つこと
は六角形のうちの一つを打つこと(ヒット)に等し
い。"スペース"キーの領域は、一つの矩形が重なった2
つの六角形である。矩形は矩形平面にある。 c. キーボードを上端および下端に結合させる複数の
矩形。これらの矩形を打つことは棄却された。なぜな
ら、キーボードの外側にあるからである。
【0053】矩形平面は"上側"にある。このことは、も
しヒットが矩形の一つの内側である場合、アルゴリズム
は次の平面を考慮しない。
【0054】他の平面をここでは中央平面と呼ぶ。この
平面は六角形のすべての中心点からなる配列である。矩
形平面がヒットを解釈しない場合、アルゴリズムは中央
平面を使用する。アルゴリズムはどの六角形の中心がヒ
ット(選択の点)にもっとも近いかを判断する。これに
よって、どの六角形がヒットを含むかを定める。この手
順は完全な六角形からなるグリッド内で、縁に沿って、
角で、各六角形によって囲まれたすべての領域について
実施される。
【0055】アルゴリズム全体は素早く、単純なもので
あり、不動小数点数演算を必要としない。中央平面は距
離を必要とするにもかかわらず、実際の距離ではなく比
較を利用するので、平方根を必要としない。このアルゴ
リズムのもっとも単純な形は以下の式を計算する。
【0056】
【数1】距離=(xHit−xCenter)2
(yHit−yCenter)2
【0057】式中、xHitおよびyHitは接触点の
座標、さらにxCenterおよびyCenterは各
六角形の中心点である。ループは各六角形状キーの距離
を計算し、どれがもっとも短かったかを記憶する。別
の、もっと複雑なアプローチは、常に近づく各軸に沿っ
て2等分探索を行う。どのアプローチでも平方根の計算
は行われない。
【0058】上記したものは、連結したグリッドのどの
六角形が点を含むかを判断することに対象が限定された
アルゴリズムである。しかし、多角形のなかに点がある
かどうかを判断するための、よりいっそう一般的なアル
ゴリズムがある。一般的な方法は、任意の多角形、さら
に連結した多角形に対して働く。一般的なアルゴリズム
は多角形の縁を横切るようにして点から線を引くことに
よって作用する。線が点から離れるのにしたがって、多
角形の縁を奇数回横切る場合、点は多角形の中にある。
このアルゴリズムは文献:Robert Sedgewick "Algorith
ms"(Addison Wesley, 1988, 2nd Ed.)に記載されてい
る。また、文献:Foly, van Damm, Feiner & Hughes "C
omputer Graphics"(Addison Wesley, 1988, 2nd Ed.)
で考察されている。一般的なアルゴリズムは、キー素子
が完全な六角形でなければならないといういかなる要求
も避けるという点(キー素子を水平方向あるいは垂直方
向に延ばすことができる)、他のキー(より標準的な寸
法設計)で試験する必要なしに個々のキー素子上でヒッ
ト試験を実行できるという点、さらに数多くのソフトウ
エア環境下で容易に手に入る"出来合い"のアルゴリズム
であるという点で、優れている(したがって、特に記述
する必要はない)。
【0059】特化したアルゴリズムの優れた点は速いと
いうことである。浮動小数点演算を必要としない。この
ことは、プロセッサの速度およびパワーが限られている
場合に顕著となる。特化したアルゴリズムは、伸長が極
度でなければキー素子を伸長しても正確に働く。
【0060】本実施形態例で説明した形状では、不可視
の六角形が左右でキーボードに結合している。これら不
可視のキーが選択された場合、いかなる値も戻らない。
不可視キーの目的は、有効な六角形状キーの左右で起こ
ったいかなるヒットも棄却することである。
【0061】本発明に使用されるキーボードのよりいっ
そう汎用化された設計は、キーボード表示領域を5つの
区域に分けることである。一つは中央区域であり、他の
4つの区域は境界区域であり、ここでは便宜上コンパス
の方位を用いて、北、南、西、および東と呼ぶことにす
る。中央区域のみが六角形状キー素子を有する。この中
央区域は、全ての六角形状キー素子または全ての矩形状
キー素子を含むことができ、それら2種類のもののいか
なる組み合わせも回避する。境界区域の目的は、中央区
域とキーボードの縁との間の矩形状キー素子の緩衝域
(アクティブであろうとなかろうと)を設けることであ
る。各境界区域は、特定のキーボード・レイアウトにと
って自由に選択できる。例えば、キーボードの幅が広い
場合(または横型である場合)、西および東側境界区域
を中央区域に対応しない、あるいは対応できないキーが
含まれるものとして使用し、北および南側区域は使用し
ない。キーボードが縦長の場合(または縦型である場
合)、西および東側境界区域の代わりに北および南側区
域が使用される。
【0062】示唆したように、本実施形態例の一つの優
れた点は、従来の矩形キーボードもサポートすることで
ある。いくつかのアプリケーション、例えば電話番号パ
ッド、データ番号パッド、およびカレンダでは矩形のソ
フト・キーボードが必要とされる。これらの場合、ユー
ザは矩形の構成に慣れている。ユーザのなかには、テキ
スト入力に際して矩形キーボードと六角キーボードとを
自由に選択できることを楽しんでいる者もいる。
【0063】上記実施形態例は、もっぱら矩形平面を用
い、中央平面を空のままにしておくことによって矩形キ
ーボードをサポートする。このタイプのキーボードは伸
長した六角形キーと同様に"伸長した"矩形キーをサポー
トしなければならず、そのためキーは一つの列よりも幅
広くなる。伸長したキーを広範に用いることによって、
従来の"QWERTY"キーボードのように矩形キーボー
ドをキーが千鳥状に配列したものとすることができる。
六角キーボードは自然に千鳥状配列となっている。
【0064】以上述べた技術はソフト・キーのみなら
ず、アイコン、ハイパーテキスト・リンク等の密集して
束になった配列に表示される他の選択可能なアイテムに
も適用可能である。
【0065】本発明のキーボードが有用性を持つ他のシ
ステムの例として、例えば米国特許第5、539、47
9号(1996年7月23日発行)に示され、記載され
たものを挙げることができる。この米国特許は本発明と
同一の所有権者に譲渡されたものである。
【0066】以上、本発明の好ましい実施形態例を図面
を参照しながら説明した。その際、特定の用語を用いた
が、包括的、記述的意味でのみ用いた用語であり、何ら
かの限定を加えることを目的として使用したものではな
い。
【0067】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)ユーザの手により持たれ、操作される大きさのハ
ウジングと、前記ハウジングに設けられ、デジタル・デ
ータを処理するプロセッサと、前記ハウジングに設けら
れ、デジタル・データを格納し、前記プロセッサに接続
したメモリと、前記ハウジングに設けられ、前記プロセ
ッサおよび前記メモリに接続して前記プロセッサによっ
て処理されたデジタル・データに由来する情報を表示す
るディスプレイと、前記ハウジングに設けられて前記デ
ィスプレイに被さり、さらに前記プロセッサに接続して
ユーザによるデジタル・データの入力を可能とする入力
デジタイザと、前記メモリに前記プロセッサによりアク
セス可能に格納され、前記プロセッサによるディジタル
・データの処理を命令する制御プログラムとを備え、前
記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プロ
グラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
て、各々が選択可能な入力を定める複数の隣接する六角
形のセルによって形成されたキーボードを表示するモー
ビル・クライアント・コンピュータ。 (2)前記ディスプレイは、水平表示軸および垂直表示
軸を利用して方向付けられ、前記複数の六角形のセル
は、頂点が垂直に並ぶ方向に表示される上記(1)に記
載のモービル・クライアント・コンピュータ。 (3)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記
制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に
協働して、複数の隣接する六角形のセルと、少なくとも
一つの矩形のセルによって形成されたキーボードを表示
し、前記各セルは選択可能な入力を定める上記(1)に
記載のモービル・クライアント・コンピュータ。 (4)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記
制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に
協働して、複数の隣接する正六角形のセルと少なくとも
一つの伸長した六角形のセルとによって形成されたキー
ボードを表示し、前記各セルは選択可能な入力を定める
上記(1)に記載のモービル・クライアント・コンピュ
ータ。 (5)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記
制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に
協働して、表示されたキーボードの外周辺に結合する複
数のセルを定め、前記外周辺に結合する複数のセルは入
力を排除する上記(1)に記載のモービル・クライアン
ト・コンピュータ。 (6)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記
制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に
協働して、アプリケーション・プログラムが呼び出す通
りにキーボードを表示する上記(1)に記載のモービル
・クライアント・コンピュータ。 (7)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記
制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に
協働して、コンピュータの使用中はいつでもキーボード
を表示する上記(1)に記載のモービル・クライアント
・コンピュータ。 (8)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記
制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に
協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域より少な
い部分を占めるキーボードを表示する上記(1)に記載
のモービル・クライアント・コンピュータ。 (9)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記
制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に
協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域より大き
い方の部分を占めるキーボードを表示する上記(1)に
記載のモービル・クライアント・コンピュータ。 (10)ハウジングと、前記ハウジングに設けられ、デ
ジタル・データを処理するプロセッサと、前記ハウジン
グに設けられ、デジタル・データを格納し、前記プロセ
ッサに接続したメモリと、前記プロセッサおよび前記メ
モリに接続して前記プロセッサによって処理されたデジ
タル・データに由来する情報を表示するディスプレイ
と、前記メモリに前記プロセッサによりアクセス可能に
格納され、前記プロセッサによるディジタル・データの
処理を命令する制御プログラムとを備え、前記制御プロ
グラムと前記プロセッサとは、前記制御プログラムが前
記プロセッサ上で実行される場合に協働して、複数の隣
接する六角形のセルによって形成されたキーボードを表
示するコンピュータ。 (11)前記ディスプレイは、水平表示軸および垂直表
示軸を利用して方向付けられ、前記複数の六角形のセル
は、頂点が垂直に並ぶ方向に表示される上記(10)に
記載のコンピュータ。 (12)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、複数の隣接する六角形のセルと、少なくと
も一つの矩形のセルとによって形成されたキーボードを
表示し、前記各セルは選択可能な入力を定める上記(1
0)に記載のコンピュータ。 (13)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、複数の隣接する正六角形のセルと、少なく
とも一つの伸長した六角形のセルとによって形成された
キーボードを表示し、前記各セルは選択可能な入力を定
める上記(10)に記載のコンピュータ。 (14)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、表示されたキーボードの外周辺に結合する
複数のセルを定め、前記外周辺に結合する複数のセルは
入力を排除する上記(10)に記載のコンピュータ。 (15)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、アプリケーション・プログラムが呼び出す
通りにキーボードを表示する上記(10)に記載のコン
ピュータ。 (16)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、コンピュータの使用中はいつでもキーボー
ドを表示する上記(10)に記載のコンピュータ。 (17)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域より少
ない部分を占めるキーボードを表示する上記(10)に
記載のコンピュータ。 (18)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域より大
きい方の部分を占めるキーボードを表示する上記(1
0)に記載のコンピュータ。 (19)ハウジングと、前記ハウジングに設けられ、デ
ジタル・データを処理するプロセッサと、前記ハウジン
グに設けられ、デジタル・データを格納し、前記プロセ
ッサに接続し、さらに前記プロセッサと協働して画像の
表示を行うデジタル・データを供給するメモリと、前記
メモリに前記プロセッサによりアクセス可能に格納さ
れ、前記プロセッサによるデジタル・データの処理を命
令する制御プログラムとを備え、前記制御プログラムと
前記プロセッサとは、前記制御プログラムが前記プロセ
ッサ上で実行される場合に協働して、各々が選択可能な
入力を定める複数の隣接する六角形のセルによって形成
されたキーボードを表示させるデジタル・データを供給
する表示システム。 (20)前記ディスプレイは、水平表示軸および垂直表
示軸を利用して方向付けられ、前記複数の六角形のセル
は、頂点が垂直に並ぶ方向に表示される上記(19)に
記載の表示システム。 (21)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、複数の隣接する六角形のセルと、少なくと
も一つの矩形のセルとによって形成されたキーボードを
表示し、前記各セルは選択可能な入力を定める上記(1
9)に記載の表示システム。 (22)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、複数の隣接する正六角形のセルと、少なく
とも一つの伸長した六角形のセルとによって形成された
キーボードを表示し、前記各セルは選択可能な入力を定
める上記(19)に記載の表示システム。 (23)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、表示されたキーボードの外周辺に結合する
複数のセルを定め、前記外周辺に結合する複数のセルは
入力を排除する上記(19)に記載の表示システム。 (24)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、アプリケーション・プログラムが呼び出す
通りにキーボードを表示する上記(19)に記載の表示
システム。 (25)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、コンピュータの使用中はいつでもキーボー
ドを表示する上記(19)に記載の表示システム。 (26)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域より少
ない部分を占めるキーボードを表示する上記(19)に
記載の表示システム。 (27)前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前
記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合
に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域より大
きい方の部分を占めるキーボードを表示する上記(1
9)に記載の表示システム。 (28)ユーザの手により持たれ、操作される大きさの
ハウジングと、前記ハウジングに設けられ、デジタル・
データを処理するプロセッサと、前記ハウジングに設け
られ、デジタル・データを格納し、前記プロセッサに接
続したメモリと、前記ハウジングに設けられ、前記プロ
セッサおよび前記メモリに接続して前記プロセッサによ
って処理されたデジタル・データに由来する情報を表示
するディスプレイと、前記ハウジングに設けられて前記
ディスプレイに被さり、さらに前記プロセッサに接続し
てユーザによるデジタル・データの入力を可能とする入
力デジタイザと、前記メモリに前記プロセッサによりア
クセス可能に格納され、前記プロセッサによるディジタ
ル・データの処理を命令する制御プログラムとを備え、
前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
て、複数の隣接する六角形のセルによって形成されたキ
ーボードを表示し、前記制御プログラムと前記プロセッ
サとは、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行
される場合に協働して、キー定義および入力のための矩
形平面と、キー定義および入力のための中央平面とを定
め、前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制
御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協
働して、隣接する矩形のセルによって形成されるキーボ
ードの表示および隣接する六角形のセルによって形成さ
れるキーボードの表示のいずれかを選択することをコン
ピュータのユーザに許可するモービル・クライアント・
コンピュータ。 (29)ハウジングと、前記ハウジングに設けられ、デ
ジタル・データを処理するプロセッサと、前記ハウジン
グに設けられ、デジタル・データを格納し、前記プロセ
ッサに接続したメモリと、前記プロセッサおよび前記メ
モリに接続して前記プロセッサによって処理されたデジ
タル・データに由来する情報を表示するディスプレイ
と、前記メモリに前記プロセッサによりアクセス可能に
格納され、前記プロセッサによるデジタル・データの処
理を命令する制御プログラムとを備え、前記制御プログ
ラムと前記プロセッサとは、前記制御プログラムが前記
プロセッサ上で実行される場合に協働して、複数の隣接
する六角形のセルによって形成されたキーボードを表示
し、前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制
御プログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協
働して、キー定義および入力のための矩形平面と、キー
定義および入力のための中央平面とを定め、前記制御プ
ログラムと前記プロセッサとは、前記制御プログラムが
前記プロセッサ上で実行される場合に協働して、隣接す
る矩形のセルによって形成されるキーボードの表示、お
よび隣接する六角形のセルによって形成されるキーボー
ドの表示のいずれかを選択することをコンピュータのユ
ーザに許可するコンピュータ。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交角形のセルを配置したキーボートを用いることによ
り、ディスプレイ、タッチスクリーンによるデータ入力
を容易にすることができる。また、本発明によれば、ユ
ーザに対して、より広い入力用ポインタの領域を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづくモービル・クライアント・コ
ンピュータ・システムの所定構成要素の分解組み立てを
説明するための斜視図である。
【図2】使用を目的として組み立てられた図1のモービ
ル・クライアント・コンピュータ・システムを示す斜視
図である。
【図3】図1および図2に示したモービル・クライアン
ト・コンピュータ・システムと、支援周辺装置およびシ
ステムとの相互関係を説明するための模式図である。
【図4】図2のモービル・クライアント・コンピュータ
・システムに具備された所定の回路素子を示すブロック
図である。
【図5】図2のモービル・クライアント・コンピュータ
・システムに具備された所定の回路素子およびその相互
関係を示すブロック図である。
【図6】図2のモービル・クライアント・コンピュータ
・システムの電源モードおよび電源供給を説明するため
のブロック図である。
【図7】図2のモービル・クライアント・コンピュータ
・システムの所定の構成要素の状態を示す図6と同様の
図であり、該システムで実行されるソフトウエアの状態
を説明するためのブロック図である。
【図8】所定のデータを表示するために図2のモービル
・クライアント・コンピュータ・システムシステム上で
実行されるアプリケーション・プログラムによって駆動
されるディスプレイ・スクリーンを示す模式図である。
【図9】本発明にもとづく六角キー・ソフト・キーボー
ドを示す模式図である。
【符号の説明】
10 モービル・クライアント・コンピュータ・シ
ステム 11 タブレット 12 ホルスタ 13 無線トランシーバ 15 LCD 16 キーボード 18 ケーブル 19 プリンタ 20 サーバ 21 データ記憶装置 90 タイトル・バー 91 動物の絵柄(カンガルー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デヴィット・フレデリック・チャンピオン アメリカ合衆国27713、 ノースカロライ ナ州ドュハム ロングウッド ドライブ 5106 (72)発明者 リサ・サルシェド・エイコーン アメリカ合衆国27587、 ノースカロライ ナ州ウェイク フォレスト ミカ マイン レーン 2408

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザの手により持たれ、操作される大き
    さのハウジングと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを処理す
    るプロセッサと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを格納
    し、前記プロセッサに接続したメモリと、 前記ハウジングに設けられ、前記プロセッサおよび前記
    メモリに接続して前記プロセッサによって処理されたデ
    ジタル・データに由来する情報を表示するディスプレイ
    と、 前記ハウジングに設けられて前記ディスプレイに被さ
    り、さらに前記プロセッサに接続してユーザによるデジ
    タル・データの入力を可能とする入力デジタイザと、 前記メモリに前記プロセッサによりアクセス可能に格納
    され、前記プロセッサによるディジタル・データの処理
    を命令する制御プログラムとを備え、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、各々が選択可能な入力を定める複数の隣接する六角
    形のセルによって形成されたキーボードを表示するモー
    ビル・クライアント・コンピュータ。
  2. 【請求項2】前記ディスプレイは、水平表示軸および垂
    直表示軸を利用して方向付けられ、 前記複数の六角形のセルは、頂点が垂直に並ぶ方向に表
    示される請求項1に記載のモービル・クライアント・コ
    ンピュータ。
  3. 【請求項3】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、複数の隣接する六角形のセルと、少
    なくとも一つの矩形のセルによって形成されたキーボー
    ドを表示し、前記各セルは選択可能な入力を定める請求
    項1に記載のモービル・クライアント・コンピュータ。
  4. 【請求項4】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、複数の隣接する正六角形のセルと少
    なくとも一つの伸長した六角形のセルとによって形成さ
    れたキーボードを表示し、前記各セルは選択可能な入力
    を定める請求項1に記載のモービル・クライアント・コ
    ンピュータ。
  5. 【請求項5】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、表示されたキーボードの外周辺に結
    合する複数のセルを定め、前記外周辺に結合する複数の
    セルは入力を排除する請求項1に記載のモービル・クラ
    イアント・コンピュータ。
  6. 【請求項6】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、アプリケーション・プログラムが呼
    び出す通りにキーボードを表示する請求項1に記載のモ
    ービル・クライアント・コンピュータ。
  7. 【請求項7】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、コンピュータの使用中はいつでもキ
    ーボードを表示する請求項1に記載のモービル・クライ
    アント・コンピュータ。
  8. 【請求項8】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域
    より少ない部分を占めるキーボードを表示する請求項1
    に記載のモービル・クライアント・コンピュータ。
  9. 【請求項9】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域
    より大きい方の部分を占めるキーボードを表示する請求
    項1に記載のモービル・クライアント・コンピュータ。
  10. 【請求項10】ハウジングと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを処理す
    るプロセッサと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを格納
    し、前記プロセッサに接続したメモリと、 前記プロセッサおよび前記メモリに接続して前記プロセ
    ッサによって処理されたデジタル・データに由来する情
    報を表示するディスプレイと、 前記メモリに前記プロセッサによりアクセス可能に格納
    され、前記プロセッサによるディジタル・データの処理
    を命令する制御プログラムとを備え、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、複数の隣接する六角形のセルによって形成されたキ
    ーボードを表示するコンピュータ。
  11. 【請求項11】前記ディスプレイは、水平表示軸および
    垂直表示軸を利用して方向付けられ、 前記複数の六角形のセルは、頂点が垂直に並ぶ方向に表
    示される請求項10に記載のコンピュータ。
  12. 【請求項12】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、複数の隣接する六角形のセルと、少
    なくとも一つの矩形のセルとによって形成されたキーボ
    ードを表示し、前記各セルは選択可能な入力を定める請
    求項10に記載のコンピュータ。
  13. 【請求項13】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、複数の隣接する正六角形のセルと、
    少なくとも一つの伸長した六角形のセルとによって形成
    されたキーボードを表示し、前記各セルは選択可能な入
    力を定める請求項10に記載のコンピュータ。
  14. 【請求項14】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、表示されたキーボードの外周辺に結
    合する複数のセルを定め、前記外周辺に結合する複数の
    セルは入力を排除する請求項10に記載のコンピュー
    タ。
  15. 【請求項15】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、アプリケーション・プログラムが呼
    び出す通りにキーボードを表示する請求項10に記載の
    コンピュータ。
  16. 【請求項16】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、コンピュータの使用中はいつでもキ
    ーボードを表示する請求項10に記載のコンピュータ。
  17. 【請求項17】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域
    より少ない部分を占めるキーボードを表示する請求項1
    0に記載のコンピュータ。
  18. 【請求項18】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域
    より大きい方の部分を占めるキーボードを表示する請求
    項10に記載のコンピュータ。
  19. 【請求項19】ハウジングと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを処理す
    るプロセッサと、前記ハウジングに設けられ、デジタル
    ・データを格納し、前記プロセッサに接続し、さらに前
    記プロセッサと協働して画像の表示を行うデジタル・デ
    ータを供給するメモリと、 前記メモリに前記プロセッサによりアクセス可能に格納
    され、前記プロセッサによるデジタル・データの処理を
    命令する制御プログラムとを備え、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、各々が選択可能な入力を定める複数の隣接する六角
    形のセルによって形成されたキーボードを表示させるデ
    ジタル・データを供給する表示システム。
  20. 【請求項20】前記ディスプレイは、水平表示軸および
    垂直表示軸を利用して方向付けられ、 前記複数の六角形のセルは、頂点が垂直に並ぶ方向に表
    示される請求項19に記載の表示システム。
  21. 【請求項21】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、複数の隣接する六角形のセルと、少
    なくとも一つの矩形のセルとによって形成されたキーボ
    ードを表示し、前記各セルは選択可能な入力を定める請
    求項19に記載の表示システム。
  22. 【請求項22】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、複数の隣接する正六角形のセルと、
    少なくとも一つの伸長した六角形のセルとによって形成
    されたキーボードを表示し、前記各セルは選択可能な入
    力を定める請求項19に記載の表示システム。
  23. 【請求項23】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、表示されたキーボードの外周辺に結
    合する複数のセルを定め、前記外周辺に結合する複数の
    セルは入力を排除する請求項19に記載の表示システ
    ム。
  24. 【請求項24】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、アプリケーション・プログラムが呼
    び出す通りにキーボードを表示する請求項19に記載の
    表示システム。
  25. 【請求項25】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、コンピュータの使用中はいつでもキ
    ーボードを表示する請求項19に記載の表示システム。
  26. 【請求項26】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域
    より少ない部分を占めるキーボードを表示する請求項1
    9に記載の表示システム。
  27. 【請求項27】前記制御プログラムと前記プロセッサと
    は、前記制御プログラムが前記プロセッサ上で実行され
    る場合に協働して、前記ディスプレイ上で得られる領域
    より大きい方の部分を占めるキーボードを表示する請求
    項19に記載の表示システム。
  28. 【請求項28】ユーザの手により持たれ、操作される大
    きさのハウジングと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを処理す
    るプロセッサと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを格納
    し、前記プロセッサに接続したメモリと、 前記ハウジングに設けられ、前記プロセッサおよび前記
    メモリに接続して前記プロセッサによって処理されたデ
    ジタル・データに由来する情報を表示するディスプレイ
    と、 前記ハウジングに設けられて前記ディスプレイに被さ
    り、さらに前記プロセッサに接続してユーザによるデジ
    タル・データの入力を可能とする入力デジタイザと、 前記メモリに前記プロセッサによりアクセス可能に格納
    され、前記プロセッサによるディジタル・データの処理
    を命令する制御プログラムとを備え、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、複数の隣接する六角形のセルによって形成されたキ
    ーボードを表示し、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、キー定義および入力のための矩形平面と、キー定義
    および入力のための中央平面とを定め、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、隣接する矩形のセルによって形成されるキーボード
    の表示および隣接する六角形のセルによって形成される
    キーボードの表示のいずれかを選択することをコンピュ
    ータのユーザに許可するモービル・クライアント・コン
    ピュータ。
  29. 【請求項29】ハウジングと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを処理す
    るプロセッサと、 前記ハウジングに設けられ、デジタル・データを格納
    し、前記プロセッサに接続したメモリと、 前記プロセッサおよび前記メモリに接続して前記プロセ
    ッサによって処理されたデジタル・データに由来する情
    報を表示するディスプレイと、 前記メモリに前記プロセッサによりアクセス可能に格納
    され、前記プロセッサによるデジタル・データの処理を
    命令する制御プログラムとを備え、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、複数の隣接する六角形のセルによって形成されたキ
    ーボードを表示し、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、キー定義および入力のための矩形平面と、キー定義
    および入力のための中央平面とを定め、 前記制御プログラムと前記プロセッサとは、前記制御プ
    ログラムが前記プロセッサ上で実行される場合に協働し
    て、隣接する矩形のセルによって形成されるキーボード
    の表示、および隣接する六角形のセルによって形成され
    るキーボードの表示のいずれかを選択することをコンピ
    ュータのユーザに許可するコンピュータ。
JP21322797A 1996-08-12 1997-08-07 六角キーボードを表示するようにプログラムされたモービル・クライアント・コンピュータ Pending JPH1091347A (ja)

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US08/700,608 US5805157A (en) 1996-08-12 1996-08-12 Mobile client computer with hexagonal keyboard
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