JPH0954644A - 情報機器用入力サブシステム - Google Patents
情報機器用入力サブシステムInfo
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- JPH0954644A JPH0954644A JP7210763A JP21076395A JPH0954644A JP H0954644 A JPH0954644 A JP H0954644A JP 7210763 A JP7210763 A JP 7210763A JP 21076395 A JP21076395 A JP 21076395A JP H0954644 A JPH0954644 A JP H0954644A
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Abstract
を複合的に利用して移動中、移動先、オフィス、家庭
で、その使用環境に適合した利用態様を提供する。 【解決手段】入力サブシステム21はキーボード22、
切換装置27、装着ステーション23、24を有する。
携帯型情報機器25、26を装着ステーションに装着
し、キーボードからのキー入力を携帯型情報機器25、
26に供給する。キー入力に応じて形成された表示デー
タは携帯型情報機器の一方または双方のディスプレイに
表示される。入力サブシステム21の入力手段と、複数
の携帯型情報機器のディスプレイとを有効に利用して、
使い勝手の良い環境を提供できる。携帯型情報機器自体
は携帯して用いることができ、また入力サブシステムに
装着した状態で一貫性・整合性を実現でき、データの可
用性等を図った上で、移動中または移動先、さらにはオ
フィスや家庭で状況に応じた利用が可能となる。
Description
データ入力をサポートし、かつ複数の携帯型情報機器を
複合的に利用できるようにする情報機器用入力サブシス
テムに関し、とくに携帯型情報機器のディスプレイをそ
のまま利用し、かつ携帯型情報機器に備わっていない入
力リソースを簡易に提供できるようにするものである。
・サイズの携帯型情報機器(パーソナル・コンピュー
タ、パーソナル・ワードプロセッサ)よりも小さな、超
小型の携帯型情報機器たとえばパーソナル・データ・ア
シスタントやパーソナル・ハンディ・フォン・システム
が盛んに開発、商品化されてきている。ノート・サイズ
またはサブノート・サイズの携帯型情報機器はフルキー
ボードを有する反面、移動に際し、一般にA4以上の資
料が入る鞄が必要であり、ノート・サイズまたはサブノ
ート・サイズの携帯型情報機器を持って手軽に外出する
ことが困難である。超小型の携帯型情報機器は衣服のポ
ケットに入るサイズであり、持ち運びに便利である。た
だ、超小型の携帯型情報機器には一般にフルキーボード
がなく、まとまりのある文字列を入力したり、編集した
りするには適していない。紙による、個人の情報管理に
おいては、携帯用としてはノートと手帳とを組み合わせ
て活用する場合が多くみられるように、携帯用情報機器
においても、ノート型またはサブノート型のものとと超
小型のものとを併用することが、扱うデータや、持ち運
び安さに応じて使い分けるという点で、使い勝手の向上
につながる。
可用性や一貫性が重要であり、そのため、用途などに応
じて異なったタイプの情報機器を用いてデータを入力し
た場合であっても、相互にデータを交換・通信したり、
バックアップをとることが好ましい。このようなデータ
の交換・通信やバックアップはユーザの時間的ないし心
理的な負担となる。さらに異なったタイプの情報機器を
併用している場合、同じ用途でも、別のタイプの情報機
器に個別にデータを入力してしまうことがある。たとえ
ば本来はノート型の情報機器を用いて扱うデータであり
ながら、場合によっては超小型の情報機器を用いて扱っ
てしまうことがある。手帳とノートとの関係のアナロジ
ーでいえば、多少生産性が落ちてもサイズが小さいこと
の方がより重要視される場合には、通常はノートに書く
ようなことでも手帳に書いてしまうことがある。このよ
うに異なった用途のみでなく、同じ用途であっても、異
なるタイプの情報機器に個別に分けて入力されると、一
層、データの整合性、一貫性の維持やバックアップの要
請が増大する。このように、別のタイプの情報機器を場
合に応じて使い分けることはデータの可用性や一貫性の
上で問題がある。
用いずに、場合に応じた使い勝手の良さを実現するには
どうしたらよいかについて鋭意研究し、以下のような知
見をえた。
型情報機器(主にノート型パーソナルコンピュータやノ
ート型ワードプロセッサ)では、マルチウィンドウ・シ
ステムで稼働させることが多くなってきている。例外は
あるとしても、一般に、面積が広くない、ノート型、サ
ブノート型の携帯型情報機器のディスプレイで複数のウ
ィンドウを表示すれば、重なりはあるにしろ、1つのウ
ィンドウがディスプレイいっぱいに広がることは少な
く、各ウィンドウのサイズはディスプレイのサイズより
はるかに小さい。
固有のディスプレイの面積は狭いが、アプリケーション
が特定していれば、とくに問題は生じない。たとえば電
卓、電子ブック、電子辞書、スケジュールのアプリケー
ションは小面積のディスプレイで十分である。
スプレイを複数組み合わせれば、ノート型、サブノート
型の情報機器のディスプレイの代用にできる。そうする
とノート型、サブノート型の用途に特に必要なものはフ
ルキーボードのみである。
報機器をフルキーボードに組み合わせ、かつ超小型の情
報機器の間のバックアップやデータの一貫性をも確実に
行おうとするものである。
ぎのようなライトサイジング技術、バックアップ技術・
データ整合性技術およびマルチディスプレイ技術があ
る。
革新によって、ダウンサイジングと呼ばれる小型化が進
展している。ノートブック型のパーソナルコンピュー
タ、ポケット型パーソナルコンピュータすら相当の能力
を持つに至っている。しかし、ここにきて、ユーザであ
る人間の物理的条件、たとえば指の大きさや視力、また
扱う対象の物理的条件、たとえば文書は横に広く表示す
る場合と縦に長く表示する場合とがあるといったこと
と、どのように調和をとっていくかという技術が求めら
れている。これをライトサイジング技術と呼ぶことにす
る。
さな鞄か上着のポケットに入るサイズで、かつフルキー
を装備した、富士通オアシスポケット(商品名または商
標)がある。これは、ただひたすら小さくしたのではな
く、使用者の指のサイズなども考慮に入れて作られたも
のである。この発想は、鞄に入れてあるいは脇に抱えて
持ち運ぶサイズのもの(A4ノートサイズなど)と、服
のポケットに収まるサイズのものとの折り合い点を見つ
けて、携帯型は2つ要らない、1つでよいという主張に
つながっているとみることができる。
開くとA4サイズに展開するキーボードを持った、IB
M社のノート型パーソナルコンピュータThinkPa
d701c(商品名または商標)がある。これは、少し
でも携帯性や収納のしやすさを向上させるというダウン
サイジングと、キーボードはやはりある程度の大きさを
持った方が良いという2つの対立項目を解消させた例で
ある。
せて縦型にも横型にも使えるという、カシオ計算機のワ
ードプロセッサDarwinがある。これは、操作対象
の事情に適応する技術の1つとみることができる。
使った携帯型情報機器を、オフィスや家庭に設置した基
地に収納することにより、デスクトップ型の、より大き
なまたは高性能なファシリティを使用可能にするとい
う、アップル・コンピュータ社のMacintoshの
Duo/Duo−Doc(ともに商品名または商標)の
コンビネーション技術がある。移動中または移動先では
Duoを通常のノート型パーソナルコンピュータとして
使用し、他方、オフィス等に戻ってきてDuo−Doc
に収納すると、ディスクやCPUはそのままDuoのも
のを用いるが、ディスプレイやキーボードなど人間との
対話系は、Duo−Docのより大きなサイズのものを
使うという発想である。ただDuoを使っているときは
Duo−Docは遊んでいるわけだから、必要以上に二
重に持つという嫌いがある。
わせたライトサイジングへの取り組みが始まっている。
ノート型・サブノート型とポケット型との融合といえ
ば、この目的に対する1つの解の出し方は先の富士通オ
アシスポケットにある。ただし、富士通オアシスポケッ
トからフルキーボードと複数の携帯型情報機器とのコン
ビネーションという発想へは向かわないことは明らかで
ある。またDuoをDuo−Docに収納するというア
イデアは、携帯型情報機器を、装着部を有するフルキー
ボードに収納するというアイデアに形式的には類似する
が、前者がDuoを1つしか想定していないのに、後者
は2つ以上のポケット型機器を想定している点で決定的
な違いがある。前者には、Duoが1つであるから、2
つの情報機器を装着したときにデータの整合性・一貫性
をはかるという目的もない。
コンピュータが普及してくると、データ保護の観点から
バックアップの重要性が増してきている。パーソナルコ
ンピュータに関する雑誌などにも、バックアップのタイ
ミングや方法について種々取り上げられている。これま
では、ユーザが明示的に指示しなければバックアップは
できなかったし、またバックアップ手段としてもネット
ワーク上のファイルサーバ等が提供されていたにすぎな
い。近年、大型のハードディスクが容易に接続可能な態
様で、携帯移動用に商品化されているが、これは記録媒
体でしかなく、単独で利用することはできない。
庭のホームポジションにあるデスクトップ型の機器との
間で、データのやりとりをすることが増加している。す
なわち、移動中または移動先でのデータの入力は携帯型
情報機器で行い、オフィスや家庭に戻ってからデスクト
ップ型の情報機器にアップロードして整理・加工すると
いう場合や、逆に、デスクトップ型機器で作成したデー
タを、携帯型情報機器にダウンロードして、移動中また
は移動先で取り出して使うという場合である。ただし、
2つのものの間で、独立にデータの追加・削除・編集が
行われた場合に、一貫性や整合性をとることは、直接に
はサポートされていない。ソフトウェア技術としては、
ネットワーク上の分散データベースなどにみられる整合
性維持方式が知られているけれども、装着時に自動的に
整合をとるような装置は知られていない。
の装着時に自動・半自動でデータの整合性・一貫・バッ
クアップをとるという発想は従来の技術からは想到でき
ない。
として2倍の表示面積を得るという効果がある。形式的
には、2つのディスプレイを持つという点で、この発明
はマルチディスプレイと関連する。しかしこの発明は以
下説明するようにマルチディスプレイ技術から想到でき
る程度のものではない。
し、様々な操作対象を同時に表示させて、連携した仕事
をすることが多くなってきている。このような仕事の仕
方をするユーザにとっては、現状のコンピュータ・ディ
スプレイの表示面積は必ずしも十分とは言い難い。ま
た、銀行や旅行会社の顧客窓口など、人との対話に際し
て、ディスプレイを使用する場合には、ディスプレイを
覗く方向や表示内容の制御などに関して、不便が感じら
れていた。さらには、携帯型の機器のディスプレイで
は、その面積が小さく、表示量が多くなる場合には使用
勝手を減じていた。
チディスプレイ技術である(フラットパネル・ディスプ
レイ1994、pp80−82)。マルチディスプレイ
に関する従来の技術は大きく分けて上記3つの問題に対
応させて分類することができる。
は特開平5−265029号公報にそのアイデアが示さ
れている。さらに特開平5−61567号公報には、ど
のディスプレイに向かう場合にもキーボードをスライド
させて見やすい角度に設定するという使い方に関する技
術も示されている。また、以上の例は、マルチディスプ
レイを固定的に一体的に構成したものを前提にしている
けれども、既存のコンピュータ(通常は1つのディスプ
レイを持っている)に追加的に他のディスプレイを接続
してマルチディスプレイを実現する技術も報告されてい
る(日経マイクロデバイス、No.116、pp62−
65、1995年2月)。
とにより、正面にいて対話する相手もそのままの姿勢で
表示画面を見ることができるという技術に関しては、た
とえば特開平5−197444号公報に、通常のディス
プレイを半分に折って向こう側に折り曲げるアイデアが
示されている。この場合ディスプレイは見かけ上2つと
なるけれども表示画面は通常より拡大することにはなら
ない。特開平5−61635号公報に提案されている方
式では、2つ目のディスプレイが、収納部から引き出さ
れ、上方に広がるようになっていて、そのままマルチデ
ィスプレイで使っても良いし、引き出した方のディスプ
レイを先方に折り曲げて相手に見えるようにしてもよい
ようになっている。さらに、電子情報通信学会EID9
4−100、HC94−74(1994年12月)に
は、携帯型情報機器について折り畳み2画面ディスプレ
イを実現し、一方を相手を向いたディスプレイとして使
用するアイデアも紹介されている。このように2画面の
ユーザーインターフェースは、コミュニケーションの場
で有効活用される可能性を持っているといえる。
プレイが小さく使いにくいという問題に対して、先の電
子情報通信学会EID94−100、HC94−74
(1994年12月)には、折り畳み2画面のディスプ
レイを設け、キーボードなども電子化して表示し、最大
見開きの面積をディスプレイとして使用するアイデアを
提示している。特開平4−369027号公報にも、同
様のアイデアが提案されている。これらは、操作系(キ
ーボードなど)も電子化するという点と、折り畳むとい
う点に特徴がある。
てユーザーインターフェースの視点からその有効性が探
求され、すでに多くのアイデアが提案されている。マル
チディスプレイ技術は、ディスプレイを複数設置する、
あるいは追加して複数にする技術である。この技術を特
に携帯機器に適用すると、移動中または移動先の限られ
たスペースでの操作を配慮すれば、実開平2−7022
5号公報や特開平5−265029号公報に示された面
積拡大方法は、必ずしも使い勝手の良いものにはならな
い可能性がある。そうかといって、もともと限られたデ
ィスプレイ面積を細分化する結果(たとえば特開平5−
197444号公報)になれば目的次第ではコストに見
合わなくなる可能性がある。以上の考察から、広い画面
が欲しいという一般的な要望を、携帯機器とくにフルキ
ーボードを備えたノート型のサイズにおいて解決するに
は、マルチディスプレイ技術の採用は不適切であるとい
える。この発明は、そもそもディスプレイ面積を大きく
しようとする目的に基づくものではなく、むしろ2つ
(複数)の携帯型情報機器を並べて、それら2つの携帯
型情報機器の持つディスプレイを利用する形で、連携的
な操作や1つの統合的な操作を行うというものである。
つまり、マルチディスプレイというよりも、マルチコン
ピュータに近い考え方である。したがってマルチディス
プレイ技術からの自然な発想でこの発明に到達する可能
性はない。
を考慮して為されたものであり、複数の超小型情報機器
をキーボードに組み合わせ、かつ超小型の情報機器の間
のバックアップやデータの一貫性をも確実に行おうとす
るものである。
1の側面では、以上の目的を達成するため、キーボード
と、ディスプレイを具備する携帯型情報機器をそれぞれ
装着する複数の装着ステーションと、上記装着ステーシ
ョンに装着された携帯型情報機器から1以上の携帯型情
報機器を選択する選択手段と、上記キーボードからのキ
ー入力を上記選択手段で選択された携帯型情報機器に入
力する手段とを情報機器用入力サブシステムに設けるよ
うにしている。
ードと、ディスプレイを具備する携帯型情報機器をそれ
ぞれ装着する複数の装着ステーションと、上記装着ステ
ーションに装着された携帯型情報機器から1以上の携帯
型情報機器を選択する選択手段と、上記キーボードから
のキー入力を上記選択手段で選択された携帯型情報機器
に入力する手段と、上記装着ステーションに装着された
携帯型情報機器の間でデータ通信を行う手段とを情報機
器用入力サブシステムに設けるようにしている。
記装着ステーションに装着された複数の携帯型情報機器
の各ディスプレイを連携して制御して単一の出力表示を
表示する手段をさらに情報機器用入力サブシステムに設
けるようにしてもよい。
タを入力するデータ入力手段と、ディスプレイを具備す
る携帯型情報機器をそれぞれ装着する複数の装着ステー
ションと、上記装着ステーションに装着された携帯型情
報機器から1以上の携帯型情報機器を選択する選択手段
と、上記データ入力手段からのデータを上記選択手段で
選択された携帯型情報機器に入力する手段とを情報機器
用入力サブシステムに設けるようにしている。この場
合、データ入力手段とは、マウス装置、スキャナ、マイ
クロホン、モデム、タッチ入力システム等すべての入力
システムが該当する。
面を参照しながら説明しよう。まず図1〜図7を参照し
て第1の実施例について説明する。
すものであり、図2は第1の実施例の内部構成を示すも
のであり、図1および図2において、入力サブシステム
21はキーボード22および装着ステーション23およ
び24からなっている。装着ステーション23および2
4は携帯型情報機器25および26を収納する形状に構
成され、前面にはプラスティックガラス等の透明保護板
が形成されている。入力サブシステム21はとくに図2
に示すようにキーボード回路部22aおよび切換装置2
7を具備し、キーボード回路部22aが切換装置27を
介して携帯型情報機器25および26の回路部に接続さ
れている。携帯型情報機器25はCPU28、記憶装置
29、ビデオコントローラ30、ビデオメモリ31、デ
ィスプレイ32、キーボード・インターフェース33お
よび通信インターフェース34を有し、これら構成要素
の間のデータのやりとりをバス35を介して行ってい
る。もう一方の携帯型情報機器26も同様に構成され
る。携帯型情報機器25および26を入力サブシステム
21に装着した状態では、これら情報機器25および2
6の通信インターフェース34同士が結合され、携帯型
情報機器25および26間の通信を実現し、データ一貫
性維持手続きや、バックアップ処理を行えるようになっ
ている。具体的には、2つの携帯型情報機器25、26
が入力サブシステム21に装着された状態で、データの
一貫性・整合性をチェックするソフトウエアを一方の携
帯型情報機器25または26で実行する。このソフトウ
ェアの起動は、携帯型情報機器25、26の装着に応じ
て自動的に行っても良いし、キーボード22からの指示
で行っても良い。
入力を携帯型情報機器25および26の一方に択一的に
供給するものである。切換装置27はハードウェアすな
わち接点等を用いた機械的または電気的なスイッチでも
良いし、ソフトウェアで実現したスイッチ機能でも良
い。
構成を示すものであり、これらの図において押ボタンス
イッチ27A、27Bおよび27Cが入出力サブシステ
ム21の操作面に設けられている。押ボタンスイッチ2
7A、27B、27Cの接点はキーボード22および携
帯型情報機器25、26に対して図4に示すように接続
され、携帯型情報機器25、26の一方または双方をキ
ーボード22に接続できるようになっている。押ボタン
スイッチ27Aを操作すると、携帯型情報機器25にキ
ー入力が供給され、他方、押ボタンスイッチ27Cを操
作すると他の携帯型情報機器26にキー入力が供給され
る。キー入力に応じて、生成された表示データは携帯型
情報機器25、26の一方に表示されてもよく、通信イ
ンターフェース34を利用して表示データの転送を行
い、双方の携帯型情報機器25、26のディスプレイ3
2で表示を行っても良い。押ボタンスイッチ27Cを操
作すると、携帯型情報機器25、26の双方に同一のキ
ー入力が供給され、2つの携帯型情報機器25、26を
同時に動作させることができる。この場合、両携帯型情
報機器25、26で同一のデータベースソフトウェア等
を動作させ、違う検索条件を与え、速度を比較したり、
異なるデータベースソフトウェアを同一の検索条件で動
作させ、同じく速度を比較させたりできる。またデータ
の比較を行うソフトウェアを実行しやすい等の利点もあ
る。
24への携帯型情報機器25、26の収納の様子を示す
もので、図5においては装着ステーションの側部に挿入
口が設けられ、横方向から携帯型情報機器25、26を
収納するようになっている。図6においては装着ステー
ション23、24の上端に挿入口が設けられ、上から下
に向かって携帯型情報機器25、26を収納するように
なっている。
と、装着ステーション23、24とを別部材で構成し、
両者を折り畳めるようにし、図7に示すように、装着ス
テーション23、24ひいては携帯型情報機器25、2
6をキーボード22に対して角度を持たせて配置した
り、2つ折りにして省スペースを図ったり、携帯しやす
いようにしても良い。
置や、スキャナ、モデム、マイクロホン、タッチ入力シ
ステム等の各種の入力リソース36を入力サブシステム
21に接続し、対応するインターフェースを介して携帯
型情報機器25、26に接続し、これら入力リソース3
6を携帯型情報機器25、26が利用できるようにして
も良い。
の実施例を示すもので、図2と対応する箇所には対応す
る符号を付して詳細な説明を省略する。図8において
は、入力サブシステム21は、キーボード22(キーボ
ード回路部22a)から主に構成され、キーボード回路
部22aがキーボード・インターフェース33を介して
一方の携帯型情報機器25のみに接続されている。キー
ボード22からのキー入力は基本的には一方の携帯型情
報機器25のみに供給され、この一方の携帯型情報機器
25が他方の携帯型情報機器26と通信インターフェー
スを介して通信を行い、データ交換、比較、連動等の処
理を行う。またキーボード22と連結された携帯型情報
機器25に、図8に破線で示すように、イベント・リダ
イレクション機能(ソフトウェア)37を持たせ、設定
に応じて、いずれの携帯型情報機器25、26(双方の
場合もある)にキー入力等のイベントを供給するように
しても良い。またこの例でも、マウス装置や、スキャ
ナ、モデム、マイクロホン、タッチ入力システム等の各
種の入力リソース36を入力サブシステム21に接続
し、対応するインターフェースを介して携帯型情報機器
25、26に接続し、これら入力リソース36を携帯型
情報機器25、26が利用できるようすることができ
る。
れたときに、2つの携帯型情報機器25、26の間で一
貫性・整合性をチェックするソフトウェアを実行して両
携帯型情報機器25、26の間でデータの一貫性・整合
性を実現するようにしても良い。ソフトウェアの起動は
追加的な携帯型情報機器26の装着に応じて自動的に行
っても良いし、ユーザがキーボード22を用いて行って
も良い。
で、この図において、図2または図8と対応する箇所に
は対応する符号を付して詳細な説明は省略する。図9に
おいては、キーボード22(キーボード回路部22a)
および切換装置27のほかに、CPU38、記憶装置3
9、ビデオコントローラ40、ビデオメモリ41、ディ
スプレイ42、バス43を有し、通常のコンピュータの
機能を有している。この入力サブシステム21は単独で
もコンピュータとして動作する。入力サブシステム21
のディスプレイ42は入力サブシステム21の本体とは
個別のディスプレイで構成しても良いし、図12に示す
ように、ノート型パーソナルコンピュータのように一体
型のものでも良い。また図10または図11に示すよう
に、装着した携帯型情報機器25、26と入力サブシス
テム21のコンピュータとが、入力サブシステム21の
ディスプレイ42を共有してもよい。図10はディスプ
レイ42を2画面にした例であり、図11は1画面にし
た例である。
モードを設定するようにできる。表示モードとしては、
主コンピュータ(入力サブシステム21のコンピュータ
機能)のための表示を一方の携帯型情報機器25のディ
スプレイ32に表示させるモード、主コンピュータのた
めの表示を他方の携帯型情報機器26のディスプレイ3
2に表示させるモード、主コンピュータの2つのウイン
ドウ表示を個別に2つの携帯型情報機器25、26のデ
ィスプレイ32に表示させるモード、入力サブシステム
21のキーボード22を一方の携帯型情報機器25への
入力に用い、携帯型情報機器25の表示をそのディスプ
レイ32で表示するモード、および入力サブシステム2
1のキーボード22を他方の携帯型情報機器26への入
力に用い、この携帯型情報機器26の表示をそのディス
プレイ32で表示するモード等がある。この場合切換装
置27はハードウェアで構成しても良いし、ソフトウェ
アで構成しても良い。
ム21が固有のディスプレイ42を持つ場合には、入力
サブシステム21の主コンピュータの表示には専らこの
固有のディスプレイ42を用い、携帯型情報機器25、
26のディスプレイ32はその携帯型表示装置25、2
6の表示に用いるようにできる。
たときに、入力サブシステム21の主コンピュータ、携
帯型情報機器25、26の間の一貫性・整合性をチェッ
クするソフトウェアを実行して主コンピュータおよび両
携帯型情報機器25、26の間でデータの一貫性・整合
性を実現するようにしても良い。ソフトウェアの起動は
携帯型情報機器25、26の装着に応じて自動的に行っ
ても良いし、ユーザがキーボード22を用いて行っても
良い。
のであり、この図において、アプリケーション44が携
帯型情報機器25、26に実装されている。このアプリ
ケーション44はたとえばデータベースアプリケーショ
ンであり、データベース機能部45、画面制御機能部4
6、および通信機能部47からなっている。画面制御機
能部46は携帯型情報機器25、26のディスプレイ3
2を連携して用いて、より多くのデータを1度に表示で
きるようにするものである。通信機能部47は携帯型情
報機器25、26の間でデータやステータスをやりとり
し、連携した表示を可能にするものである。
タベースのアプリケーションを例にして説明するもの
で、この図において、まずユーザが入力サブシステム2
1に携帯型情報機器25、26を装着すると、携帯型情
報機器25、26の間で一貫性維持手続きが実行される
(ステップS101およびステップS102)。また表
示モードをキー入力で連携モードに設定すると(スイッ
チを用いて連携モードに設定できるように構成しても良
い)、画面制御部が初期化されて表示ディスプレイ・イ
ンジケータがAに設定される(ステップS103および
S104)。表示ディスプレイ・インジケータの値Aは
携帯型情報機器25に対応し、他の値Bは携帯型情報機
器26に対応する。つぎにユーザが入力サブシステム2
1のキーボード22を用いて検索命令を入力すると、携
帯型情報機器25が検索を実行する(ステップS105
およびS106)。携帯型情報機器25の画面制御部4
6は表示ディスプレイ・インジケータがAとなっている
ので、検索結果の表示データを携帯型情報機器25のビ
デオメモリ31に書き込み、携帯型情報機器25のディ
スプレイ32に検索結果を表示させていく(ステップS
107)。ディスプレイ32の1ページ分のデータが書
き込まれると、表示ディスプレイ・インジケータがAか
らBに切り替わり(ステップS108、109)、携帯
型情報機器25の画面制御部46が通信機能部47を介
して他の携帯型情報機器26のディスプレイ32が表示
可能かどうかのステータスを読み出す(ステップS11
0)。表示が可能であれば、通信機能部47を介して検
索結果のデータを携帯型情報機器26に転送し、携帯型
情報機器26のビデオメモリ31に当該データを書き込
んで、携帯型情報機器26のディスプレイ32に表示さ
せる(ステップS111)。携帯型情報機器26の1ペ
ージ分のデータがビデオメモリ31に書き込まれたら、
表示ディスプレイ・インジケータをBからAに切り替え
る(ステップS112、S113)。さらにユーザが次
ページ表示命令を入力サブシステム21のキーボード2
2を介して入力すると、表示ページが残っているかどう
かがチェックされ(ステップS114、115)、残っ
ていればステップS107に戻って携帯型情報機器25
のディスプレイ32の表示内容を更新しながら新たなデ
ータを表示していく。他方、携帯型情報機器26のディ
スプレイ32が表示可能状態でないならば、ステップS
113に進み、表示ディスプレイ・インジケータをAに
戻して携帯型情報機器25のディスプレイ32で表示を
継続する。
機器25、26のディスプレイ32に自動的に切り替わ
るようにしたけれども、ユーザのキーボード22からの
指定に応じて、切り替わるようにしても良いし、表示ス
ペースや表示対象に応じて所定の基準に応じて切り替わ
るようにしても良い。もちろんデータベースアプリケー
ション以外のアプリケーションでも同様に連携したディ
スプレイ表示を行える。
ーション44に画面制御機能部46と通信機能部47を
設けたが、図15に示すようにアプリケーション44と
独立なプロセスで画面制御機能部46および通信機能部
47を実現するようにしても良い。
ば、キーボード等の入力手段を具備する入力サブシステ
ムに複数の携帯型情報機器を収納し、入力サブシステム
の入力手段と、複数の携帯型情報機器のディスプレイと
を有効に利用して、使い勝手の良い環境を提供できる。
携帯型情報機器自体は携帯して用いることができ、また
入力サブシステムに装着した状態で一貫性・整合性を実
現でき、データの可用性等を図った上で、移動中または
移動先、さらにはオフィスや家庭で状況に応じた利用が
可能となる。
す図である。
である。
る図である。
ロック図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
ある。
ャートである。
ク図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 キーボードと、 ディスプレイを具備する携帯型情報機器を、それぞれ装
着する複数の装着ステーションと、 上記装着ステーションに装着された携帯型情報機器から
1以上の携帯型情報機器を選択する選択手段と、 上記キーボードからのキー入力を上記選択手段で選択さ
れた携帯型情報機器に入力する手段とを有することを特
徴とする情報機器用入力サブシステム。 - 【請求項2】 キーボードと、 ディスプレイを具備する携帯型情報機器を、それぞれ装
着する複数の装着ステーションと、 上記装着ステーションに装着された携帯型情報機器から
1以上の携帯型情報機器を選択する選択手段と、 上記キーボードからのキー入力を上記選択手段で選択さ
れた携帯型情報機器に入力する手段と、 上記装着ステーションに装着された携帯型情報機器の間
でデータ通信を行う手段とを有することを特徴とする情
報機器用入力サブシステム。 - 【請求項3】 上記装着ステーションに装着された複数
の携帯型情報機器の各ディスプレイを連携して制御して
単一の出力表示を表示する手段をさらに有する請求項1
または2記載の情報機器用入力サブシステム。 - 【請求項4】 データを入力するデータ入力手段と、 ディスプレイを具備する携帯型情報機器を、それぞれ装
着する複数の装着ステーションと、 上記装着ステーションに装着された携帯型情報機器から
1以上の携帯型情報機器を選択する選択手段と、 上記データ入力手段からのデータを上記選択手段で選択
された携帯型情報機器に入力する手段とを有することを
特徴とする情報機器用入力サブシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21076395A JP3328919B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 情報機器用入力サブシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21076395A JP3328919B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 情報機器用入力サブシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0954644A true JPH0954644A (ja) | 1997-02-25 |
JP3328919B2 JP3328919B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=16594735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21076395A Expired - Fee Related JP3328919B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 情報機器用入力サブシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3328919B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002108736A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-12 | Kyocera Corp | 携帯電話端末 |
JP2003066890A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-05 | Minolta Co Ltd | 表示装置 |
JP2009509118A (ja) * | 2005-09-16 | 2009-03-05 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 冷蔵庫 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP21076395A patent/JP3328919B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002108736A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-12 | Kyocera Corp | 携帯電話端末 |
JP2003066890A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-05 | Minolta Co Ltd | 表示装置 |
JP4706151B2 (ja) * | 2001-08-30 | 2011-06-22 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 表示装置 |
JP2009509118A (ja) * | 2005-09-16 | 2009-03-05 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 冷蔵庫 |
US8424321B2 (en) | 2005-09-16 | 2013-04-23 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator having a plurality of display units |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3328919B2 (ja) | 2002-09-30 |
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Legal Events
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