JPH1090510A - 非導電性遮光層用組成物、非導電性遮光層、及びカラーフイルター - Google Patents

非導電性遮光層用組成物、非導電性遮光層、及びカラーフイルター

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JPH1090510A
JPH1090510A JP26374996A JP26374996A JPH1090510A JP H1090510 A JPH1090510 A JP H1090510A JP 26374996 A JP26374996 A JP 26374996A JP 26374996 A JP26374996 A JP 26374996A JP H1090510 A JPH1090510 A JP H1090510A
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JP26374996A
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Toshio Yoshihara
俊夫 吉原
Shunsuke Sega
俊介 瀬賀
Junzo Nagashima
順三 長島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたり安定で、遮光能力及び黒色度に
優れ、且つ非導電性の遮光層を作製するのに適した非導
電性遮光層用組成物、該組成物を用いて作製した非導電
性遮光層及びカラーフィルターの提供。 【解決手段】 アルカリ可溶性バインダー、光重合性モ
ノマー、高分子量体添加剤、光重合性開始剤、顔料及び
溶剤を主成分とする非導電性遮光層用組成物において、
上記顔料がCuMn24及び該CuMn24の一部をF
e、Co及び/又はNiで置換した複合酸化物微粒子か
ら選択された少なくとも一種を含むことを特徴とする非
導電性遮光層用組成物、該組成物を用いた非導電性遮光
層及びカラーフィルター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮光能力が高く、
且つ非導電性が要求される用途において有用な遮光層用
組成物に関する。更に詳しくは、液晶表示装置等に用い
られるカラーフィルターにおける遮光層(ブラックマト
リックス)の形成に有用な非導電性遮光層用組成物、非
導電性遮光層、及びカラーフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置に使用するカラーフ
ィルターにおいて、表示画像のコントラストを高めるた
めに、非画素領域にクロム、ニッケル、アルミニウム等
の薄膜金属よりなる遮光層、又はカーボンブラックやチ
タンブラック等の顔料をバインダー樹脂中に分散してな
る遮光層を設ける方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の方法では、遮光層が導電性を持つため
に、該遮光層を透明電極間に用いる場合には、別途絶縁
層を設けなければならないこと、遮光層によっては電極
間の短絡を起こしやすいこと、及び導電性の遮光層を通
して隣接する電極層間のクロストークが大きくなること
等の問題点がある。
【0004】上記の問題点を解決するのために、本発明
者らは、遮光能力及び黒色度に優れ、且つ非導電性の遮
光層を作製するのに適した黒色顔料であるCuMn24
及び該CuMn24の一部をFe、Co及び/又はNi
で置換した複合酸化物微粒子を用いた非導電性遮光層用
組成物を提案している(特許平8−95884号明細
書)。
【0005】しかしながら、上記組成物ではアルカリ可
溶性バインダーとして高分子量体の共重合物を用いてい
るために、1本のバインダー鎖が多数の顔料粒子を取り
込み、その結果、顔料粒子の凝集を引き起こし、非導電
性遮光層用組成物の貯蔵安定性の低下や、現像工程中に
おける遮光層の基板に対する密着性の低下、アルカリ現
像剤への溶解性低下に起因する遮光層の解像性の悪化、
更に遮光層としての平滑性の低下が認められた。
【0006】又、上記組成物に用いたアルカリ可溶性バ
インダーの製造が困難で、一定の特性のものを多量に供
給することが困難であると同時に、不純物を多く含むた
めに、該バインダーを含む組成物は非導電性遮光層用と
して充分に機能しないこともわかった。従って、本発明
の目的は、長期にわたり安定で、遮光能力及び黒色度に
優れ、且つ非導電性の遮光層を作製するのに適した非導
電性遮光層用組成物、該組成物を用いて作製した非導電
性遮光層及びカラーフィルターを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、アルカリ可溶性
バインダー、光重合性モノマー、高分子量体添加剤、光
重合性開始剤、顔料及び溶剤を主成分とする非導電性遮
光層用組成物において、上記顔料がCuMn24及び該
CuMn24の一部をFe、Co及び/又はNiで置換
した複合酸化物微粒子から選択された少なくとも一種を
含むことを特徴とする非導電性遮光層用組成物、該組成
物を用いた非導電性遮光層及びカラーフィルターであ
る。
【0008】本発明においては、上記非導電性遮光層用
組成物に含有される顔料が、CuMn24及びCuMn
24のMnの一部をFe、Co及び/又はNiで置換し
た複合酸化物微粒子から選択された少なくとも1種を含
み、更にアルカリ可溶性バインダーの分子量を従来の組
成物より低下させると同時に、その少なくとも一部を露
光及び現像を含むパターン形成工程、特にアルカリ現像
液に長時間曝された場合でも、基板との密着性を損なわ
ない骨格構造を持つ樹脂、例えば、エポキシ樹脂とし、
且つ光重合性モノマーの少なくとも一部を多官能性アク
リレートや多官能性メタアクリレート、特にジペンタエ
リスリトールペンタ(メタ)アクリレート、及びその誘
導体を用いることで非導電性遮光層の解像性が向上する
と同時に、実使用に耐え得る強度を持つ非導電性の遮光
層を作製するのに適した組成物が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、好ましい実施の形態を挙
げて、本発明を更に詳細に説明する。本発明の非導電性
遮光層用組成物において使用するアルカリ可溶性バイン
ダーとしては、顔料の分散性に寄与し、光重合性モノマ
ーや光重合性開始剤との相性がよく、アルカリ現像液に
対する溶解性、有機溶剤溶解性、露光及び現像を含むパ
ターン形成工程中、特にアルカリ現像液や洗浄液に長時
間曝された場合でも基板に対する密着性に優れ、且つカ
ラーフィルター部材としての強度、軟化温度等が適当で
あるものが好ましい。これらの好ましいバインダーは以
下の広範な種類の高分子物質の中から選択することがで
きる。
【0010】具体的には、メタクリル酸共重合体、アク
リル酸共重合体、イタコン酸共重合体、クロトン酸共重
合体、マレイン酸共重合体、部分エステル化マレイン酸
共重合体等、側鎖にカルボン酸基を有するセルロース誘
導体が挙げられる。この他にも水酸基を有するポリマー
に環状酸無水物を付加したカルボキシル変性ポリマーも
有用である。又、この他にもポリビニルピロリドンやポ
リエチレンオキシド、ポリビニルアルコール等の水溶性
ポリマーを挙げることができる。又、不飽和有機酸とメ
チルアクリレート、エチルメタクリレート、ベンジルメ
タクリレート、グリシジルメタクリレート等の不飽和有
機酸エステルをモノマーとした共重合物が挙げられ、こ
の共重合物に他の不飽和有機酸エステルを所定量付加重
合させたものも使用できる。
【0011】好ましいアルカリ可溶性バインダーの1例
としては、該バインダーの少なくとも一部が、エポキシ
樹脂であって、該エポキシ樹脂の分子内に2個以上含ま
れるエポキシ基に、グリシジルメタクリレート等を付加
して反応性二重結合基を導入した樹脂や、上記エポキシ
樹脂に環状酸無水物を付加してカルボキシル基を導入し
て、エポキシ樹脂に重合開始能やアルカリ現象性を付与
したエポキシ樹脂変性物が挙げられる。これらのエポキ
シ樹脂としては、特に基本骨格がビスフェノールAとエ
ピクロロヒドリンとの縮合反応物であるビスフェノール
A型ビニルエステルが好ましく、これらのエポキシ樹脂
変性物はアルカリに対する耐性や基板に対する密着性、
更には形成される遮光層の膜強度の実現のうえで前記し
たような特性を満たすものとして好適である。
【0012】又、上記のようにアルカリ可溶型バインダ
ーの少なくとも一部に反応性二重結合基を導入して重合
性のバインダーとすることで、形成される遮光層の各種
強度を向上させることができる。導入する反応性二重結
合基は、バインダー1分子当たり平均で0.1〜20個
の範囲が好ましい。又、適度なアルカリ現像液耐性を付
与するためには、その酸価が約70〜250mgKOH
/gの範囲であることが好ましい。酸価数がこの範囲を
超える場合には、遮光層の露光・現像後においてパター
ン解像はされるものの、アルカリ現像液に対する耐性が
なく、現像パターン面に小さなクラックが発生し、ここ
からアルカリ現像液の浸透が急速に起こることによっ
て、最終的には基板面からレジスト剥れ(剥離)を引き
起こす。又、酸価数がこの範囲未満の場合には、アルカ
リに対する溶解性が無くなり、遮光膜の未露光部でも現
像液に対して溶解が起こらず、適切なパターン形成が行
えない。
【0013】これらのアルカリ可溶性バインダーの分子
量は、2,000〜20,000の範囲が好ましい。
2,000未満の場合ではバインダーとして充分に機能
せず、一方、20,000を越える場合には複数の顔料
粒子の凝集物を作りやすく、顔料粒子の凝集に起因する
組成物の貯蔵安定性や、基板に対する密着性、パターン
形成性や塗膜の平滑性の低下等を引き起こすために好ま
しくない。アルカリ可溶性バインダーの含有量として
は、液状組成物中の全固形分の5〜80重量%の範囲と
することが好ましい。又、上記アルカリ可溶性バインダ
ーの少なくとも一部に用いられるエポキシ樹脂は、液中
での顔料に対する分散安定化の効果も有している。
【0014】以上の如きアルカリ可溶性バインダーの好
ましい例としては、昭和高分子(株)製のビスフェノー
ルA型エポキシアクリレート(商品名:VR−60、V
R−90)、ダイセル・ユーシービー(株)製のビスフ
ェノールA型エポキシアクリレート(商品名:EB60
0、EB3701)、新中村化学工業(株)製のジメタ
クリレート(商品名:NKエステル、BPE−100、
BPE−200)、その他クレゾールノボラック型エポ
キシアクリレート、フェノールノボラック型エポキシア
クリレート等が挙げられる。
【0015】本発明の組成物で使用される光重合性モノ
マーとしては、1分子中に3個以上の二重結合官能基を
持つ多官能アクリレートや多官能メタアクリレートが好
ましく用いられ、特に光重合性モノマーの少なくとも一
部が、5個の二重結合基を持つジペンタエリスリトール
ペンタ(メタ)アクリレートであることが好適である。
ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレートが
特に好ましい理由としては、官能基数が6以上の場合に
は、形成される遮光層自身が硬くなる反面、脆くなるた
めに充分な膜強度が発現し得ず、又、4以下の場合には
膜の硬化が不充分となり、この場合も強度が不充分とな
るものと考えられる。
【0016】本発明で使用される他の光重合性モノマー
としては、例えば、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ヘキサ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパントリ((メタ)アクリロイルオキシプロピル)エ
ーテル、トリ((メタ)アクリロイルオキシエチル)イ
ソシアヌレート、トリ((メタ)アクリロイルオキシエ
チル)シアヌレート、グリセリントリ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパン、グリセリン等の多官能
アルコールにエチレンオキシドやプロピレンオキシドを
付加反応した後に(メタ)アクリレート化したもの、及
びポリエステル(メタ)アクリレート類が挙げられ、モ
ノマーの他にプレポリマー、即ち2量体や3量体も有効
である。上記モノマーの含有量としては、非導電性遮光
層用組成物中の全固形分の5〜50重量%の範囲とする
ことが好ましい。
【0017】本発明を実施するうえで、前記アルカリ可
溶性バインダーと上記光重合性モノマーとを組み合わせ
ることで好適な非導電性遮光層を形成することが可能で
はあるが、アルカリ可溶性バインダーとして好適に用い
られるエポキシ樹脂変性物は、本発明におけるアルカリ
可溶性バインダーの好適な分子量範囲である2,000
〜20,000の範囲では、粘着性化合物であり、その
ために形成される非導電性遮光層自体が粘着性を帯び
る。このような非導電性遮光層用組成物を用いて遮光層
やカラーフィルターを製造すると、製造中にゴミ等が遮
光層の表面に付着しやすく、遮光層やカラーフィルター
の欠陥を生じやすくなる。そこで本発明では、更に上記
組成物に高分子量体添加剤を加えて、形成される遮光層
の粘着性を取り除く必要がある。
【0018】遮光層の粘着性を解消する高分子量体添加
剤としては、現像性や解像性等の非導電性遮光層の特性
を保持したまま、粘着性のみを取り除ける特性を有する
ものが好ましく、本発明においては、アルカリ可溶性バ
インダーとの相溶部(親水部)と非相溶部(疎水部)と
を併せ持つグラフト共重合物及び/又はブロック共重合
物を用いることで、非導電性遮光層中に不均質部(疎水
部)を均一に分布させることができ、非導電性遮光層の
特性を保持しながら、粘着性のみを取り除くことが可能
である。
【0019】本発明における高分子量体添加剤の相溶部
(親水部)とは、−OH基や−COOH基等の親水性官
能基を持つ高分子量体、例えば、ポリアクリル酸、ポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリ(メタ
クリル酸−2−ヒドロキシエチル)、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース等が、又、主鎖中に−O−結合を持
つ高分子量体、例えば、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等が挙げられ、一方、高分子量体
添加剤の非相溶部(疎水部)とは、骨格中に親水基を持
たないポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリブ
テン等が挙げられ、これらが特に本発明においては好適
である。
【0020】高分子量体添加剤の分子量は、グラフト共
重合物の場合には、疎水部の分子量が5,000〜3
0,000の範囲であり、且つ親水部の分子量が1,0
00〜10,000の範囲にあることが好ましく、一
方、ブロック共重合物の場合には、5,000〜50,
000の範囲にあることが好ましい。それぞれの分子量
が、上記範囲未満の場合には、遮光層の粘着性の除去効
果が殆どなく、一方、上記範囲を越える場合には、組成
物中において顔料粒子の凝集を引き起こすために好まし
くない。
【0021】本発明において、上記高分子量体添加剤
は、反応性二重結合基やアルカリ溶解性の酸価を持って
いてもよい。。導入する反応性二重結合基は、高分子量
体添加剤1分子当たり平均で0.1〜20個の範囲、及
びアルカリ溶解性の酸価は10〜250mgKOH/g
の範囲であることが好ましい。これらの高分子量体添加
剤は、その少なくとも一部が顔料粒子表面に吸着し、液
状組成物中での顔料粒子の凝集を防ぐ所謂分散安定化剤
としての効果をも併せ持っている。以上の如き高分子量
体添加剤は、公知の種々の方法で合成可能であり、又、
市場から容易に入手して使用することができ、1例とし
ては、例えば、綜研化学(株)製の櫛形ポリマー(商品
名:L−20)が挙げられる。
【0022】本発明の非導電性遮光層用組成物に用いら
れる光重合性開始剤としては、例えば、チオキサントン
系、アセトフェノン系、ベンゾフェノン系、ベンゾイン
エーテル系及びパーオキシド系の化合物が挙げられ、そ
の他、感度の向上等の必要性に応じて、アミン系やキノ
ン系の光重合促進剤を併用することも有効である。上記
光重合開始剤や光重合促進剤の含有量は、非導電性遮光
層用組成物中の全固形分の0.5〜40重量%の範囲と
することが好ましい。
【0023】本発明の非導電性遮光層用組成物において
使用する黒色顔料は、CuMn24及び該CuMn24
のMnの一部をFe、Co及び/又はNiで置換した複
合酸化物微粒子から選択された少なくとも1種を含み、
その粒子径は、0.01〜0.5μmであることが好ま
しい。粒子径が、0.01μm未満の場合には、形成さ
れる遮光層の遮光性が充分でなく、一方、0.5μmを
超える場合には、形成される遮光層の膜面の平滑性が損
なわれたり、遮光層のパターン形成精度を大幅に低減さ
せるために好ましくない。
【0024】上記顔料は、非導電性で黒色度に優れ、且
つ微粒子化が可能な顔料であってスピネル型の化合物で
あり、耐候性、耐熱性及び電気的絶縁性に優れた顔料と
して知られている。特開平4−50119号公報によれ
ば、Cu、Mn、Fe、Co及びNiの水溶性の金属塩
にアルカリを添加して中和析出させ、その析出したスラ
リー中に過酸化水素等の酸化剤を加えることにより液相
中で酸化を行った後、洗浄、乾燥、焼成及び粉砕して前
記無機顔料が得られている。
【0025】この製造方法により、低い製造コストで高
い比表面積を有する微細な顔料を得ることができる。更
に、上記CuMn24の複合酸化物のMnの一部をF
e、Co又はNiによって置換すると、より比表面積が
大きく且つ微細な顔料が得られる。本発明で使用する顔
料の好ましい組成としては、例えば、CuO、Fe23
及びMn23からなる複合酸化物が挙げられる。その組
成比としては、CuOが25〜40重量%、Fe23
5〜30重量%、及びMn23が40〜60重量%の範
囲のものが特に好ましい。
【0026】本発明の非導電性遮光層用組成物において
使用する溶剤としては、該組成物の塗布適性、ポリマー
やモノマー及び光重合開始剤の溶解性、並びに顔料の分
散性を考慮して、1種又は2種以上の溶剤を選択して用
いることができ、上記溶剤は少なくとも1種の多価アル
コール又はその誘導体を含むことが好ましい。特に、顔
料の分散性を考慮すると、多価アルコール又はその誘導
体のうち、水100重量部に対して20重量部以上の溶
解性を持つものが特に本発明に有効である。
【0027】溶剤の具体例としては、例えば、エチレン
グリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、グリコールモノ
エチルエーテルアセテート、エチレングリコールジエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、
エチレングリコールイソアミルエーテル、メトキシメト
キシエーテル、エチレングリコールモノアセテート、ジ
エチレングリコール、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、
ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレング
リコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチ
ルエチルエーテル、プロピレングリコール、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコール
モノエチルエーテル、1−ブトキシエトキシプロパノー
ル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ブタ
ンジオール等が挙げられる。
【0028】本発明の非導電性遮光層用組成物は、以上
の成分の他に、該組成物が塗布される基板との密着性を
付与するために、上記組成物中にシランカップリング剤
やチタネートカップリング剤、アルミニウムカップリン
グ剤等を添加することもできる。更に、必要に応じて、
公知の添加剤、例えば、分散剤、可塑剤、界面活性剤等
を添加することもできる。
【0029】本発明の非導電性遮光層用組成物を、公知
の方法で基板上に塗布及び乾燥させることにより、基板
上に非導電性遮光層を形成することができる。塗布方法
の具体例としては、例えば、スピンナー、ホワイラー、
ローラーコーター、カーテンコーター、ナイフコータ
ー、バーコーター、エクストルーダー等が挙げられ、塗
布層を乾燥させることによって本発明の非導電性遮光層
を基板上に設けることができる。
【0030】上記のようにして本発明の非導電性遮光層
を形成した基板にパターンを露光する場合に、光源は非
導電性遮光層の感光性に応じて選択され、例えば、超高
圧水銀灯、キセノン灯、カーボンアーク灯、アルゴンレ
ーザー等の公知のものが使用できる。又、パターン露光
した非導電性遮光層を現像するための現像液としては、
例えば、アルカリ水系現像剤が好適である。
【0031】本発明においていうアルカリ水系現像液と
は、現像を水系で行うために、狭義には現像時にOH-
を放出する現像液である。このアルカリ水系現像液のp
Hは、最適には7.5〜12までの領域であり、使用す
るアルカリ成分は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、更に有機アンモニウム系化
合物、例えば、水酸化テトラエチルアンモニウム、その
他、硫化物、酸化物或いは弱酸の陰イオン(例えば、F
-、CN-等)等により加水分解されたものが挙げられ
る。又、上記pH領域にある緩衝溶液を調整してアルカ
リ水系現像液として使用してもよい。
【0032】更に本発明では、公知の方法に従って、透
明基板上に、赤、緑、及び青の画素、及びブラックマト
リックスを設け、更に表面に透明電極層を設けたカラー
フィルターにおいて、上記ブラックマトリックスを、前
記本発明の非導電性遮光層用組成物から形成したカラー
フィルターを提供することができる。
【0033】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されな
い。 実施例1 (1)黒色顔料分散液(a)の調製 ・非導電性黒色顔料:TMブラック#9550 23重量部 (CuMn2O4のMnの一部をFeに置換した複合酸化物微粒子;大日精化工業(株)製) ・分散液:Disperbyk 111 2重量部 (高分子分散剤;ビックケミー・ジャパン(株)製) ・エチレングリコールモノブチルエーテル 75重量部 上記成分を混合して、サンドミルで充分に分散し、黒色
顔料分散液(a)を得た。
【0034】 (2)非導電性遮光層用組成物の調製 ・黒色顔料分散液(a) 61重量部 ・アルカリ可溶性バインダー:VR−60 2.8重量部 (ビスフェノールA型エポキシアクリレート;昭和高分子(株)製) ・光重合性モノマー:ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 3.5重量部 ・高分子量体添加剤:L-20(櫛形ポリマー;綜研化学(株)製) 0.7重量部 ・光重合性開始剤: 2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1 1.6重量部 4,4−ジエチルチオキサントン 0.3重量部 2,4−ジエチルチオキサントン 0.1重量部 ・エチレングリコールモノブチルエーテル 30重量部 上記成分を充分に混合して非導電性遮光層用組成物Aを
得た。
【0035】(3)遮光層の作製 ガラス基板上に、上記(2)で作製した非導電性遮光層
用組成物Aをロールコーターで塗布し、100℃で3分
間乾燥させて膜厚約1μmの非導電性遮光層を形成し
た。 (4)露光及び現像 上記非導電性遮光層に対して、窒素気流下、超高圧水銀
灯で遮光層パターンを露光した後、1重量%炭酸ナトリ
ウム水溶液で現像した。
【0036】実施例2 (1)黒色顔料分散液の調製 実施例1と同様の調整条件で黒色顔料分散液(a)を得
た。 (2)非導電性遮光層用組成物の調製 ・黒色顔料分散液(a) 61重量部 ・アルカリ可溶性バインダー:VR−60 2.8重量部 (ビスフェノールA型エポキシアクリレート;昭和高分子(株)製) ・光重合性モノマー:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 2.8重量部 ・NKエステルA−BPE−20 0.7重量部 (ビスフェノールA−エチレンオキサイド付加物;新中村化学(株)製) ・高分子量体添加剤:L-20(櫛形ポリマー;綜研化学(株)製)0.7重量部 ・光重合性開始剤: 2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1 1.6重量部 4,4−ジエチルチオキサントン 0.3重量部 2,4−ジエチルチオキサントン 0.1重量部 ・エチレングリコールモノブチルエーテル 30重量部 上記成分を充分に混合して非導電性遮光層用組成物Bを
得た。
【0037】(3)遮光層の作製 ガラス基板上に、上記(2)で作製した非導電性遮光層
用組成物Bをロールコーターで塗布し、100℃で3分
間乾燥させて膜厚約1μmの非導電性遮光層を形成し
た。 (4)露光及び現像 上記非導電性遮光層に対して、窒素気流下、超高圧水銀
灯で遮光層パターンを露光した後、1重量%炭酸ナトリ
ウム水溶液で現像した。
【0038】比較例1 (1)黒色顔料分散液の調製 実施例1と同様の調製条件で黒色顔料分散液(a)を調
製した。 (2)非導電性遮光層用組成物の調製 ・黒色顔料分散液(a) 61重量部 ・ベンジルメタクリレート・スチレン・メタクリル酸共重合物 3重量部 (重量比=1/1/1、分子量=約30,000) ・光重合性モノマー:ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 4重量部 ・光重合性開始剤: 2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1 1.6重量部 4,4−ジエチルチオキサントン 0.3重量部 2,4−ジエチルチオキサントン 0.1重量部 ・エチレングリコールモノブチルエーテル 30重量部 上記成分を充分に混合して非導電性遮光層用組成物Cを
得た。
【0039】(3)遮光層の作製 ガラス基板上に、上記(2)で作製した非導電性遮光層
用組成物Cをロールコーターで塗布し、100℃で3分
間乾燥させて膜厚約1μmの非導電性遮光層を形成し
た。 (4)露光及び現像 上記遮光層に対して、窒素気流下、超高圧水銀灯で遮光
層パターンを露光した後、1重量%炭酸ナトリウム水溶
液で現像した。
【0040】実施例1〜2及び比較例1で得られた非導
電性遮光層用組成物の特性を比較した結果を以下に示
す。 (1)非導電性遮光層用組成物の経時変化 実施例1及び2の非導電性遮光層用組成物は、1ケ月以
上にわたり粘度や粒度分布に変化が認められなかった
が、比較例1の非導電性遮光層用組成物は、3日後に沈
殿物が認められ、更に7日後に溶液全体が流動性を失っ
た。
【0041】(2)遮光層の平滑性 実施例1及び2の非導電性遮光層は、完全に平滑であっ
たが、比較例1の非導電性遮光層は、膜中に数μmの凝
集物が確認された。 (3)現像及び洗浄中の基板密着性 比較例1の非導電性遮光層は、現像及び洗浄中に、その
殆どが剥れてしまったが、実施例1及び2の非導電性遮
光層は、現像及び洗浄中の剥れや欠落は認められなかっ
た。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、長期にわたり安定で、
且つ遮光能力が高く、アルカリ現像液に長時間曝された
場合でも基板密着性に優れた非導電性遮光層が得られる
非導電性遮光層用組成物、該組成物を用いた非導電性遮
光層及びカラーフィルターが提供される。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03F 7/004 501 G03F 7/004 501 505 505 7/027 502 7/027 502 515 515 7/028 7/028

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ可溶性バインダー、光重合性モ
    ノマー、高分子量体添加剤、光重合性開始剤、顔料及び
    溶剤を主成分とする非導電性遮光層用組成物において、
    上記顔料がCuMn24及び該CuMn24の一部をF
    e、Co及び/又はNiで置換した複合酸化物微粒子か
    ら選択された少なくとも一種を含むことを特徴とする非
    導電性遮光層用組成物。
  2. 【請求項2】 顔料の粒子径が0.01〜0.5μmで
    ある請求項1に記載の非導電性遮光層用組成物。
  3. 【請求項3】 アルカリ可溶性バインダーの少なくとも
    一部が、反応性二重結合基をバインダー1分子当たり平
    均で0.1〜20個含み、且つ酸価が70〜250mg
    KOH/gであるエポキシ樹脂である請求項1に記載の
    非導電性遮光層用組成物。
  4. 【請求項4】 エポキシ樹脂が、ビスフェノールA型ビ
    ニルエステルである請求項3に記載の非導電性遮光層用
    組成物。
  5. 【請求項5】 アルカリ可溶性バインダーの分子量が、
    2,000〜20,000である請求項1に記載の非導
    電性遮光層用組成物。
  6. 【請求項6】 光重合性モノマーの少なくとも一部が3
    個以上の二重結合官能基を持つ多官能アクリレート及び
    /又は多官能メタアクリレートである請求項1に記載の
    非導電性遮光層用組成物。
  7. 【請求項7】 光重合性モノマーの少なくとも一部が、
    ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート又
    はその誘導体である請求項1に記載の非導電性遮光層用
    組成物。
  8. 【請求項8】 高分子量体添加剤の少なくとも一部が、
    疎水性の主鎖と親水性の側鎖とからなるグラフト共重合
    物である請求項1に記載の非導電性遮光層用組成物。
  9. 【請求項9】 高分子量体添加剤の少なくとも一部が、
    親水性の主鎖と疎水性の側鎖とからなるグラフト共重合
    物である請求項1に記載の非導電性遮光層用組成物。
  10. 【請求項10】 グラフト共重合物の疎水性主鎖の分子
    量が、5,000〜30,000であり且つ親水性側鎖
    の分子量が、1,000〜10,000である請求項8
    に記載の非導電性遮光層用組成物。
  11. 【請求項11】 高分子量体添加剤の少なくとも一部
    が、疎水部と親水部とを併せ持つブロック共重合物であ
    る請求項1に記載の非導電性遮光層用組成物。
  12. 【請求項12】 ブロック共重合物の分子量が、5,0
    00〜50,000である請求項11に記載の非導電性
    遮光層用組成物。
  13. 【請求項13】 高分子量体添加剤が、反応性二重結合
    基を、高分子量体添加剤1分子当たり平均で0.1〜2
    0個含む請求項1に記載の非導電性遮光層用組成物。
  14. 【請求項14】 高分子量体添加剤の酸価が、10〜2
    50mgKOH/gである請求項1に記載の非導電性遮
    光層用組成物。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14に記載の非導電性遮光
    層用組成物を基板上に塗布及び乾燥した後、少なくとも
    露光及び現像を含むパターン形成工程により形成された
    ことを特徴とする非導電性遮光層。
  16. 【請求項16】 透明基板上に、赤、緑及び青の画素、
    及びブラックマトリックスを設け、更に表面に透明電極
    層を設けたカラーフィルターにおいて、上記ブラックマ
    トリックスが、請求項1〜14に記載の非導電性遮光層
    用組成物から形成されていることを特徴とするカラーフ
    ィルター。
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