JPH108957A - ウォータポンプの流路構造 - Google Patents
ウォータポンプの流路構造Info
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- JPH108957A JPH108957A JP8168868A JP16886896A JPH108957A JP H108957 A JPH108957 A JP H108957A JP 8168868 A JP8168868 A JP 8168868A JP 16886896 A JP16886896 A JP 16886896A JP H108957 A JPH108957 A JP H108957A
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/44—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
- F04D29/445—Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for liquid pumps
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
て吐出口が設けられたウォータポンプにおける冷却水の
流れを円滑にして吐出流量を増やしポンプ性能を向上さ
せることができるウォータポンプの流路構造を供する。 【解決手段】 ポンプケース内に収容したインペラ45を
回転させ遠心力によって送水するウォータポンプであ
り、インペラ45の外周部よりポンプ軸線方向に偏位した
位置に冷却水の吐出口35aが配設されたウォータポンプ
20において、前記インペラ45の外周部から前記吐出口35
aに冷却水を案内する突条25を設けたウォータポンプの
流路構造。
Description
れる内燃機関を冷却する水冷式冷却装置のウォータポン
プに関する。
回転するインペラの外周部に冷却水の吐出口を有する例
(実開昭63−60095号公報)があるが、かかる場
合は回転するインペラの遠心力により外周部に送られる
冷却水が直接吐出口から吐出される。
に吐出口を配設することができない場合があり、インペ
ラ外周部よりポンプ軸線方向に偏位した位置に吐出口を
設けなければならない場合がある。このような場合の一
例を図9に図示する。
り、ウォータポンプ01は、ポンプボディ02とポンプカバ
ー03とを合体させてポンプケースを構成している。ポン
プボディ02は、その円筒部02aがベアリング05を介して
ポンプ軸06を回転自在に支持しており、円筒部02a端部
から外周方向に展開した碗形部02bがポンプ軸06の端部
に嵌着されたインペラ07を半分程覆っている。
部02bに合わせ面を当接して合体しインペラ07の残り半
分を覆い、インペラ07の中心部に向けて吸入口03aが形
成されるとともに、インペラ07の外周部よりポンプ軸線
方向に偏位した位置に吐出口03bが形成されている。
軸06が回転されると、一体にインペラ07が回転し吸入口
03aより冷却水をインペラ07の中心部に吸入し、回転す
るインペラ07の遠心力によりインペラ外周部に放射され
た冷却水は略直角に曲げられた流路空間08を通って偏位
した吐出口03bに導かれ、吐出口03bより流出される。
りポンプ軸線方向に偏位した位置に吐出口が設けられた
ウォータポンプは、上記のようにインペラ07の外周部か
ら吐出口03bに至る間に流れを直角に曲げる流路空間08
を有するため、回転するインペラの遠心力によりインペ
ラ外周部に放射された冷却水は、この流路空間08により
略直角のポンプ軸方向に急激に曲げられるので、流路空
間08で流れが乱されて、吐出口03bに円滑に流れない。
で、その目的とする処は、インペラ外周部よりポンプ軸
線方向に偏位して吐出口が設けられたウォータポンプに
おける冷却水の流れを円滑にして吐出流量を増やしポン
プ性能を向上させることができるウォータポンプの流路
構造を供する点にある。
を達成するために、本発明は、ポンプケース内に収容し
たインペラを回転させ遠心力によって送水するウォータ
ポンプであり、インペラの外周部よりポンプ軸線方向に
偏位した位置に冷却水の吐出口が配設されたウォータポ
ンプにおいて、前記インペラの外周部から前記吐出口に
冷却水を案内する突条を設けたウォータポンプの流路構
造とした。
を案内する突条を設ける簡単な構造で、回転するインペ
ラの遠心力により外周部に放射される冷却水は突条に沿
って吐出口に案内されるので、乱流を生じることなく円
滑に流れ吐出口から流出され、吐出量を増大させ、ポン
プ性能の向上を図ることができる。
る請求項1記載のウォータポンプの流路構造とすること
で、インペラ外周部に放射された冷却水を、突条の緩や
かに湾曲した側面に沿って吐出口まで案内するので、よ
り一層円滑に冷却水を流すことができる。
で半割りとし、一方の半割りケースの前記インペラの外
周部に前記突条を形成し、他方の半割りケースに形成さ
れた前記吐出口に冷却水を案内する流路を構成する請求
項1または請求項2記載のウォータポンプの流路構造と
することで、ポンプケースの製作および組付け作業を容
易にすることができる。
ついて図1ないし図6に図示し説明する。本実施の形態
は、自動二輪車に適用した例であり、図1はその自動二
輪車1の全体側面図である。
らメインパイプ3が後方へ延びるとともに、ヘッドパイ
プ2の下部からダウンパイプ4が斜め下方は延び、ダウ
ンパイプ4は下方で屈曲して後方は略水平に延出し、そ
の後端と前記メインパイプ3の後端とがセンターフレー
ム5で連結されて車体フレームが構成されている。
筒水冷式4ストローク内燃機関6が搭載されている。ヘ
ッドパイプ2に揺動自在に支持されたステアリングシャ
フトの上部にハンドル7が左右に展開して設けられ、下
方に延びたフロントフォーク8の下端に前輪9が軸支さ
れている。
れ上下に揺動自在としたリヤフォーク9の後端に後輪10
が軸支されている。メインパイプ3には燃料タンク11が
支持され、その後方にシート12が配設されている。
タ15が取り付けられ、同ラジエータ15の下部から延出し
た冷却水ホース16が、内燃機関6の左側クランクケース
6aの下部に設けられたウォータポンプ20の吸入連結管
22に接続されている。ウォータポンプ20の吐出連結管35
に接続された冷却水ホース17は、内燃機関6のシリンダ
ブロックのウォータジャケットに連結されている。
ないし図6に図示し説明する。ウォータポンプ20のポン
プケースは、ポンプボディ21とポンプカバー31とを合体
して構成され、ポンプボディ21の左側合わせ面にポンプ
カバー31の右側合わせ面を当接してボルトで固着し一体
化する。
り、図3はその断面図である。、ポンプボディ21は、ポ
ンプ軸40を回転自在に支持する円筒部22と、同円筒部22
の左端部(図3において右側)から外周方向に展開した
インペラ45を半分程収納する碗形部23とからなり、図3
およびポンプボディ21の左側面(合わせ面)を示す図4
を参照して碗形部23の左側開口の外周縁24が合わせ面24
aを形成しており、同合わせ面24aにはシール部材26を
嵌合する溝24bが形成されている。
縁24に沿って円弧状に湾曲した突条25(図4において網
目部分)が半周以上に亘って形成されている。同突条25
は、回転するインペラ45の外周部に形成され、図3に示
すように碗形部23の側壁を内側に凹出して外周縁24の合
わせ面24aよりさらに左方に突出している。
し、ポンプボディ21の外周合わせ面24aに対応して外周
縁32に合わせ面32aを有し(図5参照)、左側壁33に
は、ポンプ軸線にあたる中心部から前方に吸入連結管34
が延出しており、その上方位置から上向きに斜め後方に
吐出連結管35が延出している。
装してポンプカバー31を被せると、図3に示すように両
者間の内部空間にインペラ45が回転する偏平円柱空間36
とその外周空間とが形成され、この外周空間は前記突条
25の円弧状に湾曲した内周壁25aにより冷却水案内路37
を形成している。
てポンプボディ21の円筒部22に回転自在に支持され、ベ
アリング41の左右にはシール部材42,43が介装されてお
り、内側のシール部材43を貫通したポンプ軸40の端部に
インペラ45が嵌着され、前記円柱空間36に収容される。
ンペラ45の中心(ポンプ軸線上)に位置し、吐出連結管
35の基端部の吐出口35aは、インペラ45の外周部よりポ
ンプ軸線左方向(図3においては右方向)に偏位した位
置にある。
し、一体にインペラ45が回転すると、前記ラジエータ15
で冷却された冷却水が冷却水ホース16を通ってウォータ
ポンプ20の吸入連結管34から内部に吸入され、吸入口34
aからインペラ45の中心に流れ込む。
回転により遠心方向に放射され、外周空間に突条25の湾
曲した内周壁25aにより形成された冷却水案内路37によ
り乱れを生じることなく案内され偏位した吐出口35aに
円滑に流れ、吐出連結路35から吐出して、冷却水ホース
17を通って内燃機関6のシリンダブロックに送られ冷却
に供される。このように突条25を設ける簡単な構造によ
り、冷却水は案内されて偏位した吐出口に円滑に流れ、
吐出量を増大させ、ポンプ性能の向上を図ることができ
る。
8に基づき説明する。本実施の形態に係るウォータポン
プ50は、ポンプボディ51とポンプカバー61とでポンプケ
ースが構成され、ポンプカバー61側に吸入連結管64が形
成されているのは、前記実施の形態と同様であるが、本
ウォータポンプ50は吐出連結管55がポンプボディ51側に
吸入連結管64と略同一方向に向いて形成され、吐出口55
aがインペラ75の外周部よりポンプ軸70の軸線方向で吸
入連結管64とは反対側に偏位した位置に設けられてい
る。
で外周縁61aに沿って円弧状に湾曲して突条62が形成さ
れている。この突条62の内周壁62aがインペラ75の外周
空間に吐出口55aへ滑らかに向かう冷却水案内路57を形
成している。
向に放射された冷却水は、外周空間の突条62の内周壁62
aにより形成された冷却水案内路57により乱れを生じる
ことなく円滑に偏位した吐出口55aに流れ吐出連結管55
を介して流出されるので、吐出量を増大させ、ポンプ性
能の向上を図ることができる。
側面図である。
る。
ンプケースの断面図である。
ォータポンプの断面図である。
である。
断し断面として示した図である。
プ、4…ダイウンパイプ、5…センターフレーム、6…
内燃機関、7…ハンドル、8…フロントフォーク、9…
前輪、10…後輪、11…燃料タンク、12…シート、15…ラ
ジエータ、16,17…冷却水ホース、20…ウォータポン
プ、21…ポンプボディ、22…円筒部、23…碗形部、24…
外周縁、25…突条、26…シール部材、31…ポンプカバ
ー、32…外周縁、33…左側壁、34…吸入連結管、35…吐
出連結管、36…円柱空間、37…冷却水案内路、40…ポン
プ軸、41…ベアリング、42,43…シール部材、45…イン
ペラ、50…ウォータポンプ、51…ポンプボディ、55…吐
出連結管、57…冷却水案内路、61…ポンプカバー、62…
突条、64…吸入連結管、70…ポンプ軸、75…インペラ。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポンプケース内に収容したインペラを回
転させ遠心力によって送水するウォータポンプであり、
インペラの外周部よりポンプ軸線方向に偏位した位置に
冷却水の吐出口が配設されたウォータポンプにおいて、 前記インペラの外周部から前記吐出口に冷却水を案内す
る突条を設けたことを特徴とするウォータポンプの流路
構造。 - 【請求項2】 前記突条は、緩やかに湾曲した側面を有
することを特徴とする請求項1記載のウォータポンプの
流路構造。 - 【請求項3】 前記ポンプケースを前記インペラの外周
部で半割りとし、一方の半割りケースの前記インペラの
外周部に前記突条を形成し、他方の半割りケースに形成
された前記吐出口に冷却水を案内する流路を構成するこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のウォータ
ポンプの流路構造。
Priority Applications (2)
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JPH108957A true JPH108957A (ja) | 1998-01-13 |
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1996
- 1996-06-28 JP JP16886896A patent/JP3690544B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-27 US US08/884,626 patent/US5899662A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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---|---|
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JP3690544B2 (ja) | 2005-08-31 |
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