JPH1088494A - カレンダのロール用圧下装置 - Google Patents
カレンダのロール用圧下装置Info
- Publication number
- JPH1088494A JPH1088494A JP9155557A JP15555797A JPH1088494A JP H1088494 A JPH1088494 A JP H1088494A JP 9155557 A JP9155557 A JP 9155557A JP 15555797 A JP15555797 A JP 15555797A JP H1088494 A JPH1088494 A JP H1088494A
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- Japan
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- roll
- piston rod
- piston
- locking
- rolling
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
- D21G1/002—Opening or closing mechanisms; Regulating the pressure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/16—Adjusting or positioning rolls
- B21B31/20—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
- B21B31/32—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis by liquid pressure, e.g. hydromechanical adjusting
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Paper (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 剛性が高いことによって迅速な操作が可能で
あり、かつ構造が比較的に簡単で低コストである圧下装
置を提供する。 【解決手段】 カレンダのロール用の圧下装置は、ロー
ル2を作業位置で微調節するための液圧式駆動装置と、
作業位置、保守整備位置およびロール交換位置にロール
2を位置決めするための駆動装置とを備えている。ロー
ルを位置決めするための駆動装置は、ピストン14の両
側を付勢可能な液圧シリンダ9を備えた液圧式駆動装置
として形成されている。ロック装置21が設けられ、こ
のロック装置によってピストンロッド8がロール2の作
業位置に形状補完的に鎖錠可能である。ロック装置の遊
びがなくなるように、ピストンロッド8はが鎖錠後圧下
方向と反対方向に予備付勢力で付勢可能である。
あり、かつ構造が比較的に簡単で低コストである圧下装
置を提供する。 【解決手段】 カレンダのロール用の圧下装置は、ロー
ル2を作業位置で微調節するための液圧式駆動装置と、
作業位置、保守整備位置およびロール交換位置にロール
2を位置決めするための駆動装置とを備えている。ロー
ルを位置決めするための駆動装置は、ピストン14の両
側を付勢可能な液圧シリンダ9を備えた液圧式駆動装置
として形成されている。ロック装置21が設けられ、こ
のロック装置によってピストンロッド8がロール2の作
業位置に形状補完的に鎖錠可能である。ロック装置の遊
びがなくなるように、ピストンロッド8はが鎖錠後圧下
方向と反対方向に予備付勢力で付勢可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールを作業位置
で微調節するための液圧式駆動装置と、作業位置、保守
整備位置およびロール交換位置にロールを位置決めする
ための駆動装置とを備えた、カレンダのロール用の圧下
装置に関する。
で微調節するための液圧式駆動装置と、作業位置、保守
整備位置およびロール交換位置にロールを位置決めする
ための駆動装置とを備えた、カレンダのロール用の圧下
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記種類の圧下装置は既に知られてい
る。この場合、作業位置、保守整備位置およびロール交
換位置にロールを位置決めするための駆動はスピンドル
駆動装置を介して行われる。このような圧下装置は例え
ばドイツ連邦共和国特許出願公告第2442710号公
報に記載されている。しかし、このスピンドル駆動装置
は、液圧式駆動装置と比べて技術的に複雑で高価であ
り、更に調節速度が比較的に遅いという欠点がある。一
方、液圧式駆動装置は圧液の圧縮性に基づいて、特に大
きな調節ストロークを有する液圧システムにおいて、多
くの場合圧下装置の剛性が不充分であるという欠点があ
る。
る。この場合、作業位置、保守整備位置およびロール交
換位置にロールを位置決めするための駆動はスピンドル
駆動装置を介して行われる。このような圧下装置は例え
ばドイツ連邦共和国特許出願公告第2442710号公
報に記載されている。しかし、このスピンドル駆動装置
は、液圧式駆動装置と比べて技術的に複雑で高価であ
り、更に調節速度が比較的に遅いという欠点がある。一
方、液圧式駆動装置は圧液の圧縮性に基づいて、特に大
きな調節ストロークを有する液圧システムにおいて、多
くの場合圧下装置の剛性が不充分であるという欠点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、上記の欠点を回避すると共に、構造が簡単で調節
速度が速く、ロール隙間の正確な調節を可能にするよう
に剛性の高い圧下装置を提供することである。
題は、上記の欠点を回避すると共に、構造が簡単で調節
速度が速く、ロール隙間の正確な調節を可能にするよう
に剛性の高い圧下装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従い
請求項1記載の特徴によって解決される。他の実施形は
従属請求項から明らかである。ロールを位置決めするた
めの駆動装置が、ピストンの両側を付勢可能な液圧シリ
ンダを備えた液圧式駆動装置として形成され、ロック装
置が設けられ、このロック装置によってピストンロッド
がロールの作業位置に形状補完的に鎖錠可能であり、ロ
ック装置の遊びがなくなるように、ピストンロッドが鎖
錠後圧下方向と反対方向に予備付勢力(プリロード)で
付勢可能であることにより、ロール隙間の調節精度に対
する、液圧シリンダ内にある圧縮性圧液の影響が完全に
閉め出される。液圧シリンダのピストンロッドはロック
装置によって固定される。この場合、圧下方向と反対方
向に加えられる予備付勢力は遊びをすべて除去するの
で、材料を挿入する前に既に正確なロール隙間が確保さ
れる。
請求項1記載の特徴によって解決される。他の実施形は
従属請求項から明らかである。ロールを位置決めするた
めの駆動装置が、ピストンの両側を付勢可能な液圧シリ
ンダを備えた液圧式駆動装置として形成され、ロック装
置が設けられ、このロック装置によってピストンロッド
がロールの作業位置に形状補完的に鎖錠可能であり、ロ
ック装置の遊びがなくなるように、ピストンロッドが鎖
錠後圧下方向と反対方向に予備付勢力(プリロード)で
付勢可能であることにより、ロール隙間の調節精度に対
する、液圧シリンダ内にある圧縮性圧液の影響が完全に
閉め出される。液圧シリンダのピストンロッドはロック
装置によって固定される。この場合、圧下方向と反対方
向に加えられる予備付勢力は遊びをすべて除去するの
で、材料を挿入する前に既に正確なロール隙間が確保さ
れる。
【0005】ピストンロッドのピストンは特に、鎖錠後
予備付勢力を加えるために圧下方向と反対方向に圧力で
付勢可能である。このような解決策は信頼性が高く、技
術的コストが少なくて済むという利点がある。好ましい
実施形では、作業位置にロールを位置決めするための駆
動装置のピストンのために、ストッパーが設けられてい
る。このストッパーにより、ピストンロッドはロック装
置の操作の前に既に作業位置に正しく位置決めされる。
予備付勢力を加えるために圧下方向と反対方向に圧力で
付勢可能である。このような解決策は信頼性が高く、技
術的コストが少なくて済むという利点がある。好ましい
実施形では、作業位置にロールを位置決めするための駆
動装置のピストンのために、ストッパーが設けられてい
る。このストッパーにより、ピストンロッドはロック装
置の操作の前に既に作業位置に正しく位置決めされる。
【0006】本発明の実施形では、ロールの作業位置の
ためのロック装置がピストンロッドの溝に係合するラッ
チによって形成されている。このような構成は、構造が
簡単であり、あらゆる条件で形状補完的な係合に基づい
て確実にロックされるという利点がある。ロック装置が
ロールの近くでピストンロッドに設けられていると有利
である。作業位置でロールの力によって付勢されるピス
トンロッドの区間の長さが非常に短いので、ピストンロ
ッドの圧縮性はロール隙間の精度に影響を与えない。
ためのロック装置がピストンロッドの溝に係合するラッ
チによって形成されている。このような構成は、構造が
簡単であり、あらゆる条件で形状補完的な係合に基づい
て確実にロックされるという利点がある。ロック装置が
ロールの近くでピストンロッドに設けられていると有利
である。作業位置でロールの力によって付勢されるピス
トンロッドの区間の長さが非常に短いので、ピストンロ
ッドの圧縮性はロール隙間の精度に影響を与えない。
【0007】本発明の他の実施形では、ロールを保守整
備位置とロール交換位置にも位置決め可能な駆動装置が
形状補完的に鎖錠可能であるように、第2のロック装置
が設けられている。特にゴム工業では常に汚染されるこ
とを覚悟しなければならないので、保守整備位置とロー
ル交換位置での駆動装置の締付け鎖錠が不確かである。
備位置とロール交換位置にも位置決め可能な駆動装置が
形状補完的に鎖錠可能であるように、第2のロック装置
が設けられている。特にゴム工業では常に汚染されるこ
とを覚悟しなければならないので、保守整備位置とロー
ル交換位置での駆動装置の締付け鎖錠が不確かである。
【0008】特に、第2のロック装置はロールを位置決
めするための液圧式駆動装置の後側のピストンロッドに
設けられている。このような構成はスペース上の理由か
ら有利である。更に、第2のロック装置は後側のピスト
ンロッドに設けられた2つの溝と、この溝に交互に係合
する2個のラッチによって形成されている。このような
構成は構造長さを短縮する。
めするための液圧式駆動装置の後側のピストンロッドに
設けられている。このような構成はスペース上の理由か
ら有利である。更に、第2のロック装置は後側のピスト
ンロッドに設けられた2つの溝と、この溝に交互に係合
する2個のラッチによって形成されている。このような
構成は構造長さを短縮する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態が図に示して
ある。次に、この実施の形態を詳しく説明する。図にお
いて、カレンダのロール2用の圧下装置が1で示してあ
る。ロール2は軸受3内に配置されている。この軸受は
カレンダ支持台4内で滑り面5に沿って垂直方向に摺動
可能である。
ある。次に、この実施の形態を詳しく説明する。図にお
いて、カレンダのロール2用の圧下装置が1で示してあ
る。ロール2は軸受3内に配置されている。この軸受は
カレンダ支持台4内で滑り面5に沿って垂直方向に摺動
可能である。
【0010】軸受3の下側には、ロール2を微調節する
ための液圧駆動装置が設けられている。この駆動装置は
シリンダ6内に設けられたピストン7によって形成され
ている。このピストン7はロール2を位置決めするため
に、駆動装置の液圧シリンダ9のピストンロッド8に支
持されている。ピストン7の上側には、圧液を充填した
室10がある。この室は接続部11から圧液を充填可能
である。ピストン7の下側の室13には接続部12から
圧液を充填可能である。
ための液圧駆動装置が設けられている。この駆動装置は
シリンダ6内に設けられたピストン7によって形成され
ている。このピストン7はロール2を位置決めするため
に、駆動装置の液圧シリンダ9のピストンロッド8に支
持されている。ピストン7の上側には、圧液を充填した
室10がある。この室は接続部11から圧液を充填可能
である。ピストン7の下側の室13には接続部12から
圧液を充填可能である。
【0011】ピストンロッド8は液圧シリンダ9の中に
設けられたピストン14を備えている。ピストン14の
上側の室15には接続部16から圧液を充填可能であ
る。ピストン14の下側の室18には接続部17から圧
液を充填可能である。図示していないが、シリンダ6と
液圧シリンダ9はロール2の軸受3の範囲において両側
に配置されている。
設けられたピストン14を備えている。ピストン14の
上側の室15には接続部16から圧液を充填可能であ
る。ピストン14の下側の室18には接続部17から圧
液を充填可能である。図示していないが、シリンダ6と
液圧シリンダ9はロール2の軸受3の範囲において両側
に配置されている。
【0012】ピストンロッド8は液圧シリンダ9の上側
において溝19を備えている。この溝19にはロック装
置21のラッチ20が形状補完的に係合可能である。ラ
ッチ20は液圧シリンダ28によって操作可能である。
液圧シリンダ9内にはピストン14用の上側のストッパ
ー22が設けられている。ピストンロッド8はその下端
に2つの溝23,24を備えている。溝23,24に
は、第2のロック装置27の2個のラッチ25,26が
形状補完的に係合可能である。
において溝19を備えている。この溝19にはロック装
置21のラッチ20が形状補完的に係合可能である。ラ
ッチ20は液圧シリンダ28によって操作可能である。
液圧シリンダ9内にはピストン14用の上側のストッパ
ー22が設けられている。ピストンロッド8はその下端
に2つの溝23,24を備えている。溝23,24に
は、第2のロック装置27の2個のラッチ25,26が
形状補完的に係合可能である。
【0013】図1に示したカレンダのロール2の作業位
置では、ロック装置21のラッチ20がピストンロッド
8の溝19に係合している。ピストンロッド8はその上
端位置にある。ピストンロッドはピストン14の下側の
室18を圧力付勢することによってこの上端位置へ動か
される。ロール2が作業位置に達すると、ピストン14
は液圧シリンダ9のストッパー22に当たる。これによ
り、位置決め、特にピストンロッド8の溝19の位置決
めが生じる。そして、ロック装置21のラッチ20をこ
の溝に問題なく挿入することができる。ラッチ20は液
圧シリンダ28によって動かされる。鎖錠(ロック)は
勿論、ピストンロッド8の溝19内で行わないで、ピス
トンロッド8の上方において例えばシリンダ6の範囲の
凹部内でも行うことができる。
置では、ロック装置21のラッチ20がピストンロッド
8の溝19に係合している。ピストンロッド8はその上
端位置にある。ピストンロッドはピストン14の下側の
室18を圧力付勢することによってこの上端位置へ動か
される。ロール2が作業位置に達すると、ピストン14
は液圧シリンダ9のストッパー22に当たる。これによ
り、位置決め、特にピストンロッド8の溝19の位置決
めが生じる。そして、ロック装置21のラッチ20をこ
の溝に問題なく挿入することができる。ラッチ20は液
圧シリンダ28によって動かされる。鎖錠(ロック)は
勿論、ピストンロッド8の溝19内で行わないで、ピス
トンロッド8の上方において例えばシリンダ6の範囲の
凹部内でも行うことができる。
【0014】ラッチ20によって鎖錠が行われた後で、
液圧シリンダ9のピストン14の上方の室15に圧力が
付加的に加えられるので、予備付勢力(プリロード)が
加えられ、既に行われた鎖錠から遊びが除去される。こ
れにより、材料の挿入の前に既に正確なロール隙間とな
る。更に、シリンダ9内にある圧縮可能な圧液のすべて
の影響が鎖錠に基づいて閉め出される。全体として、位
置決め部の高い剛性が生じる。予備付勢力は、ピストン
14の圧力付勢によってではなく、ピストンロッド8の
鎖錠部にくさびを押込むことによって生じることもでき
る。
液圧シリンダ9のピストン14の上方の室15に圧力が
付加的に加えられるので、予備付勢力(プリロード)が
加えられ、既に行われた鎖錠から遊びが除去される。こ
れにより、材料の挿入の前に既に正確なロール隙間とな
る。更に、シリンダ9内にある圧縮可能な圧液のすべて
の影響が鎖錠に基づいて閉め出される。全体として、位
置決め部の高い剛性が生じる。予備付勢力は、ピストン
14の圧力付勢によってではなく、ピストンロッド8の
鎖錠部にくさびを押込むことによって生じることもでき
る。
【0015】上記のようにロール2の作業位置をロック
した後で、シリンダ6の接続部11または12に圧液を
選択的に供給することにより、ロール隙間の微調節が行
われる。しかしながら、短ストロークシリンダとして形
成されたシリンダ6の室10または13内に少量の圧液
が存在するので、圧縮性の影響は無視可能である。本発
明により、液圧シリンダ9内の大きな液柱の影響が完全
に閉め出されることが重要である。しかし、同時に、液
圧駆動装置のすべての利点を利用することができる。
した後で、シリンダ6の接続部11または12に圧液を
選択的に供給することにより、ロール隙間の微調節が行
われる。しかしながら、短ストロークシリンダとして形
成されたシリンダ6の室10または13内に少量の圧液
が存在するので、圧縮性の影響は無視可能である。本発
明により、液圧シリンダ9内の大きな液柱の影響が完全
に閉め出されることが重要である。しかし、同時に、液
圧駆動装置のすべての利点を利用することができる。
【0016】カレンダの保守整備が必要であるときに
は、ピストン14の上側が負荷解除される。すなわち、
室15の圧力を低下させ、室18内の圧力を上昇させ
る。続いて、ロック装置21を操作し、ピストンロッド
8の溝19からラッチ20を出し、ピストンロッドを解
放する。ピストン14の上側の室15を圧力付勢するこ
とにより、ピストンロッド8は図2に示す保守整備位置
まで下方に動く。この保守整備位置では、第2のロック
装置27のラッチ25がピストンロッド8の下側半部の
溝23に係合する。これにより、保守整備位置が形状補
完的に保持されるので、保守整備作業を危険なく行うこ
とができる。
は、ピストン14の上側が負荷解除される。すなわち、
室15の圧力を低下させ、室18内の圧力を上昇させ
る。続いて、ロック装置21を操作し、ピストンロッド
8の溝19からラッチ20を出し、ピストンロッドを解
放する。ピストン14の上側の室15を圧力付勢するこ
とにより、ピストンロッド8は図2に示す保守整備位置
まで下方に動く。この保守整備位置では、第2のロック
装置27のラッチ25がピストンロッド8の下側半部の
溝23に係合する。これにより、保守整備位置が形状補
完的に保持されるので、保守整備作業を危険なく行うこ
とができる。
【0017】ロール2の交換を行う必要があるときに
は、第2のロック装置27が操作され、ラッチ25が溝
23から出て、ピストンロッド8を解放する。接続部1
6からピストンロッド8のピストン14の上側の室15
に圧液が供給されるので、ピストンロッド8は図3に示
すように圧下装置1のロール交換位置まで下方へ摺動す
る。ロール交換位置に達すると、第2のロック装置27
が操作され、ラッチ26がピストンロッド8の溝24に
係合し、ピストンロッドを形状補完的に鎖錠する。今
や、ロール2の交換を問題なく行うことができる。基本
的には、ロール2の位置決め部の液圧操作により、必要
な位置がきわめて迅速な調節される。これにより、準備
時間を短縮することができるという利点がある。ロック
装置21,27による圧下装置1のいろいろな位置の形
状補完的な鎖錠は、調節位置を最適に保持する。更に、
ロール2の位置決めのための駆動装置は、全体として、
従来の解決策と比べてはるかに簡単で低コストの構造と
なる。
は、第2のロック装置27が操作され、ラッチ25が溝
23から出て、ピストンロッド8を解放する。接続部1
6からピストンロッド8のピストン14の上側の室15
に圧液が供給されるので、ピストンロッド8は図3に示
すように圧下装置1のロール交換位置まで下方へ摺動す
る。ロール交換位置に達すると、第2のロック装置27
が操作され、ラッチ26がピストンロッド8の溝24に
係合し、ピストンロッドを形状補完的に鎖錠する。今
や、ロール2の交換を問題なく行うことができる。基本
的には、ロール2の位置決め部の液圧操作により、必要
な位置がきわめて迅速な調節される。これにより、準備
時間を短縮することができるという利点がある。ロック
装置21,27による圧下装置1のいろいろな位置の形
状補完的な鎖錠は、調節位置を最適に保持する。更に、
ロール2の位置決めのための駆動装置は、全体として、
従来の解決策と比べてはるかに簡単で低コストの構造と
なる。
【0018】ロール交換を行った後で、保守整備位置ま
たは作業位置とするには、上記の調節を逆の順序で行う
だけでよい。
たは作業位置とするには、上記の調節を逆の順序で行う
だけでよい。
【図1】作業位置にある圧下装置の部分縦断面図であ
る。
る。
【図2】保守整備位置にある図1の圧下装置を示す図で
ある。
ある。
【図3】ロール交換位置にある図1の圧下装置を示す図
である。
である。
【図4】圧下装置のロック装置の横断面図である。
1 圧下装置 2 ロール 3 軸受 4 カレンダ支持台 5 滑り面 6 シリンダ 7 ピストン 8 ピストンロッド 9 液圧シリンダ 10 室 11 接続部 12 接続部 13 室 14 ピストン 15 室 16 接続部 17 接続部 18 室 19 溝 20 ラッチ 21 ロック装置 22 ストッパー 23 溝 24 溝 25 ラッチ 26 ラッチ 27 第2のロック装置 28 液圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シユテファン・ヴイーナー ドイツ連邦共和国、30519 ハノーバー、 マルメデイヤー・ストラーセ、23 (72)発明者 ハンス・ジーモン ドイツ連邦共和国、30171 ハノーバー、 フライリグラート・ストラーセ、10
Claims (8)
- 【請求項1】 ロール(2)を作業位置で微調節するた
めの液圧式駆動装置と、作業位置、保守整備位置および
ロール交換位置にロール(2)を位置決めするための駆
動装置とを備えた、カレンダのロール用の圧下装置にお
いて、ロールを位置決めするための駆動装置が、ピスト
ン(14)の両側を付勢可能な液圧シリンダ(9)を備
えた液圧式駆動装置として形成され、ロック装置(2
1)が設けられ、このロック装置によってピストンロッ
ド(8)がロール(2)の作業位置に形状補完的に鎖錠
可能であり、ロック装置の遊びがなくなるように、ピス
トンロッド(8)が鎖錠後圧下方向と反対方向に予備付
勢力で付勢可能であることを特徴とするカレンダのロー
ル用の圧下装置。 - 【請求項2】 ピストンロッド(8)のピストン(1
4)が鎖錠後予備付勢力を加えるために圧下方向と反対
方向に圧力で付勢可能であることを特徴とする請求項1
記載の圧下装置。 - 【請求項3】 作業位置にロール(2)を位置決めする
ための駆動装置のピストン(14)のために、ストッパ
ー(22)が設けられていることを特徴とする請求項1
記載の圧下装置。 - 【請求項4】 ロール(2)の作業位置のためのロック
装置(21)がピストンロッド(8)の溝(19)に係
合するラッチ(20)によって形成されていることを特
徴とする請求項1記載の圧下装置。 - 【請求項5】 ロック装置(21)がロール(2)の近
くでピストンロッド(8)に設けられていることを特徴
とする請求項4記載の圧下装置。 - 【請求項6】 ロール(2)を保守整備位置とロール交
換位置に位置決めする駆動装置を形状補完的に鎖錠でき
るように、第2のロック装置(27)が設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の圧下装置。 - 【請求項7】 第2のロック装置(27)がロール
(2)を位置決めするための液圧式駆動装置の後側のピ
ストンロッド(8)に設けられていることを特徴とする
請求項6記載の圧下装置。 - 【請求項8】 第2のロック装置(27)が後側のピス
トンロッド(8)に設けられた2つの溝(23,24)
と、この溝に交互に係合する2個のラッチ(25,2
6)によって形成されていることを特徴とする請求項6
または7に記載の圧下装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19623700A DE19623700C1 (de) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | Anstellvorrichtung für die Walzen eines Kalanders |
DE19623700:9 | 1996-06-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1088494A true JPH1088494A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=7796910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9155557A Withdrawn JPH1088494A (ja) | 1996-06-14 | 1997-06-12 | カレンダのロール用圧下装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5911783A (ja) |
JP (1) | JPH1088494A (ja) |
CN (1) | CN1079865C (ja) |
DE (1) | DE19623700C1 (ja) |
FR (1) | FR2749782B1 (ja) |
IT (1) | IT1292043B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004028670A1 (de) * | 2004-06-12 | 2005-12-29 | Khd Humboldt Wedag Gmbh | Walzenlagerung bei einer Rollenpresse |
DE102006055711A1 (de) * | 2006-11-23 | 2008-05-29 | Voith Patent Gmbh | Tissuepapiermaschine |
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