JPH1088033A - 色彩散逸性塗料 - Google Patents
色彩散逸性塗料Info
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- JPH1088033A JPH1088033A JP8214597A JP21459796A JPH1088033A JP H1088033 A JPH1088033 A JP H1088033A JP 8214597 A JP8214597 A JP 8214597A JP 21459796 A JP21459796 A JP 21459796A JP H1088033 A JPH1088033 A JP H1088033A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0008—Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
- C08K5/0041—Optical brightening agents, organic pigments
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D7/00—Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、同系色塗料で再塗装を行うとき
に、塗装したばかりの面を古い塗装面から区別できる塗
料の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明は水性又は油性塗料、ワニス、シ
ール剤、ラッカー及びその他の保護用コーティング又は
装飾用組成物、並びにそれに対する添加剤に関する。
(便宜上、「塗料」なる用語。かかる組成物の全てにつ
いての一般用語として本明細書において頻繁に用い、そ
れらは無色、有色又は着色されたものであってよい。)
本発明は特に塗料に一過性的に色彩を付与する添加剤を
考慮しており、その色彩は短時間で散逸する。本発明の
更なる観点は塗料に不堅牢色彩を一過性的に付与する方
法にある。
に、塗装したばかりの面を古い塗装面から区別できる塗
料の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明は水性又は油性塗料、ワニス、シ
ール剤、ラッカー及びその他の保護用コーティング又は
装飾用組成物、並びにそれに対する添加剤に関する。
(便宜上、「塗料」なる用語。かかる組成物の全てにつ
いての一般用語として本明細書において頻繁に用い、そ
れらは無色、有色又は着色されたものであってよい。)
本発明は特に塗料に一過性的に色彩を付与する添加剤を
考慮しており、その色彩は短時間で散逸する。本発明の
更なる観点は塗料に不堅牢色彩を一過性的に付与する方
法にある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性又は油性塗料、
ワニス、シール剤、ラッカー及びその他の保護用コーテ
ィング又は装飾用組成物、並びにそれに対する添加剤に
関する。(便宜上、「塗料」なる用語。かかる組成物の
全てについての一般用語として本明細書において頻繁に
用い、それらは無色、有色又は着色されたものであって
よい。)本発明は特に塗料に一過性的に色彩を付与する
添加剤を考慮しており、その色彩は短時間で散逸する。
本発明の更なる観点は塗料に不堅牢色彩を一過性的に付
与する方法にある。
ワニス、シール剤、ラッカー及びその他の保護用コーテ
ィング又は装飾用組成物、並びにそれに対する添加剤に
関する。(便宜上、「塗料」なる用語。かかる組成物の
全てについての一般用語として本明細書において頻繁に
用い、それらは無色、有色又は着色されたものであって
よい。)本発明は特に塗料に一過性的に色彩を付与する
添加剤を考慮しており、その色彩は短時間で散逸する。
本発明の更なる観点は塗料に不堅牢色彩を一過性的に付
与する方法にある。
【0002】
【従来の技術】塗料はその色彩を保持するように処方さ
れている。それは可能な限り長期間色あせしないような
色彩の一層の永久性及び耐久性を達成せしめるための製
造者の目標である。現状の塗料添加剤は塗料の寿命を延
期する、塗料の色彩耐久度を強める、日光のもとで塗料
が色あせする傾向を低める、等の如くの特徴にとりわけ
向けられている。
れている。それは可能な限り長期間色あせしないような
色彩の一層の永久性及び耐久性を達成せしめるための製
造者の目標である。現状の塗料添加剤は塗料の寿命を延
期する、塗料の色彩耐久度を強める、日光のもとで塗料
が色あせする傾向を低める、等の如くの特徴にとりわけ
向けられている。
【0003】従来から、塗料を同系色面に塗装すること
には問題があり、なぜなら使用者にとってどの部分に塗
装が施され、どの部分に塗装が施されていないかを見き
わめることが難しいからである。例えば白色の天井を白
く塗装するときである。現状の解決策には表層の全体又
は一部を再塗装することが含まれるが、それは不均質な
表層をもたらすことがあり、そして時間がかかる;又は
表層の色彩を変えてしまうことがあり、これは消費者に
とって美感的に喜ばしいことでないことがある。
には問題があり、なぜなら使用者にとってどの部分に塗
装が施され、どの部分に塗装が施されていないかを見き
わめることが難しいからである。例えば白色の天井を白
く塗装するときである。現状の解決策には表層の全体又
は一部を再塗装することが含まれるが、それは不均質な
表層をもたらすことがあり、そして時間がかかる;又は
表層の色彩を変えてしまうことがあり、これは消費者に
とって美感的に喜ばしいことでないことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の理由から、同系
色塗料又は類似の組成物で再塗装するときに使用者が塗
装したばかりの面を古い塗装面から区別するのに役立つ
塗料添加剤についてのニーズがある。
色塗料又は類似の組成物で再塗装するときに使用者が塗
装したばかりの面を古い塗装面から区別するのに役立つ
塗料添加剤についてのニーズがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は同系色塗料を再
塗装するときに、使用者が塗装したばかりの面を古い塗
装面から区別するのに役立つ塗料添加剤についてのニー
ズを満足せしめる化学組成物に向けられる。
塗装するときに、使用者が塗装したばかりの面を古い塗
装面から区別するのに役立つ塗料添加剤についてのニー
ズを満足せしめる化学組成物に向けられる。
【0006】この化学組成物は色彩散逸性塗料添加剤を
含んで成り、それはその中に光不安定性染料を有してい
るため、塗料と混合したときに、合理的な時間枠内で、
一般には数時間から数日以内で散逸する第二色彩を供す
る。この塗料添加剤は塗料又はその他の類似の組成物に
対する塗料の一過性的な付加のための系を含んで成る。
塗装を施す表面上に塗料と染料との組合せを塗布した
ら、その染料は酸化、還元、光に対する曝露又はそれら
の組合せにより散逸する。
含んで成り、それはその中に光不安定性染料を有してい
るため、塗料と混合したときに、合理的な時間枠内で、
一般には数時間から数日以内で散逸する第二色彩を供す
る。この塗料添加剤は塗料又はその他の類似の組成物に
対する塗料の一過性的な付加のための系を含んで成る。
塗装を施す表面上に塗料と染料との組合せを塗布した
ら、その染料は酸化、還元、光に対する曝露又はそれら
の組合せにより散逸する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一態様は色彩散逸性塗料
であり、ここでその散逸性色は、Basonyl(登録
商標)グリーン、Basonylブルー、ピラム・ブル
ー、トリアリールメタン;フレキソ・イエロー、ジアリ
ールメタン;FD&C #2インジゴテン;FD&C
#2レーキ;FD&C #1,FD&C #3グリー
ン、トリフェニルメタン;FD&C #1レーキ;FD
&C #5イエロー、ピラゾイン;エリトロシン・レー
キ;及びFD&C #5イエロー・レーキを含む染料の
群から選ばれる。
であり、ここでその散逸性色は、Basonyl(登録
商標)グリーン、Basonylブルー、ピラム・ブル
ー、トリアリールメタン;フレキソ・イエロー、ジアリ
ールメタン;FD&C #2インジゴテン;FD&C
#2レーキ;FD&C #1,FD&C #3グリー
ン、トリフェニルメタン;FD&C #1レーキ;FD
&C #5イエロー、ピラゾイン;エリトロシン・レー
キ;及びFD&C #5イエロー・レーキを含む染料の
群から選ばれる。
【0008】色彩散逸性塗料には光不安定性染料が添加
されており、ここでこの塗料は油性塗料、水性塗料、ア
クリル系塗料(水性及び油性の双方)、ウレタン、塩素
化ゴム(水性及び油性の双方)、ビニル、ポリアミド、
未処理アマニ油、ワニス及び油性改質アルキド樹脂、例
えばDuramac(登録商標)2452を含む群から
選ばれる。
されており、ここでこの塗料は油性塗料、水性塗料、ア
クリル系塗料(水性及び油性の双方)、ウレタン、塩素
化ゴム(水性及び油性の双方)、ビニル、ポリアミド、
未処理アマニ油、ワニス及び油性改質アルキド樹脂、例
えばDuramac(登録商標)2452を含む群から
選ばれる。
【0009】塗料様組成物への付加のための染料の計量
のし易さを高めるために選ばれた染料担体より成る色彩
散逸性塗料には光不安定性染料が添加されている。この
染料担体は更に塗料様組成物に混合せしめたときの染料
の混和性を高めるように選ばれ、この染料担体は水、グ
リセリン、プロピレングリコール、ダイズマメ油、ビネ
ガー、均質デンプン、コーンシロップ、安息香酸ナトリ
ウム及びヒドロキシルプロピルメトセルロース、例えば
Methocel(商標)J−12MSを含む群から選
ばれる。
のし易さを高めるために選ばれた染料担体より成る色彩
散逸性塗料には光不安定性染料が添加されている。この
染料担体は更に塗料様組成物に混合せしめたときの染料
の混和性を高めるように選ばれ、この染料担体は水、グ
リセリン、プロピレングリコール、ダイズマメ油、ビネ
ガー、均質デンプン、コーンシロップ、安息香酸ナトリ
ウム及びヒドロキシルプロピルメトセルロース、例えば
Methocel(商標)J−12MSを含む群から選
ばれる。
【0010】装飾用又は保護用塗料であって、第1色を
有するが、当初はこの第1色と光不安定性染料により付
与される第2色との混合色である色彩を示し、ここでこ
の第2色がその染料の化学的組成に依存して光、酸化又
は還元のうちの1又は複数種の散逸促進条件に曝露され
ると比較的短時間で散逸して第1色を示すようになる塗
料の製造方法は、第1色を有する組成物を獲得し、そし
てその中に混合色を獲得するのに十分な量の第2色を有
する光不安定性染料を均質に混合せしめる工程を含んで
成る。
有するが、当初はこの第1色と光不安定性染料により付
与される第2色との混合色である色彩を示し、ここでこ
の第2色がその染料の化学的組成に依存して光、酸化又
は還元のうちの1又は複数種の散逸促進条件に曝露され
ると比較的短時間で散逸して第1色を示すようになる塗
料の製造方法は、第1色を有する組成物を獲得し、そし
てその中に混合色を獲得するのに十分な量の第2色を有
する光不安定性染料を均質に混合せしめる工程を含んで
成る。
【0011】装飾用又は保護用コーティングであって、
第1色を有し、更に第1色を有しながらもそのコーティ
ングをどこに塗布したか容易に決定できるコーティング
を基材の上に塗布する方法は、前記の塗料組成物を基材
に塗布し、次いで光不安定性染料の第2色を散逸させる
ことを含んで成る。
第1色を有し、更に第1色を有しながらもそのコーティ
ングをどこに塗布したか容易に決定できるコーティング
を基材の上に塗布する方法は、前記の塗料組成物を基材
に塗布し、次いで光不安定性染料の第2色を散逸させる
ことを含んで成る。
【0012】本発明の態様の重要な利点は、塗料又は類
似の組成物に一過性染料を付加できるようにすることに
あり、これは使用者が塗装したばかりの部分を見きわめ
ることができるようにさせる。このことは同系色塗料を
事前に塗装の施された面に塗装するときに、使用者が塗
装を施したばかりの箇所を使用者がわかるようにさせ
る。
似の組成物に一過性染料を付加できるようにすることに
あり、これは使用者が塗装したばかりの部分を見きわめ
ることができるようにさせる。このことは同系色塗料を
事前に塗装の施された面に塗装するときに、使用者が塗
装を施したばかりの箇所を使用者がわかるようにさせ
る。
【0013】更なる利点は、この塗料添加剤が塗料組成
物自体に有害な影響を及ぼさないことにある。塗料又は
その他の類似の組成物はたとえ使用前にその染料が散逸
してしまったときでさえもその通常の方法で使用でき
る。更に、この塗料又は他の組成物は塗料にネガティブ
な影響を及ぼすことなく「再染色」されうる。
物自体に有害な影響を及ぼさないことにある。塗料又は
その他の類似の組成物はたとえ使用前にその染料が散逸
してしまったときでさえもその通常の方法で使用でき
る。更に、この塗料又は他の組成物は塗料にネガティブ
な影響を及ぼすことなく「再染色」されうる。
【0014】本発明のこれらの特徴及びその他の特徴、
観点、並びに利点は以下の説明及び特許請求の範囲を参
照することでより良く理解できるであろう。
観点、並びに利点は以下の説明及び特許請求の範囲を参
照することでより良く理解できるであろう。
【0015】本発明の理解は以下の例示的であるが非限
定的な実施例を参酌することにより更に高められるであ
ろう。
定的な実施例を参酌することにより更に高められるであ
ろう。
【0016】いく種かの染料は劣った光不安定性特性を
有することでよく知られている。このカテゴリーの2種
の典型的な染料はFD&C #2ブルー(インジゴテ
ン)とBasony(登録商標)グリーンNB−832
(トリアリールメタン)である。適当な塗料、ワニス等
において所望の色彩を達成せしめるのに適量の適切な染
料を導入すると驚くべきことに、染料の散逸を通じて色
彩を元にもどすことが可能であることを我々は発見し
た。これは酸化、還元、光への曝露、又はそれらの組合
せにより達成できる。この方法において、我々は塗料、
ワニス等の色彩が一過性的に変化するような塗料添加剤
を製造できた。この塗料添加剤は妥当な時間で可逆性で
ある色彩を示す。
有することでよく知られている。このカテゴリーの2種
の典型的な染料はFD&C #2ブルー(インジゴテ
ン)とBasony(登録商標)グリーンNB−832
(トリアリールメタン)である。適当な塗料、ワニス等
において所望の色彩を達成せしめるのに適量の適切な染
料を導入すると驚くべきことに、染料の散逸を通じて色
彩を元にもどすことが可能であることを我々は発見し
た。これは酸化、還元、光への曝露、又はそれらの組合
せにより達成できる。この方法において、我々は塗料、
ワニス等の色彩が一過性的に変化するような塗料添加剤
を製造できた。この塗料添加剤は妥当な時間で可逆性で
ある色彩を示す。
【0017】
【実施例】実施例Aは代表的なビニルアクリル系ラテッ
クス塗料組成物を例示する。その他の効果的に使用でき
る有用な塗料にはスチレン−アクリル系コポリマー、ア
クリル系ラテックス及びコポリマー、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩素化ゴム及びそれらの組合
せが含まれる。
クス塗料組成物を例示する。その他の効果的に使用でき
る有用な塗料にはスチレン−アクリル系コポリマー、ア
クリル系ラテックス及びコポリマー、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩素化ゴム及びそれらの組合
せが含まれる。
【0018】実施例A .代表的な水性ラテックス塗料 塗料/プライマー組成物 部数/100 範囲 (重量で測定) 脱泡剤(コロイド系珪酸脂肪族石油製品) 1.10 0.35−1.5 Methocel(商標)J-12MS (ヒドロキシルプロピルメトセルロース) 0.43 0.05−1.0 TKPP(ピロリン酸四カリウム) 0.08 0.0−1.5 DAXAD (商標)-30 (ポリメタクリル酸ナトリウム) 0.44 0.30−0.6 RR-551(植物性ホスホファチド) 0.22 0.0−0.5 CO-630溶媒(商標)(酸素化炭化水素) 0.22 0.0−0.5 プロピレングリコール (メチルエチレングリコール) 6.28 0.0−10.0 Texanol (商標)溶媒 (エチルブチルエーテル) 3.62 0.5−7.0 AMP-95(アミン/アルコール炭化水素) 0.06 0.03−2.5 BUSAN (商標)-1024 (メチル−3,5,7,トリアザ−1− アゾニアトリシクロデカンクロリド) 0.22 0.05−2.5 TiO2-R-900(二酸化チタン) 2.63 1.5−7.5 Duramite 0325 (炭酸カルシウム) 0.97 0.0−7.0 Attagel-50(珪酸マグネシウムアルミニウム) 0.46 0.0−10.0 Latex-3083(商標) (ビニルアクリル系コポリマー) 16.43 12.0−55.0 水 53.01 25.0−60.0 Satintone (登録商標)-W (か焼珪酸アルミニウム) 8.0 0.0−10.0 Atomite (商標)(炭酸カルシウム) 5.83 0.0−7.0 100.00
【0019】最も有用であることが見い出された染料は
比較的弱い光安定性を有するものである。染料は光感受
性に従って変えてよい。しかしながら、光耐久度は単に
光自体に依存するものではない。それはかなりの度合い
で、染料の濃度、コーティングの厚み、バインダー及び
その他の構成成分の性質、更には塗料及び染料の特製の
組成、入射光及びその他の要因、即ち、染料の酸化剤、
還元剤との反応、乾燥時間等により支配されもする。従
って、染料のタイプ及びその散逸性色彩用途において所
望される特徴(即ち、染料の色彩が数分以内で、数時間
以内で、又は数日以内のいづれで散逸することを所望す
るか)に最もよく合う構成成分及び量の適正化を図る配
慮がこの態様に必要である。染料の選択に更に関連して
いるのは安定性のみならず、pH因子、溶解度、容器寿命
(ポット・ライフ)の長さ、保存期待値及び塗装中の塗
料の性能に関する染料とその他の構成成分との反応にあ
る。以下は典型的な光不安定性染料である。
比較的弱い光安定性を有するものである。染料は光感受
性に従って変えてよい。しかしながら、光耐久度は単に
光自体に依存するものではない。それはかなりの度合い
で、染料の濃度、コーティングの厚み、バインダー及び
その他の構成成分の性質、更には塗料及び染料の特製の
組成、入射光及びその他の要因、即ち、染料の酸化剤、
還元剤との反応、乾燥時間等により支配されもする。従
って、染料のタイプ及びその散逸性色彩用途において所
望される特徴(即ち、染料の色彩が数分以内で、数時間
以内で、又は数日以内のいづれで散逸することを所望す
るか)に最もよく合う構成成分及び量の適正化を図る配
慮がこの態様に必要である。染料の選択に更に関連して
いるのは安定性のみならず、pH因子、溶解度、容器寿命
(ポット・ライフ)の長さ、保存期待値及び塗装中の塗
料の性能に関する染料とその他の構成成分との反応にあ
る。以下は典型的な光不安定性染料である。
【0020】実施例B .染料/着色料の組成 BASF Corp., 36 Riverside Ave Rensselaer, NY より製造されたBasony l(登録商標)グリーンNB−832 Liquid(商標)。 組成 100部の塗料に対する量 範囲 (重量により測定) 6.0 部のBasonyl (登録商標) グリーンNB-832(液体染料) 0.0095 0.0019−0.028594.0部の水(蒸留) 0.1488 0.0298−0.4465 100.0 0.1583
【0021】実際の使用条件においては、この塗料組成
物及び添加した染料を均質に混合してから例えばLeneta
Co.より製造された特製白色ペーパーボード基材上にコ
ーティングする。金属バーコーター、例えばP.G. & T.C
o.より製造されたものを、6mmの厚みコーティングを維
持するように塗料を塗布するように使用する。コーティ
ングを施したペーパーボードを、そのコーティングペー
パーボード基材から約5フィート(約1.5m)離れて
位置した4本の60ワットの蛍光電球のバンク由来の定
常蛍光照射に委ねた。万能光露メーター、特にWeston E
lectrical Instrument Corporation, Newark, M.J.によ
り製造された「Weston Master 」モデル715により測
定した光度値は6.5ユニットである。周囲温度は74
°F(23℃)とした。色彩散逸率は、染料がコントロ
ールと比べてもはや塗装カードの上で見えなくなるとき
を示す。そのコントロールは染料の添加抜きの代表的な
水性塗料の施された上記のタイプの塗装カードより成
る。表示の「容器寿命」は塗料と混合した後に「容器」
の中で色彩が観察され続けられる時間の長さである。表
Iは図面においてグラフ図的に示した結果をまとめてい
る。表I 水性ラテックス塗料中のBasonyl(登録商標)グリーン染料の散逸 率 染料部数/ 100部の塗料 散逸 “容器寿命” (重量により測定) 例I 1.583 6hrs. 10hrs. 例II 1.055 4.5hrs. 6hrs. 例III 0.5277 3.5hrs. 5hrs. 例IV 0.2638 3.25hrs. 4hrs. 例V 0.1759 2.5hrs. 4hrs. 例VI 0.1319 1.5hrs. 2.25hrs. 例VII 0.1055 1.0hrs. 1.75hrs.
物及び添加した染料を均質に混合してから例えばLeneta
Co.より製造された特製白色ペーパーボード基材上にコ
ーティングする。金属バーコーター、例えばP.G. & T.C
o.より製造されたものを、6mmの厚みコーティングを維
持するように塗料を塗布するように使用する。コーティ
ングを施したペーパーボードを、そのコーティングペー
パーボード基材から約5フィート(約1.5m)離れて
位置した4本の60ワットの蛍光電球のバンク由来の定
常蛍光照射に委ねた。万能光露メーター、特にWeston E
lectrical Instrument Corporation, Newark, M.J.によ
り製造された「Weston Master 」モデル715により測
定した光度値は6.5ユニットである。周囲温度は74
°F(23℃)とした。色彩散逸率は、染料がコントロ
ールと比べてもはや塗装カードの上で見えなくなるとき
を示す。そのコントロールは染料の添加抜きの代表的な
水性塗料の施された上記のタイプの塗装カードより成
る。表示の「容器寿命」は塗料と混合した後に「容器」
の中で色彩が観察され続けられる時間の長さである。表
Iは図面においてグラフ図的に示した結果をまとめてい
る。表I 水性ラテックス塗料中のBasonyl(登録商標)グリーン染料の散逸 率 染料部数/ 100部の塗料 散逸 “容器寿命” (重量により測定) 例I 1.583 6hrs. 10hrs. 例II 1.055 4.5hrs. 6hrs. 例III 0.5277 3.5hrs. 5hrs. 例IV 0.2638 3.25hrs. 4hrs. 例V 0.1759 2.5hrs. 4hrs. 例VI 0.1319 1.5hrs. 2.25hrs. 例VII 0.1055 1.0hrs. 1.75hrs.
【0022】本発明の一の態様において、上記の実施例
A記載の100部の組成物又は塗料に、0.1583部
の実施例Bを添加することで最も受け入れられる結果が
得られる。
A記載の100部の組成物又は塗料に、0.1583部
の実施例Bを添加することで最も受け入れられる結果が
得られる。
【0023】以下の表IIは上記の実施例Aにおいて記載
した代表的な水性ラテックス塗料において利用した様々
な染料の実際の使用結果を示し、そしてそれにおいて全
ての試験は厚さ6mmのウェットコーティングとし、そし
て染料担体としてグリセリンを使用した。その他の全て
の環境要素は上記のままとした。
した代表的な水性ラテックス塗料において利用した様々
な染料の実際の使用結果を示し、そしてそれにおいて全
ての試験は厚さ6mmのウェットコーティングとし、そし
て染料担体としてグリセリンを使用した。その他の全て
の環境要素は上記のままとした。
【0024】 表II 水性ラテックス塗料における選定の染料の散逸率 染料部数/ 100部の塗料 散逸 “容器寿命” (重量により測定) Basonyl (登録商標)グリーン (液体染料) 0.0015384 4hrs. 7hrs. FD & C #2 インジゴテン 0.0015384 0.75hrs. 6hrs. FD & C #3 エリスロシン 0.0015384 36hrs. >3日 Basonyl (登録商標)グリーン (液体染料) 0.0030769 5.25hrs. 8hrs. FD & C #2 インジゴテン 0.0030769 2hrs. 96hrs. FD & C #3 エリスロシン 0.0030769 42hrs. >3日
【0025】これらの実施例において、観察できる色彩
の強さは塗料・染料組合せの総量に正比例する。特定の
所望の結果は、好適な塗料又はその他の組成物の中で最
適な時間において散逸する染料の使用により達成でき
る。特定の最終結果は好適な塗料又はその他の組成物の
中で有効な所望の特徴を有する染料を選ぶことにより達
成できうる。
の強さは塗料・染料組合せの総量に正比例する。特定の
所望の結果は、好適な塗料又はその他の組成物の中で最
適な時間において散逸する染料の使用により達成でき
る。特定の最終結果は好適な塗料又はその他の組成物の
中で有効な所望の特徴を有する染料を選ぶことにより達
成できうる。
【0026】一定の製剤中のある染料は散逸するのに7
日ほどかかることがあり、一方その他は15分以内に散
逸し、それは染料の組合せ、塗料の態様、光の強さ、酸
化剤、還元剤等に依存する。この要素は特定の組成物中
で有効な特定の染料を選ぶときに配慮しなくてはならな
い。
日ほどかかることがあり、一方その他は15分以内に散
逸し、それは染料の組合せ、塗料の態様、光の強さ、酸
化剤、還元剤等に依存する。この要素は特定の組成物中
で有効な特定の染料を選ぶときに配慮しなくてはならな
い。
【0027】本発明において有用であるその他の染料
は:Basonyl(登録商標)ブルー640(トリア
リールメタン);「フレキソ・イエロー」110 LD
(ジアリールメタン)(共にBASF Corp., 36 Riverside
Ave., Rensselaer, N.Y. より入手可能);FD&C
#2ブルー・パウダー(インジゴテン);FD&C #
2 AL.レーキ(共にHilton-Davis Co., 2235 Langd
on Farm Road, Cincinnati, Ohioより入手可能);不特
定のブルー・パウダー(Formulabs, P.O.Box 1116 Piqu
a, Ohio より入手可能);FD&C #2(インジゴテ
ン)(Triton Colors, Inc., 16 Leliarts Lane, Elmwo
od Park, N.J. より供給);Pylam(登録商標)ブ
ルーLX 5595(トリアリールメタン)(Pylam Pr
oducts Co., Inc. 1001 Stewart Ave., Garden City,
N.Y. より入手可能);FD&Cブルー#1パウダー
(トリフェニルメタン);FD&C #1 AL.レー
キ;FD&Cイエロー#5(ピロゾイン);FD&Cグ
リーン#3(トリフェニルメタン);エリトロシンレー
キ#9301;及びFD&Cイエロー・レーキ#5(Wa
rner-Jenkinson Co., Inc., Universal Foods, Corp.の
副部門、2526 Baldwin St., P.O.Box 14538, St.Louis,
MO より市販)。
は:Basonyl(登録商標)ブルー640(トリア
リールメタン);「フレキソ・イエロー」110 LD
(ジアリールメタン)(共にBASF Corp., 36 Riverside
Ave., Rensselaer, N.Y. より入手可能);FD&C
#2ブルー・パウダー(インジゴテン);FD&C #
2 AL.レーキ(共にHilton-Davis Co., 2235 Langd
on Farm Road, Cincinnati, Ohioより入手可能);不特
定のブルー・パウダー(Formulabs, P.O.Box 1116 Piqu
a, Ohio より入手可能);FD&C #2(インジゴテ
ン)(Triton Colors, Inc., 16 Leliarts Lane, Elmwo
od Park, N.J. より供給);Pylam(登録商標)ブ
ルーLX 5595(トリアリールメタン)(Pylam Pr
oducts Co., Inc. 1001 Stewart Ave., Garden City,
N.Y. より入手可能);FD&Cブルー#1パウダー
(トリフェニルメタン);FD&C #1 AL.レー
キ;FD&Cイエロー#5(ピロゾイン);FD&Cグ
リーン#3(トリフェニルメタン);エリトロシンレー
キ#9301;及びFD&Cイエロー・レーキ#5(Wa
rner-Jenkinson Co., Inc., Universal Foods, Corp.の
副部門、2526 Baldwin St., P.O.Box 14538, St.Louis,
MO より市販)。
【0028】一部の染料、例えばFD&C #2 A
L.レーキは、所望の散逸を達成するために染料と相互
作用するように強めの酸化剤又は還元剤の存在を必要と
する。一のかかる酸化剤は過酸化水素であり、その量は
以下のような範囲とする。
L.レーキは、所望の散逸を達成するために染料と相互
作用するように強めの酸化剤又は還元剤の存在を必要と
する。一のかかる酸化剤は過酸化水素であり、その量は
以下のような範囲とする。
【0029】実施例C .酸化剤/還元剤 100.0部の上記の実施例Aの塗料 範囲 1.38部の3%の過酸化水素 0.85−2.6 (重量により測定)
【0030】有用な酸化剤及び/又は還元剤のその他の
例は:水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、塩素、次
亜塩素酸塩、二硫化硫黄、シュウ酸、アスコルビン酸、
硼酸塩、メタ硼酸ナトリウム−水和物、例えばBusa
n−24,AMP−95,TKPP及びエチルブチルエ
ーテルである。以下の表III は、実施例Aの代表的な水
性ラテックス塗料と混合したときにこれらの酸化剤及び
還元剤の一部により得られる結果を示す。
例は:水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、塩素、次
亜塩素酸塩、二硫化硫黄、シュウ酸、アスコルビン酸、
硼酸塩、メタ硼酸ナトリウム−水和物、例えばBusa
n−24,AMP−95,TKPP及びエチルブチルエ
ーテルである。以下の表III は、実施例Aの代表的な水
性ラテックス塗料と混合したときにこれらの酸化剤及び
還元剤の一部により得られる結果を示す。
【0031】 表III ラテックス塗料中の様々な酸化剤/還元剤の結果 成分 染料部数/ 100部の塗料 散逸 “容器寿命” (重量により測定) FD & C #2 ブルー 0.00606 12hrs. 3日 Busan (商標) 10.0 FD & C #2 ブルー 0.00606 3.5hrs. 2日 AMP-95 10.0 FD & C #2 ブルー 0.0101 1hrs. 1.25hrs. 過酸化水素 13.3 FD & C #2 ブルー 0.00606 2.5hrs. 6hrs. AMP-95 4.4 BUSAN 4.4 TKPP 1.2 水 1.2
【0032】染料担体 染料担体がしばしば利用され、その理由はそれらは組成
物の中への染料の混和性を高めるから、更にはそれらは
組成物への添加のための微量な染料の計量をし易くする
からである。一般に、染料を塗料又はその他の組成物へ
の添加の前に担体の中に溶解させる。染料担体は数多く
の構成成分又はそれらの組合せの一つであってよく、例
えば水、グリセリン、プロピレングリコール、ダイズマ
メ油、ビネガー、改質デンプン、コーンシロップ、安息
香酸ナトリウム、Methocel(商標)J−12
MSである。染料担体の使用は、所望の塗料又はその他
の組成物への染料の一層の分注のし易さを可能とし、例
えば色彩分注用装置、例えばFluid Management, Addiso
n, IL の部門であるMiller Manufacturing Co.より製造
されたTintmaster(登録商標)の使用を可能
にする。以下に代表的な担体中の代表的な染料の組成を
詳細にした。
物の中への染料の混和性を高めるから、更にはそれらは
組成物への添加のための微量な染料の計量をし易くする
からである。一般に、染料を塗料又はその他の組成物へ
の添加の前に担体の中に溶解させる。染料担体は数多く
の構成成分又はそれらの組合せの一つであってよく、例
えば水、グリセリン、プロピレングリコール、ダイズマ
メ油、ビネガー、改質デンプン、コーンシロップ、安息
香酸ナトリウム、Methocel(商標)J−12
MSである。染料担体の使用は、所望の塗料又はその他
の組成物への染料の一層の分注のし易さを可能とし、例
えば色彩分注用装置、例えばFluid Management, Addiso
n, IL の部門であるMiller Manufacturing Co.より製造
されたTintmaster(登録商標)の使用を可能
にする。以下に代表的な担体中の代表的な染料の組成を
詳細にした。
【0033】実施例D .染料担体と染料 組成(重量により測定) 範囲 2.65部のMethocel(商標)J-12 MS 2.00−3.00 .70部のFD & Cブルー#2(インジゴテン) .50−.90 5.48部のプロピレングリコール 3.50−7.50 90.20部の水(蒸留) 8.80−92.20 .53部のL-464 脱泡剤 .40−.75 .44 部の27%の水酸化アンモニウム .30−.50 100.00
【0034】染料担体は染料を塗料又はその他の組成物
に分注するのに役立つ。塗料の中への染料の分注又は単
独適用を供する一の方法は、様々な量の塗料又はその他
の組成物を助長するように、正確に必要な量の染料溶液
を含む個別にシールされたパケットの利用にある。かか
る分注器の一の態様は不透明な材料より構築されたパウ
チである。一の包装形態はLincoln Research, Inc.の一
部門であるLin-Pak, 110 Sanderson Ave., Swanton, OH
より供給され、それは#25漂白クラフト紙、#7ポリ
エチレン、0.3mm(0.0003)のアルミホイル及
び1mm(0.001)のSurlyn(登録商標)、Du
pont製のアイノマー樹脂を含んで成るものであるが、任
意の不透明な包装が使用できる。使用者が染料を塗料に
加えるのに選定する時間まで染料を塗料から隔離するた
めのパウチを使用してよい。この染料は染料と、製造時
に、塗料の購入時に混合してよく、又は使用時に塗料に
分注してよい。塗料はそれにネガティブな影響を及ぼさ
れることなく染色されるため、その使用者は混合した染
料と塗料組成物中の色彩が散逸した後でさえもその塗料
を、むろん本態様の利点抜きではあるが、使用できる。
更に、染料は塗料にネガティブな影響を及ぼさないた
め、塗料は再染色できる。
に分注するのに役立つ。塗料の中への染料の分注又は単
独適用を供する一の方法は、様々な量の塗料又はその他
の組成物を助長するように、正確に必要な量の染料溶液
を含む個別にシールされたパケットの利用にある。かか
る分注器の一の態様は不透明な材料より構築されたパウ
チである。一の包装形態はLincoln Research, Inc.の一
部門であるLin-Pak, 110 Sanderson Ave., Swanton, OH
より供給され、それは#25漂白クラフト紙、#7ポリ
エチレン、0.3mm(0.0003)のアルミホイル及
び1mm(0.001)のSurlyn(登録商標)、Du
pont製のアイノマー樹脂を含んで成るものであるが、任
意の不透明な包装が使用できる。使用者が染料を塗料に
加えるのに選定する時間まで染料を塗料から隔離するた
めのパウチを使用してよい。この染料は染料と、製造時
に、塗料の購入時に混合してよく、又は使用時に塗料に
分注してよい。塗料はそれにネガティブな影響を及ぼさ
れることなく染色されるため、その使用者は混合した染
料と塗料組成物中の色彩が散逸した後でさえもその塗料
を、むろん本態様の利点抜きではあるが、使用できる。
更に、染料は塗料にネガティブな影響を及ぼさないた
め、塗料は再染色できる。
【0035】染料を分注するその他の方法、例えば塗料
缶の蓋の内側にパウチを固定する;塗料と独立した容器
を販売する;容器を塗料と一緒に販売する;又は製造時
に染料を塗料に添加するような仕様にすることが想定さ
れる。多くの分注器は、染料を塗料に混合する以前に染
料に不透明な環境をその分注器が供する限り利用でき、
なぜならほとんどの染料は光に感受性であるからであ
る。
缶の蓋の内側にパウチを固定する;塗料と独立した容器
を販売する;容器を塗料と一緒に販売する;又は製造時
に染料を塗料に添加するような仕様にすることが想定さ
れる。多くの分注器は、染料を塗料に混合する以前に染
料に不透明な環境をその分注器が供する限り利用でき、
なぜならほとんどの染料は光に感受性であるからであ
る。
【0036】その他の染色可能な組成物 事前に述べた通り、塗料中の散逸性色彩の同じ結果的な
特徴が油を主体とした態様においても達成できる。以下
は典型的な油性塗料の成分を説明する。
特徴が油を主体とした態様においても達成できる。以下
は典型的な油性塗料の成分を説明する。
【0037】実施例E .代表的な油性エナメル白色塗料 塗料組成 部数/100 範囲 (重量により測定) アルキド5070/2632(改質ポリエステル) 29.70 20.0−35.0 カルシウムドライヤー6% (複合脂肪酸のカルシウム石けん) 0.16 0.12−0.20 ミネラルスピリット(脂肪ナフサ) 11.69 7.0−15.00 抗浮遊剤 (1,2,4 トリメチルベンゼンキシレン) 0.15 0.10−0.30 TiO2-R-900(二酸化チタン) 16.22 16.00−24.00 Sanitone(登録商標)W (珪酸カルシウムアルミニウム) 14.19 6.00−20.00 Atomite (商標)/Gamaco(商標)11/0-4 (炭酸カルシウム) 8.11 5.00−15.00 Celite(商標) 499/Dacalite(商標)295 (か焼珪藻土) 6.08 4.00−10.00 皮張り防止剤(メチルエチルケトキシミン) 0.15 0.04−0.30 コバルトドライヤー12%(カルボン酸金属塩) 0.16 0.10−0.24 ジルコニアドライヤー18% (アルカノン酸ジルコニア) 0.40 0.20−0.70 水 0.84 0.50−1.00 Troysol (商標)98C (1−酪酸アルコール両性湿潤剤) 0.15 0.06−0.20 Dislon(商標)6900-20X (合成ポリアミドワックス) 1.70 0.90−2.40 Busan (商標)1030芳香族炭化水素メタン (2−(トリシアノメチルチオ)ベンゾ チアゾール) 0.10 0.05−0.15 油性ウレタン57-5845 (油改質ポリウレタン) 10.20 7.00−14.00 100.00
【0038】 表IV 様々な油性エナメル白色塗料中のBasonyl(登録商標)グリーン 染料の結果 組成 染料部数/ 100部の塗料 散逸 「容器寿命」 (重量により測定) サテン・ホワイト・アルキド塗料 basonyl (登録商標)グリーン 0.06757 8hrs. 8日 アルキド・フラット・ホワイト塗料 basonyl (登録商標)グリーン 0.06757 5日 ----- アルキド・フラット・ホワイト塗料 basonyl (登録商標)グリーン 0.01351 8hrs. 8日 エクステリア・アルキド塗料 basonyl (登録商標)グリーン 0.01351 6hrs. 30日 メタル・プライマー basonyl (登録商標)グリーン 0.01351 0.75hrs. 3hrs.
【0039】有用な塗料のその他の例にはアクリル系、
ウレタン、塩素化ゴム、ビニル類、ポリアミド類、未処
理アマニ油及び油改質アルキド樹脂、例えばDuram
ac(登録商標)2452,RCi−11−081が含
まれる。
ウレタン、塩素化ゴム、ビニル類、ポリアミド類、未処
理アマニ油及び油改質アルキド樹脂、例えばDuram
ac(登録商標)2452,RCi−11−081が含
まれる。
【0040】使用できるその他の充填剤は:ベントナイ
ト501、Claytone(登録商標)AF,Nyt
al 300,Flex 100,Minspar(登
録商標)−4である。材木、石膏ボード、金属又は組積
造面のための内装、外装用の艶消、半光沢性塗料及びプ
ライマーの配合において一般的に利用されるその他の添
加剤は、キシロール、トルオール、VM&Pナフサ、a
nti−terra−U(商標)、Busan−11M
(粉末状のメタ硼酸バリウム)である。
ト501、Claytone(登録商標)AF,Nyt
al 300,Flex 100,Minspar(登
録商標)−4である。材木、石膏ボード、金属又は組積
造面のための内装、外装用の艶消、半光沢性塗料及びプ
ライマーの配合において一般的に利用されるその他の添
加剤は、キシロール、トルオール、VM&Pナフサ、a
nti−terra−U(商標)、Busan−11M
(粉末状のメタ硼酸バリウム)である。
【0041】本発明の染料を添加する塗料又はその他の
組成物は不透明である必要はない。本発明の塗料添加剤
は透明又はサテン配合型のワニス又はプライマーシール
剤と一緒に利用することができる。同じ特徴的な問題が
未仕上げ又は透明な仕上げ表面、例えば材木に下塗り、
シール又はワニス塗りを施すときに遭遇するため、即
ち、使用者はワニス塗りした部分としていない部分とを
容易に見きわめることができないため、本発明の組成物
は透明な組成物にとっての有用な添加剤であろうと思え
る。この目的のため、典型的な透明木材仕上げ製品に添
加剤を試みた。
組成物は不透明である必要はない。本発明の塗料添加剤
は透明又はサテン配合型のワニス又はプライマーシール
剤と一緒に利用することができる。同じ特徴的な問題が
未仕上げ又は透明な仕上げ表面、例えば材木に下塗り、
シール又はワニス塗りを施すときに遭遇するため、即
ち、使用者はワニス塗りした部分としていない部分とを
容易に見きわめることができないため、本発明の組成物
は透明な組成物にとっての有用な添加剤であろうと思え
る。この目的のため、典型的な透明木材仕上げ製品に添
加剤を試みた。
【0042】シール剤は木材製品にワニス又は似たよう
な組成物を塗布する前にその中の木理を封じるように利
用される。実際の使用条件のもとでは、本願のもののよ
うな着色添加剤は裸木へのシール剤の塗布により必要と
なくなるであろう。しかしながら、着色添加剤はかかる
シール剤の塗布間で有用であり、どこが再シールされた
かを使用者が容易に見きわめることができるようにす
る。以下は代表的なシール剤の組成物である。
な組成物を塗布する前にその中の木理を封じるように利
用される。実際の使用条件のもとでは、本願のもののよ
うな着色添加剤は裸木へのシール剤の塗布により必要と
なくなるであろう。しかしながら、着色添加剤はかかる
シール剤の塗布間で有用であり、どこが再シールされた
かを使用者が容易に見きわめることができるようにす
る。以下は代表的なシール剤の組成物である。
【0043】実施例F .シール剤/ビニル油性木材調製品 組成 部数/100 範囲 (重量により測定) コポリマーアルキド樹脂 (Keltrol (商標)1074) 55.22 45.00−65.60 ミネラルスピリット 20.93 13.00−27.00 抗浮遊剤 0.49 0.30−0.60 皮張り防止剤 0.06 0.04−0.08 コバルトドライヤー12% 0.07 0.05−0.09 マンガンドライヤー6% 0.24 0.20−0.28 ステアリン酸亜鉛DLG (ステアリン酸の亜鉛塩) 3.33 2.10−4.40 VM & Pナフサ 19.66 15.00−23.00 100.00
【0044】 表V 代表的な染料を有する代表的なシール剤の結果 組成 染料の部数/ 100部の塗料 散逸 「容器寿命」 透明ビニル木材シール剤 basonyl (登録商標)グリーン 0.04504 18hrs. 6日
【0045】その他の有用な塗料には、ビニルアクリ
ル、エポキシ、ポリアミド、スチレン、塩素化ゴム又は
それらの組合せが含まれ、その代表例を以下に示す。
ル、エポキシ、ポリアミド、スチレン、塩素化ゴム又は
それらの組合せが含まれ、その代表例を以下に示す。
【0046】実施例G .ワニス/サテン油性透明体 成分 部数/100 範囲 (重量により測定) ポリ−4358(油性改質ポリウレタン) 70.89 60.00−80.00 ミネラルスピリット 21.85 17.0−25.0 ベントナイト 501/Claytone AF 0.67 0.00−1.36 皮張り防止剤 0.24 0.12−0.03 コバルトドライヤー12% 0.07 0.05−0.09 ジルコニアドライヤー18% 0.82 0.64−1.23 Cab-o-sil (商標)MS(二酸化珪素) 2.00 0.00−3.00 Aerosil (商標)O.K. 412 (シリカゲル) 3.34 0.00−5.00 マンガンドライヤー6% 0.12 0.09−0.15 100.00
【0047】 表VI 代表的な染料を有する代表的なワニスの結果 組成 部数/100 散逸 「容器寿命」 (重量により測定) 透明ポリウレタン basonyl (登録商標)グリーン 0.0901 7日 >45日
【0048】光不安定性染料を効果的に添加できるその
他のタイプの組成物には下記の樹脂が含まれる:改質及
び未改質の双方のフェノール樹脂、アクリル樹脂、ポリ
スチレン樹脂、アルキド樹脂、テルペン樹脂、Ambe
rol(商標)801 Extra Light、並び
にParaplex(商標)5−B及びG−50。光不
安定性染料を効果的に添加できるドライング油組成物に
はタング油、アマニ油、脱水樟脳油及びトール油が含ま
れる。光不安定性染料を効果的に添加できる溶媒にはト
ルエン、キシレン及びVM&Pナフサが含まれる。
他のタイプの組成物には下記の樹脂が含まれる:改質及
び未改質の双方のフェノール樹脂、アクリル樹脂、ポリ
スチレン樹脂、アルキド樹脂、テルペン樹脂、Ambe
rol(商標)801 Extra Light、並び
にParaplex(商標)5−B及びG−50。光不
安定性染料を効果的に添加できるドライング油組成物に
はタング油、アマニ油、脱水樟脳油及びトール油が含ま
れる。光不安定性染料を効果的に添加できる溶媒にはト
ルエン、キシレン及びVM&Pナフサが含まれる。
【0049】以下は代替性の染料又は着色料の組成を述
べる。
べる。
【0050】実施例H .染料着色料と代替性担体 組成 部数/ 100の塗料 範囲 (重量により測定) 6.0部のBasonyl (登録商標)NB− グリーン832 0.0065 0.004−0.012 94.0部 のプロピレングリコール 0.1022 0.0627−0.188 100.0 0.1087
【0051】特定の塗料組成物における使用のために適
量な染料を得るには、染料を正しい量で使用することが
重要であることを認識しておくことが重要である。例え
ば、FD&Cレッド#3は実施例Aにおいて用いる10
0部の水性ラテックス塗料中で0.001部未満におい
て必要とされるであろう。本特定例において、この赤色
染料は表層へのコーティングにおいて使用してから48
時間以内に散逸し、一方染料−塗料組成物中では少なく
とも3ケ月以上の容器寿命を有する。実際の使用条件に
おいて、この特定の赤色染料は3ケ月以上の「容器寿
命」を有する。染料−塗料混合物を不透明な条件下で維
持したとき、終了は決定されなかった。
量な染料を得るには、染料を正しい量で使用することが
重要であることを認識しておくことが重要である。例え
ば、FD&Cレッド#3は実施例Aにおいて用いる10
0部の水性ラテックス塗料中で0.001部未満におい
て必要とされるであろう。本特定例において、この赤色
染料は表層へのコーティングにおいて使用してから48
時間以内に散逸し、一方染料−塗料組成物中では少なく
とも3ケ月以上の容器寿命を有する。実際の使用条件に
おいて、この特定の赤色染料は3ケ月以上の「容器寿
命」を有する。染料−塗料混合物を不透明な条件下で維
持したとき、終了は決定されなかった。
【0052】実施例I.エポキシ塗料 代表的な二成分系エポキシ樹脂を使用し、共にValspar
Corporation, Minneapolis, MNの部門であるC & M Coat
ing により製造されたものである。
Corporation, Minneapolis, MNの部門であるC & M Coat
ing により製造されたものである。
【0053】1.エポキシエナメル#003194Aホ
ワイト・インテリア/エクステリア 二酸化チタン ポリアミドベース樹脂 イソプロピルアルコール プロピレングリコールモノ−メチル−エーテル エチルグリコールモノ−プロピルエーテル シリカ キシレン エチルベンゼン トルエン 2.エポキシアクチベーター#0031508 エポキシ樹脂 エチレングリコールモノプロピルエーテル イソブチルアルコール プロピレングリコールモノメチルエーテル トルエン メチルイソブチルケトン ジアセトンアルコール ホルムアルデヒドとの尿素ポリマー ホルムアルデヒド
ワイト・インテリア/エクステリア 二酸化チタン ポリアミドベース樹脂 イソプロピルアルコール プロピレングリコールモノ−メチル−エーテル エチルグリコールモノ−プロピルエーテル シリカ キシレン エチルベンゼン トルエン 2.エポキシアクチベーター#0031508 エポキシ樹脂 エチレングリコールモノプロピルエーテル イソブチルアルコール プロピレングリコールモノメチルエーテル トルエン メチルイソブチルケトン ジアセトンアルコール ホルムアルデヒドとの尿素ポリマー ホルムアルデヒド
【0054】実際の使用時において、エポキシ樹脂と一
緒に用いる特定の染料は担体としてプロピレングリコー
ルを用いるFD&C #2インジゴとしたが、その他の
担体、例えば蒸留水を使用してよい。
緒に用いる特定の染料は担体としてプロピレングリコー
ルを用いるFD&C #2インジゴとしたが、その他の
担体、例えば蒸留水を使用してよい。
【0055】ここでは、上記のエポキシ塗料に加える前
に染料をプロピレングリコールに溶かす。光不安定性染
料を加えることのできるその他のタイプの組成物はEp
otuf(商標)37−151、No. 840シリコーン
樹脂、Solvesso(登録商標)−150 Epo
tuf(商標)37−614である。硬化剤を使用して
よい。
に染料をプロピレングリコールに溶かす。光不安定性染
料を加えることのできるその他のタイプの組成物はEp
otuf(商標)37−151、No. 840シリコーン
樹脂、Solvesso(登録商標)−150 Epo
tuf(商標)37−614である。硬化剤を使用して
よい。
【図1】所定量の代表的な塗料に加えた様々な濃度のサ
ンプル染料の結果を示す。サンプル染料は実施例Bに記
載のbasonylグリーンであり、そして代表的な塗
料は水性ラテックス塗料であり、その組成は実施例Aに
記載してある。
ンプル染料の結果を示す。サンプル染料は実施例Bに記
載のbasonylグリーンであり、そして代表的な塗
料は水性ラテックス塗料であり、その組成は実施例Aに
記載してある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 175/04 PHW C09D 175/04 PHW
Claims (14)
- 【請求項1】 塗料組成物であって: a)第1色を有する塗料;及び b)この組成物の中に配合された第2色を有する光不安
定性染料;より本質的に成り、 ここでこの組成物の当初の色彩は第1色と第2色との混
合色であり、この塗料を可視光に曝露すると、この染料
の色彩が散逸し、そして識別できなくなることを特徴と
する塗料組成物。 - 【請求項2】 前記塗料が油性塗料である、請求項1記
載の組成物。 - 【請求項3】 前記塗料が水性塗料である、請求項1記
載の組成物。 - 【請求項4】 前記塗料が水性又は油性のアクリル系塗
料である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 前記塗料がウレタン塗料である、請求項
1記載の組成物。 - 【請求項6】 前記塗料が水性又は油性の塩素化ゴムで
ある、請求項1記載の組成物。 - 【請求項7】 前記塗料がビニル塗料である、請求項1
記載の組成物。 - 【請求項8】 前記塗料がポリアミド塗料である、請求
項1記載の組成物。 - 【請求項9】 前記塗料がワニスである、請求項1記載
の組成物。 - 【請求項10】 前記塗料が油性均質アルキド樹脂であ
る、請求項1記載の組成物。 - 【請求項11】 前記塗料が未処理アマニ油である、請
求項1記載の組成物。 - 【請求項12】 前記光不安定性染料がBasonyl
(登録商標)グリーン、Basonylブルー、ジアリ
ールメタン、FD&C #2インジゴテン、FD&C
#2レーキ、トリアリールメタン(ピラムブルー)、F
D&C #1トリフェニルメタン、FD&C #1レー
キ、FD&C #5イエロー、ピラゾイン;FD&C
#3グリーン、トリフェニルメタン;FD&C #3レ
ッド、エリトロシンパウダー、及びFD&C #5イエ
ローレーキより成る群から選ばれる、請求項1記載の組
成物。 - 【請求項13】 第1色を有するが、当初はこの第1色
と光不安定性染料により付与される第2色との混合色で
ある色彩を示し、この第2色が可視光に曝露されると比
較的短時間で散逸するような装飾用又は保護用塗料の製
造方法であって、この第1色を有する組成物を獲得し、
次いでその中に前記混合色を獲得するのに十分な量の第
2色を有する光不安定性染料を均質に混合せしめる工程
を含んで成る方法。 - 【請求項14】 第1色を有し、更に第1色を有しなが
らも塗布したときにどこに塗布を施したかを容易に決定
することのできる装飾用又は保護用コーティングを基材
の上に塗布する方法であって、色彩のガイドとしての利
用のために請求項1記載の塗料組成物を基材に塗布し、
そして前記光不安定性染料の前記第2色を散逸させるこ
とを含んで成る方法。
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