JPH1086885A - 電動車の電動車輪 - Google Patents

電動車の電動車輪

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Publication number
JPH1086885A
JPH1086885A JP8248373A JP24837396A JPH1086885A JP H1086885 A JPH1086885 A JP H1086885A JP 8248373 A JP8248373 A JP 8248373A JP 24837396 A JP24837396 A JP 24837396A JP H1086885 A JPH1086885 A JP H1086885A
Authority
JP
Japan
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rotor
wheel
hub
stator
base
Prior art date
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Application number
JP8248373A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiharu Yamamoto
道治 山本
Kenji Matsumura
健二 松村
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Aichi Steel Corp
Original Assignee
Aichi Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モーターのロータ、ステータ間のギャップ拡大
によるモータ損失の増加を生じることなく、ホィールか
らモータへの衝撃や振動の伝達を抑止してローターとス
テータとの接触防止が可能な電動車の電動車輪を提供す
る。 【解決手段】ロータ7がステータの外周側に配置される
アウタロータ形式のモータが採用され、このロータ7が
スポーク201、202などの車輪部分に直結されるダ
イレクトドライブ型電動車輪構造が採用される。ロータ
7はローターベース5の外周部に固定され、ローターベ
ース5の内周部が筒体形状の第1ハブ4に固定され、更
にローターベース5から軸方向に所定距離離れてスポー
ク201、202がローターベース5に接することなく
第1ハブ4、第2ハブ6に固定される。すなわち、輪軸
1に軸受け2、3を介して回転自在に支持される径小筒
状の第1ハブ4はスポーク202の径方向内端部を支承
するとともに、ローターベース5の径方向内端部を支承
する。したがって、ロータが発生する駆動トルクはロー
ターベース及びハブを通じてホィールに伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルク補助式電動
自転車や電動車椅子などの電動車の電動車輪に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭50ー125438号公報は、チ
ェインの張力から駆動トルクすなわち負荷トルクが所定
のしきい値を超えたことを検出した場合に、モータから
クラッチを介してトルクを発生してアシストするトルク
補助式電動自転車を提案している。
【0003】特開平4ー100790号公報は、人力に
よる駆動トルクに対してモータートルクが所定の関数関
係をもつように、モータからクラッチを介してトルクを
アシストするトルク補助式電動自転車を提案している。
特開平7ー149280号公報は、モータをクラッチを
介して車輪に結合し、、人力による駆動トルクの大きさ
に応じてモーターのトルクを制御してトルクアシストを
行うとともに、制動時にモータを回生発電させてバッテ
リを充電するトルク補助式電動自転車を提案している。
【0004】特開平2ー218377号公報は、ブラシ
レスDCモータ構造を有するアウタロータ形式のダイレ
クトドライブ型電動車輪により自走する電動ホースカー
を提案している。このアウタロータ形式のダイレクトド
ライブ型電動車輪は、車体フレームに固定される輪軸
(以下、静止軸ともいう)と、ステータコイルが巻装さ
れたステータコアを有するステータと、周方向極性交互
に複数の永久磁石を有してステータの外周側に配設され
るロータとを備えるアウタロータ構造のダイレクトドラ
イブ式モータを備えている。輪軸にはステータを挟んで
フランジ状の一対のハブが回転自在に支承され、両ハブ
の円盤部には、タイヤを支持するホィールとロータとが
固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したアウタロータ
形式のダイレクトドライブ型電動車輪は、車輪内部にモ
ータやコントローラなどを配設することができ、しかも
減速機構をもたないのでそれによる摩擦損失低減のため
のクラッチ機構も必要がなく、部品点数の削減及び信頼
性向上の利点もあり、市販の人力自転車の車輪をこのア
ウタロータ形式のダイレクトドライブ型電動車輪に交換
するだけで市販の人力自転車を上述したようなトルク補
助式電動自転車に変換できて好都合である。
【0006】しかしながら、上記した従来のアウタロー
タ形式のダイレクトドライブ型電動車輪では、タイヤを
通じて地面からホィールに伝達される衝撃や振動がフラ
ンジ状のハブの円盤部を通じてロータに作用するため
に、ロータの姿勢がホィールからの衝撃や振動を受けて
変化し易く、このため、ロータとステータとが接触する
という危惧や、ギャップ変動によるモータ出力の不安定
化という問題を生じた。
【0007】この問題を解消するためには、ロータとス
テータとの間のギャップを予め大きく設定することが必
要となるが、このようなギャップ拡大はモータ損失の大
幅な増大屋モータ出力の大幅な低下を招くという不具合
を生じた。本発明は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、モーターのロータ、ステータ間のギャップ拡大によ
るモータ損失の増加を生じることなく、ホィールからモ
ータへの衝撃や振動の伝達を抑止してロータとステータ
との接触防止が可能な電動車の電動車輪を提供すること
を、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電動車輪
によれば、ロータがステータの外周側に配置されるアウ
タロータ形式のモータが採用され、このロータがスポー
クなどの車輪部分に直結されるダイレクトドライブ型電
動車輪構造が採用される。本発明では特に、ロータは略
円盤状のローターベースの外周部に固定され、ローター
ベースの内周部が筒体形状のハブに固定され、更にロー
ターベースから軸方向に所定距離離れてスポークがロー
ターベースに接することなくハブに固定される。
【0009】すなわち、輪軸に軸受けを介して回転自在
に支持される径小筒状のハブはスポークの径方向内端部
を支承するとともに、径大円盤形状又は径大底付円筒形
状のローターベースの径方向内端部を支承する。したが
って、ロータが発生する駆動トルクはローターベース及
びハブを通じてホィールに伝達される。このようにすれ
ば以下の作用効果を奏することができる。
【0010】ホィールのスポークは、タイヤやそれを支
承するリムを通じて地面の凹凸などの原因により輪軸の
軸心に対して直角方向(すなわち径方向)への力を受け
る。この径方向に向かう外力は、スポークから、ハブの
軸方向外端部に伝達されるが、ハブは軸受けを通じて輪
軸に支承されているので、輪軸により良好に担持され
る。したがって、ハブの軸方向外端部に加えられる上記
径方向外力により、ハブの軸方向内端部が径方向に変形
することは殆どなく、このハブの軸方向内端部の径方向
の変形によりローターベースが径方向に変形することは
ほとんどなく、このため、ロータの径方向変形はほとん
ど生じない。
【0011】また、地面の凹凸その他の原因によりタイ
ヤに軸方向へ外力が掛かることにより、スポークはタイ
ヤの軸心が輪軸の軸心に対して偏角する方向の力を受け
る。この力はスポークを通じてハブの軸方向外端部に伝
達されるが、ハブが軸受けを通じて輪軸に支承されてい
るので、輪軸により良好に担持される。したがって、ハ
ブの軸方向外端部に加えられる上記外力により、ハブの
軸心が輪軸の軸心に対して偏角することは殆どなく、こ
のハブの軸方向内端部の偏角によりローターベースが偏
角することはほとんどなく、このため、ロータの偏角は
ほとんど生じない。
【0012】更に説明すると、ロータとステータとの間
のギャップの縮小は、ロータが径方向に変位すること
(径方向変位)又はローターベースが径方向に対して偏
角(角度偏向)することによって生じる。本発明では、
スポークに加えられるこれら方向への外力を軸受けを介
して輪軸に保持される筒状のハブにより支承する。更
に、アウタロータ形式のモータの径大なロータを支承す
るローターベースをスポークに接することなく、スポー
クから軸方向に充分離れて固定する。
【0013】一方、ハブの外周部にローターとスポーク
とを近接して固定する従来のアウタロータ形式のダイレ
クトドライブ型電動車輪では、スポークがハブの外周部
を各部の弾性変形などによりハブの内周端を支点として
径方向変位又は偏角させるので、ロータがハブの変位又
は偏角とほぼ等量だけ変位又は偏角するのに比べて、本
発明のアウタロータ形式のダイレクトドライブ型電動車
輪では、ロータの径方向変位又は偏角は格段に減少し、
これによりロータ/ステータ間のギャップの縮小又は拡
大を低減することができ、その結果として、ハブの大型
大重量化を回避し、モータ損失の低減を回避しつつ、ロ
ータとステータとの接触防止を実現することができる。
【0014】更に、本実施例では、ギャップ変動を抑止
することができるので、それに起因するモータ出力の不
安定化を防止することもできる。なお、本構成におい
て、ローターベース及びハブは一体に形成されることが
でき、ローターベースも軸受けを通じて静止軸に回転自
在に支持されることができる。すなわち、ローターベー
ス及びそれに固定されるハブは、ロータを輪軸に回転自
在に保持するための部材であるが、本構成は、この部材
のロータ固定位置から径内方向かつ軸方向に離れる軸方
向外端部にスポークの径方向内端部を固定することによ
り、上記効果を奏するものである。
【0015】請求項2記載の電動車輪では、アウタロー
タ形式のモータ構造を有するダイレクトドライブ型電動
車輪のロータ及びステータをローターベース及びステー
タベースを介して静止軸により片持ち支持しているの
で、電動車輪を軽量化することができる。また、両持ち
形式に比べて電動車輪の軸方向幅を縮小することができ
るので、車輪の両側のスポーク間に、これらスポークに
接触することなく収容することが容易となるという優れ
た効果を奏する。
【0016】請求項3記載の電動車輪では、ステータベ
ースは車体フレームに固定され、第2ハブは、ステータ
ベースの外周面に回転自在に支承される構造を採用して
いるので、ステータに作用する電磁トルク、重量、振動
などの諸力の大部分を輪軸を経由することなく車体フレ
ームで直接負担させて輪軸の負担を軽減することができ
る。その結果、信頼性を損なうことなし大径の輪軸の採
用回避を実現し、それによる軽量化及びコスト低減を実
現することができ、更に、従来の人力自転車や人力車椅
子の車輪との交換を容易とすることができる。
【0017】請求項4記載の電動車輪では、ロータの軸
方向両側に位置して輪軸に軸受けを介して支承される第
1ハブにローターベースの円盤部を固定するので、電動
車輪の総軸方向幅を増大することなくローターベースが
輪軸に対して傾くのを抑制することができる。請求項5
記載の電動車輪では、ステータベースが上記両軸受けの
軸方向中間において第1ハブを軸受けを通じて支承する
ので、第1ハブの軸方向中間部すなわちモータの内径部
において第1ハブを変位を抑止することができ、この結
果として輪軸が細くても第1ハブの変形、変位を良好に
抑止して、それによるローターベースを通じてのロータ
の変位を抑止することができる。更に、ローターベース
の変形、変位により第1ハブが変形、変位し、それによ
り第1ハブを軸受けを介して支承するステータベースが
変形、変位しても、このステータベースの変形、変位は
ローターベース及びそれに固定されるロータの変形、変
位と同方向となるので、上記ギャップの縮小を抑止する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のブラシレスDCモータを
有するダイレクトドライブ型電動車輪の好適な態様を以
下の実施例を参照して説明する。本実施例のダイレクト
ドライブ型電動車輪を電動自転車に適用した実施例を図
1を参照して説明する。
【0019】車体フレーム100の孔に嵌入されている
静止軸(輪軸)1は、軸受け2、3を介してアルミ合金
からなる円筒ドラム形状の第1ハブ4を回転自在に支持
している。第1ハブ4の軸方向略中央部にはアルミ合金
からなる浅底円筒形状のローターベース5が嵌着され、
ローターベース5は締結孔40、50に嵌められた図示
しないボルト(又はねじ)により第1ハブ4に固定され
ている。
【0020】ローターベース5は、円盤部51及びその
外周から軸方向左側へ延在する円筒部52とからなり、
円筒部52の内周面にはロータ7が圧入、固定されてお
り、ロータ7は、軟鋼からなる薄肉円筒形状のロータコ
ア71と、ロータコア71の内周面にその全周にわたっ
て貼着された稀土類元素を含む永久磁石シート72とか
らなる。永久磁石シート72の内周面は周方向に互いに
所定間隔を隔てて極性交互に磁化されている。
【0021】輪軸1の図1中、左側には略フランジ状の
ステータベース8が嵌着されている。ステータベース8
は、円盤部81と、円盤部81の内周部から軸方向右側
へ延在する径小な第1基筒部82と、円盤部81の内周
部から軸方向左側へ延在する径小な第2基筒部83とを
有している。第1基筒部82の先端部は軸受け9を通じ
て第1ハブ4の軸方向中央部を回転自在に支承してお
り、円盤部81の外周部の右端面には、穴84に嵌入さ
れる図示しないボルト又はピンによりステータコア10
が固定されている。ステータベース8の第2基筒部83
の左端面には軸方向に孔85が形成されており、車体フ
レーム100の孔101及び孔85に図示しないピンを
圧入することにより、ステータベース8が車体フレーム
100に固定されている。
【0022】ステータコア10は電磁鋼板を積層してな
るリング形状を有しており、その外周側に形成されて永
久磁石シート72に対面する多数の極歯(ティース)1
1にはそれぞれステータコイル12が巻装されている。
周知のように、これらステータコア10及びステータコ
イル12により構成されるステータは上記ロータ7とと
もにブラシレスDCモータを構成している。また、この
ブラシレスDCモータは、ステータベース8に固定され
てロータ7の永久磁石シート72の極性変化を検出する
磁極センサ(図示せず)を有している。
【0023】更に、ステータベース8の第1基筒部83
の外周にはリング状の第2ハブ6が軸受け16を介して
回転自在に支承されており、第2ハブ6には小円盤形状
のスポーク取り付け部61が径方向に突設されている。
同様に、第1ハブ4の軸方向右端部にも小円盤形状のス
ポーク取り付け部41が径方向に突設されている。これ
ら両スポーク取り付け部41、61には、図示しないタ
イヤが装着された図示しないリムを支持するスポーク2
01、202が取り付けられており、これらスポーク2
01、202はローターベース5の筒部52に接触しな
いように、斜めかつ直線的に狭幅のリム(図示せず)に
向かって延在している。
【0024】その他、300、301はそれぞれ静止軸
1に螺着される止めリングであり、302は第1ハブ4
に螺着される軸受け3のストッパリングであり、303
は軸受け2のストッパリングであり、86はステータベ
ースに設けた軽量化のための孔部である。このブラシレ
スDCモータ自体の動作原理自体は周知でありその説明
を省略する。ステータコイルへの通電を所定タイミング
切り換えることにより、ロータ7に駆動トルクが生じ
て、ローターベース5が第1ハブ4、第2ハブ6ととも
に回転し、この回転トルクは第1ハブ4、スポーク20
2を通じてリム(図示せず)に伝達され、タイヤが回転
する。
【0025】以下、電動自転車用の電動車輪の特徴を説
明する。このアウタロータ形式のダイレクトドライブ型
電動車輪は、車輪の径内側にモータをもち、減速機構や
クラッチなどを介することなくタイヤを直接駆動するの
で、部品点数が少なく、摩擦損失も小さく、車輪交換に
より従来の人力自転車をトルク補助式電動自転車に変換
することが簡単となる。
【0026】また、ロータ7及びステータをローターベ
ース5及びステータベース8を介して静止軸(輪軸)1
によりそれぞれ片持ち支持しているので軽量化、構造の
簡素化が実現し、更にステータベース8を車体フレーム
100に固定しているので、ステータに作用する電磁ト
ルク、重量、振動などの諸力の大部分を輪軸1を経由す
ることなく車体フレーム100で直接負担させることが
できるので、信頼性を損なうことなし静止軸1を径小、
軽量化することができ、従来の人力自転車や人力車椅子
の車輪との交換を容易とすることができる。
【0027】また、スポーク201、202をローター
ベース5に接触しないように斜設するとともに、トルク
伝達用のスポーク202の内端部をローターベース5の
径方向内端部から軸方向に離れて径小な第1ハブ4に結
合しているので、タイヤやリムからスポーク202を通
じて第1ハブ4に伝達される振動や衝撃がローターベー
ス5に直接、掛かることがなく、それによるローターベ
ース5の変形を抑止することができる。また、第2ハブ
6がステータベース8の径小な第2基筒部83に回転自
在に保持されるので、上記と同様、スポーク201がス
テータベース8に有害な変形モーメントを加えるのを抑
止することができる。これらの結果、ロータ7とステー
タコア10とが接触することを抑止できる。
【0028】また、スポーク取り付け部41が軸方向変
形力に対して高弾性をもつので(弾性変形容易となって
いるので)、スポーク取り付け部41に掛かる軸方向外
力成分はスポーク取り付け部41の弾性変形により吸収
されてローターベース5の変形が抑止されることにな
り、ローターベース5に固定されるロータ7がステータ
に対して変形して上記ギャップが縮小するのを抑止する
ことができる。
【0029】また、ロータ7の軸方向両側に位置して輪
軸1に軸受け2、3を介して両端支承される第1ハブ4
にローターベース5の円盤部51を固定するので、電動
車輪の総軸方向幅を増大することなくローターベース5
が輪軸1に対して傾くのを良好に抑制することができ
る。更に、ステータベース8が両軸受け2、3の軸方向
中間において第1ハブ4を軸受け9を通じて支承するの
で、第1ハブ4の軸方向中間部すなわちモータの内径部
において第1ハブ4の変位を抑止することができ、この
結果として輪軸1が細くても第1ハブ4の変形、変位を
良好に抑止して、それによるローターベース5を通じて
のロータ7の変位を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の電動車輪の軸方向断面図である。
【符号の説明】
1は静止軸(輪軸)、2、3は軸受け、4は第1ハブ、
5はローターベース、6は第2ハブ、7はロータ、8は
ステータベース、9は軸受け、100は車体フレーム、
201、202はスポーク。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームに固定される輪軸と、 ステータコイルが巻装されたステータコアを有するステ
    ータと、周方向極性交互に複数の永久磁石を有して前記
    ステータの外周側に配設されるロータとを備えるアウタ
    ロータ構造のダイレクトドライブ式モータと、 前記輪軸に回転可能に嵌着される円盤部と、前記円盤部
    から前記ロータを囲包する向きに延設されて前記ロータ
    が固定される筒部とを有するローターベースと、 前記輪軸に嵌着、支承される筒部と、内周部が前記筒部
    に固定されるとともに外周部が前記ステータコアに固定
    される円盤部とを有するステータベースと、 前記輪軸に回転自在に嵌着されて前記ローターベースの
    径方向内端部に固定される筒状の第1ハブと、 前記モータを挟んで前記第1ハブの軸方向反対側に位置
    して前記輪軸に回転自在に嵌着される第2ハブと、 タイヤが嵌着されるリムと前記両ハブを結合するスポー
    クとを備え、 前記スポークの内端部は、前記ローターベースに接する
    ことなくかつ、前記ローターベースの径方向内端部から
    軸方向外側へ所定距離離れて前記第1ハブに係止される
    ことを特徴とする電動車の電動車輪。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動車の電動車輪におい
    て、 前記ローターベースの前記円盤部は、前記ローターベー
    スの前記筒部の軸方向一端側にのみ固定され、 前記ステータベースの円盤部は、内周部が前記筒部に固
    定されるとともに外周部が前記ステータコアの軸方向反
    ローターベース側の端部に固定されることを特徴とする
    電動車の電動車輪。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の電動車の電動車輪に
    おいて、 前記ステータベースは車体フレームに固定され、前記第
    2ハブは、前記ステータベースの外周面に回転自在に支
    承されることを特徴とする電動車の電動車輪。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載の電動車の電動車輪に
    おいて、 前記第1ハブは、前記モータの軸方向両側に位置する一
    対の軸受けを介して前記輪軸に回転自在に支承されるこ
    とを特徴とする電動車の電動車輪。
  5. 【請求項5】請求項4記載の電動車の電動車輪におい
    て、 前記ステータベースは、前記両軸受けの軸方向中間にお
    いて前記第1ハブを軸受けを通じて回転自在に支承する
    基筒部を有することを特徴とする電動車の電動車輪。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9595850B2 (en) 2013-05-06 2017-03-14 Bionx Canada Inc. Construction of motorized wheel for vehicle motorization

Cited By (3)

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