JPH0717425A - ディスクブレーキ組込みホイールモータ - Google Patents

ディスクブレーキ組込みホイールモータ

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Publication number
JPH0717425A
JPH0717425A JP16767793A JP16767793A JPH0717425A JP H0717425 A JPH0717425 A JP H0717425A JP 16767793 A JP16767793 A JP 16767793A JP 16767793 A JP16767793 A JP 16767793A JP H0717425 A JPH0717425 A JP H0717425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
rotor
wheel
brake
tire
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16767793A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunei Yamamoto
俊英 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16767793A priority Critical patent/JPH0717425A/ja
Publication of JPH0717425A publication Critical patent/JPH0717425A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイールモータにあって、ブレーキディスク
をホイール内に納めサスペンションやステアリング機構
の配置自由度を確保したものである。 【構成】 ロータ1をディスク状とした単極誘導モータ
とし、このロータ1自体をディスクブレーキ板としての
機能を併用させて、ホイール内部にモータとディスクブ
レーキを納めるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗用車、フォークリフ
ト、グレーダ等のタイヤで走行する車両の駆動機構であ
るディスクブレーキ組込みホイールモータに関する。
【0002】
【従来の技術】電動モータにより車両を走行させる従来
の手段としては、図3に示すようなタイヤに電動モータ
を組込んだホイールモータと呼ばれる駆動機構が提案さ
れている。このホイールモータは、ホイール内部にステ
ータコイル6a等のモータ部品を集約配置させることに
より、それ自体駆動機構となっており、従来の機械式デ
ィファレンシャルを用いる場合のプロペラシャフト等と
の結合が不要となって、駆動システムが大幅に簡素化さ
れる特徴がある。構造としては固定部材3にベアリング
2を介してホイールが回転可能に取付けられ、この固定
部材3の先端に周方向に沿って備えたコイル6aとホイ
ールに備えた永久磁石18との電磁力によってホイール
つまりタイヤ11を回転させるものであり、ホイールの
車体側である内側に一体に備えたブレーキディスク1を
挟むようにブレーキキャリパが備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ホイールモ
ータでは駆動システムが簡素化される特徴があるが、ホ
イール内部にモータ部品が集約される関係上、ブレーキ
ディスク1が押出される構造となり、例えば従来のホイ
ールモータを用いない場合、図4に示すようにホイール
内部空間に、ディスクブレーキ1を装着することが出来
るので、サスペンション/ステアリング機構部品は、設
計上非常にまとまり良く取付け易くなっているのに対
し、ホイールモータでは、ブレーキディスク1がホイー
ル外部に取付けられることになり、サスペンション機構
やステアリング機構部品が逆に取付けにくくなる、とい
う不具合が生じる。
【0004】本発明は、ホイールモータにおいてサスペ
ンション機構やステアリング機構部品を取付けやすくし
たディスクブレーキ組込みホイールモータを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、タイヤのホイール内部に電動モータを組込んだ
ホイールモータにおいて、上記タイヤと一体に回転する
円板形ロータを備え、この円板形ロータの厚さ方向に磁
束を通す磁石と上記円板形ロータをブレーキディスクと
してその周囲を挟むブレーキキャリパと上記円板形ロー
タ内に通電させるブラシとをそれぞれ上記円板形ロータ
の周囲に備え、たことを特徴とする。
【0006】
【作用】円板形ロータを通電部、磁束通過部として電磁
力を発生させる部材とすると同時にブレーキディスクと
して用いたことにより、多くの機能を兼用させることが
できた。この結果、ブレーキディスクを更に設けてホイ
ール外部にブレーキを形成する必要がない。
【0007】
【実施例】ここで、図1、図2を参照して本発明の実施
例を説明する。図1は本発明の原理図であり、単極誘導
モータを示している。すなわち、鉄等からなる回転円板
であるロータディスク1に円周部と回転軸とにブラシ
5,8を備えて径方向に通電するとき、コイル6a及び
ヨーク6bにてロータディスク1の厚さ方向に磁束を通
すことにより、ロータディスク1に回転力が発生する。
他方、ロータリディスク1の周辺にブレーキキャリパを
備えることにより、ディスクブレーキともなり得る。
【0008】図2は具体的な構成図である。鉄製ロータ
ディスク1はその中央部にてベアリング2を介して、例
えばナックルアームになる固定部材3に取付けられる。
この時、ベアリング2の周囲は電気的絶縁体を用いたス
リーブ4で支持する必要がある。ロータディスク1の左
端には、ロータリディスク1へ直流電流を導く為に、例
えばカーボン材を用いたブラシ5を設ける。ロータディ
スク1の外周上には、直流界磁を発生させる為のコイル
6aとヨーク6bからなるコの字型電磁石6を複数個分
割して配置する。同時に、ディスクブレーキ用のブレー
キキャリパ7、及び直流電流を導く為のもう一つのブラ
シ8(図2b)も、ロータディスク1の外周上に配置す
る。上記電磁石6、ブレーキキャリパ7、ブラシ8は、
固定部材3にて接続される構造となっている。尚、ブラ
シ5,8は、固定部材3と電気的に絶縁する必要がある
ので、絶縁体を用いたスペーサ9,10をブラシ5と固
定部材3との間及びブラシ8と固定部材3との間に設け
ている。タイヤ11を支持するホイールリム12は、ロ
ータディスク1とボルト13ナット15の結合にて連結
される。ホイールリム12は電気的に絶縁する必要があ
るので、ロータディスク1に取付けられたボルト13と
ホイールリム12間には、絶縁体スペーサ14を挿入す
る構造となっている。ホイールリム12はナット15、
ホルト13により完全に締付固定される。ナット13の
周囲には、ホイールキャップ16を取付ける。
【0009】このようにしてロータディスク1は、絶縁
スリーブ9,4,14にて外部と絶縁されると共に、ホ
イールリム12を介してタイヤ11に連結され、タイヤ
11と一体に回転する。他方、ブラシ5,8間に電圧が
印加されてロータディスク1に通電されると共にヨーク
6b、コイル6aからなる電磁石6による磁束の通過に
より、ロータディスク1に回転力が生ずる。しかもロー
タディスク1の周囲にはブレーキキャリパ7が備えられ
て、ディスクブレーキが構成される。
【0010】尚、直流界磁を発生する手段として、本実
施例では電磁石6を使用しているが、永久磁石を用いる
ことも同様に可能である。又、ホイールリム12は金属
材料が一般的であるが、絶縁材料を使用した場合には、
当然の事ながら、絶縁体スペーサ14は不必要である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスクブレーキ板と、モータのロータを機能的に一体
化させる事によりホイールリム内部空間に、ディスクブ
レーキ機構とモータ機構を一体として納める事が可能と
なる。そして、このためにサスペンションやステアリン
グ機構の配置が自由となり取付けやすくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図。
【図2】具体例の断面構成図。
【図3】従来例の断面構成図。
【図4】ホイールモータを用いない従来例の断面構成
図。
【符号の説明】
1 ロータディスク 3 固定部材 5,8 ブラシ 6 電磁石 7 ブレーキキャリパ 11 タイヤ 12 ホイールリム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤのホイール内部に電動モータを組
    込んだホイールモータにおいて、 上記タイヤと一体に回転する円板形ロータを備え、 この円板形ロータの厚さ方向に磁束を通す磁石と上記円
    板形ロータをブレーキディスクとしてその周囲を挟むブ
    レーキキャリパと上記円板形ロータ内に通電させるブラ
    シとをそれぞれ上記円板形ロータの周囲に備え、 たことを特徴とするディスクブレーキ組込みホイールモ
    ータ。
JP16767793A 1993-07-07 1993-07-07 ディスクブレーキ組込みホイールモータ Withdrawn JPH0717425A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16767793A JPH0717425A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 ディスクブレーキ組込みホイールモータ

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JP16767793A JPH0717425A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 ディスクブレーキ組込みホイールモータ

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JPH0717425A true JPH0717425A (ja) 1995-01-20

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ID=15854179

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16767793A Withdrawn JPH0717425A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 ディスクブレーキ組込みホイールモータ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20001003