JPH1086664A - 水滴落下防止型サイドバイザー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】サイドバイザー上面（１）からの、水滴の落下
及び、侵入による車内や、衣服の汚損を防止する。 【解決手段】サイドバイザーの上面（１）の外側端にガ
イド状の突起（２）を設けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明はサイドバイザー上
面（１）の外側端の縁に、前後方向にガイド状の突起を
設けた自動車用部品、水滴落下防止型サイドバイザーに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、上面が平滑なサイドバイザーがあ
った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）サイドバイザー上面が平滑であるために雨天時、
ドアを開閉すると、サイドバイザー上面に溜まった水滴
が車内に直接落下し、衣服や車室内を汚損することが少
なくなかった。 （ロ）走行時に少しでも窓を開けると、水滴が容易に車
内に侵入した。本発明は、この欠点を除くためになされ
たものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】サイドバイザーの上面
（１）の外側端の縁に、前後方向にガイド状の突起
（２）を設ける。本発明は、以上のような構成よりな
る、水滴が車内に直接落下するのを防止するサイドバイ
ザーである。

【０００５】

【発明の実施の形態】サイドバイザーを従来通り使用す
ると、ドア開閉時にサイドバイザー上面（１）に溜まっ
た水滴は、ガイド状の突起（２）に遮られて車内へ直接
落下しない。窓を開けての走行時には、気流の巻き込み
による水滴の車内への侵入を防止できる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。サ
イドバイザー上面（１）の外側端の縁にガイド状の突起
（２）を設ける。本発明は以上のような構造で、これを
使用する時は、従来と同様に所定の箇所に設置する。雨
天時にドアを開閉しても、サイドバイザー上面（１）に
溜まった水滴は、ガイド状の突起（２）に遮られて落下
しない。又、走行時に窓を開けても、水滴がガイド状の
突起（２）の内側に沿って流れるため、車内への侵入を
防止できる。なお、ガイド状の突起（２）の代わりに、
前後方向のガイド状の溝を設けてもよい。又上面（１）
に内側から外側に向かって、高くなるように傾斜をつけ
てもよい。

【０００７】

【発明の効果】雨天時にドアを開閉しても、サイドバイ
ザー上面に溜まった水滴の車内への落下を防ぎ、車内及
び衣服等の汚損を防止できる。又、走行時に窓を開けて
も、気流の巻き込みによる水滴の車内への侵入を防止で
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の正面図である。

【符号の説明】

１ サイドバイザー本体 ２ ガイド状の突起 ３ ウィンドウガラス ４ 水滴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】サイドバイザー上面（１）の外側端の縁
   に、前後方向にガイド状の突起（２）を設け、水滴の落
   下を防止する水滴落下防止型サイドバイザー。