JPH1086306A - ハーメチックモータ絶縁用積層体 - Google Patents

ハーメチックモータ絶縁用積層体

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Publication number
JPH1086306A
JPH1086306A JP8265331A JP26533196A JPH1086306A JP H1086306 A JPH1086306 A JP H1086306A JP 8265331 A JP8265331 A JP 8265331A JP 26533196 A JP26533196 A JP 26533196A JP H1086306 A JPH1086306 A JP H1086306A
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JP
Japan
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film
biaxially oriented
laminate
pps
polyethylene terephthalate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8265331A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sudo
正昭 須藤
Shuichi Kinoshita
周一 木下
Hiroshi Kitamura
弘 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低オリゴマで、耐熱性、耐衝撃性に優れたハ
ーメチックモータ絶縁用フィルム積層体を提供する。 【解決手段】 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムの両面に二軸配向ポリフェニレンスルフィドフィ
ルムが接着剤を介して積層されてなる積層体であって、
該二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルムに含有
される環状三量体量が0.01重量%以上、0.7重量
%以下であることを特徴とするハーメチックモータ絶縁
用積層体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉系のなかで冷
媒や潤滑油等との混合物と共存して用いられる冷蔵庫や
エアコン等に使用されるハーメチックモータ用の電気絶
縁材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、二軸配向ポリフェニ
レンスルフィド(以下、PPSと略すことがある。)フ
ィルムを二軸配向ポリエチレンテレフタレート(以下、
PETと略すことがある。)フィルムの両面に積層した
ものを電気絶縁材料として用いることが、特開昭62−
292431号公報等で知られている。また、特開昭6
3−45477号公報においては、PPSフィルムとP
ETフィルムとの積層体を、冷媒圧縮機のモータ絶縁フ
ィルムとして用いることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフィルムは下記の問題点を有している。すなわち、
ハーメチックモータの絶縁体として冷媒中で高温下長時
間使用されると、二軸配向PETフィルムに含有される
オリゴマ成分が、積層体内部の接着層に析出し、結晶化
してフィルム間の剥離を促す。剥離が生じると、積層体
の目的とする長期信頼性を損なう。
【0004】また、モータのスロットライナーやウエッ
ジとして加工する際の剥離や裂けの改良には、二軸配向
PETフィルム層の厚み比率を高くすることが有効であ
るが、従来技術では耐熱性の低下を伴うことから、PE
Tフィルム層の比率を高くできなかった。
【0005】本発明の課題は、かかる問題点を解決し、
耐熱性、低オリゴマ性と耐衝撃性に優れた、ハーメチッ
クモータの絶縁体に好適なフィルム積層体を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のハーメチックモータ絶縁用積層体は、二軸
配向ポリエチレンテレフタレートフィルムの両面に二軸
配向ポリフェニレンスルフィドフィルムが接着剤を介し
て積層されてなる積層体であって、該二軸配向ポリエチ
レンテレフタレートフィルムに含有される環状三量体量
が0.01重量%以上、0.7重量%以下であることを
特徴とするものからなる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、二軸配向PPS
フィルムとは、PPSを主成分とする樹脂組成物を、溶
融成形してシート状とし、二軸延伸、熱処理してなるフ
ィルムである。
【0008】本発明において、PPSを主成分とする樹
脂組成物とは、PPSを90重量%以上含む組成物を言
う。PPSの含有量が90重量%未満では、組成物とし
ての結晶性、熱転移等が低くなり、該組成物からなるフ
ィルムの特徴とする耐熱性、寸法安定性、機械特性等を
損なう。
【0009】ただし、上記組成物中の残りの10重量%
未満は、PPS以外のポリマ、無機または有機のフィラ
ー、滑剤、着色剤などの添加物を含むものであっても、
本発明の目的を害しない範囲であるなら差し支えない。
【0010】本発明において、二軸配向PETフィルム
とは、テレフタル酸とエチレングリコールの縮重合によ
り得られるPETを、二軸延伸、熱処理したフィルムを
いう。該フィルムの厚さは、50〜500μmの範囲が
好ましい。また、該PETに、無機または有機のフィラ
ー、滑剤、安定剤、難熱剤などの添加物や、他種のポリ
マ等が、少量含まれていることは差し支えない。
【0011】本発明の二軸配向PETフィルムは、含有
する環状三量体量が、0.01重量%以上、0.7重量
%以下である必要がある。0.7重量%を越える場合
は、オリゴマ成分の接着層への析出が顕著になり、部分
剥離を起こし易くなる。また、環状三量体量は、好まし
くは0.01重量%以上、0.6重量%以下である。
【0012】二軸配向PETフィルムの25℃における
極限粘度は、0.65以上であることが好ましい。0.
65未満であると、本発明の積層体の特徴とする耐熱性
を損なう場合がある。
【0013】本発明の積層体は、上記の一方の二軸配向
PPSフィルム(厚さをAμmとする。)、二軸配向P
ETフィルム(厚さをBμmとする。)、およびもう一
方の二軸配向PPSフィルム(厚さをA′μmとす
る。)を、接着剤を介して積層したものである。
【0014】該積層体を構成する各層の厚さの関係は、
−1.1≦log((A+A′)/B)≦0.56であ
ることが好ましい。log((A+A′)/B)が、−
1.1未満では、耐熱性が低下し、逆に0.56を越え
ると耐衝撃性が低下する傾向にある。また、積層体の全
体の厚さは、50〜700μmの範囲が好ましい。
【0015】本発明の積層体を構成する接着剤層の組成
はとくに限定されないが、ポリウレタン系、エポキシ
系、ポリエステル系、シリコーン系等の接着剤を用いる
ことができる。接着剤層の厚みは、1〜30μmが好ま
しい。
【0016】次に本発明の積層体の製造方法について述
べる。まず、本発明に用いる二軸配向PPSフィルム
は、前述のPPSを主成分とする樹脂組成物を押出機に
て溶融し、口金から定量的に金属ドラムの上にキャステ
ィングし、急速冷却することによって無配向、非晶状態
のシートを得る。該シートを周知の方法で、二軸延伸、
熱処理する。延伸は、長手方向、幅方向とも90〜11
0℃の温度で、3〜4.5倍の範囲で行う。熱処理は、
240℃〜融点の範囲で、定長または15%以下の制限
収縮下に1〜60秒間行う。さらに、該フィルムの熱的
寸法安定性を向上させるために、一方向もしくは二方向
にリラックス処理してもよい。
【0017】本発明に用いる二軸配向PETフィルムの
製法の一例としては、通常の溶融重縮合法によって得ら
れたポリエチレンテレフタレートを、低温減圧下で固相
重合し、含有オリゴマを減少させる。そしてこれを、押
出機にてシート状に押し出す。この溶融重合条件、固相
重合条件、押出条件を変化させることで、環状三量体
量、極限粘度を望ましいものとすることができる。
【0018】好ましい条件としては、溶融重合温度27
0〜280℃で極限粘度が0.5〜0.7程度の重合体
を得、次に温度200〜220℃の固相重合によって、
極限粘度を0.7〜0.9とする。これを、温度270
〜300℃、時間5〜20分で押し出し、無配向、非晶
状態のシートを得る。このシートを通常の方法で二軸延
伸、熱処理することで本発明に用いる二軸配向PETフ
ィルムを得ることができる。
【0019】本発明に用いる二軸配向PETフィルム
は、上記の製法の他に、常法により製造した二軸配向P
ETフィルムを、キシレン、クロロホルム等の有機溶媒
中で抽出処理をすることでも得ることができる。
【0020】次に本発明に用いる接着剤は、無溶剤系、
溶剤系とも用い得るが、接着剤の耐熱性や接着剤を積層
する作業性から考えて、硬化型の溶剤系の接着剤が好ま
しい。
【0021】次に、二軸配向PPSフィルムと二軸配向
PETフィルムとを、接着剤を介して積層する。積層に
先立って、二軸配向PPSフィルムは片面に、二軸配向
PETフィルムは両面にそれぞれコロナ放電処理、プラ
ズマ処理、プライヤーコート処理などの単独または組み
合わせた表面処理を行うのが好ましい。
【0022】積層する方法としては、二軸配向PPSフ
ィルム(または二軸配向PETフィルム)の片面に接着
剤を塗布し、乾燥した後加熱ロールまたは加熱プレスで
二軸配向PETフィルム(または二軸配向PPSフィル
ム)を貼り合わせる。次に上記の二軸配向PPSフィル
ムと二軸配向PETフィルムの2層体の二軸配向PET
フィルム側(またはもう一層の二軸配向PPSフィルム
側)の片面に上記と同様の接着剤を塗布し、乾燥した
後、加熱ロールまたは加熱プレスでもう一層の二軸配向
PPSフィルム(または二軸配向PPSフィルムと二軸
配向PETフィルムの2層体)を、二軸配向PETフィ
ルムが芯になるようにして貼り合わせる方法が最も一般
的である。また塗布の方法としては、グラビアロール
法、リバースロールコータ法等を使用できる。塗布後の
溶剤の乾燥条件は、用いる溶剤の種類により異なり、通
常は溶剤の種類によって異なり、通常は溶剤の沸点付近
の温度で残存溶剤が完全になくなり、かつ、接着剤の硬
化が促進しない条件が選ばれる。また、貼り合わせの条
件は、温度50〜150℃、線圧1〜50kg/cmの
範囲で行うのがよい。
【0023】[物性の測定方法ならびに効果の評価方
法] (1)ポリエチレンテレフタレートの極限粘度 ポリエチレンテレフタレートをオルソクロロフェノール
に溶解し、25℃において測定した。
【0024】(2)PETフィルムの含有環状三量体量 PETフィルム150mgを、ヘキサフルオロイソプロ
パノールとクロロホルムを1対1に混合した溶液2ml
に溶解後、クロロホルム8mlを追加して希釈した後、
アセトニトリルを加えて100mlとし、ポリマ成分を
析出させた。これを濾過し、濾液をGLサイエンス
(株)社製カラム、インナートシルODS−2を使用し
た高速液体クロマトで分析した。
【0025】(3)耐衝撃性 スコット型モミ試験機(東洋ボールドウイン社製)を用
いて測定した。試料を装置に取り付け圧着させた状態で
往復運動を与え、フィルムが層剥離を発生するまでの揉
み回数で表す。なお、試料は積層フィルムの長手方向を
測定し、圧着荷重は0.5kgとした。
【0026】(4)耐熱性 試料を180℃のオーブン中に暴露し、240時間ごと
に試料を取り出して、引張り伸び率を測定し、初期値の
半分の値になるまでの時間で示した。なお、引張り伸び
率の測定は、ASTM−D882により測定した。
【0027】(5)冷媒試験 50mm×100mmの大きさに裁断した試料を、内容
量1000mlのオートクレーブに入れ、スニソオイル
4GSを200ml、フレオンR22を100ml封入
した後、150℃で1000時間加熱し、開封して試料
の状態を観察した。試料に砂状のオリゴマ析出がなく、
かつ接着層の剥がれのないものを良とし、砂状のオリゴ
マ析出が両面合わせて5個以下でかつ接着層の剥がれが
ないものを可とし、砂状のオリゴマ析出が両面合わせて
5個を越えるか、あるいは接着層の剥がれがみられるも
のを不可とした。
【0028】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。 実施例1 (1)本発明に用いる二軸配向PPSフィルムの調製 温度300℃、せん断速度200(1/sec)のもと
での溶融粘度が3000ポイズのPPS樹脂組成物を1
80℃で2時間、減圧下で乾燥した後、40mm口径の
押出機に投入する。310℃で溶融された該組成物を、
長さ250mm、間隙1.5mmの直線状のリップを有
する口金から押し出し、表面温度を30℃に保った金属
ドラム上にキャストし、未延伸フィルムを得た。該フィ
ルムをロール群からなる縦延伸装置によって98℃の温
度で縦方向に3.6倍延伸し、続いてフィルムをテンタ
に供給し、延伸温度98℃で幅方向に3.7倍延伸し、
さらに同一テンタ内の後続する熱処理室で270℃、1
0秒間の熱処理をして、厚さ16μmの二軸配向PPS
フィルムを得た。さらに、該フィルムの片面に、600
0J/m2 のコロナ放電処理を施した(このフィルムを
PPSフィルム1とする)。
【0029】(2)本発明に用いる二軸配向PETフィ
ルムの調製 ジエチレンテレフタレート100重量部、エチレングリ
コール64重量部を混合し、さらに触媒として酢酸亜鉛
を0.1重量部、および三酸化アンチモン0.03重量
%を添加し、エチレングリコールの還流温度でエステル
交換を行った。これに、トリメチルホスフェート0.0
8重量部を添加し、徐々に昇温、減圧し、273℃で6
時間重合を行った。得られたポリエチレンテレフタレー
トの極限粘度は0.58であった。このポリマをチップ
化し、回転真空装置で220℃、0.5mmHg下で1
7時間加熱した。チップの極限粘度は、0.78であっ
た。
【0030】かくして得られたPETを180℃で2時
間、減圧下で乾燥した後、40mm口径の押出機に投入
する。290℃で溶融された該組成物を、長さ250m
m、間隙1.0mmの直線状のリップを有する口金から
平均10分の滞留時間で押し出し、表面温度を30℃に
保った金属ドラム上にキャストし、未延伸フィルムを得
た。該フィルムをロール群からなる縦延伸装置によって
90℃の温度で縦方向に3.2倍延伸し、続いてフィル
ムをテンタに供給し、延伸温度95℃で幅方向に3.4
倍延伸し、さらに同一テンタ内の後続する熱処理室で2
30℃、10秒間の熱処理をして、厚さ188μmの二
軸配向PETフィルムを得た。さらに、該フィルムの両
面に、それぞれ6000J/m2 のコロナ放電処理を施
した(このフィルムをPETフィルム1とする)。この
PETフィルム1の含有環状三量体量は、0.43重量
%、極限粘度は0.73であった。
【0031】(3)接着剤の調製 市販されている下記の耐熱性ポリウレタン接着剤を用い
た。東洋モートン社製“アドコート”76P1の主剤と
硬化剤の混合比を主剤/硬化剤=100/8とし、酢酸
エチルを溶剤として固形分濃度が32重量%になるよう
に調製した。
【0032】(4)積層体の調製 PPSフィルム1のコロナ処理面にグラビアロール法で
先に調製した接着剤をコーティングした。溶剤の乾燥条
件は80℃で3分間であり、接着剤の厚みは硬化後で7
μmになるように調整した。続いて後続するロールラミ
ネータでPETフィルム1と貼り合わせた。貼り合わせ
条件は、80℃、線圧3kg/cmとした。次に、もう
一層のPPSフィルム1のコロナ処理面に上記の条件で
コーティングし、先に得られたPPSフィルム1とPE
Tフィルム1の2層体のPETフィルム1側に上記の条
件で貼り合わせた。得られた積層体は、60℃で50時
間にて硬化し、さらに150℃で10時間硬化させた
(積層体1)。
【0033】実施例2〜4、比較例1〜4 実施例1のPETフィルムの調製において、溶液縮重合
時間、固相重合時間を変更して重合した以外は同様に製
膜した含有環状三量体量の異なるPETフィルムを用
い、実施例1で調製したPPSフィルム1を実施例1と
同様に貼り合わせた。
【0034】実施例5 市販のPETフィルム(厚さ188μm)を、真空乾燥
機中で120℃で2時間乾燥した後、沸騰キシレン中に
約140℃で24時間煮沸した。このPETフィルムの
含有環状三量体量は、0.15重量%、極限粘度は0.
64であった(PETフィルム5)。これを、実施例1
のPPSフィルム1を用いて、実施例1の積層体と同様
に貼り合わせた。以上の積層体の評価結果を表1に示し
た。
【0035】
【表1】
【0036】実施例6〜8、比較例5〜7 実施例4、比較例1で調製した原料チップを用いて、厚
みの異なるPPSフィルムおよびPETフィルムを調製
し、実施例1と同様の方法で積層体を調製した。厚み構
成は、実施例6と比較例5が、A/B/A′=6/25
0/6、実施例7と比較例6が50/38/50、実施
例8と比較例7が100/50/100であった。表2
に作製した積層体の評価結果を示す。
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、従来のPPS/PET
積層体に比べ、PETフィルムの含有環状三量体量を特
定の範囲にあるものを用いることにより、冷媒中で高温
下長時間使用した際の積層体内部のオリゴマ結晶析出が
低減され、耐熱性、耐衝撃性に優れた信頼性の高い、ハ
ーメチックモータ用の絶縁体として好適な積層体が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 67:00 B29L 9:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフ
    ィルムの両面に二軸配向ポリフェニレンスルフィドフィ
    ルムが接着剤を介して積層されてなる積層体であって、
    該二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルムに含有
    される環状三量体量が0.01重量%以上、0.7重量
    %以下であることを特徴とするハーメチックモータ絶縁
    用積層体。
  2. 【請求項2】 二軸配向ポリエチレンテレフタレートフ
    ィルムの極限粘度が0.65以上であり、かつ、一方の
    二軸配向ポリフェニレンスルフィドフィルムの厚みA、
    他方の厚みA′および二軸配向ポリエチレンテレフタレ
    ートフィルムの厚みBが、 −1.1≦log((A+A′)/B)≦0.56 を満足することを特徴とする、請求項1に記載のハーメ
    チックモータ絶縁用積層体。
JP8265331A 1996-09-13 1996-09-13 ハーメチックモータ絶縁用積層体 Pending JPH1086306A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013121833A1 (ja) * 2012-02-16 2013-08-22 東レ株式会社 二軸配向積層フィルム

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