JPH1085858A - パンチ荷重を調整可能なリードフレームのデプレス金型 - Google Patents

パンチ荷重を調整可能なリードフレームのデプレス金型

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Publication number
JPH1085858A
JPH1085858A JP24635796A JP24635796A JPH1085858A JP H1085858 A JPH1085858 A JP H1085858A JP 24635796 A JP24635796 A JP 24635796A JP 24635796 A JP24635796 A JP 24635796A JP H1085858 A JPH1085858 A JP H1085858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
die
load
stripper
lead frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP24635796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sugimori
俊之 杉森
Hirohisa Endo
裕寿 遠藤
Kazuhisa Kishino
和久 岸野
Takaharu Yonemoto
隆治 米本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH1085858A publication Critical patent/JPH1085858A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】リードフレームのデプレス成型の精度が高く、
金型の熱膨張にも安定した下死点を決めることができ、
更にはパンチ荷重の微妙な調整を可能とする、パンチ荷
重を調整可能なリードフレームのデプレス金型を提供す
る。 【解決手段】パンチ荷重を調整可能なリードフレームの
デプレス金型は、下型に固定され、リードフレームが載
置されるダイ2と、中孔を有するストリッパ8と、前記
ストリッパ8の中孔内を通り、先端が前記ダイ2上に対
向して設けられ、前記ダイ2に載置されるリードフレー
ムを押圧し、デプレス成型するため、このストリッパ8
の中孔内を上下動可能なパンチ1と、上型と前記パンチ
1との間に介装され、前記パンチ1に対する荷重を調整
する弾性体を含む第1の荷重調整機構25、26と、前
記上型と前記ストリッパ8との間に介装され、前記スト
リッパ8に対する荷重を調整する弾性体を含む第2の荷
重調整機構35、36と、より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IC等のリード
フレームのデプレス成型に用いられるパンチ荷重を調整
可能なリードフレームのデプレス金型に関する。
【0002】
【従来の技術】IC等のリードフレームの中央部分のダ
イパットを低く凹ませ、ICチップの表面の高さをイン
ナーリードの高さに近付けワイヤーボンディングを容易
にするため、ダイパッドを含め、その吊りリードをデプ
レス成型する金型を必要としている。
【0003】この種の従来のデプレス金型の構成は、概
略図2のように示される。
【0004】ダイ2は、ダイプレート11の中心に保持
され、ダイバッキングプレート12を介してダイホルダ
13に固定され、下型を構成する。
【0005】パンチ1は、ストリッパ8の中孔内を上下
動可能であり、その先端は、前記ダイ2上に対向して配
置され、前記ダイ2に載置されるリードフレームを押圧
し、デプレス成型する。パンチ1の後端は、パンチプレ
ート4を貫通した後、パンチバッキングプレート3に固
定され、パンチ1の高さは、このパンチバッキングプレ
ート3によって拘束される。パンチバッキングプレート
3は、ボルト等でパンチホルダ7に固定される。
【0006】パンチプレート4とダイホルダ13との間
にストリッパガイド10が設立され、ストリッパ8を支
持している。
【0007】上型を構成するパンチホルダ7は、ダイホ
ルダ13との間をガイドポスト14を介して保持され
る。
【0008】ストリッパ8は、一対のストリッパボルト
9を介してコイルスプリング5及びスクリュープラグ6
より成る荷重制御体を内部で支持しているパンチバッキ
ングプレート3及びパンチホルダ7に連結される。
【0009】ダイホルダ13には、ハイストッパ15が
設立され、パンチホルダ7の加圧時にストッパの役目を
し、デプレス動作の下死点を決め、結果としてパンチ荷
重を調整している。
【0010】ダイ2に載置されたリードフレームは、図
示しないプレス機によって、パンチホルダ7が加圧され
ると、下降するパンチ1とダイ2との間で挟まれてデプ
レス成型される。リードフレームの変形量は、パンチ1
とダイ2の形状とパンチ荷重とによって決定される。
【0011】ダイパッドを有し、その吊りリードをデプ
レス成型するリードフレームにあっては、ダイパッドに
反りが発生しやすくパンチ荷重の微妙な調整が必要とな
る。しかしながら、上述した従来のハイストッパ15に
よってパンチ1の押し込み量を規制する手段では、リー
ドフレームに加える荷重の伝達経路は、パンチホルダ7
からパンチ1まで全て剛体で構成しているため、僅かな
高さの調整でもパンチ荷重が大きく影響し、ダイパッド
の反りなどのフレーム変形量を調整することが困難であ
った。
【0012】また、パンチ荷重が時間と共に変動する場
合は、ダイパッドの反りも対応して変動するが、このパ
ンチ荷重の変動の原因は、加圧時のパンチの押し込み量
がハイストッパ15の設立高さによって規制されるの
で、このハイストッパ15を含め、金型全体の熱膨張に
よって、ハイストッパ15の設立高さが変動し、それに
つれてパンチの押し込み量も変動することがある。
【0013】上述したように、パンチホルダの下降動作
をストッパで抑えてデプレス動作の下死点を決める従来
の機構にあっては、パンチ荷重の変動は避けられなかっ
た。更に、上型に連結するパンチに対する軸方向に加わ
る荷重と、前記パンチを中孔内で、上下動させるストリ
ッパに対する軸方向に加わる荷重とを別々に調整する機
構は見当たらず、ダイパッドの反りなどのフレーム変形
量を木目細かに調整したいという要望に答えるデプレス
金型は見当たらなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みて為されたものであり、リードフレームのデプ
レス成型の精度が高く、金型の熱膨張にも安定してい
て、更にはパンチ荷重の微妙な調整を可能とする、パン
チ荷重を調整可能なリードフレームのデプレス金型を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のパンチ荷重を調整可能なリードフレーム
のデプレス金型は、下型と、下型に固定されるダイと、
中孔を有するストリッパと、前記ストリッパの中孔内を
通り、先端が前記ダイ上に対向して設けられ、前記ダイ
に載置されるリードフレームを押圧し、デプレス成型す
るため、ストリッパの中孔内を上下動可能なパンチと、
上型と、前記上型と前記パンチとの間に介装され、前記
パンチに対する荷重を調整する弾性体を含む第1の荷重
調整機構と、前記上型と前記ストリッパとの間に介装さ
れ、前記ストリッパに対する荷重を調整する弾性体を含
む第2の荷重調整機構と、より構成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0017】本発明のデプレス金型の構成は、概略図1
のように示され、ダイ2は、ダイプレート11の中心に
保持され、ダイバッキングプレート12を介してダイホ
ルダ13に固定され、下型を構成する。
【0018】パンチ1は、ストリッパ8の中孔内を上下
動可能であり、その先端は、前記ダイ2上に対向して配
置され、前記ダイ2に載置されるリードフレームを押圧
し、デプレス成型する。パンチ1の後端は、パンチプレ
ート4を貫通した後、パンチバッキングプレート3に固
定され、パンチ1の高さは、このパンチバッキングプレ
ート3によって拘束される。
【0019】パンチバッキングプレート3は、一対のス
トリッパボルト29、29を介して、それぞれ対応した
一対のコイルスプリング25及びスクリュープラグ26
より成る第1の荷重制御体を内部で支持している上型を
構成するパンチホルダ7に連結される。
【0020】ストリッパ8は、一対のストリッパボルト
39、39を介して、それぞれ対応した一対のコイルス
プリング35及びスクリュープラグ36より成る第2の
荷重制御体を内部に支持する前記パンチホルダ7に連結
される。
【0021】第1及び第2の荷重制御体における一対の
コイルスプリング25及び35は、他の弾性体であれば
よく、例えばエアスプリングを用いてもよい。
【0022】パンチプレート4とダイホルダ13との間
にストリッパガイド10が設立され、ストリッパ8を支
持している。
【0023】上型を構成するパンチホルダ7は、ダイホ
ルダ13との間に設けられたガイドポスト14によって
支持される。
【0024】次に、図1に示す本発明の金型の前記ダイ
2に載置されたリードフレームに対し、パンチ荷重を加
えてデプレス成型する動作について説明する。
【0025】パンチ1は、ストリッパ8の中孔内を、上
下動可能であり前記ダイ2に載置されたリードフレーム
にパンチ荷重を加えることができる。
【0026】パンチバッキングプレート3とパンチプレ
ート4は、パンチ1の上下動に付随して上下動可能であ
り、一対のストリッパボルト29、29を介して、それ
ぞれ対応して設けられている一対のコイルスプリング2
5の弾撥力をそれぞれ対応するスクリュープラグ26の
調整によって制御し、加圧時のパンチ荷重を、リードフ
レームの成型に最適の値に選ぶことができる。
【0027】スクリュープラグ26の調整によって加圧
時のデプレス動作の下死点を決めることができ、その時
のパンチ荷重を設定することができる。
【0028】このように、パンチホルダ7の降下をハイ
ストッパ15で受けてパンチ1の押し込み量を規制する
従来の機構と異なり、このハイストッパ15を用いてい
ないので、金型全体の熱膨張によって、ハイストッパ1
5の設立高さが変動し、それにつれてパンチの押し込み
量が変動するということはない。
【0029】更に、ストリッパ8は、一対のストリッパ
ボルト39、39を介して、それぞれ対応した一対のコ
イルスプリング35及びスクリュープラグ36に連結さ
れていて、前記ストリッパ8に加わる荷重を、一対のス
クリュープラグ36の調整によって、それぞれ対応する
一対のコイルスプリング35の弾撥力を制御することに
より、調整することができる。
【0030】このように、パンチバッキングプレート3
に加わる荷重と、ストリッパ8に加わる荷重とは、それ
ぞれ独立して調整できるので、ダイ2に載置されたリー
ドフレームに対するパンチ荷重を加えてのデプレス成型
は、木目細かに行うことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のパンチ荷重を調整可能なリード
フレームのデプレス金型は、リードフレームのデプレス
成型の精度が高く、金型全体の熱膨張による下死点の微
小な変動を第1及び第2の荷重調整機構に含まれる弾性
体で吸収し、安定して下死点を決めることができ、ダイ
パッドの反りなどのフレーム変形量を調整でき安定した
デプレス成型が可能となる。
【0032】更に、本発明の金型によれば、パンチ荷重
を連続的に調整できるため、条件出し作業が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すデプレス金型の概略
構成を部分的に断面で示す正面図。
【図2】従来例を示すデプレス金型の概略構成を部分的
に断面で示す正面図。
【符号の説明】
1 パンチ 2 ダイ 7 パンチホルダ 8 ストリッパ 13 ダイホルダ 25、26 第1の荷重調整機構 35、36 第2の荷重調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米本 隆治 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社システムマテリアル研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下型と、下型に固定されるダイと、中孔を
    有するストリッパと、前記ストリッパの中孔内を通り、
    先端が前記ダイ上に対向して設けられ、前記ダイに載置
    されるリードフレームを押圧し、デプレス成型するた
    め、ストリッパの中孔内を上下動可能なパンチと、上型
    と、前記上型と前記パンチとの間に介装され、前記パン
    チに対する荷重を調整する弾性体を含む第1の荷重調整
    機構と、前記上型と前記ストリッパとの間に介装され、
    前記ストリッパに対する荷重を調整する弾性体を含む第
    2の荷重調整機構と、より成ることを特徴とするパンチ
    荷重を調整可能なリードフレームのデプレス金型。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2の荷重調整機構は、それ
    ぞれコイルスプリング及びスクリュープラグより成るこ
    とを特徴とする請求項1に記載のパンチ荷重を調整可能
    なリードフレームのデプレス金型。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2の荷重調整機構は、それ
    ぞれエアスプリング及びスクリュープラグより成ること
    を特徴とする請求項1に記載のパンチ荷重を調整可能な
    リードフレームのデプレス金型。
JP24635796A 1996-09-18 1996-09-18 パンチ荷重を調整可能なリードフレームのデプレス金型 Pending JPH1085858A (ja)

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JP24635796A JPH1085858A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 パンチ荷重を調整可能なリードフレームのデプレス金型

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ID=17147362

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JP24635796A Pending JPH1085858A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 パンチ荷重を調整可能なリードフレームのデプレス金型

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JP (1) JPH1085858A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6538740B1 (en) 1998-02-09 2003-03-25 Nikon Corporation Adjusting method for position detecting apparatus
KR100530753B1 (ko) * 1998-04-10 2006-01-27 삼성테크윈 주식회사 리드프레임금형
CN106915021A (zh) * 2017-02-20 2017-07-04 嵊州陌桑高科股份有限公司 一种家蚕营茧用蚕框的成型方法及其成型模具

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US6538740B1 (en) 1998-02-09 2003-03-25 Nikon Corporation Adjusting method for position detecting apparatus
KR100530753B1 (ko) * 1998-04-10 2006-01-27 삼성테크윈 주식회사 리드프레임금형
CN106915021A (zh) * 2017-02-20 2017-07-04 嵊州陌桑高科股份有限公司 一种家蚕营茧用蚕框的成型方法及其成型模具

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