JPH1085529A - フィルター用濾紙及びその製造方法 - Google Patents
フィルター用濾紙及びその製造方法Info
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- JPH1085529A JPH1085529A JP26931796A JP26931796A JPH1085529A JP H1085529 A JPH1085529 A JP H1085529A JP 26931796 A JP26931796 A JP 26931796A JP 26931796 A JP26931796 A JP 26931796A JP H1085529 A JPH1085529 A JP H1085529A
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- filter paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、熱硬化工程時間の短縮を可能にし、
通気性を損なうことなく、しかも、剛性の低下が少な
く、熱硬化工程後プリーツ加工が可能な耐水強度の優れ
た白色のフィルター用濾紙の製造方法を提供する。 【解決手段】本発明に係るフィルター用濾紙の製造方法
は、ウッドパルプ又はリンターパルプと合成繊維とから
なるフィルター用原紙にラテックス及び／又はラテック
スとアミノ樹脂からなる樹脂を含浸させる含浸工程と、
この含浸工程の後、乾燥工程、熱硬化工程を施しフィル
ター用濾紙を得る工程とを含み、白色且つ耐水強度良好
なフィルター用濾紙を得ることを特徴とする。
通気性を損なうことなく、しかも、剛性の低下が少な
く、熱硬化工程後プリーツ加工が可能な耐水強度の優れ
た白色のフィルター用濾紙の製造方法を提供する。 【解決手段】本発明に係るフィルター用濾紙の製造方法
は、ウッドパルプ又はリンターパルプと合成繊維とから
なるフィルター用原紙にラテックス及び／又はラテック
スとアミノ樹脂からなる樹脂を含浸させる含浸工程と、
この含浸工程の後、乾燥工程、熱硬化工程を施しフィル
ター用濾紙を得る工程とを含み、白色且つ耐水強度良好
なフィルター用濾紙を得ることを特徴とする。
Description
【発明の属する技術分野】本発明はエアーフィルター、
フュエルフィルター、オイルフィルター等に使用する熱
硬化工程時間を短縮可能な白色且つ耐水強度の優れたフ
ィルター用濾紙及びその製造方法に関する。
フュエルフィルター、オイルフィルター等に使用する熱
硬化工程時間を短縮可能な白色且つ耐水強度の優れたフ
ィルター用濾紙及びその製造方法に関する。
【従来の技術】フィルター用濾紙は、ウッドパルプ、リ
ンターパルプ、合成繊維等を基材としたフィルター用原
紙に通常フェノール樹脂を含浸させた後、乾燥工程から
熱硬化工程を経て製造される。このようにして製造され
るフィルター用濾紙は破裂強度が高く、耐熱性及び通気
性にも優れている。
ンターパルプ、合成繊維等を基材としたフィルター用原
紙に通常フェノール樹脂を含浸させた後、乾燥工程から
熱硬化工程を経て製造される。このようにして製造され
るフィルター用濾紙は破裂強度が高く、耐熱性及び通気
性にも優れている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフェノール樹脂を含浸して得られるフィルター用濾
紙は、乾燥工程後における熱硬化工程時間がかかると同
時に、褐色に着色してしまい、商品としての価値が低下
していた。また、熱硬化工程後のプリーツ加工ができな
い等の問題があった。本発明は、熱硬化工程時間の短縮
を可能にし、通気性を損なうことなく、しかも、剛性の
低下が少なく、熱硬化工程後プリーツ加工が可能な耐水
強度の優れた白色のフィルター用濾紙及びその製造方法
を提供することを目的とする。
来のフェノール樹脂を含浸して得られるフィルター用濾
紙は、乾燥工程後における熱硬化工程時間がかかると同
時に、褐色に着色してしまい、商品としての価値が低下
していた。また、熱硬化工程後のプリーツ加工ができな
い等の問題があった。本発明は、熱硬化工程時間の短縮
を可能にし、通気性を損なうことなく、しかも、剛性の
低下が少なく、熱硬化工程後プリーツ加工が可能な耐水
強度の優れた白色のフィルター用濾紙及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するために鋭意検討を重ねた結果、ウッドパルプ
又はリンターパルプと合成繊維とからなるフィルター用
原紙にラテックス及び／又はラテックスとアミノ樹脂と
を混合して得られた樹脂を含浸することにより、従来の
通気性、剛性を損なうことなく、熱硬化工程時間の短
縮、熱硬化工程後のプリーツ加工を可能にし、白色且つ
耐水、耐油強度良好なフィルター用濾紙を製造できるこ
とを見出し、本発明を完成させた。本発明に用いる原紙
は、ウッドパルプ又はリンターパルプに合成繊維を配合
することを特徴とし、合成繊維には、ポリエステル、ア
クリル、ビニロン、ポリオレフィン等を使用することが
出来る。また、本発明に用いるラテックスは、アクリル
系、酢酸ビニル系、ＳＢＲ（スチレン−ブタジエン−ラ
バー）系、ＮＢＲ（ニトリル−ブタジエン−ラバー）系
の各ラテックスのエマルジョン、サスペンジョン及び／
又は溶液を使用することができる。本発明に用いるアミ
ノ樹脂としては、メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン
樹脂等を使用することができる。本発明の代表的な含浸
方法を例示すれば、ラテックスとアミノ樹脂とを混合
し、水又はメタノール等で希釈した溶液を含浸液とし、
該含浸液中にフィルター用濾紙を浸漬した後、フィルタ
ー用濾紙に含浸した余分な含浸液を絞り取り除去すると
いう含浸方法を挙げることができる。更には、その他キ
スロールを用いたキスコート方式等を採用することもで
きる。フィルター用濾紙への樹脂付着量としては、原紙
１００重量部に対し、樹脂が固形分で１０〜４０重量部
付着するように、含浸液濃度及び含浸時間等を調整す
る。上記含浸工程を経た後、乾燥工程、熱硬化工程の処
理を行ってフィルター用濾紙を製造する。
を達成するために鋭意検討を重ねた結果、ウッドパルプ
又はリンターパルプと合成繊維とからなるフィルター用
原紙にラテックス及び／又はラテックスとアミノ樹脂と
を混合して得られた樹脂を含浸することにより、従来の
通気性、剛性を損なうことなく、熱硬化工程時間の短
縮、熱硬化工程後のプリーツ加工を可能にし、白色且つ
耐水、耐油強度良好なフィルター用濾紙を製造できるこ
とを見出し、本発明を完成させた。本発明に用いる原紙
は、ウッドパルプ又はリンターパルプに合成繊維を配合
することを特徴とし、合成繊維には、ポリエステル、ア
クリル、ビニロン、ポリオレフィン等を使用することが
出来る。また、本発明に用いるラテックスは、アクリル
系、酢酸ビニル系、ＳＢＲ（スチレン−ブタジエン−ラ
バー）系、ＮＢＲ（ニトリル−ブタジエン−ラバー）系
の各ラテックスのエマルジョン、サスペンジョン及び／
又は溶液を使用することができる。本発明に用いるアミ
ノ樹脂としては、メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン
樹脂等を使用することができる。本発明の代表的な含浸
方法を例示すれば、ラテックスとアミノ樹脂とを混合
し、水又はメタノール等で希釈した溶液を含浸液とし、
該含浸液中にフィルター用濾紙を浸漬した後、フィルタ
ー用濾紙に含浸した余分な含浸液を絞り取り除去すると
いう含浸方法を挙げることができる。更には、その他キ
スロールを用いたキスコート方式等を採用することもで
きる。フィルター用濾紙への樹脂付着量としては、原紙
１００重量部に対し、樹脂が固形分で１０〜４０重量部
付着するように、含浸液濃度及び含浸時間等を調整す
る。上記含浸工程を経た後、乾燥工程、熱硬化工程の処
理を行ってフィルター用濾紙を製造する。
【作用】上述した本発明により得られたフィルター用濾
紙は、前記従来の製造方法により得られたフィルター用
濾紙に比べ、熱硬化工程時間が短縮でき、熱硬化工程後
のプリーツ加工を可能にし、白色且つ耐水強度が良好で
ある。本発明の製造方法により得られたフィルター用濾
紙の耐水、耐油強度が良好な理由は、フィルター用原紙
に合成繊維を使用していることと、ラテックスの疎水性
がフェノール樹脂と比較して高く、又アミノ樹脂とフェ
ノール樹脂の疎水性がほぼ同程度であり、ラテックスと
アミノ樹脂の混合物を用いたフィルター用濾紙の耐水性
が向上するからである。また、本発明の製造方法により
得られたフィルター用濾紙が褐色に着色しないのは、ラ
テックス、アミノ樹脂の双方に熱硬化時に発色する成分
が含まれていないことによる。なお、本発明に係る製造
方法によって得られるフィルター用濾紙は、自動車のエ
アーフィルター、フュエルフィルター、オイルフィルタ
ー等にもっとも汎用されるが、この他、水濾過や空気調
節設備における工学フィルター用としても使用できる。
紙は、前記従来の製造方法により得られたフィルター用
濾紙に比べ、熱硬化工程時間が短縮でき、熱硬化工程後
のプリーツ加工を可能にし、白色且つ耐水強度が良好で
ある。本発明の製造方法により得られたフィルター用濾
紙の耐水、耐油強度が良好な理由は、フィルター用原紙
に合成繊維を使用していることと、ラテックスの疎水性
がフェノール樹脂と比較して高く、又アミノ樹脂とフェ
ノール樹脂の疎水性がほぼ同程度であり、ラテックスと
アミノ樹脂の混合物を用いたフィルター用濾紙の耐水性
が向上するからである。また、本発明の製造方法により
得られたフィルター用濾紙が褐色に着色しないのは、ラ
テックス、アミノ樹脂の双方に熱硬化時に発色する成分
が含まれていないことによる。なお、本発明に係る製造
方法によって得られるフィルター用濾紙は、自動車のエ
アーフィルター、フュエルフィルター、オイルフィルタ
ー等にもっとも汎用されるが、この他、水濾過や空気調
節設備における工学フィルター用としても使用できる。
【実施例】以下、実施例をあげて本発明の製造方法を更
に詳しく説明する。但し、本発明は下記実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。なお、以下の各実施例、比較例中「部」ま
たは「％」は特に断りのない限り重量基準である。 ［実施例１］ＬＢＫＰウッドパルプ６０％、ＮＢＫＰウ
ッドパルプ２５％、ポリエステル繊維１５％よりなる原
料を用いて湿式法にて厚さ０．３３ｍｍ、メートル坪量
７６ｇのフィルター用原紙を製造し、フィルター用原紙
１００部に対しラテックス８０部とアミノ樹脂２０部の
混合樹脂２０部をキスコート方式で塗布し、乾燥工程を
経た後、１７０℃のキュアー炉で１０秒間の熱硬化処理
を行ないフィルター用濾紙を製造した。なお、上記ＬＢ
ＫＰとは、原料として広葉樹（large-leaved tree）を
用いたパルプをいう。また、上記ＮＢＫＰとは、原料と
して針葉樹（needle-leaved tree）を用いたパルプをい
う。 ［実施例２］実施例１で製造したフィルター用原紙１０
０部に対し、アクリル樹脂２０部をキスコート方式で塗
布し、実施例１と同じ処理を行いフィルター用濾紙を製
造した。 ［実施例３］実施例１のポリエステル繊維の代わりにア
クリル繊維を用いて、同じ工程でフィルター用原紙を製
造し、実施例１と同じ処理を行いフィルター用濾紙を得
た。 ［実施例４］ＮＢＫＰウッドパルプ７５％、ポリエステ
ル繊維２５％よりなる原料を用いて湿式法にて厚さ０．
８５ｍｍ、メートル坪量１６０ｇのフィルター用原紙を
製造し、実施例１と同じ工程にてフィルター用原紙１０
０部に対し、混合樹脂２３部を塗布し、乾燥工程を経た
後、１７０℃のキュアー炉で１５秒間の熱硬化処理を行
ってフィルター用濾紙を製造した。 ［比較例１］ＬＢＫＰウッドパルプ６０％、ＮＢＫＰウ
ッドパルプ４０％よりなる原料を用いて湿式法にて厚さ
０．３３ｍｍ、メートル坪量７８ｇのフィルター用原紙
を製造し、フィルター用原紙１００部に対しラテックス
８０部とアミノ樹脂２０部の混合樹脂２０部をキスコー
ト方式で塗布し、乾燥工程を経た後、１７０℃のキュア
ー炉で１０秒間の熱硬化処理を行ってフィルター用濾紙
を製造した。 ［比較例２］実施例１で製造したフィルター用原紙１０
０部に対しフェノール樹脂２３部をキスコート方式で塗
布し、乾燥工程を経た後、１６０℃のキュアー炉で５分
間の熱硬化を行ってフィルター用濾紙を製造した。 ［比較例３］実施例４で製造したフィルター用原紙１０
０部に対しフェノール樹脂２５部をキスコート方式で塗
布し、乾燥工程を経た後、１６０℃のキュアー炉で５分
間の熱硬化を行ってフィルター用濾紙を製造した。前記
実施例１〜４及び比較例１〜３により得られた各フィル
ター用濾紙の色相及び下記（１）〜（４）の諸特性を測
定した。 （１）通気抵抗 ＪＩＳ Ｐ ８１１７に準拠した。 （２）破裂強度 ＪＩＳ Ｐ ８１１２に準拠した。（但し、耐水強度は
３０℃水中に３０分間浸漬後測定。） （３）引張強度 テストピース（幅１５ｍｍ×長さ１００ｍｍ）をオート
グラフ（ヘッドスピード１０ｍｍ／ｍｉｎ）にて測定。
（但し、耐水引張強度は３０℃水中に３０分間浸漬後測
定。） （４）プリーツ加工性 プリーツ加工機で折り曲げた際の折り曲げの難易及びヒ
ダの割れの状態を観察した。 これらの結果を表１に示す。
に詳しく説明する。但し、本発明は下記実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。なお、以下の各実施例、比較例中「部」ま
たは「％」は特に断りのない限り重量基準である。 ［実施例１］ＬＢＫＰウッドパルプ６０％、ＮＢＫＰウ
ッドパルプ２５％、ポリエステル繊維１５％よりなる原
料を用いて湿式法にて厚さ０．３３ｍｍ、メートル坪量
７６ｇのフィルター用原紙を製造し、フィルター用原紙
１００部に対しラテックス８０部とアミノ樹脂２０部の
混合樹脂２０部をキスコート方式で塗布し、乾燥工程を
経た後、１７０℃のキュアー炉で１０秒間の熱硬化処理
を行ないフィルター用濾紙を製造した。なお、上記ＬＢ
ＫＰとは、原料として広葉樹（large-leaved tree）を
用いたパルプをいう。また、上記ＮＢＫＰとは、原料と
して針葉樹（needle-leaved tree）を用いたパルプをい
う。 ［実施例２］実施例１で製造したフィルター用原紙１０
０部に対し、アクリル樹脂２０部をキスコート方式で塗
布し、実施例１と同じ処理を行いフィルター用濾紙を製
造した。 ［実施例３］実施例１のポリエステル繊維の代わりにア
クリル繊維を用いて、同じ工程でフィルター用原紙を製
造し、実施例１と同じ処理を行いフィルター用濾紙を得
た。 ［実施例４］ＮＢＫＰウッドパルプ７５％、ポリエステ
ル繊維２５％よりなる原料を用いて湿式法にて厚さ０．
８５ｍｍ、メートル坪量１６０ｇのフィルター用原紙を
製造し、実施例１と同じ工程にてフィルター用原紙１０
０部に対し、混合樹脂２３部を塗布し、乾燥工程を経た
後、１７０℃のキュアー炉で１５秒間の熱硬化処理を行
ってフィルター用濾紙を製造した。 ［比較例１］ＬＢＫＰウッドパルプ６０％、ＮＢＫＰウ
ッドパルプ４０％よりなる原料を用いて湿式法にて厚さ
０．３３ｍｍ、メートル坪量７８ｇのフィルター用原紙
を製造し、フィルター用原紙１００部に対しラテックス
８０部とアミノ樹脂２０部の混合樹脂２０部をキスコー
ト方式で塗布し、乾燥工程を経た後、１７０℃のキュア
ー炉で１０秒間の熱硬化処理を行ってフィルター用濾紙
を製造した。 ［比較例２］実施例１で製造したフィルター用原紙１０
０部に対しフェノール樹脂２３部をキスコート方式で塗
布し、乾燥工程を経た後、１６０℃のキュアー炉で５分
間の熱硬化を行ってフィルター用濾紙を製造した。 ［比較例３］実施例４で製造したフィルター用原紙１０
０部に対しフェノール樹脂２５部をキスコート方式で塗
布し、乾燥工程を経た後、１６０℃のキュアー炉で５分
間の熱硬化を行ってフィルター用濾紙を製造した。前記
実施例１〜４及び比較例１〜３により得られた各フィル
ター用濾紙の色相及び下記（１）〜（４）の諸特性を測
定した。 （１）通気抵抗 ＪＩＳ Ｐ ８１１７に準拠した。 （２）破裂強度 ＪＩＳ Ｐ ８１１２に準拠した。（但し、耐水強度は
３０℃水中に３０分間浸漬後測定。） （３）引張強度 テストピース（幅１５ｍｍ×長さ１００ｍｍ）をオート
グラフ（ヘッドスピード１０ｍｍ／ｍｉｎ）にて測定。
（但し、耐水引張強度は３０℃水中に３０分間浸漬後測
定。） （４）プリーツ加工性 プリーツ加工機で折り曲げた際の折り曲げの難易及びヒ
ダの割れの状態を観察した。 これらの結果を表１に示す。
【表１】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、破裂強
度、引張強度、濾過性能に優れ、プリーツ加工性が良好
な白色のフィルター用濾紙を得ることができる。また、
本発明によれば、上記効果を奏するフィルター用濾紙を
短い熱硬化工程時間で製造することが可能なフィルター
用濾紙の製造方法を提供できる。
度、引張強度、濾過性能に優れ、プリーツ加工性が良好
な白色のフィルター用濾紙を得ることができる。また、
本発明によれば、上記効果を奏するフィルター用濾紙を
短い熱硬化工程時間で製造することが可能なフィルター
用濾紙の製造方法を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黛 樹 群馬県藤岡市立石1490−６ トーワ株式会 社内
Claims (2)
- 【請求項１】ウッドパルプ又はリンターパルプと合成繊
維からなるフィルター用原紙にラテックス及び／又はラ
テックスとアミノ樹脂からなる樹脂を含浸させた後、乾
燥工程、熱硬化工程を経て得られ、白色且つ耐水強度良
好であることを特徴とするフィルター用濾紙。 - 【請求項２】ウッドパルプ又はリンターパルプと合成繊
維からなるフィルター用原紙にラテックス及び／又はラ
テックスとアミノ樹脂からなる樹脂を含浸させる含浸工
程と、この含浸工程の後、乾燥工程、熱硬化工程を施し
フィルター用濾紙を得る工程とを含み、白色且つ耐水強
度良好なフィルター用濾紙を得ることを特徴とするフィ
ルター用濾紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26931796A JPH1085529A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | フィルター用濾紙及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26931796A JPH1085529A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | フィルター用濾紙及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085529A true JPH1085529A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17470671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26931796A Pending JPH1085529A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | フィルター用濾紙及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1085529A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001008781A3 (en) * | 1999-07-30 | 2001-09-07 | Donaldson Co Inc | Cellulose based filter media and cartridge apparatus |
| KR100438332B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2004-07-01 | (주)크린앤사이언스 | 자동차 유입공기 정화용 에어 레이드 여재 및 그 제조방법 |
| CN107419609A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-12-01 | 杭州特种纸业有限公司 | 复合燃油滤纸及其制备方法和应用 |
| CN113445364A (zh) * | 2020-03-26 | 2021-09-28 | 杭州特种纸业有限公司 | 一种阻燃空气滤纸及其制备方法 |
| CN113863046A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-12-31 | 杭州特种纸业有限公司 | 一种热固性空气滤纸及其制备方法 |
| CN115162054A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-10-11 | 山东仁丰特种材料股份有限公司 | 防水机油滤纸及其制备方法 |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP26931796A patent/JPH1085529A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001008781A3 (en) * | 1999-07-30 | 2001-09-07 | Donaldson Co Inc | Cellulose based filter media and cartridge apparatus |
| KR100438332B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2004-07-01 | (주)크린앤사이언스 | 자동차 유입공기 정화용 에어 레이드 여재 및 그 제조방법 |
| CN107419609A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-12-01 | 杭州特种纸业有限公司 | 复合燃油滤纸及其制备方法和应用 |
| CN113445364A (zh) * | 2020-03-26 | 2021-09-28 | 杭州特种纸业有限公司 | 一种阻燃空气滤纸及其制备方法 |
| CN113445364B (zh) * | 2020-03-26 | 2023-11-14 | 杭州特种纸业有限公司 | 一种阻燃空气滤纸及其制备方法 |
| CN113863046A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-12-31 | 杭州特种纸业有限公司 | 一种热固性空气滤纸及其制备方法 |
| CN115162054A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-10-11 | 山东仁丰特种材料股份有限公司 | 防水机油滤纸及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040609 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040611 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041025 |