JPH1084837A - 噴霧装置 - Google Patents

噴霧装置

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Publication number
JPH1084837A
JPH1084837A JP27144996A JP27144996A JPH1084837A JP H1084837 A JPH1084837 A JP H1084837A JP 27144996 A JP27144996 A JP 27144996A JP 27144996 A JP27144996 A JP 27144996A JP H1084837 A JPH1084837 A JP H1084837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helicopter
tank
control tank
supply port
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP27144996A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Nagamatsu
松 計 太 永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication of JPH1084837A publication Critical patent/JPH1084837A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘリコプタに搭載する防除タンクに対
する薬剤の補給を容易とさせると共に、左右バランス良
好な飛行も可能とさせる。 【解決手段】 遠隔操縦用ヘリコプタ(A)の略中央
に搭載する防除タンク(7)の液剤(B)を空中散布す
る噴霧装置において、前記防除タンク(7)の補給口
(21)を左右水平方向に位置変更自在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圃場の液剤散布に使
用する遠隔操縦用ヘリコプタの噴霧装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種防除タン
クはヘリコプタの略中央下側に搭載され、補給口も補給
が容易に可能なように左右外側に臨ませて1箇所位置に
固定されている。しかし乍ら補給口がこのような1箇所
位置に固定式の場合、極めて左右バランスが悪く、飛行
での安定性に欠けるという不具合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、遠
隔操縦用ヘリコプタの略中央に搭載する防除タンクの液
剤を空中散布する噴霧装置において、前記防除タンクの
補給口を左右水平方向に位置変更自在に設けて、飛行時
には補給口をヘリコプタの略中心ライン上に位置させ
て、左右バランス良好な安定した飛行を行うと共に、液
剤補給時にはヘリコプタの左右外側に補給口を臨ませ
て、液剤の容易にして確実な補給を可能とさせるもので
ある。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は防除タンク部の平面説明図、図
2はヘリコプタの側面説明図、図3はヘリコプタの正面
説明図であり、図中(A)は遠隔操縦によって無人飛行
させるヘリコプタであり、メインロータ(1)及びスタ
ビライザ(2)をヘリコプタ(A)の胴体(3)上側に
設けると共に、脚体(4)を胴体(3)下側に固定させ
る。また、胴体(3)後側のテールブーム(5)後端に
テールロータ(6)を設けると共に、胴体(3)下側に
施肥タンク(7)を固定させ、無人飛行させ乍ら肥料ま
たは薬液などの液剤(B)を空中散布させるように構成
している。
【0005】また、前記胴体(3)内部にメインフレー
ム(8)を介してエンジン(9)及びミッションケース
(10)を取付け、マフラー(11)及び燃料タンク
(12)を配設させると共に、リコイルレバーを引張る
手動操作によってエンジン(9)を始動させ、前記メイ
ンロータ(1)及びテールロータ(6)をエンジン
(9)によって駆動し、図示しない無線操縦用の送信機
を操縦者が手元操作してヘリコプタ(A)を飛行させる
ように構成している。
【0006】図4乃至図6にも示す如く、前記脚体
(4)を取付ける逆U字形の板バネ製支柱(13)の略
中央をメインフレーム(8)下側に固設すると共に、メ
インフレーム(8)を構成する左右の下部パイプフレー
ム(14)にステー(15)を介し左右のタンク搭載レ
ール(16)を固設して、前記防除タンク(7)の左右
側部に突出形成する平板状の摺動部(17)を、前記レ
ール(16)の後端側より挿入して、ヘリコプタ(A)
に対する該タンク(7)の着脱を容易とさせるカセット
式の装着を行うように構成している。
【0007】また、左右レール(16)の前端にはタン
ク(7)前端部に当接させる前位置規制板(18)を固
設すると共に、レール(16)後端には摺動部(17)
の後端面に当接させる後位置規制板(19)をボルト及
びピンなど連結要素(20)を介し解除自在に取付け
て、防除タンク(7)の取付け及び取外し作業での容易
化と、装着での確実化を図るように構成している。
【0008】さらに、前記防除タンク(7)の後端を後
方に延設して、この延設端に上方向に開口する補給口
(21)を設けるもので、前記補給口(21)は開閉自
在なキャップ(22)を有しタンク(7)本体と補給口
(21)と間の延設部(7a)に、所定の剛性を有する
針金入り製などの蛇腹部(23)を介設させ、飛行中は
タンク(7)の左右中心ライン上に補給口(21)を位
置させて補給口(21)を収納状態とすると共に、補給
時には図1及び図5仮想線に示す如く、蛇腹部(23)
で左右水平方向に折曲げて補給口(21)を胴体(3)
外側に突出させる状態とさせて、補給を容易とさせるよ
うに構成している。
【0009】なお、補給口(21)の収納及び補給状態
時にあっては、蛇腹部(23)の剛性でもってそのセッ
ト位置を保持するものであるが、別途セット位置に補給
口(21)を強制固定する規制部材を設けても良い。
【0010】また、前記タンク(7)をヘリコプタ
(A)の後方側よりレール(16)に挿入して装着する
カセット式構成を示したが、タンク(7)の下方側より
装填部材に押し込んで装着させる構成でも良い。
【0011】図6に示す如く、前記防除タンク(7)に
内部を左右に4分割する左・中央・右の3枚の仕切板
(24a)(24b)(24c)を設けるもので、中央
仕切板(24b)には下部に連通孔(25)を形成し、
機体が左右に傾動するとき、タンク(7)内の液剤
(B)が一方向に片寄って左右バランスが悪化するのを
防止するように構成している。
【0012】また、前記メインフレーム(8)の前端下
部に受フレーム(26)を介し固設する防除フレーム
(27)に、施肥タンク(7)の送油口キャップ(2
8)に接続させる左右の防除ポンプ(29)を取付ける
と共に、前記受フレーム(26)に連結固定するベース
フレーム(30)に支点軸(31)を介して丸パイプ形
アトマイザーアーム(32)基端のアーム基板(33)
を回転自在に支持させ、液剤(B)を散布するアトマイ
ザー(34)を前記アーム(32)先端に角度変更自在
に取付けている。そして前記アトマイザーアーム(3
2)を略垂直に起立させるとき格納状態とさせてヘリコ
プタ(A)の運搬及び格納を行う一方、該アーム(3
2)を略水平に倒伏させるとき散布状態とさせて、前記
ポンプ(29)からアトマイザー(34)に送られる液
剤荷(B)を、アトマイザー(34)の電動モータ(3
5)によって駆動する散布板により空中散布するように
構成している。
【0013】図7及び図8に示す如く、前記脚体(4)
と支柱(13)で構成するスキッド(36)は、外側面
(36a)を白或いは黄色の明光色とするのに対し、内
側面(34b)を黄或いは灰色の暗黒色に設けて、操縦
者の操作位置よりヘリコプタ(A)の飛行状態を確認す
る場合、左右スキッド(36)の重なり具合より機体の
飛行姿勢を容易に確認して(図7の場合スキッド(3
6)の右側が左側より前位置、また図8の場合スキッド
(36)の左側が右側より前位置)、横ホバーリング操
作などを容易且つ適正に行わしめるように構成してい
る。
【0014】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、遠隔操縦用ヘリコプタ(A)の略中央に搭載する防
除タンク(7)の液剤(B)を空中散布する噴霧装置に
おいて、前記防除タンク(7)の補給口(21)を左右
水平方向に位置変更自在に設けたものであるから、飛行
時には補給口(21)をヘリコプタ(A)の略中心ライ
ン上に位置させて、左右バランス良好にして安定した飛
行を行うことができると共に、液剤補給時にはヘリコプ
タ(A)の左右外側に補給口(21)を臨ませて、液剤
(B)の容易にして確実な補給を可能とさせることがで
きるなどの顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】防除タンク部の平面説明図である。
【図2】ヘリコプタの側面説明図である。
【図3】ヘリコプタの正面説明図である。
【図4】防除タンク部の側面説明図である。
【図5】防除タンクの平面説明図である。
【図6】防除タンクの断面説明図である。
【図7】スキッドの側面説明図である。
【図8】スキッドの側面説明図である。
【符号の説明】
(7) 防除タンク (21) 補給口 (A) ヘリコプタ (B) 液剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔操縦用ヘリコプタの略中央に搭載す
    る防除タンクの液剤を空中散布する噴霧装置において、
    前記防除タンクの補給口を左右水平方向に位置変更自在
    に設けたことを特徴とする噴霧装置。
JP27144996A 1996-09-19 1996-09-19 噴霧装置 Pending JPH1084837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27144996A JPH1084837A (ja) 1996-09-19 1996-09-19 噴霧装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP27144996A JPH1084837A (ja) 1996-09-19 1996-09-19 噴霧装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1084837A true JPH1084837A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17500190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27144996A Pending JPH1084837A (ja) 1996-09-19 1996-09-19 噴霧装置

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JP (1) JPH1084837A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ301510B6 (cs) * 2008-05-12 2010-03-31 Krestýn@Jaromír Tlakové aplikacní zarízení
JP2019170249A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 ヤマハ発動機株式会社 タンクおよびそれを備える飛行体
WO2021172110A1 (ja) * 2020-02-28 2021-09-02 東洋製罐株式会社 保持部材、無人航空機および散布方法

Cited By (3)

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JP2019170249A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 ヤマハ発動機株式会社 タンクおよびそれを備える飛行体
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