JPH0986499A - リモコン式ヘリコプタの薬液散布装置 - Google Patents
リモコン式ヘリコプタの薬液散布装置Info
- Publication number
- JPH0986499A JPH0986499A JP28235095A JP28235095A JPH0986499A JP H0986499 A JPH0986499 A JP H0986499A JP 28235095 A JP28235095 A JP 28235095A JP 28235095 A JP28235095 A JP 28235095A JP H0986499 A JPH0986499 A JP H0986499A
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- Japan
- Prior art keywords
- remote control
- helicopter
- chemical liquid
- high pressure
- pressure air
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 リモコン式ヘリコプタの機体に搭載する薬
液タンクの容量をさらに増大させることができるととも
に作業性を一段と向上させて薬液を有効に空中散布可能
とする。 【解決手段】 薬液タンク（１）を装備して薬液散布が
できるリモコン式ヘリコプタにおいて、該ヘリコプタの
機体（Ａ）には高圧エア封入のボンベ（２）を搭載し、
下部側が噴霧ノズル（３）に連通する前記薬液タンク
（１）の上部には高圧エアの受入口部（４）を設け、前
記高圧ボンベ（２）の出口部（５）と前記受入口部
（４）との間には高圧エアの圧力調整器（６ａ）を設け
た連通管（６）を介装して構成したものである。
液タンクの容量をさらに増大させることができるととも
に作業性を一段と向上させて薬液を有効に空中散布可能
とする。 【解決手段】 薬液タンク（１）を装備して薬液散布が
できるリモコン式ヘリコプタにおいて、該ヘリコプタの
機体（Ａ）には高圧エア封入のボンベ（２）を搭載し、
下部側が噴霧ノズル（３）に連通する前記薬液タンク
（１）の上部には高圧エアの受入口部（４）を設け、前
記高圧ボンベ（２）の出口部（５）と前記受入口部
（４）との間には高圧エアの圧力調整器（６ａ）を設け
た連通管（６）を介装して構成したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操縦で農薬な
どの薬液を空中散布することができるリモコン式ヘリコ
プタの薬液散布装置に関する。
どの薬液を空中散布することができるリモコン式ヘリコ
プタの薬液散布装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、薬液タンクを装備して薬液散布が
できるリモコン式ヘリコプタにおいて、例えば実公平６
−１２５５号公報に見られるように、機体には、散布用
エンジンやポンプなどの重量物を含む薬液散布装置が搭
載されている。
できるリモコン式ヘリコプタにおいて、例えば実公平６
−１２５５号公報に見られるように、機体には、散布用
エンジンやポンプなどの重量物を含む薬液散布装置が搭
載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のリモコン式ヘリコプタでは、構造上、薬液散布装置が
例えば約２０ｋｇ以上の重量とならないように制限され
ているので、散布用エンジンやポンプなどの重量により
薬液タンクの容量が制限されてしまい、薬液量を充分に
積載できないことになるために、薬液の補給をひんぱん
に行なわなければならず、ヘリコプタの離着陸の回数が
多くなって作業性が悪い、といった不具合を呈してい
た。
のリモコン式ヘリコプタでは、構造上、薬液散布装置が
例えば約２０ｋｇ以上の重量とならないように制限され
ているので、散布用エンジンやポンプなどの重量により
薬液タンクの容量が制限されてしまい、薬液量を充分に
積載できないことになるために、薬液の補給をひんぱん
に行なわなければならず、ヘリコプタの離着陸の回数が
多くなって作業性が悪い、といった不具合を呈してい
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、薬液タンクの容量をさらに増大させるこ
とができるとともに作業性を一段と向上させて薬液を有
効に空中散布可能とするものであり、そのため、薬液タ
ンクを装備して薬液散布ができるリモコン式ヘリコプタ
において、該ヘリコプタの機体には高圧エア封入のボン
ベを搭載し、下部側が噴霧ノズルに連通よる前記薬液タ
ンクの上部には高圧エアの受入口部を設け、前記高圧ボ
ンベの出口部と前記受入口部との間には高圧エアの圧力
調整器を設けた連通管を介装して構成したものである。
具合を解決し、薬液タンクの容量をさらに増大させるこ
とができるとともに作業性を一段と向上させて薬液を有
効に空中散布可能とするものであり、そのため、薬液タ
ンクを装備して薬液散布ができるリモコン式ヘリコプタ
において、該ヘリコプタの機体には高圧エア封入のボン
ベを搭載し、下部側が噴霧ノズルに連通よる前記薬液タ
ンクの上部には高圧エアの受入口部を設け、前記高圧ボ
ンベの出口部と前記受入口部との間には高圧エアの圧力
調整器を設けた連通管を介装して構成したものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１はリモコン式ヘリコプタを一
部省略して概略示した側面図であり、該ヘリコプタの機
体Ａには、飛行用エンジン部７、水平羽根８、推進羽根
９、アンテナ１０付きリモコン作動部１１、脚１２など
を装備し、遠隔操縦により空中を飛行できるよう従来形
同様に構成されたものでる。
部省略して概略示した側面図であり、該ヘリコプタの機
体Ａには、飛行用エンジン部７、水平羽根８、推進羽根
９、アンテナ１０付きリモコン作動部１１、脚１２など
を装備し、遠隔操縦により空中を飛行できるよう従来形
同様に構成されたものでる。
【０００６】前記水平羽根８の中心部の下方となる機体
Ａの部位には、上方の密閉式キャップ１３を外して薬液
１４を補給することができる薬液タンク１を架設し、該
薬液タンク１の底面中央部から下向きの噴霧ノズル３を
突設し，該噴霧ノズル３には開閉コック３ａを設け，ま
た、薬液タンク１の上面に設けた受入口部４からは高圧
エアの圧力調整器６ａを配設した連通管６を延設する。
なお、この圧力調整器６ａはリモコン発信部（図示せ
ず）の情報を受けた前記リモコン作動部１１により操作
することができて連通管６を開閉させたり高圧エアの圧
力調整ができる電磁弁装置による圧力調整器６ａを介装
して構成しても良い。
Ａの部位には、上方の密閉式キャップ１３を外して薬液
１４を補給することができる薬液タンク１を架設し、該
薬液タンク１の底面中央部から下向きの噴霧ノズル３を
突設し，該噴霧ノズル３には開閉コック３ａを設け，ま
た、薬液タンク１の上面に設けた受入口部４からは高圧
エアの圧力調整器６ａを配設した連通管６を延設する。
なお、この圧力調整器６ａはリモコン発信部（図示せ
ず）の情報を受けた前記リモコン作動部１１により操作
することができて連通管６を開閉させたり高圧エアの圧
力調整ができる電磁弁装置による圧力調整器６ａを介装
して構成しても良い。
【０００７】前記薬液タンク１の機体Ａ進行方向の後方
側となる機体Ａの部位には，軽量である高圧エア封入の
ボンベ２を、ボルト１５，１５により締付けることがで
きる支持バンド１６，１６により着脱自在にして搭載
し、開閉コック１７ａによる開閉弁１７を有するボンベ
２の出口部５には前記連通管６の先端部を着脱自在に連
通連設して構成する。
側となる機体Ａの部位には，軽量である高圧エア封入の
ボンベ２を、ボルト１５，１５により締付けることがで
きる支持バンド１６，１６により着脱自在にして搭載
し、開閉コック１７ａによる開閉弁１７を有するボンベ
２の出口部５には前記連通管６の先端部を着脱自在に連
通連設して構成する。
【０００８】なお、前記ボンベ２にコック１８ａを有す
るエア注入口１８を設け、該エア注入口１８から高圧エ
アを補充するようにしても良い。このときは前記ボンベ
２を機体Ａより取り外さなくて良い。
るエア注入口１８を設け、該エア注入口１８から高圧エ
アを補充するようにしても良い。このときは前記ボンベ
２を機体Ａより取り外さなくて良い。
【０００９】したがって、この種のヘリコプタでは薬液
散布装置が例えば約２０ｋｇ以上の重量とならないよう
な制限があるが、重量物である散布用エンジンやポンプ
などを搭載する必要がなく、比較的軽量であるボンベ２
を搭載するので、その軽い分だけ薬液の量を従来形より
増やして積載することができることになって、１回の飛
行で従来よりは多量の薬液散布を行なうことができるこ
とになり、また、ボンベ２は高圧エアが無くなると、着
地時に、新しいボンベ２に簡単に取り換えるかもしくは
高圧エアの補充を行なうことができる。
散布装置が例えば約２０ｋｇ以上の重量とならないよう
な制限があるが、重量物である散布用エンジンやポンプ
などを搭載する必要がなく、比較的軽量であるボンベ２
を搭載するので、その軽い分だけ薬液の量を従来形より
増やして積載することができることになって、１回の飛
行で従来よりは多量の薬液散布を行なうことができるこ
とになり、また、ボンベ２は高圧エアが無くなると、着
地時に、新しいボンベ２に簡単に取り換えるかもしくは
高圧エアの補充を行なうことができる。
【００１０】薬液散布時には、着地時に開閉弁１７を開
き、遠隔操縦によりヘリコプタを空中に飛行させ、圧力
調整器６ａによりボンベ２から流出する高圧エアの圧力
調整ができ、受入口部４から薬液タンク１内に流入よる
高圧エアの圧力によりタンク内の薬液１４が加圧される
ことになって、噴霧ノズル３から薬液を噴出させながら
圃場や果樹園に農薬などの薬液散布を有効に行なうこと
ができる。
き、遠隔操縦によりヘリコプタを空中に飛行させ、圧力
調整器６ａによりボンベ２から流出する高圧エアの圧力
調整ができ、受入口部４から薬液タンク１内に流入よる
高圧エアの圧力によりタンク内の薬液１４が加圧される
ことになって、噴霧ノズル３から薬液を噴出させながら
圃場や果樹園に農薬などの薬液散布を有効に行なうこと
ができる。
【００１１】また、飛行中に、圧力調整器６ａを操作し
て、連通管６内を流れる高圧エアの圧力調整を行なう
と、薬液の噴霧状態を調節することができる。
て、連通管６内を流れる高圧エアの圧力調整を行なう
と、薬液の噴霧状態を調節することができる。
【００１２】
【発明の効果】このように本発明は、薬液を噴霧ノズル
３から噴出させる手段に、比較的軽量である高圧エア封
入のボンベ２を使用して機体Ａに搭載したので、散布用
エンジンやポンプなどの重量物を搭載する必要が無く、
比較的軽量なボンベ２搭載により軽くなる分だけ薬液の
量を従来形より増やして積載することができることにな
り、１回の飛行で従来よりは多量の薬液散布を行なうこ
とができることになって、リモコン式ヘリコプタによる
空中散布の作業性を一段と向上させることになり、ま
た，ボンベ２は高圧エアが無くなると容易に交換もしく
は補充することができ、高圧エアの圧力調整を行なって
薬液の空中散布を有効に行なうことができることにな
り、好適に実施できる特長を有する。
３から噴出させる手段に、比較的軽量である高圧エア封
入のボンベ２を使用して機体Ａに搭載したので、散布用
エンジンやポンプなどの重量物を搭載する必要が無く、
比較的軽量なボンベ２搭載により軽くなる分だけ薬液の
量を従来形より増やして積載することができることにな
り、１回の飛行で従来よりは多量の薬液散布を行なうこ
とができることになって、リモコン式ヘリコプタによる
空中散布の作業性を一段と向上させることになり、ま
た，ボンベ２は高圧エアが無くなると容易に交換もしく
は補充することができ、高圧エアの圧力調整を行なって
薬液の空中散布を有効に行なうことができることにな
り、好適に実施できる特長を有する。
【図１】リモコン式ヘリコプタを概略示した側面図であ
る。
る。
１ 薬液タンク Ａ 機体 ２ ボンベ ３ 噴霧ノズル ４ 受入口部 ５ 出口部 ６ 連通管
Claims (1)
- 【請求項１】 薬液タンク（１）を装備して薬液散布が
できるリモコン式ヘリコプタにおいて、該ヘリコプタの
機体（Ａ）には高圧エア封入のボンベ（２）を搭載し、
下部側が噴霧ノズル（３）に連通する前記薬液タンク
（１）の上部には高圧エアの受入口部（４）を設け、前
記高圧ボンベ（２）の出口部（５）と前記受入口部
（４）との間には高圧エアの圧力調整器（６ａ）を設け
た連通管（６）を介装して構成したことを特徴とするリ
モコン式ヘリコプタの薬液散布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28235095A JPH0986499A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | リモコン式ヘリコプタの薬液散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28235095A JPH0986499A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | リモコン式ヘリコプタの薬液散布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0986499A true JPH0986499A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17651279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28235095A Pending JPH0986499A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | リモコン式ヘリコプタの薬液散布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0986499A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040033650A (ko) * | 2002-10-15 | 2004-04-28 | 현대모비스 주식회사 | 소방용 헬리콥터 |
| CN105265418A (zh) * | 2015-11-23 | 2016-01-27 | 天津玉敏机械科技有限公司 | 一种多功能无人机农药喷洒装置 |
| CN106005419A (zh) * | 2016-05-15 | 2016-10-12 | 王欣 | 一种遥控农药喷洒机 |
| WO2018019150A1 (zh) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 深圳亿天航科技有限公司 | 药箱防荡机构及植保无人机 |
| TWI629212B (zh) * | 2017-04-26 | 2018-07-11 | 易圖科技股份有限公司 | 飛行載具 |
| CN108698063A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-10-23 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 喷头组件、喷头装置及无人飞行器 |
| TWI640455B (zh) * | 2017-04-26 | 2018-11-11 | 易圖科技股份有限公司 | 飛行載具 |
| CN109984114A (zh) * | 2017-12-30 | 2019-07-09 | 广州刀锋智能科技有限公司 | 一种植保飞行器药量监控系统 |
| JP2019122660A (ja) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | 鹿島建設株式会社 | 防火装置 |
| ES2722350A1 (es) * | 2018-02-09 | 2019-08-09 | Garcia Bascunana Jose Antonio | Dispositivo generador de lluvia para helicoptero como medio de extincion y descontaminador |
| WO2020130044A1 (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | 鈴健興業株式会社 | 流体放出システム |
| WO2021015279A1 (ja) * | 2019-07-23 | 2021-01-28 | 東洋製罐株式会社 | 吐出装置、無人航空機および吐出方法 |
| CN113475060A (zh) * | 2019-07-23 | 2021-10-01 | 东洋制罐株式会社 | 喷出装置、无人飞机及喷出方法 |
| JPWO2022163696A1 (ja) * | 2021-01-26 | 2022-08-04 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP28235095A patent/JPH0986499A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN109984114B (zh) * | 2017-12-30 | 2021-06-25 | 广州刀锋智能科技有限公司 | 一种植保飞行器药量监控系统 |
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| WO2019155103A1 (es) * | 2018-02-09 | 2019-08-15 | Garcia Bascunana Jose Antonio | Dispositivo generador de lluvia para helicóptero como medio de extinción y descontaminador |
| ES2722350A1 (es) * | 2018-02-09 | 2019-08-09 | Garcia Bascunana Jose Antonio | Dispositivo generador de lluvia para helicoptero como medio de extincion y descontaminador |
| WO2020130044A1 (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | 鈴健興業株式会社 | 流体放出システム |
| JP2020097006A (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | 鈴健興業株式会社 | 流体放出システム |
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| JPWO2022163696A1 (ja) * | 2021-01-26 | 2022-08-04 | ||
| WO2022163696A1 (ja) * | 2021-01-26 | 2022-08-04 | 東洋製罐株式会社 | 吐出装置および吐出方法 |
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