JPH1083210A - 工作機械の加工時間表示装置 - Google Patents

工作機械の加工時間表示装置

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JPH1083210A
JPH1083210A JP23636896A JP23636896A JPH1083210A JP H1083210 A JPH1083210 A JP H1083210A JP 23636896 A JP23636896 A JP 23636896A JP 23636896 A JP23636896 A JP 23636896A JP H1083210 A JPH1083210 A JP H1083210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
cutting
machining
command
machine tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP23636896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Tanahashi
康夫 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH1083210A publication Critical patent/JPH1083210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1サイクル実行中の切削に要する時間、1サ
イクル実行中の非切削に要する時間、1サイクル実行時
間に占める切削に要する時間の割合を容易に算出、表示
することができる工作機械の加工時間表示装置を提供す
ること。 【解決手段】 加工プログラムを実行する際、切削指令
であると判断された場合(S5でYes)、切削指令が
完了するまでその時間を計測し(S6〜S8)、一方、
切削指令ではないと判断された場合(S5でNo)、非
切削指令が完了するまでその時間を計測し(S9〜S1
1)、加工プログラムの実行が完了した後、両計測時間
を加工時間として合計し、その加工時間に占める切削移
動の時間を百分率で求め(S16)、その値をディスプ
レー5に表示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御工作機械
において使用される、加工プログラムの加工時間を表示
する工作機械の加工時間表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械を効率よく作動させるた
めには、加工前に加工工程の1サイクル実行時間、1サ
イクル実行中の切削に要する時間、1サイクル実行中の
非切削に要する時間、1サイクル実行時間に占める切削
に時間の割合を把握する必用性があった。これらの時間
を算出するために、実際に工作機械を動作させて1サイ
クル実行時間を計り、更に、切削に要する時間を切削送
り速度、切削移動距離等に基づいて手計算で算出し、そ
の後、1サイクル実行時間に占める切削時間の割合を算
出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、切削に要する時間の算出が手計算であるた
め、1サイクル実行時間に占める切削時間の割合を得る
のに多大な時間を費やすという問題点があった。また、
この算出は相当な経験を有する者でないと難しく、容易
に算出結果を得ることができず、しかも、誤りを生じや
すいという問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、1サイクル実行中の切削に要す
る時間、1サイクル実行中の非切削に要する時間、1サ
イクル実行時間に占める切削に要する時間の割合を容易
に算出、表示することができる工作機械の加工時間表示
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の工作機械の加工時間表示装置は、
少なくとも1つのブロックによって構成される加工プロ
グラムに従って、ワークを所望の形状に加工し、その加
工プログラムを動作させるために必要な時間を表示手段
に表示させるものを対象とし、特に、前記加工プログラ
ム中に切削指令があるか否かを判断する切削指令判断手
段と、前記切削指令判断手段によって、加工プログラム
中に切削指令があると判断された場合、その切削に費や
す時間を計測する切削移動時間計測手段と、前記切削指
令判断手段によって、加工プログラム中に切削指令がな
いと判断された場合、切削指令以外の動作に費やす時間
を計測する非切削移動時間計測手段と、前記切削移動時
間計測手段によって計測された時間と前記非切削移動時
間計測手段によって計測された時間との合計を加工時間
とし、前記加工時間中に占める切削移動の時間を百分率
で求める算出手段とを備えている。
【0006】従って、加工プログラムを実行する際、切
削指令判断手段によって切削指令であると判断された場
合、切削移動時間計測手段によって切削指令が完了する
までその時間を計測し、前記切削指令判断手段によって
切削指令ではないと判断された場合、非切削移動時間計
測手段によって非切削指令が完了するまでその時間を計
測する。加工プログラムの実行が完了した後、前記切削
移動時間計測手段及び前記非切削移動時間計測手段によ
って計測された時間を加工時間として合計し、その加工
時間に占める切削移動の時間を算出手段によって百分率
で求め、その値を表示手段に表示するようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の工作機
械の加工時間表示装置について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は、工作機械に用いられる加工時間表
示装置の構成を示すブロック図である。
【0009】本実施の形態の加工時間表示装置は、工作
機械9に設けられたモータ7に対して移動指令を発生さ
せる数値制御装置8と、加工時間等を表示するための表
示手段としてのディスプレイ5と、データを入力するた
めのキー6とで構成されている。
【0010】前記数値制御装置8は、全ての制御を司る
CPU1と、制御プログラムを記憶するROM3と、作
業者がキー6によって作成した加工プログラムを記憶す
るRAM2と、前記ディスプレイ5、キー6、モータ7
等と前記CPU1とを接続するI/O4とで構成されて
いる。前記数値制御装置8の各構成要素は、システムバ
スによって電気的に接続されている。
【0011】次に、加工プログラムを作成し、本加工に
はいるまでの流れを説明する。
【0012】まず始めに、加工プログラムを作成する作
業者は、加工図面に基づいて、キー6を操作し、数値制
御装置8に加工プログラムを入力する。加工プログラム
は、I/Oインターフェース4を経て、CPU1でRA
M2に記憶可能なデータに変換された後、RAM2に記
憶される。加工に必要なプログラムを全て入力したら、
機械に加工ワークをセットして、前述した加工プログラ
ムを実行し、テスト加工を行う。テスト加工において、
まず、入力した加工プログラムで、加工図面通りの加工
ができるか否かのチェックを行い、問題がない場合、次
に加工図面に指示されている加工品質を確保できる範囲
で、加工時間を短くできるか検討する。具体的には、切
削送り速度を速くしたり、インポジション幅を大きくす
ることによって位置決め動作の時間を短縮する等を検討
する。
【0013】本発明は、上述した流れの中の、加工時間
を短くできるか否かを検討するステップの助けとなるも
のである。
【0014】本実施の形態の加工時間表示装置の動作に
ついて図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0015】図2のフローチャートは、数値制御装置8
に設けられた図示しない電源キーを押下すると実行され
るものである。
【0016】まず始めに、作業者が加工プログラム実行
のためにキー6に設けられた起動キーが押されたか否か
を判断する(ステップ1、以下、ステップをSで表
す)。起動キーが押下されたと判断した場合(S1でY
es)、切削移動タイマを0にすると共に、非切削移動
タイマを0にする(S2)。
【0017】その後、予め作業者によって入力され、前
記RAM2に記憶された加工プログラムの1ブロック分
読み込む(S4)。読み込まれた1ブロック分のデータ
の内容が、G01、G02、G03等の切削移動指令
か、それ以外の指令かを判断し(S5)、切削移動指令
の場合(S5でYes)、切削移動指令の実行時間を積
算する切削移動タイマをONし(S6)、切削移動の指
令をモータ7へ出力する(S7)。モータ7への切削移
動指令出力完了後、切削移動タイマをOFFさせる(S
8)。その後、後述するS12の処理工程へ移行する。
【0018】一方、前記S5の処理工程において、読み
込まれた1ブロック分のデータが切削移動指令ではない
と判断された場合(S5でNo)、非切削移動指令の実
行時間を積算する非切削移動タイマをONし(S9)、
読み込まれた1ブロック分のデータの内容の処理を行う
(S10)。例えば、G00等位置決め指令のときは位
置決め移動の指令をモータ7へ出力する。1ブロック分
の処理を終えたら、非切削移動タイマをOFFさせる
(S11)。
【0019】前記S11、S8の処理工程を終えた場
合、1ブロック分読み取ったデータがプログラム終了で
あるか否かを判断し(S12)、プログラム終了ではな
いと判断した場合(S12でNo)、前記S4の処理工
程へ移行させる。一方、プログラム終了であると判断し
た場合(S12でYes)、サイクルタイムとして、切
削移動タイマと非切削移動タイマとを加算した値をディ
スプレー5に表示させ(S13)、プログラムの実行中
に積算計時された切削移動タイマの値を切削時間とし
て、プログラムの実行中に積算計時された非切削移動タ
イマの値を非切削時間として共に、ディスプレー5に表
示させる(S14)。その後、プログラムの実行中に積
算計時された切削移動タイマの値をサイクルタイムの値
で除算し、100を乗算した値、つまり、全加工時間中
に費やされる切削移動時間の割合をディスプレー5に表
示させ(S16)、全ての処理を終える。
【0020】図3は、加工時間を表示する画面の例であ
る。上述したフローチャートの処理を終えると、図3の
サイクルタイムの表示項目の1番上の段には、S13で
求められた時間が表示され、次の段の切削時間の段及び
その次の段の非切削時間の段には、S14で求められた
時間がそれぞれ表示され、最後の段には、S16で求め
られた加工時間中に占める切削移動時間の割合が%表示
される。
【0021】尚、前記S5の処理工程は、切削指令判断
手段として機能し、前記S6〜S8の処理工程が切削移
動時間計測手段として機能し、前記S9〜S11の処理
工程が非切削移動時間計測手段として機能し、前記S1
6の処理工程が算出手段として機能する。
【0022】以上説明したことから明らかなように、本
実施の形態の工作機械の加工時間表示装置では、加工プ
ログラムを実行する際、切削指令であると判断された場
合(S5でYes)、切削指令が完了するまでその時間
を計測し(S6〜S8)、一方、切削指令ではないと判
断された場合(S5でNo)、非切削指令が完了するま
でその時間を計測し(S9〜S11)、加工プログラム
の実行が完了した後、両計測時間を加工時間として合計
し、その加工時間に占める切削移動の時間を百分率で求
め(S16)、その値をディスプレー5に表示している
ため、作業者は、加工品質を確保できる範囲で、加工時
間を短くするように検討し易くなる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように請求
項1に記載の工作機械の加工時間表示装置では、加工プ
ログラムを実行する際、切削指令判断手段によって切削
指令であると判断された場合、切削移動時間計測手段に
よって切削指令が完了するまでその時間を計測し、前記
切削指令判断手段によって切削指令ではないと判断され
た場合、非切削移動時間計測手段によって非切削指令が
完了するまでその時間を計測し、加工プログラムの実行
が完了した後、前記切削移動時間計測手段及び前記非切
削移動時間計測手段によって計測された時間を加工時間
として合計し、その加工時間に占める切削移動の時間を
算出手段によって百分率で求め、その値を表示手段に表
示しているため、手計算によることなく1サイクル実行
中の切削移動時間、1サイクル実行時間に占める切削時
間の割合を得ることができ、相当な経験を有する者でな
くても、容易にこれらの算出結果を利用して、加工図面
に指示されている加工品質を確保できる範囲で、加工時
間を短くできるかを検討することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の加工時間表示装置の構成図であ
る。
【図2】本実施の形態の加工時間表示装置の動作を示す
フローチャートである。
【図3】本実施の形態の加工時間表示装置の表示例を示
す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 I/Oインターフェース 5 ディスプレー 6 キー 7 モータ 8 数値制御装置 9 工作機械

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのブロックによって構成
    される加工プログラムに従って、ワークを所望の形状に
    加工し、その加工プログラムを動作させるために必要な
    時間を表示手段に表示させる工作機械の加工時間表示装
    置において、 前記加工プログラム中に切削指令があるか否かを判断す
    る切削指令判断手段と、 前記切削指令判断手段によって、加工プログラム中に切
    削指令があると判断された場合、その切削に費やす時間
    を計測する切削移動時間計測手段と、 前記切削指令判断手段によって、加工プログラム中に切
    削指令がないと判断された場合、切削指令以外の動作に
    費やす時間を計測する非切削移動時間計測手段と、 前記切削移動時間計測手段によって計測された時間と、
    前記非切削移動時間計測手段によって計測された時間と
    の合計を加工時間とし、 前記加工時間中に占める切削移動の時間を百分率で求め
    る算出手段とを備え、 前記算出手段によって算出された百分率を前記表示手段
    に表示することを特徴とする工作機械の加工時間表示装
    置。
JP23636896A 1996-09-06 1996-09-06 工作機械の加工時間表示装置 Pending JPH1083210A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376717B1 (ko) * 2000-12-27 2003-03-17 현대자동차주식회사 절삭 가공 장비의 절삭시간 측정 제어장치 및 방법
CN104808587A (zh) * 2015-04-27 2015-07-29 重庆大学 一种基于机加工设备运行状态的稼动率统计方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100376717B1 (ko) * 2000-12-27 2003-03-17 현대자동차주식회사 절삭 가공 장비의 절삭시간 측정 제어장치 및 방법
CN104808587A (zh) * 2015-04-27 2015-07-29 重庆大学 一种基于机加工设备运行状态的稼动率统计方法
CN104808587B (zh) * 2015-04-27 2017-07-07 重庆大学 一种基于机加工设备运行状态的稼动率统计方法

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