JPH1081282A - 車両用ヒータ内蔵グリップ - Google Patents

車両用ヒータ内蔵グリップ

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JPH1081282A
JPH1081282A JP24084296A JP24084296A JPH1081282A JP H1081282 A JPH1081282 A JP H1081282A JP 24084296 A JP24084296 A JP 24084296A JP 24084296 A JP24084296 A JP 24084296A JP H1081282 A JPH1081282 A JP H1081282A
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JP
Japan
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heater
grip
inner piece
grip body
copper foil
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Application number
JP24084296A
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English (en)
Inventor
Yasuo Oishi
康夫 大石
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to TW086112312A priority patent/TW335377B/zh
Priority to US09/051,488 priority patent/US6114668A/en
Priority to DE69733937T priority patent/DE69733937T2/de
Priority to EP97937801A priority patent/EP0857643B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小電力消費量でグリップを効果的に加温可能と
する。 【解決手段】ゴム製のグリップ本体内に、その略全周に
わたって発熱素子55が埋設一体化された車両用ヒータ
内蔵グリップにおいて、発熱素子55が、車両の進行方
向に沿うグリップ本体の前部側の分散密度を後部側より
も高くして、グリップ本体内に分散、配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートバイ、スノ
ーモービルおよび三輪バギー等の車両に適用される車両
用ヒータ内蔵グリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるグリップは、たとえば実公
平7−48463号公報、特開平8−26164号公報
および特開平8−26165号公報等で既によく知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ヒータ内蔵グリップで発熱素子を発熱させるための電力
は、車両に搭載されたバッテリから供給されるものであ
り、バッテリの容量が限られたものであるので、できる
だけ小電力でグリップを効果的に温めることが望まし
い。しかるに上記従来のものでは、発熱素子がグリップ
本体内に均等に分散、配置されており、グリップ全体を
均等に温める構成となっているため、グリップを快適な
温度まで温めるには電力消費量が大となってバッテリ上
がりを生じる可能性があり、また電力消費量を抑えると
グリップの昇温が不充分となる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、小電力消費量でグリップを効果的に加温し得
るようにした車両用ヒータ内蔵グリップを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、ゴム製のグリップ本
体内に、その略全周にわたって発熱素子が埋設一体化さ
れた車両用ヒータ内蔵グリップにおいて、発熱素子が、
車両の進行方向に沿うグリップ本体の前部側の分散密度
を後部側よりも高くして、グリップ本体内に分散、配置
され、また請求項3記載の発明によれば、ゴム製のグリ
ップ本体内に、その略半周にわたって発熱素子が埋設一
体化された車両用ヒータ内蔵グリップにおいて、発熱素
子が、車両の進行方向に沿うグリップ本体の前部側でグ
リップ本体内に配置される。
【0006】車両の進行方向に沿うグリップ本体の前部
側は、グリップを握る手の指先が接触する部分であり、
上記請求項1または3記載の発明に従って、この部分の
発熱素子の分散密度をグリップ本体の後部よりも高くし
たり、前部側だけに配置したりすることにより、寒さを
敏感に感知する指先を効果的に温めることができ、消費
電力量を比較的少なくして優れた感温フィーリングを得
ることが可能となり、特に上記請求項1記載の発明によ
れば、グリップの全周にわたって分散された発熱素子に
よってグリップ全体を温めつつ消費電力量を比較的少な
くして優れた感温フィーリングを得ることができる。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、ゴム製
のグリップ本体内に、その略全周にわたって発熱素子が
埋設一体化された車両用ヒータ内蔵グリップにおいて、
発熱素子が、グリップ本体の内端側の分散密度を外端側
よりも高くして、グリップ本体内に分散、配置され、請
求項4記載の発明によれば、ゴム製のグリップ本体内
に、その略半周にわたって発熱素子が埋設一体化された
車両用ヒータ内蔵グリップにおいて、発熱素子が、グリ
ップ本体の内端側の分散密度を外端側よりも高くして、
グリップ本体内に分散、配置される。
【0008】グリップ本体の内端側はグリップを握った
ときに掌が比較的強く接触する部分であり、上記請求項
2または4記載の発明に従って、この部分の発熱素子の
分散密度が外方側よりも大とされることによって掌を効
果的に温めることができ、消費電力量を比較的少なくし
て優れた感温フィーリングを得ることが可能となり、特
に上記請求項2記載の発明によれば、グリップの全周に
わたって分散された発熱素子によってグリップ全体を温
めつつ消費電力量を比較的少なくして優れた感温フィー
リングを得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図9は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は本発明を適用した自動二輪車の前
部斜視図、図2は左側グリップを前方側から見た斜視
図、図3は左手で握った左側グリップを図2の3−3線
に沿って横断した断面図、図4は図2の4−4線拡大断
面図、図5は図4の5−5線に沿ってグリップ本体だけ
を切欠いた左側グリップの縦断側面図、図6は図4の6
−6線に沿う左側グリップの縦断面図、図7はインナー
ピースの分解斜視図、図8はオーバーフィルムを省略し
た状態でのヒータの平面図、図9は右手で握った右側グ
リップの図3に対応した断面図である。
【0011】先ず図1において、自動二輪車の車体フレ
ーム前端には前輪Wを懸架するフロントフォーク21が
回動可能に支承されており、このフロントフォーク21
の上下方向中間部には、ヘッドランプ22および左、右
のフロントウインカー23…が取付けられ、フロントフ
ォーク21の上端部には、スピードメータ24およびタ
コメータ25が取付けられる。
【0012】フロントフォーク21の上端には、前輪W
を操向操作すべく左右に延びるパイプ状のステアリング
ハンドル26が設けられており、このステアリングハン
ドル26の左端部には、左側グリップ27L と、その左
側グリップ27L を握った左手で操作するクラッチレバ
ー28とが配設され、ステアリングハンドル26の右端
部には、右側グリップ27R と、右側グリップ27R
握った右手で操作するブレーキレバー29とが配設され
る。
【0013】図2ないし図6を併せて参照して、左側グ
リップ27L は、ステアリングハンドル26を嵌合、圧
入せしめて、該ステアリングハンドル26の左端部に固
定されるべく円筒状に形成されるものであり、自動二輪
車の幅方向に沿う内方側の端部すなわち内端側で左側グ
リップ27L には外側方に張出すフランジ部32が設け
られる。また左側グリップ27L の外端開口部は図示し
ないキャップで着脱可能に閉塞される。
【0014】この左側グリップ27L は、円筒状に形成
されたインナーピース33と、このインナーピース33
の外面の略全周に巻装されるシート状のヒータ34と
が、ゴム製のグリップ本体35に埋設一体化されて成る
ものである。而して、グリップ本体35は、インナーピ
ース33に巻装されたヒータ34に巻き付けられた生ゴ
ムを前記インナーピース33を芯金型に装着して成形金
型内に収容せしめ、型締めした状態でゴムの溶融温度ま
で昇温させた成形金型内に溶融ゴムを流入、充填し、所
定時間加硫することにより形成されるものであり、フラ
ンジ部32もゴム製のグリップ本体35の一部として形
成される。
【0015】図7において、インナーピース33は、第
1および第2インナーピース半体331 ,332 が相互
に突き合わされて円筒形に構成される。両インナーピー
ス半体331 ,332 は、たとえば合成樹脂の射出成形
により形成されるものであり、耐熱性に優れるとともに
ガラス繊維が分散していることで強度も高いことから、
ガラス繊維混入ポリブチレンテレフタレート樹脂やガラ
ス繊維混入ポリフェニレンサルファイド樹脂等で形成さ
れることが望ましい。
【0016】第1インナーピース半体331 は、基本的
には略半円状の横断面形状を有するように形成されるも
のであり、ステアリングハンドル26への装着時に自動
二輪車の幅方向内方側すなわち内端側に位置する環状部
36と、前記幅方向外方側すなわち外端側に位置する環
状部37とが第1インナーピース半体331 の長手方向
両端部に形成される。また第2インナーピース半体33
2 は、その周方向両端が前記両環状部36,37間で第
1インナーピース半体331 の周方向両端に突き合わさ
れるように、略半円状の横断面形状を有するように形成
される。しかも第2インナーピース半体332 の周方向
に沿う中央部には、第2インナーピース半体332 の長
手方向に沿って両側に突出する係合突部38,39が設
けられており、第1インナーピース半体331 の両環状
部36,37にそれぞれ形成された係合凹部40,41
に前記係合突部38,39を係合させるようにして両イ
ンナーピース半体331 ,332 が突き合わされて、両
インナーピース331 ,332 が円筒状のインナーピー
ス33として組付け一体化される。これにより、両イン
ナーピース半体331 ,332 の組付剛性が高められ、
ゴムから成るグリップ本体35の収縮に伴なう左側グリ
ップ27L の変形が回避される。
【0017】両インナーピース半体331 ,332 にお
ける周方向両端部の肉厚は、図4で明示するように、周
方向中央部の肉厚よりも薄く形成される。これにより、
左側グリップ27L へのステアリングハンドル26の圧
入時に、左側グリップ27Lがステアリングハンドル2
6の外形に応じて弾性変形し易くなり、ステアリングハ
ンドル26の左側グリップ27L への圧入が容易とな
る。
【0018】両インナーピース半体331 ,332 すな
わちインナーピース33の内面の周方向に間隔をあけた
複数個所には、インナーピース33の長手方向に延びる
突条42…が、ゴムから成るグリップ本体35に一体に
連なって形成されており、これらの突条42…が、左側
グリップ27L に圧入、嵌合されたステアリングハンド
ル26の外面に弾発的に圧接する。ところで、両インナ
ーピース半体331 ,332 の内面には、その長手方向
に延びる複数の浅い溝43…と、周方向に延びて前記溝
43…間を結ぶ複数の浅い溝44…とが格子状に設けら
れており、前記突条42…は前記各溝43…を埋めるよ
うにして形成され、それらの溝43…が横断面円弧状に
形成されていることにより、成形金型内での溶融ゴムの
流動抵抗を小さく抑え、溶融ゴムのスムーズな充填を可
能とすることができる。また前記各溝44…も、ゴム層
(図示せず)で埋められるのであるが、該ゴム層はイン
ナーピース33の内面と面一となっている。
【0019】第1インナーピース半体331 の周方向両
端縁には、その長手方向に間隔をあけて一対の切欠き4
5,45…がそれぞれ設けられており、第2インナーピ
ース半体332 の周方向両端縁には、第1インナーピー
ス331 の切欠き45,45…と共働して開口部47,
47…を形成する切欠き46,46…がそれぞれ設けら
れる。而して、グリップ本体35の形成時に溶融ゴムが
それらの開口部47,47…からインナーピース33の
溝43…,44…に流入し、グリップ本体35に一体に
連なる突条42…が形成される。また第2インナーピー
ス半体332 の長手方向両端と、第1インナーピース半
体331 における環状部36,37との間にも開口部4
8…,49…がそれぞれ形成されており、それらの開口
部48…,49…からも溶融ゴムがインナーピース33
の溝43…,44…に流入することにより、インナーピ
ース33の内外の隅々にまで速やかに溶融ゴムを充填す
ることができる。
【0020】第1インナーピース半体331 における一
方の環状部36の内面には、インナーピース33を芯金
型に装着する際に該芯金型の外面に当接して軸芯を合わ
せるための複数の位置決め用当接突部50…が周方向に
間隔をあけて突設されるとともに、芯金型に係合するこ
とにより成形金型内での周方向の位置決めを果すための
位置決め用切欠き51が設けられる。また他方の環状部
37の周方向に間隔をあけた複数個所からは、相互間に
凹部53…を形成するようにして位置決め突部52…が
突設されており、これらの突部52…が成形金型に当接
することによりインナーピース33の成形金型内での軸
方向位置決めがなされる。また前記各凹部53…は、イ
ンナーピース33内への溶融ゴム流入用の開口部として
機能する。
【0021】図8を併せて参照して、ヒータ34は、フ
レキシブルプリント配線板ヒータ回路(FPCヒータ)
として構成されるものであり、発熱素子としての銅箔5
5から成るストリップパターンが、ベースフィルム56
aと、オーバーフィルム56b(図5参照、図8では省
略されていて図示されない)との間に積層された断面構
造を有するものであり、両環状部36,37を除く第1
インナーピース半体331 の外周にほぼ対応した矩形の
第1ヒータ領域34aと、第2インナーピース半体33
2 の外周にほぼ対応した矩形の第2ヒータ領域34b
と、第1ヒータ領域34aから第1インナーピース半体
331 の環状部36側に延出された接続領域34cとを
有する。
【0022】第1ヒータ領域34aには、銅箔55の分
散密度を相互に異にした第1および第2ヒータ回路パタ
ーン部P1 ,P2 が、銅箔55のストリップパターンに
より形成されており、両ヒータ回路パターン部P1 ,P
2 は、第1ヒータ回路パターン部P1 の半部が第2ヒー
タ回路パターン部P2 の一端に接続され、第2ヒータ回
路パターン部P2 の他端が第1ヒータ回路パターン部P
1 の残余の半部に接続されるようにして、直列に接続さ
れる。しかも銅箔55の分散密度が第2ヒータ回路パタ
ーン部P2 よりも高い第1ヒータ回路パターン部P
1 は、第1ヒータ領域34aにおいて、環状部36に対
応した接続領域34c側すなわち左側グリップ27L
ステアリングハンドル26に装着されたときに自動二輪
車の幅方向内方側すなわちグリップ本体35の内端側に
配置され、銅箔55の分散密度が第1ヒータ回路パター
ン部P1 よりも低い第2ヒータ回路パターン部P2 は、
左側グリップ27L がステアリングハンドル26に装着
されたときに自動二輪車の幅方向外方側すなわちグリッ
プ本体35の外端側に配置される。
【0023】第2ヒータ領域34bには、銅箔55の分
散密度を相互に異にした第3および第4ヒータ回路パタ
ーン部P3 ,P4 が、銅箔55のストリップパターンに
より形成されており、両ヒータ回路パターン部P3 ,P
4 は、第3ヒータ回路パターン部P3 の半部が第4ヒー
タ回路パターン部P4 の一端に接続され、第4ヒータ回
路パターン部P4 の他端が第3ヒータ回路パターン部P
3 の残余の半部に接続されるようにして、直列に接続さ
れる。しかも第2ヒータ領域34bにおける第3および
第4ヒータ回路パターン部P3 ,P4 全体での銅箔55
の分散密度は、第1ヒータ領域34aにおける第1およ
び第2ヒータ回路パターン部P1 ,P2全体での銅箔5
5の分散密度よりも低く設定される。また銅箔55の分
散密度が第4ヒータ回路パターン部P4 よりも高い第3
ヒータ回路パターン部P3 は、第2ヒータ領域34aに
おいて接続領域34c側すなわち左側グリップ27L
ステアリングハンドル26に装着されたときに自動二輪
車の幅方向内方側すなわちグリップ本体35の内端側に
配置され、銅箔55の分散密度が第3ヒータ回路パター
ン部P3 よりも低い第4ヒータ回路パターン部P4 は、
左側グリップ27Lがステアリングハンドル26に装着
されたときに自動二輪車の幅方向外方側すなわちグリッ
プ本体35の外端側に配置される。
【0024】しかも前記各ヒータ回路パターン部P1
4 のストリップパターンは、ヒータ34のインナーピ
ース33への巻付け時に該インナーピース33の周方向
に長く延びるように形成されており、これにより、イン
ナーピース33への巻付け時に各ヒータ回路パターン部
1 〜P4 にしわが生じ難くなる。
【0025】第1および第2ヒータ領域34a,34b
には、ヒータ回路パターンとしては機能しないがヒータ
34を補強するための大小複数の銅箔ランド部57…,
58…が、図8において斜線を施して明示するようにそ
れぞれ形成されており、各銅箔ランド部57…,58…
の複数個所には、インナーピース33へのヒータ34の
巻付け時に溶融ゴムを充填させてインナーピース33へ
のヒータ34の確実な接着を図るための孔59…がそれ
ぞれ形成される。
【0026】上記銅箔ランド部57…の形成により、第
1および第2ヒータ回路パターン部P1 ,P2 には、イ
ンナーピース33への巻付け状態に在るヒータ34の周
方向に沿って銅箔55の分散密度が異なる領域が形成さ
れることになり、第1ヒータ領域34aの前記周方向に
沿う中間部の低密度領域34a2 の両側に高密度領域3
4a1 ,34a3 が形成される。また銅箔ランド部58
…の形成により、第3および第4ヒータ回路パターン部
3 ,P4 には、インナーピース33への巻付け状態に
在るヒータ34の周方向に沿って銅箔55の分散密度が
異なる領域が形成されることになり、第2ヒータ領域3
4bの前記周方向に沿う中間部の低密度領域34b2
両側に高密度領域34b1 ,34b3 が形成される。こ
のように、銅箔ランド部57…,58…の形成により、
インナーピース33への巻付け状態に在るヒータ34の
周方向に沿って銅箔55の分散密度が変化することにな
るが、高密度領域34a1 ,34a3 ,34b1 ,34
3 および低密度領域34a2 ,34b2 の配置、すな
わち各銅箔ランド部57…,58…の配置は、左側グリ
ップ27L への左手の接触圧分布に応じて設定されれば
よい。
【0027】接続領域34cには、銅箔55の露出によ
る一対の接続ランド61,62が形成されており、一方
の接続ランド61は接続領域34c寄りに配置された接
続部63で第1ヒータ回路パターン部P1 に接続され、
他方の接続ランド62は、接続領域34c寄りに配置さ
れた接続部64で第3ヒータ回路パターン部P3 に接続
され、第1および第3ヒータ回路パターン部P1 ,P3
は、前記接続部64に隣接した接続部65で相互に接続
される。しかも各接続部63〜65は、無駄な発熱をし
ないように比較的幅広に形成されている。
【0028】第1および第2ヒータ領域34a,34b
間でヒータ34には、インナーピース33の開口部4
7,47に対応した長孔66,66が形成されており、
これらの長孔66,66は、インナーピース33および
ヒータ34の相対位置が多少ずれたとしても、開口部4
7,47がヒータ34で塞がれることがないように、開
口部47,47よりも大きく形成される。また両長孔6
6,66間を結ぶようにして、ヒータ34には、帯状の
銅箔非形成領域67が形成されており、この銅箔非形成
領域67によりヒータ34の可撓性が高められる。
【0029】このようなヒータ34は、接続領域34c
が第1インナーピース半体331 の周方向中央部で環状
部36側に延びるようにしてインナーピース33の外周
に巻付けられ、第1インナーピース半体331 の環状部
36寄りの外周から突設された一対の位置決めピン68
…が、ヒータ34における接続ランド61,62に設け
られた位置決めピン69,69に係合されることによ
り、インナーピース33に対するヒータ34の位置決め
がなされる。
【0030】一方、インナーピース33における環状部
36の外周には、装着溝70が設けられるとともに、第
1インナーピース331 の周方向一端側で該装着溝70
を横切るように形成されるコード支持部71とが設けら
れる。またインナーピース33に巻付けられているヒー
タ34の両接続ランド61,62には、コード72から
延出される接続線73,74が半田付け部75,76で
接続される。而してコード72および接続線73,74
は、環状部36のほぼ270度の範囲にわたって装着溝
70に装着され、図7の矢印77で示すように、コード
支持部71をくぐって外方に導出され、グリップ本体3
5のフランジ部32には、コード支持部71の導出部を
案内、支持するための円筒状の筒部78が突設される。
【0031】このような左側グリップ27L は、図3で
示すように、筒部78すなわちコード72の導出方向が
自動二輪車の進行方向に沿ってたとえば60度の前下が
りとなるようにしてステアリングハンドル26の左端部
に装着される。これにより、左側グリップ27L に内蔵
されているヒータ34にあっては、自動二輪車の進行方
向前方側で斜め上方に略180度の範囲A、すなわち左
側グリップ27L の前部側に第1ヒータ領域34aが配
置されることになる。
【0032】図9において、右側グリップ27R は、ス
テアリングハンドル26の右端部に回動可能に装着され
ているスロットルパイプ79に装着されるものであり、
ステアリングハンドル26に直接装着される前記左側グ
リップ27L よりも内径が大きく形成される。すなわち
左側グリップ27L の内周に設けられていた複数の突条
42…が除去されるか、それらの突条42…が、その高
さを比較するように形成されるものであり、それ以外の
構成については左側グリップ27L と同様である。
【0033】この右側グリップ27R は、筒部78すな
わちコード72の導出方向が自動二輪車の進行方向に沿
ってたとえば60度の前上がりとなるようにしてスロッ
トルパイプ79に装着される。これにより、右側グリッ
プ27R に内蔵されているヒータ34にあっては、自動
二輪車の進行方向前方側で斜め下方に略180度の範囲
A′、すなわち右側グリップ27R の前部側に第1ヒー
タ領域34aが配置されることになる。
【0034】ところで、左側グリップ27L および右側
グリップ27R にそれぞれ内蔵されているヒータ34…
を制御するためのコントロールボックス80が、図1で
示すように、左側グリップ27L に近接した位置でステ
アリングハンドル26に配設されており、このコントロ
ールボックス80には、両ヒータ34…のオン・オフ操
作および温度設定操作を行なうための摘まみ81が設け
られる。
【0035】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、左側および右側グリップ27 L ,27R におい
て、それらのグリップ本体35…内には、第1ヒータ領
域34aを自動二輪車の進行方向に沿う前方側に、第2
ヒータ領域34bを自動二輪車の進行方向に沿う後方側
にそれぞれ配置するようにして、ヒータ34…がそれぞ
れ埋設されている。しかも第1ヒータ領域34aに形成
されている第1および第2ヒータ回路パターン部P1
2 全体での銅箔55の分散密度は、第2ヒータ領域3
4bに形成されている第3および第4ヒータ回路パター
ン部P3 ,P4 全体での銅箔55の分散密度よりも高く
されている。而して自動二輪車の進行方向に沿うグリッ
プ本体35の前部側は、グリップ27L ,27R を握る
手の指先が接触する部分であり、上述のように、グリッ
プ本体35の前部側の銅箔55の分散密度が後部側より
も高くされることにより、グリップ27L ,27R の略
全周にわたって分散された発熱素子55によってグリッ
プ27L ,27R 全体を温めつつ、寒さを敏感に感知す
る指先を効果的に温めることができ、消費電力量を比較
的少なくして優れた感温フィーリングを得ることができ
る。
【0036】また各ヒータ34…において、第1および
第2ヒータ領域34a,34bでは、各グリップ2
L ,27R のフランジ部32…側、すなわちグリップ
本体35の内端側に配置される第1および第3ヒータ回
路パターン部P1 ,P3 における銅箔55の分散密度
が、前記フランジ部32…から離隔した側、すなわちグ
リップ本体35の外端側に配置される第2および第4ヒ
ータ回路パターン部P2 ,P 4 における銅箔55の分散
密度よりも高く設定されている。而してグリップ本体3
5…の内端側はグリップ27L ,27R を握ったときに
掌が比較的強く接触する部分であり、この部分の銅箔5
5の分散密度が外端側よりも大とされることによって掌
を効果的に温めることができ、これによっても消費電力
量を比較的少なくして優れた感温フィーリングを得るこ
とができる。
【0037】しかも左側および右側グリップ27L ,2
R は、それらの内面形状がわずかに異なるだけであ
り、コード72…の導出方向を異ならせるだけで、グリ
ップ本体35の前部側の銅箔55の分散密度を後部側よ
りも高くすることが可能であり、両グリップ27L ,2
R の構成の大部分を共通化することにより、部品点数
の低減および製造コストの低減が可能となる。
【0038】ところで、各ヒータ34…においては銅箔
55の分散密度が不均一となっているが、グリップ27
L ,27R を握っていない状態では、熱伝導により各グ
リップ27L ,27R が均等に温められており、したが
って、電力供給により各ヒータ34…を発熱させた後に
グリップ27L ,27R を握ったときには、温度の不均
等による違和感を感じることはない。
【0039】図10は本発明の第2実施例を示すもので
あり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符
号を付す。
【0040】上述の左側および右側グリップ27L ,2
R のグリップ本体35内に、上述の第1実施例のヒー
タ34に代えて、両グリップ27L ,27R の略半周に
対応するヒータ84が埋設一体化されるようにしてもよ
く、このヒータ84は、FPCヒータとして構成され
て、インナーピース33の略半周である第1インナーピ
ース331 (図7参照)に対応して形成される。すなわ
ち上記第1実施例におけるヒータ34の第1ヒータ領域
34aに対応して形成される。
【0041】而してヒータ84には、銅箔55の分散密
度を相互に異にした第1および第2ヒータ回路パターン
部P1 ′,P2 ′が、銅箔55のストリップパターンに
より形成されており、両グリップ27L ,27R をステ
アリングハンドル26およびスロットルパイプ79に装
着したときに、自動二輪車の幅方向内方側すなわちグリ
ップ本体35の内端側に位置する第1ヒータ回路パター
ン部P1 ′における銅箔55の分散密度が前記幅方向外
方側すなわちグリップ本体35の外端側に位置する第2
ヒータ回路パターン部P2 ′における銅箔55の分散密
度よりも高く設定されている。
【0042】またヒータ84には、ヒータ回路パターン
としては機能しないがヒータ84を補強するための大小
複数の銅箔ランド部57…が、図10において斜線を施
して明示するようにそれぞれ形成される。各銅箔ランド
部57…の形成により、第1および第2ヒータ回路パタ
ーン部P1 ′,P2 ′には、グリップ本体35内に埋設
一体化された状態に在るヒータ84の周方向に沿う中間
部の低密度領域842の両側に高密度領域841 ,84
3 が形成され、高密度領域841 ,843 および低密度
領域842 の配置、すなわち各銅箔ランド部57…の配
置は、グリップ27L ,27R (第1実施例参照)への
手の接触圧分布に応じて設定される。
【0043】この第2実施例によれば、両グリップ27
L ,27R のステアリングハンドル26およびスロット
ルパイプ79への装着時に、図3および図9のA,A′
で示す範囲、すなわち自動二輪車の進行方向に沿う前方
側にヒータ84…が配置されることになり、寒さを敏感
に感知する指先を効果的に温めて消費電力量を比較的少
なくして優れた感温フィーリングを得ることが可能とな
る。またグリップ本体35の内端側に配置される第1ヒ
ータ回路パターン部P1 ′における銅箔55の分散密度
が、グリップ本体35の外端側に配置される第2ヒータ
回路パターン部P2 ′における銅箔55の分散密度より
も高く設定されていることにより、掌を効果的に温める
ことができ、これによっても消費電力量を比較的少なく
して優れた感温フィーリングを得ることができる。
【0044】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0045】たとえば、発熱素子としてニクロム線を用
いたものにも本発明を適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上のように請求項1および3記載の発
明によれば、寒さを敏感に感知する指先を効果的に温め
ることができ、消費電力量を比較的少なくして優れた感
温フィーリングを得ることが可能となり、特に請求項1
記載の発明によれば、グリップ全体を温めつつ消費電力
量を比較的少なくして優れた感温フィーリングを得るこ
とができる。
【0047】また請求項2および3記載の発明によれ
ば、グリップに比較的強く接触する掌を効果的に温める
ことができ、消費電力量を比較的少なくして優れた感温
フィーリングを得ることが可能となり、特に請求項2記
載の発明によれば、グリップの全周にわたって分散され
た発熱素子によってグリップ全体を温めつつ消費電力量
を比較的少なくして優れた感温フィーリングを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における自動二輪車の前部斜視図で
ある。
【図2】左側グリップを前方側から見た斜視図である。
【図3】左手で握った左側グリップを図2の3−3線に
沿って横断した断面図である。
【図4】図2の4−4線拡大断面図である。
【図5】図4の5−5線に沿ってグリップ本体だけを切
欠いた左側グリップの縦断側面図である。
【図6】図4の6−6線に沿う左側グリップの縦断面図
である。
【図7】インナーピースの分解斜視図である。
【図8】オーバーフィルムを省略した状態でのヒータの
平面図である。
【図9】右手で握った右側グリップの図3に対応した断
面図である。
【図10】第2実施例のヒータの図8に対応した平面図
である。
【符号の説明】
27L ,27R ・・・グリップ 35・・・グリップ本体 34,84・・・ヒータ 55・・・発熱素子としての銅箔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム製のグリップ本体(35)内に、そ
    の略全周にわたって発熱素子(55)が埋設一体化され
    た車両用ヒータ内蔵グリップにおいて、発熱素子(5
    5)が、車両の進行方向に沿うグリップ本体(35)の
    前部側の分散密度を後部側よりも高くして、グリップ本
    体(35)内に分散、配置されることを特徴とする車両
    用ヒータ内蔵グリップ。
  2. 【請求項2】 ゴム製のグリップ本体(35)内に、そ
    の略全周にわたって発熱素子(55)が埋設一体化され
    た車両用ヒータ内蔵グリップにおいて、発熱素子(5
    5)が、グリップ本体(35)の内端側の分散密度を外
    端側よりも高くして、グリップ本体(35)内に分散、
    配置されることを特徴とする車両用ヒータ内蔵グリッ
    プ。
  3. 【請求項3】 ゴム製のグリップ本体(35)内に、そ
    の略半周にわたって発熱素子(55)が埋設一体化され
    た車両用ヒータ内蔵グリップにおいて、発熱素子(5
    5)が、車両の進行方向に沿うグリップ本体(35)の
    前部側でグリップ本体(35)内に配置されることを特
    徴とする車両用ヒータ内蔵グリップ。
  4. 【請求項4】 ゴム製のグリップ本体(35)内に、そ
    の略半周にわたって発熱素子(55)が埋設一体化され
    た車両用ヒータ内蔵グリップにおいて、発熱素子(5
    5)が、グリップ本体(35)の内端側の分散密度を外
    端側よりも高くして、グリップ本体(55)内に分散、
    配置されることを特徴とする車両用ヒータ内蔵グリッ
    プ。
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