JPH1081126A - ビスカスヒータ - Google Patents

ビスカスヒータ

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JPH1081126A
JPH1081126A JP8313504A JP31350496A JPH1081126A JP H1081126 A JPH1081126 A JP H1081126A JP 8313504 A JP8313504 A JP 8313504A JP 31350496 A JP31350496 A JP 31350496A JP H1081126 A JPH1081126 A JP H1081126A
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viscous heater
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viscous
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孝志 伴
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Tatsuyuki Hoshino
辰幸 星野
Hidefumi Mori
英文 森
Takahiro Moroi
隆宏 諸井
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
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    • F24V40/00Production or use of heat resulting from internal friction of moving fluids or from friction between fluids and moving bodies

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造が容易で、循環流体の漏洩の虞れのないビ
スカスヒータを提供する。 【解決手段】互いに対向する密合界域に発熱室5を形成
し、各背面で放熱室FW、RWを形成する前後の側板
2、3が、少なくとも一方のハウジング1から延在する
円筒部1c内に囲封されているので、外周方向に露出す
る要シール部は両ハウジング1、4の結合面のみに局限
されて、簡素な構造で循環流体の漏洩を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘性流体をせん断
により発熱させ、放熱室内を流動する循環流体に熱交換
して暖房熱源に利用するビスカスヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2−246823号公報に
車両用暖房装置に利用されるビスカスヒータが開示され
ている。このビスカスヒータでは、前部及び後部ハウジ
ングが対設された状態で通しボルトにより締結され、内
部に発熱室と、この発熱室の外域にウォータジャケット
とを形成している。ウォータジャケット内では循環水が
入水ポートから取り入れられ、出水ポートから外部の暖
房回路へ送り出されるべく流動されている。前部ハウジ
ングには軸受を介して駆動軸が回転可能に支承され、駆
動軸には発熱室内で回転可能なロータが固定されてい
る。発熱室の壁面とロータの外面とは互いに近接するラ
ビリンス溝を構成し、これら発熱室の壁面とロータの外
面との間隙にはシリコーンオイル等の粘性流体が封入さ
れている。
【0003】車両の暖房装置に組み込まれたこのビスカ
スヒータでは、駆動軸がエンジンにより駆動されれば、
発熱室内でロータが回転するため、粘性流体が発熱室の
壁面とロータの外面との間隙でせん断により発熱する。
この発熱はウォータジャケット内の循環水に熱交換さ
れ、加熱された循環水が暖房回路で車両の暖房に供され
ることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のビ
スカスヒータでは、それぞれ一部材たる前部及び後部ハ
ウジングのみにより発熱室と、放熱室としてのウォータ
ジャケットとを形成しているため、前部及び後部ハウジ
ングの形状が複雑化し、必然的に製造コストの高騰を招
くことになる。
【0005】しかも、このビスカスヒータでは、放熱室
内壁の表面積が比較的小さいため、熱交換効率が低く、
さらに、粘性流体の漏れ対策や非金属部品の熱劣化対策
等に関してなんらの配慮もなされてはいない。また、生
産性の観点から仮に発熱室を形成する対の専用部材を採
用し、両専用部材との間にそれぞれ放熱室を形成する前
部及び後部ハウジングを単純に結合すべく構成すれば、
いたずらに水シールを必要とする結合界面が多くなって
漏水管理も必要以上の精度が要求される。
【0006】本発明の第1の課題は、製造が容易であ
り、保全にも配慮を加えたビスカスヒータを提供するこ
とにある。また、本発明の第2の課題は、第1の課題の
解決とともに、熱交換効率の高いビスカスヒータを提供
することにある。さらに、本発明の第3の課題は、第
1、2の課題の解決とともに、粘性流体や循環流体の漏
れを確実に防止しうるビスカスヒータを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1のビスカスヒータは、軸方向に密合され
て密合界域に発熱室を形成した前部及び後部側板と、該
前部及び後部側板を挟持してそれぞれ側板との間に循環
流体を流動させる放熱室を形成した前部及び後部ハウジ
ングと、該前部側板及び該前部ハウジングのうちの少な
くとも一方に軸受を介して回転可能に支承された駆動軸
と、該発熱室内の駆動軸に装着されたロータと、該発熱
室内の壁面と該ロータの外面との間隙に封入され、該ロ
ータの回転により発熱される粘性流体とを有するビスカ
スヒータであって、上記前後の側板は少なくとも一方の
ハウジングから延在する筒部内に囲封されていることを
特徴としている。
【0008】このビスカスヒータでは、互いに対向する
密合界域に発熱室を形成し、各背面で放熱室を形成する
前部及び後部側板が、少なくとも一方のハウジングから
延在する筒部内に囲封されて、外周方向に露出する要シ
ール部は両ハウジングの結合面のみに局限されている。
したがって、構造の複雑化をもたらすことなく循環流体
の漏洩を確実に防止することができる。なお、上記筒部
としては円筒が採用され得る。 (2)請求項2記載のビスカスヒータは、請求項1記載
のビスカスヒータにおいて、上記筒部は上記前部ハウジ
ングから延在され、該筒部の開放端は該開放端に結合さ
れる後部ハウジングによって覆蓋されていることを特徴
としている。
【0009】このビスカスヒータでは、前部ハウジング
の筒部開放端を覆蓋する後部ハウジングの結合面を平坦
面で形成しうるので、構造の簡素化に一層貢献すること
ができる。 (3)請求項3記載のビスカスヒータは、請求項1又は
2記載のビスカスヒータにおいて、上記両ハウジングの
結合面にはOリングが介装されていることを特徴として
いる。
【0010】このビスカスヒータでは、シール要素とし
て最も簡便なOリングの採用が可能となるので、この点
からも有利である。 (4)請求項4記載のビスカスヒータは、請求項1、2
又は3記載のビスカスヒータにおいて、上記前部及び後
部側板の放熱室を形成する壁面には、軸方向に複数条の
フィンが突設されていることを特徴としている。
【0011】このビスカスヒータでは、各側板の放熱室
を形成する壁面にフィンが突設されているため、有効表
面積の拡大により循環流体との熱交換効率を十分高める
ことができる。 (5)請求項5記載のビスカスヒータは、請求項4記載
のビスカスヒータにおいて、同心円弧状をなす上記フィ
ンによって分岐される放熱室内の流路は、その両端がそ
れぞれ流入及び流出ポートと連通され、各流路幅は外周
側ほど拡張されていることを特徴としている。
【0012】このビスカスヒータでは、同心円弧状をな
すフィンによって形成される流路幅が外周側ほど拡張さ
れており、流路形状によって定まる各流路間の流速を極
力均斉化することによって、発熱が著しい外周側の効果
的な熱交換を行うことができる。 (6)請求項6記載のビスカスヒータは、請求項4又は
5記載のビスカスヒータにおいて、上記前部及び後部ハ
ウジングの放熱室を形成する壁面と、上記フィン先端と
の間には所要の空隙が設けられていることを特徴として
いる。
【0013】このビスカスヒータでは、放熱室を形成す
る両ハウジングの壁面とフィン先端とを離隔させること
により、側板の有する熱量がフィンから直接ハウジング
を経由して無用に放散されないよう配慮されているの
で、熱交換効率の面でさらに有効である。 (7)請求項7記載のビスカスヒータは、請求項1、
2、3、4、5又は6記載のビスカスヒータにおいて、
上記放熱室を形成する少なくとも上記前部及び後部側板
の壁面は鋳肌面で形成されていることを特徴としてい
る。
【0014】このビスカスヒータでは、放熱室を形成す
る少なくとも各側板の壁面を鋳肌面とすることにより、
生産性の向上に加えて表面積のさらなる拡大にも著しく
有利である。なお、放熱室を形成する両ハウジングの壁
面においても、必要箇所を除き鋳肌の避退面とすること
が望ましい。 (8)請求項8記載のビスカスヒータは、請求項1、
2、3、4、5、6又は7記載のビスカスヒータにおい
て、上記前部及び後部側板と上記前部及び後部ハウジン
グとの間には、該両側板の自転を拘止する自転拘止手段
が設けられていることを特徴としている。
【0015】このビスカスヒータでは、ハウジングから
延在する筒部内に囲封された側板が自転しないよう、ハ
ウジングとの間に自転拘止手段が設けられている。自転
拘止手段としては位置決めピンやキー等慣用技術の採用
も可能であるが、請求項9記載のビスカスヒータのよう
に、側板とハウジングの対向壁との間に相対係合部を形
成すれば、より簡素な構成で側板の自転が確実に防止さ
れる。 (9)請求項10記載のビスカスヒータは、請求項1、
2、3、4、5、6、78又は9記載のビスカスヒータ
において、上記側板は上記ハウジングとの間の中央領域
で軸方向に延びる相対嵌合部を有し、実質的に上記放熱
室を封止するその嵌合周面には嵌合部相互の軸方向移動
を許容するシール部材が介装されていることを特徴とし
ている。
【0016】このビスカスヒータでは、熱変形などによ
って側板とハウジングとの間に相対的な軸方向移動が生
じても、中央領域に設けられた相対嵌合部及びその嵌合
周面に介装されたシール部材とにより、該熱変形の吸収
と同時に循環流体の内方への漏出も確実に防止される。
なお、請求項11記載のビスカスヒータのように、側板
とハウジングとの間の中央領域で互いに軸方向に衝合す
る衝合部を設け、その衝合面にシール部材を介装しても
同様に循環流体の漏出を防ぐことができる。
【0017】また、請求項12記載のビスカスヒータの
ように、これらのシール部材としてOリングを採用すれ
ば一層簡便な構成とすることができる。 (10)請求項13記載のビスカスヒータは、請求項1
0、11又は12記載のビスカスヒータにおいて、上記
後部側板と上記後部ハウジングとで形成される上記相対
嵌合部又は衝合部の内方空洞部は、発熱室内の粘性流体
を回生する密封状の貯留室に構成されていることを特徴
としている。
【0018】このビスカスヒータでは、発熱室内の粘性
流体を回生する密封状の貯留室が設けられているため、
粘性流体の厳しい容量管理が不要となり、また、貯留室
は例えばワイセンベルク効果によって発熱室内の粘性流
体を回収し、一方、貯留室内の粘性流体をその粘性によ
り発熱室へ供給して循環回生作用を促すので、粘性流体
の耐用度を格段と向上させることができる。 (11)請求項14記載のビスカスヒータは、請求項
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
2又は13記載のビスカスヒータにおいて、上記軸受は
上記前部ハウジングに配設されるとともに、該軸受と発
熱室との間には駆動軸を軸封する軸封装置が設けられ、
上記前部放熱室は該軸封装置の近傍まで延在されている
ことを特徴としている。
【0019】このビスカスヒータでは、前部ハウジング
に配設された軸受と発熱室との間に軸封装置が設けられ
ているため、粘性流体が外部に漏出する虞れがなく、し
かも前部放熱室が軸封装置の近傍まで延在されているの
で、軸封装置を構成するゴム等の非金属要素は循環流体
によって間接的に冷却され、熱影響は巧みに緩和され
る。 (12)請求項15記載のビスカスヒータは、請求項
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
2又は13記載のビスカスヒータにおいて、上記軸受は
上記前部側板に配設されるとともに、該軸受は駆動軸を
軸封する軸封機能を備え、上記前部放熱室は該軸受の近
傍まで延在されていることを特徴としている。
【0020】このビスカスヒータは、請求項14記載の
ビスカスヒータの作用効果に加えて以下の作用効果を奏
する。すなわち、請求項14記載のビスカスヒータのよ
うに、軸受と軸封装置とを別体としてそれぞれ設ける場
合、組み付け工数が多く、また軸受及び軸封装置の2カ
所において軸芯性等を確保すべく高精度な加工が必要と
なるため、製造が面倒であるとともにコストの高騰を招
く。
【0021】この点、このビスカスヒータでは、軸封機
能を備えた軸受を前部側板に配設する構成を採用してい
るため、組み付け工数、高精度な加工が必要となる箇所
及び部品点数の低減を図ることができ、製造工程の簡素
化及びコストの低減を図ることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面に基づいて説明する。 (実施形態1)図1及び図2において、1はビスカスヒ
ータの外郭を構成する前部ハウジングであって、該前部
ハウジング1はクラッチ等の伝動機構を装着すべく前方
(図示左方)に向かって突出した中空筒状のボス部1a
と、該ボス部1aの基端壁1bから後方に向かって大き
く碗形状に延在した筒部としての円筒部1cとからな
り、該円筒部1c内には対をなす前部側板2及び後部側
板3が内装されて、これらは該円筒部1cの開放端を覆
蓋すべく結合される後部ハウジング4によって囲封され
ている。
【0023】両ハウジング1、4によって囲封される両
側板2、3は共に円筒部1cの内壁と嵌合するリム部2
a、3aが、結合される両ハウジング1、4の対向壁面
によって挟着されており、軸方向に密合される両側板
2、3の密合界域には、前部側板2に設けられた円形凹
陥部と後部側板3の平坦面とで発熱室5が形成されてい
る。そして両側板2、3は対向する両ハウジング1、4
との間の各中央領域で、それぞれ軸方向に延びる相対嵌
合部6、7を有し、該相対嵌合部6と該リム部2aとの
間で発熱室5と隣接する環状空間は、前部放熱室(ウォ
ータジャケット)FWに形成され、一方相対嵌合部7と
リム部3aとの間で同様に発熱室5と隣接する環状空間
は、後部放熱室(ウォータジャケット)RWに形成され
ている。そして、両ハウジング1、4の結合界面には両
放熱室FW、RWを外方に向けて封止するOリングS1
が介装され、また、相対嵌合部6、7の各嵌合周面に
は、嵌合部相互の微少な軸方向移動を許容しつつ各放熱
室FW、RWを内方に向けて封止するシール部材として
のOリングS2 、S3 が介装されている。
【0024】前部ハウジング1のボス部1a内に挿通さ
れる駆動軸8は2個の軸受9、10に支承されて延在
し、その後端には発熱室5内で回転可能なロータ11が
固着されており、前部側板2に設けられた円形嵌合部
(ボス部)6の内方域、つまり前部放熱室FWの近傍域
には、後述する粘性流体の漏出を封止する軸封装置(オ
イルシール)12が駆動軸8との間に介装されている。
【0025】図2から明瞭なように、両側板2、3の各
放熱室FW,RWを形成する基壁には、軸方向に同心円
弧状をなす複数条のフィン2b、3bが突設され、対向
して放熱室FW、RWを形成する両ハウジング1、4の
壁面と各フィン2b、3b先端との間には所要の空隙が
設けられている。そして各放熱室FW、RW内は各側板
2、3の径方向に延設された直壁13(図2は後部側板
3の直壁のみを示す)によって区画され、さらにフィン
2b、3bによって各流路a〜cに分岐されるととも
に、その両端部分はそれぞれ流入ポート14及び流出ポ
ート15を介して前部ハウジング1に連結される図示し
ない循環流体の配管に接続されている。なお、各流路a
〜cの流路幅は外周側ほど拡張(a>b>c)されて流
速の均斉化が図られている。
【0026】各放熱室FW、RW内を区画する上述の直
壁13は、それぞれ両ハウジング1、4の内壁に形成さ
れた各係止部16と軸方向に係合されている。これら直
壁13及び係止部16により、両側板2、3の自転を拘
止する自転拘止手段としての相対係合部が構成される。
また、放熱室FW、RWを形成する側板2、3の内壁面
はすべて鋳肌面(粗面)となされ、同様に両ハウジング
1、4の対向内壁も切削加工の必要箇所を除き鋳肌面1
7、18として避退されている。
【0027】OリングS4 によって封止された上記発熱
室5の内壁面とロータ11の外面とで形成される間隙に
は粘性流体としてのシリコーンオイルが封入され、一
方、後部側板3と後部ハウジング4とで形成される相対
嵌合部7の内方空洞部は、該粘性流体を回生する密封状
の貯留室19に構成されて、該貯留室19は後部側板3
に貫設された回収通路20並びに供給孔21及び供給溝
22からなる供給通路を介して発熱室5に連通されてい
る。
【0028】車両の暖房装置に適用される本実施形態の
ビスカスヒータでは、プーリ又は電磁クラッチ等を介し
てエンジンと連結された駆動軸8が回転されると、発熱
室5内でロータ11が回転されるため、封入されたシリ
コーンオイルが発熱室5の壁面とロータ11の外面との
間でせん断作用を受けて発熱し、この熱は前部及び後部
放熱室FW、RW内を流動する循環流体たる循環水に熱
交換され、加熱された循環水は暖房回路を経由して車両
の暖房に供される。
【0029】このとき発熱室5と共に前部及び後部放熱
室FW、RWを形成する前部及び後部側板2、3は前部
ハウジング1の円筒部1c内に囲封され、外周方向に露
出する要シール部は、該円筒部1cの開放端を覆蓋する
後部ハウジング4との結合面のみに局限されている。し
たがって、循環水の漏洩の虞れはきわめて少なく、加え
て後部ハウジング4の形状の単純化や最も簡便なOリン
グS1 の採用も可能となって、生産性の観点からも頗る
有利である。
【0030】また、このビスカスヒータでは、各側板
2、3の放熱室FW、RWを形成する壁面に複数条のフ
ィン2b、3bが突設され、さらには同壁面が鋳肌面と
なされているため、有効表面積が著しく拡大されて熱交
換効率の向上に大きく貢献することができる。なお、本
実施形態の鋳肌面17、18のように、放熱室FW、R
Wを形成する両ハウジング1、4の壁面にも鋳肌面の適
用を拡げれば一層有利であり、しかも両ハウジング1、
4の同壁面と各フィン2b、3bの先端とは積極的に離
隔されて、両側板2、3のもつ熱量がフィン2b、3b
から直接両ハウジング1、4を経由して無用に放散され
ないようにも配慮されている。
【0031】両側板2、3は両ハウジング1、4との間
の各中央領域で実質的に放熱室FW、RWの内周縁を画
定し、かつ軸方向に延びる相対嵌合部6、7を有してお
り、その嵌合周面には嵌合部相互の軸方向移動を許容す
るOリングS2 、S3 が介装されているので、熱変形な
どによって各側板2、3と各ハウジング1、4との間に
相対的な軸方向移動が生じても、循環水の封止を確保し
つつ熱変形を良好に吸収することができる。なお、図3
に後部側板103側の形態として例示したように、各側
板2、3と各ハウジング1、4との間の中央領域に互い
に軸方向に衝合する衝合部70を設け、その衝合部70
にOリングS5 を介装しても同様に循環水の漏出を防止
することができる。そして前部側板2に設けられた該相
対嵌合部6の内方域には、発熱室5内のシリコーンオイ
ルの漏出を封止する軸封装置12が駆動軸8との間に介
装されているが、前部放熱室FWは軸封装置12の近傍
まで延在されて、軸封装置12を構成するゴム等の非金
属要素は循環水によって間接的に冷却されるので、熱影
響による劣化は巧みに緩和される。
【0032】前部ハウジング1に連結された配管を介し
て導入される循環水は、両放熱室FW、RWにそれぞれ
開口されている流入ポート14からフィン2b、3bに
よって分岐される各流路a〜cへと分流されて周回し、
直壁13を隔てて対称的に開口されている流出ポート1
5を経て連結配管へと導出されるが、同心円弧状をなす
フィン2b,3bによって形成される各流路a〜cの流
路幅は外周側ほど拡張されて、流路形状によって定まる
各流路a〜cの流速が均斉化するよう構成されているの
で、放熱室FW、RWを形成する両側板2、3の全壁面
にわたって循環水との熱交換が万遍なく遂行される。特
に、各流路幅は外周側ほど拡張されているため、流路a
での流量は他の流路b、cのそれに比して大きくなって
いる。これにより、このビスカスヒータでは発熱の著し
いロータ11の外周付近に対応した熱交換を流路aによ
り効果的に行うことが可能となる。一方、放熱室FW、
RW内を区画して循環水の流れ方向を設定する上述の直
壁13は、各ハウジング1、4に形成された係合部16
と軸方向に係合して両側板2、3の自転拘止手段を構成
しており、ごく簡素な構成で両側板2、3の自転は確実
に防止されている。
【0033】さて、このビスカスヒータでは、発熱室5
の中央域と回収通路20を介して連通する貯留室19が
設けられ、この貯留室19内ではシリコーンオイルの液
位が自重により下方に存在しているため、ロータ11の
形状から生じるワイセンベルグ効果により発熱室5内の
シリコーンオイルが回収通路20を介して貯留室19内
へ回収される一方、貯留室19内のシリコーンオイル
は、ロータ11の回転とオイル自体の粘性とにより供給
孔21及び供給溝22を介して発熱室5内へ引込まれ
る。
【0034】このように、本実施形態のビスカスヒータ
では、貯留室19の配設によって封入されるシリコーン
オイルの厳しい容量管理が不要となるほか、発熱室5と
貯留室19との間で常時シリコーンオイルの入れ替え、
つまり循環回生が行われるので、特定のシリコーンオイ
ルのみがせん断対象となることがなく、その耐用度を格
段と向上させることができる。
【0035】なお、図3に示す他の実施形態は、前部ハ
ウジング101と後部ハウジング104が共に碗形状の
円筒部101c,104cを有する構成となされている
が、基本的な機能については前実施形態と特に変わると
ころはないので、詳しい説明は省略する。 (実施形態2)このビスカスヒータは、図4に示すよう
に、上記実施形態1のビスカスヒータにおいて、前部ハ
ウジング1に配設された軸受10及び前部側板2に配設
された軸封装置12の代わりに、前部側板2に軸封機能
を備えた軸受装置23を配設したものである。
【0036】すなわち、上記軸受装置23は、軸封装置
を内蔵した深溝玉軸受装置であり、前部側板2のボス2
dに内周段部2cとサークリップ24とで挟持された状
態で発熱室5に隣接するように設けられている。また、
前部ハウジング1のボス1aには内周段部1cによりグ
リス封入式ラジアル玉軸受9が設けられている。これら
軸受装置9、23により駆動軸12が回動可能に支承さ
れている。なお、前部放熱室FWは軸受装置23の近傍
まで延在されており、これにより、軸受装置23を構成
するゴム等の非金属要素は循環水によって間接的に冷却
されるので、熱影響による劣化は巧みに緩和される。
【0037】駆動軸8の後端部には外径が縮小されて形
成された小径部8aが形成され、ロータ11の圧入孔1
1cにこの小径部8aを圧入することにより、駆動軸8
の後端部に発熱室8内で回動可能な平板形状のロータ1
1が圧入されている。ここで、ロータ11の圧入孔11
c回りの鍔には駆動軸8の外径を超えて形成されたボス
11dが形成され、このボス11dの前端面が小径部8
aの外周段部8bに当接することにより、ロータ11が
駆動軸8に対して位置決めされている。また、軸受装置
23はボス11dの前端面とサークリップ25とにより
挟持されている。なお、ロータ11には、内周域におい
て発熱室5の前後を連通する連通孔11aが貫設されて
いるとともに、外周域においてシリコーンオイルのせん
断効果を高める貫通孔11bが貫設されている。その他
の構成については前記実施形態1と同様である。
【0038】上記構成を有するこのビスカスヒータは、
前記実施形態1のビスカスヒータの作用効果に加えて以
下の作用効果を奏する。すなわち、このビスカスヒータ
では、軸封装置を内蔵した軸受装置23を前部側板2に
設けているため、軸受10と軸封装置12とを別体とし
てそれぞれ前部ハウジング1と前部側板2とに設けてい
た前記実施形態1のビスカスヒータと比べて、組み付け
工数、高精度な加工が必要となる箇所及び部品点数の低
減を図ることができ、製造工程の簡素化及びコストの低
減を図ることが可能となる。
【0039】また、このビスカスヒータでは、軸受装置
23が前部側板2のボス2dに設けられ、軸受9が前部
ハウジング1のボス1aに設けられおり、軸受9、10
がともに前部ハウジング1のボス1aに設けられた前記
実施形態1のビスカスヒータと比較して、両軸受が離反
されているため、これらの間のスパンの確保により、駆
動軸8の振れを効果的に抑制することができる。なお、
両軸受間のスパンをより大きく確保する観点から、軸受
装置23は、前部側板2のボス2d内において、できる
だけ後方側、すなわちできるだけロータ11に近接させ
て設けることが好ましい。
【0040】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明に係るビス
カスヒータは、各請求項記載の手段の採用により、以下
に掲記する優れた効果を奏する。請求項1〜15記載の
ビスカスヒータは、構造が簡素で生産性の向上に大きく
寄与し、とくに請求項10〜15記載のビスカスヒータ
は、構成要素の保全の面で有利である。
【0041】また、請求項4〜7記載のビスカスヒータ
は、高い熱交換効率を得ることができ、さらに請求項1
及び10〜12記載のビスカスヒータは、循環流体の漏
れを確実に防止することができる。さらに、請求項15
記載のビスカスヒータは、駆動軸における軸受や軸封の
ための構造やその製造工程を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るビスカスヒータの縦
断面図。
【図2】同ビスカスヒータの後部側板を示す側面図。
【図3】本発明の他の実施形態に係るビスカスヒータの
要部を示す縦断面図。
【図4】本発明の実施形態2に係るビスカスヒータの縦
断面図。
【符号の説明】
1は前部ハウジング、1cは筒部としての円筒部、2は
前部側板、2bはフィン、3は後部側板、3bはフィ
ン、4は後部ハウジング、5は発熱室、6、7は相対嵌
合部、8は駆動軸、9、10は軸受、11はロータ、1
2は軸封装置、13は直壁(自転拘止手段としての相対
係合部)、14は流入ポート、15は流出ポート、16
は係合部(自転拘止手段としての相対係合部)、19は
貯留室、23は軸封機能を備えた軸受装置、70は衝合
部、FWは前部放熱室、RWは後部放熱室、a〜cは流
路、S1 〜S5 はOリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 英文 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 諸井 隆宏 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向に密合されて密合界域に発熱室を形
    成した前部及び後部側板と、該前部及び後部側板を挟持
    してそれぞれ側板との間に循環流体を流動させる放熱室
    を形成した前部及び後部ハウジングと、該前部側板及び
    該前部ハウジングのうちの少なくとも一方に軸受を介し
    て回転可能に支承された駆動軸と、該発熱室内の駆動軸
    に装着されたロータと、該発熱室内の壁面と該ロータの
    外面との間隙に封入され、該ロータの回転により発熱さ
    れる粘性流体とを有するビスカスヒータであって、上記
    前部及び後部側板は少なくとも一方のハウジングから延
    在する筒部内に囲封されていることを特徴とするビスカ
    スヒータ。
  2. 【請求項2】上記筒部は上記前部ハウジングから延在さ
    れ、該筒部の開放端は該開放端に結合される後部ハウジ
    ングによって覆蓋されていることを特徴とする請求項1
    記載のビスカスヒータ。
  3. 【請求項3】上記両ハウジングの結合面にはOリングが
    介装されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ビスカスヒータ。
  4. 【請求項4】上記前部及び後部側板の放熱室を形成する
    壁面には、軸方向に複数条のフィンが突設されているこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載のビスカスヒー
    タ。
  5. 【請求項5】同心円弧状をなす上記フィンによって分岐
    される放熱室内の流路は、その両端がそれぞれ流入及び
    流出ポートと連通され、各流路幅は外周側ほど拡張され
    ていることを特徴とする請求項4記載のビスカスヒー
    タ。
  6. 【請求項6】上記前部及び後部ハジングの放熱室を形成
    する壁面と、上記フィン先端との間には所要の空隙が設
    けられていることを特徴とする請求項4又は5記載のビ
    スカスヒータ。
  7. 【請求項7】上記放熱室を形成する少なくとも上記前部
    及び後部側板の壁面は鋳肌面で形成されていることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のビスカ
    スヒータ。
  8. 【請求項8】上記前部及び後部側板と上記前部及び後部
    ハウジングとの間には、該両側板の自転を拘止する自転
    拘止手段が設けられていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6又は7記載のビスカスヒータ。
  9. 【請求項9】上記自転拘止手段は、上記両側板と上記前
    部及び後部ハウジングの対向壁との間に形成された相対
    係合部であることを特徴とする請求項8記載のビスカス
    ヒータ。
  10. 【請求項10】上記側板は上記ハウジングとの間の中央
    領域で軸方向に延びる相対嵌合部を有し、実質的に上記
    放熱室を封止するその嵌合周面には嵌合部相互の軸方向
    移動を許容するシール部材が介装されていることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記
    載のビスカスヒータ。
  11. 【請求項11】上記側板は上記ハウジングとの間の中央
    領域で互いに軸方向に衝合する衝合部を有し、実質的に
    上記放熱室を封止するその衝合面にはシール部材が介装
    されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9又は10記載のビスカスヒータ。
  12. 【請求項12】上記シール部材はOリングであることを
    特徴とする請求項10又は11記載のビスカスヒータ。
  13. 【請求項13】上記後部側板と上記後部ハウジングとで
    形成される上記相対嵌合部又は衝合部の内方空洞部は、
    発熱室内の粘性流体を回生する密封状の貯留室に構成さ
    れていることを特徴とする請求項10、11又は12記
    載のビスカスヒータ。
  14. 【請求項14】上記軸受は上記前部ハウジングに配設さ
    れるとともに、該軸受と発熱室との間には駆動軸を軸封
    する軸封装置が設けられ、上記前部放熱室は該軸封装置
    の近傍まで延在されていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又
    は13記載のビスカスヒータ。
  15. 【請求項15】上記軸受は上記前部側板に配設されると
    ともに、該軸受は駆動軸を軸封する軸封機能を備え、上
    記前部放熱室は該軸受の近傍まで延在されていることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、10、11、12又は13記載のビスカスヒータ。
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