JPH108063A - 竪型熱分解反応炉 - Google Patents

竪型熱分解反応炉

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Publication number
JPH108063A
JPH108063A JP8161675A JP16167596A JPH108063A JP H108063 A JPH108063 A JP H108063A JP 8161675 A JP8161675 A JP 8161675A JP 16167596 A JP16167596 A JP 16167596A JP H108063 A JPH108063 A JP H108063A
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JP
Japan
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heating
pyrolysis
thermal decomposition
vertical
waste
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8161675A
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English (en)
Inventor
Norio Tezuka
則雄 手塚
Naoki Hatta
直樹 八田
Yoichi Takahashi
洋一 高橋
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/143Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics

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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝熱効率が良好で、円滑な運転が可能で処理
能力の向上が図れ、しかも、設置スペースが節減出来、
装置のコンパクト化が図れる。 【解決手段】 廃棄物aを加熱し熱分解する加熱面28
a〜28h及び廃棄物aを落下させる開口部29a〜2
9hを有し、加熱面28a〜28hの下に加熱空気iを
流通させる熱媒体流路30a〜30hを有すると共に、
垂直線6の上から下に多段階に設けられたヒータ25a
〜25hと、このヒータ25a〜25hの熱媒体流路3
0a〜30hに加熱空気iを供給する熱媒体供給装置3
7とを設ける。更に、垂直線6を軸とする駆動軸51
と、この駆動軸51によってヒータ25a〜25hの加
熱面28a〜28hに沿って回転し廃棄物aを開口部2
9a〜29hから下段に落下させる複数の翼52a〜5
2hとを設ける。廃棄物aの熱分解による減容に応じ
て、ヒータ25a〜25hの上部の空間高さ36を変え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被熱分解物を上部
から投入し、熱媒体による加熱によって熱分解する竪型
熱分解反応炉及びこの竪型熱分解反応炉を備えた、廃棄
物(家庭やオフィスなどから出される都市ごみ等の一般
廃棄物、廃プラスチック、カーシュレッダー・ダスト、
廃オフィス機器、電子機器、化成品などの産業廃棄物
等、可燃物を含むもの)を熱媒体による加熱によって熱
分解する廃棄物処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱分解反応炉、例えば廃棄物処理
装置に適用される熱分解反応炉は、図11に示すような
横型の回転多管式タイプの熱分解反応炉100が知られ
ている(特開昭64−49816号公報)。熱分解反応
炉100のホッパ101に投入された廃棄物107は、
スクリューフィーダ103に送られ、このスクリューフ
ィーダ103によって熱分解反応炉の本体104内に送
り込まれる。更に、廃棄物107は、本体104内で熱
媒体、例えば加熱空気108が通過する加熱管105に
より加熱され熱分解されて熱分解ガス109と主として
不揮発性成分からなる熱分解残渣110とを生成し、分
離装置106の上部から熱分解ガス109が排出され、
分離装置106の下部からは熱分解残渣110が排出さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
横型の回転多管式タイプの熱分解反応炉100は、スク
リューフィーダ103及び本体104が横方向に配置さ
れるため、設置スペースを多く必要とし、大量処理を行
なうにはそれだけ余計に設置面積を必要とした。更に、
廃棄物107は、本体104内の加熱管105によって
加熱されるので、廃棄物又は熱分解残渣が加熱管105
自体に付着したり、加熱管105同士の間に残り、廃棄
物107に熱が十分に伝達されず伝熱効率が悪くなる恐
れがあった。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決し、伝熱
面積を十分取ることが出来ると共に伝熱効率が良好で、
熱分解反応炉の円滑な運転が可能で処理能力の向上が図
れ、しかも、設置スペースが節減出来、装置のコンパク
ト化が図れる竪型熱分解反応炉及び廃棄物処理装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被熱分解物を上部から投入し熱媒体によ
る加熱によって熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発
性成分からなる熱分解残渣とを生成する竪型熱分解反応
炉において、前記被熱分解物を多段階に加熱し熱分解す
る被熱分解物加熱手段と、該被熱分解物加熱手段によっ
て加熱され熱分解される前記被熱分解物を順次下段に移
動させる被熱分解物移動手段とを備えたものである。
【0006】被熱分解物を多段階に加熱し熱分解する被
熱分解物加熱手段と、被熱分解物を順次下段に移動させ
る被熱分解物移動手段とを備えたものは、上部に投入さ
れた被熱分解物を順次各段階で加熱し、熱分解すると共
に、被熱分解物移動手段によって被熱分解物を順次下段
に移動させる。生成した熱分解残渣は、竪型熱分解反応
炉の下部から排出される。この結果、伝熱面積を十分取
ることが出来ると共に伝熱効率が良好で、熱分解反応炉
の円滑な運転が可能で処理能力の向上が図れ、しかも、
設置スペースが節減出来、装置のコンパクト化が図れ
る。
【0007】更に、上記竪型熱分解反応炉において、前
記被熱分解物加熱手段は、前記被熱分解物を加熱し熱分
解する加熱面及び前記被熱分解物を落下させる開口部を
有し、前記加熱面の下に前記熱媒体を流通させる熱媒体
流路を有すると共に、垂直線の上から下に多段階に設け
られた加熱床と、該加熱床の熱媒体流路に前記熱媒体を
供給する熱媒体供給装置とを設けたものである。
【0008】加熱面及び開口部を有し、加熱面の下に熱
媒体を流通させる熱媒体流路を有すると共に、垂直線の
上から下に多段階に設けられた加熱床と、この加熱床の
熱媒体流路に熱媒体を供給する熱媒体供給装置とを設け
た被熱分解物加熱手段は、上記竪型熱分解反応炉の作用
に加え、熱媒体供給装置によって熱媒体が加熱床の熱媒
体流路に流通され、被熱分解物が加熱面の全伝熱面に直
接接触し、多段階に確実に加熱、熱分解されると共に、
加熱床の開口部から下段に落下する。
【0009】更に、上記竪型熱分解反応炉において、前
記被熱分解物移動手段は、前記垂直線を軸とする駆動軸
と、該駆動軸によって前記加熱床の加熱面に沿って回転
し前記被熱分解物を前記開口部から下段に落下させる複
数の翼とを設けたものである。被熱分解物移動手段が垂
直線を軸とする駆動軸と、この駆動軸によって加熱床の
加熱面に沿って回転し被熱分解物を開口部から下段に落
下させる複数の翼とを設けたものは、上記竪型熱分解反
応炉の作用に加え、各段の翼が共通の駆動軸によって回
転され、被熱分解物を撹拌しつつ各段を順次付着やひっ
かかりもなくスムースに移動させ、開口部から確実に下
段に落下させ、簡単な構造で確実に被熱分解物を移動さ
せ落下させる。
【0010】更に、上記いずれかの竪型熱分解反応炉に
おいて、前記被熱分解物の熱分解による減容に応じて、
少なくとも前記加熱床の最上段の空間高さは、最下段の
空間高さよりも大きく形成されたものである。被熱分解
物の熱分解による減容に応じて、少なくとも加熱床の最
上段の空間高さは、最下段の空間高さよりも大きく形成
されたものは、上記いずれかの竪型熱分解反応炉の作用
に加え、被熱分解物が、当初熱分解される前には、空間
の大きな加熱床で加熱され、被熱分解物の熱分解による
減容に応じて空間の小さな加熱床で処理されるので、一
層の装置の大量処理と装置のコンパクト化が図れる。
【0011】更に、上記いずれかの竪型熱分解反応炉に
おいて、前記加熱床の熱媒体流路は、前記加熱床を均一
に加熱する複数の小流路に分割されたものである。加熱
床の熱媒体流路が加熱床を均一に加熱する複数の小流路
に分割されたものは、上記いずれかの竪型熱分解反応炉
の作用に加え、熱媒体が加熱床の小流路を通過すること
により、均一に加熱面を加熱し、伝熱効率を向上させ
る。
【0012】更に、上記いずれかの竪型熱分解反応炉に
おいて、前記加熱床の少なくとも最上段と下から1/5
乃至1/3の位置に相当する中間段の位置に前記熱分解
ガスを排出する排出口を設けたものである。加熱床の少
なくとも最上段と下から1/5乃至1/3の位置に相当
する中間段の位置に熱分解ガスを排出する排出口を設け
たものは、上記いずれかの竪型熱分解反応炉の作用に加
え、被熱分解物が熱分解されることにより生成するター
ル分を含む熱分解ガスの内、タール分が冷却して凝固す
る前に速やかに排出口から排出させ、熱分解反応炉の円
滑な運転を継続させる。
【0013】更に、上記いずれかの竪型熱分解反応炉に
おいて、前記熱媒体供給装置は、前記熱媒体を前記加熱
床の熱媒体流路に供給する入口ヘッダと、前記加熱床の
熱媒体流路からの熱媒体を排出する出口ヘッダとを設け
たものである。熱媒体を加熱床の熱媒体流路に供給する
入口ヘッダと、熱媒体流路からの熱媒体を排出する出口
ヘッダとを設けた熱媒体供給装置は、上記いずれかの竪
型熱分解反応炉の作用に加え、加熱床の全段に渡って高
温の熱媒体を供給出来るため伝熱効果が良く、且つ簡単
な構造で熱媒体を各加熱床の熱媒体流路に供給し排出す
ることが出来る。
【0014】そして、上記いずれかの竪型熱分解反応炉
において、熱媒体供給装置は、前記加熱床を囲う外筒の
周りに前記熱媒体を供給する熱媒体供給筒を設けたもの
である。加熱床を囲う外筒の周りに熱媒体を供給する熱
媒体供給筒を設けた熱媒体供給装置は、先のいずれかの
竪型熱分解反応炉の作用に加え、加熱面からの加熱に加
え、外筒からも加熱することが出来、伝熱面積を十分取
ることが出来ると共に、被熱分解物を多量に処理する大
型のものに利用出来る。
【0015】又、廃棄物を上部から投入し熱媒体による
加熱によって熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性
成分からなる熱分解残渣とを生成する竪型熱分解反応炉
と、該竪型熱分解反応炉から排出される前記熱分解残渣
を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、
前記熱分解ガス及び前記燃焼性成分を移送し燃焼させる
燃焼炉とを有する廃棄物処理装置において、該竪型熱分
解反応炉は、上記いずれかに記載の竪型熱分解反応炉で
あるので、処理効率の向上が図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る竪型熱分解反応炉の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、図1
〜10において、同じ構造、作用部分には同じ参照番号
を付けて示す。
【0017】図10は、本発明に係る熱分解反応炉を備
えた廃棄物処理装置の一実施の形態を示す系統図であ
る。廃棄物処理装置1において、被熱分解物である廃棄
物aは、例えば二軸剪断式の破砕機で、例えば150m
m角以下に破砕され、この破砕された廃棄物aはコンベ
ア等により垂直方向に設けられた竪型熱分解反応炉2の
投入口18に投入される。投入口18に投入された廃棄
物aは、フィーダ17を経て本体3に供給される。
【0018】本実施の形態の竪型熱分解反応炉2は、図
示していないシール機構によりその内部は低酸素雰囲気
に保持され、燃焼炉である燃焼溶融炉58の後流側に配
置された図示していない熱交換器により加熱された熱媒
体、例えば加熱空気iがラインL1から供給され、この
加熱空気iにより本体3に供給された廃棄物aは300
〜600℃に、通常は450℃程度に加熱される。この
ため廃棄物aは熱分解され、熱分解ガスG1、G1′と主
として不揮発性の熱分解残渣bとが生成される。熱分解
ガスG1、G1′は、水素、メタン、エタンやタール分等
を含んでいる。
【0019】更に、竪型熱分解反応炉2で生成された熱
分解ガスG1、G1′と熱分解残渣bは、本体3内で分離
され、熱分解ガスG1、G1′はラインL2及びL5を経て
燃焼溶融炉58のバーナ59に供給される。熱分解残渣
bは廃棄物aの種類によって種々異なるが、都市ごみの
場合、通常は大部分が比較的細粒の可燃分(10〜60
%)、比較的細粒の灰分(5〜40%)、粗粒金属成分
(7〜50%)粗粒瓦礫、陶器、コンクリート片等(1
0〜60%)より構成されている。
【0020】このような成分を有する熱分解残渣bは4
50℃程度の比較的高温であるため冷却装置60により
80℃程度に冷却され、例えばふるい磁選式、うず電流
式、遠心式又は風力選別式等の公知の単独又は組み合わ
された分離装置61に供給され、ここで細粒の燃焼性成
分c(灰分を含む)と粗粒の金属成分dと不燃焼性廃棄
物hに分離され、金属成分dはコンテナ62に回収され
再利用される。
【0021】そして、燃焼性成分cは、粉砕機63にお
いて例えば1mm以下に微粉砕され、ラインL3を経て
燃焼溶融炉58のバーナ59に供給され、ラインL2
びL5から供給された熱分解ガスG1、G1′と送風機6
4によりラインL4から供給された燃焼用空気eと共に
1,300℃程度の高温域で燃焼され、このとき発生し
た燃焼灰は溶融スラグfとなって、この燃焼溶融炉58
の内壁に付着し流下する。
【0022】燃焼溶融炉58で生じた高温排ガスG
2は、図示していない熱交換器を経てラインL6から廃熱
ボイラ69で熱回収され集塵器70で除塵され、更に排
ガス浄化器71で有害成分を除去され低温のクリーンな
排ガスG3となって誘引送風機72を介して煙突73か
ら大気へ放出される。クリーンな排ガスG3の一部はフ
ァン74を介してラインL7により冷却装置60に供給
される。参照番号75は、蒸気タービンを有する発電機
である。
【0023】図1は、上記廃棄物処理装置1に備えられ
た竪型熱分解反応炉の一実施の形態を示す一部省略縦断
面図である。被熱分解物である廃棄物aは、本体の上部
7から投入され熱媒体、例えば加熱空気iによる加熱に
よって熱分解され、熱分解ガスG1と主として不揮発性
成分からなる粒状又は粉状の熱分解残渣bとを生成し、
熱分解残渣bは本体の下部9から排出される。
【0024】更に、竪型熱分解反応炉2は、廃棄物aを
多段階、例えば、ここでは8段に加熱し熱分解する被熱
分解物加熱手段24と、この被熱分解物加熱手段24に
よって加熱され熱分解される廃棄物aを順次下段に移動
させる被熱分解物移動手段50とを備えたものである。
被熱分解物加熱手段24は、廃棄物aを加熱し熱分解
する加熱面28a〜28h及び廃棄物aを落下させる開
口部29a〜29hを有し、加熱面28a〜28hの下
に加熱空気iを流通させる熱媒体流路30a〜30hを
有すると共に、垂直線6の上から下に多段階に設けられ
た加熱床であるヒータ25a〜25hと、このヒータ2
5a〜25hの熱媒体流路30a〜30hに加熱空気i
を供給する熱媒体供給装置37とを設けたものである。
【0025】熱媒体供給装置37は、加熱空気iをヒー
タ25a〜25hの熱媒体流路に供給する入口ヘッダ3
8Aと、ヒータ25a〜25hの熱媒体流路30a〜3
0hからの加熱空気iを排出する出口ヘッダ38Bとを
設けたものである。加熱空気iは、図1に示す入口ヘッ
ダ38Aの下端に設けられた入口ノズル43から入口ヘ
ッダ38Aに供給され、各ヒータ25a〜25hに流入
した後、再び各ヒータ25a〜25hから出口ヘッダ3
8Bに排出され、出口ヘッダ38Bの上端に設けられた
出口ノズル44から排出される。尚、本体3は、脚13
によって基礎14に支えられている。
【0026】図2は、ヒータ25bの熱媒体流路30b
を示したもので、図1の I−I 線の断面図である。ヒー
タ25bは、所定の間隔に二枚の板を配置して、その間
に熱媒体流路30bを形成した円盤状の中空体である。
ヒータ25bの熱媒体流路30bは、加熱面28bを均
一に加熱する複数の小流路34に分割されている。入口
ヘッダ38Aから供給された加熱空気iは、左右に分か
れ、熱媒体流路30b内にジグザグ状に設けられた仕切
板35の間を流れ、再び合流して出口ヘッダ38Bに排
出される。他のヒータ25a、25c〜25hの熱媒体
流路30a、30c〜30hについても同様の構造をし
ている。ヒータ25a〜25hの外周には本体外筒4が
取り付けられている。
【0027】図3は、図1のヒータ25a〜25hの他
の要部断面図を示す。図3(A)は、半割りパイプ32
を平板31に溶接その他の接合手段で接合したものであ
る。図3(B)は、波板33を平板31に、図3(C)
はパイプ32′を平板31に同じく溶接その他の接合手
段で接合したものである。これらのヒータ25a〜25
hは、図2のヒータと同様に、加熱面28a〜28hを
均一に加熱する複数の小流路34に分割されている。加
熱空気iは、ヒータの小流路34を一方から他方に向か
って流れ、加熱面28a〜28hを介して廃棄物aを均
一に加熱する。
【0028】更に、ヒータ25a〜25hの上部の空間
高さ36は、図1に示すように、廃棄物aの熱分解によ
る減容に応じて、最上段のヒータ25aから最下段のヒ
ータ25hに向かって順次小さく形成されている。
【0029】被熱分解物移動手段50は、垂直線6を軸
とし、下端に設けられたモータ及び減速機53によって
回転する駆動軸51と、この駆動軸51によってヒータ
25a〜25hの加熱面28a〜28hに沿って回転し
廃棄物aを開口部29a〜29hから下段又は下に落下
させる複数の翼52a〜52hとを設けたものである。
この複数の翼52a〜52hは、後述のヒータ25a〜
25hの開口部29a〜29hと同じ方向に45度の角
度差をもって駆動軸51に取り付ける。
【0030】図4(A)は、被熱分解物移動手段50の
翼52aと共に、ヒータ25の開口部を示したもの、図
4(B)は翼52a〜52hの配置を示したもので、図
1のII−II 線の断面図である。本実施の形態において
は、各ヒータ25a〜25hに開口部29a〜29hが
隣り合う開口部同士は45度の角度差をもって形成され
ている。これによって廃棄物aがすぐ下の隣接ヒータを
バイパスしないようになっている。
【0031】図1で廃棄物aは、投入口18に投入さ
れ、フィーダ17(スクリューフィーダ、プッシャー
等)により本体3内に押し込まれる。先に説明したヒー
タ25a〜25hは、円盤状の中空体で水平面をなし、
各段ヒータには最低1ケ所の開口部があり、ここから廃
棄物aが次段のヒータ上に落下する。
【0032】最上段のヒータ25a、本体外筒4、天井
板5で構成される空間に押し込まれた廃棄物aは、ヒー
タ25aを流通する加熱空気iにより加熱されながら翼
52aにより撹拌、混合され、ヒータ25aの加熱面2
8a上を翼52aの回転方向に移動する。そして、ヒー
タ25a上をほぼ1回転した後、図4の最上段のヒータ
25aに設けられた開口部29aから次段のヒータ25
b上に落下する。廃棄物aは、この段で同じように加熱
されながらヒータ25b上をほぼ1回転し、破線で示し
た開口部29bから更に次段のヒータ25c上に落下す
る。これを繰り返しているうちに、廃棄物aは熱分解さ
れ、最後に熱分解残渣bは、最下段のヒータ25hの開
口部29hを介して残渣物排出口15から排出される。
尚、開口部29a〜29hは、ヒータ25a〜25hの
上部の空間高さ36と同じように、廃棄物aの熱分解に
よる減容に応じて、最上段の29aから最下段の29h
に向かって順次小さく形成されている。
【0033】一方、廃棄物aから生成した熱分解ガスG
1、G1′は、ヒータの最上段と下から1/5乃至1/3
の位置に相当する中間段の位置にそれぞれ設けられたノ
ズル19及びノズル20から排出される。ノズル20か
らは主としてタール成分が抜き出される。21、22は
フィルタで熱分解ガスラインへの廃棄物aや熱分解残渣
bの侵入を防止する。
【0034】以上の構造を有する本実施の形態の竪型熱
分解反応炉2は次のように作用する。即ち、廃棄物aを
多段階に加熱し熱分解する被熱分解物加熱手段24と、
廃棄物aを順次下段に移動させる被熱分解物移動手段5
0とを備えたものは、上部に投入された廃棄物aを順次
各段階で加熱し、熱分解すると共に、被熱分解物移動手
段50によって廃棄物aを順次下段に移動させる。生成
した熱分解残渣bは、竪型熱分解反応炉2の下部から排
出される。この結果、伝熱面積を十分取ることが出来る
と共に伝熱効率が良好で、熱分解反応炉の円滑な運転が
可能で処理能力の向上が図れ、しかも、設置スペースが
節減出来、装置のコンパクト化が図れる。
【0035】更に、加熱面28a〜28h及び開口部2
9a〜29hを有し、加熱面28a〜28hの下に加熱
空気iを流通させる熱媒体流路30a〜30hを有する
と共に、垂直線6の上から下に多段階に設けられたヒー
タ25a〜25hと、このヒータ25a〜25hの熱媒
体流路30a〜30hに加熱空気iを供給する熱媒体供
給装置37とを設けた被熱分解物加熱手段24は、熱媒
体供給装置37によって加熱空気iがヒータ25a〜2
5hの熱媒体流路30a〜30hに流通され、廃棄物a
が加熱面28a〜28hの全伝熱面に直接接触し、多段
階に確実に加熱、熱分解されると共に、ヒータ25a〜
25hの開口部29a〜29hから下段又は下に落下す
る。
【0036】更に、被熱分解物移動手段50が垂直線6
を軸とする駆動軸51と、この駆動軸51によってヒー
タ25a〜25hの加熱面28a〜28hに沿って回転
し廃棄物aを開口部29a〜29hから下段に落下させ
る複数の翼52a〜52hとを設けたものは、各段の翼
52a〜52hが共通の駆動軸51によって回転され、
廃棄物aを撹拌しつつ各段を順次付着や滞留もなくスム
ースに移動させ、且つ開口部29a〜29hから確実に
下段又は下に落下させ、簡単な構造で確実に廃棄物aを
移動させ落下させる。
【0037】更に、廃棄物aの熱分解による減容に応じ
て、ヒータ25a〜25hの上部空間高さを最上段のヒ
ータ25aから最下段のヒータ25hにかけて順次小さ
く形成されたものは、廃棄物aが、当初熱分解される前
には、上部の空間高さが大きな空間で加熱され、廃棄物
aの熱分解による減容に応じて上部の空間高さが小さな
空間で処理されるので、一層の装置の大量処理と装置の
コンパクト化が図れる。
【0038】更に、ヒータ25a〜25hの熱媒体流路
30a〜30hがヒータ25a〜25hを均一に加熱す
る複数の小流路34に分割されたものは、加熱空気iが
ヒータ25a〜25hの小流路34を通過することによ
り、均一に加熱面28a〜28hを加熱し、伝熱効率を
向上させる。
【0039】更に、ヒータ25a〜25hの最上段と下
から1/5乃至1/3の位置に相当する中間段の位置に
熱分解ガスを排出する上部排出口10及び中間部排出口
11を設けたものは、廃棄物aが熱分解されることによ
り生成するタール分を含む熱分解ガスG1、G1′の内、
タール分が冷却して凝固する前に速やかに中間部排出口
11から排出させ、熱分解反応炉の円滑な運転を継続さ
せる。
【0040】更に、加熱空気iをヒータ25a〜25h
の熱媒体流路30a〜30hに供給する入口ヘッダ38
Aと、熱媒体流路30a〜30hからの加熱空気iを排
出する出口ヘッダ38Bとを設けた熱媒体供給装置37
は、ヒータ25a〜25hの全段に渡って高温の加熱空
気iを供給出来るため伝熱効果がよく、且つ簡単な構造
で加熱空気iを各ヒータ25a〜25hの熱媒体流路3
0a〜30hに供給し排出することが出来る。
【0041】図5は、本発明に係る竪型熱分解反応炉の
他の実施の形態を示す一部省略縦断面図である。本実施
の形態の竪型熱分解反応炉2の熱媒体供給装置37は、
外筒である本体外筒4の周りに加熱空気iを供給する熱
媒体供給筒であるジャケット40を設けたものである。
加熱空気iは、ジャケット40の下端に設けた入口ノズ
ル43から本体外筒4とジャケット40で形成される空
間に導入され、最下段のヒータ25hに入る。尚、加熱
空気iの本体外筒4とジャケット40で形成される空間
内の流れを、最下段の2段と最上段について、破線で示
す。
【0042】図6は、加熱空気iの熱媒体流路30b内
の流れを示し、図5の III−III 線の断面図である。ジ
ャケット40内から熱媒体流路30bに流入した加熱空
気iの流れは、図3に示したものと同じであるので、そ
の説明を省略する。加熱空気iは、先ずヒータ25hの
熱媒体流路30hに流入する。熱媒体流路30hを通過
した加熱空気iは、再び本体外筒4とジャケット40で
形成される空間に流入し、最下段のヒータ25h上部の
空間の外側ジャケット内熱媒体流路40hを通過する。
【0043】最下段のヒータ25h上部の空間の外側ジ
ャケット内熱媒体流路40hを通過した加熱空気iは、
図5に示すように、一つ上のヒータ25gの熱媒体流路
30gに入る。このようにして順次、ヒータの熱媒体流
路とヒータの上部空間の外側とを通過する。本体外筒4
とジャケット40で形成される空間である熱媒体流路4
0a〜40hは、仕切板41a〜41hが本体外筒4の
外周に沿って水平に取り付けられている。加熱空気i
は、この仕切板41a〜41hと本体外筒4及びジャケ
ット40で形成される空間流路を順次流れ、最終的に出
口ノズル44から出ていく。仕切板41a〜41hの各
段における本数は、加熱空気iが熱媒体流路30a〜3
0h及び熱媒体流路40a〜40hを通る際に生じる圧
力損失を計算して決める。
【0044】図7は、図6と同様の他の実施の形態の断
面図である。本実施の形態は、本体外筒4とジャケット
40で形成される空間の仕切構造が、図6のものと異な
る。垂直方向の仕切板42を設け空間を3つに仕切り、
中央通路45A、46Aと両側通路45B、45C、4
6B、46Cに仕切る。中央通路45A、46Aは、ヒ
ータ25への加熱空気iの供給、排出用に使う。他の2
つのCの字状の部分には、多段の水平方向の仕切板41
を入れる。ここを流れる加熱空気iは本体外筒4を通し
て廃棄物aを加熱する。
【0045】更に、加熱空気iが入る入口側のノズル
は、本体の下端に3本(43A、43B、43C)、出
口側のノズルは、本体の上端に3本(44A、44B、
44C)それぞれ設ける。この構造によると、廃棄物a
の入口側にも高温の加熱空気iが流れるため、廃棄物a
との温度差が大きくとれて熱伝達率が良くなる上に、ヒ
ータ25a〜25hや本体外筒4への付着物がなく、且
つ伝熱面が有効に使える。
【0046】図8は、図7の IV−IV 線の断面図であ
る。加熱空気iは、入口ノズル43Aから入口中央通路
45Aに入り、各ヒータ25a〜25hを通過して出口
中央通路46Aに出て、上端の出口ノズル44Aから排
出する。
【0047】図9は、図7の V−V 線の断面図である。
加熱空気iは、入口ノズル43B、43Cから入口両側
通路45B、45Cに入り、各ヒータ25a〜25h上
部の空間の外側40a〜40hを通過して出口両側通路
46B、46Cに出て、上端の出口ノズル44B、44
Cから排出する。尚、図7において、ヒータ25bにつ
いて説明したが、他のヒータ25a〜25gについても
同様の構造である。
【0048】上記図5〜9に説明した竪型熱分解反応炉
2の本体外筒4の周りに、ジャケット40を設けた熱媒
体供給装置37は、加熱面28a〜28hからの加熱に
加え、本体外筒4からも加熱することが出来、伝熱面積
を十分取ることが出来ると共に、廃棄物aを多量に処理
する大型のものに利用出来る。
【0049】図5〜9において、その他の部分の構造、
作用は図1〜4に示したものと同様であるので、その説
明を省略する。
【0050】
【発明の効果】本発明の竪型熱分解反応炉によれば、伝
熱面積を十分取ることが出来、伝熱効率が良好で、特に
被熱分解物の投入側の伝熱効率を良くし、結果として熱
分解反応炉の円滑な運転が可能で処理能力の向上が図れ
る。しかも、装置のコンパクト化が図れ、設置スペース
が節減出来る。
【0051】又、本発明の廃棄物処理装置によれば、そ
の処理効率を向上出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る竪型熱分解反応炉の一実施の形態
を示す一部省略縦断面図である。
【図2】図1の I−I 線断面図である。
【図3】図1のヒータの他の実施の形態を示し、(A)
は半割りパイプを平板に付けた断面図、(B)は波板を
平板に付けた断面図、を各々示す。
【図4】図1の II−II 線断面を示し、(A)は被熱分
解物移動手段の翼と共に、ヒータの開口部を示す断面
図、(B)は翼の配置を示す断面図、である。
【図5】本発明に係る竪型熱分解反応炉の他の実施の形
態を示す一部省略縦断面図である。
【図6】図5の III−III 線断面図である。
【図7】図6と同様の他の実施の形態の断面図である。
【図8】図7の IV−IV 線断面図である。
【図9】図7の V−V 線断面図である。
【図10】本発明に係る竪型熱分解反応炉を備えた廃棄
物処理装置の一実施の形態を示す系統図である。
【図11】従来技術に係る熱分解反応炉の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 廃棄物処理装置 2 竪型熱分解反応炉 4 本体外筒 6 垂直軸 7 上部 9 下部 10 上部排出口(排出口) 11 中間部排出口(排出口) 24 被熱分解物加熱手段 25a〜25h ヒータ(加熱床) 28a〜28h 加熱面 29a〜29h 開口部 30a〜30h 熱媒体流路 34 小流路 36 空間高さ 37 熱媒体供給装置 38A 入口ヘッダ 38B 出口ヘッダ 40 ジャケット(熱媒体供給筒) 40a〜40h ジャケット内熱媒体流路 50 被熱分解物移動手段 51 駆動軸 52a〜52h 翼 58 燃焼溶融炉(燃焼炉) 61 分離装置 G1 熱分解ガス a 廃棄物(被熱分解物) b 熱分解残渣 c 燃焼性成分 d 金属成分 i 加熱空気(熱媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10B 47/18 F23G 5/14 ZABD F23G 5/027 ZAB 5/16 ZABE 5/14 ZAB F23J 1/00 B 5/16 ZAB B09B 3/00 ZAB F23J 1/00 302F

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被熱分解物を上部から投入し熱媒体によ
    る加熱によって熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発
    性成分からなる熱分解残渣とを生成する竪型熱分解反応
    炉において、前記被熱分解物を多段階に加熱し熱分解す
    る被熱分解物加熱手段と、該被熱分解物加熱手段によっ
    て加熱され熱分解される前記被熱分解物を順次下段に移
    動させる被熱分解物移動手段とを備えたものであること
    を特徴とする竪型熱分解反応炉。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記被熱分解物加熱
    手段は、前記被熱分解物を加熱し熱分解する加熱面及び
    前記被熱分解物を落下させる開口部を有し、前記加熱面
    の下に前記熱媒体を流通させる熱媒体流路を有すると共
    に、垂直線の上から下に多段階に設けられた加熱床と、
    該加熱床の熱媒体流路に前記熱媒体を供給する熱媒体供
    給装置とを設けたものであることを特徴とする竪型熱分
    解反応炉。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記被熱分解物移動
    手段は、前記垂直線を軸とする駆動軸と、該駆動軸によ
    って前記加熱床の加熱面に沿って回転し前記被熱分解物
    を前記開口部から下段に落下させる複数の翼とを設けた
    ものであることを特徴とする竪型熱分解反応炉。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記被熱分解
    物の熱分解による減容に応じて、少なくとも前記加熱床
    の最上段の空間高さは、最下段の空間高さよりも大きく
    形成されたものであることを特徴とする竪型熱分解反応
    炉。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかにおいて、前
    記加熱床の熱媒体流路は、前記加熱床を均一に加熱する
    複数の小流路に分割されたものであることを特徴とする
    竪型熱分解反応炉。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかにおいて、前
    記加熱床の少なくとも最上段と下から1/5乃至1/3
    の位置に相当する中間段の位置に前記熱分解ガスを排出
    する排出口を設けたものであることを特徴とする竪型熱
    分解反応炉。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれかにおいて、前
    記熱媒体供給装置は、前記熱媒体を前記加熱床の熱媒体
    流路に供給する入口ヘッダと、前記加熱床の熱媒体流路
    からの熱媒体を排出する出口ヘッダとを設けたものであ
    ることを特徴とする竪型熱分解反応炉。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至6のいずれかにおいて、前
    記熱媒体供給装置は、前記加熱床を囲う外筒の周りに前
    記熱媒体を供給する熱媒体供給筒を設けたものであるこ
    とを特徴とする竪型熱分解反応炉。
  9. 【請求項9】 廃棄物を上部から投入し熱媒体による加
    熱によって熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性成
    分からなる熱分解残渣とを生成する竪型熱分解反応炉
    と、該竪型熱分解反応炉から排出される前記熱分解残渣
    を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、
    前記熱分解ガス及び前記燃焼性成分を移送し燃焼させる
    燃焼炉とを有する廃棄物処理装置において、該竪型熱分
    解反応炉は、請求項1乃至8のいずれかに記載の竪型熱
    分解反応炉であることを特徴とする廃棄物処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520396B1 (ko) * 2003-04-29 2005-10-11 주식회사 백광소재 수직형 소성로
CN103897759A (zh) * 2014-02-13 2014-07-02 新疆科利尔能源有限公司 外燃内热式甲烷发生装置
CN109022001A (zh) * 2018-08-16 2018-12-18 湖北师范大学 一种自重螺旋渐进式生物质高效节能热解炉装置

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