JPH1080318A - 液体塗布具 - Google Patents

液体塗布具

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JPH1080318A
JPH1080318A JP8238088A JP23808896A JPH1080318A JP H1080318 A JPH1080318 A JP H1080318A JP 8238088 A JP8238088 A JP 8238088A JP 23808896 A JP23808896 A JP 23808896A JP H1080318 A JPH1080318 A JP H1080318A
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barrel
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piston
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伸之 中島
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/042Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like

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  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸筒内に充填される液体の押し出し手段を、
軸筒の内径が種々変更された場合にも最小限の部材の変
更で対応できる液体塗布具を提供する。 【解決手段】 軸筒10の先端部に塗布部材24を設け
ると共に、軸筒10の後方部に略円筒状の軸継ぎ手31
を嵌合し、かつこの軸継ぎ手30内に液体を押し出すピ
ストン14の押し出し機構30を収納したものとなって
いる。押し出し機構30では、回転操作部37を回転さ
せることにより、繰り出し部材34と共にネジ軸32が
回転し、ネジ軸32は軸継ぎ手30に固定されたネジ体
32との螺合によって前方へと移動し、ピストン14を
同方向へと移動させる。これにより、ピストン14より
前方に充填されている液体が塗布部材24へと送給さ
れ、塗布部材24に液体が浸透する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体を塗布する
塗布具、特に、液体状の口紅、ファウンデーション、コ
ンシーラー、及びシャドウ等の液体化粧料を塗布する場
合に好適な液体塗布具に関する。
【従来の技術】
【0002】軸筒内に液体化粧料などを収納し、軸筒後
端に設けた回転操作体を回転させることによって軸筒内
に設けたピストンを移動させ、液体化粧料を軸筒の先端
に設けた塗布体へと押し出して浸透させ、塗布体から所
定の対象物へと液体化粧料を塗布させ得るようにしたも
のを、本出願人は先に特願平8−141893号にて提
案している。
【0003】図9ないし図11はこの塗布具を示す図で
あり、図中、aは軸筒であり、この軸筒aの前端部に
は、パイプbを固定してなる保持筒cが嵌着されると共
に、前記パイプbの外周を覆う刷毛状の塗布部材dが口
金eによって固定されている。また、軸筒aの後半部に
は、ピストンfを前方へ向けて押し出す押し出し機構g
が収納されている。この押し出し機構gにおいて、軸筒
aの後端部には回転操作体hが嵌着されており、この回
転操作体hを一定方向へと回転させると、これと一体に
繰り出し体iが回転し、内部に挿通されているネジ軸j
を回転させるようになっている。
【0004】このネジ軸jは、繰り出し体iに対して軸
線方向へ移動可能であると共に、軸筒aの内面に圧入固
定されたネジ体kに螺合しており、回転時にはネジ体k
との螺合によって前方へと移動し、ピストンfを前方へ
と押し出してピストンfより前方に充填されている液体
を前方へと押し出すようになっている。そして、押し出
された液体はパイプbを経て塗布体eに至り、塗布体e
に浸透してここから所定の対象物に塗布されるようにな
っている。なお、図中、mは前記口金e及び塗布体dを
覆うキャップである。このように、上記塗布具にあって
は、回転操作部材hを回転させることにより、微量にピ
ストンfを移動させることができ、化粧料を少しづつ吐
出させることができるため、必要とする液量のみを適正
に供給することができるものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な塗布具にあっては、使用する用途や液体の種類によっ
て軸筒a内に充填すべき液量が種々異なる場合が多く、
その充填量に応じて軸筒の内径寸法の変更を要求される
ことがある。しかしながら、上記塗布具にあっては、押
し出し機構gを構成する多くの部材が軸筒aの内面に直
接嵌合されるようになっているため、上記のように液量
の変更によって軸筒aの内径を変更する場合には、軸筒
aの内面に嵌着される全ての部材の外形を変化させる必
要があり、その変更には多大なコストがかかるため、軸
筒内径の変更要求には十分に対応し得ないのが実情であ
る。また、上記塗布具にあっては、軸筒a内にネジ体f
及び回転操作体hを圧入固定するようになっており、そ
の圧入時に軸筒aに大きな膨らみや変形及び歪みが生
じ、製品の外観品質が著しく低下するという問題があ
る。
【0006】すなわち、上記塗布具では、図10に示す
ように軸筒aの内面に凸部mを設け、これを乗り越える
ようにネジ体kや回転操作体hを圧入させることによ
り、それらを軸筒aの圧入位置から抜脱するのを防止す
るようになっているが、この凸部mの形状は、その断面
形状が、図11(a)に示すような円弧形状か図11
(b)に示すような台形形状をなしており、台形形状の
凸部mにあってはその斜辺m1と底面m2とのなす角度
が10度〜25度となっている。
【0007】このため、部品の抜脱を十分に防止し得る
ようにするためには、凸部mの内方への突出量(高さ)
をかなり高く設定する必要がある。ところが、突出量の
大きな凸部mを軸筒に一体成形する場合には、挿入され
ているコアピンを無理抜きする際に、凸部の形状がくず
れ易く、金型で設定した凸部の突出量が成型品として得
られないという問題があり、さらに、成形後の樹脂の収
縮により軸筒aの表面にヒケが生じ、外面の滑らかさが
損なわれ、外観品質が低下するという問題も生じる。ま
た、凸部mの突出量を大きく設定すると、ネジ体kや回
転操作体hの圧入時において、軸筒aが外方へと大きく
押し広げられて延びるため、表面にクラックが発生し、
外観品質が低下すると共にクラックが軸筒aの割れに成
長する可能性も高く、軸筒の耐久性及び寿命に悪影響を
及ぼすという不都合も生じる。特に、軸筒aに転写印刷
やUV塗装が施されていた場合には、上記のような部品
圧入時の大きな延びによって、表面にひび割れやくもり
等が発生することもあり、外観品質の低下は一層深刻な
ものとなる。
【0008】本願発明は、上記塗布具の課題に着目して
なされたものであり、軸筒内に充填すべき液量に応じて
軸筒の内径が種々変更された場合にも、押し出し手段の
構成部材の変更を最小限に留めることができる液体塗布
具の提供を目的とする。また、本願発明の他の目的は、
外観品質を損なうことなく軸継ぎ手を挿入することがで
きると共に、挿入後の抜脱を確実に防止することができ
る液体塗布具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、軸筒の先端部に塗布部材を取り付け、塗布部材の後
方で軸筒の内部に液体を貯蔵するタンクを設け、タンク
内にピストンを液密状態を保ちつつ軸方向に摺動可能に
嵌着し、そのピストンを塗布部材方向へと押し出す押し
出し手段を設けてなり、この押し出し手段は、前記軸筒
の後部内面に回動及び軸線方向に移動不能に固定した軸
継ぎ手と、前記軸継ぎ手の内面に回動方向及び軸線方向
に移動不能に固定しかつ中央部に螺孔を形成したネジ体
と、前記ネジ体の螺孔に螺合すると共に前記軸継ぎ手よ
り前方に突出する前端部が前記ピストンの中央部に接合
されるネジ軸と、前記ネジ体より後方において前記軸継
ぎ手内に遊挿されると共に、前記ネジ軸を軸線方向へと
移動可能に挿通させる挿通孔を有し、かつ前記ねじ軸と
一体に回動する筒状の繰り出し体と、前記繰り出し体の
一端部に形成した鋸刃状のカム体と、前記軸継ぎ手内に
軸線方向へは移動可能であり回動方向へは移動不能に嵌
合する筒状のバネ受けと、前記軸継ぎ手の後端部内面に
軸線方向への移動を不能とし回動方向への移動を可能に
するよう嵌着すると共に、前記ねじ軸に対し軸線方向へ
の移動及び回動方向への移動を可能とする回転操作部材
と、前記バネ受けと前記繰り出し体の各対抗面に互いに
係脱可能に設けた鋸刃状のカム面を有すると共に前記バ
ネ受けのカム面を常には前記繰り出し体のカム面に係合
させるよう付勢するバネを有し前記繰り出し部材を一定
の回転方向へのみ回転可能としたラチエット機構と、を
備え、前記回転操作部材と共に繰り出し部材及びねじ軸
を一定の回転方向へ回転させることにより、ねじ軸を軸
線方向に沿って前方へと移動可能させ、前記ピストンを
塗布部材方向へと押し出すようにするものである。
【0010】また、本願請求項2記載の発明は、本願請
求項1記載の発明において、軸筒の後部内面に台形状の
断面形状をなす凸部を周方向及び長手方向に沿って形成
すると共に、前記軸継ぎ手の外周に前記軸筒に周方向に
沿って形成される凸部と係合する凸部と、前記軸筒の長
手方向に沿って形成された凸部に嵌合する凹部を形成
し、前記軸筒の周方向に沿って形成される凸部の断面形
状において、前方側斜辺と底辺とのなす角度を30度〜
60度とする一方、前記軸継ぎ手の周方向に沿って形成
される凸部の断面形状においてその後方側斜辺と底辺と
のなす角度を75度〜90度に形成するものである。
【0011】また、本願請求項3記載の発明は、本願請
求項2または3記載の発明において、軸筒の周方向に沿
って形成された凸部下端の前方側角部を、0.05〜
0.2mmの曲率半径を有する弧面形状に形成すると共
に、前記凸部の断面形状においてその内面側底辺の長さ
を高さの3倍以上に設定し、かつ前記高さを軸筒の内径
の0.3〜1.2%に設定したものである。さらに、本
願請求項4記載の発明は、本願請求項2ないし4いずれ
か記載の発明において凸部及び凹部を複数本形成したも
のである。
【0012】そして、上述の本願請求項1記載の発明に
おいては、押し出し機構が軸継ぎ手内に収納されている
ため、液体の充填量の変更などに応じて軸筒の内径の変
更を必要とする場合にも、軸継ぎ手の外形を変更するだ
けで済み、その他の部材については一切変更を必要とし
ないため、軸筒の内径寸法の変更に低コストで対応する
ことができる。
【0013】また、本願請求項2記載の発明において
は、断面台形形状をなす凸部の各斜面の角度を前述のよ
うに設定すれば、嵌合後の軸継ぎ手の抜脱を確実に防止
することができるため、凸部にさほど大きな突出量を必
要としない。このため、軸筒成形後、表面にヒケが発生
することもなく、滑らかな表面を得ることができる。な
お、凸部の突出量、すなわち高さは、凸部の底部に対し
て本願請求項3に記載したような割合で設定することが
望ましい。さらに、本願請求項4に記載したように、凸
部及び凹部を複数箇所に形成すれば、軸筒と軸継ぎ手と
の嵌合強度をより向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7を参照して
本願発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本願発
明の第1の実施の形態の全体構成を示す一部縦断側面図
であり、(a)は小径の軸筒を用いた場合を、(b)は
大径の軸筒を用いた場合をそれぞれ示している。図2は
図1に示したものの分解斜視図、図3は図2に示したも
のの斜視図、図4は図2に示したものの塗布部及び押し
出し機構を組み立てた状態を示す分解斜視図、図5は図
3に示した軸筒の後部の拡大縦断側面図、図5は図4示
した凸部の形状を示す拡大縦断側面図、図6は図5に示
した軸筒の凸部の断面形状を示す説明縦断側面図であ
る。
【0015】この実施の形態における塗布具は、図1に
示すように中心線Lを基準として上下対称に形成されて
おり、その構成は、中央部に位置する筒状の軸筒10
と、この軸筒10の先端部に取り付けられる塗布部20
と、前記軸筒10内に収納された塗布用の液体(例えば
液体化粧料)を前記塗布部20側へと押し出す押し出し
機構30とを備える。
【0016】前記軸筒10は、ほぼ円筒形状をなし、そ
の先端部には小径部10aが形成されている。この小径
部10aの内面には、後述の塗布部20における口金2
3が嵌着されるようになっており、また、小径部10a
の外周面には前記塗布部20の周囲を覆うキャップ12
が着脱可能に嵌合するようになっている。なお、前記小
径部10aの外周面には緩やかに突出する環状の係合段
部10a1が形成されており、キャップ12の内面に突
設された複数個の突出部12aを前記係合段部10a1
を乗り越えるようにして係合させることにより、キャッ
プ12の嵌合状態を保ち得るようになっている。
【0017】また、前記軸筒10の前端部には塗布部2
0が嵌合固定されている。この塗布部20は、前記軸筒
10の小径部10aの内面に嵌合固定される口金21
と、この口金21の後半部内面に嵌着される保持筒22
と、前記保持筒22の中心部に一端部が圧入固定される
パイプ23と、このパイプ23を芯として前記口金21
の前半部に挿入される刷毛24とよりなり、この刷毛2
4は後端部24aが熱溶着などによって収束されてお
り、その収束部分が前記口金の中間部に抜脱不能に係止
される一方、前端部が前記口金21の前方開口部から先
方へと突出するようになっている。なお、口金21は、
前記軸筒10の小径部10a内に完全に圧入させること
により、口金21の外周面に形成された環状の凹部が小
径部10aの内面に形成された環状の凸部に嵌合し、口
金21の抜脱を防止し得るようになっている。
【0018】一方、前記軸筒10の内面には、ピストン
14が液密状態を保ちつつ摺動可能に嵌合しており、さ
らに軸筒10の後方部にはピストン14を塗布部材方向
へと押し出す押し出し機構30が設けられている。この
押し出し機構30は、主に、前記軸筒10の後部内面に
嵌着される略円筒状の軸継ぎ手31と、この軸継ぎ手3
1の後端部に圧入された回転操作体37とによってその
外郭が形成されており、軸継ぎ手31の内部には、ネジ
体32、ネジ軸33、バネ体35、繰り出し体34、バ
ネ受け35、バネ36が収納されている。
【0019】以下、押し出し機構30の各部を詳細に説
明する。前記軸継ぎ手31は、前記軸筒10の後部内面
に圧入されて回動方向及び軸線方向において移動不能と
なっている。また、軸継ぎ手31の前端部内面には、多
面形状をなす嵌合面31aと、その嵌合面31aの後端
部に内方へと突出する環状の突出部31bとが形成され
ると共に、長手方向に沿って延出する4本の突条31c
が周方向において等間隔に形成されている(図2及び図
7参照)。
【0020】前記ネジ体32は、中心部に螺孔32aが
形成されると共に、その外面が、前記軸継ぎ手31の前
端部に形成された嵌合面と隙間なく嵌合する多面形状を
なしており、その装着は、前記軸継ぎ手31の後端部開
口からネジ体32を挿入して行き、軸継ぎ手31の内面
に形成されている前記突出部31bを乗り越えるよう圧
入することにより行う。突出部31bを乗り越えたネジ
体32は、その多面形状をなす外面が、前記軸継ぎ手3
1の内面に形成された嵌合面31aと嵌合する。これに
より、ネジ体32は軸継ぎ手31に対して回動不能とな
り、また軸線方向への移動は前記突出部31bによって
阻止される。
【0021】前記繰り出し体34は、前記軸継ぎ手31
内に遊挿可能な筒形状をなし、その先端部には鍔部34
bが形成されると共に、鍔部34bの後端面には鋸刃状
のカム体34bが一体形成されている。また、この繰り
出し体34の前端部内面には、相対向する一対の平面部
34cが一体に形成されている。さらに、繰り出し体3
4の後方部外面34dは多面形状をなしている。
【0022】前記バネ受け35は、前記繰り出し体34
を遊挿させる筒形状をなしており、その先端部に形成さ
れた当接面35bに、前記繰り出し体34に挿通させた
バネ36の先端部を当接させて係止するようになってい
る。またこのバネ受け35の先端部には、前方へ向けて
突出する鋸刃状のカム体35aが一体に形成されてお
り、これが前記繰り出し体34のカム体34aに対して
係脱可能となっており、常には前記バネ36の付勢力に
よってカム体34aにカム体35aが係合するようにな
っている。なお、バネ受け35に一端部が当接している
バネ36の他端部は、前記回転操作体37の先端部37
aに当接しており、常時圧縮状態に保たれている。そし
て、このバネ36、カム体34a及び35aによってラ
チエット機構が構成されている。
【0023】また、前記バネ受け35の外周面には、図
4に示すように先端が先鋭形状をなす厚肉部35bが4
箇所に形成されており、隣接する厚肉部35bの間には
係合溝35cが形成されている。そして、係合溝35c
は、前記バネ受け35を前記軸継ぎ手31内に挿入した
際、前記軸継ぎ手31の突条31cに係合するようにな
っており、これによってバネ受け35の回動を阻止する
ようになっている。なお、係合溝35cの先方には、厚
肉部35bに形成される傾斜した端面35dがガイド面
として連続しており、このガイド面35dが係合溝35
cを軸継ぎ手31の前記突条31cに嵌合させるよう案
内し、バネ受け35を軸継ぎ手31内の所定位置まで確
実に挿入させ得るようになっている。
【0024】また、前記ネジ軸33は、長手方向に沿っ
て延出する2つの平面33a,33aを備えた断面長円
形の軸体に対し、その円弧面にネジ溝33cを形成した
ものとなっており、前記繰り出し体34の挿通孔34e
内に軸線方向へと移動可能に挿通されると共に、繰り出
し体34から先方へと突出した部分が前記ネジ体32の
螺孔32aに螺合している。但し、このネジ軸33は、
その両側面33a,33aが前記繰り出し体34の平面
部34cに面接触しているため、繰り出し体34内での
回動は不能となっており、繰り出し体34と一体に回転
するものとなっている。また、ネジ体32から突出する
ネジ軸33の前端部は、前記ピストン14の嵌合部14
cに回動自在に嵌合するようになっている。
【0025】前記回転操作体37には、スリット37b
によって二分割された先端部37aが形成されており、
この先端部37aに形成した嵌合溝37cに嵌合リング
38が回動自在に嵌合し、抜脱不能に係止されている。
そして、この嵌合リング38は前記軸継ぎ手31の後端
部に圧入固定される。従って、この嵌合リング38を介
して回転操作体37は軸継ぎ手31に対して回動可能に
保持されることとなる。また、この回転操作体37の内
面には、前記繰り出し体34の後方部外面34dと合致
する多面部分37dが形成されており、この多面部分3
7dと前記繰り出し体34の後端部との嵌合によって前
記繰り出し体34は回転操作体37と共に回転するよう
になっている。なお、37dは円筒状をなす回転操作体
の摘み部、37eはこの摘み部37dの開口部を閉塞す
る蓋である。
【0026】また、軸体10及び軸継ぎ手31を形成す
る樹脂材料として、軸体にはPP(ポリプロピレン)又
はHDPE(硬質ポリエチレン)を用いることが凸部の
形成上望ましく、また、軸継ぎ手は表面高度の高いAB
SやPBTを用いることが望ましく、表面高度の高い樹
脂で形成することにより、軸継ぎ手の凸部の角部を軸筒
10の凸部に食い込ませることが可能となり、軸継ぎ手
の抜脱方向に加わる力に対して強い抵抗力を得ることが
できる。
【0027】以上のように構成された塗布具において、
使用開始当初には、ピストン14はネジ体32の直前に
位置しており、このピストン14と刷毛24との間に、
塗布すべき液体、例えば液体化粧料などが充填されてい
る。そして、軸筒10に対して回転操作体37を一定方
向へと回転させると、回転操作体37と共に繰り出し体
34が回転する。この回転操作に先立ち、繰り出し体3
4のカム体34aには、バネ受け35のカム体35aが
バネ36の付勢力によって係合状態にある。しかし、前
記回転操作によって繰り出し体34に一定方向の回転力
が加わると、カム体34aがバネ受け35の不勢力に抗
しカム体35aの斜面に沿って離間し、カム体35aと
の係合を解除し、再び次のカム体35aと係合するとい
う動作を繰り返しつつ回転して行く。このため、回転操
作時には、カム体34a,35a同士が係合する際に生
じるクリック感が1ピッチ毎に得られ、そのクリック感
によって操作者は回転操作量を感覚的に認識することが
できる。
【0028】そして、上記のように繰り出し体34が回
転すると、その内部に挿入されているネジ軸33も繰り
出し体34と共に回転する。ネジ軸33は、軸継ぎ手3
1内に固定されているネジ体32に螺合しているため、
その回転によって前方へと移動して行き、前端部が嵌合
しているピストン14を前方へと押す。これにより、軸
筒10内に貯留されている液体は、保持筒22からパイ
プ23を経て刷毛24へと押し出され、刷毛24に供給
される。
【0029】このように、上記塗布具にあっては、回転
操作体37の回転をピストン14の僅かな移動に変換す
るようになっているため、微妙な吐出量の調整も可能で
あり、過不足なく適量の液体を刷毛37へと送給するこ
とができる。なお、回転操作体37を逆方向へと回転さ
せようとした場合には、繰り出し体34に設けたカム体
34aとバネ受け35に設けたカム体35aとが互いに
係合するよう作用するため、繰り出し体34の回転は阻
止され、回転操作体37の回転も阻止される。
【0030】ところで、この種の塗布具にあっては、軸
筒10内に収納される液体の量を変更する場合、一般に
は、軸筒10の内径を変更することが行われるが、この
実施の形態においては、軸継ぎ手31とピストン14の
外径のみを変更すれば良く、その他の部材については変
更を必要としないため、極めて容易に軸筒10の内径変
更に対応することができる。例えば、図1(a)に示す
ように内径寸法D1の軸筒10から、液体貯留量の増大
を図るべく同図(b)に示すような内径寸法D2の軸筒
10に変更する場合には、その内径寸法の増大分(D2
−D1)/2だけ増大させた肉厚t2を有する軸継ぎ手
41と、前記増大分だけ拡径されたピストン16とを使
用すれば良く、その他の部材は、変更前のものをそのま
ま使用することができる。従って、液体貯留量の変更な
どに伴って軸筒10の外径寸法の種々の変更を要求され
る場合にも、その要求に対して低コストで容易に対応す
ることができる。
【0031】また、この実施の形態においては、前記軸
筒10と軸継ぎ手31との固定を、軸筒10の内面に形
成した凸部110〜140と、軸継ぎ手31の外面に形
成した凸部310〜340とを嵌合させることによって
行うようになっている。すなわち、軸筒10の後端部内
面には図5に示すように、複数本(ここでは4本)の環
状の凸部110,120,130,140が形成される
と共に、軸線方向に沿って延出する直線状の凸部10c
が180の間隔をもって2本形成されている。そして、
各環状の凸部110〜140の断面形状は、図6に示す
ように台形形状をなしており、その台形形状は次のよう
に設定されている。
【0032】すなわち、台形形状の前方側斜面111,
121,131,141と底辺113,123,13
3,143とが交わる角部A1のなす角度α1は30度
〜60度、後方側斜面112,122,132,142
と底辺113,123,133,143とが交わる角部
B1のなす角度β1は5度〜30度となっており、ま
た、台形形状の高さX1に対し内面側底辺114,12
4,134,144の長さZ1は約10倍以上に設定さ
れ、さらに他方の底辺113,123,133,143
の長さY1は3倍以上に設定されている。そして、これ
ら凸部110〜140は、その各底辺113,123,
133,143の径をK1,K2,K3,K4とする
と、各径は、内方に位置するものから順次拡径されてい
る。つまり、K1<K2<K3<K4となっている。
【0033】一方、前記軸継ぎ手31の外周面には、図
7に示すように、前記凸部110〜140に係合する凸
部310,320,330,340が形成されている。
各凸部310〜340は、いずれも台形形状をなしてお
り、この各台形形状は、後方側斜辺312,322,3
32,342と底辺313,323,333,343と
が交わる角部A2のなす角度α2が90度〜75度に設
定され、前方側斜辺311,321,331,341と
底辺313,323,333,343とが交わる角部B
2のなす角度β2は175度〜140度となっている。
そして、これら凸部310〜340は、その各底辺31
3,323,333,343の径をD1,D2,D3,
D4とすると、各径は、内方に位置するものから順次拡
径されている。つまり、D1<D2<D3<D4となっ
ている。
【0034】上記のような凸部を軸筒10の内面と軸継
ぎ手31の外周面とに形成したため、軸継ぎ手31を軸
筒10の開口部に挿入して行くことにより、軸筒10に
対し軸継ぎ手31を容易かつ確実に固定することができ
る。すなわち、軸筒10への挿入時には、軸筒10に設
けた凸部110,120,130,140と軸継ぎ手3
1に形成した各凸部310,320,330,340と
が、互いに対応するもの同士のみで当接する。つまり、
凸部110には310が、120には320が、130
には330が、140には340が挿入の第1段階にお
いて同時に当接し、その状態からさらに軸継ぎ手31を
押圧することにより、軸継ぎ手側の各凸部は軸筒10側
の対応する凸部を同時に乗り越えて互いに係合するた
め、一動作でスムーズに固定される。
【0035】また、係合後には、軸継ぎ手31に形成し
た凸部310,320,330,340における底辺と
後方側斜辺とが交わる角部A2のなす角度α2が直角
(90度)に形成されているため、軸筒10の凸部11
0,120,130,140に食い込み、強固な係合状
態を得ることができる。従って、軸筒10及び軸継ぎ手
31における各凸部の突出量(高さ)をさほど大きくし
なくとも軸筒10と軸継ぎ手とを強固に係合させること
が可能となり、軸筒10に良好な外観品質を得ることが
できる。
【0036】すなわち、従来の塗布具では、台形をなす
凸部の断面形状の斜辺における角度が鈍角に形成されて
いたため、内径の1.2%以上に設定しないと十分な嵌
合、引き抜き強度が得られないので、大きく設定する必
要があり、このような大きな突出量を設定した場合に
は、成形時に軸筒10の表面にヒケが発生し、外観品質
が著しく低下するという問題が生じていた。ところが、
この実施の形態においては、軸筒10と軸継ぎ手31の
両凸部が上述の形状によって強固に係合するため、凸部
にさほど大きな突出量を設定する必要はなく、良好な外
観品質を得ることができる。
【0037】例えば、この実施の形態においては、前記
台形形状の高さX1は、各凸部の突出側底辺(113,
123,133,143)における内径(KA,KB,
KC,KD)の1.2〜0.3%に設定することができ
る。このため、軸筒10の成形後にも表面に生じるヒケ
は大幅に低減され、滑らかで良好な外観品質を得ること
ができる。しかも、この実施の形態においては、底辺1
14,124,134,144と斜辺111,121,
131,141とが交わる角部Cに0.05〜0.2m
mの曲率半径を設定するようになっているため、成形時
においてコアピンの抜き取りにより生じるムシレを防止
することができる。このため完全な形状を形成し易くな
ると共に、ムシレによって発生した繊維状の屑が組み立
て後のピストン14と軸筒10との間に侵入してピスト
ンの液密性が損なわれたり、ピストン14及び軸筒10
に傷を付けるといった従来の問題が発生することもなく
なり、ピストン14の円滑な摺動運動及び液体押し出し
機能を得ることができる。
【0038】ところで、上記実施の形態においては、塗
布部材として繊維部材を束ねて形成した刷毛を用いた場
合を例にとり説明したが、図8の第2の実施の形態に示
すように、軸筒10における先端部10aの内面に、樹
脂などからなる筒状体50を嵌着し、これを塗布部材と
しても良い。この筒状体50は前記軸筒10の内面に嵌
合する筒状体50aとこれより小径の小径部50bとよ
りなり、小径部50bの中心部には、大径部と連通する
液体吐出流路50b1が形成されているため、上記第1
の実施形態と同様の構成を有する押し出し機構30によ
りピストン14で押圧された液体をこの液体吐出流路5
0bより吐出させるようになっている。なお、この第2
の実施形態において上記第1の実施の形態と同一部分に
は同一符号を付してある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、本願発明に係る液
体塗布具においては、軸筒内に収納されている液体を押
し出す押し出し機構が軸継ぎ手内に収納されているた
め、液体の充填量の変更などに応じて軸筒の内径を変更
する場合にも、軸継ぎ手の外径を変更するだけで済み、
その他の部材については一切変更を必要としないため、
軸筒の内径寸法の変更に低コストで対応することができ
る。また、軸筒に形成された断面台形形状をなす凸部の
前方斜面と底面とのなす角度を30〜60度に設定し、
かつ軸継ぎ手の後方斜面と低面とのなす角度を75〜9
0度に設定すれば、嵌合後の軸継ぎ手の抜脱を確実に防
止することができ、凸部にさほど大きな突出量を必要と
しないため、軸筒成形後、表面にヒケが発生することも
なく、滑らかな表面を得ることができる。さらに、軸筒
と軸継ぎ手において凸部を複数箇所に形成すれば、軸筒
と軸継ぎ手との係合をより強固に係合させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の全体構成を示す一部縦
断側面図であり、(a)は小径な軸筒を用いた場合を、
(b)は大径の軸筒を用いた場合をそれぞれ示してい
る。
【図2】図1に示したものの分解縦断側面図である。
【図3】図2に示した各構成部品の斜視図である。
【図4】図2に示したものの塗布部及び押し出し機構を
組み立てた状態を示す分解斜視図である。
【図5】図3に示した軸筒の後部の拡大縦断側面図であ
る。
【図6】図4示した凸部の形状を示す拡大縦断側面図で
ある。
【図7】図2に示た軸筒の凸部凹部の断面形状を示す説
明縦断側面図である。
【図8】本願発明の第2の実施形態を示す縦断側面図面
である。
【図9】本願発明の先行技術を示す縦断側面図である。
【図10】図9に示した軸筒の縦断側面図である。
【図11】図10に示した凹部の形状を示す拡大側面図
であり、(a)は凹部を弧面に形成した場合を、(b)
は凹部を台形形状に形成した場合をそれぞれ示してい
る。
【符号の説明】
10 軸筒 24 塗布部材 16 ピストン 30 押し出し機構 31 軸継ぎ手 32 ネジ体 32a 螺孔 33 ネジ軸 34 繰り出し体 34a カム体 34e 挿通孔 35 バネ受け 37 回転操作部材 35a カム面 36 バネ 110,120,130,140 凸部 111,121,131,141 前方側斜辺 114,124,134,144 底辺 310,320,330,340 凸部 312,322,332,342 後方側斜辺 314,324,334,344 外周面側底辺 A1 軸筒の凸部の角部 B1 軸筒の凸部の角部 A2 軸継ぎ手の角部 B2 軸継ぎ手の角部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸筒の先端部に取り付けた塗布部材と、 前記軸筒内に軸筒との液密状態を保ちつつ軸線方向に摺
    動可能に嵌着したピストンと、 前記ピストンを塗布部材方向へと押し出すことにより、
    前記ピストンと塗布部材との間に貯留された液体を塗布
    部材へと送出する押し出し手段とを設けてなり、 この押し出し手段は、 前記軸筒の後部内面に回動及び軸線方向に移動不能に固
    定した軸継ぎ手と、 前記軸継ぎ手の内面に回動方向及び軸線方向に移動不能
    に固定しかつ中央部に螺孔を形成したネジ体と、 前記ネジ体の螺孔に螺合すると共に前記軸継ぎ手より前
    方に突出する前端部が前記ピストンの中央部に接合され
    るネジ軸と、 前記ネジ体より後方において前記軸継ぎ手内に遊挿され
    ると共に、前記ネジ軸を軸線方向へと移動可能に挿通さ
    せる挿通孔を有し、かつ前記ねじ軸と一体に回動する筒
    状の繰り出し体と、 前記繰り出し体の一端部に形成した鋸刃状のカム体と、 前記軸継ぎ手内に軸線方向へは移動可能であり回動方向
    へは移動不能に嵌合する筒状のバネ受けと、 前記軸継ぎ手の後端部内面に軸線方向への移動を不能と
    し回動方向への移動を可能にするよう嵌着すると共に、
    前記ねじ軸に対し軸線方向及び回動方向への移動を可能
    とする回転操作部材と、 前記バネ受けと前記繰り出し体の各対抗面に互いに係脱
    可能に設けた鋸刃状のカム面を有すると共に前記バネ受
    けのカム面を常には前記繰り出し体のカム面に係合させ
    るよう付勢するバネを有し前記繰り出し部材を一定の回
    転方向へのみ回転可能としたラチエット機構と、を備
    え、 前記回転操作部材と共に繰り出し部材及びねじ軸を一定
    の回転方向へ回転させることにより、ねじ軸を軸線方向
    に沿って前方へと移動可能させ、前記ピストンを塗布部
    材方向へと押し出すようにしたことを特徴とする液体塗
    布具。
  2. 【請求項2】 軸筒の後部内面に台形状の断面形状をな
    す凸部を周方向及び長手方向に沿って形成すると共に、
    軸継ぎ手の外周に前記軸筒に周方向に沿って形成される
    凸部と係合する凸部と、前記軸筒の長手方向に沿って形
    成される凸部に嵌合する凹部とを形成し、 前記軸筒の周方向に沿って形成される凸部の断面形状に
    おいて前方側斜辺と底辺とのなす角度を30度〜60度
    とする一方、 軸継ぎ手の周方向に沿って形成される凸部の断面形状に
    おいて後方側斜辺と底辺とのなす角度を75度〜90度
    に形成したことを特徴とする請求項1記載の液体塗布
    具。
  3. 【請求項3】 軸筒の周方向に沿って形成された凸部下
    端の前方側角部は、0.05〜0.2mmの曲率半径を
    有する弧面形状をなすと共に、前記凸部の断面形状にお
    ける内面側底辺の長さは高さの3倍以上を有し、かつ前
    記高さは軸筒の内径の0.3〜1.2%であることを特
    徴とする請求項2記載の液体塗布具。
  4. 【請求項4】 凸部及び凹部は複数本形成されているこ
    とを特徴とする請求項2または3いずれか記載の液体塗
    布具。
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