JPH1080317A - 化粧料塗布具 - Google Patents

化粧料塗布具

Info

Publication number
JPH1080317A
JPH1080317A JP26016896A JP26016896A JPH1080317A JP H1080317 A JPH1080317 A JP H1080317A JP 26016896 A JP26016896 A JP 26016896A JP 26016896 A JP26016896 A JP 26016896A JP H1080317 A JPH1080317 A JP H1080317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
spring
cosmetic
joint
application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26016896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takahashi
秀雄 高橋
Kiyotaka Yoshihara
清隆 吉原
Masami Yamada
正美 山田
Yuriko Hamaguchi
有里子 浜口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FIGURA KK
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
FIGURA KK
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FIGURA KK, Shiseido Co Ltd filed Critical FIGURA KK
Priority to JP26016896A priority Critical patent/JPH1080317A/ja
Publication of JPH1080317A publication Critical patent/JPH1080317A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造によって、化粧料容器において一
体に具えられる化粧料塗布具の使用に際しての操作性を
格段に向上させるものである。 【解決手段】 軸筒(3)内において出没自在に保持さ
れる塗布体(5)と一体となる塗布軸(6)に、塗布軸
外壁面(11)の回り止めリブ(13)と継手(7)の
後端にあってスプリング(14)を係止する止め具
(8)との間に挟持されるスプリング(14)を外装し
つつ弾性を持って収容することで、上記塗布体を押勢し
て被覆するカバーを取り外すことにより、弾性を持って
圧縮又は延伸されていたスプリングが自動的に復元する
ので、このスプリングの自動的な復元に伴って塗布体は
軸筒内の継手より突出して保持されるものとなり、使用
者は化粧料の塗布等の作業においても継手等との干渉が
なく、迅速かつ容易に行えるものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マスカラ、アイ
シャドウ、アイブロウ等の化粧料を塗布、及びぼかし、
調整を行ってなる化粧料の塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マスカラ、アイシャドウ、アイブ
ロウ等の化粧料を塗布、及びぼかし、調整を行ってなる
化粧料の塗布具は、化粧料を充填してなる化粧料容器に
おいて一体に具えられているものであり、その構造とし
ては、この化粧料容器の他端において一体に塗布具を固
定してなるもの、又は塗布具の先端の塗布体が出没自在
になるように繰り出し機構を内蔵するものであって、そ
の塗布具の先端を保護するためにカバーを一体に被覆し
てなるものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のもののように、化粧料を塗布、及びぼかし、調整を
行ってなる化粧料の塗布具において、化粧料容器の他端
において一体に塗布具を固定してなるものの場合は、カ
バーを保持するために密嵌状態となる化粧料容器を構成
する軸筒と一体又は別体に固持される継手の端縁部と実
際に化粧料を塗布等する塗布体との間隔が、化粧料容器
の携帯容易性を確保するためにその全長が制限されてい
るので、非常に近接するものとなり、化粧料を塗布等す
るにあたっては、塗布具を構成する塗布体と化粧料容器
を構成する継手とが干渉を発生するものとなり、使用者
において非常に煩しさを与える欠点がある。
【0004】また、化粧料を塗布等するにあたって、塗
布具を構成する塗布体と化粧料容器を構成する継手との
間で発生する干渉を防止するために、塗布具を構成する
塗布体と化粧料容器を構成する継手との間の間隔を十分
に確保しようとすると、塗布具を被覆してなるカバーも
含めて化粧料塗布具を一体に具える化粧料容器全体の全
長が著しく拡大するものとなり、ハンドバックなどの小
さな小物入れに収容する場合に要求される化粧料容器と
しての携帯性が著しく損なわれてしまう問題もある。
【0005】更に、化粧料容器と一体となる塗布具を構
成する塗布体を出没自在とさせるために、化粧料容器内
に一体的にネジ等を利用した繰り出し機構を内蔵するも
のであっては、使用に際しては塗布具を構成する塗布体
を被覆してなるカバーを一旦外した後に塗布具の繰り出
し機構を操作して塗布具を構成する塗布体を外部方向に
適宜突出させるものとなるため、使用に際しての操作が
複雑になり迅速な操作性に欠けるものである上に、化粧
料容器内に内蔵される繰り出し機構自体が複雑であって
故障や部品点数の増加につながると共に、化粧料容器自
体の著しい製造コストの上昇を招いてしまうものとな
る。
【0006】そこで、この発明は上記従来の欠点等を改
善するものであり、簡単な構造によって、製造コストの
上昇を伴うことなく、化粧料容器において一体に具えら
れる化粧料塗布具の使用に際しての操作性を格段に向上
させるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、軸筒内に出
没自在に保持されてなる塗布体、及びこの塗布体を押
勢、被覆してなるカバーから構成され、上記軸筒内にお
いて出没自在に保持される塗布体と一体となる塗布軸
を、回り止めリブによる係合により回動を阻止され前後
方向に摺動自在となるように、スプリングと共に弾性を
持って収容してなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明を実施するにあたって、
マスカラ、アイシャドウ、アイブロウ等の化粧料を塗
布、及びぼかし、調整を行ってなる化粧料塗布具は、塗
布体と一体となる塗布軸が回り止めリブによる係合によ
り回動を阻止され、前後方向に摺動自在となるようにス
プリングと共に弾性をもって収容されているため、化粧
料塗布具を構成する塗布体を被覆してなるカバーを取り
外すことにより、この被覆していたカバーによって圧縮
又は延伸されていた上記スプリングが復元するので、そ
の結果、弾性を持ってスプリングと共に収容されている
塗布体と一体となる塗布軸は前方に向かって、回り止め
リブによる互いの係合により案内されつつ摺動して、塗
布体は軸筒からかなり突出して保持されることとなり、
使用者による使用においても、カバーの脱着により塗布
体の使用が容易に行えるようになると共に、塗布体と軸
筒の継手との干渉はこの塗布体の突出により確実に防止
されるので、操作性が著しく向上するものとなる。
【0009】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。(1)は、この発明の実施例である化粧料容器
(1)であり、この化粧料容器(1)は、一方において
マスカラ、アイシャドウ、アイブロウ等の化粧料を内装
すると共に、他方において化粧料塗布具(2)を具える
ものである。
【0010】そして、この化粧料容器(1)に具えられ
る化粧料塗布具(2)は、化粧料容器(1)と共に化粧
料塗布具(2)をも構成する軸筒(3)内に出没自在に
保持されてなる塗布体(5)、及びこの塗布体(5)を
通常時において押勢、被覆してなるカバー(4)から構
成され、上記軸筒(3)内において出没自在に保持され
る塗布体(5)と一体となる塗布軸(6)を、この軸筒
(3)内に嵌挿、保持される継手(7)とその継手
(7)の後端にあってスプリング(14)を係止するた
めに嵌着される止め具(8)により形成される空間
(9)内において、塗布軸(6)の外周に外装され、継
手内周面(10)及び塗布軸外壁面(11)に突設する
回り止めリブ(12)(13)による互いの係合によっ
て案内されつつ前後方向に摺動自在となるように、塗布
軸外壁面(11)の回り止めリブ(13)と上記止め具
(8)との間に挟持されるスプリング(14)と共に弾
性を持って収容してなるものである。なお、図4、図5
のように塗布軸(6)と継手(7)にスプリング(1
4)が係止される場合は、止め具(8)は継手(7)の
後端を閉鎖するにとどまるものである。
【0011】この発明の実施例は以上の構成を具えるの
で、使用者が、マスカラ、アイシャドウ、アイブロウ等
の化粧料を塗布、及びぼかし、調整を行おうとする場合
においては、通常時、塗布体(5)を押勢、被覆するた
めに軸筒(3)内に嵌挿、保持される継手(7)に対し
て嵌合しているカバー(4)を取り外すことにより、塗
布体(5)は、カバー(4)によって被覆する際に塗布
体(5)と一体となる塗布軸(6)が、軸筒(3)内に
嵌挿、保持される継手(7)と上記止め具(8)により
形成される空間(9)内において、塗布軸(6)の外周
に外装され、塗布軸外壁面(11)の回り止めリブ(1
3)と上記止め具(8)との間に挟持されるスプリング
(14)を弾性を持って圧縮しつつ収容されるものとな
っているので、上記カバー(4)を取り外すことによ
り、カバー(4)によって圧縮されていた上記スプリン
グ(14)が自動的に延伸することとなって、軸筒
(3)内に嵌挿、保持される継手(7)と上記止め具
(8)により形成される空間(9)内において、弾性を
持ってスプリングと共に収容されている塗布体と一体と
なる塗布軸(6)は前方に向かって、継手内周面(1
0)及び塗布軸外壁面(11)に突設する回り止めリブ
(12)(13)による互いの係合により案内されつつ
摺動し、塗布体(5)は軸筒(3)内の継手(7)から
かなり突出して保持されることとなり、カバー(4)の
脱着により使用者は塗布体の使用が迅速かつ容易に行え
るようになると共に、塗布体(5)と軸筒(3)内の継
手(7)との干渉はこの塗布体(5)の突出により確実
に防止されるので、操作性が著しく向上するものとな
る。
【0012】更に、化粧料塗布具(2)の使用後におい
ては、再び塗布体(5)に対してカバー(4)を押勢し
つつ被覆し、軸筒(3)内の継手(7)に嵌合させるこ
とにより、表面に残余の化粧料が付着した塗布体(5)
による他所への汚損を防止することができると共に、上
記カバー(4)による押勢しつつ被覆による圧縮された
塗布軸(6)の外周に外装され、塗布軸外壁面(11)
の回り止めリブ(13)と上記止め具(8)との間に挟
持されるスプリング(14)の弾性により、次回の使用
においてはカバー(4)を取り外すことによって、塗布
体(5)が軸筒(3)内に継手(7)よりかなり突出さ
れて保持されるものとなり、使用者において迅速かつ容
易に化粧料塗布具(2)を構成する塗布体(5)による
塗布等の作業を行うことができるようになるものであ
る。
【0013】なお、この発明の実施例においては、化粧
料塗布具を構成する塗布体(5)を軸筒(3)内の継手
(7)より突出、保持させるスプリング(14)は、塗
布軸(6)の外周に外装され、塗布軸外壁面(11)の
回り止めリブ(13)と上記止め具(8)との間に挟持
されるものであるが、図4及び図5に示す第二実施例の
ように、上記塗布体(5)の突出、保持を行うスプリン
グ(14)を、塗布軸(6)の外周に外装して、塗布軸
外壁面(11)の回り止めリブ(13)と継手(7)の
内前端(15)との間に挟持するものとしても同様にカ
バー(4)の取り外しにより塗布体(5)の軸筒(3)
内の継手(7)からの突出、保持が行われるものである
と共に、また、塗布体(5)自体も、図2乃至図5にお
いて示すような棒体状のものの他に、図6及び図7にお
いて示すように、その塗布する場所及び用途に合わせて
刷毛状又は砲丸状の塗布体(16)(17)を使用する
ことができるものである。
【0014】更に、図8及び図9においては、第三実施
例として化粧料塗布具(2)を構成する棒体状の塗布体
(5)の代わりに櫛体(18)を使用するものであり、
この櫛体(18)も同様に、櫛体軸(19)の外周に外
装されたスプリング(14)の弾性を持って軸筒(3)
内の継手(7)より突出、保持されるものとなる。
【0015】
【発明の効果】以上のとおり、マスカラ、アイシャド
ウ、アイブロウ等の化粧料を塗布、及びぼかし、調整を
行ってなる化粧料塗布具、特にこの化粧料塗布具を構成
する塗布体等をこの塗布体と一体となる塗布軸に外装す
るスプリングの弾性により出没自在とすることにより、
使用に供する場合にはスプリングの弾性により、使用に
最適な位置まで自動的に塗布体を突出、保持することが
できるようになると共に、使用における軸筒及び継手と
の干渉を防止するための化粧料容器の大型化という携帯
性が重要視される化粧料容器における不具合をも回避す
ることができる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である化粧料容器の全体正面
図である。
【図2】その化粧料容器の化粧料塗布具の要部拡大断面
図である。
【図3】その化粧料塗布具の使用状態における要部拡大
断面図である。
【図4】この発明の第二実施例である化粧料容器の化粧
料塗布具の要部拡大断面図であるである。
【図5】その化粧料塗布具の使用状態における要部拡大
断面図である。
【図6】この第一実施例及び第二実施例において使用さ
れる塗布体の変形例である。
【図7】図6と同様塗布体の変形例である。
【図8】この発明の第三実施例である化粧料容器の化粧
料塗布具の要部拡大断面図であるである。
【図9】その化粧料塗布具の使用状態における要部拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 化粧料容器 2 化粧料塗布具 3 軸筒 4 カバー 5 塗布体 6 塗布軸 7 継手 8 止め具 9 空間 10 継手内周面 11 塗布軸外壁面 12 (継手内周面の)回り止めリブ 13 (塗布軸外壁面の)回り止めリブ 14 スプリング 15 内前端 16 (刷毛状の)塗布体 17 (砲丸状の)塗布体 18 櫛体 19 櫛体軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 正美 大阪府大阪市東成区東小橋2丁目11番10号 株式会社資生堂ビューテック内 (72)発明者 浜口 有里子 大阪府大阪市東成区東小橋2丁目11番10号 株式会社資生堂ビューテック内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸筒内に出没自在に保持されてなる塗布
    体、及びこの塗布体を押勢、被覆してなるカバーから構
    成され、上記軸筒内において出没自在に保持される塗布
    体と一体となる塗布軸を、回り止めリブによる係合によ
    り回動を阻止され前後方向に摺動自在となるように、ス
    プリングと共に弾性を持って収容してなる化粧料塗布
    具。
JP26016896A 1996-09-10 1996-09-10 化粧料塗布具 Pending JPH1080317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26016896A JPH1080317A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 化粧料塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26016896A JPH1080317A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 化粧料塗布具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1080317A true JPH1080317A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17344275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26016896A Pending JPH1080317A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 化粧料塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1080317A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231912A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Yoshino Kogyosho Co Ltd 塗布具付き容器
WO2017075817A1 (zh) * 2015-11-06 2017-05-11 陈文胜 气密型管状化妆品容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231912A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Yoshino Kogyosho Co Ltd 塗布具付き容器
WO2017075817A1 (zh) * 2015-11-06 2017-05-11 陈文胜 气密型管状化妆品容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5568669A (en) Lotion applicator
MX2011000942A (es) Brochas con cabezas removibles plegables.
JP2000185779A (ja) 塗布装置
JP4002423B2 (ja) ブラシ付き化粧料容器
KR20160013854A (ko) 린트 제거 장치
JPH0614836Y2 (ja) 塗布具のキヤツプ構造
JP2014520643A (ja) 製品、特に化粧用製品を包装しかつ塗布するためのシステム
JPH1099127A (ja) 化粧料容器
US2934775A (en) Power operated shoe care device
JPH1080317A (ja) 化粧料塗布具
KR900006963Y1 (ko) 액체도포구
KR20170081975A (ko) 화장용 도구
JPH019444Y2 (ja)
JP3677663B2 (ja) 化粧料塗布具
JP3718889B2 (ja) 化粧料塗布ブラシ
JPS6138488Y2 (ja)
JPS64173Y2 (ja)
JPH0630106Y2 (ja) 化粧料容器
KR102612302B1 (ko) 화장품 용기
JP4028514B2 (ja) アプリケーターと一体化した収容装置
JPS6310091Y2 (ja)
JP2018175244A (ja) 棒状化粧料繰出容器
JPH0625219Y2 (ja) 化粧料容器
JP2000050945A (ja) 化粧用ブラシ等の保護装置
JPH0534593Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20061018

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070320